JP2021141906A - 内視鏡用流体制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内視鏡管路に連通する送気管路の上流側へ液体が逆流してしまうことを、簡単かつ部品点数を少なくてして確実に防ぐことができる構成を具備する内視鏡用流体制御装置を提供する。【解決手段】上流側から下流側に気体を流通させる流路82iを有し、中途部に流路82iから外部空間に連通する側孔82hを有する送気管路82と、側孔82hに挿入されるとともに側孔82hの穿設方向Cに押し込み操作可能に配設され、外径が側孔82hよりも小さく形成された操作ボタン71と、操作ボタン71に連設されるとともに送気管路82に内設され、操作ボタン71が非押し込み状態においては送気管路82内に当接することにより流路82iを閉塞し、操作ボタン71が押し込み状態においては穿設方向Cに変形して流路82iを開放させる変形部72と、を具備する。【選択図】図4

Description

本発明は、上流側から下流側に気体を流通させる流路を有する送気管路を具備する内視鏡用流体制御装置に関する。
近年、内視鏡は、医療分野において広く利用されている。医療分野において用いられる内視鏡は、細長い挿入部を被検体となる体腔内に挿入することによって、体腔内の臓器を観察することができる。また、必要に応じて内視鏡が具備する処置具の挿通チャンネル内に挿入した処置具を用いて各種処置をすることができる。
また、内視鏡内には、上述した挿通チャンネルの他、被検体内に液体を供給する前方送水管路や、挿入部の先端面に設けられた対物レンズに液体または気体を送気する送気送水管路等が設けられた構成が周知である。
尚、挿通チャンネルを被検体内の体液等の液体や気体といった流体を吸引する吸引管路として用いる構成も周知である。
さらに、挿入部の細径化を実現するため、内視鏡内に管路が1本のみ設けられ、該1本の内視鏡管路を用いて被検体内に気体を送気したり被検体内の流体を吸引したりする内視鏡の構成も周知である。
尚、挿入部が非常に細い径を有する内視鏡としては、例えば耳鼻咽喉科分野において使用される内視鏡が周知である。
具体的には、挿入部内及び該挿入部の基端に連設された操作部内に1本の内視鏡管路が設けられ、操作部に、1本の内視鏡管路を用いて被検体内に気体の送気を行うか被検体内の流体の吸引を行うかを切り替えるとともに送気管路及び吸引管路が接続された内視鏡用流体制御装置(以下、単に流体制御装置と称す)が設けられた構成が周知である。
尚、送気管路及び吸引管路は、それぞれ流体制御装置において内視鏡管路に連通しており、送気管路は送気装置に接続され、吸引管路は吸引装置に接続されている。
また、送気管路において上流側から下流側への気体の供給によってのみ送気管路の流路を開放するとともに、流路の上流側に液体が逆流してしまうことを防止する弁体が送気管路に設けられた流体制御装置の構成も周知である。
ところで、このような流体制御装置の構成において、送気も吸引も行っていない状態での内視鏡の使用中に、何らかの原因により送気管路に連通する内視鏡管路における弁体よりも下流側の圧力が変化してしまう場合がある。
具体的には、内視鏡管路において、流体制御装置よりも下流側に設けられた送液ポートにシリンジを接続して、内視鏡管路を介して被検体内に液体を送液する際、シリンジ内には液体だけでなく、多少気体も含まれている。このため、シリンジ内の液体を全て供給した直後、内視鏡管路内にシリンジ内の気体が供給されてしまう。
ところが、この際、液体の供給から気体の供給に変化した瞬間に、液体と気体との圧力の違いにより、内視鏡管路内の弁体よりも下流側の圧力が断続的に上がったり下がったり、具体的には、大気圧よりも高くなったり(陽圧)、低くなったり(陰圧)してしまう場合等がある。
この場合、圧力の低下により弁体が意図せず開放されてしまい、圧力の上昇により液体が送気管路の上流側に逆流してしまうといった問題があった。
このような問題に鑑み、特許文献1には、送気管路において、吸引指示を行う吸引ボタンが、上述した弁体よりも上流側に設けられているとともに、吸引ボタン自体が上述した弁体とは異なる他の弁体として機能する流体制御装置の構成が開示されている。
このような構成によれば、仮に、弁体よりも下流側の圧力変化により弁体が意図せず開放されてしまったとしても、弁体の開放に連動して吸引ボタンが下流側の圧力変化によって自動的に流路を塞ぐ。このことから、吸引ボタンにより送気管路における上流側への液体の逆流を防ぐことができる。
