JP2021136204A - 光源ユニット及び車両用灯具 - Google Patents
光源ユニット及び車両用灯具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021136204A JP2021136204A JP2020033650A JP2020033650A JP2021136204A JP 2021136204 A JP2021136204 A JP 2021136204A JP 2020033650 A JP2020033650 A JP 2020033650A JP 2020033650 A JP2020033650 A JP 2020033650A JP 2021136204 A JP2021136204 A JP 2021136204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- lens
- light source
- source unit
- light sources
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/10—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
- F21S41/14—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
- F21S41/141—Light emitting diodes [LED]
- F21S41/143—Light emitting diodes [LED] the main emission direction of the LED being parallel to the optical axis of the illuminating device
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/10—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
- F21S41/14—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
- F21S41/141—Light emitting diodes [LED]
- F21S41/147—Light emitting diodes [LED] the main emission direction of the LED being angled to the optical axis of the illuminating device
- F21S41/148—Light emitting diodes [LED] the main emission direction of the LED being angled to the optical axis of the illuminating device the main emission direction of the LED being perpendicular to the optical axis
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S41/25—Projection lenses
- F21S41/255—Lenses with a front view of circular or truncated circular outline
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V19/00—Fastening of light sources or lamp holders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V5/00—Refractors for light sources
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V5/00—Refractors for light sources
- F21V5/02—Refractors for light sources of prismatic shape
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21W—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
- F21W2102/00—Exterior vehicle lighting devices for illuminating purposes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
Abstract
