JP2021145783A - 洗浄の方法、システム、プログラム、記録媒体および機器 - Google Patents

洗浄の方法、システム、プログラム、記録媒体および機器 Download PDF

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Abstract

【課題】処理液の交換時期の管理を軽減するとともに処理液の機能低下を抑制する。【解決手段】食器類を含む被洗浄物(14)を洗浄する洗浄機(4)を用いた洗浄工程前に被洗浄物を処理液(18)に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄方法であって、浸漬槽(8)に溜めた処理液を洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点で交換するかを表す交換情報を取得する工程と、洗浄機の稼働情報を取得する工程と、時間の経過を監視し、稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後かを判定する工程と、洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れかの時点で浸漬槽の処理液交換を行う工程とを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、食器類などの被洗浄物のたとえば、自動洗浄前に処理液への浸漬処理を前置する洗浄管理技術に関する。
汚れた食器類などの被洗浄物の洗浄に関し、この被洗浄物を自動洗浄前に処理液に浸し、被洗浄物から汚れを浮かした後、自動洗浄に移行させることは洗浄効率を高める上で有効である。
この食器類などの洗浄に関し、浸漬槽、洗浄室、搬送手段、洗浄水の噴射機構を備え、食器カゴを浸漬槽から洗浄室に搬送手段により順次通過させ、浸漬水に浸漬後、洗浄水の.射により、食器カゴ内の食器を洗浄することが開示されている(たとえば、特許文献1)。
コンベア機構、カゴ、エレベーター機構、浸漬槽などを備え、食器を収容する山積み頻度を低減させることが開示されている(たとえば、特許文献2)。
特開2013−111117 特開平10−108816
ところで、飲食後の食器類などの被洗浄物は洗浄機で自動洗浄が行われるが、この自動洗浄工程前に処理液に被洗浄物を浸漬する浸漬工程が前置されている。斯かる工程では、浸漬槽に被洗浄物を浸すことにより被洗浄物から油やお米などの汚れを浮かし、洗浄機能を高めることができる。そして、作業者は浸漬槽から被洗浄物を取り出してバスケットに並べて洗浄機に投入し、洗浄機による自動洗浄が行われる。
浸漬槽から被洗浄物の取り出しは作業者により行われており、作業負荷が大きい。これに加え、浸漬槽の処理液には被洗浄物から離脱した汚れが残留し、処理液から悪臭などを発するので、作業環境を劣悪化し、作業者に対する負荷が大きい。
臭気レベルを低減するには適時に処理液の使用状態を監視し、交換時期を管理することが必要であり、交換時期が遅延すれば洗浄前の処理効率が低下することから、処理液の交換時期の管理は作業者の負担となるという課題がある。
また、処理液の交換を洗浄機の稼働中に行うと、洗浄前処理が遅延してしまうという課題もある。
発明者は、斯かる処理液交換の管理から作業者を開放し、効率的な洗浄前処理を実施することが有益であるとの知見を得た。
そこで、本発明の目的は、上記課題ないし上記知見に鑑み、処理液の交換時期の管理を軽減するとともに処理液の機能低下を抑制することにある。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄方法の一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄方法であって、浸漬槽に溜めた前記処理液を前記洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点で交換するかを表す交換情報を取得する工程と、
前記洗浄機の稼働情報を取得する工程と、時間の経過を監視し、前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後かを判定する工程と、前記洗浄機の前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後の何れかの時点で前記浸漬槽の処理液交換を行う工程とを含む。
この洗浄方法において、さらに、前記処理液の交換時間を算出し、前記稼働開始前の少なくとも前記交換時間前に前記処理液の交換を開始する工程を含んでよい。
この洗浄方法において、前記処理液を交換する工程には、前記浸漬槽から使用済みの前記処理液の廃棄し、処理液槽から処理液を前記浸漬槽に供給する工程、または、前記浸漬槽で処理液を生成する工程の何れかまたは双方の工程を含んでよい。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄システムの一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄システムであって、前記処理液を溜める浸漬槽と、前記処理液を前記洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点で交換するかを表す交換情報を取得し、前記洗浄機の稼働情報を取得し、時間の経過を監視して前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後かを判定し、設定された前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後の何れかの時点で前記浸漬槽の処理液交換を行う制御部とを備える。
この洗浄システムにおいて、さらに、前記制御部は、前記処理液の交換時間を算出し、前記稼働開始前の少なくとも前記交換時間前に前記処理液の交換を開始してよい。
この洗浄システムにおいて、さらに、前記制御部は、前記浸漬槽から使用済みの前記処理液の廃棄し、処理液槽から処理液を前記浸漬槽に供給する制御、または、前記浸漬槽で処理液を生成する制御の何れかまたは双方を含んでよい。
上記目的を達成するため、本発明のプログラムの一側面によれば、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、浸漬槽に溜めた処理液を洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点で交換するかを表す交換情報を取得する機能と、前記洗浄機の稼働情報を取得する機能と、時間の経過を監視し、前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後かを判定する機能と、設定された前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後の何れかの時点で前記浸漬槽の処理液交換を制御する機能とを前記コンピュータに実行させる。
