JP2021147156A - クレーン及びクレーンの位置情報の補正方法 - Google Patents
クレーン及びクレーンの位置情報の補正方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021147156A JP2021147156A JP2020048057A JP2020048057A JP2021147156A JP 2021147156 A JP2021147156 A JP 2021147156A JP 2020048057 A JP2020048057 A JP 2020048057A JP 2020048057 A JP2020048057 A JP 2020048057A JP 2021147156 A JP2021147156 A JP 2021147156A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crane
- satellite positioning
- positioning antenna
- detecting means
- position information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 23
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 9
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 9
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Abstract
Description
そのため、現状では減速走行を行う距離を長くする等して振動を抑制する必要があるが、減速走行の距離を長くするとクレーンが停止するまでに要する時間が長くなるため、荷役効率が悪化する原因となっていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、減速走行時にクレーンが振動したり、ねじれたりした場合でも荷役効率の悪化を抑制できるクレーンの提供を目的とする。
そのため、クレーンの振動による影響を除去した位置情報を取得でき、減速走行時にクレーンが振動したり、ねじれたりした場合でも荷役効率の悪化を抑制できる。
まず図1〜図4を参照して本実施形態に係るクレーン1の構成を説明する。ここではクレーン1として、コンテナターミナル内で荷役対象としてのコンテナ10を搬送する門型のヤードクレーンを例示している。
図1及び図2に示すようにクレーン1は支持構造体3、桁7、走行機構5、トロリ9、スプレッダ12、衛星測位アンテナ11、位置変動検出手段15、及び補正手段31を備える。
図1のクレーン1は自動運転方式であり、コンテナターミナル内に設けられた図示しない管理棟から送信される荷役指令に従い、図2に示す走行制御部33が走行機構5、トロリ9、及びスプレッダ12を駆動することでコンテナ10の荷役を行う。走行制御部33はPLC等の制御装置であり、シルビーム6bに設けた電気室30(図1参照)に設けられる。
あるいは、傾斜角センサ等により常に鉛直上方を原点として、検出した位置変動を補正する機能を有するものでもよい。
図1ではターゲット13が衛星測位アンテナ11に直結されているが、クレーン1が振動中でもターゲット13と衛星測位アンテナ11の位置変動を検出できる範囲でターゲット13と衛星測位アンテナ11は離間して配置されてもよい。
なお、位置変動検出手段15が衛星測位アンテナ11を直視できない位置にある場合は鏡に衛星測位アンテナ11やターゲット13を写し、鏡に写った衛星測位アンテナ11やターゲット13の写像の位置変動を位置変動検出手段15が検出してもよい。
いずれの場合も測定値が複数得られるため、測定値の比較ができ、測定精度の向上や冗長化に寄与する。
まず、図3に示すように定速走行中で、ピッチング振動を生じていないクレーン1の衛星測位アンテナ11fのターゲット13を位置変動検出手段15としてのカメラが撮像しているとする。さらに、定速走行中のターゲット13を位置変動検出手段15が撮像した場合の映像41が図4の実線で示す映像であったとする。
この状態から、減速走行時にクレーン1が振動したとする。減速走行時には図3の破線で示すように、支持構造体3の上部がY方向に撓むことでY方向に振動し、衛星測位アンテナ11も振動に追従してY方向に振動する。なお図3では図示を簡略化するためにタイヤの圧縮による振動は記載を省略している。
具体的には補正手段31は、衛星測位アンテナ11が取得した位置情報のY座標から位置変動検出手段15が検出した衛星測位アンテナ11の位置変動の値を減じた座標を算出し、算出した座標をクレーン1の位置を示す位置情報とする。
位置変動検出手段15がターゲット13の位置変動を検出している場合、補正手段31はターゲット13の位置変動を基に、衛星測位アンテナ11が取得した位置情報を補正する。
補正手段31は衛星測位アンテナ11が取得した位置情報と位置変動検出手段15が検出した位置変動を基に補正値の演算ができる構造であれば、公知のコンピュータ等を用いればよい。また走行制御部33や位置変動検出手段15が補正手段31を兼ねてもよい。補正手段31は図2に例示するようにクレーン1の電気室30に設けられる。
よって、減速走行時にクレーン1が振動したり、ねじれたりした場合でも荷役効率の悪化を抑制できる。
よって衛星測位アンテナ11が位置情報を取得するタイミングが、位置変動検出手段15が衛星測位アンテナ11の位置変動を取得するタイミングと異なると、位置変動の測定値は衛星測位アンテナ11が位置情報を取得したタイミングの位置変動と異なる。
この場合は補正した位置情報も、衛星測位アンテナ11が位置情報を取得したタイミングでの位置変動を反映していないため、補正の精度が悪くなる。
そのため、衛星測位アンテナ11が位置情報を取得したタイミングに同期させて衛星測位アンテナ11の位置変動を取得するように位置変動検出手段15に指示するのが好ましい。
あるいは、衛星測位アンテナ11が取得した位置情報を位置変動検出手段15と補正手段31の両方が取得する構成とし、位置情報を取得したタイミングで位置変動検出手段15が衛星測位アンテナ11の位置変動を取得して補正手段31に送信してもよい。
このように、位置変動検出手段15が位置変動を取得するタイミングを衛星測位アンテナ11が位置情報を取得するタイミングに同期させることで、位置情報の補正の精度が益々向上する。
以上が本実施形態に係るクレーン1の構成の説明である。
まず、衛星測位アンテナ11が測位衛星100から所定のサンプリング周期で位置情報を取得しているとする(図5のS0)。