【課題】見る角度によって異なる色に見えることを抑制しつつ平行光を出射可能な光源ユニット及び車両用灯具を提供する。【解決手段】光源ユニットは、異なる波長の光を発光する発光面をそれぞれ有し、それぞれの発光面が同一平面上に配置される複数の光源を有する光源部と、複数の光源からの光が混合された混合光を入射面から入射し、平行化して出射面から出射するレンズとを備え、レンズの最外周のうち光軸AXからの最大距離をrとし、混合光のうちレンズの光軸上の成分に対して50%の光度を有する成分が放射される角度を光軸に対してαとし、レンズの最外周を含む平面を基準とした入射面側のレンズの厚さをtとすると、複数の光源についての基準位置からレンズまでの距離dは、d≧r/tanα−tとなるように設定される。【選択図】図2
Description
本発明は、光源ユニット及び車両用灯具に関する。
LED等の光源で発光する光から平行光を得る場合、コリメータレンズを用いることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、異なる波長の光を発光する複数の光源を平面上に配置し、各光源から発光する光を混合させた混合光から平行光を得る場合、各光源の焦点位置が異なるため、コリメータレンズを通過する際の屈折により各光が分かれてしまう場合がある。このため、コリメータレンズから出射される平行光については、見る角度によって異なる色に見えてしまう場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、見る角度によって異なる色に見えることを抑制しつつ平行光を出射可能な光源ユニット及び車両用灯具を提供することを目的とする。
本発明に係る光源ユニットは、異なる波長の光を発光する発光面をそれぞれ有し、それぞれの前記発光面が同一平面上に配置される複数の光源を有する光源部と、複数の前記光源からの光が混合された混合光を入射面から入射し、平行化して出射面から出射するレンズとを備え、前記レンズの最外周のうち光軸からの最大距離をrとし、前記混合光のうち前記レンズの光軸上の成分に対して50%の光度を有する成分が放射される角度を前記光軸に対してαとし、前記レンズの前記最外周を含む平面を基準とした前記入射面側の前記レンズの厚さをtとすると、複数の前記光源についての基準位置から前記レンズまでの距離dは、
d≧r/tanα−t
となるように設定される。
d≧r/tanα−t
となるように設定される。
また、前記距離dは、前記レンズから出射される前記光の出射角が前記光軸に対して60°以下となるように設定されてもよい。
また、前記光源は、3つ設けられ、3つの前記光源は、前記レンズ側から見て正三角形の頂点の位置に配置されてもよい。
また、複数の前記光源からの光を前記レンズに向けて反射するリフレクタを更に備えてもよい。
また、前記レンズは、前記入射面が複数の前記光源側に突出し、前記出射面が前記最外周を含む平面に沿って平面状に形成されてもよい。
また、前記レンズは、前記出射面にプリズム部を有してもよい。
本発明に係る車両用灯具は、上記の光源ユニットを備える。
本発明によれば、見る角度によって異なる色に見えることを抑制しつつ平行光を出射可能な光源ユニット及び車両用灯具を提供することができる。
以下、本発明に係る光源ユニット及び車両用灯具の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
以下の説明においては、水平面と平行な地面に配置された車両に車両用灯具が搭載された車両搭載状態において、運転席に搭乗した運転者を基準として、前、後、上、下、左、及び右という用語を用いて各部の位置関係について説明する。前後、上下、左右の各方向は、運転席から車両の進行方向を見た場合における方向を示す。なお、本実施形態では、上下方向は鉛直方向に平行であり、前後方向及び左右方向は水平方向に平行であるとする。
図1は、光源ユニット100の一例を示す分解斜視図である。図2は、光源ユニット100の断面構成の一例を示す図である。図1及び図2に示すように、光源ユニット100は、光源部10と、リフレクタ20と、レンズ30とを備える。光源ユニット100は、車両に搭載されるコミュニケーションランプ等の車両用灯具の光源として用いられる。コミュニケーションランプは、例えば周囲の車両又は歩行者等に情報を伝達するためのランプである。
光源部10は、複数の光源11と、これらの複数の光源11を保持する基板12とを有する。光源11は、例えばLEDやOLED(有機EL)などの半導体型光源、レーザ光源等が用いられる。本実施形態において、光源部10は、複数の光源11として、赤色光源11Rと、緑色光源11Gと、青色光源11Bとを有する。
赤色光源11Rは、発光面11dを有する。赤色光源11Rは、発光面11dから赤色光を発光する。緑色光源11Gは、発光面11eを有する。緑色光源11Gは、発光面11eから緑色光を発光する。青色光源11Bは、発光面11fを有する。青色光源11Bは、発光面11fから青色光を発光する。発光面11d、11e、11fは、同一平面状に配置される。発光面11d、11e、11fは、例えば、それぞれランバーシアン分布を形成するように赤色光、緑色光、青色光を放射する。
図3は、基板12上における複数の光源11の配置の一例を示す図である。図3に示すように、3つの光源11は、例えば三角形の頂点の位置に1つずつ配置される。本実施形態において、3つの光源11は、例えば正三角形の頂点の位置に1つずつ配置される。具体的には、赤色光源11Rは、焦点PRが正三角形の1つの頂点に配置される。緑色光源11Gは、焦点PGが正三角形の他の頂点に配置される。青色光源11Bは、焦点PGが正三角形の更に他の頂点に配置される。