このプログラムにおいて、さらに、前記処理液の交換時間を算出し、前記稼働開始前の少なくとも前記交換時間前に前記処理液の交換を開始する制御情報を生成する機能を前記コンピュータに実行させてよい。
このプログラムにおいて、さらに、前記浸漬槽から使用済みの前記処理液の廃棄し、処理液槽から処理液を前記浸漬槽に供給する制御情報の生成、または、前記浸漬槽で処理液を生成する制御情報の生成の何れかまたは双方を前記コンピュータに実行させてよい。
上記目的を達成するため、本発明の記録媒体の一側面によれば、前記プログラムを格納した記録媒体である。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄機器の一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄機器であって、前記処理液を溜める浸漬槽と、前記処理液を前記洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点で交換するかを表す交換情報を取得し、前記洗浄機の稼働情報を取得し、時間の経過を監視して前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後かを判定し、設定された前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後の何れかの時点で前記浸漬槽の処理液交換を行う制御部とを備える。
この洗浄機器において、さらに、前記制御部は、前記処理液の交換時間を算出し、前記稼働開始前の少なくとも前記交換時間前に前記処理液の交換を開始してよい。
この洗浄機器において、さらに、前記制御部は、前記浸漬槽から使用済みの前記処理液の廃棄し、処理液槽から処理液を前記浸漬槽に供給する制御、または、前記浸漬槽で処理液を生成する制御の何れかまたは双方を含んでよい。
本発明によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 処理液の交換時点を洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後から選択でき、交換時期の管理を軽減できる。
(2) 使用済みの処理液は洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後に交換することができ、処理液交換の自動化を図ることができる。
(3) 処理液の交換時期の管理から作業者を開放でき、作業者負担を軽減できる。
第1の実施の形態に係る洗浄前処理工程を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る洗浄システムを示す図である。 洗浄前処理部を示す図である。 処理液の交換時点選択画面表示を示す図である。 洗浄機の稼働時間および処理液の交換時間を示す図である。 洗浄システムのハードウェアを示す図である。 処理液管理データベースを示す図である。 被洗浄物の洗浄前処理を示す図である。 処理液の交換動作を示す図である。 処理液の交換の情報提示を示す図である。 洗浄機の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る洗浄前処理工程を示すフローチャートである。 洗浄機の稼働時間および処理液の交換時間を示す図である。 第3の実施の形態に係る洗浄前処理工程を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る洗浄システムを示す図である。 洗浄前処理部を示す図である。 洗浄システムのハードウェアを示す図である。 処理液の生成制御を示す図である。 処理液の生成の情報提示を示す図である。 処理液の生成制御を示す図である。 第4の実施の形態に係る洗浄機器を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る洗浄前処理工程を示している。図1に示す工程は一例であり、この工程に本発明が限定されるものではない。この洗浄前処理工程において、Sは一部の工程、Sに付した番号は順序の一例である。
この洗浄前処理工程には被洗浄物14の処理液18への浸漬処理の制御に加え、処理液18の交換に関し、処理液18の交換情報の取得(S101)、洗浄機4の稼働情報の取得(S102)、洗浄機4の稼働監視(S103)、処理液18の交換時点の判定(S104、S105、S106、S107)、処理液18の交換(S108)などが含まれる。
処理液18の交換情報の取得(S101): 浸漬槽8の処理液18の交換に関し、制御部26は交換情報を取得する。処理液18の交換時点に関し、交換情報には、洗浄機4の稼働開始時点前、稼働開始時点後または稼働終了時点の何れかの選択情報が含まれる。「稼働開始時点前」は、稼働開始前の一例であり、「稼働開始時点後」は、稼働開始後の一例であり、また、「稼働終了時点」は、稼働終了後の一例である。したがって、制御部26には、処理液18の交換情報として、稼働開始時点前、稼働開始時点後または稼働終了時点の何れかを取得し、特定の交換情報を設定する。
洗浄機4の稼働情報の取得(S102): 洗浄機4の稼働について、制御部26はたとえば、洗浄機4から稼働情報を取得する。この稼働情報には、洗浄機4の稼働開始時点から稼働終了時点までの稼働期間、稼働終了時点から稼働開始時点までの稼働休止期間の双方を含む。
洗浄機4の稼働監視(S103): 制御部26は、稼働情報により洗浄機4の稼働を監視する。
処理液18の交換時点の判定(S104、S105、S106、S107): 制御部26は、カレンダー情報やタイマー情報を参照し、交換情報および洗浄機4の稼働情報から処理液18の交換時点の到来を判定する。
処理液18の交換(S108): 処理液18の交換時点を判定したとき、制御部26は処理液18の交換を制御する。
<洗浄システム2>
図2は、洗浄システム2を示している。図2に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この洗浄システム2は洗浄機4に隣接する洗浄前処理部6を備えている。この洗浄前処理部6には浸漬槽8、処理液槽10および被洗浄物待機部12が設置されている。
洗浄機4は、洗浄前処理部6で洗浄前処理が施された被洗浄物14を洗浄する。洗浄前処理部6は洗浄機4での洗浄前に被洗浄物14から汚れを剥離させるなどの洗浄前処理を行う。
浸漬槽8は、処理液18(図3)を溜め、処理液18に被洗浄物14を浸漬させ、被洗浄物14から汚れを隔離させる。処理液18は、被洗浄物14から汚れを剥離または離脱させるための洗剤液であり、たとえば、原液と希釈液の混合液である。
処理液槽10は、予め生成した処理液18を待機させる。
被洗浄物待機部12は、搬入口16から洗浄前処理部6に搬入された食器類などの被洗浄物14を浸漬前に待機させる。この被洗浄物待機部12から被洗浄物14は浸漬槽8に移送され、処理液18に一定時間の浸漬後、洗浄機4に移送して洗浄される。
<洗浄前処理部6>
図3は、洗浄前処理部6の一例を示している。図3において、図2と同一部分には同一符号を付してある。
