JP2021144920A - バックライト - Google Patents

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卓巳 宮下
量 田村
Ryo Tamura
量 田村
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隆弘 清水
拓磨 堀内
Takuma Horiuchi
拓磨 堀内
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Ryo Matsuura
稜 松浦
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Abstract

【課題】本発明は、高輝度の線状光源を用いた場合でも、導光板及び光学シートが劣化することを防止することが可能なバックライトを提供することを目的とする。【解決手段】バックライトは、ケースの内側の側面に沿って配置された線状光源と、発光領域から出射する光を入光する入光面、入光面に入光した光を出光する出光面、及び入光面に設けられ複数の発光素子の発熱に応じて線状光源に向けて伸長する凸部を有し、入光面を線状光源に対向させて、出光面を上にしてケースに配置された導光板と、出光面を覆うように配置された光学シートと、線状光源と光学シートの間に配置され、線状光源に向いた遮光面を有する遮光部材と、を備え、複数の発光素子が発光していない非発光状態における導光板の凸部の長さが、入光面から発光領域の表面までの発光面離隔距離以上、且つ、入光面から線状光源の基板までの基板離隔距離以下である。【選択図】図6

Description

本発明は、バックライトに関する。
液晶ディスプレイ等の表示装置用、又はシーリングライト等の照明装置用の光源として、面状に光を照射するバックライトが用いられる。バックライトは、ケースの側面に配置された線状光源が出射する光を、導光板を用いて面状の光に変換してバックライトの主面から照射する、いわゆるエッジライト型のバックライトとして構成されることが一般的である。
エッジライト型のバックライトでは、線状光源がケースの内側の側面の狭い領域に配置されるため、線状光源の発光に伴う熱を放熱することが難しい。そこで、例えば、特許文献1のバックライトでは、LED基板の少なくとも一部が表示板ケースの内面と密着し、また、LEDが導光板の側面の入光面に対向するように配設して、放熱効率を向上させている。
特開2005−38771号公報
線状光源は年々高輝度化している。このため、線状光源の発熱も大きくなっており、特許文献1に記載の技術を利用して放熱効率を向上させても、線状光源が高温化することが避けられなくなっている。その結果、線状光源の発光面に対向して配置された導光板が線状光源の熱又は光によって変形して、導光板の導光性能が低下してしまう。
また、一定輝度(45000nit)を超えるような高輝度の光を出射する線状光源を用いる場合、線状光源から出射する直接光によって拡散シート等の光学シートが短時間で変色して劣化してしまうことを本発明の発明者は発見した。これは、従来の(30000nit)未満の輝度の光を出射する一般的な線状光源を用いる場合には見られなかった現象である。光学シートが劣化すると、光学シートの光学性能が低下してしまう。
本発明は、高輝度の線状光源を用いた場合でも、導光板及び光学シートが劣化することを防止することが可能なバックライトを提供することを目的とする。
本発明に係る一実施形態のバックライトは、ケースと、発光領域を有する線状の基板、及び発光領域に実装された複数の発光素子を有し、ケースの内側の側面に沿って配置された線状光源と、発光領域から出射する光を入光する入光面、入光面に入光した光を出光する出光面、及び入光面に設けられ複数の発光素子の発熱に応じて線状光源に向けて伸長する凸部を有し、入光面を線状光源に対向させて、出光面を上にしてケースに配置された導光板と、出光面を覆うように配置された光学シートと、線状光源と光学シートの間に配置され、線状光源に向いた遮光面を有する遮光部材と、を備え、複数の発光素子が発光していない非発光状態における導光板の凸部の長さが、入光面から発光領域の表面までの発光面離隔距離以上、且つ、入光面から線状光源の基板までの基板離隔距離以下であることを特徴とする。
上記のバックライトにおいて、遮光部材は、導光板の入光面に向いて又は入光面に当接して基板離隔距離を所定の第1距離以上に保持するストッパ部を更に有し、非発光状態における導光板の凸部の長さが、第1距離以下であることが好ましい。
上記のバックライトにおいて、導光板は、線状光源に向いた側面に入光面よりも後退した後退面を有し、遮光部材は、導光板の後退面に向いて又は後退面に当接して基板離隔距離を所定の第1距離以上に保持するストッパ部を更に有し、非発光状態における導光板の凸部の長さが、第1距離以下であることが好ましい。
上記のバックライトにおいて、導光板の凸部の温度が85℃以上であるときの導光板の凸部の長さが、第1距離よりも大きいことが好ましい。