この場合、当該正三角形の重心位置は、3つの光源11の焦点PR、PG、PBを含む円の中心の位置に対応する。以下、この焦点PR、PG、PBを含む円の中心の位置を基準位置Pと表記する。また、赤色光源11Rの焦点PRと緑色光源11Gの焦点PGとの間の距離d1と、緑色光源11Gの焦点PGと青色光源11Bの焦点PBとの間の距離d2と、青色光源11Bと赤色光源11Rとの間の距離d3とが等しい。
図4は、3つの光源11から光が照射される様子を模式的に示す図である。図4に示すように、光源部10では、赤色光源11Rから放射される赤色光LRと、緑色光源11Gから放射される緑色光LGと、青色光源11Bから放射される青色光LBとが混合された混合光(白色光)が生成される。
図5は、図4におけるA−A断面を模式的に示す図である。図6は、図4におけるB−B断面を模式的に示す図である。図5及び図6に示すように、光源部10で生成された混合光LWは、放射方向の前方に向けて断面視における面積が大きくなる。なお、図4から図6では、赤色光LR、緑色光LG、青色光LBと混合光LWとの関係をわかりやすく示すため、混合光LWの領域を狭く表示している。実際の構成では、図4の側面視、図5のA−A断面視又は図6のB−B断面視において、ほとんどの領域を混合光LWが占めることになり、赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBが占める割合は極めて小さくなる。したがって、本実施形態では、光源部10の3つの光源11の中心である基準位置Pから混合光LWがランバーシアン分布を形成するように放射されると近似して考えることができる。
図1及び図2に示すように、リフレクタ20は、筒状であり、光源部10からの混合光LWをレンズ30に向けて反射する。リフレクタ20は、内周側に反射面21を有する。反射面21は、回転楕円面又は当該回転楕円面を基調とした自由曲面となっている。図2に示すように、リフレクタ20は、光源部10側の端部が基板12に接する状態で配置される。また、リフレクタ20は、レンズ30側の端部がレンズ30の最外周30aとの間にわずかな隙間を空けて囲うように配置される。このため、光源部10からの混合光LWが外部に漏れることを抑制し、当該混合光LWを効率よくレンズ30側に供給することができる。
レンズ30は、光源部10からの混合光LWを平行化するコリメータレンズである。レンズ30は、例えばポリカーボネート系樹脂、アクリル系樹脂等の樹脂材料によって形成される。レンズ30は、例えば不図示のレンズホルダに支持される。レンズ30は、リフレクタ20に直接保持されてもよい。レンズ30は、焦点(図示せず)と、光軸AXとを有する。レンズ30の光軸AXは、リフレクタ20の光軸と一致もしくはほぼ一致する。レンズ30の光軸AXは、光源部10の基準位置Pを通過する。
レンズ30は、入射面31及び出射面32を有する。入射面31は、光源部10側に向けて突出している。出射面32は、レンズ30の最外周30aを含む平面に沿って平面状に形成される。出射面32には、プリズム部33が設けられる。プリズム部33により、出射面32から出射される光を拡散することができる。本実施形態において、レンズ30の最外周30aの形状は、円形である。なお、レンズ30の最外周30aの形状は、円形に限定されず、三角形、四角形等の多角形であってもよいし、楕円形等であってもよい。また、レンズ30の最外周30aの形状は、これらの他に任意の形状とすることができる。
本実施形態のように、異なる波長の光を発光する複数の光源11を平面上に配置し、各光源11から発光する光を混合させた混合光LWから平行光を得ようとする場合、各光源11の焦点PR、PG、PBが互いに異なるため、レンズ30を通過する際の屈折により各光が分かれてしまう場合がある。このため、レンズ30から出射される平行光については、見る角度によって異なる色に見えてしまう場合がある。そこで、見る角度によって異なる色に見えることを抑制しつつ平行光を出射するため、本実施形態では、複数の光源11の基準位置Pとレンズ30との距離dを以下のように設定している。以下、距離dの設定について説明する。
本実施形態では、見る角度によって異なる色に見えることを抑制するため、レンズ30に直接入射する各色の光度差を小さくし、直進性の高い光を選択してレンズ30に直接入射させるように距離dを設定する。つまり、レンズ30に直接入射する各色の光度差を小さくすることで、各色が均等に混合しやすくなるため、レンズ30の出射面32において色が分離し難くなる。また、直進性の高い光がレンズ30に直接入射することにより、レンズ30を通過する際の屈折角度が小さくなるため、色が分離し難くなる。
図2に示すように、本実施形態では、レンズ30の最外周30aを含む平面Sを基準とした入射面側のレンズ30の厚さ、つまり、平面Sと入射面31における光源部10側の端部31aとの距離をtとし、平面Sと基準位置Pとの距離をd0とすると、基準位置Pからレンズ30(端部31a)までの距離dは、
d=d0−t ・・・(式1)
と表すことができる。
d=d0−t ・・・(式1)
