JP2021142606A - 軌道輪の製造方法 - Google Patents

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邦守 秋野
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Abstract

【課題】砥石の成形に要する時間の短縮及び砥石の成形精度の向上が可能な軌道輪の製造方法を提供する。【解決手段】軌道輪の製造方法は、第1軌道面を有する第1軌道輪部材と、第2軌道面を有し、第1軌道輪部材と同一形状の第2軌道輪部材を準備する工程と、第1軌道面における算術平均粗さが第2軌道面における算術平均粗さよりも大きくなるように第1軌道面を粗面化する工程と、第1軌道面に対して砥石による第1超仕上げ加工を行うことにより、砥石を成形する工程と、第1超仕上げ加工の後に、第2軌道面に対して砥石による第2超仕上げ加工を行う工程とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、軌道輪の製造方法に関する。
特許文献1(実開昭53−97489号公報)には、超仕上げ加工に用いられる砥石の成形方法が記載されている。特許文献1に記載されている砥石の成形方法において、砥石は、成形工具によって成形される。成形工具は、ダイヤモンドロール等である。砥石と接触する成形工具の面(以下、「作用面」という)は、超仕上げ加工の対象となる軌道輪部材の軌道面と同一の形状を有している。砥石は、回転駆動される成形工具の作用面に押し当てられることにより、超仕上げ加工の対象となる軌道輪部材の軌道面に沿った形状に成形される。
実開昭53−97489号公報
特許文献1に記載されている砥石の成形方法に用いられる成形工具の作用面は、軌道輪部材の軌道面の理想的な形状に沿った形状を有している。しかしながら、軌道輪部材の軌道面は、常に理想的な形状を有しているとは限らない。軌道輪部材の軌道面の形状が理想的な形状に一致していない場合には、特許文献1に記載されている砥石の成形方法によって成形された砥石の形状が、超仕上げ加工の対象となる軌道輪部材の軌道面の形状からずれてしまうことがある。
このような問題を避けるため、超仕上げ加工の対象となる軌道輪部材と同一形状を有する別の軌道輪部材を用いて、砥石の成形を行うことが考えられる。しかしながら、この場合、砥石の成形に要する時間が長くなる。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、砥石の成形に要する時間の短縮及び砥石の成形精度の向上が可能な軌道輪の製造方法を提供するものである。
本発明の一態様に係る軌道輪の製造方法は、第1軌道面を有する第1軌道輪部材と、第2軌道面を有し、第1軌道輪部材と同一形状の第2軌道輪部材を準備する工程と、第1軌道面における算術平均粗さが第2軌道面における算術平均粗さよりも大きくなるように第1軌道面を粗面化する工程と、第1軌道面に対して砥石による第1超仕上げ加工を行うことにより、砥石を成形する工程と、第1超仕上げ加工の後に、第2軌道面に対して砥石による第2超仕上げ加工を行う工程とを備える。
上記の軌道輪の製造方法において、砥石は、立方晶窒化硼素により形成された砥粒を有していてもよい。
上記の軌道輪の製造方法において、第1軌道面における算術平均粗さは、1.0μm以上であってもよい。上記の軌道輪の製造方法において、第1軌道面におけるスキューネスは、0未満であってもよい。
上記の軌道輪の製造方法において、第1軌道面を粗面化する工程は、ショットブラスト加工により行われてもよい。
上記の軌道輪の製造方法において、第1超仕上げ加工を行う回数は、1回であってもよい。
本発明の一態様に係る軌道輪の製造方法によると、砥石の成形に要する時間の短縮及び砥石の成形精度の向上が可能となる。
内輪10の平面図である。 図1のII−IIにおける断面図である。 内輪10の製造方法を示す工程図である。 内輪部材1の平面図である。 図4のV−Vにおける断面図である。 砥石成形工程S3の模式図である。 粗面化工程S2が行われる前における内輪部材1の軌道面1daの形状を示す曲線である。 粗面化工程S2が行われた後における内輪部材1Aの軌道面1daの形状を示す曲線である。
(実施形態に係る軌道輪の構成)
以下に、実施形態に係る軌道輪の構成を説明する。
実施形態に係る軌道輪は、例えば、深溝玉軸受の内輪10である。実施形態に係る軌道輪は、内輪10に限られるものではないが、以下においては、内輪10を実施形態に係る軌道輪の例として説明を行う。