特許第5722510号公報
しかしながら、例えばシリンジから内視鏡管路に上述したように液体とともに気体を供給した場合、上述したように、内視鏡管路内には、断続的に上昇及び低下を繰り返すような圧力変化が生じる。ところが、該圧力変化により吸引ボタンが振動してしまうと、吸引ボタンは、断続的な圧力変化に追従できなくなってしまう。
この場合、吸引ボタンによって流路を塞ぐことができなくなってしまうことから、送気管路における上流側への液体の逆流を防ぐことができない可能性があった。
このような事情に鑑み、弁体に、圧力変化や気体の供給によって流路を開閉する構成を用いるのではなく、操作者の能動的な操作によってのみ流路を開閉する構成を用いることが考えられる。しかしながら、この場合、弁体を構成する部品点数が多くなってしまう他、開閉構造が複雑になってしまうといった問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、内視鏡管路に連通する送気管路の上流側へ液体が逆流してしまうことを、簡単かつ部品点数を少なくてして確実に防ぐことができる構成を具備する内視鏡用流体制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の一態様による内視鏡用流体制御装置は、上流側から下流側に気体を流通させる流路を有し、中途部に前記流路から外部空間に連通する側孔を有する送気管路と、前記側孔に挿入されるとともに前記側孔の穿設方向に押し込み操作可能に配設され、外径が前記側孔よりも小さく形成された操作ボタンと、前記操作ボタンに連設されるとともに前記送気管路に内設され、前記操作ボタンが非押し込み状態においては前記送気管路内に当接することにより前記流路を閉塞し、前記操作ボタンが押し込み状態においては前記穿設方向に変形して前記流路を開放させる変形部と、を具備する。
本発明によれば、内視鏡管路に連通する送気管路の上流側へ液体が逆流してしまうことを、簡単かつ部品点数を少なくてして確実に防ぐことができる構成を具備する内視鏡用流体制御装置を提供することができる。
本実施の形態の流体制御装置が設けられた内視鏡の外観を、送気装置及び吸引装置とともに概略的に示す内視鏡装置の図 図1の流体制御装置の斜視図 図2の流体制御装置の分解斜視図 図2の流体制御装置を、内視鏡管路及びシリンジとともに示す図2中のIV-IV線に沿った断面図 図4の吸引ボタンユニットが操作者により押下操作された状態を示す部分断面図 図4の送気ボタンが操作者により押下操作された状態を示す断面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態の流体制御装置が設けられた内視鏡の外観を、送気装置及び吸引装置とともに概略的に示す内視鏡装置の図である。
図1に示すように、内視鏡装置100は、内視鏡1と、流体制御装置である送気吸引バルブ20と、送気装置32と、吸引装置33と、送気チューブ42と、吸引チューブ43とを具備して主要部が構成されている。
内視鏡1は、被検体内に挿入される挿入部5と、該挿入部5の挿入方向Sの基端側に連設された操作部6とを具備している。
また、内視鏡1は、操作部6から延出されたユニバーサルコード7と、該ユニバーサルコード7の延出端に設けられた図示しないコネクタとを具備している。尚、コネクタを介して、内視鏡1は、制御装置や照明装置等の外部装置と電気的に接続される。
挿入部5は、挿入方向Sの先端側から順に、先端部2と湾曲部3と可撓管部4とを具備して構成されており、挿入方向Sに沿って細長に形成されている。
湾曲部3は、後述する湾曲レバー11の回動操作によって、例えば2方向に湾曲されることにより、先端部2内に設けられた図示しない対物光学系の観察方向を可変したり、被検体内における先端部2の挿入性を向上させたりするものである。尚、湾曲部3は3方向以上に湾曲自在であっても構わない。さらに、可撓管部4は、湾曲部3の基端側に連設されている。
操作部6に、操作者によって把持される把持部6hが設けられている。また、操作部6において、把持部6hよりも挿入方向Sの先端側に、送液ポートである口金6kが設けられている。
口金6kは、操作部6において、後述する連結部G(図4参照)よりも下流側に設けられており、連結部Gよりも下流側において、後述する内視鏡管路90の流路90i(いずれも図4参照)に対し連通する。