と表すことができる。
また、レンズ30の最外周30aのうち光軸AXからの最大距離をrとし、混合光LWのうち光軸AX上の成分に対して50%の光度を有する成分が放射される角度を光軸に対してαとすると、
d0=r/tanα ・・・(式2)
と表すことができる。なお、本実施形態において、レンズ30の最外周30aが円形であるため、最大距離rは、レンズ30の最外周30aの半径となる。
d0=r/tanα ・・・(式2)
と表すことができる。なお、本実施形態において、レンズ30の最外周30aが円形であるため、最大距離rは、レンズ30の最外周30aの半径となる。
ここで、レンズ30の入射面31に対して、混合光LWのうち光軸AX上の成分に対して光度が50%以上となる成分がレンズ30に直接入射し、かつ、光度が50%未満となる成分がレンズ30に直接入射しないようにするためには、
d0≧r/tanα ・・・(式3)
とする必要がある。
d0≧r/tanα ・・・(式3)
とする必要がある。
したがって、式1から式3に鑑みて、距離dは、
d≧r/tanα−t ・・・(式4)
となるように設定することができる。
d≧r/tanα−t ・・・(式4)
となるように設定することができる。
更に、距離dは、レンズ30の出射面32から出射される混合光LWの出射角βが光軸AXに対して60°以下となるように設定することができる。
上記のように構成された光源ユニット100は、光源部10を点灯させる旨の信号が入力された場合、赤色光源11Rの発光面11dから赤色光LRが放射され、緑色光源11Gの発光面11eから緑色光LGが放射され、青色光源11Bの発光面11fから青色光LBが放射される。このように放射された赤色光LR、緑色光LG、青色光LBが混合され、混合光LWが生成される。
本実施形態では、複数の光源11の基準位置Pとレンズ30との距離dが上記(式4)に示す態様で設定されるため、生成された混合光LWのうち、光軸AX上の成分に対して50%以上の光度を有する成分が直接レンズ30に入射する。このため、レンズ30に直接入射する各色の光度差が小さくなる。また、直進性の高い光がレンズ30に直接入射する。このため、レンズ30を通過する際の屈折角度が小さくなる。したがって、レンズ30を通過する際の色が分離し難くなる。
以上のように、本実施形態に係る光源ユニット100は、異なる波長の光を発光する発光面11d、11e、11fをそれぞれ有し、それぞれの発光面11d、11e、11fが同一平面上に配置される複数の光源11を有する光源部10と、複数の光源11からの光が混合された混合光LWを入射面31から入射し、平行化して出射面32から出射するレンズ30とを備え、レンズ30の最外周30aのうち光軸AXからの最大距離をrとし、混合光LWのうち光軸AX上の成分に対して50%の光度を有する成分が放射される角度を光軸AXに対してαとし、レンズ30の最外周30aを含む平面Sを基準とした入射面31側のレンズ30の厚さをtとすると、複数の光源11についての基準位置Pからレンズ30までの距離dは、
d≧r/tanα−t
となるように設定される。
d≧r/tanα−t
となるように設定される。
この構成によれば、生成された混合光LWのうち、光軸AX上の成分に対して50%以上の光度を有する成分が直接レンズ30に入射する。このため、レンズ30に直接入射する各色の光度差が小さくなる。また、直進性の高い光がレンズ30に直接入射する。このため、レンズ30を通過する際の屈折角度が小さくなる。したがって、レンズ30を通過する際の色が分離し難くなる。これにより、見る角度によって異なる色に見えることを抑制しつつ平行光を出射可能となる。
本実施形態に係る光源ユニット100において、距離dは、レンズ30から出射される光の出射角が光軸に対して60°以下となるように設定される。出射面32から出射される光を基準として距離dを設定することにより、見る角度によって異なる色に見えることを効率的に抑制することができる。
本実施形態に係る光源ユニット100において、光源11は、3つ設けられ、3つの光源11は、レンズ30側から見て正三角形の頂点の位置に配置される。この構成では、3つの光源11の間で対称性を確保することができる。これにより、見る角度によって異なる色に見えることをより効果的に抑制することができる。
本実施形態に係る光源ユニット100は、複数の光源11からの光をレンズ30に向けて反射するリフレクタ20を更に備える。出射面32から出射される光の光量を確保することができる。
本実施形態に係る光源ユニット100において、レンズ30は、入射面31が複数の光源11側に突出し、出射面32が最外周30aを含む平面Sに沿って平面状に形成される。これにより、出射面32を平面状とすることで、例えば出射面32を平面状の意匠面に沿った形状とすることができる。
本実施形態に係る光源ユニット100において、レンズ30は、出射面32にプリズム部33を有してもよい。これにより、出射面32から出射される光を拡散することができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。例えば、上記実施形態では、複数の光源11がレンズ30側から見て正三角形の頂点の位置に配置された構成を例に挙げて説明したが、これに限定されない。