図1は、内輪10の平面図である。図2は、図1のII−IIにおける断面図である。図1及び2に示されるように、内輪10は、環状の形状を有している。内輪10は、例えば、JIS規格(JIS G 4805:2008)に規定されているSUJ2、SUJ3等の高炭素クロム軸受鋼である。内輪10は、上面10aと、底面10bと、内周面10cと、外周面10dとを有している。
上面10a及び底面10bは、内輪10の中心軸Aに沿う方向における端面を構成している。以下においては、中心軸Aに沿う方向を軸方向といい、平面視において中心軸Aを通る円周に沿う方向を周方向といい、平面視において中心軸Aを通り、かつ軸方向に直交する方向を径方向という。底面10bは、軸方向における上面10aの反対面である。
内周面10cは、上面10a及び底面10bに連なっている。内周面10cは、周方向に沿って延在している。内周面10cは、内側(中心軸A側)を向いている。内周面10cは、軸(図示せず)に嵌め合わされる面である。
外周面10dは、上面10a及び底面10bに連なっている。外周面10dは、周方向に沿って延在している。外周面10dは、外側(中心軸Aとは反対側)を向いている。つまり、外周面10dは、径方向における内周面10cの反対面である。外周面10dは、軌道面10daを含んでいる。軌道面10daは、転動体(図示せず)と接触する外周面10dの部分である。外周面10dは、軌道面10daにおいて内周面10c側に窪んでいる。軌道面10daは、周方向に沿って延在している。軌道面10daは、転動体(図示せず)に接触する外周面10dの部分である。軌道面10daは、中心軸Aに沿う断面視において、部分円弧形状を有している。
(実施形態に係る軌道輪の製造方法)
以下に、内輪10の製造方法を説明する。
図3は、内輪10の製造方法を示す工程図である。図3に示されるように、内輪10の製造方法は、準備工程S1と、粗面化工程S2と、砥石成形工程S3と、超仕上げ加工工程S4とを有している。
準備工程S1においては、内輪部材1が準備される。内輪部材1は、超仕上げ加工工程S4の完了後に、内輪10となる部材である。図4は、内輪部材1の平面図である。図5は、図4のV−Vにおける断面図である。図4及び5に示されるように、内輪部材1は、環状の形状を有している。内輪部材1は、上面1aと、底面1bと、内周面1cと、外周面1dとを有している。上面1a、底面1b、内周面1c及び外周面1dは、それぞれ上面10a、底面10b、内周面10c及び外周面10dに対応している面である。外周面1dは、軌道面1daを有している。軌道面1daは、超仕上げ加工工程S4を経ることにより、軌道面10daとなる面である。内輪部材1は、内輪10と同一の材料により形成されている。
内輪部材1の準備においては、第1に、素材に対して鍛造が行われることにより、環状の内輪部材1が成形される。内輪部材1の準備においては、旋削加工が行われることにより、内輪部材1の大まかな形状が整えられる。内輪部材1の準備においては、第3に、内輪部材1に対する熱処理が行われる。この熱処理には、例えば、焼き入れ及び焼き戻しが含まれる。内輪部材1の準備においては、第4に、上面1a、底面1b、内周面1c及び外周面1d(軌道面1da)に対する研削加工が行われる。以上により、図4及び5に示される構造の内輪部材1が準備される。
以下においては、粗面化工程S2及び砥石成形工程S3に供される内輪部材1を内輪部材1Aといい、超仕上げ加工工程S4に供される内輪部材1を内輪部材1Bという。上記のとおり、内輪部材1A及び内輪部材1Bは、同一の工程を適用することにより準備されているため、準備工程S1を終えた段階においては、同一の形状を有している。なお、内輪部材1Aと内輪部材1Bとが厳密に同一の形状を有していなくても、その形状が製造誤差の範囲内で一致していれば、内輪部材1A及び内輪部材1Bは、「同一の形状」を有していることになる。
粗面化工程S2においては、内輪部材1Aの軌道面1daを粗面化する(軌道面1daの表面粗さを大きくする)加工が行われる。これにより、内輪部材1Aの軌道面1daにおける算術平均粗さ(Ra)が、内輪部材1Bの軌道面1daにおける算術平均粗さよりも大きくなる。軌道面1daにおける算術平均粗さは、JIS規格(JIS B 0601:2013)にしたがって測定される。
粗面化工程S2が行われた後の内輪部材1Aの軌道面1daにおける表面粗さは、好ましくは、1.0μm以上である。さらに好ましくは、粗面化工程S2が行われた後の内輪部材1Aの軌道面1daにおける表面粗さは、5.0μm以上である。なお、粗面化工程S2が行われた後の内輪部材1Aの軌道面1daにおける表面粗さは、例えば、○μm以下である。