浸漬槽8には処理液18が溜められ、液位センサ20、昇降機構22、廃棄ポンプ24などが設置されている。
液位センサ20は処理液18の液位を検出する。この検出液位は制御部26に取り込まれる。制御部26は、検出液位を受け、処理液18の状態情報を含む処理液情報を取得する。
昇降機構22は上部にコンベア部28を備え、被洗浄物待機部12側のコンベア部30からバスケット32単位で被洗浄物14を受けて浸漬槽8で昇降させる。この昇降機構22は制御部26で制御される昇降駆動部34で駆動される。被洗浄物14は下降させたとき、処理液18中に一定時間だけ浸漬し、浸漬終了後、上昇させる。この昇降位置は、昇降駆動部34に併設された昇降センサ36で検出される。この昇降位置を表す検出信号は制御部26に取り込まれる。制御部26は検出信号を受け、被洗浄物14の浸漬位置を処理液18中の最適位置に制御する。
廃棄ポンプ24は廃棄管38を備え、使用済みの処理液18の廃棄に用いられ、処理液18は浸漬槽8のボトム側から廃棄される。この廃棄ポンプ24にはポンプ駆動部40が備えられる。処理液18の廃棄時、ポンプ駆動部40は制御部26によって制御され、廃棄ポンプ24を駆動する。
処理液槽10には予め生成した処理液18を溜め、浸漬槽8の使用済みの処理液18の交換に備える。処理液槽10の底部には処理液18を浸漬槽8に供給するための供給管42が接続されている。この供給管42は電磁バルブ44で開閉可能である。この電磁バルブ44の開閉は制御部26の制御によりバルブ駆動部46で行われる。
そして、制御部26には洗浄機4が接続され、洗浄機4の稼働情報を洗浄機4から直接取得可能である。制御部26で生成される提示情報は情報提示部48に提示され、タッチセンサ50からタッチ入力により処理液18の交換情報などを制御部26に取得させることができる。情報提示部48は、たとえば、LCD(Liquid Crystal Display)などの情報提示機器で構成され、各種情報処理のためのモード表示などの情報提示に用いられる。
<処理液18の交換情報の設定>
図4は、処理液18の交換情報の設定画面52を示している。この設定画面52は情報提示部48の提示画面の一例であり、その表面にはタッチセンサ50が配置されている。
この設定画面52には初期モードから制御部26の制御により、情報提示部48に提示させることができる。この設定画面52にはタイトル部54、選択表示部56−1、56−2、56−3が提示される。タイトル部54には処理液18の交換を表すメッセージ情報としてたとえば、「処理液の交換時点の設定」が明示される。
交換時点の選択について、選択表示部56−1には選択ボタン58−1とともに交換時点として「洗浄機の稼働開始前」が明示されている。選択表示部56−2には選択ボタン58−2とともに交換時点として「洗浄機の稼働開始後」が明示されている。また、選択表示部56−3には選択ボタン58−3とともに交換時点として「洗浄機の稼働終了後」が明示されている。
この設定画面52を用いれば、処理液18の交換時点について、選択ボタン58−1の操作で「洗浄機の稼働開始前」、選択ボタン58−2の操作で「洗浄機の稼働開始後」、または、選択ボタン58−3の操作で「洗浄機の稼働終了後」の何れかを設定し、制御部26に交換情報を取得させることができる。
そして、再設定ボタン59の操作により設定内容をキャンセルし、交換情報の再設定が可能である。
<洗浄機4の稼働時間Tmと処理液18の交換時間Tc>
図5のAは、洗浄機4の稼働時間Tmを示している。つまり、洗浄機4は稼働開始時点Tsから稼働終了時点Tnまでの間を稼働時間Tmとして稼働する。稼働時間Tmに連続する破線は、洗浄機4の稼働開始前または稼働終了後を示している。
図5のBは、洗浄機4の稼働開始前に設定された交換時間Tcを示している。交換時間Tcは処理液18の交換に必要な時間を表し、時点tsから時点teの一定時間で処理液18の交換を行う。この例では、稼働開始時点Tsより前に交換時間Tcが設定され、交換終了の時点teは稼働開始時点Tsより前に設定されている。
図5のCは、洗浄機4の稼働開始後に設定された交換時間Tcを示している。この例では、稼働開始時点Ts(=ts)から時点teで処理液18の交換を完了している。
図5のDは、洗浄機4の稼働終了後に設定された交換時間Tcを示している。この例では、稼働終了時点Tnに処理液交換を開始する時点tsが設定されている。
<制御部26による制御>
制御部26の制御には、
(1) 処理液18の交換情報の取得制御
(2) 洗浄機4の稼働情報の取得制御
(3) 時間の経過監視および稼働時点の判定制御
(4) 処理液18の交換制御
(5) 情報の提示
(6) 被洗浄物14の浸漬制御
などが含まれる。
<洗浄システム2のハードウェア>
図6は、洗浄システム2のハードウェアを示している。この洗浄システム2において 、図3と同一部分には同一符号を付してある。
制御部26は通信機能を有するコンピュータで構成される。この制御部26には、プロセッサ60、記憶部62、入出力部(I/O)64、通信部66、タイマー68が含まれる。
プロセッサ60は、記憶部62にあるOS(Operating System)を実行し、既述の洗浄前処理の制御に用いられる本開示のプログラムなどの各種プログラムを実現するための情報処理を実行する。
記憶部62は、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)などの記憶素子を備え、本開示の洗浄プログラムなどを格納する記録媒体の一例である。この記憶部62にはOS、既述の洗浄前処理の制御情報の生成などを実行するための処理プログラムなど、各種のプログラム、液位などの処理液情報などが格納される。本開示では、処理液管理に関する各種情報が処理液管理データベース(DB)72によって記憶部62に格納される。
I/O64は、プロセッサ60の制御により、操作入力部70からの情報の入力、情報の取出しなどを行う。このI/O64には、液位センサ20、昇降センサ36、タッチセンサ50などのセンサ機器からの検出出力や、タイマー68の計時出力や操作入力部70からの操作入力が取り込まれる。そして、I/O64は、洗浄機4、昇降駆動部34、ポンプ駆動部40、バルブ駆動部46などの機器に対する制御信号や駆動信号を出力し、情報提示部48に対しては提示情報を出力する。
タイマー68は、浸漬時間Tdなどの計時に用いられる。通信部66はプロセッサ60の制御により、図示しない情報端末やリモコン装置などとの無線接続または有線接続により情報の授受を行う。
操作入力部70にはキーボードやマウスの他、情報提示部48の表示画面に設置されたタッチセンサ50などを含んでよい。
<処理液管理DB72>
図7は、処理液管理DB72の一例を示している。この処理液管理DB72には、処理液管理ファイル74が含まれる。この処理液管理ファイル74には、被洗浄物情報部76、洗浄前処理部情報部78、洗浄機情報部80および制御履歴情報部82が設定されている。
被洗浄物情報部76には、被洗浄物14を特定するための識別情報が格納される。洗浄前処理部情報部78には処理液部78−1、交換時間部78−2、交換情報部78−3が含まれる。
