JP2021142957A - 装置及びサイドミラーレス車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体の撮影装置の汚れ除去と氷結防止を図ること。【解決手段】移動体に搭載される装置は、移動体の周辺の画像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段を加温するヒータと、前記撮影手段へ洗浄液を噴射する噴射手段と、前記ヒータが作動している場合に、前記噴射手段の作動を規制する制御手段と、を備える。【選択図】図7

Description

移動体周辺の画像を撮影する技術に関する。
車両の周辺を撮影する撮影装置を備えた車両が提案されている。撮影装置に汚れが付着すると撮影画像に影響を与える。そこで、洗浄液を撮影装置に噴射して汚れを除去する技術が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2017−154527号公報
寒冷地などの低温環境下においては、洗浄液を噴射すると氷結が促進される等、撮影装置に悪影響を与える場合がある。
本発明の目的は、移動体の撮影装置の汚れ除去と氷結防止を図ることにある。
本発明によれば、
移動体に搭載される装置であって、
前記移動体の周辺の画像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段を加温するヒータと、
前記撮影手段へ洗浄液を噴射する噴射手段と、
前記ヒータが作動している場合に、前記噴射手段の作動を規制する制御手段と、を備える、
ことを特徴とする装置が提供される。
本発明によれば、移動体の撮影装置の汚れ除去と氷結防止を図る提供することができる。
本発明の一実施形態に係る車載装置を搭載した車両の平面図と部分拡大図。 図1の車両の側面図と部分拡大図。 図1及び図2の車両の室内を示す図。 本発明の一実施形態に係る車載装置のブロック図。 ヒータの制御例を示すフローチャート。 噴射ユニットの制御例を示すフローチャート。 (A)及び(B)はヒータと噴射ユニットの動作例を示すタイミングチャート。
<第一実施形態>
<車両の構成>
図1は本発明の一実施形態に係る車載装置1を搭載した車両Vの平面図及び部分拡大図。図2は車両Vの側面図及び部分拡大図である。各図において矢印Xは車両Vの前後方向を示し、矢印Yは車両Vの車幅方向を示す。矢印Zは上下方向を示す。なお、本実施形態では、移動体として車両を、移動体に搭載される装置として車載装置を例示するが、本発明は車両以外の移動体、並びに、車両以外の移動体に搭載される装置にも適用可能である。
車両Vは一例としてセダンタイプの四輪の乗用車である。車両Vは、フロントウィンドウ5に隣接した前列に2つのシート、後列に2つのシートを有し、前列の右側のシートが運転席、左側のシートが助手席である。車両Vは各シートに隣接して合計4つのドアを有しており、ドア6Rは運転席に隣接したドアであり、前側の右ドアである。ドア6Lは助手席に隣接したドアであり、前側の左ドアである。
車載装置1は、車両Vの周辺の画像を撮影して運転者に提供する周辺画像提供装置(カメラモニタニングシステム(CMS))を構成する。車載装置1は監視ユニット7R、7Lを備える。監視ユニット7Rは車両Vのドア6Rよりも前側において車両Vの側部に設けられている。監視ユニット7Lは車両Vのドア6Lよりも前側において車両Vの側部に設けられている。以下の説明において、監視ユニット7R、7Lを総称する場合、或いは、区別しない場合は監視ユニット7という。
監視ユニット7は、その外壁を形成する中空のハウジング70を備える。監視ユニット7は車両Vの周辺を撮影する撮影装置2及び3を備え、これらは共通のハウジング70に収容されている。撮影装置2及び3は、例えば、イメージセンサ等の撮像素子と、レンズ等の光学系とを備えたカメラである。光学系の一部(レンズ又はレンズの保護カバー)がハウジング70から露出している。撮影装置2の光学系の一部は、ハウジング70の後部に露出し、撮影装置3の光学系の一部は、ハウジング70の底部に露出している。