上記のバックライトにおいて、ケースの線状光源が配置された側面と対向する反対側の側面と、導光板の入光面と反対側の側面との間に配置され、導光板を線状光源へ押圧する弾性部材を更に有することが好ましい。
上記のバックライトにおいて、線状光源は、発光領域と隣接する位置に、導光板の凸部と対向する当接領域を有することが好ましい。
上記のバックライトにおいて、導光板の凸部は、入光面の両端に位置する第1凸部及び第2凸部、並びに入光面の中央に位置する第3凸部を含み、当接領域は、第1凸部に対向する第1当接領域、第2凸部に対向する第2当接領域、及び第3凸部に対向する第3当接領域を含むことが好ましい。
上記のバックライトにおいて、遮光面は、線状光源から出射する直接光を導光板へ反射することが好ましい。
上記のバックライトにおいて、遮光部材は、ケースと一体化しており、ケースの側面から起立することが好ましい。
上記のバックライトにおいて、遮光部材は、導光板と光学シートの間へ伸延した延長部を線状光源と反対の方向に更に有することが好ましい。
上記のバックライトにおいて、遮光部材は、導光板の入光面の側の端部を、導光板の凸部の上方も含めて完全に覆うように配置されることが好ましい。
上記のバックライトにおいて、導光板と光学シートの間に配置された第2遮光部材を更に有することが好ましい。
上記のバックライトにおいて、導光板の凸部の線膨張係数αが、50(10-6/K)以上であることが好ましい。
本発明によれば、高輝度の線状光源を用いた場合でも、導光板及び光学シートが劣化することを防止することが可能なバックライトが提供される。
本発明に係る一実施形態のバックライトを模式的に示した斜視図である。 図1に示したバックライトの分解斜視図である。 線状光源の構成を模式的に示した図である。 バックライトの構成を模式的に示した平面図である。 図4に示したバックライトのC−C’’線に沿った断面図である。 図4に示したバックライトのC−C’線、B−B’線に沿った拡大断面図である。 線状光源の発熱によって導光板の凸部が伸長した様子を模式的に示した拡大平面図である。 図6に示した導光板の凸部が伸長した様子を示した拡大断面図である。 図6に示した遮光部材のストッパ部、及び導光板の変形例を示した図である。 バックライトの他の構成を模式的に示した平面図である。 図10に示したバックライトのC−C’線、B−B’線に沿った拡大断面図である。 図11に示した遮光部材の変形例を示した拡大断面図である。 遮光部材の更に他の構成を模式的に示した拡大断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、各図において同一、又は相当する機能を有するものは、同一符号を付し、その説明を省略又は簡潔にすることもある。
図1は、本発明に係る一実施形態のバックライト1を模式的に示した斜視図である。バックライト1は、不図示の外部電源からケーブル23を介して電力を供給され、ケース6上の発光面10から面状に光を照射する。バックライト1は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示装置用、又はシーリングライト等の照明装置用の光源として用いられる。図1に示すバックライト1は、所定の方向に伸延した扁平な直方体の形状を有しているが、バックライト1の形状は用途に合わせて適宜決定されてよい。バックライト1の発光面10の形状も適宜決定されてよく、発光面10は、矩形状以外に、5角形以上の多角形又は楕円形等の形状を有してもよい。
図2は、図1に示したバックライト1の分解斜視図である。バックライト1は、線状光源2、導光板3、反射シート4、及び光学シート5等と、これらを収納するケース6(図1参照)を構成する上ケース6a及び下ケース6bを備える。まず、これらのバックライト1の構成要素について、図2を参照して簡単に説明した後、図3以降を参照してより詳細に説明する。
線状光源2は、その長手方向が下ケース6bの長手方向と一致するように、下ケース6bの一つの内側の側面に沿って配置される。線状光源2は、基板20の長手方向にLED(Light−Emitting Diode)等が密集して並べて実装された発光領域21を有する。線状光源2は、ケーブル23を介して電力を供給され、各発光領域21から線状に光を出射する。図2に示す線状光源2は、2つの発光領域21を有しているが、線状光源2は、3以上の発光領域21を有してもよいし、ただ1つの発光領域21を有してもよい。
導光板3は、一つの主面を出光面32とし、また、少なくとも一つの側面を入光面31として、出光面32を上にして下ケース6bに配置される。線状光源2の発光領域21から出射した光は、入光面31から導光板3内へ入光する。導光板3の出光面32と反対側の下面には微細な凹凸構造が設けられており、入光面31から導光板3内へ入射した光は、この凹凸構造により進行方向を変えられて、出光面32から導光板3外へ出射する。導光板3は、例えば、ポリカーボネート又はアクリル等の樹脂、又は耐光性の高いガラス等を用いて形成される。