処理液部78−1には処理液18の属性情報などが格納される。この処理液部78−1には原液部78−11、希釈液部78−12、濃度部78−13、基準濃度部78−14が準備されている。原液部78−11は処理液18の原液情報が格納される。希釈液部78−12には原液を希釈する希釈液情報が格納されている。濃度部78−13には使用中の処理液18の検出濃度などが格納される。基準濃度部78−14には処理液18に設定すべき原液と希釈液の比率など、処理液18の基準濃度が格納される。
交換時間部78−2には浸漬槽8の処理液交換に必要な時間を表す時間情報が格納される。交換情報部78−3には処理液交換に必要な交換情報としてたとえば、交換時点を表す時点情報が格納される。
洗浄機情報部80には仕様情報部80−1、稼働情報部80−2が設定されている。仕様情報部80−1には洗浄機4の処理能力などの仕様情報が格納される。稼働情報部80−2には洗浄機4に設定される稼働時間、稼働開始時刻、稼働終了時刻、稼働休止時間などの稼働情報が格納される。
そして、制御履歴情報部82には、処理液交換、稼働情報の変更記録など、制御履歴を表す履歴情報が格納される。
<被洗浄物14の洗浄前処理>
被洗浄物14は図8のAに示すように、被洗浄物待機部12からコンベア部30により、浸漬槽8側のコンベア部28に引き渡される。
コンベア部28より被洗浄物14は図8のBに示すように、昇降機構22の下降により、処理液18に浸漬させる。この被洗浄物14の下降は昇降センサ36で検出される。そして、処理液18に被洗浄物14を浸漬すると、被洗浄物14の表面に付着している汚れは処理液18の洗浄機能により被洗浄物14から剥離し、処理液18中に離脱する。
被洗浄物14は所定時間の浸漬の後、破線で示すように、昇降機構22の上昇により処理液18から引き上げられる。この被洗浄物14の上昇は昇降センサ36で検出される。上昇させた被洗浄物14は、コンベア部28により浸漬槽8から洗浄機4へ渡され、所定の洗浄が行われる。
<浸漬槽8の処理液交換>
使用済みの処理液18は、図9のAに示すように、ポンプ駆動部40が制御部26から駆動開始信号を受けて廃棄ポンプ24を駆動し、浸漬槽8から廃棄される。
この処理液18の廃棄は、図9のBに示すように、浸漬槽8が空になるまで行われる。浸漬槽8が空になった時点で廃棄ポンプ24を停止させる。
そして、浸漬槽8が空になった時点で、バルブ駆動部46が制御部26から駆動開始信号を受けて電磁バルブ44を開き、処理液槽10から新規の処理液18が基準液位Lrefに到達するまで浸漬槽8に供給される。
<処理液交換の情報提示>
処理液18の廃棄、廃棄終了および供給について、制御部26は、情報提示部48に廃棄動作提示画面84(図10のA)、廃棄終了提示画面86(図10のB)または処理液供給提示画面88(図10のC)を生成させる。
廃棄動作提示画面84には、図10のAに示すように、処理液18の廃棄を表すタイトル部90、処理液18の廃棄動作表示92、液位表示94が含まれる。
廃棄終了提示画面86には、図10のBに示すように、廃棄終了を表すタイトル部96、廃棄終了表示98、液位表示100が含まれる。
処理液供給提示画面88には、図10のCに示すように、処理液18の供給を表すタイトル部102、供給表示104、液位表示106が含まれる。
このような提示画面84、86、88により、動作状況や処理液情報を容易に認識することができる。
<洗浄機4>
図11は、洗浄機4の一例を示している。この洗浄機4は、洗浄前処理部6で処理液18による浸漬処理を完了した被洗浄物14を洗浄する。
この洗浄機4には、洗浄前処理部6と一体に筐体204を備える。この筐体204には、洗浄タンク206、洗浄室208、すすぎタンク210が備えられる。洗浄タンク206に溜められた洗浄水212は、洗浄ポンプ214により圧送され、洗浄ノズル216−1、216−2から洗浄室208に噴射する。洗浄室208に導入されたバスケット32上で被洗浄物14が洗浄される。
この被洗浄物14の洗浄後、すすぎタンク210に溜められたすすぎ水218は、すすぎポンプ220により圧送され、すすぎノズル222−1、222−2から洗浄室208に噴霧される。これにより、洗浄後の被洗浄物14のすすぎが行われる。
この洗浄システム2では洗浄機4の洗浄工程前に洗浄前処理部6を前置しているが、洗浄機4の形態は例示した形態に限定されるものではない。
<第1の実施の形態の効果>
この第1の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 使用済みの処理液18の交換時に稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点かを選択して設定でき、処理液交換の管理を軽減できる。
(2) 使用済みの処理液18の交換タイミングおよび処理液交換を自動化できる。
(3) 機能低下した処理液18の継続使用を防止でき、処理液18の機能低下による悪臭の放散など、環境悪化を防止できる。
(4) 処理液18の交換動作を画面表示によって認識できることができる。
(5) 処理液18の機能低下の監視業務の作業者に対する負担を軽減できる。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態では、処理液18の交換時点が洗浄機4の稼働開始前を交換終了点とする交換情報が設定され、この交換情報に基づき、洗浄機4の稼働開始時点で処理液18の交換を完了する。
図12は、第2の実施の形態に係る洗浄前処理工程のサブルーティンを示している。この工程は一例であり、この工程に本発明が限定されるものではない。この洗浄前処理工程において、Sは一部の工程、Sに付した番号は順序の一例である。
この洗浄前処理工程には洗浄機4の稼働監視(S201)、処理液18の交換時間Tcの取得(S202)、処理液交換の時点の監視(S203)、処理液18の交換時点の判定(S204)、処理液18の交換(S205)、処理液18の交換終了の判定(S206)などが含まれる。
洗浄機4の稼働監視(S201): 制御部26は、洗浄機4の稼働情報を取得し、洗浄機4の稼働を監視する。
処理液18の交換時間Tcの取得(S202): 制御部26は、処理液18の交換に要する時間として交換時間Tcを取得する。この交換時間Tcは処理液管理DB72(図7)から取得すればよい。
処理液交換の時点の監視(S203): 制御部26は、予めユーザー設定に係る交換情報に基づき、処理液交換時点の到来を監視する。
処理液18の交換時点の判定(S204): この実施の形態では、図12に示すように、処理液18の交換開始時点が交換時間Tc前に設定されている。制御部26は、斯かる開始時点の到来を時間情報から判定する。
処理液18の交換(S205): 交換時点が到来したとき(S204のYES)、制御部26は、処理液18の交換を開始させる。この処理液交換は、浸漬槽8に被洗浄物14が浸漬されていないときに行う。このとき、ポンプ駆動部40の制御により廃棄ポンプ24を動作させて使用済みの処理液18の廃棄を行い(図9のA)、処理液18の全廃棄により浸漬槽8を空状態にし(図9のB)、廃棄ポンプ24の動作を停止させる。そして、バルブ駆動部46を制御して電磁バルブ44を開き、処理液槽10から浸漬槽8に処理液18を供給し(図9のC)、処理液18の液位Lを基準液位Lrefに到達させる。
