JP2021133909A - ドローン用保護装置 - Google Patents

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【課題】軽量かつ簡便な構成として、ドローンの落下先の保護対象を保護できるドローン用保護装置を提供すること。【解決手段】本体部3から下方に延びる脚部10と、本体部を囲むように配設されて、飛行時に回転するプロペラ6と、を備えたドローン1に搭載され、ドローンの落下時に作動されて、ドローンの脚部の下方側を覆う保護部材30を備えた保護装置20である。保護部材は、下面側の中央30aに、落下時に空気ATを流入可能な流入口33を備えて、空気流入時に、流入口から半径方向に延びるように膨らむ略円板状のバッグ体30、からなる。保護装置は、脚部10付近に配置されて、折り畳んだバッグ体を収納する収納部位21と、作動時に、バッグ体30を収納部位から押し出すとともに、空気を流入可能に、流入口33を下向きとして流入口の周縁32aを保持する保持部28を有した押し出し装置24と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ドローンに搭載され、ドローンが落下する際に作動されて、落下するドローンから、落下先の保護対象を保護するドローン用保護装置に関する。
従来、ドローン用保護装置では、ガス発生器に内蔵した火薬を燃焼させて発生する膨張用ガス(燃焼ガス)を利用して、ガスバッグを膨張させ、そして、膨張したガスバッグにより、ドローンの下面側を覆うように構成されて、落下先の保護対象を、膨張を完了させたガスバッグにより、保護するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019−196142号公報
しかし、従来のドローン用保護装置では、火薬を燃焼させてガスバッグの膨張用ガスを発生させる構成であり、ガス発生器自体の重量があり、さらに、高圧の膨張用ガスの発生を伴なうことから、ガス発生器周縁やガスバッグとガス発生器との接続部位等の剛性も必要となって、軽量かつ簡便に、落下するドローンから、落下先の保護対象を保護するものが望まれていた。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、軽量かつ簡便な構成として、ドローンの落下先の保護対象を保護できるドローン用保護装置を提供することを目的とする。
本発明に係るドローン用保護装置は、本体部から下方に延びる脚部と、前記本体部を囲むように配設されて、飛行時に回転する複数のプロペラと、を備えたドローンに搭載され、前記ドローンの落下時に作動されて、前記ドローンの前記脚部の下方側を覆う保護部材を備えたドローン用保護装置であって、
前記保護部材が、下面側の中央に、落下時に空気を流入可能な流入口を備えて、該流入口からの空気の流入時に、前記流入口から半径方向に延びるように膨らむ略円板状のバッグ体、から構成されて、
前記脚部付近に配置されて、折り畳んだ前記バッグ体を収納する収納部位と、
作動時に、折り畳まれた前記バッグ体を収納部位から押し出すとともに、空気を流入可能に、前記流入口を下向きとして前記流入口の周縁を保持する保持部を有した押し出し手段と、
を備えて構成されていることを特徴とする。
本発明に係るドローン用保護装置では、作動時、押し出し手段が作動されて、収納部位から折り畳まれたバッグ体が押し出される。その際、バッグ体の流入口が、保持部により、落下時に空気を流入可能に下向きに保持されて押し出されており、円滑に、流入口からバッグ体内に空気が流入し、バッグ体は、膨張完了形状まで膨らむこととなる。そのため、落下先の保護対象に、ドローンの脚部等の下部側が干渉しようとしても、空気を流入させて膨らんだバッグ体が、クッションのように、介在されることから、保護対象をドローンから保護できる。そして、バッグ体は、落下時のドローンの周囲の空気を流入させて膨らむ構成であって、火薬を燃焼させるようなガス発生器を利用せずに、簡便に膨らませることができる。さらに、押し出し手段としても、ソレノイドアクチュエータやモータ、あるいは、ばね機構等を利用して、流入口周縁を保持して押し出す構成でよいことから、軽量かつ簡便に構成できる。