撮影装置2は、車両Vの側方後方の画像を撮影するように配置されている。具体的には、監視ユニット7Rの撮影装置2の撮影範囲RRは車両Vの右側方後方である。監視ユニット7Lの撮影装置2の撮影範囲LRは車両Vの左側方後方である。
撮影装置3はハウジング70の下方を撮影するように配置されている。具体的には、撮影装置3の撮影範囲URは車両Vの側部下方であり、監視ユニット7Rの撮影装置3は車両Vの右側方下方を、監視ユニット7Lの撮影装置3は車両Vの左側方下方を、それぞれ撮影する。なお、監視ユニット7が撮影装置2のみを備える構成も採用可能である。
ハウジング70内にはヒータ4が配置されている。ヒータ4は通電により発熱する素子である。ヒータ4は、撮影装置2及び撮影装置3を加温し、その凍結、氷結を防止する。本実施形態の場合、撮影装置2及び撮影装置3の双方を一つのヒータ4で加温するため、ヒータ4は撮影装置2及び撮影装置3の間に配置されている。しかし、撮影装置2及び撮影装置3に個別にヒータを設けてもよい。
監視ユニット7には方向指示器72が設けられている。監視ユニット7Rの方向指示器は、車両Vが右折時或いは右車線へ車線変更する場合等、右側への進路変更の場合に点滅する。監視ユニット7Lの方向指示器は、車両Vが左折時或いは左車線へ車線変更する場合等、左側への進路変更の場合に点滅する。
監視ユニット7は、支持部1aを介して車両Vのボディに支持されている。監視ユニット7はX方向の軸71a周りに回動自在に設けられており、撮影位置と退避位置とに変位可能である。撮影位置は図1の位置或いは図2の実線の位置であり、駆動ユニット7がY方向に突出した位置である。退避位置は駆動ユニット7が撮影位置から略90度、下向きに回動した位置であり、図2においてハウジング70を破線で示す位置である。退避位置においては駆動ユニット7のY方向の突出量が少なくなる。監視ユニット7は、例えば、駐車中は退避位置に、一時停止中及び走行中は撮影位置に位置する。
ハウジング70内には監視ユニット7を回動させる駆動ユニット71が設けられている。駆動ユニット71は駆動源となるモータとモータの駆動力により監視ユニット7を回動させる駆動機構とを有する。なお、監視ユニット7の回動中心は、Z方向の軸であってもよく、また、監視ユニット7の変位は並行移動であってもよい。更に監視ユニット7は車体に変位不能に固定されていてもよい。
車載装置1は、洗浄液を噴射する噴射ノズル9R、9Lを備える。噴射ノズル9Lは、監視ユニット7Lに対応した洗浄液の噴射ユニット90を構成する。噴射ユニット90は洗浄液を圧送する電動ポンプ93と、電動ポンプから噴射器9Lまでの流路内の圧力を検知する圧力センサ94とを備える。図示しないが、監視ユニット7Rに対応した洗浄液の噴射ユニット90も設けられ、噴射ノズル9Rはこの噴射ユニット90を構成する。
噴射ノズル9Rは車両Vのドア6Rよりも前側で監視ユニット7Rよりも後側において車両Vの側部に設けられている。噴射ノズル9Lは車両Vのドア6Lよりも前側で監視ユニット7Lよりも後側において車両Vの側部に設けられている。噴射ノズル9R、9L、監視ユニット7がいずれもドア6R、6Lよりも前の車体側部に配置されたことで、ドア6R、6Lに設けた場合に比べて、配線、配管がドアと車両本体とを跨ぐことが無い。
噴射ノズル9R、9Lは、それぞれ、撮影装置2に洗浄液を噴射するように指向した噴射口91と、撮影装置3に洗浄液を噴射するように指向した噴射口92とを有する。撮影装置2及び3に洗浄液を噴射することで、そのレンズ又は保護カバーの汚れを除去することができる。以下の説明において、噴射ノズル9R、9Lを総称する場合、或いは、区別しない場合は噴射ノズル9という。
