JP2021138247A - 車両制御装置及び車両制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】自車両の車線変更に関わる行動を周囲の車両の運転者に対して認識しやすくすることができる車両制御装置及び車両制御方法を提供する。【解決手段】車線変更制御部92は、第1車線132から第2車線134への自動車線変更と、第2車線134から第3車線136への第2車線変更と、を連続して行う場合に、第2車線134から第3車線136への第2車線変更において設定される待機時間を、第1車線132から第2車線134への自動車線変更において設定される待機時間よりも長くする。【選択図】図5
Description
本発明は、自動車線変更を実行する車両制御装置及び車両制御方法に関する。
特許文献1には、運転者の意図によって自動車線変更を実行する車両制御装置が示される。この車両制御装置は、運転者が同一方向へのウインカーレバーの操作を継続して行う場合に、自車両を連続的に横移動させる。この車両制御装置は、連続的な横移動として、第1車線から第2車線への車線変更と、第2車線から分岐路への進路変更と、を行う。
通常の自動車線変更には、自車両が横移動を開始する前に、運転者が自車両の周囲の状況を確認するための待機時間が設定される。このため、自車両が第1車線から第2車線を経由して第3車線へ自動車線変更する際に、第1車線から第2車線への車線変更と、第2車線から第3車線への車線変更と、が途切れなく行われると、他車両の運転者は自車両の行動を認識しづらい。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、自車両の車線変更に関わる行動を周囲の車両の運転者に対して認識しやすくすることができる車両制御装置及び車両制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、
自車両の周囲の状況を認識する外界認識部と、
前記外界認識部の認識結果に基づいて、前記自車両の走行速度と操舵を制御して自動車線変更を実行する車線変更制御部と、を備え、
前記自動車線変更には、
運転者の意図にかかわらず実行される第1車線変更と、
運転者の意図によって実行される第2車線変更と、があり、
前記自動車線変更に関わる車両動作の開始前に待機時間が設定される車両制御装置であって、
前記車線変更制御部は、第1車線から第2車線への前記第1車線変更と、前記第2車線から第3車線への前記第2車線変更と、を連続して行う場合に、前記第2車線から前記第3車線への前記第2車線変更において設定される前記待機時間を、前記第1車線から前記第2車線への前記第1車線変更において設定される前記待機時間よりも長くする。
自車両の周囲の状況を認識する外界認識部と、
前記外界認識部の認識結果に基づいて、前記自車両の走行速度と操舵を制御して自動車線変更を実行する車線変更制御部と、を備え、
前記自動車線変更には、
運転者の意図にかかわらず実行される第1車線変更と、
運転者の意図によって実行される第2車線変更と、があり、
前記自動車線変更に関わる車両動作の開始前に待機時間が設定される車両制御装置であって、
前記車線変更制御部は、第1車線から第2車線への前記第1車線変更と、前記第2車線から第3車線への前記第2車線変更と、を連続して行う場合に、前記第2車線から前記第3車線への前記第2車線変更において設定される前記待機時間を、前記第1車線から前記第2車線への前記第1車線変更において設定される前記待機時間よりも長くする。
本発明の別の態様は、
自車両の周囲の状況を認識する外界認識ステップと、
前記外界認識ステップの認識結果に基づいて、前記自車両の走行速度と操舵を制御して自動車線変更を実行する車線変更制御ステップと、を備え、
前記自動車線変更には、
運転者の意図にかかわらず実行される第1車線変更と、
前記運転者の意図によって実行される第2車線変更と、があり、
前記自動車線変更に関わる車両動作の開始前に待機時間を設定する車両制御方法であって、
前記車線変更制御ステップでは、第1車線から第2車線への前記自動車線変更と、前記第2車線から第3車線への前記第2車線変更と、を連続して行う場合に、前記第2車線から前記第3車線への前記第2車線変更において設定される前記待機時間を、前記第1車線から前記第2車線への前記自動車線変更において設定される前記待機時間よりも長くする。
自車両の周囲の状況を認識する外界認識ステップと、
前記外界認識ステップの認識結果に基づいて、前記自車両の走行速度と操舵を制御して自動車線変更を実行する車線変更制御ステップと、を備え、
前記自動車線変更には、
運転者の意図にかかわらず実行される第1車線変更と、
前記運転者の意図によって実行される第2車線変更と、があり、
前記自動車線変更に関わる車両動作の開始前に待機時間を設定する車両制御方法であって、
前記車線変更制御ステップでは、第1車線から第2車線への前記自動車線変更と、前記第2車線から第3車線への前記第2車線変更と、を連続して行う場合に、前記第2車線から前記第3車線への前記第2車線変更において設定される前記待機時間を、前記第1車線から前記第2車線への前記自動車線変更において設定される前記待機時間よりも長くする。
本発明によれば、周囲の車両の運転者は、自車両の車線変更に関わる行動を認識しやすい。
