JP2021137984A - タイヤ加硫装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】モールドとグリーンタイヤとの間の不要な空気を排出する外部配管とコンテナとを煩雑な作業なく気密に接続できるタイヤ加硫装置および方法を提供する。【解決手段】コンテナリング14及び上下移動板部2に通気穴Hを形成し、外部配管18の一端部を上下移動板部2の通気穴Hの上端部に気密に固定し、コンテナリング14の上面に上下移動板部2を載置して装着する際に、コンテナリング14の上面と上下移動板部2の下面のいずれか一方に形成された通気穴Hの外縁部に沿った環状の配管用シール溝14aに、いずれか他方に突設された通気穴Hの外縁部に沿った環状の配管用押圧部2aを進入させて配管用シール材SAを押圧して互いの通気穴Hの連結部分を気密状態に維持し、モールド7の閉型時にグリーンタイヤTとモールド7との間の不要な空気aを、通気穴H及び外部配管18を通じて空気吸引機16により吸引する。【選択図】図8

Description

本発明は、タイヤ加硫装置および方法に関し、さらに詳しくは、加硫用モールドとグリーンタイヤとの間に存在する不要な空気を排出した状態で加硫を行うタイヤ加硫装置および方法に関するものである。
タイヤ加硫工程では、閉型した加硫用モールドの中で加硫用ブラダを膨張させた状態にして、グリーンタイヤを所定温度で加熱するとともに所定圧力で押圧する。これにより、グリーンタイヤを形成している未加硫ゴムが加硫用モールドのタイヤ成型面で型付けされる。閉型した加硫用モールドとグリーンタイヤとの間に不要な空気が残留していると、未加硫ゴムを十分に加圧および加熱できずに加硫故障の原因になることがある。
そこで、閉型した加硫用モールドとグリーンタイヤとの間に存在する不要な空気を吸引して加硫用コンテナの外部に排出する装置が提案されている(特許文献1参照)。このような不要な空気を排出するために、真空ポンプなどに接続された外部配管が加硫用コンテナに接続される。加硫用コンテナ(コンテナ部品)に外部配管をボルト固定する場合には、例えば、特許文献1で提案されているようにボルトにOリングなどのシール部材を装着して、外部配管とコンテナ部品との接続部分の気密性を確保する。
しかしながら、1本の外部配管をコンテナ部品にボルト固定するには複数(例えば4本以上)のボルトとシール部材が必要になる。また、加硫に使用する加硫用コンテナを交換する度に、外部配管をコンテナ部品に対して着脱するため、その都度、ボルトの付け外し作業が発生する。気密性を損なわないように丁寧にシール部材を介在させてボルト固定するため作業が煩雑になる。それ故、煩雑な作業を行うことなく、外部配管とコンテナ部品とを気密に接続するには改善の余地がある。
特開2014−51032号公報
本発明の目的は、加硫用モールドとグリーンタイヤとの間に存在する不要な空気を排出する外部配管と加硫用コンテナとを、煩雑な作業なく気密に接続することができるタイヤ加硫装置および方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のタイヤ加硫装置は、筒状の加硫用ブラダを上下に挿通する中心機構と、この中心機構を囲むように設置される加硫用モールドと、この加硫用モールドが取り付けられる加硫用コンテナと、前記加硫用モールドの開閉機構と、前記加硫用モールドを閉型した際に前記加硫用コンテナの所定領域を気密状態に維持するシール材と、空気吸引機と、前記加硫用コンテナと前記空気吸引機とを接続する外部配管とを備えて、前記シール材により気密状態に維持された前記所定領域から前記空気吸引機によって前記加硫用コンテナの外部に空気が吸引される構成にしたタイヤ加硫装置において、前記加硫用コンテナを構成するコンテナリングおよび前記コンテナリングの上面に着脱自在に取り付けられる上下移動板部のそれぞれに形成されていて、互いが連結することで、気密状態に維持される前記所定領域に連通する通気穴と、前記コンテナリングの上面と前記上下移動板部の下面のいずれか一方に前記通気穴の外縁部に沿って形成されている環状の配管用シール溝と、いずれか他方に前記通気穴の外縁部に沿って突設されている環状の配管用押圧部と、前記配管用シール溝の内部に配置される配管用シール材とを有し、前記外部配管の一端部が、前記上下移動板部に形成されている前記通気穴の前記コンテナリングに形成されている前記通気穴との連結側とは反対側に気密に固定されていて、前記コンテナリングの上面に前記上下移動板部が装着された際に、前記配管用シール溝に進入した前記配管用押圧部によって前記配管用シール材が押圧されることで、互いの前記通気穴の連結部分が気密状態に維持される構成にしたことを特徴とする。