車載装置1は、車両Vの右側の表示装置8Rと、左側の表示装置8Lを備える。本実施形態の場合、これらの表示装置は車室内に配置されている。図1及び図2に加えて図3を参照する。図3は車両Vの室内を模式的に示す図であり、特に、ダッシュボードDBの周辺を示す図である。運転席正面には、ステアリングホイールSWの前側においてダッシュボードDBにはインストルメントパネルが設けられている。
表示装置8RはダッシュボードDBの右端部に配置され、表示装置8Lは左端部には配置されている。表示装置8R、8Lは画像表示装置であって、本実施形態の場合、液晶表示装置である。表示装置8Rは監視ユニット7Rの撮影装置2で撮影された画像を表示するサイドモニタである。表示装置8Rには監視ユニット7Rの撮影装置3で撮影された画像も表示することができる。表示装置8Lは監視ユニット7Lの撮影装置2で撮影された画像を表示するサイドモニタである。表示装置8Lには監視ユニット7Lの撮影装置3で撮影された画像も表示することができる。
本実施形態の車両Vはサイドミラーレス車両であり、撮影装置7R、7L及び表示装置8R、8Lはサイドミラー(ドアミラー)に代えて、車両Vの側方後方を運転者が確認するために設けられている。基本的に車両Vの走行中、表示装置8Rには監視ユニット7Rの撮影装置2の撮影画像が常時表示され、表示装置8Lには監視ユニット7Lの撮影装置2の撮影画像が常時表示される。以下の説明において、表示装置8R、8Lを総称する場合、或いは、区別しない場合は表示装置8という。
図4は車載装置1のブロック図である。車載装置1は、制御ユニット(CMSECU)11を含む。制御ユニット11は、制御ユニット(運転ECU)12及び制御ユニット13(環境ECU)を含む複数の制御ユニット(ECU(Electric Control Unit))と車内ネットワークNTを介して互いに通信可能に接続されている。各ECUは、CPUに代表されるプロセッサ、半導体メモリ等の記憶デバイス、外部デバイスとのインタフェース等を含む。記憶デバイスにはプロセッサが実行するプログラムやプロセッサが処理に使用するデータ等が格納される。各ECUはプロセッサ、記憶デバイスおよびインタフェース等を複数備えていてもよい。なお、ECUの数や、担当する機能については適宜設計可能であり、本実施形態よりも細分化したり、あるいは、統合することが可能である。
制御ユニット12は車両Vの運転に関わる制御或いは運転者支援を行う。制御ユニット制御11は制御ユニット12から車両Vの走行状態(直進、右折、左折、車線変更等)の情報を取得可能である。制御ユニット13は車両Vの周辺環境の検知と、空調などの対応を行う。制御ユニット制御11は制御ユニット13から外気温、湿度、天候等の情報を取得可能である。
制御ユニット11は、撮影装置2及び3の撮影制御、ヒータ4の作動制御、表示装置8の表示制御、電動ポンプ92(つまり噴射ユニット90)の作動制御、駆動ユニット71の駆動制御、方向指示器72の点滅制御等を行う。また、制御ユニット11は、入力装置14に対する運転者の操作指示を受け付ける。入力装置14は例えばボタン型スイッチ、或いは、タッチパネルである。運転者は入力装置14に対する操作によって、噴射ユニット90の作動を指示することができる。また、制御ユニット11は圧力センサ93の検知結果を取得可能である。圧力センサ93の検知結果が高圧力を示す場合、噴射ノズル9の付近において洗浄液の配管が凍結により詰まっている場合がある。この場合、ヒータ4を作動することで融氷することが可能である。
<制御ユニットの処理例>
制御ユニット11の処理例について説明する。図5はヒータ4の作動制御の例を示す。なお、左右のヒータ4毎に図示の制御が繰り返し行われる。S1で、ヒータ4が既に作動中か否かを判定する。作動中である場合はS6へ進み、停止中である場合はS2へ進む。S2〜S5ではヒータ4の作動開始、つまり、撮影装置2及び3の加温開始に関わる処理を実行する。