以下、本発明に係る車両制御装置及び車両制御方法について、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
[1.車両制御装置10の構成]
図1を用いて車両制御装置10の構成について説明する。車両制御装置10は、自車両120(図3)に設けられる。車両制御装置10は、自車両120の走行速度及び操舵の制御を、運転者の意図にかかわらずに実行する、所謂運転支援の機能を有する。
図1を用いて車両制御装置10の構成について説明する。車両制御装置10は、自車両120(図3)に設けられる。車両制御装置10は、自車両120の走行速度及び操舵の制御を、運転者の意図にかかわらずに実行する、所謂運転支援の機能を有する。
車両制御装置10は、主制御装置12と、主制御装置12に対して各種情報を入力する入力装置群と、主制御装置12が出力する各種情報に基づいて自車両120を動作させる出力装置群と、を有する。入力装置群には、外界センサ14と、ナビゲーション装置16と、測位装置18と、受信装置20と、車体挙動センサ22と、操作センサ24と、乗員センサ26と、が含まれる。出力装置群には、駆動装置28と、制動装置30と、操舵装置32と、HMI34と、が含まれる。
[1.1.入力装置群の構成]
外界センサ14には、複数のカメラ40と、複数のレーダ42と、複数のLiDAR44と、が含まれる。カメラ40は、自車両120の周辺を撮影し、画像情報を主制御装置12に出力する。レーダ42とLiDAR44は、自車両120の周辺の物標を検知し、検知情報を主制御装置12に出力する。
外界センサ14には、複数のカメラ40と、複数のレーダ42と、複数のLiDAR44と、が含まれる。カメラ40は、自車両120の周辺を撮影し、画像情報を主制御装置12に出力する。レーダ42とLiDAR44は、自車両120の周辺の物標を検知し、検知情報を主制御装置12に出力する。
ナビゲーション装置16は、GPSを使用して自車両120の位置を測定し、自車両120の位置から運転者が指定する目的地までの走行予定経路を生成する。ナビゲーション装置16は、生成された走行予定経路を示す経路情報を主制御装置12に出力する。
測位装置18は、GNSS46とIMU48と地図DB50とを有する。測位装置18は、GNSS46とIMU48を使用して自車両120の位置を測定し、自車両120の位置を示す自車位置情報を主制御装置12に出力する。また、測位装置18は、地図DB50に格納される地図情報を主制御装置12に出力する。なお、地図DB50に格納される地図情報は、ナビゲーション装置16に格納される地図情報よりも高精度であり、様々な情報(レーン単位の情報等)を含む。
受信装置20には、第1〜第3受信端末(不図示)が含まれる。第1受信端末は、放送局が放送する広域情報を受信する。第2受信端末は、道路130(図3)に設置される路側機が送信するローカル情報を受信する。第3受信端末は、他車両が送信する他車情報を受信する。第1〜第3受信端末は、受信した各種情報を主制御装置12に出力する。
車体挙動センサ22には、自車両120の挙動(走行速度、加減速度、ヨーレート等)を測定するための各センサが含まれる。各センサは、検知した各種情報を主制御装置12に出力する。
操作センサ24には、自動化スイッチ52と、モード選択スイッチ54と、レバーセンサ56と、が含まれる。自動化スイッチ52は、運転者が行うスイッチ操作に応じて、走行速度と操舵のいずれかの制御の自動化又は自動化の解除を指示する指示情報を主制御装置12に出力する。モード選択スイッチ54は、運転者が行うスイッチ操作に応じて、複数の運転モード(下記[2]参照)のうちのいずれが選択されたかを示す選択情報を主制御装置12に出力する。レバーセンサ56は、ウインカーレバー58の操作位置を検知し、ウインカーレバー58の操作位置を示す操作位置情報を主制御装置12に出力する。また、操作センサ24には、操作子(アクセルペダル、ブレーキペダル、ステアリングホイール64)の操作量を検出する各種センサが含まれる。
乗員センサ26には、接触センサ60と、乗員カメラ62と、が含まれる。接触センサ60は、ステアリングホイール64に設けられる静電容量センサ又は圧力センサである。接触センサ60は、ステアリングホイール64に対する運転者の把持状態(接触状態)を検知し、検知情報を主制御装置12に出力する。乗員カメラ62は、運転者を撮影し、画像情報を主制御装置12に出力する。
[1.2.主制御装置12の構成]
主制御装置12は、ECUにより構成される。主制御装置12は、入出力装置66と、演算装置68と、記憶装置70と、を有する。入出力装置66は、A/D変換回路と通信インターフェース等を有する。演算装置68は、例えばCPU等のプロセッサを有する。演算装置68は、記憶装置70に記憶されるプログラムを実行することにより各種機能を実現する。演算装置68の各種機能については下記[1.4]で説明する。記憶装置70は、RAM及びROM等を有する。記憶装置70は、各種プログラムと、演算装置68が行う処理で使用される閾値等の数値情報を記憶する。
