JP2021141018A - 光電センサ - Google Patents
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Abstract
Description
[構成例]
図1及び2を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る光電センサ10の構成の一例について説明する。図1は、第1実施形態に係る光電センサ10を含む検出システム1の概要を示す図である。検出システム1は、光電センサ10と、コントローラ20と、コンピュータ30と、ロボット40と、搬送装置50とを備える。
投光部11は、ボトル型透明体100が到来する検出領域10aに向けて光を出射する。投光部11は、投光素子11a及び駆動回路11bを含んでよい。投光素子11aは、LED(Light Emitting Diode)やレーザダイオードで構成されてよく、駆動回路11bは、投光素子11aを発光させるための電流を制御する。駆動回路11bは、投光素子11aを間欠的に、例えば0.1ms周期でパルス発光させてよい。投光素子11aから出射した光は、図示しないレンズ又は図1の投光用光ファイバ101を介して、検出領域10aに照射されてよい。
受光部12は、検出領域10aを挟んで投光部11と対向して配置され、光の受光量に対応する時系列の信号値を取得する。受光部12は、受光素子12a、増幅器12b、サンプル/ホールド回路12c及びA/D変換器12dを含んでよい。受光素子12aは、フォトダイオードによって構成されてよく、受光量を電気的な出力信号に変換する。受光部12は、検出領域10aにおいて反射又は透過した光を、図示しないレンズ又は図1の受光用光ファイバ102を介して受光素子12aに入射させてよい。増幅器12bは、受光素子12aの出力信号を増幅する。サンプル/ホールド回路12cは、投光部11によるパルス発光のタイミングに同期して、増幅器12bにより増幅された受光素子12aの出力信号を保持する。これにより外乱光の影響が低減される。A/D変換器12dは、サンプル/ホールド回路12cにより保持されたアナログの信号値をデジタル値である受光量の値に変換する。受光部12は、検出領域10aからの光を受光し、受光量を逐次信号値に変換する測定部の一例である。
処理部13は、動作制御部13a、メモリ13b及び判定部13cを含む。処理部13は、例えば、マイクロプロセッサ、メモリ及びメモリに格納されたプログラム等から構成されるコンピュータとして構成されてよい。
操作部14は、光電センサ10の操作を行うためのものであり、操作スイッチ、表示器等を含んでよい。
出力部15は、判定部13cによる判定結果を含む様々なデータの出力を行う。出力部15は、最も簡単には判定部13cによる判定結果の2値出力を行ってよい。出力部15は、判定部13cにより到来条件を満たすと判定された場合に、検出領域10aにボトル型透明体100が到来したことを示す信号を出力してよい。また、出力部15は、判定部13cによりリセット条件を満たすと判定された場合に、ボトル型透明体100が検出領域10aから脱出したことを示す信号を出力してよい。出力部15は、大量のデータの出力を行える通信機能を備えていてもよい。
図9は、本発明の第2実施形態に係る光電センサ10により測定される受光量の例を示す図である。本実施形態に係る光電センサ10の物理的構成は、第1実施形態の係る光電センサ10の物理的構成と同じであってよいが、本実施形態に係る光電センサ10の判定部13cにより用いられる到来条件及びリセット条件は、第1実施形態に係る光電センサ10の判定部13cにより用いられる到来条件及びリセット条件と異なる。
検出領域(10a)を順次通過していく複数のボトル型透明体(100)の検出に用いられる光電センサ(10)であって、
前記検出領域(10a)に向けて光を出射する投光部(11)と、
前記検出領域(10a)を挟んで前記投光部(11)と対向して配置され、前記光の受光量に対応する時系列の信号値を取得する受光部(12)と、
前記時系列の信号値が到来条件を満たすか否かを判定することを前記到来条件を満たすまで継続する処理と、前記時系列の信号値がリセット条件を満たすか否かを判定することを前記リセット条件を満たすまで継続する処理とを交互に繰り返す判定部(13c)を備え、
前記到来条件は、前記ボトル型透明体(100)が前記検出領域(10a)に到来したことを識別するための条件であり、
前記リセット条件は、前記ボトル型透明体(100)が前記検出領域(10a)から脱出したことを識別するための条件である、
光電センサ(10)。
前記到来条件は、前記検出領域(10a)に前記ボトル型透明体(100)がない状態において取得された信号値を代表する非遮光基準値より小さい遮光基準値を下回ることを識別するための条件であり、