S2では他の制御ユニット等から情報を取得する。例えば、制御ユニット13から外気温、湿度、天候の情報を取得する。また、撮影装置2の撮影画像の情報を取得してもよい。S3ではS2で取得した情報に基づいて、撮影装置2及び3の加温開始条件が成立したか否かを判定する。ここでは例えば、撮影装置2及び3の氷結の可能性を推定し、氷結の可能性が高い場合、加温開始条件が成立したと判定する。加温開始条件が成立したと判定した場合はS4へ進み、成立していないと判定した場合は処理を終了する。
具体的には、車両Vの駐車開始から一定時間以上経過しており(例えば朝一番の始動時)、外気温が摂氏0度以下で、現在又は少し前に雨や雪が降っていた場合、撮影装置2及び3の氷結の可能性が高い、こうした場合は、加温開始条件が成立したと判定する。また、撮影装置2及び3の撮影画像に雪や氷が映り込んでいる場合に加温開始条件が成立したと判定する。
また、噴射ユニット90の作動している場合に、洗浄液が噴射されているか否かを判定し、噴射されていないと判定した場合にも開始条件が成立したと判定することができる。この判定は圧力センサ93の判定結果に基づき、行うことができる。上記の通り、圧力センサ93の検知結果が高圧力を示す場合、噴射ノズル9の付近において洗浄液の配管が凍結により詰まっている場合がある。この場合もヒータ4を作動して、洗浄液の噴射を可能とする。
S4ではヒータ4に通電して、その発熱を開始する。これにより撮影装置2及び3が加温され、融氷が促進される。S5では加温時間の計時を開始する。
S6〜S8ではヒータ4の作動終了に関わる処理を実行する。S6では加温終了条件が成立したか否かを判定する。ここでは、例えば、加温時間が所定時間に達した場合に加温終了条件が成立したと判定する。加温終了条件が成立したと判定した場合はS7へ進み、ヒータ4の作動を終了する。また、S8で加温時間の計時を終了する。
図6は噴射ユニット90(電動ポンプ92)の作動制御の例を示す。なお、左右の噴射ユニット90毎に図示の制御が繰り返し行われる。つまり、監視ユニット7Rに対応した噴射ユニット90の作動制御と、監視ユニット7Lに対応した噴射ユニット90の作動制御がそれぞれ独立して行われる。
S11で、撮影装置2及び3の洗浄条件が成立したか否かを判定する。本実施形態の場合、入力装置14に対して運転者が作動を指示した場合に洗浄条件が成立したと判定する。しかし、例えば、撮影装置2及び3の撮影画像に汚れが映り込んでいる場合などに自動的に洗浄すべく、洗浄条件が成立したと判定してもよい。洗浄条件が成立したと判定した場合はS12へ進む。
S12では監視ユニット7が収納位置にあるか否かを判定する。監視ユニット7が収納位置である場合は、撮影装置2及び3に適切に洗浄液が届かないので噴射ユニット90の作動を禁止すべく、処理を終了する。監視ユニット7が収納状態ではない場合(撮影位置の場合)、S13へ進む。なお、監視ユニット7が収納位置にあっても、ヒータ4は作動可能である。ヒータ4の作動によって駐車中に撮影装置2及び3の氷結を解消可能である。
S13では車両Vが進路変更時か否かを判定する。例えば、制御ユニット12から取得した情報に基づき、車両Vが右折中の場合、左折中の場合、車線変更中の場合、或いは、運転者が方向指示器の作動レバーを操作したことが検知された場合に、進路変更時と判定する。進路変更時の場合に洗浄液が噴射されると、撮影装置2の撮影画像に洗浄液が映り込む結果、撮影画像に基づく運転者の周辺監視性が低下する。そこで、進路変更中は噴射ユニット90の作動を禁止すべく、処理を終了する。車両Vが進路変更中でない場合はS14へ進む。
S14ではヒータ4の作動中であるか否かを判定する。作動中である場合はS17へ進み、作動中でない場合はS15へ進む。S15では車両Vの車速が所定速度以上(例えば、30km以上)であるか否かを判定する。車速が所定速度以上の場合はS19へ進み、所定速度未満の場合はS16へ進む。