処理液18の交換終了の判定(S206): 処理液18の液位Lが基準液位Lrefに到達したとき液位センサ20の検出出力を受け、制御部26はバルブ駆動部46を制御して電磁バルブ44を閉じる。これにより、処理液槽10からの処理液18の供給が停止され、浸漬槽8の処理液18の液位Lが基準液位Lrefに制御される。そして、既述のS101(図1)にリターンする。
<洗浄機4の稼働時間開始前の処理液18の交換>
図13のAは、図5のAと同様に洗浄機4の稼働時間Tmを示している。
図13のBは、洗浄機4の稼働開始直前に処理液交換を完了させる交換時間Tcを示している。この交換時間Tcは処理液18の交換に必要な時間を表し、時点tsから時点teの一定時間で処理液18の交換を行う。この例では、稼働開始時点Tsから交換時間Tc前を交換開始時点tsとする交換時間Tcが設定されている。
このように稼働開始時点Tsから交換時間Tcだけ前の時点から交換時間Tcを設定すれば、交換時間Tcの終了とともに洗浄機4の稼働が開始される。
<第2の実施の形態の効果>
この第2の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 洗浄機4の稼働開始直前に処理液18の交換を完了し、被洗浄物14の洗浄に備えることができる。
(2) 洗浄機4の稼働停止時間中に浸漬槽8の処理液18における懸濁物を浸漬槽8の底部に沈澱させることができ、浸漬槽8のボトム側からの使用済みの処理液18の廃棄とともに懸濁物を槽外に廃棄できる。懸濁物の残留を回避でき、処理液18の使用前の機能低下を防止できる。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態では、処理液18の交換時点において、浸漬槽8内での処理液18の生成が可能である。
図14は、第3の実施の形態に係る洗浄前処理工程のサブルーティンを示している。この工程は一例であり、この工程に本発明が限定されるものではない。この洗浄前処理工程において、Sは一部の工程、Sに付した番号は順序の一例である。
この洗浄前処理工程には、使用済みの処理液18の廃棄(S301)、廃棄完了の判定(S302)、処理液槽10に待機中の処理液18の使用判定(S303)、浸漬槽8へ処理液18の供給(S304)、液位Lの判定(S305)、処理液交換の終了(S306)、処理液槽10の処理液18の有無判定(S307)、処理液18の生成(S308)、原液19および希釈液21の供給(S309)、濃度Nの検出(S310)、濃度Nの判定(S311)、基準液位Lrefの判定(S312)などが含まれる。
使用済みの処理液18の廃棄(S301): 予め設定された交換時点において、制御部26はポンプ駆動部40の制御により廃棄ポンプ24を駆動し、使用済みの処理液18を浸漬槽8から廃棄する。
廃棄完了の判定(S302): 制御部26は浸漬槽8からの処理液18の廃棄を監視し、廃棄ポンプ24およびポンプ駆動部40の動作情報を受け、浸漬槽8から使用済みの処理液18が廃棄されたかを判断する。
処理液槽10に待機中の処理液18の使用判定(S303): 浸漬槽8から使用済みの処理液18の廃棄を完了したとき、制御部26は処理液槽10に待機中の処理液18の使用を判定する。この実施の形態では、処理液槽10に処理液18があれば、この処理液18を使用し、必要に応じて原液19と希釈液21により浸漬槽8で処理液18を生成する処理を可能にしている。このため、処理液槽10の処理液18の使用か、処理液18の生成かを選択可能である。
浸漬槽8へ処理液18の供給(S304): 処理液槽10に処理液18があれば、この処理液18を浸漬槽8に供給すればよい。このとき、制御部26はバルブ駆動部46を制御し、電磁バルブ44を開弁する。これにより、処理液18が供給管42から浸漬槽8に供給される。
液位Lの判定(S305): この処理液18の供給中、継続して液位センサ20が浸漬槽8の処理液18の液位Lを検出する。制御部26はこの液位Lを表す液位情報を取得し、液位Lが基準液位Lrefに達したかを判定する。
処理液交換の終了(S306): 液位Lが基準液位Lrefに達したとき(S305のYES)、制御部26はバルブ駆動部46を制御し、電磁バルブ44を閉弁する。これにより処理液交換を終了し、浸漬槽8の処理液18の液位Lが基準液位Lrefに制御される。
処理液槽10の処理液18の有無判定(S307): 処理液18の供給中、制御部26は液位センサ20の検出出力から液位Lの上昇を監視し、その上昇傾向から処理液槽10に処理液18が存在しているかを判断する。つまり、処理液槽10に処理液18がなければ、液位Lは上昇しない。処理液槽10に処理液18が存在すれば(S307のYES)、処理液18の供給を継続し、S305〜S306の処理を行う。
処理液18の生成(S308): 処理液槽10に待機中の処理液18の使用しない場合(S303のNO)、または、処理液槽10に処理液18がなければ(S307のNO)、制御部26は処理液18の生成に移行する。
原液19および希釈液21の供給(S309): 処理液18の生成では、制御部26がバルブ駆動部47を制御して電磁バルブ45を開弁し、同様にバルブ駆動部53を制御して電磁バルブ51を開弁する。これにより原液槽11から原液19が供給管43を通して浸漬槽8に供給されるとともに、希釈液槽13から希釈液21が供給管49を通して浸漬槽8に供給される。この結果、浸漬槽8では原液19が希釈液21で希釈され、処理液18が生成される。
濃度Nの検出(S310): 処理液18の生成において、濃度センサ25から生成中ないし生成後の処理液18の濃度Nが検出され、制御部26は濃度センサ25の検出出力から濃度情報を取得する。
濃度Nの判定(S311): 制御部26は処理液18の濃度Nを判定し、濃度Nが基準濃度Nrefに達したかを判定する。この判定結果に応じて制御部26は、電磁バルブ45、51の開度を制御し、原液19または希釈液21の供給量を制御し、処理液18の濃度Nが基準濃度Nrefに制御される。この濃度Nは、処理液18中の原液19と希釈液21の比率であり、原液19の濃度を表す。
基準液位Lrefの判定(S312): この処理液18の生成においても、制御部26は液位センサ20の検出出力から液位情報を取得する。そして、浸漬槽8の処理液18の液位Lが基準液位Lrefに達したとき、制御部26はバルブ駆動部47、53を制御して電磁バルブ45、51を閉弁し、処理液18の生成を終了する。
<洗浄システム2>
図15は、第3の実施の形態に係る洗浄システム2を示している。図15に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。図15において、図2と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態の洗浄システム2では浸漬槽8での処理液生成に必要な原液槽11、希釈液槽13が設置されている。