したがって、本発明に係るドローン用保護装置では、軽量かつ簡便な構成として、ドローンの落下先の保護対象を保護することができる。
そして、本発明に係るドローン用保護装置では、前記流入口が、空気の流入を許容し、かつ、空気の流出を規制する逆止弁を配設させて構成されていることが望ましい。
このような構成では、流入口からバッグ体内に空気が流入して、バッグ体が膨らめば、逆止弁の作用により、バッグ体内からの空気の流出が抑制されることから、バッグ体の圧力を高く維持できることができて、バッグ体のクッション作用をより高めることができ、落下先の保護対象を、一層、好適に保護することができる。
また、本発明に係るドローン用保護装置では、前記バッグ体が、空気を流入させて膨張した外周縁に、前記脚部の下方側から上方へ延びて、前記各プロペラの側方を覆い可能なカバー部位、を備えて構成されていることが望ましい。
このような構成では、バッグ体が膨張を完了させれば、ドローンの下部側の脚部だけで無く、膨らんだバッグ体のカバー部位によって、飛行時に使用するプロペラからも、保護対象を保護することができる。
本発明に係る一実施形態のドローン用保護装置を搭載するドローンを示す概略平面図である。 実施形態のドローン用保護装置を搭載するドローンを示す概略正面図である。 実施形態のドローン用保護装置における収納部位付近を説明する概略縦断面図である。 実施形態のバッグ体の流入口に配設された逆止弁を説明する概略平面図である。 実施形態のバッグ体の流入口に配設された逆止弁の動作を説明する概略断面図であり、図4のV−V部位を示す。 実施形態のドローン用保護装置の作動時におけるドローンの概略縦断面図である。 実施形態のドローン用保護装置の変形例の作動時におけるドローンの概略縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態のドローン用保護装置20は、図1〜3,6に示すドローン(マルチコプター)1に搭載される。
ドローン1は、中央に配置された本体部3から下方に延びる脚部10と、本体部3を囲むように配設されて、飛行時に回転する複数(実施形態では6個)のプロペラ6と、を備えて構成されている。プロペラ6は、本体部3から放射状に突出する複数(実施形態では6個のプロペラ6に対応して6本)のアーム4の先端の上面側に配設されている。各プロペラ6は、モータからなる駆動装置7により、回転駆動される。駆動装置7は、本体部3内の図示しないバッテリーから電源を供給されて、駆動される。
本体部3内には、図示しない公知の受信装置、送信装置、飛行制御装置、地図記憶装置、カメラ、バッテリー等が配設されている。ドローン1は、地上側のオペレータの遠隔操作による無線信号を受信装置が受信して飛行制御装置に入力させ、飛行制御装置が、その信号に基づき、駆動装置7の駆動を制御して、所定の飛行を実行することとなる。また、飛行制御装置は、高度を含めた所定の飛行ルートで飛行できるように、プログラム可能であり、さらに、所定地点でカメラの撮影を開始して終了するように、プログラムすることも可能であり、そして、撮影したデータは、直ちに、送信装置により、地上側の所定の受信装置に送信したり、あるいは、内蔵する記録媒体に記録できるように、構成されている。
脚部10は、本体部3の下面の中央付近から左右両側の下方へ向かって相互に拡開するように配設される2本の支持脚11と、左右の支持脚11の下端から前後両側に延びる接地用の横杆部12と、を備えて構成されている。左右の横杆部12には、保護装置20のケース21が、固定されている。
保護装置20は、保護部材としてのバッグ体30と、折り畳まれたバッグ体30を収納する収納部位としてのケース21と、作動時に、折りた畳まれたバッグ体30をケース21から押し出す押し出し手段としての押し出し装置24を構成するソレノイドアクチュエータ25と、を備えて構成されている。