口金6kは、被検体内に対して流路90iを介して処置具を挿抜する際の流路90iへの挿抜口90cを有している。尚、挿抜口90cは、被検体内に流路90iを介して液体R(図4参照)を送液する際、シリンジ120(図4参照)が装着される装着口を構成している。
操作部6の把持部6hよりも挿入方向Sの基端側に位置する操作部本体6bに、湾曲部3の2方向への湾曲を指示する湾曲レバー11と、先端部2内に設けられた図示しない撮像ユニットの撮像動作を指示する操作スイッチ12とが設けられている。
さらに、操作部本体6bに、内視鏡管路90を用いて、被検体内への気体A(図6参照)の供給と流体E(図5参照)の吸引とを切り替える送気吸引バルブ20が設けられている。
送気吸引バルブ20の後述する送気口金22には、送気チューブ42を介して送気装置32が接続されており、送気吸引バルブ20の後述する吸引口金23には、吸引チューブ43を介して吸引装置33が接続されている。
尚、以下、送気吸引バルブ20の構成を、上述した図1と、図2〜図6とを用いて説明する。
図2は、図1の流体制御装置の斜視図、図3は、図2の流体制御装置の分解斜視図、図4は、図2の流体制御装置を、内視鏡管路及びシリンジとともに示す図2中のIV-IV線に沿った断面図である。
また、図5は、図4の吸引ボタンユニットが操作者により押下操作された状態を示す部分断面図、図6は、図4の送気ボタンが操作者により押下操作された状態を示す断面図である。
尚、図4〜図6に示す送気吸引バルブ20の断面は、図2中のIV-IV線位置での断面に対して、吸引管路83の内視鏡管路90への接続構成を分かりやすくするため、敢えて吸引管路83の進行方向を反対方向に記載している。
図1に示すように、挿入部5及び操作部6内には、1本の内視鏡管路90が設けられている。
内視鏡管路90における流路90iの挿入方向Sの先端は、図1に示すように、先端部2の先端面において、開口90aとして開口されている。
流路90iの基端は、図4に示すように、送気吸引バルブ20内において開口90bとして開口されている。また、図4に示すように、流路90iの中途位置には、上述したように、操作部6内において口金6kが連通している。
図2〜図4に示すように、内視鏡1の操作部6の操作部本体6bに設けられた送気吸引バルブ20は、送気管路82と、吸引管路83と、送気管路82に連通する送気口金22と、吸引管路83に連通する吸引口金23と、吸引ボタンユニット61と、吸引リーク孔62rを有するゴムバネ62と、送気ボタンユニット70とを具備して主要部が構成されている。
送気管路82は、送気吸引バルブ20内において図2、図3中における方向Bに沿って設けられており、上流側から下流側へと気体Aを流通させる流路82iを有している。
また、送気管路82は、方向Bにおける中途部において、図2〜図4に示すように、流路82iから外部空間に連通する図2〜図4中の方向Bに直交する方向Cに沿って穿設された側孔82hを有している。以下、方向Cを穿設方向Cと称す。
さらに、送気管路82は、上流側(送気装置32側)において送気口金22に連通しており、下流側の開口端82aが、流路82iが流路90iに連通するよう、送気吸引バルブ20内において内視鏡管路90の開口90bに連結部Gにおいて連結されている。
このことにより、送気装置32から送気された気体Aは、図6に示すように、後述する送気ボタン71の押し込み状態においては、送気チューブ42、送気口金22を介して送気管路82の流路82iに進入した後、内視鏡管路90の流路90iを介して開口90aから被検体内へと供給される。
尚、送気装置32から送気された気体Aは、図4に示すように、後述する送気ボタン71の非押し込み状態においては、側孔82hを介して流路82iから外部空間へと流出される。即ち、側孔82hは、送気ボタン71の非押し込み状態において、流路82iにおける気体Aを外部空間へと流出させる通路を構成している。
吸引管路83は、送気吸引バルブ20内において図2、図3中の方向Bに沿って設けられているとともに、穿設方向C及び方向Bに直交する方向Dにおいて送気管路82に並設されており、下流側から上流側へと流体Eを流通させる流路83iを有している。
また、吸引管路83は、上流側(吸引装置33側)において吸引口金23に連通しており、下流側の開口端83aが、流路83iが流路90iに連通するよう、送気吸引バルブ20内において内視鏡管路90の開口90bに連結部Gにおいて連結されている。