主制御装置12は、ECUにより構成される。主制御装置12は、入出力装置66と、演算装置68と、記憶装置70と、を有する。入出力装置66は、A/D変換回路と通信インターフェース等を有する。演算装置68は、例えばCPU等のプロセッサを有する。演算装置68は、記憶装置70に記憶されるプログラムを実行することにより各種機能を実現する。演算装置68の各種機能については下記[1.4]で説明する。記憶装置70は、RAM及びROM等を有する。記憶装置70は、各種プログラムと、演算装置68が行う処理で使用される閾値等の数値情報を記憶する。
[1.3.出力装置群の構成]
駆動装置28は、駆動力出力ECUと、駆動力出力ECUの制御対象(いずれも不図示)と、を有する。駆動装置28は、主制御装置12が出力する指示情報(駆動指示)に応じて駆動力を調整する。
駆動装置28は、駆動力出力ECUと、駆動力出力ECUの制御対象(いずれも不図示)と、を有する。駆動装置28は、主制御装置12が出力する指示情報(駆動指示)に応じて駆動力を調整する。
制動装置30は、制動ECUと、制動ECUの制御対象(いずれも不図示)と、を有する。制動装置30は、主制御装置12が出力する指示情報(制動指示)に応じて制動力を調整する。
操舵装置32は、EPS(電動パワーステアリング)ECUと、EPSECUの制御対象(いずれも不図示)と、を有する。操舵装置32は、主制御装置12が出力する指示情報(操舵指示)に応じて操舵量を調整する。
HMI34には、表示装置72と、オーディオ装置74と、が含まれる。表示装置72は、主制御装置12が出力する指示情報(報知指示)に応じて映像を出力する。オーディオ装置74は、主制御装置12が出力する指示情報(報知指示)に応じて音声を出力する。
[1.4.演算装置68の各種機能]
図2を用いて演算装置68が実現する各種機能について説明する。演算装置68は、制御状態設定部76と、手動制御部78と、外界認識部80と、自車位置認識部82と、乗員状態判定部84と、行動計画部86と、車両制御部88と、報知制御部90として機能する。行動計画部86と車両制御部88は、まとめて車線変更制御部92と称される。
図2を用いて演算装置68が実現する各種機能について説明する。演算装置68は、制御状態設定部76と、手動制御部78と、外界認識部80と、自車位置認識部82と、乗員状態判定部84と、行動計画部86と、車両制御部88と、報知制御部90として機能する。行動計画部86と車両制御部88は、まとめて車線変更制御部92と称される。
制御状態設定部76は、各種の走行制御(走行速度の制御及び操舵の制御)を、自動化スイッチ52で行われる操作に応じて、手動制御と自動制御のいずれで実行するかを決める。また、制御状態設定部76は、自動制御の自動化の程度を決める。例えば、制御状態設定部76は、車線変更の自動化の程度を複数の運転モードの中から選択して設定する。本実施形態で実行される車線変更の自動化に関しては、下記[2]で説明する。
手動制御部78は、操作センサ24が出力する操作子(アクセルペダル、ブレーキペダル、ステアリングホイール64)の操作量に従い手動制御に関わる走行制御を行う。手動制御部78は、手動制御に関わる指示情報(駆動指示、制動指示、操舵指示)を駆動装置28と制動装置30と操舵装置32に出力する。
外界認識部80は、外界センサ14が出力する画像情報及び検知情報に基づいて自車両120の周囲の状況を認識する。自車位置認識部82は、測位装置18が出力する自車位置情報及び地図情報に基づいて自車両120の位置を認識する。乗員状態判定部84は、接触センサ60が出力する検知情報に基づいてステアリングホイール64に対する運転者の把持状態(接触しているか否か)を判定する。また、乗員状態判定部84は、乗員カメラ62が出力する画像情報に基づいて運転者の周辺監視状態(前方を見ているか否か、眼を開けているか否か)を認識する。
行動計画部86は、外界認識部80の認識結果及び自車位置認識部82の認識結果に基づいて自動制御に関わる行動計画を立てる。例えば、行動計画部86は、自車両120の周辺の静的情報と動的情報を含むローカルマップ(ダイナミックマップ)を生成する。そして、行動計画部86は、ローカルマップと自車両120の状態(走行速度、舵角、走行位置)とに基づいて最適な行動を判断し、その行動を実現するための走行速度及び走行軌道を求める。
車両制御部88は、行動計画に従い自動制御に関わる走行制御を行う。例えば、車両制御部88は、行動計画部86により求められた走行速度で自車両120を走行させるための加減速度を演算する。また、車両制御部88は、行動計画部86により求められた走行軌道に沿って自車両120を走行させるための舵角を演算する。車両制御部88は、自動制御に関わる指示情報(駆動指示、制動指示、操舵指示)を駆動装置28と制動装置30と操舵装置32に出力する。報知制御部90は、行動計画において報知が生じる場合に、指示情報(報知指示)をHMI34に出力する。
[2.自動車線変更]
車線変更に関わる走行速度の制御と操舵の制御を自動で行うことを自動車線変更という。自動車線変更の運転モードには、第1モード〜第3モードがある。第1モードは、運転者の意図(ウインカーレバー58等の操作)に応じて、車両制御装置10が自動車線変更を開始する運転モードである。第2モードは、車両制御装置10が運転者の意図にかかわらず運転者に対して自動車線変更の提案を行い、運転者がその提案を承認した場合に、車両制御装置10が自動車線変更を開始する運転モードである。第3モードは、運転者の意図及び承認にかかわらず、車両制御装置10が自動車線変更を開始する運転モードである。第2及び第3モードの自動車線変更を第1車線変更と称し、第1モードの自動車線変更を第2車線変更と称する。自動化の度合いは、第1モードよりも第2モードの方が高く、また、第2モードよりも第3モードの方が高い。なお、以下では、説明の便宜のため、自動車線変更をALCと称する。
車線変更に関わる走行速度の制御と操舵の制御を自動で行うことを自動車線変更という。自動車線変更の運転モードには、第1モード〜第3モードがある。第1モードは、運転者の意図(ウインカーレバー58等の操作)に応じて、車両制御装置10が自動車線変更を開始する運転モードである。第2モードは、車両制御装置10が運転者の意図にかかわらず運転者に対して自動車線変更の提案を行い、運転者がその提案を承認した場合に、車両制御装置10が自動車線変更を開始する運転モードである。第3モードは、運転者の意図及び承認にかかわらず、車両制御装置10が自動車線変更を開始する運転モードである。第2及び第3モードの自動車線変更を第1車線変更と称し、第1モードの自動車線変更を第2車線変更と称する。自動化の度合いは、第1モードよりも第2モードの方が高く、また、第2モードよりも第3モードの方が高い。なお、以下では、説明の便宜のため、自動車線変更をALCと称する。
[3.自動車線変更における自車両120の挙動]
図3を用いてALCを実行することが決定されてからALCが終了するまでの自車両120の挙動を説明する。なお、本実施形態においてALCの実行というのは、以下で説明する待機(時点T0〜T1)及びALCに関わる一連の車両動作(時点T1〜T3)のことをいう。
図3を用いてALCを実行することが決定されてからALCが終了するまでの自車両120の挙動を説明する。なお、本実施形態においてALCの実行というのは、以下で説明する待機(時点T0〜T1)及びALCに関わる一連の車両動作(時点T1〜T3)のことをいう。
行動計画部86は、車線維持制御中に、第1車線132から第2車線134へのALCを実行する旨の計画を立てる。この場合、行動計画部86は、時点T0で報知制御部90に対して報知指示を出力する。報知制御部90は、報知指示に応じて運転者に対してALCを実行する旨の報知をする。
行動計画部86は、時点T0を基点とする待機時間を設定する。ここで設定される待機時間は、運転者が自車両120の周囲の状況を確認するために必要な確認時間t0である。この確認時間t0としては、第1車線変更(第2及び第3モード)の実行時に使用される第1時間t01と、第2車線変更(第1モード)の実行時に使用される第2時間t02(<t01)と、がある。確認時間t0は、予め記憶装置70に記憶される。行動計画部86は、時点T0から確認時間t0後の時点T1までの間、ALCに関わる一連の車両動作に備えて待機する。
行動計画部86は、確認時間t0が経過した時点T1で、ウインカーを点灯させて、ALCに関わる一連の車両動作を開始させる。ここで、行動計画部86は、時点T1を基点とする所定の車線維持時間t1を設定する。行動計画部86は、時点T1から車線維持時間t1後の時点T2までの間、車線維持に関わる走行速度及び走行軌道を生成する。車両制御部88は、生成された走行速度及び走行軌道に応じて車線維持に関わる制御を実行する。
次いで、行動計画部86は、時点T2を基点とする所定の車線変更時間t2を設定する。車両制御部88は、生成された走行速度及び走行軌道に応じて車線変更に関わる制御を実行する。時点T2で操舵が開始されると、自車両120は横移動を開始する。
行動計画部86は、時点T3で自車両120が第2車線134の中心で走行することを確認し、再度車線維持制御を実行する。
[4.第1モードのALCを実行する方法]
本実施形態では、行動計画部86は、運転者によって行われるウインカーレバー58の所定操作を検出する場合に、第1モードのALCが要求されると判定する。この所定操作を説明する。
本実施形態では、行動計画部86は、運転者によって行われるウインカーレバー58の所定操作を検出する場合に、第1モードのALCが要求されると判定する。この所定操作を説明する。
図4に示されるように、ウインカーレバー58は、中立位置P0を中心にして一方向及び他方向に揺動可能である。ウインカーレバー58の操作範囲には、中立位置P0を中心として一方向及び他方向に広がる第1操作範囲A1と、第1操作範囲A1を超える第2操作範囲A2と、がある。ウインカーレバー58は、第1操作範囲A1で中立位置P0に戻す力を受ける。一方、ウインカーレバー58は、第2操作範囲A2で保持位置P2に保持する力を受ける。
レバーセンサ56は、近接センサ等により構成され、ウインカーレバー58の揺動位置に沿って複数設けられる。ウインカーレバー58の揺動位置は、各レバーセンサ56の検出結果に基づいて検出される。
運転者がウインカーレバー58を第1操作範囲A1で保持することを、ハーフホールドと称する。行動計画部86は、ハーフホールドの状態が所定時間以上継続される場合に、運転者によって第1モードのALCが要求されていると判定する。一方、行動計画部86が実行するALCの方向(左右)とは逆の方向にウインカーレバー58が操作される場合、行動計画部86は、運転者によってALCの中止が要求されていると判定する。
[5.本実施形態の概要]
図5を用いて本実施形態の概要を説明する。図5に示される道路130には、一方側(図5の上側)から他方側(図5の下側)に向かって第1車線132と、第2車線134と、第3車線136と、がその順番で隣接して並ぶ。
図5を用いて本実施形態の概要を説明する。図5に示される道路130には、一方側(図5の上側)から他方側(図5の下側)に向かって第1車線132と、第2車線134と、第3車線136と、がその順番で隣接して並ぶ。
車線変更制御部92は、自車両120のALCとして、第1車線132から第2車線134へのALC(第1〜第3モードのいずれかのALC)を実行する。このALCの実行中に、運転者が右側(第3車線136の方向)へのウインカーレバー58のハーフホールド操作を行うとする。車線変更制御部92は、このハーフホールド操作を検出する場合に、自車両120が第2車線134に到達した後に、続けて第3車線136へのALCを実行する。この際、車線変更制御部92は、第2車線134から第3車線136へのALC(第1モード)における待機時間を、第1車線132から第2車線134へのALCにおける待機時間よりも長くする。例えば、車線変更制御部92は、第1車線132から第2車線134へのALCにおいて待機時間を確認時間t0とした場合、第2車線134から第3車線136へのALCにおいて待機時間を確認時間t0+付加時間αとする。
[6.車両制御装置10が行う車線変更処理]
図6及び図7を用いて車両制御装置10が行う車線変更処理を説明する。図6及び図7に示される車線変更処理は、少なくともALCに関する運転支援機能が作動している状態で、定期的に実行される。なお、入力装置群(外界センサ14、ナビゲーション装置16、測位装置18、受信装置20、車体挙動センサ22、操作センサ24、乗員センサ26)は、適当なタイミングで各種情報を取得し、取得した情報を主制御装置12に出力している。
図6及び図7を用いて車両制御装置10が行う車線変更処理を説明する。図6及び図7に示される車線変更処理は、少なくともALCに関する運転支援機能が作動している状態で、定期的に実行される。なお、入力装置群(外界センサ14、ナビゲーション装置16、測位装置18、受信装置20、車体挙動センサ22、操作センサ24、乗員センサ26)は、適当なタイミングで各種情報を取得し、取得した情報を主制御装置12に出力している。
ステップS1において、行動計画部86は、ALCを実行可能か否か判定する。例えば、行動計画部86は、目的地に到達するためにALCが必要であると判断する場合であり、且つ、ALCを実行することができる環境である場合に、ALCを実行可能である旨の判定をする。ALCを実行することができる環境というのは、例えば、第2車線134に他車両が認識されない状況である。また、行動計画部86は、レバーセンサ56が第2車線134側へのウインカーレバー58の操作を検知する場合であり、且つ、ALCを実行することができる環境である場合にも、ALCを実行可能である旨の判定をする。ALCを実行可能である場合(ステップS1:YES)、処理はステップS2に移行する。一方、ALCを実行可能でない場合(ステップS1:NO)、1サイクル分の車線変更処理は終了する。
ステップS2において、行動計画部86は、待機時間の閾値に第1時間t01又は第2時間t02を設定する。行動計画部86は、第3モードのALCを実行する場合、閾値に第1時間t01を設定し、第1モードのALCを実行する場合、閾値に第2時間t02を設定する。ステップS2の処理が終了すると、処理はステップS3に移行する。
ステップS3において、行動計画部86は、リアルタイムクロックを使用して待機時間の計時を開始する。ステップS3の処理が終了すると、処理はステップS4に移行する。
ステップS4において、行動計画部86は、計時している待機時間をステップS2で設定した閾値と比較する。待機時間が閾値以上である場合(ステップS4:YES)、処理はステップS5に移行する。一方、待機時間が閾値未満である場合(ステップS4:NO)、ステップS4の処理が繰り返し実行される。
ステップS5において、行動計画部86は、第1車線132から第2車線134へのALCに関わる一連の車両動作を開始させる。車両制御部88は、行動計画部86が立てた行動計画に従って、ALCに関わる制御を開始及び実行する。ステップS5の処理が終了すると、処理はステップS6に移行する。
ステップS6において、行動計画部86は、ALCに関わる一連の車両動作が完了するまでに第1モードのALCの要求があるか否かを判定する。行動計画部86は、第1車線132から第2車線134へのALCの実行中に、レバーセンサ56の検出結果に基づいて、車線変更に関する運転者の意図を判定する。ここでは、行動計画部86は、ウインカーレバー58の操作が所定時間のハーフホールド操作か否かを判定する。所定時間のハーフホールド操作が検出される場合(ステップS6:YES)、すなわち第1モードのALCの要求がある場合、処理は図7のステップS8に移行する。一方、所定時間のハーフホールド操作が検出されない場合(ステップS6:NO)、すなわち第1モードのALCの要求がない場合、処理はステップS7に移行する。