原液槽11には、原液19(図16)が溜められる。原液19は希釈前のたとえば、洗剤液である。希釈液槽13には原液19を希釈するための希釈液21が溜められる。
その他の構成は第1の実施の形態と同様であるので、同一符号を付し、その説明を割愛する。
<洗浄前処理部6>
図16は、第3の実施の形態に係る洗浄前処理部6を示している。図16において、図3と同一部分には同一符号を付してある。
浸漬槽8には濃度センサ25が設置されている。この濃度センサ25は処理液18の濃度Nを検出し、濃度情報を制御部26に提供し、たとえば、生成中の処理液18の濃度調整に用いられる。
原液槽11には希釈前の原液19を溜め、浸漬槽8での処理液18の生成に備える。原液槽11の底部には原液19を浸漬槽8に供給するための供給管43が接続されている。この供給管43は電磁バルブ45で開閉可能である。この電磁バルブ45の開閉は制御部26の制御によりバルブ駆動部47で行われる。
また、希釈液槽13には希釈液21を溜め、浸漬槽8での処理液18の生成に備える。希釈液槽13の底部には希釈液21を浸漬槽8に供給するための供給管49が接続されている。この供給管49は電磁バルブ51で開閉可能である。この電磁バルブ51の開閉は制御部26の制御によりバルブ駆動部53で行われる。
その他の構成は第1の実施の形態と同様であるので、その説明を割愛する。
<洗浄システム2のハードウェア>
図17は、第3の実施の形態に係る洗浄システム2のハードウェアを示している。この洗浄システム2において、図6と同一部分には同一符号を付し、その説明を割愛する。
この洗浄システム2においても、I/O64は、プロセッサ60の制御により、操作入力部70からの情報の入力、情報の取出しなどを行う。このI/O64には、液位センサ20、濃度センサ25、昇降センサ36、タッチセンサ50などのセンサ機器からの検出出力や、タイマー68の計時出力や操作入力部70からの操作入力が取り込まれる。そして、I/O64は、洗浄機4、昇降駆動部34、ポンプ駆動部40、バルブ駆動部46、47、53などの機器に対する制御信号や駆動信号を出力し、情報提示部48に対しては提示情報を出力する。
<浸漬槽8での処理液18の生成>
浸漬槽8での処理液18の生成前、使用済みの処理液18は、図18のAに示すように、ポンプ駆動部40が制御部26から駆動開始信号を受けて廃棄ポンプ24を駆動し、浸漬槽8から廃棄される。
この処理液18の廃棄は、図18のBに示すように、浸漬槽8が空になるまで行われる。浸漬槽8が空になった時点で廃棄ポンプ24を停止させる。
そして、浸漬槽8が空になった時点で、バルブ駆動部47、53が制御部26から処理液生成開始信号を受けて電磁バルブ45、51を開き、原液槽11から原液19、希釈液槽13から希釈液21が浸漬槽8に供給される。
この処理液18の生成は、図18のCに示すように、処理液18の液位Lが基準液位Lrefに達するまで継続し、基準液位Lrefに制御する。
<処理液生成の情報提示>
処理液18の生成について、制御部26は、図19に示すように、情報提示部48に液位生成提示画面124を生成させる。
液位生成提示画面124には、図19に示すように、処理液18の生成を表すタイトル部126、処理液18の濃度表示128、処理液生成表示130、液位Lの推移表示132が含まれる。
この提示画面124により、処理液生成時の動作状況や処理液情報を容易に認識することができる。
この実施の形態において、使用済みの処理液18の一部を廃棄した後、処理液生成を行ってもよい。図20のAに示すように、制御部26がポンプ駆動部40を制御して廃棄ポンプ24を駆動し、浸漬槽8の底部側から使用済みの処理液18の廃棄を行う。
この処理液18の一部廃棄の後、図20のBに示すように、バルブ駆動部47、53が制御部26から処理液生成開始信号を受けて電磁バルブ45、51を開き、原液槽11から原液19、希釈液槽13から希釈液21が浸漬槽8に供給する。
そして、この処理液18の生成は、既述したように、処理液18の液位Lが基準液位Lrefに達するまで継続し、基準液位Lrefに制御する。
<第3の実施の形態の効果>
この第3の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 使用済みの処理液18の交換時に稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点かを選択して設定でき、処理液交換および処理液生成の管理を軽減できる。
(2) 使用済みの処理液18の交換タイミング、処理液交換および処理液生成を自動化できる。
(3) 機能低下した処理液18の継続使用を防止でき、処理液18の機能低下による悪臭の放散など、環境悪化を防止できる。
(4) 処理液18の交換動作とともに、処理液生成を画面表示によって認識できることができる。
(5) 処理液18の機能低下の監視業務の作業者に対する負担を軽減できる。
〔第4の実施の形態〕
図21は、第4の実施の形態に係る洗浄機器300を示している。図21に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。図21において、図3、図16と同一部分には同一符号を付してある。
この洗浄機器300は、既述の洗浄システム2を実現したものであり、洗浄機4と一体に洗浄前処理部6を備え、上記実施の形態と同様の機能を備えている。
洗浄機4の筐体部には窓部302−1が形成され、この窓部302−1を通して洗浄中の動作状態を視認できる。同様に、洗浄前処理部6には窓部302−2、302−3が備えられる。窓部302−2側から浸漬槽8側の動作状態、窓部302−3側から洗浄前処理部6の動作状態を視認できる。
洗浄前処理部6では、搬入口16から被洗浄物14を受け取ることができるとともに、吸気を行うことができる。搬入口16には遮蔽カーテン304が設置されている。この遮蔽カーテン304は、洗浄前処理部6の内外を分離し、吸気を行うので、洗浄前処理部6内からの悪臭の放散を防止できる。
洗浄前処理部6の壁面には情報提示部48のディスプレイ306が設置され、このディスプレイ306に隣接して操作入力部70のキーボード308が設置されている。
斯かる構成によれば、既述した洗浄システム2が洗浄機器300に構成され、被洗浄物14の洗浄前処理として浸漬処理を経た後、洗浄を効率的に行うことができる。
〔他の実施の形態〕
上記実施の形態には次のバリエーションが含まれる。
(1) 本発明の洗浄の方法およびシステムにおいて、被洗浄物14は食器類などの汚れ物に限定されない。
(2) 上記実施の形態では、被洗浄物14を待機させる被洗浄物待機部12が洗浄前処理部6の内部に設置されているが、洗浄前処理部6の外部に設置されてもよい。
(3) 制御部26の内部に記憶部62を設置しているが、制御部26の外部に記憶部62を設置してもよい。