S16及びS19では噴射ユニット90を作動させる。本実施形態の場合、噴射圧の異なる二種類の作動態様を選択可能となっている。S16では電動ポンプ92のモータの回転数を相対的に低回転にした通常作動を行う。洗浄液の噴射圧が相対的に低い作動態様である。S19では電動ポンプ92のモータの回転数を相対的に高回転にした高圧作動を行う。洗浄液の噴射圧が相対的に高い作動態様である。
本実施形態の噴射ユニット90は車両Vの前方に向かって洗浄液を噴射する。車速が速い場合、噴射圧が低いと、風圧の影響によって撮影装置2及び3に到達したときの洗浄液の圧力が低下し、汚れ除去性能が低下する。一方、車速が遅い場合、噴射圧が高いと、撮影装置2及び3に噴射された洗浄液のうち、周囲に飛散する洗浄液の量が多くなる。そこで、車速に合わせて洗浄液の噴射圧を切り替えている。無論、単一の噴射圧を採用することも可能である。
次に、ヒータ4の作動中の処理について説明する。S17では、S5で計時を開始した加温時間に基づいて、ヒータ4の作動開始から第1の時間が経過したか否かを判定する。経過している場合はS18へ進み、経過していない場合は処理を終了する。第1の時間は例えば1分から3分程度の範囲内の時間である。ヒータ4の作動直後の時間帯においては、撮影装置2及び3に洗浄液が付着すると、ヒータ4の発熱が奪われて融氷が促進されない可能性が高い。そこで、ヒータ4の作動開始から第1の時間が経過するまでの間は噴射ユニット90の作動を禁止すべく、処理を終了する。
S17では、S5で計時を開始した加温時間に基づいて、ヒータ4の作動開始から第1の時間が経過した後、第2の時間が経過したか否かを判定する。経過している場合はS16へ進み、経過していない場合はS19へ進む。第2の時間は例えば1分から2分程度の範囲内の時間である。
ヒータ4の作動開始から第1の時間が経過した段階では、撮影装置2及び3の融氷がある程度進み、着氷は氷と水が混ざり合ったシャーベット状態に変化していると考えられる。よって、この場合は洗浄液の噴射圧を利用することで、付着しているシャーベットを効果的に除去できる。したがって、S19の高圧作動を行う。一方、更に第2の時間が経過した段階では、着氷は概ね水に変化していると考えられる。よってこの場合は通常の洗浄と同じでよい。したがって、S16の通常作動を行う。以上により処理が終了する。
図7(A)は、ヒータ4と噴射ユニット90の動作例を示すタイミングチャートであり、図6のS14、S17、S18の処理の進行例を例示している。この例では、撮影装置2及び3に氷の付着があり、時間T0においてヒータ4の作動が開始される。第1の時間に対応する時間T1までは洗浄条件が成立した場合であっても(S11)、噴射ユニット90の作動が禁止され、洗浄液は噴射されない(S17)。撮影装置2及び3に付着した氷は徐々にシャーベットに変化する。
時間T1を経過すると、第2の時間に対応する時間T2までは、洗浄条件が成立した場合(S11)、噴射ユニット90が作動され、特に、高圧作動とされる(S18、S19)。これにより、撮影装置2及び3に付着しているシャーベットが噴射圧で除去される。撮影装置2及び3には水が残留する程度になる。
時間T2の経過後は、洗浄条件が成立した場合(S11)、噴射ユニット90が作動され、特に、通常作動とされる(S18、S16)
<第二実施形態>
第一実施形態では、ヒータ4の作動中における噴射ユニット90の作動規制の例として、ヒータ4の作動開始から第1の時間が経過するまでの間は噴射ユニット90の作動を禁止し、第1の時間の経過から第2の時間の間は噴射ユニット90を高圧作動とした。しかし、作動規制の態様はこれに限られない。例えば、ヒータ4の作動中は、全期間にわたって噴射ユニット90の作動を禁止してもよい。また、例えば、噴射ユニット90の噴射圧を三段階とし、ヒータ4の作動開始から第1の時間が経過するまでの間は噴射圧を最低圧とし、第1の時間の経過から第2の時間の間は最高圧とし、通常時は中間圧としてもよい。
<第三実施形態>
第一実施形態では、ヒータ4の出力を単一の出力としたが、通常出力と強出力とが選択可能であってもよい。出力の違いは、ヒータ4に対する通電量で制御することができ、例えば、PWM制御により制御することができる。
図7(B)は、本実施形態におけるヒータ4と噴射ユニット90の動作例を示すタイミングチャートである。時間T0においてヒータ4の作動が開始され、第1の時間に対応する時間T1までは強出力でヒータ4が作動される。ヒータ4の発熱量が大きいため、撮影装置2及び3の加温能力が高まる。時間T1を経過するとヒータ4は通常出力に切り替えられる。電力消費を抑えられる。噴射ユニット90の制御は図7(A)の例と同じである。
<実施形態のまとめ>
上記実施形態は以下の装置を少なくとも開示する。
1.上記実施形態の装置(例えば1)は、
移動体に搭載される装置であって、
前記移動体の周辺の画像を撮影する撮影手段(2,3)と、
前記撮影手段を加温するヒータ(4)と、
前記撮影手段へ洗浄液を噴射する噴射手段(90)と、
前記ヒータが作動している場合に、前記噴射手段の作動を規制する制御手段(11)と、を備える。
この実施形態によれば、移動体の撮影装置の汚れ除去と氷結防止を図ることができる。
2.上記実施形態では、
前記制御手段は、
前記ヒータの作動開始から第一の時間の間、前記噴射手段の作動を禁止する(S17)。
この実施形態によれば、前記ヒータの作動直後の時間帯においては、前記噴射手段の作動を禁止することで、洗浄液が融氷を阻害することを防止できる。
3.上記実施形態では、
前記制御手段は、
前記噴射手段による前記洗浄液の噴射圧を、第一の噴射圧と、第一の噴射圧よりも噴射圧が高い第二の噴射圧とに制御可能であり(S16,S19)、
前記制御手段は、
前記第一の時間の経過後、第二の時間の間に前記噴射手段を作動する場合は、前記洗浄液の噴射圧を前記第二の噴射圧に制御する(S18,S19)。
この実施形態によれば、シャーベット状に変化した後の着氷を洗浄液の噴射圧で効果的に除去することができる。
4.上記実施形態では、
前記制御手段は、
前記噴射手段を作動している場合に、前記噴射手段から前記洗浄液が噴射されているか否かを判定し(S3)、
噴射されていないと判定した場合は、前記ヒータを作動させる(S4)。
この実施形態によれば、凍結による配管の詰まりを解消できる。
5.上記実施形態では、
前記撮影手段は、撮影位置と、退避位置とに変位可能に設けられ、
前記制御手段は、前記撮影手段が退避位置に位置している場合は、前記噴射手段の作動を禁止する一方、前記ヒータの作動は許可する(S12)。
この実施形態によれば、効率の悪い洗浄液の噴射を回避しつつ、氷結を解消できる。
6.上記実施形態では、
前記制御手段は、前記移動体の進路変更時には、前記噴射手段の作動を禁止する(S13)。
この実施形態によれば、撮影画像に洗浄液が映り込んで運転者の周辺監視性が低下することを防止できる。
7.上記実施形態では、
前記撮影手段は、共通のハウジング(70)に収容された第一の撮影部(2)と第二の撮影部(3)とを備え、
前記第一の撮影部(2)は、前記車両の側方を撮影するように配置され、
前記第二の撮影部(3)は、前記ハウジング(70)の下方を撮影するように配置され、
前記ヒータ(4)は、前記ハウジング(70)に収容されている。
この実施形態によれば、共通の前記ヒータで前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とを加温できる。
8.上記実施形態では、
前記移動体は車両であり、
前記撮影手段(2,3)は、前記車両のドア(6R,6L)よりも前側において側部に配置され、
前記噴射手段(90)の噴射口(91,92)は、前記車両のドア(6R,6L)よりも前側かつ前記撮影手段(2,3)よりも後側において前記側部に配置されている。
この実施形態によれば、ドアと本体との間に配線、配管が不要となる。
9.上記実施形態では、
前記撮影手段で撮影された画像を表示する表示手段(8R,8L)を備える。
この実施形態によれば、運転者の周辺監視性を向上できる。
10.上記実施形態の車両は、
上記装置を備えた、サイドミラーレス車両(V)である。
V 車両、1 車載装置、2 撮影装置、90 噴射ユニット

Claims (10)

  1. 移動体に搭載される装置であって、
    前記移動体の周辺の画像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段を加温するヒータと、
    前記撮影手段へ洗浄液を噴射する噴射手段と、
    前記ヒータが作動している場合に、前記噴射手段の作動を規制する制御手段と、を備える、
    ことを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    前記制御手段は、
    前記ヒータの作動開始から第一の時間の間、前記噴射手段の作動を禁止する、
    ことを特徴とする装置。
  3. 請求項2に記載の装置であって、
    前記制御手段は、
    前記噴射手段による前記洗浄液の噴射圧を、第一の噴射圧と、第一の噴射圧よりも噴射圧が高い第二の噴射圧とに制御可能であり、
    前記制御手段は、
    前記第一の時間の経過後、第二の時間の間に前記噴射手段を作動する場合は、前記洗浄液の噴射圧を前記第二の噴射圧に制御する、
    ことを特徴とする装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の装置であって、
    前記制御手段は、
    前記噴射手段を作動している場合に、前記噴射手段から前記洗浄液が噴射されているか否かを判定し、
    噴射されていないと判定した場合は、前記ヒータを作動させる、
    ことを特徴とする装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の装置であって、
    前記撮影手段は、撮影位置と、退避位置とに変位可能に設けられ、
    前記制御手段は、前記撮影手段が退避位置に位置している場合は、前記噴射手段の作動を禁止する一方、前記ヒータの作動は許可する、
    ことを特徴とする装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の装置であって、
    前記制御手段は、前記移動体の進路変更時には、前記噴射手段の作動を禁止する、
    ことを特徴とする装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の装置であって、
    前記撮影手段は、共通のハウジングに収容された第一の撮影部と第二の撮影部とを備え、
    前記第一の撮影部は、前記移動体の側方を撮影するように配置され、
    前記第二の撮影部は、前記ハウジングの下方を撮影するように配置され、
    前記ヒータは、前記ハウジングに収容されている、
    ことを特徴とする装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の装置であって、
    前記移動体は車両であり、
    前記撮影手段は、前記車両のドアよりも前側において側部に配置され、
    前記噴射手段の噴射口は、前記車両のドアよりも前側かつ前記撮影手段よりも後側において前記側部に配置されている、
    ことを特徴とする装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の装置であって、
    前記撮影手段で撮影された画像を表示する表示手段を備える、
    ことを特徴とする装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の装置を備えた、サイドミラーレス車両。
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