具体的には衛星測位アンテナ11が取得した位置情報をまず補正手段31が取得し、位置情報を取得したタイミングで補正手段31が位置変動検出手段15に衛星測位アンテナ11の位置変動を取得する指示を出す。指示を受けた位置変動検出手段15は衛星測位アンテナ11又はターゲット13の位置を検出して、位置変動を算出する。位置変動検出手段15は算出した位置変動を補正手段31に送信する。
次に、補正手段31は位置変動検出手段15が取得した位置変動に基づき、衛星測位アンテナ11が取得した位置情報を補正する(図5のS2、補正工程)。
以上が本実施形態に係るクレーン1を用いたクレーン1の位置情報の補正方法の手順の説明である。
そのため減速走行時にクレーン1が振動しても、減速走行距離を長くする等の、振動を抑える制御を行わずに目標位置でクレーン1を停止させる制御を正確に行うことができる。よって、減速走行時にクレーン1が振動したり、ねじれたりした場合でも荷役効率の悪化を抑制できる。
例えば上記した実施形態ではクレーン1としてヤードクレーンを例示したが、減速走行時に振動が発生するクレーンであれば、ヤードクレーン以外のクレーンにも本発明は適用できる。
また上記した実施形態ではクレーン1の運転方式として自動運転方式を例示したが、運転方式は手動運転方式でもよい。
しかしながら、ピッチング振動による衛星測位アンテナ11の位置変動を求められるのであれば、位置変動検出手段15とターゲット13のどちらを支持構造体3に固定するかは適宜選択できる。例えばターゲット13を台車17に設けてピッチング振動の影響を受けないようにし、位置変動検出手段15を支持構造体3の衛星測位アンテナ11近傍に固定してピッチング振動の影響を受けるようにしても、位置変動は求められる。
3 :支持構造体
3a、3b、3c、3d :脚部
5 :走行機構
6a、6b :シルビーム
7 :桁
7a、7b :桁部
8 :ワイヤ
9 :トロリ
10 :コンテナ
11、11a、11b、11c、11d、11e、11f :衛星測位アンテナ
12 :スプレッダ
13 :ターゲット
15 :位置変動検出手段
17 :台車
19 :連結部
21a、21b :脚タイビーム
30 :電気室
31 :補正手段
33 :走行制御部
41 :映像
100 :測位衛星
Claims (5)
- 測位衛星から自身の位置情報を取得する衛星測位アンテナを備えるクレーンであって、
前記クレーンの振動に起因する前記衛星測位アンテナの位置変動を検出する位置変動検出手段と、
前記衛星測位アンテナ及び前記位置変動検出手段に接続され、前記位置変動検出手段が検出した前記位置変動に基づき、前記衛星測位アンテナが取得した前記位置情報を補正する補正手段と、
を備えることを特徴とするクレーン。 - 前記クレーンにおける前記衛星測位アンテナの位置を示す標識であるターゲットを備え、
前記位置変動検出手段は前記ターゲットの位置を検出する装置であり、
前記補正手段は、前記位置変動検出手段が検出した前記ターゲットの位置変動を基に、前記衛星測位アンテナが取得した前記位置情報を補正する、請求項1に記載のクレーン。 - 支持構造体と、前記支持構造体の下端に設けられて前記支持構造体を走行させる走行機構を備え、
前記位置変動検出手段又は前記ターゲットの一方は、前記走行機構が走行する路面の凹凸に追従するように前記支持構造体に連結されて前記路面を走行する台車に設けられる、請求項2に記載のクレーン。 - 前記衛星測位アンテナは予め定められた所定の周期で自身の前記位置情報を前記測位衛星から取得する装置であり、
前記位置変動検出手段は、前記衛星測位アンテナが前記位置情報を取得したタイミングにおける前記衛星測位アンテナの位置変動を検出する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のクレーン。 - 測位衛星から自身の位置情報を取得する衛星測位アンテナを備えるクレーンを用い、前記衛星測位アンテナが取得した前記位置情報を補正する、クレーンの位置情報の補正方法であって、
前記クレーンの振動に起因する前記衛星測位アンテナの位置変動を検出する位置変動検出工程と、
前記位置変動検出工程で取得した前記位置変動に基づき、前記衛星測位アンテナが取得した前記位置情報を補正する補正工程と、
を実施することを特徴とするクレーンの位置情報の補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020048057A JP7295603B2 (ja) | 2020-03-18 | 2020-03-18 | クレーン及びクレーンの位置情報の補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020048057A JP7295603B2 (ja) | 2020-03-18 | 2020-03-18 | クレーン及びクレーンの位置情報の補正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021147156A true JP2021147156A (ja) | 2021-09-27 |
JP7295603B2 JP7295603B2 (ja) | 2023-06-21 |
Family
ID=77850776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020048057A Active JP7295603B2 (ja) | 2020-03-18 | 2020-03-18 | クレーン及びクレーンの位置情報の補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7295603B2 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06317652A (ja) * | 1993-04-30 | 1994-11-15 | Suzuki Motor Corp | Gps車両位置検出システム |
JPH0873008A (ja) * | 1994-09-06 | 1996-03-19 | Hitachi Ltd | ブレーキ制動型機械の位置制御方法 |
JPH107211A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-13 | Kito Corp | スタッカークレーンの停止制御方法 |
JPH11189393A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 振れ検出装置 |