反射シート4は、導光板3と下ケース6bの間に配置される。導光板3の出光面32と反対側の下面から導光板3外へ出射した光は、反射シート4で反射して導光板3内へ戻される。これにより、線状光源2が出射する光の利用効率が向上する。反射シート4は、例えば、アルミニウム、銀等の光反射率の高い金属を、ナイロン、液晶ポリマー、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂に蒸着又は塗装して形成される。反射シート4の表面には、更に、増反射膜等がコーティングされてもよい。また、反射シート4として、光を反射しやすい白色のシート等が用いられてもよい。
光学シート5は、拡散シート、集光シート、偏光シート等、或いはこれらのシートの組み合わせで構成され、導光板3の出光面32の側に配置される。導光板3の出光面32から出射した光は、光学シート5によって各種の光学的効果が加えられた後、バックライト1の発光面10(図1参照)となる上ケース6aの窓61から面状に照射される。
光学シート5の例を挙げると、例えば、拡散シートは、導光板3の出光面32から出射する光を拡散させる。拡散シートは、例えば、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート又はアクリル等の樹脂に、シリカ粒子等を分散させて形成される。また、集光シートは、導光板3の出光面32から出射する光の配光分布を調整する。集光シートは、例えば、アクリル等の樹脂からなるプリズムシートが用いられる。また、偏光シートは、導光板3の出光面32から出射する光の互いに直交する偏光成分のうちの一方を透過し、他方を吸収又は反射する。偏光シートは、例えば、樹脂等により形成される多層膜構造を有する。光学シート5は、これらのシートがどの順で配置されてもよく、これら以外のシートを更に有してもよい。
上ケース6a及び下ケース6bは、プラスチック又は金属等で形成され、上記の線状光源2、導光板3、反射シート4、及び光学シート5等を収納する。下ケース6bの少なくとも一つの内側の側面には、線状光源2が配置され、下ケース6bの内側の底面には、反射シート4、導光板3、及び光学シート5が、概ね輪郭を一致させてこの順に配置される。そして、上ケース6aが下ケース6bを覆うように配置されて、バックライト1が形成される。上ケース6aは、大きな窓61を有しており、この窓61から光学シート5が露出する。また、下ケース6bは、四隅の一つに孔62を有しており、この孔62から、線状光源2と接続されたケーブル23が外部へ引き出される。
弾性部材7は、ゴム等の樹脂からなり、下ケース6bの線状光源2が配置された側面と対向する反対側の側面と、導光板3の入光面31と反対側の側面との間に配置され、導光板3を線状光源2へ押圧する。これにより、線状光源2及び導光板3が下ケース6b内で弾性的に固定される。弾性部材7は、通常、黒色等の遮光性を有した材料であるが、反射性能を持つ白色の材料が好ましい。これにより、弾性部材7と導光板3が接触していても暗部にならず、バックライト1の狭額縁化が可能となる。
遮光部材8は、線状光源2と光学シート5の間に配置され、線状光源2から光学シート5へ出射する直接光を遮光する。これにより、線状光源2から出射する直接光によって光学シート5が変色して劣化することが防止される。
図3(a)は、線状光源2の構成を模式的に示した平面図であり、図3(b)は、図3(a)に示した線状光源2のA−A’線に沿った断面図である。線状光源2は、LED等の発光素子24が所定の方向に並べて配置された基板20を有する。
基板20は、互いに貼り合わされた実装基板20a及び回路基板20bを有する。実装基板20a及び回路基板20bは、ともに細長い矩形の形状を有する。実装基板20a及び回路基板20bの長手方向は、線状光源2の長手方向と一致し、実装基板20a及び回路基板20bの幅方向は、線状光源2の幅方向と一致する。また、回路基板20bは、開口部29を有し、開口部29の長手方向は線状光源2の長手方向と一致し、開口部29の幅方向は線状光源2の幅方向と一致する。
実装基板20aは、アルミニウム若しくは銅等の金属、又はセラミックスを主成分とする熱伝導率の高い材料で形成される。実装基板20aは平坦な表面を有し、回路基板20bの開口部29に露出した実装基板20aの平坦な表面上に、複数の発光素子24が直接配置される。これにより、複数の発光素子24が発光している発光状態において、発光素子24が発する熱が、熱伝導率の高い実装基板20aを伝導して効率よく放熱される。
回路基板20bは、フェノール、エポキシ、ポリイミド、又はポリエステル等の樹脂を主成分とする絶縁性の高い樹脂で形成される。回路基板20bの表面には、一対の配線25a、25bが、回路基板20bの開口部29を挟むように幅方向に間隔を開けて、回路基板20bの長手方向に伸延するように形成される。配線25a、25bの長手方向の少なくとも一方の端部には、コネクタ22a、22bが形成される。コネクタ22a、22bは、ケーブル23を介して供給される正負の電位を、配線25a、25bを介して発光素子24にそれぞれ供給する。配線25a、25b及びコネクタ22a、22bは、例えば、回路基板20b上に金又は銅等の金属がパターニングされて形成される。配線25a、25b及びコネクタ22a、22bは、更に、絶縁性膜であるソルダレジスト等により覆われて保護されてもよい。また、回路基板20bは、後で詳しく説明するが、下ケース6bと導光板3の間に線状光源2を固定するための、導光板3と当接する当接領域28を有する。