(4) 洗浄機4の洗浄動作と洗浄前処理部6内の処理を連動させ、処理液18への被洗浄物14の効率的な浸漬処理を行うことが可能である。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明によれば、浸漬槽の処理液の交換や生成のタイミングを設定し、設定したタイミングに処理液交換または処理液生成を行うことができるので、機能低下した処理液の継続使用を回避でき、浸漬槽からの悪臭の放散を抑制でき、作業環境の悪化や作業者に対する負担を軽減できる。
2 洗浄システム
4 洗浄機
6 洗浄前処理部
8 浸漬槽
10 処理液槽
11 原液槽
12 被洗浄物待機部
13 希釈液槽
14 被洗浄物
16 搬入口
18 処理液
19 原液
20 液位センサ
21 希釈液
22 昇降機構
24 廃棄ポンプ
25 濃度センサ
26 制御部
28 コンベア部
30 コンベア部
32 バスケット
34 昇降駆動部
36 昇降センサ
38 廃棄管
40 ポンプ駆動部
42、43、49 供給管
44、45、51 電磁バルブ
46、47、53 バルブ駆動部
48 情報提示部
50 タッチセンサ
52 設定画面
54 タイトル部
56−1、56−2、56−3 選択表示部
58−1、58−2、58−3 選択ボタン
59 再設定ボタン
60 プロセッサ
62 記憶部
64 入出力部(I/O)
66 通信部
68 タイマー
70 操作入力部
72 処理液管理DB
74 処理液管理ファイル
76 被洗浄物情報部
78 洗浄前処理部情報部
78−1 処理液部
78−2 交換時間部
78−3 交換情報部
78−11 原液部
78−12 希釈液部
78−13 濃度部
78−14 基準濃度部
80 洗浄機情報部
80−1 仕様情報部
80−2 稼働情報部
82 制御履歴情報部
84 廃棄動作提示画面
86 廃棄終了提示画面
88 処理液供給提示画面
90 タイトル部
92 処理液の廃棄動作表示
94 液位表示
96 タイトル部
98 廃棄終了表示
100 液位表示
102 タイトル部
104 供給表示
106 液位表示
124 処理液生成表示画面
126 タイトル部
128 濃度表示
130 処理液生成表示
132 推移表示
204 筐体
206 洗浄タンク
208 洗浄室
210 すすぎタンク
212 洗浄水
214 洗浄ポンプ
216−1、216−2 洗浄ノズル
218 すすぎ水
220 すすぎポンプ
222−1、222−2 すすぎノズル
300 洗浄機器
302−1、302−2、302−3 窓部
304 遮蔽カーテン
306 ディスプレイ
308 キーボード
汚れた食器類などの被洗浄物の洗浄に関し、この被洗浄物を自動洗浄前に処理液に浸し、被洗浄物から汚れを浮かした後、自動洗浄に移行させることは洗浄効率を高める上で有効である。
この食器類などの洗浄に関し、浸漬槽、洗浄室、搬送手段、洗浄水の噴射機構を備え、食器カゴを浸漬槽から洗浄室に搬送手段により順次通過させ、浸漬水に浸漬後、洗浄水の射により、食器カゴ内の食器を洗浄することが開示されている(たとえば、特許文献1)。

上記目的を達成するため、本発明の洗浄方法の一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄方法であって、コンピュータに含まれるプロセッサによって、浸漬槽に溜めた前記処理液を前記洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点で交換するかを表す交換情報を取得する工程と、前記洗浄機の稼働情報を取得する工程と、時間の経過を監視し、前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後かを判定する工程と、前記洗浄機の前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後の何れかの時点で前記浸漬槽の処理液交換を行う工程とを含む各工程が実行される。
この洗浄方法において、さらに、前記処理液の交換時間を算出し、前記稼働開始前の少なくとも前記交換時間前に前記処理液の交換を開始する工程を含んでよい。
この洗浄方法において、前記処理液を交換する工程には、前記浸漬槽から使用済みの前記処理液廃棄し、処理液槽から処理液を前記浸漬槽に供給する工程、または、前記浸漬槽で処理液を生成する工程の何れかまたは双方の工程を含んでよい。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄システムの一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄システムであって、前記処理液を溜める浸漬槽と、前記処理液を前記洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点で交換するかを表す交換情報を取得し、前記洗浄機の稼働情報を取得し、時間の経過を監視して前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後かを判定し、設定された前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後の何れかの時点で前記浸漬槽の処理液交換を行う制御部とを備える。
この洗浄システムにおいて、さらに、前記制御部は、前記処理液の交換時間を算出し、前記稼働開始前の少なくとも前記交換時間前に前記処理液の交換を開始してよい。
この洗浄システムにおいて、さらに、前記制御部は、前記浸漬槽から使用済みの前記処理液廃棄し、処理液槽から処理液を前記浸漬槽に供給する制御、または、前記浸漬槽で処理液を生成する制御の何れかまたは双方を含んでよい。
上記目的を達成するため、本発明のプログラムの一側面によれば、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、浸漬槽に溜めた処理液を洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点で交換するかを表す交換情報を取得する機能と、前記洗浄機の稼働情報を取得する機能と、時間の経過を監視し、前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後かを判定する機能と、設定された前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後の何れかの時点で前記浸漬槽の処理液交換を制御する機能とを前記コンピュータに実行させる。
このプログラムにおいて、さらに、前記処理液の交換時間を算出し、前記稼働開始前の少なくとも前記交換時間前に前記処理液の交換を開始する制御情報を生成する機能を前記コンピュータに実行させてよい。