前記リセット条件は、前記時系列の信号値の大きさが所定期間にわたって前記非遮光基準値と実質的に等しいことを識別するための条件である、
付記1に記載の光電センサ(10)。
前記非遮光基準値は、前記検出領域(10a)に前記ボトル型透明体(100)がない状態において取得された前記時系列の信号値の平均値である、
付記2に記載の光電センサ(10)。
前記リセット条件において、前記時系列の信号値の大きさが前記非遮光基準値と実質的に等しいとは、前記時系列の信号値と前記非遮光基準値との差の絶対値が所定の許容値よりも小さいことである、
付記2又は3に記載の光電センサ(10)。
前記到来条件は、前記時系列の信号値が、前記検出領域(10a)に前記ボトル型透明体(100)がない状態において取得された信号値を代表する非遮光基準値よりも大きい集光基準値を上回ることを識別するための条件であり、
前記リセット条件は、前記到来条件を満たすと判定されてから所定の不感期間が経過したことを識別するための条件である、
付記1に記載の光電センサ(10)。
前記不感期間は、前記ボトル型透明体(100)が前記検出領域(10a)を通過中であると想定される期間の中で、前記集光基準値よりも大きなすべての前記時系列の信号値が出現する1つの連続期間である第1期間の代表値より長く、前記到来条件を満たしてから、前記リセット条件を満たした後、再び前記到来条件を満たすまでの第2期間の代表値より短い、
付記5に記載の光電センサ(10)。
前記第1期間の代表値は前記第1期間の最長値であり、前記第2期間の代表値は前記第2期間の最短値である、
付記6に記載の光電センサ(10)。
Claims (7)
- 検出領域を順次通過していく複数のボトル型透明体の検出に用いられる光電センサであって、
前記検出領域に向けて光を出射する投光部と、
前記検出領域を挟んで前記投光部と対向して配置され、前記光の受光量に対応する時系列の信号値を取得する受光部と、
前記時系列の信号値が到来条件を満たすか否かを判定することを前記到来条件を満たすまで継続する処理と、前記時系列の信号値がリセット条件を満たすか否かを判定することを前記リセット条件を満たすまで継続する処理とを交互に繰り返す判定部を備え、
前記到来条件は、前記ボトル型透明体が前記検出領域に到来したことを識別するための条件であり、
前記リセット条件は、前記ボトル型透明体が前記検出領域から脱出したことを識別するための条件である、
光電センサ。 - 前記到来条件は、前記検出領域に前記ボトル型透明体がない状態において取得された信号値を代表する非遮光基準値より小さい遮光基準値を下回ることを識別するための条件であり、
前記リセット条件は、前記時系列の信号値の大きさが所定期間にわたって前記非遮光基準値と実質的に等しいことを識別するための条件である、
請求項1に記載の光電センサ。 - 前記非遮光基準値は、前記検出領域に前記ボトル型透明体がない状態において取得された前記時系列の信号値の平均値である、
請求項2に記載の光電センサ。 - 前記リセット条件において、前記時系列の信号値の大きさが前記非遮光基準値と実質的に等しいとは、前記時系列の信号値と前記非遮光基準値との差の絶対値が所定の許容値よりも小さいことである、
請求項2又は3に記載の光電センサ。 - 前記到来条件は、前記時系列の信号値が、前記検出領域に前記ボトル型透明体がない状態において取得された信号値を代表する非遮光基準値よりも大きい集光基準値を上回ることを識別するための条件であり、
前記リセット条件は、前記到来条件を満たすと判定されてから所定の不感期間が経過したことを識別するための条件である、
請求項1に記載の光電センサ。 - 前記不感期間は、前記ボトル型透明体が前記検出領域を通過中であると想定される期間の中で、前記集光基準値よりも大きなすべての前記時系列の信号値が出現する1つの連続期間である第1期間の代表値より長く、前記到来条件を満たしてから、前記リセット条件を満たした後、再び前記到来条件を満たすまでの第2期間の代表値より短い、
請求項5に記載の光電センサ。 - 前記第1期間の代表値は前記第1期間の最長値であり、前記第2期間の代表値は前記第2期間の最短値である、
請求項6に記載の光電センサ。
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JP2006019939A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Sunx Ltd | 光電センサ及びウエハ検出装置 |
JP2009300111A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Omron Corp | 光電センサ |
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