図7及び図8は、基板12上における複数の光源11の配置の変形例を示す図である。図7に示すように、複数の光源11は、直線状に配置されてもよい。図7では、図中の左側から赤色光源11R、緑色光源11G、青色光源11Bの順で配置された例が示されているが、これに限定されない。図7において、最も左側の光源11の焦点(赤色光源11Rの焦点PR)と中央の光源11の焦点(緑色光源11Gの焦点PG)との距離d4と、中央の光源11の焦点(緑色光源11Gの焦点PG)と最も右側の光源11の焦点(青色光源11Bの焦点PB)との距離d5とが等しくてもよい。この場合、3つの光源11の基準位置Pは、例えば中央の光源11の焦点に一致する。
また、図8に示すように、複数の光源11は、マトリクス状に配置されてもよい。図8では、光源11が4つ設けられた場合を例に挙げている。光源11が4つの場合、赤色光源11R、緑色光源11G及び青色光源11Bのうち一種類を2つ設けることができる。図8では、緑色光源11Gを2つ設ける場合を例に挙げているが、これに限定されず、赤色光源11R又は青色光源11Bが2つ設けられてもよい。図8では、4つの光源11の焦点が正方形の頂点に配置された場合を示しているが、これに限定されない。
図8では、4つの光源11のうち、左上の光源11の焦点(赤色光源11Rの焦点PR)と右上の光源11の焦点(緑色光源11Gaの焦点PGa)との距離d6と、左上の光源11の焦点(赤色光源11Rの焦点PR)と左下の光源11の焦点(緑色光源11Gbの焦点PGb)との距離d7と、右上の光源11の焦点(緑色光源11Gaの焦点PGa)と右下の光源11の焦点(青色光源11Bの焦点PB)との距離d8と、左下の光源11の焦点(緑色光源11Gbの焦点PGb)と右下の光源11の焦点(青色光源11Bの焦点PB)との距離d9とが等しい。4つの光源11の基準位置Pは、例えば正方形の中心の位置に一致する。
図9は、上記実施形態に係る光源ユニット100を搭載した車両用灯具200の一例を示す図である。車両用灯具200としては、例えばコミュニケーションランプが挙げられる。また、コミュニケーションランプは、ヘッドランプ、フォグランプ、クリアランスランプ、ターンシグナルランプ、デイタイムランニングランプ等のうち少なくとも1つの機能を備えていてもよい。
図9に示すように、車両用灯具200は、光源ユニット100を複数有する。複数の光源ユニット100は、レンズ30の最外周30aの形状が三角形状である。複数の光源ユニット100の点灯状態を調整することにより、周囲の車両又は歩行者等に情報を伝達することができる。なお、車両用灯具200は、コミュニケーションランプに限定されず、上記の他の種類のランプであってもよい。
AX…光軸、LR…赤色光、LG…緑色光、LB…青色光、LW…混合光、P…基準位置、PB,PG,PR…焦点、S…平面、10…光源部、11…光源、11B…青色光源、11G…緑色光源、11R…赤色光源、11d,11e,11f…発光面、12…基板、20…リフレクタ、21…反射面、30…レンズ、30a…最外周、31…入射面、31a…端部、32…出射面、33…プリズム部、100…光源ユニット、200…車両用灯具
Claims (7)
- 異なる波長の光を発光する発光面をそれぞれ有し、それぞれの前記発光面が同一平面上に配置される複数の光源を有する光源部と、
複数の前記光源からの光が混合された混合光を入射面から入射し、平行化して出射面から出射するレンズと
を備え、
前記レンズの最外周のうち光軸からの最大距離をrとし、前記混合光のうち前記レンズの前記光軸上の成分に対して50%の光度を有する成分が放射される角度を前記光軸に対してαとし、前記レンズの前記最外周を含む平面を基準とした前記入射面側の前記レンズの厚さをtとすると、複数の前記光源についての基準位置から前記レンズまでの距離dは、
d≧r/tanα−t
となるように設定される
光源ユニット。 - 前記距離dは、前記レンズから出射される前記光の出射角が前記光軸に対して60°以下となるように設定される
請求項1に記載の光源ユニット。 - 前記光源は、3つ設けられ、
3つの前記光源は、前記レンズ側から見て正三角形の頂点の位置に配置される
請求項1又は請求項2に記載の光源ユニット。 - 複数の前記光源からの光を前記レンズに向けて反射するリフレクタを更に備える
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光源ユニット。 - 前記レンズは、前記入射面が複数の前記光源側に突出し、前記出射面が前記最外周を含む平面に沿って平面状に形成される
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光源ユニット。 - 前記レンズは、前記出射面にプリズム部を有する
請求項5に記載の光源ユニット。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の光源ユニットを備える車両用灯具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020033650A JP2021136204A (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 光源ユニット及び車両用灯具 |