バッグ体30は、可撓性を有して空気透過性の低い布等のシート材から形成されており、下面側の中央30aに、落下時に空気ATを流入可能な流入口33を備えて、流入口33からの空気ATの流入時に、流入口33から半径方向に延びるように膨らむ略円板状とした袋形状としている。詳しくは、バッグ体30は、外周縁31b,32b相互を結合させた上側シート31と下側シート32とを備えて構成され、上側シート31と下側シート32とは、共に、中央30aの内周縁31a,32a側(図3参照)を、それぞれ、後述する保持部28に結合させた略円環状としている。流入口33は、実施形態の場合、下側シート32の内周縁32aに囲まれた領域であり、さらに、後述する連通口(連通部)39を有したテーパ管状の隔壁38の内周面38c側の部位としている。
また、実施形態の場合、膨張を完了させたバッグ体30は、椀形状として、中央30a付近における脚部10の下方、すなわち、両側の横杆部12,12の下方、を覆う略円板状の脚カバー部34と、脚カバー部34の外周縁34aから湾曲しつつ上方に延びるプロペラカバー部35と、を備えて構成されている。プロペラカバー部35は、6個のプロペラ6の外方側の全周を覆うカバー部位として、配設されている。実施形態の場合、プロペラカバー部35は、上端35aが、各プロペラ6の高さを越えるように、構成されている。
なお、流入口33は、実施形態の場合、下側シート32の内周縁32a側に配設され、さらに詳しくは、バッグ体30の上側シート31の内周縁31aが、後述する逆止弁37の隔壁38の外周面38d側の上縁38aに固着され、下側シート32の内周縁32aが、隔壁38の外周面38d側の下縁38bに固着され、バッグ体30内への空気ATの流入は、下側シート32の内周縁32a側の流入口33を経て、隔壁38に設けられた連通口(連通部)39から流入することとなる。連通口39は、逆止弁37の弁シート41により、開閉される。実施形態の場合、隔壁38は、後述するように、保持部28の下側保持部28bと共用される部位としている。
収納部位としてのケース21は、略直方体形状として、左右両縁側を脚部10の左右の横杆部12,12に連結固定され、下面21b側に、バッグ体30の押し出し時に、観音扉のように左右両側に押し開かれるドア22,22を配設させている。ケース21の上面21a側には、押し出し手段としてのソレノイドアクチュエータ25のハウジング26が配設固定されている。
押し出し装置24としてのソレノイドアクチュエータ25は、ハウジング26内に配設された図示しない固定鉄心側から押し出されるように動作するプランジャ27を備え、プランジャ27の下端には、バッグ体30の流入口33の周縁を保持する形状保持性を有した合成樹脂等から形成された保持部28が、結合されている。保持部28は、プランジャ27の下端に結合された上方側の略円板状の上側保持部28aと、上側保持部28aの中央付近から下広がりのテーパ管状に下方に延びる下側保持部28bと、を備えて構成されている。下側保持部28bは、バッグ体30の流入口33の周縁を保持する部位であり、記述したように、逆止弁37の隔壁38を構成するとともに、上縁38aに上側シート31の内周縁31aを固着させ、下縁38bに下側シート32の内周縁32aを固着させている。バッグ体30は、外周縁30b側を、保持部28の下側保持部28b側に接近させるように折り畳まれて、上側保持部28aの下方側における下側保持部28bの周囲に配設され、その状態で、ケース21内に収納される。
そして、ソレノイドアクチュエータ25の作動時には、プランジャ27が下方に繰り出されて、保持部28の上側保持部28aと下側保持部28bとを下方移動させることから、上側保持部28aの下方側における下側保持部28bの周囲に折り畳まれていたバッグ体30は、ケース21のドア22を左右に押し開いて、ケース21の下方に押し出される。その際、バッグ体30の流入口33は、周縁(内周縁)32aを、保持部28の下方開きのテーパ管状の下側保持部28bに保持されて、下方に向いた開口状態としていることから、落下時のドローン1の下方の空気ATを、流入口33から、隔壁38の連通口(連通部)39を経て、バッグ体30内へ流入させ、流入口33から半径方向に延びるように、略円板状、詳しくは、椀形状に膨らむこととなる。
ソレノイドアクチュエータ25は、ドローン1の落下時に作動されるものであり、地上側のオペレータの操作によりなされる場合と、図示しない飛行制御装置が、駆動装置7等を制御不能となった際であって、地上から所定高さ以上(バッグ体30が空気ATを流入させて膨張を完了できる高さ以上)の場合に、作動される場合がある。