発光素子24は、例えば、LEDのダイ等がダイボンドによって実装基板20aの表面上に接着された後、LEDのカソード端子及びアノード端子がワイヤ等により配線25a、25bに電気的に接続されて形成される。なお、図3(a)に示す複数の発光素子24は、その辺同士が対向するように配置されているが、発光素子24を45度回転させて、その頂点同士が対向するように配置されてもよい。複数の発光素子24は、その上面が実装基板20aの表面と平行となるように配置されることが好ましい。発光素子24は、例えば、紫、青、緑、赤などの可視光を発するが、赤外線のような不可視光を含んでもよいし、これらの組み合わせの光を含んでもよい。
複数の発光素子24は、ワイヤにより互いに電気的に接続されて一つの列を形成する。なお、図3(a)に示す例では、一つの列に8個の発光素子24が直列に接続されているが、一つの列に接続される発光素子24の数は、ケーブル23を介して供給される電圧等に応じて適宜決定されてよい。例えば、順電圧が約3Vの発光素子24が8個直列に接続されて一つの列が形成される場合、少なくとも24Vを超える電源電圧が供給されることが好ましい。各列の両端に位置する発光素子24は、ワイヤを介して配線25a又は配線25bに電気的に接続される。なお、図3(a)では、便宜上、封止材27により封止された発光素子24及びワイヤを、破線でなく実線で示している。発光素子24は、ケーブル23から、コネクタ22a、22b、配線25a、25b、及びワイヤを介して電圧を供給されて発光する。配線25aと配線25bの間には、発光素子24に過電圧が印加されることを防止するツェナーダイオード等が接続されてもよい。
枠体26は、ダム材等の連続体が回路基板20bの開口部29を囲むように環状又は矩形状に配置されて形成される。枠体26は、例えば、シリコン樹脂又はエポキシ樹脂で形成される。枠体26は、光を反射しやすい酸化チタン等の微粒子が分散された白色の樹脂で形成されることが好ましい。これにより、発光素子24から出射する光が線状光源2の上方へ反射するため、発光素子24から出射する光の利用効率が向上する。
封止材27は、枠体26によって囲まれた実装基板20aの開口部29を封止して発光素子24を保護する。封止材27によって封止された領域は、線状光源2の発光領域21(図2参照)として機能する。封止材27は、発光素子24が発する光に対して透光性を有するエポキシ又はシリコン等の樹脂で形成される。封止材27は、発光素子24が発する光をより長波長の光に波長変換する蛍光体を含有してもよい。この蛍光体は、例えば、発光素子24が発する青色光を吸収して黄色光を発するYAG(Yttrium Aluminum Garnet)等の粒子状の蛍光体材料とすることができる。発光素子24の発する青色光と、蛍光体によって波長変換された黄色光とが混合されて、白色光が得られる。封止材27は、青色光を黄色光以外の例えば赤色光又は緑色光に波長変換する蛍光体を有していてもよいし、蛍光体を全く有していなくてもよい。なお、封止材27を形成してから、枠体26を取り除き、封止材27のみとしてもよい。
図4(a)は、バックライト1の構成を模式的に示した平面図であり、図4(b)は、導光板3の凸部33の拡大平面図である。また、図5は、図4(a)に示したバックライト1のC−C’’線に沿った断面図であり、図6(a)、図6(b)は、それぞれ、バックライト1のC−C’線、B−B’線に沿った拡大断面図である。
線状光源2は、その長手方向が下ケース6bの長手方向と一致するように、下ケース6bの一つの内側の側面に沿って配置される。線状光源2は、発光領域21と反対側の裏面において、下ケース6bの側面に、接着シート、接着テープ、又は接着剤等によって接着される。或いは、線状光源2は、位置決めの精度を向上させるために、下ケース6bにねじ止めされてもよいし、線状光源2の基板20又は下ケース6bの側面に形成された貫通孔を介してピン等により固定されてもよい。
導光板3は、線状光源2に向いた凸部33を入光面31に有する。例えば、図4(a)に示す導光板3の凸部33は、入光面31の両端に位置する第1凸部及び第2凸部、並びに入光面31の中央に位置する第3凸部を含む。導光板3は、弾性部材7により押圧されて、凸部33において線状光源2の基板20を下ケース6bの内側の側面へ押圧する。よって、弾性部材7は、図4(a)に示されるように、導光板3の凸部33が設けられた箇所と反対側の側面にそれぞれ配置されることが好ましい。これにより、弾性部材7による押圧力が、凸部33を介して線状光源2の基板20に効率よく伝わる。