ステップS7において、行動計画部86は、外界認識部80又は自車位置認識部82の認識結果に基づいて、自車両120が第2車線134の所定位置に到達したか否かを判定する。所定位置というのは、ALCの完了位置であり、例えば第2車線134の中央位置である。自車両120が第2車線134の所定位置に到達した場合(ステップS7:YES)、一連の車線変更処理は終了する。この場合、第1車線132から第2車線134へのALCのみが実行され、第2車線134から第3車線136への連続したALCは実行されない。一方、自車両120が第2車線134の所定位置に到達していない場合(ステップS7:NO)、処理はステップS6に戻る。
ステップS6からステップS8に移行する場合、行動計画部86は、ステップS7と同様に、外界認識部80又は自車位置認識部82の認識結果に基づいて、自車両120が第2車線134の所定位置に到達したか否かを判定する。自車両120が第2車線134の所定位置に到達した場合(ステップS8:YES)、処理はステップS9に移行する。一方、自車両120が第2車線134の所定位置に到達していない場合(ステップS8:NO)、ステップS8の処理が繰り返し実行される。
ステップS9において、行動計画部86は、ステップS2で設定した待機時間の閾値(第1時間t01又は第2時間t02)に所定の付加時間αを加算して、新たな閾値とする。閾値に第1時間t01が設定されていれば、新たな閾値はt01+αとされ、閾値に第2時間t02が設定されていれば、新たな閾値はt02+αとされる。ステップS9の処理が終了すると、処理はステップS10に移行する。
ステップS10において、行動計画部86は、リアルタイムクロックを使用して待機時間の計時を改めて開始する。ステップS10の処理が終了すると、処理はステップS11に移行する。
ステップS11において、行動計画部86は、計時している待機時間をステップS9で設定した閾値と比較する。待機時間が閾値以上である場合(ステップS11:YES)、処理はステップS12に移行する。一方、待機時間が閾値未満である場合(ステップS11:NO)、ステップS11の処理が繰り返し実行される。
ステップS12において、行動計画部86は、第2車線134から第3車線136へのALCに関わる一連の車両動作を開始させる。車両制御部88は、行動計画部86が立てた行動計画に従って、ALCに関わる制御を開始及び実行する。ステップS12の処理が終了すると、処理はステップS13に移行する。
ステップS13において、行動計画部86は、外界認識部80又は自車位置認識部82の認識結果に基づいて、自車両120が第3車線136の所定位置に到達したか否かを判定する。所定位置というのは、ALCの完了位置であり、例えば第3車線136の中央位置である。自車両120が第3車線136の所定位置に到達した場合(ステップS13:YES)、一連の車線変更処理は終了する。一方、自車両120が第3車線136の所定位置に到達していない場合(ステップS13:NO)、ステップS13の処理が繰り返し実行される。
[7.変形例]
前述した実施形態においては、2回目のALC(第2車線134から第3車線136へのALC)の際に設定される待機時間の閾値が、1回目のALC(第1車線132から第2車線134へのALC)の際に設定される閾値に付加時間αを加算した値とされる。これに代わり、2回目のALCの際に設定される待機時間の閾値が、第2時間t02に付加時間αを加算した値とされてもよい。この場合、付加時間αは、第1時間t01と第2時間t02との差よりも長い時間とされる。このようにすることで、2回目のALCの際に設定される待機時間の閾値は、1回目のALCの際に設定される待機時間の閾値よりも、確実に長くなる。
前述した実施形態においては、2回目のALC(第2車線134から第3車線136へのALC)の際に設定される待機時間の閾値が、1回目のALC(第1車線132から第2車線134へのALC)の際に設定される閾値に付加時間αを加算した値とされる。これに代わり、2回目のALCの際に設定される待機時間の閾値が、第2時間t02に付加時間αを加算した値とされてもよい。この場合、付加時間αは、第1時間t01と第2時間t02との差よりも長い時間とされる。このようにすることで、2回目のALCの際に設定される待機時間の閾値は、1回目のALCの際に設定される待機時間の閾値よりも、確実に長くなる。
また、2回目のALCの際に設定される待機時間の閾値として、一定の時間、例えば第1時間t01+付加時間αが設定されてもよい。
[8.実施形態から得られる技術的思想]
上記実施形態及び変形例から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
上記実施形態及び変形例から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
本発明の一態様は、
自車両120の周囲の状況を認識する外界認識部80と、
前記外界認識部80の認識結果に基づいて、前記自車両120の走行速度と操舵を制御して自動車線変更(ALC)を実行する車線変更制御部92と、を備え、
前記自動車線変更には、
運転者の意図にかかわらず実行される第1車線変更(第3モードのALC)と、
前記運転者の意図によって実行される第2車線変更(第1モードのALC)と、があり、
前記自動車線変更に関わる車両動作の開始前に待機時間が設定される車両制御装置10であって、
前記車線変更制御部92は、第1車線132から第2車線134への前記自動車線変更と、前記第2車線134から第3車線136への前記第2車線変更と、を連続して行う場合に、前記第2車線134から前記第3車線136への前記第2車線変更において設定される前記待機時間を、前記第1車線132から前記第2車線134への前記自動車線変更において設定される前記待機時間よりも長くする。
自車両120の周囲の状況を認識する外界認識部80と、
前記外界認識部80の認識結果に基づいて、前記自車両120の走行速度と操舵を制御して自動車線変更(ALC)を実行する車線変更制御部92と、を備え、
前記自動車線変更には、
運転者の意図にかかわらず実行される第1車線変更(第3モードのALC)と、
前記運転者の意図によって実行される第2車線変更(第1モードのALC)と、があり、
前記自動車線変更に関わる車両動作の開始前に待機時間が設定される車両制御装置10であって、
前記車線変更制御部92は、第1車線132から第2車線134への前記自動車線変更と、前記第2車線134から第3車線136への前記第2車線変更と、を連続して行う場合に、前記第2車線134から前記第3車線136への前記第2車線変更において設定される前記待機時間を、前記第1車線132から前記第2車線134への前記自動車線変更において設定される前記待機時間よりも長くする。
上記構成によれば、周囲の車両の運転者は、第1車線132から第2車線134への自動車線変更と、第2車線134から第3車線136への第2車線変更と、が個別に行われたことを認識することができる。このため、周囲の車両の運転者は、自車両120の車線変更に関わる行動を認識しやすい。
本発明の一態様において、
前記車線変更制御部92は、前記第1車線132から前記第2車線134への前記自動車線変更の実行中に、前記第2車線変更の要求を所定時間検出する場合に、前記第2車線134から前記第3車線136への前記第2車線変更を実行してもよい。
前記車線変更制御部92は、前記第1車線132から前記第2車線134への前記自動車線変更の実行中に、前記第2車線変更の要求を所定時間検出する場合に、前記第2車線134から前記第3車線136への前記第2車線変更を実行してもよい。
本発明の一態様において、
前記車線変更制御部92は、前記第1車線132から前記第2車線134への前記自動車線変更の完了後に、前記第2車線134から前記第3車線136への前記第2車線変更を実行してもよい。
前記車線変更制御部92は、前記第1車線132から前記第2車線134への前記自動車線変更の完了後に、前記第2車線134から前記第3車線136への前記第2車線変更を実行してもよい。
本発明の一態様において、
前記第1車線変更における前記待機時間としての第1時間t01と、前記第1時間t01よりも短く、前記第2車線変更にける前記待機時間としての第2時間t02と、前記第1時間t01と前記第2時間t02との差よりも長い付加時間αと、を予め記憶する記憶部(記憶装置70)を備え、
前記車線変更制御部92は、前記第2車線134から前記第3車線136への前記第2車線変更において設定される前記待機時間を、前記第2時間t02に前記付加時間αを加算することによって求めてもよい。
前記第1車線変更における前記待機時間としての第1時間t01と、前記第1時間t01よりも短く、前記第2車線変更にける前記待機時間としての第2時間t02と、前記第1時間t01と前記第2時間t02との差よりも長い付加時間αと、を予め記憶する記憶部(記憶装置70)を備え、
前記車線変更制御部92は、前記第2車線134から前記第3車線136への前記第2車線変更において設定される前記待機時間を、前記第2時間t02に前記付加時間αを加算することによって求めてもよい。
本発明の一態様において、
前記運転者の意図はウインカーレバー58の操作によって示され、
前記ウインカーレバー58は、中立位置P0を中心にして一方向及び他方向に操作可能であり、
前記ウインカーレバー58の操作範囲には、前記中立位置P0を中心とする第1操作範囲A1と、前記第1操作範囲A1を超える第2操作範囲A2と、が含まれており、
前記車線変更制御部92は、前記ウインカーレバー58が前記運転者によって前記第1操作範囲A1で所定時間以上保持される場合に、前記第2車線変更を実行してもよい。
前記運転者の意図はウインカーレバー58の操作によって示され、
前記ウインカーレバー58は、中立位置P0を中心にして一方向及び他方向に操作可能であり、
前記ウインカーレバー58の操作範囲には、前記中立位置P0を中心とする第1操作範囲A1と、前記第1操作範囲A1を超える第2操作範囲A2と、が含まれており、
前記車線変更制御部92は、前記ウインカーレバー58が前記運転者によって前記第1操作範囲A1で所定時間以上保持される場合に、前記第2車線変更を実行してもよい。
本発明の別の態様は、
自車両120の周囲の状況を認識する外界認識ステップと、
前記外界認識ステップの認識結果に基づいて、前記自車両120の走行速度と操舵を制御して自動車線変更(ALC)を実行する車線変更制御ステップと、を備え、
前記自動車線変更には、
運転者の意図にかかわらず実行される第1車線変更(第3モードのALC)と、
前記運転者の意図によって実行される第2車線変更(第1モードのALC)と、があり、
前記自動車線変更に関わる車両動作の開始前に待機時間を設定する車両制御方法であって、
前記車線変更制御ステップでは、第1車線132から第2車線134への前記自動車線変更と、前記第2車線134から第3車線136への前記第2車線変更と、を連続して行う場合に、前記第2車線134から前記第3車線136への前記第2車線変更において設定される前記待機時間を、前記第1車線132から前記第2車線134への前記自動車線変更において設定される前記待機時間よりも長くする。
自車両120の周囲の状況を認識する外界認識ステップと、
前記外界認識ステップの認識結果に基づいて、前記自車両120の走行速度と操舵を制御して自動車線変更(ALC)を実行する車線変更制御ステップと、を備え、
前記自動車線変更には、
運転者の意図にかかわらず実行される第1車線変更(第3モードのALC)と、
前記運転者の意図によって実行される第2車線変更(第1モードのALC)と、があり、
前記自動車線変更に関わる車両動作の開始前に待機時間を設定する車両制御方法であって、
前記車線変更制御ステップでは、第1車線132から第2車線134への前記自動車線変更と、前記第2車線134から第3車線136への前記第2車線変更と、を連続して行う場合に、前記第2車線134から前記第3車線136への前記第2車線変更において設定される前記待機時間を、前記第1車線132から前記第2車線134への前記自動車線変更において設定される前記待機時間よりも長くする。
なお、本発明に係る車両制御装置及び車両制御方法は、前述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…車両制御装置 58…ウインカーレバー
70…記憶装置(記憶部) 80…外界認識部
92…車線変更制御部 120…自車両
132…第1車線 134…第2車線
136…第3車線
70…記憶装置(記憶部) 80…外界認識部
92…車線変更制御部 120…自車両
132…第1車線 134…第2車線
136…第3車線
Claims (6)
- 自車両の周囲の状況を認識する外界認識部と、
前記外界認識部の認識結果に基づいて、前記自車両の走行速度と操舵を制御して自動車線変更を実行する車線変更制御部と、を備え、
前記自動車線変更には、
運転者の意図にかかわらず実行される第1車線変更と、
前記運転者の意図によって実行される第2車線変更と、があり、
前記自動車線変更に関わる車両動作の開始前に待機時間が設定される車両制御装置であって、
前記車線変更制御部は、第1車線から第2車線への前記自動車線変更と、前記第2車線から第3車線への前記第2車線変更と、を連続して行う場合に、前記第2車線から前記第3車線への前記第2車線変更において設定される前記待機時間を、前記第1車線から前記第2車線への前記自動車線変更において設定される前記待機時間よりも長くする、車両制御装置。 - 請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記車線変更制御部は、前記第1車線から前記第2車線への前記自動車線変更の実行中に、前記第2車線変更の要求を所定時間検出する場合に、前記第2車線から前記第3車線への前記第2車線変更を実行する、車両制御装置。 - 請求項2に記載の車両制御装置であって、
前記車線変更制御部は、前記第1車線から前記第2車線への前記自動車線変更の完了後に、前記第2車線から前記第3車線への前記第2車線変更を実行する、車両制御装置。 - 請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記第1車線変更における前記待機時間としての第1時間と、前記第1時間よりも短く、前記第2車線変更における前記待機時間としての第2時間と、前記第1時間と前記第2時間との差よりも長い付加時間と、を予め記憶する記憶部を備え、
前記車線変更制御部は、前記第2車線から前記第3車線への前記第2車線変更において設定される前記待機時間を、前記第2時間に前記付加時間を加算することによって求める、車両制御装置。 - 請求項2に記載の車両制御装置であって、
前記運転者の意図はウインカーレバーの操作によって示され、
前記ウインカーレバーは、中立位置を中心にして一方向及び他方向に操作可能であり、
前記ウインカーレバーの操作範囲には、前記中立位置を中心とする第1操作範囲と、前記第1操作範囲を超える第2操作範囲と、が含まれており、
前記車線変更制御部は、前記ウインカーレバーが前記運転者によって前記第1操作範囲で所定時間以上保持される場合に、前記第2車線変更を実行する、車両制御装置。 - 自車両の周囲の状況を認識する外界認識ステップと、
前記外界認識ステップの認識結果に基づいて、前記自車両の走行速度と操舵を制御して自動車線変更を実行する車線変更制御ステップと、を備え、
前記自動車線変更には、
運転者の意図にかかわらず実行される第1車線変更と、
前記運転者の意図によって実行される第2車線変更と、があり、
前記自動車線変更に関わる車両動作の開始前に待機時間を設定する車両制御方法であって、
前記車線変更制御ステップでは、第1車線から第2車線への前記自動車線変更と、前記第2車線から第3車線への前記第2車線変更と、を連続して行う場合に、前記第2車線から前記第3車線への前記第2車線変更において設定される前記待機時間を、前記第1車線から前記第2車線への前記自動車線変更において設定される前記待機時間よりも長くする、車両制御方法。
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