流入口33に配設される逆止弁37は、バッグ体30内への空気ATの流入を許容し、かつ、空気ATの流出を規制するものである。実施形態の場合、図3〜5に示すように、バッグ体30の下側シート32の内周縁32aを結合させた下側保持部28bとしての下広がりのテーパ管状の隔壁38に設けられた複数(8個)の連通口39と、隔壁38の外周面38d側に結合される可撓性を有した弁シート41と、を備えて構成されている。弁シート41は、連通口39間で、幅方向に沿った結合部41bにより、隔壁38に結合されている。この逆止弁37では、バッグ体30の落下時、下側シート32の流入口33付近において、上向きに空気ATが流れ、隔壁38の内周面38c側に到達すれば、隔壁38の連通口39を経て、空気ATが、バッグ体30内に流れて貯留される。そして、連通口39からバッグ体30外へ空気ATが流出しようとすると、弁シート41における連通口39を覆っていた閉塞部41aを、隔壁38の外周面38d側の連通口周縁38eに圧接させることとなって、連通口39が閉塞されて、バッグ体30の内圧低下が抑制されることとなる。
実施形態の保護装置20を搭載したドローン1が飛行中において、地上側のオペレータの指示、あるいは、飛行制御装置の独自の判断により、押し出し装置24としてのソレノイドアクチュエータ25が作動して、プランジャ27を押し下げて、プランジャ27の下端に結合されている保持部28が下方移動し、保持部28の上側保持部28aと下側保持部28bとの間に折り畳んで収納されたバッグ体30も下方移動して、ドア22,22を押し開いて、バッグ体30がケース21から押し出される。その際、バッグ体30の流入口33が、保持部28の下側保持部28bによる下側シート32の内周縁32aの保持により、落下時に空気ATを流入可能に下向きに保持されて押し出されており、円滑に、流入口33から、連通口39を経て、バッグ体30内に空気ATが流入し、バッグ体30は、膨張完了形状まで膨らむこととなる(図6参照)。そのため、落下先の保護対象(例えば、人)50に、ドローン1の脚部10における下部側の横杆部12が干渉しようとしても、空気ATを流入させて膨らんだバッグ体30が、クッションのように、介在されることから、保護対象50をドローン1から保護できる。そして、バッグ体30は、落下時のドローン1の周囲の空気ATを流入させて膨らむ構成であって、火薬を燃焼させるようなガス発生器を利用せずに、簡便に膨らませることができる。さらに、押し出し手段としても、ソレノイドアクチュエータ25を利用して、流入口33の周縁32aを保持して押し出す構成でよいことから、軽量かつ簡便に構成できる。
したがって、実施形態のドローン用保護装置20では、軽量かつ簡便な構成として、ドローン1の落下先の保護対象50を保護することができる。
また、実施形態のドローン用保護装置20では、流入口33が、空気ATの流入を許容し、かつ、空気ATの流出を規制する逆止弁37を配設させて構成されている。
そのため、実施形態では、流入口33からバッグ体30内に空気ATが流入して、バッグ体30が膨らめば、逆止弁37の作用により、バッグ体30内からの空気ATの流出が抑制されることから、バッグ体30の圧力を高く維持できることができて、バッグ体30のクッション作用をより高めることができ、落下先の保護対象50を、一層、好適に保護することができる。
また、実施形態のドローン用保護装置20では、バッグ体30が、空気ATを流入させて膨張した外周縁30bに、脚部10の下方側から上方へ延びて、各プロペラ6の側方を覆い可能なカバー部位としてのプロペラカバー部35、を備えて構成されている。
そのため、実施形態では、バッグ体30が膨張を完了させれば、ドローン1の下部側の脚部10だけで無く、膨らんだバッグ体30のプロペラカバー部35によって、飛行時に使用するプロペラ6からも、保護対象50を保護することができる。
なお、実施形態では、膨張完了時のバッグ体30が、各プロペラ6の側方まで覆うように構成したが、図7に示すドローン用保護装置20Aのバッグ体30Aのように、外周縁30bをプロペラ6の側方まで延設させずに、脚部10の横杆部12,12の下方エリアを覆えるように、脚カバー部34だけを配設するように構成してもよい。