導光板3の凸部33は、発光領域21外の非発光領域において線状光源2と当接するように導光板3の入光面31に設けられていることが好ましい。これにより、発光領域21に存在する樹脂等からなる枠体26及び封止材27が、凸部33と接触して傷つくことが防止される。例えば、図3に示した線状光源2は、発光領域21と隣接する位置に、凸部33と対向する当接領域28を有し、この当接領域28は、第1凸部に対向する第1当接領域、第2凸部に対向する第2当接領域、及び第3凸部に対向する第3当接領域を含む。それぞれの当接領域28は、実装基板20aに設けてもよいし、回路基板20bに設けてもよい。
導光板3の凸部33が、線状光源2の発光領域21と隣接した当接領域28に当接することで、発光素子24の発する熱が凸部33に伝わりやすくなる。これにより、後で詳しく説明するが、凸部33の長さが、線状光源2の発熱に応じて伸縮しやすくなる。この当接領域28が設けられる線状光源2上の位置は、発光素子24の発する熱が凸部33に伝わりやすい位置として、予め実測等により決定されてよい。凸部33は、発光素子24が発光していない非発光状態において、例えば長さx1≒5.00mmを有する。凸部33は、非発光状態において、必ずしも線状光源2と当接していなくてよく、凸部33の先端部と基板20との間に(例えば0.01mm程度の)隙間が存在してもよい。
遮光部材8は、線状光源2に向いた遮光面を有し、線状光源2から光学シート5へ出射する直接光を遮光する。この遮光面は、線状光源2から出射する直接光を導光板3へ反射してもよい。これにより、線状光源2から出射する光の利用効率が向上する。例えば、図6(a)、図6(b)に示す遮光部材8は、下ケース6bと一体化している。このような遮光部材8は、例えば、下ケース6bの側面がプレス加工等によって折り曲げられて、下ケース6bの側面から起立するように形成される。この場合、遮光部材8は、下ケース6bと同じプラスチック又は金属等で形成される。
図4(a)に示す遮光部材8は、線状光源2の発光領域21から光学シート5へ出射する直接光を、線状光源2の発光領域21の上方でのみ遮光している。これにより、線状光源2の発光領域21外の非発光領域の上方では光が遮光されないため、線状光源2が非発光領域において暗くなることが抑制される。なお、遮光部材8は線状光源2の非発光領域の上方に配置されてもよく、この場合、遮光部材8は、線状光源2の非発光領域の上方において光を通過又は拡散させるように構成されてもよい。このような遮光部材8は、例えば、一枚の透光シートに複数の遮光シートを貼り合わせて構成される。
遮光部材8は、また、導光板3の入光面31に向いた一つの端辺であるストッパ部81を有する。このストッパ部81は、入光面31に向いて又は入光面31に当接して導光板3が線状光源2の発光領域21に接近することを防止するためのストッパとして機能する。これにより、図6(a)に示すように、導光板3の入光面31と線状光源2の基板20との間には、少なくとも第1距離d1の基板離隔距離が確保される。この結果、導光板3の入光面31と線状光源2の発光領域21の表面との間には、少なくとも発光面離隔距離a1が確保されて、線状光源2の発する熱又は光によって導光板3が劣化することが防止される。遮光部材8のストッパ部81は必ずしも常に導光板3と当接していなくてもよく、ストッパ部81と導光板3の間に一時的に隙間が生じてもよい。
この第1距離d1は、例えば、線状光源2が発光状態となってから所定の第1期間t1(例えば1分)が経過するまでは、線状光源2の発熱によって導光板3が劣化することが防止される基板離隔距離の最小値として、予め実測等によって決定される。或いは、この第1距離d1は、導光板3の温度が所定の第1温度T1(例えば85℃)未満であるときは、線状光源2の発熱によって導光板3が劣化することが防止される基板離隔距離の最小値として、予め実測等によって決定されてもよい。
図7は、線状光源2の発熱によって導光板3の凸部33が伸長した様子を模式的に示した拡大平面図である。また、図8(a)、図8(b)は、それぞれ、図6(a)、図6(b)に示した導光板3の凸部33が伸長した様子を示した拡大断面図である。
線状光源2に電力が供給されて発光素子24が発光状態になると、線状光源2の発する熱又は光によって導光板3の凸部33の温度が上昇する。これにより、導光板3の凸部33は、図7に示すように、線状光源2の発熱によって長さx2に伸長する。凸部33が伸長する一方で、弾性部材7が凸部33の伸長に合わせて収縮するため、導光板3は全体として下ケース6b内を線状光源2から離れるように変位する。
この結果、図8(a)に示すように、導光板3の入光面31から線状光源2の基板20までの基板離隔距離は、線状光源2の発光状態において、第1距離d1よりも大きい第2距離d2以上に保持される。これにより、例えば、線状光源2が発光状態となってから所定の第1期間t1が経過しても、或いは、導光板3の温度が所定の第1温度T1以上となっても、線状光源2の発熱によって導光板3が劣化することが抑制される。
線状光源2の非発光状態において温度T0であったときの凸部33の長さx1と、線状光源2の発光状態において温度T2となった凸部33の長さx2との差Δx=(x2−x1)は、凸部33の線膨張係数αを用いて、概ね下式(1)により求められる。