吸引ボタンユニット61は、図3に示すように、軸部61jと、押下部61bと、封止部61tとから構成されている。
また、吸引ボタンユニット61は、操作者の指Fにより、図4、図5に示すように、穿設方向Cにおいて押し込み操作自在に構成されている。
即ち、吸引ボタンユニット61は、操作者の指Fによる図5に示すような穿設方向Cへの押し込み操作により、図5中の穿設方向Cにおける下方、即ち内視鏡管路90側に移動する。その後、押し込み操作が終わると、吸引ボタンユニット61は、図4中の穿設方向Cにおける上方、即ち内視鏡管路90から離間する側に移動する。
軸部61jは、穿設方向Cに沿ってそれぞれ形成された送気吸引バルブ20の嵌入孔21k及びゴムバネ62の貫通孔62hにそれぞれ嵌入されるものであり、図3中の穿設方向Cに沿って細長かつ、例えば円柱状に形成されている。
押下部61bは、例えば円板状に形成されており、軸部61jの穿設方向Cにおける図3中の上端に設けられ、穿設方向Cにおいて送気吸引バルブ20の外装との間にゴムバネ62を挟むように、ゴムバネ62に当接して設けられている。
封止部61tは、軸部61jの穿設方向Cにおける図3中の下端に設けられているとともに、軸部61jとともに嵌入孔21kに嵌入されるものであり、軸部61jよりも大径にフランジ状に形成されている。
封止部61tは、吸引ボタンユニット61の非押し込み状態において、吸引管路83の開口端83aを塞ぐものである。
よって、吸引ボタンユニット61の押し込み状態においては、図5に示すように、封止部61tは、開口端83aを開放することによって、流路83iを流路90iに連通させる。
ゴムバネ62は、図2、図3に示すように、内部に穿設方向Cに沿った貫通孔62hを有するよう穿設方向Cに所定の長さを有するとともに筒状に形成されている。
また、ゴムバネ62は、穿設方向Cに伸縮自在に構成されている。さらに、ゴムバネ62は、図4に示すように、吸引ボタンユニット61の非押し込み状態においては、押下部61bを図3中の穿設方向Cにおける上方側に押し上げることによって、封止部61tを開口端83aに押し付けることにより開口端83aの封止状態を維持する。
また、ゴムバネ62は、図5に示すように、吸引ボタンユニット61の押し込み状態においては、押下部61bによって穿設方向Cに圧縮される。尚、その結果、貫通孔62hに連通するリーク孔62rが塞がれる。
このことにより、図4に示すように、一方、吸引ボタンユニット61の非押し込み状態においては、開口端83aは封止部61tによって塞がれていることから、流路90iと流路83iとは連通しない。
このため、吸引装置33が駆動されると、ゴムバネ62の吸引リーク孔62r、貫通孔62hを介して外部空間の気体Aが流路83iに流入され、吸引装置33によって吸引される。
また、図5に示すように、他方、吸引ボタンユニット61の押し込み状態においては、押下部61bによってリーク孔62rは塞がれ、封止部61tは開口端83aを開放する。このことから、流路90iは流路83iに連通するため、吸引装置33が駆動されると、被検体内の流体Eは、開口90aから流路90i、流路83i、吸引口金23、吸引チューブ43を介して吸引される。
送気ボタンユニット70は、操作ボタンである送気ボタン71と、弾性部材から構成された変形部72とを具備して主要部が構成されている。
送気ボタン71は、図2、図4に示すように、側孔82hに挿入されるとともに、側孔82hの穿設方向Cに押し込み操作可能に設けられている。
また、送気ボタン71は、外径が、側孔82hよりも小さく形成されている。このことにより、送気ボタン71が非押し込み状態の際は、送気ボタン71が挿入されていない部位における側孔82hの領域が、流路82iにおける気体Aを外部空間へと流出させる通路を構成する。
変形部72は、図3、図4に示すように、送気ボタン71に連設されるとともに、送気管路82内に内設されている。
また、変形部72は、図4に示すように送気ボタン71が非押し込み状態においては、送気管路82内に当接することにより流路82iを閉塞し、図6に示すように送気ボタン71が押し込み状態においては、穿設方向Cに変形して流路82iを開放させるものである。
具体的には、図3、図4、図6に示すように、変形部72は、上流側が閉じられるとともに下流側が開放された所定の肉厚を有する管状部材73において、一点鎖線で囲って示すように、送気ボタン71よりも下流側に設けられている。