このプログラムにおいて、さらに、前記浸漬槽から使用済みの前記処理液廃棄し、処理液槽から処理液を前記浸漬槽に供給する制御情報の生成、または、前記浸漬槽で処理液を生成する制御情報の生成の何れかまたは双方を前記コンピュータに実行させてよい。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄機器の一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄機器であって、前記処理液を溜める浸漬槽と、前記処理液を前記洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点で交換するかを表す交換情報を取得し、前記洗浄機の稼働情報を取得し、時間の経過を監視して前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後かを判定し、設定された前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後の何れかの時点で前記浸漬槽の処理液交換を行う制御部とを備える。
この洗浄機器において、さらに、前記制御部は、前記処理液の交換時間を算出し、前記稼働開始前の少なくとも前記交換時間前に前記処理液の交換を開始してよい。
この洗浄機器において、さらに、前記制御部は、前記浸漬槽から使用済みの前記処理液廃棄し、処理液槽から処理液を前記浸漬槽に供給する制御、または、前記浸漬槽で処理液を生成する制御の何れかまたは双方を含んでよい。

Claims (13)

  1. 食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄方法であって、
    浸漬槽に溜めた前記処理液を前記洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点で交換するかを表す交換情報を取得する工程と、
    前記洗浄機の稼働情報を取得する工程と、
    時間の経過を監視し、前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後かを判定する工程と、
    前記洗浄機の前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後の何れかの時点で前記浸漬槽の処理液交換を行う工程と、
    を含むことを特徴とする洗浄方法。
  2. さらに、前記処理液の交換時間を算出し、前記稼働開始前の少なくとも前記交換時間前に前記処理液の交換を開始する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の洗浄方法。
  3. 前記処理液の交換の工程には、前記浸漬槽から使用済みの前記処理液の廃棄し、処理液槽から処理液を前記浸漬槽に供給する工程、または、前記浸漬槽で処理液を生成する工程の何れかまたは双方の工程を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗浄方法。
  4. 食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄システムであって、
    前記処理液を溜める浸漬槽と、
    前記処理液を前記洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点で交換するかを表す交換情報を取得し、前記洗浄機の稼働情報を取得し、時間の経過を監視して前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後かを判定し、設定された前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後の何れかの時点で前記浸漬槽の処理液交換を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする洗浄システム。
  5. さらに、前記制御部は、前記処理液の交換時間を算出し、前記稼働開始前の少なくとも前記交換時間前に前記処理液の交換を開始することを特徴とする請求項4に記載の洗浄システム。
  6. さらに、前記制御部は、前記浸漬槽から使用済みの前記処理液の廃棄し、処理液槽から処理液を前記浸漬槽に供給する制御、または、前記浸漬槽で処理液を生成する制御の何れかまたは双方を含むことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の洗浄システム。
  7. コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    浸漬槽に溜めた処理液を洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点で交換するかを表す交換情報を取得する機能と、
    前記洗浄機の稼働情報を取得する機能と、
    時間の経過を監視し、前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後かを判定する機能と、
    設定された前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後の何れかの時点で前記浸漬槽の処理液交換を制御する機能と、
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. さらに、前記処理液の交換時間を算出し、前記稼働開始前の少なくとも前記交換時間前に前記処理液の交換を開始する制御情報を生成する機能を前記コンピュータに実行させるための請求項7に記載のプログラム。
  9. さらに、前記浸漬槽から使用済みの前記処理液の廃棄し、処理液槽から処理液を前記浸漬槽に供給する制御情報の生成、または、前記浸漬槽で処理液を生成する制御情報の生成の何れかまたは双方を前記コンピュータに実行させるための請求項7または請求項8に記載のプログラム。
  10. 請求項7ないし請求項9の何れかの請求項に記載のプログラムを格納したことを特徴とする記録媒体。
  11. 食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄機器であって、
    前記処理液を溜める浸漬槽と、
    前記処理液を前記洗浄機の稼働開始前、稼働開始後または稼働終了後の何れの時点で交換するかを表す交換情報を取得し、前記洗浄機の稼働情報を取得し、時間の経過を監視して前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後かを判定し、設定された前記稼働開始前、前記稼働開始後または前記稼働終了後の何れかの時点で前記浸漬槽の処理液交換を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする洗浄機器。
  12. さらに、前記制御部は、前記処理液の交換時間を算出し、前記稼働開始前の少なくとも前記交換時間前に前記処理液の交換を開始することを特徴とする請求項11に記載の洗浄機器。
  13. さらに、前記制御部は、前記浸漬槽から使用済みの前記処理液の廃棄し、処理液槽から処理液を前記浸漬槽に供給する制御、または、前記浸漬槽で処理液を生成する制御の何れかまたは双方を含むことを特徴とする請求項11または請求項12に記載の洗浄機器。
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