Δx=α(x1)(T2−T0) (1)
線状光源2が発光状態となってから所定の第1期間t1が経過したとき、或いは、導光板3の温度が所定の第1温度T1以上となったときに、基板離隔距離が大きくなるためには、凸部33の線膨張係数αが大きいことが好ましい。そのために、凸部33は、例えば、線膨張係数αが50(10-6/K)以上であるポリカーボネート等の樹脂を主成分とする材料からなることが好ましい。また、概ね85℃のガラス転移温度を超えたときに、線膨張係数αが大きくなって凸部33の伸長がより顕著になるPMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)等を、凸部33の材料として用いてもよい。
しかし、凸部33として特別な材料を用いることはコスト高となる。このため、ポリカーボネート等の一般的な樹脂を凸部33として用いた場合でも基板離隔距離が大きくなるように、線状光源2の発光状態において、凸部33の先端部が線状光源2に接近又は当接していることが好ましい。そこで、非発光状態における導光板3の凸部33の長さは、入光面31から発光領域21の表面までの発光面離隔距離a1以上、且つ、入光面31から線状光源2の基板20までの基板離隔距離以下となるように調整される。ここで、発光領域21の表面とは、例えば、枠体26の最も高い位置(すなわち導光板3に最も近い位置)を通る面として定義される。
例えば、遮光部材8のストッパ部81によって、導光板3の入光面31から線状光源2の基板20までの基板離隔距離が、非発光状態において第1距離d1=5.00mmに保持される場合、非発光時における凸部33の長さx1は、4.99mmとされる。この凸部33の長さx1は、発光面離隔距離a1(例えば4.90mm)以上、且つ、基板離隔距離(5.00mm)以下という上述の条件を満たすように調整されており、凸部33の先端部と線状光源2の基板20との間隙は、0.01mmとなっている。この場合、線状光源2の発熱によって凸部33の長さが0.01mm伸長して5.00mmとなると、凸部33の先端部が基板20の当接領域28に当接する。更に、凸部33の長さが0.01mm伸長してx2=5.01mmとなると、図8(a)に示すように、基板離隔距離も凸部33の伸長によって拡大し、第1距離d1よりも大きい第2距離d2=5.01mm以上に保持される。
このような凸部33の伸長幅Δx=0.02mmは、例えば、上式(1)において、線膨張係数α=50(10-6/K)、非発光状態における凸部33の長さx1≒5.00mm、及び温度上昇(T2−T0)=80K、とした場合に実現可能である。更に、ガラス転移温度を超えたときに線膨張係数αが大きくなるPMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)のような特別な材料を用いることで、凸部33の伸長幅Δxをより大きくすることもできる。
実際には、導光板3の凸部33の長さx1は、製造ばらつき等による誤差を有する。そこで、凸部33の先端部と線状光源2の基板20との間隙は、非発光状態において、例えば0.00〜0.01mmとなるように調整されてもよい。これにより、線状光源2の発熱によって凸部33が少なくとも0.01mm伸長すると、凸部33の先端部が基板20の当接領域28に当接する。更に、凸部33の長さが0.01mm伸長すると、基板離隔距離は、第2距離d2=5.01mm以上に保持される。
図9は、図6(a)、図6(b)に示した遮光部材8のストッパ部81、及び導光板3の変形例を示した図である。図9は、線状光源2の発熱による基板離隔距離の拡大幅をより大きくすることが可能な構成を示している。図9の上部には、バックライト1の拡大平面図が示されており、図9の下部には、バックライト1のC−C’線、B−B’線に沿った拡大断面図が示されている。
図9に示す導光板3は、線状光源2に向いた側面に入光面31よりも後退した後退面34を有している。入光面31と後退面34との間には段差x0が生じている。遮光部材8のストッパ部81は、導光板3の後退面34に向いて又は後退面34に当接して、後退面34から線状光源2の基板20までの距離をd1+x0以上に保持することで、基板離隔距離を所定の第1距離d1以上に保持する。遮光部材8のストッパ部81は、例えば図9に示すように、入光面31と後退面34との間の境界面に配置されてもよい。入光面31と後退面34との間の境界面のステップ形状は、図9に示すように、角部が曲線であることが好ましい。これにより、導光板3の入光面31から入射した光が後退面34で向きを変えて導光板3の出光面32(図5参照)に集中して輝線が生じることが抑制される。
例えば、ストッパ部81によって、後退面34から線状光源2の基板20までの距離が、非発光状態においてd1+x0に保持される場合、凸部33の長さx1が入光面31を基準としてΔx伸長すると、導光板3及び凸部33は、後退面34を基準として(x0+x1)/(x1)Δx伸長する。したがって、線状光源2の発熱による基板離隔距離の拡大幅をより大きくすることができる。例えば、段差x0が、凸部33の長さx1とほぼ同じである場合、導光板3及び凸部33の後退面34を基準とした伸長幅は、凸部33の入光面31を基準とした伸長幅Δxの約2倍となる。