尚、管状部材73に送気ボタン71が一体的に形成されている場合を、図4、図6は示しているが、別体から構成されていても構わない。また、変形部72も管状部材73に一体的に形成されている場合を、図4、図6は示しているが、別体から構成されていても構わない。
また、管状部材73の下流側の外周に、図4に示すように、送気ボタン71の非押し込み状態において送気管路82の内壁82nに当接する閉塞部72eが周状に設けられている。
尚、閉塞部72eとしては、例えばOリングが挙げられる。また、図3に示すように、管状部材73の上流側の外周に、Oリング等の閉塞部73dが内壁82nに当接するよう設けられていても良い。
このことにより、図4に示すような送気ボタン71の非押し込み状態においては、送気装置32から送気チューブ42、送気口金22を介して流路82iに流入された気体Aは、閉塞部72eにより、該閉塞部72eよりも流路82iの下流側、即ち流路90iへとは進入できず、側孔82hから外部空間に流出される。
管状部材73は、上述したように下流側が開放された形状を有していることにより下流側に変形部72が構成されており、図6に示すように、送気ボタン71が穿設方向Cに押し込まれた押し込み状態において、下流側の内部空間73iの体積が小さくなるよう変形される。
このことにより、図6に示すように、内壁82nに対する閉塞部72eの当接が一部解除されることに加え、送気ボタン71を穿設方向Cに押下する指Fによって側孔82hが塞がれる。
このことから、送気装置32から送気チューブ42、送気口金22を介して流路82iに流入された気体Aは、閉塞部72eよりも流路82iの下流側に進行し、流路90iへと進入する。
ここで、上述したように、図4に示すような送気ボタン71の非押し込み状態における閉塞部72eが内壁82nに当接することにより流路82iを塞いでいる状態において、シリンジ120から流路90iに液体Rのみならず気体が供給されてしまうことにより、送気ボタンユニット70よりも下流側の圧力が断続的に大気圧に対して陰圧、陽圧に変化してしまう場合がある。
この場合、一方、陽圧の場合は、図4に示すように、閉塞部72eが内壁82nに対して、穿設方向Cにおける拡径方向C1に広がろうとすることから、内壁82nに対する閉塞部72eの当接力が大きくなる。このため、送気ボタンユニット70は、より強固に流路82iの閉塞を行うことができる。
また、他方、陰圧の場合は、図4に示すように、確かに穿設方向Cにおいて、閉塞部72eは内壁82nから離間するよう縮径方向C2に縮まろうとする。しかしながら、管状部材73における変形部72は所定の肉厚を有するとともに、閉塞部72e、73dが内壁82nに当接しているため、縮径方向C2への力に抗することから、各閉塞部72e、73dが内壁82nから離れず、流路82iの閉塞が開放されてしまうことがない。
よって、図4に示すような送気ボタン71の非押し込み状態において、液体Rが送気管路82の流路82iにおける送気ボタンユニット70よりも上流側に逆流してしまうことがない。即ち、流路82iは、送気ボタンユニット70に対し、図6に示すような送気ボタン71の押し込み状態にのみ上流側と下流側とが流通する。
また、上述した図5に示したように、吸引ボタンユニット61の押し込み状態において、流体Eの流路90iから流路83iへの吸引を行う際も、流路82iから流路90iへの気体Aの流れ込みがないことから、吸引力が低下してしまうことを防ぐことができる。
尚、その他の送気吸引バルブ20の構成は、従来と同じであるため、その説明は省略する。
このように、本実施の形態においては、内視鏡管路90に接続された送気管路82において、流路90iに連通する流路82iの中途部に、送気ボタンユニット70が設けられていると示した。
また、送気ボタンユニット70は、送気管路82の中途部に形成されるとともに流路82iと外部空間とを連通させる側孔82hに押し込み操作可能に挿入される送気ボタン71と、変形部72が構成された管状部材73とを有していると示した。
さらに、変形部72は、上流側が塞がれるとともに下流側が開放された管状部材73の送気ボタン71よりも下流側に構成され、送気ボタン71よりも下流側の外周に送気ボタン71の非操作状態においては内壁82nに当接して流路82iを塞ぐ閉塞部72eを有していると示した。
さらに、変形部72は、送気ボタン71の押し込み操作により内壁82nから閉塞部72eの一部が離間するよう変形し、流路82iを開放すると示した。
また、管状部材73における変形部72は、所定の肉厚を有していると示した。