粗面化工程S2が行われた後の内輪部材1Aの軌道面1daにおけるスキューネス(Rsk)は、内輪部材1Bの軌道面1daにおけるスキューネスよりも小さいことが好ましい。好ましくは、粗面化工程S2が行われた後の内輪部材1Aの軌道面1daにおけるスキューネスは、0未満である。軌道面1daにおけるスキューネスは、JIS規格(JIS B 0601:2013)にしたがって測定される。
粗面化工程S2は、例えば、ショットブラスト加工により行われる。ショットブラスト加工は、内輪部材1の軌道面1daに対して、研磨材を圧縮空気により吹き付けることにより行われる。なお、粗面化工程S2は、ショットブラスト加工以外の方法により行われてもよい。
図6は、砥石成形工程S3の模式図である。砥石成形工程S3においては、砥石2の成形が行われる。砥石成形工程S3においては、第1に、内輪部材1Aが中心軸周りに回転駆動される。砥石成形工程S3においては、第2に、砥石2の作用面2aが、中心軸周りに回転駆動されている内輪部材1Aの軌道面1daに接触される。砥石成形工程S3においては、第3に、作用面2aが中心軸周りに回転駆動されている内輪部材1Aの軌道面1daに接触している状態で、砥石2が図6中の矢印の方向に揺動される。これにより、作用面2aが内輪部材1Aの軌道面1daの形状に沿って成形される。つまり、砥石2は、内輪部材1Aの軌道面1daに対する超仕上げ加工を行うことにより、内輪部材1Aの軌道面1daに沿った形状に成形されることになる。
砥石2は、砥粒を有している。この砥粒は、立方晶窒化硼素(CBN)により形成されていることが好ましい。但し、この砥粒は、立方晶窒化硼素以外の材料により形成されていてもよい。砥石成形工程S3を行う回数は、好ましくは1回である。すなわち、砥石成形工程S3のために消費される内輪部材1の個数は、1個であることが好ましい。
超仕上げ加工工程S4においては、砥石成形工程S3により成形された砥石2を用いて内輪部材1Bの軌道面1daに対する超仕上げ加工が行われる。より具体的には、中心軸周りに回転駆動されている内輪部材1Bの軌道面1daに対して砥石2の作用面2aを接触させるとともに、砥石2を揺動させることにより、内輪部材1Bの軌道面1daに対する超仕上げ加工が行われる。以上により、図1及び2に示される内輪10の製造工程が完了する。
(実施形態に係る軌道輪の製造方法の効果)
以下に、内輪10の製造方法の効果を説明する。
内輪10の製造方法においては、超仕上げ加工工程S4に供される内輪部材1(内輪部材1B)と同一の工程を経て準備される同一形状の部材(内輪部材1A)を用いて砥石2の成形が行われるため、超仕上げ加工工程S4に供される内輪部材1の形状が理想的な形状からずれたとしても、当該ずれにしたがって砥石2の形状も変化するため、砥石2の成形精度を向上させることができる。
内輪10の製造方法においては、内輪部材1Aの軌道面1daにおける算術平均粗さが内輪部材1Bの軌道面1daにおける算術平均粗さよりも大きいため、砥石成形工程S3を行う際に作用面2aの加工が進みやすい。その結果、砥石成形工程S3を行う回数が、減少する(砥石成形工程S3のために消費される内輪部材1Aの個数が、減少する)。このように、内輪10の製造方法によると、砥石2の成形に要する時間の短縮及び砥石2の成形精度の向上が可能である。
砥石2が立方晶窒化硼素により形成された砥粒を有している場合、当該砥粒の硬度が高いため、内輪部材1Aの軌道面1daにおける算術平均粗さが内輪部材1Bの軌道面1daにおける算術平均粗さと同程度であれば(すなわち、粗面化工程S2が行われていなければ)、砥石2を成形するために、砥石成形工程S3を多数回行う必要がある。しかしながら、内輪10の製造方法においては、上記のとおり、内輪部材1Aの軌道面1daにおける算術平均粗さが内輪部材1Bの軌道面1daにおける算術平均粗さよりも大きくなっている結果、砥石2の砥粒が立方晶窒化硼素のように硬度が高い材料により形成されている場合であっても、砥石2の成形に要する時間の短縮が可能である。
内輪部材1Aの軌道面1daにおける算術平均粗さが1.0μm以上である場合、砥石成形工程S3を行う際に作用面2aの加工がさらに進みやすいため、砥石成形工程S3をさらに効率よく行うことができる。
軌道面1daにおけるスキューネスが0未満である場合、軌道面1daは、谷よりも山が多い凹凸形状になる(なお、軌道面1daの中心線よりも内輪部材1の内部側に向かって窪んでいる軌道面1daの部分を「谷」といい、軌道面1daの中心線よりも内輪部材1の外部側へと突出している軌道面1daの部分を「山」という)。そのため、この場合には、砥石成形工程S3を行う際に作用面2aの加工がさらに進みやすいため、砥石成形工程S3をさらに効率よく行うことができる。