このように、導光板3の凸部33の温度が例えば所定の第1温度T1未満であるときは、基板離隔距離が第2距離d2未満となるため、導光板3の入光面31が線状光源2の発光領域21に接近して、線状光源2から導光板3へ入光する光の入光効率が向上する。一方、導光板3の凸部33の温度が例えば所定の第1温度T1以上になると、基板離隔距離が第2距離d2以上となって、線状光源2の発熱によって導光板3が劣化することが抑制される。この所定の第1温度T1は、例えば、線状光源2の動作最高温度である85℃、或いは、PMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)のガラス転移温度である85℃とされる。
図10は、バックライト1の他の構成を模式的に示した平面図である。また、図11(a)、図11(b)は、それぞれ、図10に示したバックライト1のC−C’線、B−B’線に沿った拡大断面図である。
図4(a)に示したバックライト1では、線状光源2の発熱によって導光板3の凸部33が伸長すると、図8(a)に示されるように、遮光部材8のストッパ部81と導光板3の入光面31との間に隙間が生じてしまう。この結果、前述のとおり、特に、一定輝度(45000nit)を超えるような高輝度の光を出射する線状光源2を用いる場合、この隙間から光学シート5へ出射する線状光源2からの直接光によって光学シート5が劣化するおそれがある。
そこで、図10に示すバックライト1の遮光部材8は、図11(a)に示すように、導光板3と光学シート5の間へ延長した延長部82を更に有する。これにより、遮光部材8の延長部82は、導光板3の凸部33が伸長したときに生じる遮光部材8と導光板3の間の隙間から光学シート5へ出射する線状光源2からの直接光を遮光することができる。
また、図10に示すバックライト1の遮光部材8は、一枚の大きなひさしの形状を有しており、導光板3の入光面31の側の端部を、導光板3の凸部33の上方も含めて完全に覆うように配置される。これにより、線状光源2から光学シート5へ出射する直接光が遮光部材8によって完全に遮光されるため、線状光源2から出射する直接光によって光学シート5が劣化することが更に防止される。
なお、延長部82は遮光部材8と別体とし、延長部82の代わりに、例えば、図12の遮光部材8の変形例に示すように、導光板3と光学シート5の間に第2遮光部材8bを配置してもよい。このとき、第2遮光部材8bは、例えば、アルミニウム、銀等の光反射率の高い金属を、ナイロン、液晶ポリマー、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂に蒸着又は塗装して形成される。第2遮光部材8bの導光板3に対向する面には、更に、増反射膜等がコーティングされてもよい。また、第2遮光部材8bとして、光を反射しやすい白色のシート等が用いられてもよい。延長部82を別体とすると、例えば、延長部82をポリエチレンテレフタレート、下ケース6bを金属とそれぞれ異なる材料を使用できる。延長部82に金属等のより柔らかい材料を用いることができるので、導光板3と光学シート5を傷つけることが防止される。遮光部材8と別体とされた第2遮光部材8bは、遮光部材8の上面に接着されてもよいし、光学シート5の導光板3に向いた下面に接着されてもよい。第2遮光部材8bも、導光板3の入光面31の側の端部を、導光板3の凸部33の上方も含めて完全に覆うように配置される。
図13は、遮光部材8の更に他の構成を模式的に示した拡大断面図である。図6(a)に示した遮光部材8は、下ケース6bと一体化していたが、遮光部材8は、図13に示すように、線状光源2の実装基板20aと一体化してもよい。図13に示す遮光部材8は、例えば、線状光源2の実装基板20aがプレス加工等によって折り曲げられて、実装基板20aの側面から起立するように形成されてよい。この場合、遮光部材8は、線状光源2の実装基板20aと同じアルミニウム若しくは銅等の金属、又はセラミックスを主成分とする熱伝導率の高い材料で形成される。このような構成によっても、図6(a)に示した遮光部材8と同様の効果が得られる。
以上のように、本発明に係る一実施形態のバックライトは、ケースと、発光領域を有する線状の基板、及び発光領域に実装された複数の発光素子を有し、ケースの内側の側面に沿って配置された線状光源と、発光領域から出射する光を入光する入光面、入光面に入光した光を出光する出光面、及び入光面に設けられ複数の発光素子の発熱に応じて線状光源に向けて伸長する凸部を有し、入光面を線状光源に対向させて、出光面を上にしてケースに配置された導光板と、出光面を覆うように配置された光学シートと、線状光源と光学シートの間に配置され、線状光源に向いた遮光面を有する遮光部材と、を備え、複数の発光素子が発光していない非発光状態における導光板の凸部の長さが、入光面から発光領域の表面までの発光面離隔距離以上、且つ、入光面から線状光源の基板までの基板離隔距離以下であることを特徴とする。
上記の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。すなわち、本発明は、その技術思想又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。例えば、上記の実施形態及び変形例の構成は組み合わせて実施することもできる。
1 バックライト
2 線状光源
3 導光板
4 反射シート
5 光学シート
6 ケース
6a 上ケース
6b 下ケース
7 弾性部材
8 遮光部材
8b 第2遮光部材
10 発光面
20 基板
20a 実装基板
20b 回路基板
21 発光領域
22、22a、22b コネクタ
23 ケーブル
24 発光素子
25a、25b 配線
26 枠体
27 封止材
28 当接領域
31 入光面
32 出光面
33 凸部
34 後退面
61 窓
62 孔
81 ストッパ部
82 延長部

Claims (13)

  1. ケースと、
    発光領域を有する線状の基板、及び前記発光領域に実装された複数の発光素子を有し、前記ケースの内側の側面に沿って配置された線状光源と、
    前記発光領域から出射する光を入光する入光面、前記入光面に入光した光を出光する出光面、及び前記入光面に設けられ前記複数の発光素子の発熱に応じて前記線状光源に向けて伸長する凸部を有し、前記入光面を前記線状光源に対向させて、前記出光面を上にして前記ケースに配置された導光板と、
    前記出光面を覆うように配置された光学シートと、
    前記線状光源と前記光学シートの間に配置され、前記線状光源に向いた遮光面を有する遮光部材と、を備え、
    前記複数の発光素子が発光していない非発光状態における前記導光板の凸部の長さが、前記入光面から前記発光領域の表面までの発光面離隔距離以上、且つ、前記入光面から前記線状光源の基板までの基板離隔距離以下であることを特徴とするバックライト。
  2. 前記遮光部材は、前記導光板の前記入光面に向いて又は前記入光面に当接して前記基板離隔距離を所定の第1距離以上に保持するストッパ部を更に有し、
    前記非発光状態における前記導光板の凸部の長さが、前記第1距離以下である、請求項1に記載のバックライト。
  3. 前記導光板は、前記線状光源に向いた側面に前記入光面よりも後退した後退面を有し、
    前記遮光部材は、前記導光板の前記後退面に向いて又は前記後退面に当接して前記基板離隔距離を所定の第1距離以上に保持するストッパ部を更に有し、
    前記非発光状態における前記導光板の凸部の長さが、前記第1距離以下である、請求項1に記載のバックライト。
  4. 前記導光板の凸部の温度が85℃以上であるときの前記導光板の凸部の長さが、前記第1距離よりも大きい、請求項2又は3に記載のバックライト。
  5. 前記ケースの前記線状光源が配置された側面と対向する反対側の側面と、前記導光板の前記入光面と反対側の側面との間に配置され、前記導光板を前記線状光源へ押圧する弾性部材を更に有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のバックライト。
  6. 前記線状光源は、前記発光領域と隣接する位置に、前記導光板の凸部と対向する当接領域を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のバックライト。
  7. 前記導光板の凸部は、前記入光面の両端に位置する第1凸部及び第2凸部、並びに前記入光面の中央に位置する第3凸部を含み、
    前記当接領域は、前記第1凸部に対向する第1当接領域、前記第2凸部に対向する第2当接領域、及び前記第3凸部に対向する第3当接領域を含む、請求項6に記載のバックライト。
  8. 前記遮光面は、前記線状光源から出射する直接光を前記導光板へ反射する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のバックライト。
  9. 前記遮光部材は、前記ケースと一体化しており、前記ケースの側面から起立する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のバックライト。
  10. 前記遮光部材は、前記導光板と前記光学シートの間へ伸延した延長部を前記線状光源と反対の方向に更に有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載のバックライト。
  11. 前記遮光部材は、前記導光板の前記入光面の側の端部を、前記導光板の凸部の上方も含めて完全に覆うように配置される、請求項10に記載のバックライト。
  12. 前記導光板と前記光学シートの間に配置された第2遮光部材を更に有する、請求項1〜11のいずれか一項に記載のバックライト。
  13. 前記導光板の凸部の線膨張係数αが、50(10-6/K)以上である、請求項1〜12のいずれか一項に記載のバックライト。
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