JP2004059159A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-02-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 荷役機械及びその走行制御方法 |
JP2004284699A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ヤードクレーン |
JP2018114924A (ja) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | 株式会社クボタ | 作業車 |
JP2018167939A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 株式会社三井E&Sマシナリー | クレーンの制御システム及び制御方法 |
-
2020
- 2020-03-18 JP JP2020048057A patent/JP7295603B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06317652A (ja) * | 1993-04-30 | 1994-11-15 | Suzuki Motor Corp | Gps車両位置検出システム |
JPH0873008A (ja) * | 1994-09-06 | 1996-03-19 | Hitachi Ltd | ブレーキ制動型機械の位置制御方法 |
JPH107211A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-13 | Kito Corp | スタッカークレーンの停止制御方法 |
JPH11189393A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 振れ検出装置 |
JP2004059159A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-02-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 荷役機械及びその走行制御方法 |
JP2004284699A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ヤードクレーン |
JP2018114924A (ja) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | 株式会社クボタ | 作業車 |
JP2018167939A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 株式会社三井E&Sマシナリー | クレーンの制御システム及び制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7295603B2 (ja) | 2023-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100494882C (zh) | 基于图像处理的架空线磨损测量装置 | |
US20120263347A1 (en) | Three-dimensional scanner and robot system | |
EP2485010B1 (en) | Method for measuring a rail profile by optical triangulation and corresponding measuring system | |
KR101462344B1 (ko) | 천정 크레인의 주행레일의 주행 직진도 진단장치 및 진단방법 | |
WO2018105742A1 (ja) | クレーン | |
JP2018203397A (ja) | コンテナクレーンの制御システム及びコンテナクレーンの制御方法 | |
JP5796684B2 (ja) | レーザ測定による支持物検知装置 | |
TWI705230B (zh) | 車輛尺寸測量裝置及車輛尺寸測量方法 | |
CN109931905B (zh) | 跨座式单轨接触轨的检测系统及检测方法和工程车 | |
WO2020134095A1 (zh) | 车辆停车定位装置及车辆停车引导方法 | |
JP6277468B2 (ja) | 車両前方電柱位置検査装置 | |
CN112240752A (zh) | 随车检验轨道车辆动态包络线的测试装置和测试方法 | |
JP2012251882A (ja) | ふく進測定装置、ふく進測定システム及びふく進測定方法 | |
JP2021147156A (ja) | クレーン及びクレーンの位置情報の補正方法 | |
US20190009413A1 (en) | Robot system | |
CN102774752B (zh) | 一种应用基于北斗卫星定位系统的龙门起重机自动纠偏系统的方法 | |
JP5558159B2 (ja) | 検査装置および検査方法 | |
CN111243010A (zh) | 智能天车图像识别钢卷车辆装载系统及方法 | |
JP3339719B2 (ja) | トロリー線の高さ測定装置 | |
EP2796402A1 (en) | System and control procedure for the positioning of bridge cranes | |
KR102534613B1 (ko) | 레이저 스캔을 통한 레일 음향 러프니스 측정 장치 및 방법 | |
CN109443811B (zh) | 一种非接触式测量受电弓模态的方法 | |
CN115616008B (zh) | 臂架、移动式辐射探测设备、验收系统和安检方法 | |
JP2625222B2 (ja) | コイル位置検出装置 | |
KR101992098B1 (ko) | 샤시 위치 안내 시스템 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20220111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230509 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20230606 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230606 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7295603 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |