JP7205389B2 - 車載センサ洗浄装置 - Google Patents
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図1に示すように、本実施形態のセンサシステム10は、車載センサ11と、車載センサ11のセンシング面12を洗浄するための車載センサ洗浄装置13とを備えている。
車載センサ洗浄装置13は、センシング面12に流体を供給する流体供給部20と、センシング面12を加熱する加熱部としてのヒータ30と、流体供給部20及びヒータ30を制御する制御部40とを備えている。なお、本実施形態の制御部40は、車載センサ11の駆動も制御する。
ポンプ装置22は、駆動源として電動のポンプモータ(図示略)を備えている。ポンプ装置22は、前記ポンプモータの電動駆動により、圧縮された空気をノズルユニット21に送る。ノズルユニット21は、ポンプ装置22から送られてきた空気をセンシング面12に対して噴射する。ノズルユニット21からの空気の噴射により、センシング面12に付着した水滴や塵埃が除去されるようになっている。
本実施形態のヒータ30はレーザを透過可能な透明電極(すなわち、光を透過可能な電熱線)であり、車載センサ11の前壁部14aに設けられている。なお、図1では、ヒータ30の占有領域Aを破線で示し、ヒータ30の詳細な配線形態の図示を省略している。ヒータ30は、センシング面12を含む前壁部14aの外側面、または、前壁部14aの内側面、または、前壁部14aの内部に設けられる。また、車載センサ11の正面(すなわち前方側)から見たヒータ30の占有領域Aは、センシング面12よりも広く、センシング面12の全体を含むように設定されている。ヒータ30は通電により発熱し、その熱によってセンシング面12を加熱することが可能となっている。
図2に示すように、制御部40は、外気温センサ41の検出情報に基づき得られた外気温の値が閾値X未満であるか否かを監視し、外気温が閾値X未満となったとき、まずヒータ30を駆動させ、次いで流体供給部20(すなわちノズルユニット21とポンプ装置22)を駆動させる連動動作を実行する。
外気温が閾値X未満となったときに実行される連動動作によって、センシング面12に付着した雪や氷が除去される。具体的には、まず、ヒータ30の加熱によってセンシング面12に付着した雪や氷が溶融して水滴になる。次いで、流体供給部20のノズルユニット21からセンシング面12に空気が噴射されることで、センシング面12上の水滴が除去される。
(1)車載センサ洗浄装置13は、車載センサ11のセンシング面12に空気を供給する電動の流体供給部20と、電力が供給されることでセンシング面12を加熱するヒータ30と、流体供給部20の駆動及びヒータ30の駆動を制御する制御部40とを備える。そして、制御部40は、流体供給部20が駆動されているときには、ヒータ30を駆動停止状態とする。これにより、センシング面12に付着した雪や氷の除去動作によって生じる車載センサ洗浄装置13の消費電力を抑え、その結果、車載バッテリにかかる負荷が大きくなることを抑制できる。
・上記実施形態の連動動作では、流体供給部20が駆動しているときにヒータ30の駆動を停止させるが、これに限らず、流体供給部20が駆動しているときに、出力を抑えてヒータ30を駆動させる制御態様としてもよい。例えば、図3に示すように、通常値Vaでのヒータ30の駆動継続時間が設定値Tに達して流体供給部20の駆動が開始される際に、ヒータ30への供給電圧が通常値Vaよりも低い電圧値Vbまで降下される。その後、流体供給部20の駆動中においては、ヒータ30は電圧値Vbで駆動される。この制御態様によっても、センシング面12に付着した雪や氷の除去動作によって生じる車載センサ洗浄装置13の消費電力を抑え、その結果、車載バッテリにかかる負荷が大きくなることを抑制できる。
例えば、図4に示すように、外気温情報に加えて、車載のレインセンサ42による雨滴検出に基づいてヒータ30の加熱を開始する制御態様としてもよい。図4に示すように、制御部40は、外気温センサ41の検出情報に基づき得られた外気温の値が閾値X未満、かつ、レインセンサ42からの雨滴検出信号がオンのとき(すなわち雨滴が検出されたとき)に、ヒータ30を駆動する。この態様によれば、センシング面12の凍結が生じうるより適切な条件でヒータ30を駆動することが可能となり、その結果、ヒータ30の消費電力を抑えることが可能となる。
・上記実施形態において、制御部40は、外気温が閾値X未満であることを把握した後、流体供給部20の駆動状態を確認し、ここで、流体供給部20が駆動されている場合には、流体供給部20の駆動を停止させ、その後、ヒータ30を駆動する制御態様としてもよい。
Claims (6)
- 車載センサ(11)のセンシング面(12)に流体を供給する電動の流体供給部(20)と、
電力が供給されることで前記センシング面を加熱する加熱部(30)と、
前記流体供給部の駆動及び前記加熱部の駆動を制御する制御部(40)と、
を備え、
前記流体は、空気、液体、又は空気と液体の混合流体であり、
前記制御部は、前記加熱部を駆動させた後に前記流体供給部から前記センシング面に前記流体を供給させる連動動作を外気温情報に基づいて実行させ、前記連動動作中において前記流体供給部が駆動されていない状況下における前記加熱部の駆動時には、前記加熱部に供給する供給電圧を通常値(Va)とし、前記連動動作中の前記流体供給部の駆動時には、前記加熱部を駆動停止状態とする、または、前記供給電圧を前記通常値よりも低い値(Vb)として前記加熱部を駆動するものであって、
前記制御部は、前記連動動作における前記流体供給部の駆動が終了した後、前記外気温情報に基づいて前記供給電圧を前記通常値として前記加熱部を駆動する、車載センサ洗浄装置。 - 車載センサ(11)のセンシング面(12)に流体を供給する電動の流体供給部(20)と、
電力が供給されることで前記センシング面を加熱する加熱部(30)と、
前記流体供給部の駆動及び前記加熱部の駆動を制御する制御部(40)と、
を備え、
前記流体は、空気、液体、又は空気と液体の混合流体であり、
前記制御部は、前記加熱部を駆動させた後に前記流体供給部から前記センシング面に前記流体を供給させる連動動作を外気温情報に基づいて実行させ、前記連動動作中において前記流体供給部が駆動されていない状況下における前記加熱部の駆動時には、前記加熱部に供給する供給電圧を通常値(Va)とし、前記連動動作中の前記流体供給部の駆動時には、前記加熱部を駆動停止状態とする、または、前記供給電圧を前記通常値よりも低い値(Vb)として前記加熱部を駆動するものであって、
前記制御部は、車載のレインセンサ(42)による雨滴検出に基づいて前記連動動作を実行させる、車載センサ洗浄装置。 - 車載センサ(11)のセンシング面(12)に流体を供給する電動の流体供給部(20)と、
電力が供給されることで前記センシング面を加熱する加熱部(30)と、
前記流体供給部の駆動及び前記加熱部の駆動を制御する制御部(40)と、
を備え、
前記流体は、空気、液体、又は空気と液体の混合流体であり、
前記制御部は、前記加熱部を駆動させた後に前記流体供給部から前記センシング面に前記流体を供給させる連動動作を外気温情報に基づいて実行させ、前記連動動作中において前記流体供給部が駆動されていない状況下における前記加熱部の駆動時には、前記加熱部に供給する供給電圧を通常値(Va)とし、前記連動動作中の前記流体供給部の駆動時には、前記加熱部を駆動停止状態とする、または、前記供給電圧を前記通常値よりも低い値(Vb)として前記加熱部を駆動するものであって、
前記制御部は、車載のワイパ装置(43)の作動情報に基づいて前記連動動作を実行させる、車載センサ洗浄装置。 - 車載センサ(11)のセンシング面(12)に流体を供給する電動の流体供給部(20)と、
電力が供給されることで前記センシング面を加熱する加熱部(30)と、
前記流体供給部の駆動及び前記加熱部の駆動を制御する制御部(40)と、
を備え、
前記流体は、空気、液体、又は空気と液体の混合流体であり、
前記制御部は、前記加熱部を駆動させた後に前記流体供給部から前記センシング面に前記流体を供給させる連動動作を外気温情報に基づいて実行させ、前記連動動作中において前記流体供給部が駆動されていない状況下における前記加熱部の駆動時には、前記加熱部に供給する供給電圧を通常値(Va)とし、前記連動動作中の前記流体供給部の駆動時には、前記加熱部を駆動停止状態とする、または、前記供給電圧を前記通常値よりも低い値(Vb)として前記加熱部を駆動するものであって、
前記センシング面に対する雨滴の付着を検出する雨滴検出部(40a)を備え、
前記制御部は、前記雨滴検出部による雨滴検出に基づいて前記連動動作を実行させる、車載センサ洗浄装置。 - 前記制御部は、前記連動動作において、前記加熱部の駆動継続時間が予め設定された設定値(T)に達したときに前記流体供給部の駆動を開始する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車載センサ洗浄装置。
- 前記センシング面の全体を含む前記センシング面よりも広い範囲に前記加熱部が設けられている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車載センサ洗浄装置。
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