PCT/JP2021/007467 WO2021172543A1 (ja) | 2020-02-28 | 2021-02-26 | 光源ユニット及び車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020033650A JP2021136204A (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 光源ユニット及び車両用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021136204A true JP2021136204A (ja) | 2021-09-13 |
Family
ID=77490239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020033650A Pending JP2021136204A (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 光源ユニット及び車両用灯具 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021136204A (ja) |
WO (1) | WO2021172543A1 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5562177B2 (ja) * | 2010-08-25 | 2014-07-30 | パナソニック株式会社 | 発光装置 |
US9046241B2 (en) * | 2011-11-12 | 2015-06-02 | Jingqun Xi | High efficiency directional light source using lens optics |
JP2013229230A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Mitsubishi Chemicals Corp | 照明装置 |
CN107709873A (zh) * | 2015-07-22 | 2018-02-16 | 日立化成株式会社 | 照明装置、照明方法和使用它的影像投射装置 |
-
2020
- 2020-02-28 JP JP2020033650A patent/JP2021136204A/ja active Pending
-
2021
- 2021-02-26 WO PCT/JP2021/007467 patent/WO2021172543A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2021172543A1 (ja) | 2021-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5945857B2 (ja) | 車両用前照灯及び導光レンズ | |
CN112840158B (zh) | 用于车辆的照明装置 | |
JP6777432B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP7011443B2 (ja) | 車両用灯具 | |
TWM540240U (zh) | 可消除色散的直射式led照明模組 | |
JP2019164285A (ja) | ヘッドアップディスプレイ及び移動体 | |
JP7351075B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP2017120745A (ja) | 照明装置及び自動車 | |
TWI611135B (zh) | 雷射車燈 | |
KR200483320Y1 (ko) | 차량용 램프 | |
JP7081917B2 (ja) | 車両用灯具 | |
WO2021172543A1 (ja) | 光源ユニット及び車両用灯具 | |
JP6737644B2 (ja) | 車両用灯具 | |
EP3361144B1 (en) | Lighting device | |
JP7483473B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP7139148B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP2021150210A (ja) | 車両用灯具 | |
JP2018152177A (ja) | 発光ダイオードランプ | |
JP7423300B2 (ja) | 車両用灯具 | |
WO2023090073A1 (ja) | 車両用灯具 | |
JP7023779B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP2017174628A (ja) | 車両用灯具 | |
JP2021174570A (ja) | 車両用灯具 | |
KR20230119320A (ko) | 차량용 램프 | |
JP2022069185A (ja) | 車両用灯具 |