本発明のタイヤ加硫方法は、加硫用コンテナに加硫用モールドを取り付けて、前記加硫用モールドを開型した状態で前記加硫用モールドの中にグリーンタイヤを横置き状態で配置し、筒状の加硫用ブラダを上下に挿通する中心機構を囲むように設置した前記加硫用モールドを閉型して前記グリーンタイヤを加硫する際に、シール材によって前記加硫用コンテナの所定領域を気密状態に維持して、前記グリーンタイヤと前記加硫用モールドとの間に存在している不要な空気を、気密状態に維持した前記所定領域から、前記加硫用コンテナの外部に配置されている空気吸引機により、前記加硫用コンテナと前記空気吸引機とを接続する外部配管を通じて、前記加硫用コンテナの外側に吸引するタイヤ加硫装置を用いたタイヤ加硫方法において、前記加硫用コンテナを構成するコンテナリングおよび前記コンテナリングの上面に着脱自在に取り付けられる上下移動板部のそれぞれに、互いが連結することで、気密状態に維持される前記所定領域に連通する通気穴を形成し、前記コンテナリングの上面と前記上下移動板部の下面のいずれか一方に前記通気穴の外縁部に沿った環状の配管用シール溝を形成し、いずれか他方に前記通気穴の外縁部に沿った環状の配管用押圧部を突設し、前記配管用シール溝の内部に配管用シール材を配置し、前記外部配管の一端部を、前記上下移動板部に形成した前記通気穴の前記コンテナリングに形成した前記通気穴との連結側とは反対側に気密に固定しておき、前記コンテナリングの上面に前記上下移動板部を装着する際に、前記配管用シール溝に進入させた前記配管用押圧部によって前記配管用シール材を押圧することで、互いの前記通気穴の連結部分を気密状態に維持することを特徴とする。
本発明によれば、コンテナリングおよびコンテナリングの上面に着脱自在に取り付けられる上下移動板部のそれぞれに通気穴を形成しておき、コンテナリングの上面と上下移動板部の下面のいずれか一方に通気穴の外縁部に沿った環状の配管用シール溝を形成し、いずれか他方に通気穴の外縁部に沿った環状の配管用押圧部を突設して、配管用シール溝の内部に配管用シール材を配置しておき、外部配管の一端部を、上下移動板部に形成されている通気穴のコンテナリングに形成されている通気穴に気密に固定しておく。そして、コンテナリングの上面に上下移動板部が装着された際には、配管用シール溝に進入した配管用押圧部によって配管用シール材が押圧されることで、互いの通気穴の連結部分が気密状態に維持される。即ち、コンテナリングの上面に上下移動板部を装着する作業と同時に、外部配管と加硫用コンテナとを気密に連結できるので、外部配管を加硫用コンテナに対してわざわざ気密に接続する煩雑な作業を不要にすることができる。
加硫用モールドが閉型状態になっている本発明のタイヤ加硫装置の左半分を縦断面視で例示する説明図である。 図1の上下移動板部とコンテナリングとを上下に分離させた状態にして例示する説明図である。 図2のA−A断面で上下移動板部の全体を平面視で例示する説明図である。 図2のB−B断面で上部プレートおよびコンテナリングの全体を平面視で例示する説明図である。 押圧されていない状態の配管用シール材およびシール材を例示する斜視図である。 押圧されていない状態の配管用シール材およびシール材の長手方向端部を側面視で例示する説明図である。 押圧されていない状態の配管用シール材およびシール材の変形例を側面視で示す説明図である。 図1の加硫用モールドを閉型している途中のタイヤ加硫装置を例示する説明図である。 図8の加硫用モールドを閉型してモールドとグリーンタイヤとの間の空気を吸引して加硫用コンテナの外部に排出している状態を例示する説明図である。 図9の加硫用コンテナを平面視で例示する説明図である。 図9のグリーンタイヤの加硫後に、加硫用モールドと製造されたタイヤとの間に加硫用コンテナの外部から空気を注入している状態を例示する説明図である。 タイヤ加硫装置の別の実施形態の左半分を、上下移動板部とコンテナリングとを上下に分離させた状態にして縦断面視で例示する説明図である。
以下、本発明のタイヤ加硫装置および方法を、図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1〜図4に例示する本発明のタイヤ加硫装置1(以下、加硫装置1という)は、中心機構3と、中心機構3の上方で上下移動する上下移動板部2と、加硫用モールド7(以下、モールド7という)と、加硫用コンテナ10(以下、コンテナ10という)と、モールド7を閉型した際にコンテナ10の内部の所定領域を気密状態に維持するシール材SBと、空気吸引機16と、コンテナ10と空気吸引機16とを接続する外部配管18とを備えている。一点鎖線CLは中心機構3(中心ポスト3A)の軸心を示している図1、2では加硫装置1の左半分が図示されているが、右半分も左半分と実質的に同じ構造である。
上下移動板部2は、モールド7の開閉機構として機能する。シール材SBにより気密状態に維持された所定領域とは、コンテナ10に取り付けられて閉型した状態のモールド7と、モールド7の内側に配置されたグリーンタイヤTとの間を含む領域である。空気吸引機16としては真空ポンプ等が用いられる。外部配管18は長手方向中途の位置でジョイントなどによって分離および接続可能になっている。
加硫装置1はさらに、上下移動板部2とコンテナ10を構成するコンテナリング14とのそれぞれに形成されている通気穴Hと、コンテナリング14の上面に通気穴Hの外縁部に沿って形成されている環状の配管用シール溝14aと、上下移動板部2の下面に通気穴Hの外縁部に沿って突設されている環状の配管用押圧部2aと、配管用シール溝14aの内部に配置される配管用シール材SAとを有している。配管用押圧部2aは、上下移動板部2と一体化した環状突起であり、上下移動板部2の通気穴Hの下端開口の外周側近傍に配置されている。また、外部配管18の一端部が、上下移動板部2の通気穴Hの上端部に気密に固定されている。
この実施形態では加硫装置1はさらに、コンテナ10の外部に配置された空気注入機17を備えている。空気注入機17としてはエアコンプレッサ等が用いられる。空気吸引機16および空気注入機17は、外部配管18に切換弁15を介して接続されている。切換弁15を操作することで、空気吸引機16と空気注入機17にいずれか一方が選択的に、コンテナ10の内部の気密状態に維持される上述した所定領域に連通する構造になっている。空気注入機17は任意で設けることができる。
中心ポスト3Aには上下に間隔をあけて円盤状のクランプ部6が取り付けられている。それぞれのクランプ部6には、円筒状の加硫用ブラダ5の上端部、下端部が把持されている。中心機構3は加硫用ブラダ5を上下に挿通している。
上側のクランプ部6と下側のクランプ部6の間の位置で、中心機構3の外周面には注入口4aおよび排出口4bが設けられている。注入口4aおよび排出口4bはそれぞれ、中心機構3を下方に延びる配管に接続されている。注入口4aからは加熱媒体や加圧媒体が加硫用ブラダ5に注入される。排出口4bからは加硫用ブラダ5の内部の流体(加熱媒体および加圧媒体)が外部に排出される。
コンテナ10にはセクショナルタイプのモールド7が取付けられている。モールド7は、円環状の上側サイドモールド7Aと、円環状の下側サイドモールド7Bと、平面視で円弧状の複数のセクタモールド7Cとを有している。上側サイドモールド7Aの下面の内周側端部には上側のビードリング8aが連接され、下側サイドモールド7Bの上面の内周側端部には下側のビードリング8aが連接されている。
コンテナ10は、コンテナ部品となる上部プレート11、下部プレート12、複数のセグメント13、コンテナリング14を有している。上部プレート11の下面10a(後述する対向面10a)には、上側サイドモールド7Aの上面9b(後述する取付け面9b)が対向して取り付けられている。上部プレート11は図示されていない駆動手段によって、上下移動板部2(コンテナリング14)とは独立して上側サイドモールド7Aとともに上下移動する。下部プレート12の上面10a(後述する対向面10a)には、下側サイドモールド7Bの下面9b(後述する取付け面9b)が対向して取り付けられている。下部プレート12は不動状態で地盤ベースに固定されている。それぞれのセグメント13には、その内周面10a(後述する対向面10a)にセクタモールド7Cの外周面9b(後述する取付け面9b)が対向して取り付けられている。
それぞれのセクタモールド7C(セグメント13)は中心機構3を中心にして環状に配置されている。この中心CLは、上側サイドモールド7Aおよび下側サイドモールド7Bの円環状中心になる。それぞれのセグメント13の外周面は、上方から下方に外周側に向かって傾斜している。それぞれのセグメント13には、その外周傾斜面に沿ってガイド溝が上下方向に延在している。
円筒状のコンテナリング14は、中心機構3を中心にして配置されていて、それぞれのセグメント13の外周側で上下移動する。コンテナリング14の内周面は上方から下方に外周側に向かって傾斜している。コンテナリング14のこの内周傾斜面とそれぞれのセグメント13の外周傾斜面とは互いが対向するように配置される。
コンテナリング14の内周傾斜面には、複数のガイドキーが周方向に間隔をあけて配置されている。これらガイドキーは、コンテナリング14の内周傾斜面に沿って上下方向に延在している。それぞれのガイドキーは対応するセグメント13のガイド溝に係合していて、ガイドキー(コンテナリング14の内周傾斜面)とガイド溝(それぞれのセグメント13の外周傾斜面)とが摺動する構成になっている。この実施形態では、ガイド溝に係合するガイドキーによってそれぞれのセグメント13がコンテナリング14から吊り下げられる構成になっている。
コンテナ部品11、12、14の所定箇所には、配管用シール溝14aとは別に、上端開口部を有する平面視で環状のシール溝11a、12a、12b、14bが形成されている。また、配管用押圧部2aとは別に、シール溝11a、12a、12b、14bと対応する位置に押圧部2b、14e、8b、2bが形成されている。
シール溝11aは中心機構3の近傍位置で上部プレート11の上面に形成され、シール溝12a下部プレート12の外周面近傍位置で下部プレート12の上面に形成され、シール溝12bは中心機構3の近傍位置で下部プレート12の上面に形成され、シール溝14bはコンテナリング14の内周面近傍位置でコンテナリング14の上面に形成されている。それぞれのシール溝11a、12a、12b、14bの内部にはシール材SBが嵌め込まれて配置されている。
それぞれの押圧部2bは、上下移動板部2と一体化してその下面に突設されている環状突起である。押圧部14eは、コンテナリング14と一体化していてコンテナリング14の外周面から下方に突出している環状突起である。押圧部8bは、下側のビードリング8aと一体化していて、下方に延在する環状突起である。モールド7の閉型時には、それぞれのシール溝11a、12a、12b、14bには対応する位置に配置された押圧部2b、14e、8b、2bが進入した状態になってシール材SBが押圧されることでシール機能を発揮する。
上下移動板部2は油圧シリンダ等によって上下移動する。上下移動板部2は、コンテナリング14の上面に着脱自在に取り付けられる。図3に例示するように、上下移動板部2には周方向に間隔をあけた(概ね等間隔)複数位置にボルト2Kが上下に挿通している。また、図4に例示するように、コンテナリング14の上面には周方向に間隔をあけた(概ね等間隔)複数位置にボルト穴2Lが形成されている。
上下移動板部2をコンテナリング14に取り付ける際には、上下移動板部2をコンテナリング14の上面に載置して、それぞれのボルト2Kを対応する位置にあるボルト穴2Lに螺合してボルト固定する。これにより、図1に例示するように、上下移動板部2の通気穴Hとコンテナリング14の通気穴Hとが連結するとともに、配管用押圧部2aが配管用シール溝14aに進入して、配管用シール材SAは配管用押圧部2aによって押圧されてシール機能を発揮する。これにより、互いの通気穴Hの連結部分が気密状態に維持される。
また、押圧部2bがシール溝14bに進入して、シール材SBは押圧部2bによって押圧されてシール機能を発揮する。この上下移動板部2とコンテナリング14とは一体化した状態で上下移動する。この実施形態では通気穴Hが図3、図4に例示するように、上下移動板部2、コンテナリング14の1か所に形成されているが、周方向の間隔をあけた複数か所に形成することもできる。上下移動板部2をコンテナリング14から取り外す際には、上述した取付け作業とは逆の手順を行う。
モールド7には、タイヤ成型面9aとコンテナ部品11、12、13に対する取付け面9bとの間で連通するモールド内通気路8h(以下、通気路8hという)が延在している。通気路8hは、平面視で周方向に間隔をあけて複数本形成されている。通気路8hは、加硫工程において排気が必要とされるタイヤ成型面9aに開口して形成されている。
通気路8hについて詳述すると、上側サイドモールド7A、下側サイドモールド7Bにはそれぞれ、上下方向(厚み方向)に貫通する通気路8hが形成されている。それぞれのセクタモールド7Cには、平面視で半径方向(厚み方向)に貫通する通気路8hが形成されている。図面では通気路8hが大きく誇張されて記載されているが、いわゆるベントホールが通気路8hとなる。
コンテナ部品11、12、13には、取付け面9bに対向する対向面10aからコンテナ内通気路10h(以下、通気路10hという)が延在している。この通気路10hは、通気穴Hを通じて外部配管18に連通する。通気路10hについて詳述すると、上部プレート11には、対向面10aから外周面に貫通する通気路10hが形成されている。下部プレート12には、対向面10aから外周面近傍の上面に貫通する通気路10hが形成されている。それぞれのセグメント13には、対向面10aから外周面に貫通する通気路10hが形成されている。コンテナリング14には、内周面(上部プレート11の外周面と接する面)から通気穴Hに連通する通気路10hが形成されている。
取付け面9bには周方向に延在する環状の周溝8gが形成されている。この周溝8gは、取付け面9bに開口するそれぞれの通気路8hを連通させる。この周溝8gに代えて或いは加えて、対向面10aに周方向に延在する環状の周溝を形成して、取付け面9bに開口するそれぞれの通気路8hを連通させることもできる。また、コンテナリング14の内周面(上部プレート11の外周面と接する面)にも環状の周溝8gが形成されていて、この内周面に開口するそれぞれの通気路10hを連通させる。この周溝8gを介してコンテナリング14に形成されている通気路10hと、上部プレート11に形成されている通気路8hとが連通している。
モールド7が閉型されると、それぞれの通気路8hとそれぞれの通気路8hに対応する通気路10hとが連通した状態になって、コンテナ10の内部の所定領域が気密状態に維持される。また、この気密状態に維持された所定領域は、通気穴Hを通じて外部配管18に連通する。
配管用シール材SAとシール材SBは、例えば加硫ゴムにより形成されていて、いわゆるOリングなどを用いることができる。図5に例示するように、シール材SA、SBとして、長手方向両端部Sa、Saを有して環状を形成する1本の紐状体を用いることもできる。シール材SA、SBは中実でも中空(パイプ形状)でもよい。この紐状体のシール材SA、SBは、長手方向一端が長手方向他端を超えて長手方向に延在して、上下にオーバーラップする部分を備えている。例えば、上下に複数段にオーバーラップしたコイル状のシール材SA、SBを用いることもできる。
図6に例示するように、1本の紐状体のシール材SA、SBの長手方向両端部Sa、Saどうしが上下にオーバーラップして配置されていて、かつ、長手方向両端部Sa、Saの厚さがこのシール材Sのオーバーラップしていない他の部位の厚さよりも小さく設定されている仕様にすることもできる。図6(A)に例示するシール材SA、SBでは、長手方向両端部Sa、Saがそれぞれの端に向かって先細になる上下に傾斜した形状になっている。図6(B)に例示するシール材SA、SBでは、長手方向両端部Sa、Saが厚さ方向に切り欠きを有するステップ状になっていて、互いの切り欠きどうしが組み合って上下に対向する形状になっている。図6(A)、(B)に例示するシール材SA、SBでは、長手方向両端部Sa、Saが上下にオーバーラップしている部分の合計厚さが、オーバーラップしていない他の部位の厚さと実質的に同じになっていて、環状を形成しているシール材SA、SBの厚さが周方向全周に渡って実質的に同じになっている。
図7に例示するようにシール材SA、SBは、長手方向両端部を有する複数本の紐状体S1で構成して、これらの紐状体S1で環状を形成することもできる。周方向に隣り合う紐状体S1の長手方向端部どうしが上下にオーバーラップして環状のシール材SA、SBを形成する。
それぞれの紐状体S1の上下にオーバーラップしている部分の厚さが、それぞれの紐状体S1のオーバーラップしていない他の部位の厚さよりも小さく設定されている仕様にすることもできる。図7(A)に例示するシール材SA、SBでは、それぞれの紐状体S1の上下にオーバーラップしている部分がそれぞれの端に向かって先細になる上下に傾斜した形状になっている。図7(B)に例示するシール材SA、SBでは、それぞれの紐状体S1の上下にオーバーラップしている部分が厚さ方向に切り欠きを有するステップ状になっていて、互いの切り欠きどうしが組み合って上下に対向する形状になっている。図7(A)、(B)のそれぞれの紐状体S1の上下にオーバーラップしている部分の合計厚さが、それぞれの紐状体S1の上下にオーバーラップしていない他の部位の厚さと実質的に同じになっていて、環状を形成しているシール材SA、SBの厚さが周方向全周に渡って実質的に同じになっている。
シール材SA、SBを図5〜図7に例示した仕様にすると、それぞれの環状のシール溝の直径に対応させた環状のシール材S(Oリング)を用意する必要が無くなる。シール材SA、SBを交換する場合は、それぞれのシール溝の周長に応じて適切な長さを有する1本の紐状体のシール材SA、SB、または、合計長さが適切な長さを満足する本数の紐状体S1を用意すればよい。それ故、シール材SA、SBの調達が容易になり、シール材SA、SBのメンテナンス性が向上する。
また、図6、図7に例示したように、シール材S(紐状体S1)のオーバーラップ部分の厚さをオーバーラップしていない他の部位の厚さよりも小さく設定すると、オーバーラップ部分の合計厚さが過大になることが回避されるので、環状を形成しているシール材SA、SBの厚さの周方向位置でのばらつきが抑制される。これに伴い、所定範囲を確実に気密状態に維持するには有利になる。
次に、この加硫装置1を用いてグリーンタイヤTを加硫する手順を説明する。
グリーンタイヤTを加硫する際には、モールド7が取付けられたコンテナ10を、中心機構3を囲むように設置する。そして、大きく型開したモールド7の内部にグリーンタイヤTを下側サイドモールド7Bの上に横倒し状態で配置する。このグリーンタイヤTは所定の保持内圧で膨張させた加硫用ブラダ5により保持される。
次いで、図8に例示するように、上方の待機位置にある上部プレート11とともに上側サイドモールド7Aを下方移動させ、上下移動板部2とともにコンテナリング14およびそれぞれのセグメント13を下方移動させる。この操作によって、それぞれのセグメント13を下部プレート12の上面に載置して、上部プレート11と下部プレート12の上下間にそれぞれのセグメント13を挟んだ状態にする。この状態では、それぞれのセクタモールド7C(セグメント13)は平面視で拡径した位置に配置されている。
次いで、上下移動板部2とともにコンテナリング14を、図8の状態からさらに下方移動させる。これにより、それぞれのセグメント13の外周傾斜面が、下方移動するコンテナリング14の内周傾斜面により押圧される。その結果、図9、図10に例示するように、それぞれのセクタモールド7Cは円環状中心CLに対して近接移動して円環状に組み付けられてモールド7が閉型する。
モールド7を閉型すると、それぞれの通気路8h、10hと連通配管18とが自動的に連通した状態になる。そして、モールド7を閉型する際に下方移動する押圧部2b、14eはそれぞれ、対応するシール溝11a、12aに進入してシール材SBを押圧する。配管用シール溝14aに配置されているシール材SAおよびシール溝12b、14bに配置されているシール材SBはそれぞれ、モールド7を閉型する前から進入している配管用押圧部2a、押圧部8b、2bによって押圧されていてシール機能を発揮している。
その結果、モールド7のタイヤ成型面9aとグリーンタイヤTとの間を含むコンテナ10の内部の所定領域は、外部配管18との接続を除いては気密状態になる。それぞれの通気穴Hの連結部分は、コンテナリング14の上面に上下移動板部2を装着することで、配管用シール材SAによって気密状態に維持されている。この状態で空気吸引機16を稼働させて、連通している通気路8h、10h、通気穴H、外部配管18を通じて、モールド7のタイヤ成型面9aとグリーンタイヤTとの間に存在している不要な空気aを吸引してコンテナ10の外部に排出する。尚、セグメント13とコンテナリング14との間など、部品どうしの間にすき間を通じても不要な空気aは通気穴Hまで排出されて、結果的にコンテナ10の外部に除去される。
次いで、閉型したモールド7の中では、注入口4aから加熱媒体、加圧媒体を加硫用ブラダ5に注入して十分に膨張させて、グリーンタイヤTに所定の圧力を付加するとともに、所定の温度で加熱して加硫を行う。所定の加硫時間が経過するとグリーンタイヤTの加硫が完了して加硫された空気入りタイヤTaが完成する。
上述したように、コンテナリング14の上面に上下移動板部2を装着することで、配管用シール材SAのシール機能によって互いの通気穴Hの連結部分が気密状態に維持される。即ち、外部配管18をコンテナ10に対してわざわざ気密に接続する煩雑な作業をしなくても、コンテナリング14の上面に上下移動板部2を装着する作業と同時に、外部配管18とコンテナリング14とを気密に連結できる。したがって、加硫に使用するコンテナ10の交換頻度高くても、外部配管18とコンテナ10とを気密に連結する作業に余分な時間を費やすことを回避できる。そのため、タイヤTaの生産性向上の大きく寄与する。
グリーンタイヤTの加硫後には、モールド7を開型してタイヤTaを加硫装置1から取り出す。加硫完了の直後は、タイヤ成型面9aには加硫したタイヤTが密着している。そこで、この実施形態では、切換弁15を操作して空気注入機17を連通配管18に連通させる。そして、図11に例示するように空気注入機17を稼働させて、モールド7を閉型したままにして、連通している通気路8h、10h、通気穴H、外部配管18を通じて、モールド7のタイヤ成型面9aとタイヤTaとの間に空気aを注入する。これにより、タイヤTaをタイヤ成型面9aから剥がし易くなる。
この時、加硫用ブラダ5を収縮させて、タイヤTaのビード部の近傍で加硫用ブラダ5の外面とタイヤTaの内面との間に若干のすき間を形成できれば、注入した空気aが加硫用ブラダ5の外面とタイヤTaの内面との間に進入してタイヤTaから加硫用ブラダ5を剥がし易くなる。加硫用ブラダ5をタイヤTaから剥がして収縮させた後は、タイヤTaを加硫用ブラダ5から抜き出して加硫装置1から取り出す。
図12に例示するように、配管用シール溝2cおよび配管用シール溝14cの配置を先の実施形態とは異ならせることもできる。この実施形態では、コンテナリング14の上面に通気穴Hの外縁部に沿って突設されている環状の配管用押圧部14cと、上下移動板部2の下面に通気穴Hの外縁部に沿って形成されている環状の配管用シール溝2cと、配管用シール溝2cの内部に配置される配管用シール材SAとを有している。
上下移動板部2は先の実施形態と同様に、コンテナリング14の上面に載置してボルト固定する。これにより、上下移動板部2の通気穴Hとコンテナリング14の通気穴Hとが連結するとともに、配管用押圧部14cが配管用シール溝2cに進入して、配管用シール材SAは配管用押圧部14cによって押圧されてシール機能を発揮する。これにより、互いの通気穴Hの連結部分が気密状態に維持される。即ち、コンテナリング14の上面と上下移動板部2の下面のいずれか一方に通気穴Hの外縁部に沿って形成されている環状の配管用シール溝と、いずれか他方に通気穴Hの外縁部に沿って突設されている環状の配管用押圧部と、配管用シール溝の内部に配置される配管用シール材とを有する仕様にすればよい。
シール溝およびシール溝の配置も先の実施形態とは異ならせることもできる。この実施形態では、上下移動板部2の下面に下端開口部を有する平面視で環状のシール溝2d、2dが形成されていて、このシール溝2d、2dにシール材SBが嵌め込まれて配置されている。それぞれのシール溝2d、2dに対向して上部プレート11の上面、コンテナリング14の上面には上方に突出する平面視で環状の押圧部11b、14dが形成されている。また、コンテナリング14の外周面側に下端開口部を有する平面視で環状のシール溝14bが形成されていて、このシール溝14bにシール材SBが嵌め込まれて配置されている。このシール溝14bに対向して下部プレート12の上面には、上方に突出する平面視で環状の押圧部12cが形成されている。これらのシール材SBはそれぞれのシール溝2d、14bから容易に落下して外れないようにそれぞれのシール溝2d、14bに対してより強固に嵌合される。それぞれのシール溝2d、2d、14bに対向する位置に配置された押圧部11b、14d、12cがそれぞれのシール部材SBを押圧してシール機能を発揮する。
本発明は、セクショナルタイプのモールド7に限定されず、互いに上下対向して配置される上側モールドと下側モールドとで構成される2つ割りタイプに適用することもできる。また、本発明は、空気入りタイヤに限らず、その他のタイヤTaを製造する場合にも適用できる。
1 タイヤ加硫装置
2 上下移動板部
2K ボルト
2L ボルト穴
2a 配管用押圧部
2b 押圧部
2c 配管用シール溝
2d シール溝
3 中心機構
3A 中心ポスト
4a 注入口
4b 排出口
5 加硫用ブラダ
6 クランプ部
7 加硫用モールド
7A 上側サイドモールド
7B 下側サイドモールド
7C セクタモールド
8a ビードリング
8b 押圧部
8g 周溝
8h モールド内通気路
9a タイヤ成型面
9b 取付け面
10 加硫用コンテナ
10a 対向面
10h コンテナ内通気路
11 上部プレート(コンテナ部品)
11a シール溝
11b 押圧部
12 下部プレート(コンテナ部品)
12a、12b シール溝
12c 押圧部
13 セグメント(コンテナ部品)
14 コンテナリング(コンテナ部品)
14a 配管用シール溝
14b シール溝
14c 配管用押圧部
14d、14e 押圧部
15 切換弁
16 空気吸引機
17 空気注入機
18 外部配管
H 通気穴
T グリーンタイヤ
Ta 加硫したタイヤ
a 空気
SA 配管用シール材
SB シール材
S1 紐状体
Sa 長手方向端部

Claims (5)

  1. 筒状の加硫用ブラダを上下に挿通する中心機構と、この中心機構を囲むように設置される加硫用モールドと、この加硫用モールドが取り付けられる加硫用コンテナと、前記加硫用モールドの開閉機構と、前記加硫用モールドを閉型した際に前記加硫用コンテナの所定領域を気密状態に維持するシール材と、空気吸引機と、前記加硫用コンテナと前記空気吸引機とを接続する外部配管とを備えて、前記シール材により気密状態に維持された前記所定領域から前記空気吸引機によって前記加硫用コンテナの外部に空気が吸引される構成にしたタイヤ加硫装置において、
    前記加硫用コンテナを構成するコンテナリングおよび前記コンテナリングの上面に着脱自在に取り付けられる上下移動板部のそれぞれに形成されていて、互いが連結することで、気密状態に維持される前記所定領域に連通する通気穴と、前記コンテナリングの上面と前記上下移動板部の下面のいずれか一方に前記通気穴の外縁部に沿って形成されている環状の配管用シール溝と、いずれか他方に前記通気穴の外縁部に沿って突設されている環状の配管用押圧部と、前記配管用シール溝の内部に配置される配管用シール材とを有し、
    前記外部配管の一端部が、前記上下移動板部に形成されている前記通気穴の前記コンテナリングに形成されている前記通気穴との連結側とは反対側に気密に固定されていて、前記コンテナリングの上面に前記上下移動板部が装着された際に、前記配管用シール溝に進入した前記配管用押圧部によって前記配管用シール材が押圧されることで、互いの前記通気穴の連結部分が気密状態に維持される構成にしたことを特徴とするタイヤ加硫装置。
  2. 前記配管用シール材が長手方向両端部を有して環状を形成している1本の紐状体であり、長手方向一端が長手方向他端を超えて長手方向に延在して、上下にオーバーラップする部分を備えている請求項1に記載のタイヤ加硫装置。
  3. 押圧されていない状態における前記配管用シール材の前記オーバーラップする部分の厚さが前記配管用シール材の他の部位の厚さよりも小さく設定されている請求項2に記載のタイヤ加硫装置。
  4. 加硫用コンテナに加硫用モールドを取り付けて、前記加硫用モールドを開型した状態で前記加硫用モールドの中にグリーンタイヤを横置き状態で配置し、筒状の加硫用ブラダを上下に挿通する中心機構を囲むように設置した前記加硫用モールドを閉型して前記グリーンタイヤを加硫する際に、シール材によって前記加硫用コンテナの所定領域を気密状態に維持して、前記グリーンタイヤと前記加硫用モールドとの間に存在している不要な空気を、気密状態に維持した前記所定領域から、前記加硫用コンテナの外部に配置されている空気吸引機により、前記加硫用コンテナと前記空気吸引機とを接続する外部配管を通じて、前記加硫用コンテナの外側に吸引するタイヤ加硫装置を用いたタイヤ加硫方法において、
    前記加硫用コンテナを構成するコンテナリングおよび前記コンテナリングの上面に着脱自在に取り付けられる上下移動板部のそれぞれに、互いが連結することで、気密状態に維持される前記所定領域に連通する通気穴を形成し、
    前記コンテナリングの上面と前記上下移動板部の下面のいずれか一方に前記通気穴の外縁部に沿った環状の配管用シール溝を形成し、いずれか他方に前記通気穴の外縁部に沿った環状の配管用押圧部を突設し、前記配管用シール溝の内部に配管用シール材を配置し、
    前記外部配管の一端部を、前記上下移動板部に形成した前記通気穴の前記コンテナリングに形成した前記通気穴との連結側とは反対側に気密に固定しておき、
    前記コンテナリングの上面に前記上下移動板部を装着する際に、前記配管用シール溝に進入させた前記配管用押圧部によって前記配管用シール材を押圧することで、互いの前記通気穴の連結部分を気密状態に維持することを特徴とするタイヤ加硫方法。
  5. 前記グリーンタイヤを加硫した後、前記加硫用モールドを閉型したままにして、前記配管用シール溝に進入させている前記配管用押圧部によって前記配管用シール材を押圧して前記連結部分を気密状態に維持した状態で、前記加硫用コンテナの外部に配置されている空気注入機により、前記グリーンタイヤを加硫して製造されたタイヤと前記加硫用モールドとの間に空気を注入する請求項4に記載のタイヤ加硫方法。
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