このことによれば、送気ボタン71と、変形部72を有する管状部材73から構成された送気ボタンユニット70といった簡単な1つの部材のみにて、流路82iは、送気ボタン71の非押下状態では、内壁82nへの閉塞部72eの当接により流路82iが開放されない構成を実現することができる。
さらに、送気ボタン71が押下操作された場合のみ変形部72の変形によって、内壁82nから閉塞部72eの一部が離間することにより流路82iを開放する構成を実現することができる。
また、送気ボタン71の非押し込み状態における内壁82nに閉塞部72eが当接することにより流路82iを塞いでいる状態において、送気ボタンユニット70よりも下流側の圧力が断続的に陽圧、陰圧に変化しても、所定の肉厚を有する変形部72により、内壁82nに対する閉塞部72eの当接が解除されてしまうことがない。
以上から、内視鏡管路90に連通する送気管路82の上流側へ液体Rが逆流してしまうことを、簡単かつ部品点数を少なくてして確実に防ぐことができる構成を具備する送気吸引バルブ20を提供することができる。
尚、上述した本実施の形態においては、送気吸引バルブ20は、内視鏡管路90に送気管路82と、吸引管路83とが接続されて、流路82iからの流路90iへの気体Aの送気と、流路90iからの流路83iを用いた流体Eの吸引とを切り替える場合を例に挙げて示した。
これに限らず、内視鏡管路90に送気管路82のみが接続され、流路90iに流路82iから気体Aを送気するのみの構成においても、本実施の形態は適用可能であることは勿論である。
6k…送液ポート
20…送気吸引バルブ(内視鏡用流体制御装置)
71…送気ボタン(操作ボタン)
72…変形部
72e…閉塞部
73…管状部材
73i…内部空間
82…送気管路
82a…下流側の開口
82h…側孔
82i…流路
82n…内壁
83…吸引管路
83a…下流側の開口
90…内視鏡管路
90b…上流側の開口
A…気体
C…穿設方向
G…連結部
R…液体ポート

Claims (6)

  1. 上流側から下流側に気体を流通させる流路を有し、中途部に前記流路から外部空間に連通する側孔を有する送気管路と、
    前記側孔に挿入されるとともに前記側孔の穿設方向に押し込み操作可能に配設され、外径が前記側孔よりも小さく形成された操作ボタンと、
    前記操作ボタンに連設されるとともに前記送気管路に内設され、前記操作ボタンが非押し込み状態においては前記送気管路内に当接することにより前記流路を閉塞し、前記操作ボタンが押し込み状態においては前記穿設方向に変形して前記流路を開放させる変形部と、
    を具備することを特徴とする内視鏡用流体制御装置。
  2. 前記変形部は、前記操作ボタンよりも下流側に配設され、前記非押し込み状態においては前記送気管路の内壁に当接する閉塞部を有していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用流体制御装置。
  3. 前記変形部は、上流側が閉じられるとともに下流側が開放された管状部材に構成され、該管状部材の下流側の外周に前記閉塞部が形成されており、
    前記押し込み状態において前記管状部材は、下流側の内部空間の体積が小さくなるよう変形されることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用流体制御装置。
  4. 前記送気管路及び該送気管路とは独立した吸引管路の下流側の各開口端が、被検体内に連通する内視鏡管路の上流側の開口に、前記送気管路及び前記吸引管路が前記内視鏡管路に連通するよう連結させる連結部をさらに具備していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用流体制御装置。
  5. 前記側孔は、前記非押し込み状態において前記流路における前記気体を前記外部空間へと流出させる通路を構成していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用流体制御装置。
  6. 前記内視鏡管路における前記連結部よりも下流側に、前記内視鏡管路を介して前記被検体内に液体を送液する送液ポートが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用流体制御装置。
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