(実施例)
以下に、実施例を説明する。なお、砥石2には、立方晶窒化硼素により形成された砥粒を有する砥石が用いられた。
図7は、粗面化工程S2が行われる前における内輪部材1の軌道面1daの形状を示す曲線である。図7に示されるように、粗面化工程S2が行われる前においては、内輪部材1(内輪部材1A及び内輪部材1B)の軌道面1daにおける算術平均粗さは、0.48μmであり、内輪部材1(内輪部材1A及び内輪部材1B)の軌道面1daにおけるスキューネスは、0.89であった。
表1には、粗面化工程S2において行われたショットブラスト加工の加工条件が示されている。表1に示されるように、ショットブラスト加工の加工時間は、3分間とされた。また、研磨材として、セラミック系の研磨材が用いられた。研磨材の粒径は、800μmから2000μmの範囲内にあった。研磨材を放出するための圧縮空気の圧力は、0.2MPaから0.6MPaの範囲内にあった。研磨材を放出するためのノズルの直径は、3mmから8mmの範囲内にあった。
Figure 2021142606
図8は、粗面化工程S2が行われた後における内輪部材1Aの軌道面1daの形状を示す曲線である。図8に示されるように、粗面化工程S2が行われた後においては、内輪部材1Aの軌道面1daにおける算術平均粗さは、5.32μmであり、内輪部材1Aの軌道面1daにおけるスキューネスは、−0.06であった。
粗面化工程S2が行われた内輪部材1Aを用いて砥石成形工程S3を行ったところ、1回の砥石成形工程S3により、砥石2の成形が完了した。他方で、粗面化工程S2を行っていないが、軌道面1daに電気ペンで傷と付けた内輪部材1Aを用いて砥石成形工程S3を行ったところ、砥石2の成形が完了するために、砥石成形工程S3を20回以上繰り返す必要があった。このように、内輪10の製造方法によると、立方晶窒化硼素のように硬度の高い砥粒を有する砥石2を用いる場合であっても、砥石2の成形に要する時間の短縮が可能であることが、実験的にも示された。
以上のように本発明の実施形態について説明を行ったが、上述の実施形態を様々に変形することも可能である。また、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むことが意図される。
上記の実施形態は、転がり軸受の軌道輪の製造方法に特に有利に適用される。
1,1A,1B 内輪部材、1a 上面、1b 底面、1c 内周面、1d 外周面、1da 軌道面、2 砥石、2a 作用面、10 内輪、10a 上面、10b 底面、10c 内周面、10d 外周面、10da 軌道面、A 中心軸、S1 準備工程、S2 粗面化工程、S3 砥石成形工程、S4 超仕上げ加工工程。

Claims (6)

  1. 第1軌道面を有する第1軌道輪部材と、第2軌道面を有し、前記第1軌道輪部材と同一形状の第2軌道輪部材を準備する工程と、
    前記第1軌道面における算術平均粗さが前記第2軌道面における算術平均粗さよりも大きくなるように前記第1軌道面を粗面化する工程と、
    前記第1軌道面に対して砥石による第1超仕上げ加工を行うことにより、前記砥石を成形する工程と、
    前記第1超仕上げ加工の後に、前記第2軌道面に対して前記砥石による第2超仕上げ加工を行う工程とを備える、軌道輪の製造方法。
  2. 前記砥石は、立方晶窒化硼素により形成された砥粒を有する、請求項1に記載の軌道輪の製造方法。
  3. 前記第1軌道面における算術平均粗さは、1.0μm以上である、請求項1又は請求項2に記載の軌道輪の製造方法。
  4. 前記第1軌道面におけるスキューネスは、0未満である、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の軌道輪の製造方法。
  5. 前記第1軌道面を粗面化する工程は、ショットブラスト加工により行われる、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の軌道輪の製造方法。
  6. 前記第1超仕上げ加工を行う回数は、1回である、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の軌道輪の製造方法。
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