このドローン用保護装置20Aでは、バッグ体30Aの上側シート31Aと下側シート32Aとが、実施形態の上側シート31と下側シート32より、外径寸法を小さく構成されている点が相違するだけであって、バッグ体30Aを収納する収納部位としてのケース21や、押し出し手段としての保持部28を有したソレノイドアクチュエータ25は、実施形態と同様である。
このドローン用保護装置20Aでも、飛行中において、地上側のオペレータの指示、あるいは、飛行制御装置の独自の判断により、押し出し手段としてのソレノイドアクチュエータ25が作動すれば、プランジャ27が押し下げられて、プランジャ27の下端に結合されている保持部28が下方移動し、保持部28の上側保持部28aと下側保持部28bとの間に折り畳んで収納されていたバッグ体30Aも下方移動して、ドア22,22を押し開いて、バッグ体30Aがケース21から押し出され、その際、バッグ体30Aの流入口33が、保持部28の下側保持部28bによる下側シート32Aの内周縁32aの保持により、落下時に空気ATを流入可能に下向きに保持されて押し出されており、円滑に、流入口33から、連通口39を経て、バッグ体30A内に空気ATが流入し、バッグ体30Aは、膨張完了形状まで膨らむこととなる。そのため、落下先の保護対象50に、ドローン1の脚部10における下部側の横杆部12が干渉しようとしても、空気ATを流入させたバッグ体30Aが介在されることから、保護対象50をドローン1から保護できる。
さらに、このバッグ体30Aも、バッグ体30と同様に、逆止弁37を配設させており、逆止弁37の作用により、バッグ体30A内からの空気ATの流出が抑制されることから、バッグ体30Aの圧力を高く維持できることができて、バッグ体30Aのクッション作用をより高めることができ、落下先の保護対象50を、一層、好適に保護することができる。
なお、実施形態では、収納部位としてのケース21から折り畳まれたバッグ体30,30Aを押し出す押し出し手段として、ソレノイドアクチュエータ25を例示したが、折り畳まれたバッグ体30,30Aを、流入口33を下向きにした状態で、収納部位としてのケース21から押し出すことができれば、押し出し手段としては、ソレノイドアクチュエータ25の他に、簡便な構成のモータやばね機構等を利用してもよい。
1…ドローン、3…本体部、6…プロペラ、10…脚部、20,20A…保護装置、21…ケース、25…(押し出し手段)ソレノイドアクチュエータ、28…保持部、28b…下側保持部、30,30A…(保護部材)バッグ体、30a…中央、30b…外周縁、33…流入口、35…(カバー部位)プロペラカバー部、37…逆止弁、38…隔壁、39…連通口、41…弁シート、50…(保護対象)人、AT…空気。

Claims (3)

  1. 本体部から下方に延びる脚部と、前記本体部を囲むように配設されて、飛行時に回転する複数のプロペラと、を備えたドローンに搭載され、前記ドローンの落下時に作動されて、前記ドローンの前記脚部の下方側を覆う保護部材を備えたドローン用保護装置であって、
    前記保護部材が、下面側の中央に、落下時に空気を流入可能な流入口を備えて、該流入口からの空気の流入時に、前記流入口から半径方向に延びるように膨らむ略円板状のバッグ体、から構成されて、
    前記脚部付近に配置されて、折り畳んだ前記バッグ体を収納する収納部位と、
    作動時に、折り畳まれた前記バッグ体を収納部位から押し出すとともに、空気を流入可能に、前記流入口を下向きとして前記流入口の周縁を保持する保持部を有した押し出し手段と、
    を備えて構成されていることを特徴とするドローン用保護装置。
  2. 前記流入口が、空気の流入を許容し、かつ、空気の流出を規制する逆止弁を配設させて構成されていることを特徴とする請求項1に記載のドローン用保護装置。
  3. 前記バッグ体が、空気を流入させて膨張した外周縁に、前記脚部の下方側から上方へ延びて、前記各プロペラの側方を覆い可能なカバー部位、を備えて構成されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載のドローン用保護装置。
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