JP2020125012A - 飛行体用安全装置 - Google Patents

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俊宗 大井
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晃洋 玉城
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麻衣子 福元
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【課題】簡易な構成でありながら、展開時にスムーズかつ迅速にパラシュート等の被展開体を展開できる飛行体用安全装置を提供する。【解決手段】飛行体用安全装置100は、ピストン部材10と、ピストン部材10を収容し、作動時に当該ピストン部材10が外方に突出するための孔部13が設けられたシリンダ14と、ピストン部材10により一方向に押し上げられる押し上げ部材15と、押し上げ部材15により支持されつつ押し上げられる射出物16と、ピストン部材10をシリンダ14内で移動させる動力源としてのガス発生器17と、ピストン部材10、シリンダ14、押し上げ部材15、射出物16、およびガス発生器17を収容する有底円筒状の収容器18と、を備えている。射出物16は、外縁から中心部に向かって凹凸が繰り返されるように折り畳んで形成された断面が波形状の波形部を少なくとも一部に有している被展開体16aを有している。【選択図】図1

Description

本発明は、パラシュート等の射出物を射出する飛行体用安全装置に関する。
近年、自律制御技術および飛行制御技術の発展に伴って、例えばドローンと呼ばれる複数の回転翼を備えた飛行体の産業上における利用が加速しつつある。ドローンは、例えば複数の回転翼を同時にバランスよく回転させることによって飛行し、上昇および下降は回転翼の回転数の増減によって行い、前進および後進は回転翼の回転数の増減を介して機体を傾けることによって成し得る。このような飛行体は今後世界的に拡大することが見込まれている。
一方で、上記のような飛行体の落下事故のリスクが危険視されており、飛行体の普及の妨げとなっている。こうした落下事故のリスクを低減するために、安全装置として飛行体用パラシュート装置が製品化されつつある。
上記飛行体用パラシュート装置のパラシュート射出装置として、たとえば特許文献1には、収容器の底部側から開口部側にかけて上下方向に折り重ねるように畳まれたパラシュートが開示されている。
欧州特許第3050805号明細書
上記特許文献1のようなパラシュート射出装置においては、作動時におけるパラシュートの展開までの時間短縮の観点から、パラシュートの展開のスムーズさが求められている。
上記従来技術では、パラシュートを上下方向に折り重ねているため、射出時に天蓋を締め付けて射出することで、上方向への射出はスムーズである。しかしながら、パラシュート射出後におけるパラシュート展開に影響が出やすく、パラシュートをスムーズかつ迅速に展開することができない。
そこで、本発明は、簡易な構成でありながら、展開時にスムーズかつ迅速にパラシュート等の被展開体を展開できる飛行体用安全装置を提供することを目的とする。
(1) 本発明に係る飛行体用安全装置は、被展開体と、初期状態において、前記被展開体を収納している収容器と、作動時において、前記収容器内の前記被展開体を前記収容器内から前記収容器外へ射出する射出装置と、を備え、前記被展開体は、外縁から中心部に向かって凹凸が繰り返されるように折り畳んで形成された断面が波形状の波形部を少なくとも一部に有していることを特徴とする。
上記(1)の構成によれば、簡易な構成でありながら、展開時にスムーズかつ迅速にパラシュート等の被展開体を展開できる飛行体用安全装置を提供できる。
(2) 上記(1)の飛行体用安全装置においては、前記被展開体の表面または裏面に、前記被展開体の外縁から中心部に向かって並設された少なくとも2つの環部が一列以上設けられていることが好ましい。
上記(2)の構成によれば、並設された一列の環部ごとに、たとえば紐状部材を通して引っ張るだけで、容易かつ迅速に、外縁から中心部に向かって凹凸が繰り返されるように被展開体を折り畳むことができる。
(5) 上記(4)の飛行体用安全装置においては、前記被展開体に設けられ、前記被展開体とともに畳まれておりまたは前記被展開体と別々に巻き取られもしくは畳まれており、巻き取られもしくは畳まれた状態からチューブ状に膨張可能であって、前記チューブ状に膨張した際、巻き取られた状態もしくは畳まれた状態の前記被展開体を展開可能な袋状部材と、作動時に、前記袋状部材の内部に発生したガスを流入させ、前記袋状部材を膨張させることが可能なガス発生器と、を備えていることが好ましい。
上記(5)の構成によれば、展開時において、よりスムーズかつ迅速にパラシュート等の被展開体を展開できる
本発明の第1実施形態に係る飛行体用安全装置を示す模式断面図である。 (a)は図1の射出装置における収容器およびシリンダの平面図、(b)は図1の射出装置における包装体の平面図(下側から見た場合の図)、(c)は図1の飛行体用安全装置における折り畳み前のパラシュートの平面図、(d)は図1の飛行体用安全装置における折り畳み後のパラシュートの平面図である。 図1の飛行体用安全装置が適用される飛行体を示す図である。 図1の飛行体用安全装置において、初期状態のラインの設置位置を説明するための一部断面図である。 図1の飛行体用安全装置における被展開体の折り畳み方の変形例を示す図である。 図1の飛行体用安全装置における被展開体の折り畳み方の他の変形例を示す図である。 図1の飛行体用安全装置における初期状態のラインの設置位置の変形例を示す図である。 図1の飛行体用安全装置における初期状態のラインの設置位置の他の変形例を示す図である。 図1の飛行体用安全装置と飛行体の機体との固定についての変形例を示す図である。 図1の飛行体用安全装置と飛行体の機体との固定についての変形例を示す図である。 図1の飛行体用安全装置と飛行体の機体との固定についての変形例を示す図である。 図1の飛行体用安全装置と飛行体の機体との固定についての変形例を示す図である。 図1の飛行体用安全装置と飛行体の機体との固定についての変形例を示す図である。 図1の飛行体用安全装置と飛行体の機体との固定についての変形例を示す図である。 図1の飛行体用安全装置の変形例であって、被展開体に展開装置を設けた例を示す図である。 図15における展開装置を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態に係る飛行体用安全装置について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る飛行体用安全装置100は、摺動部材であるピストン部材10と、当該ピストン部材10を収容し、作動時に当該ピストン部材10が外方(図1では上方向)に突出するための孔部13が設けられたシリンダ14と、ピストン部材10により一方向(図1では上方向)に押し上げられる押し上げ部材15と、当該押し上げ部材15により支持されつつ押し上げられる射出物16と、ピストン部材10をシリンダ14内で移動させる動力源としてのガス発生器(マイクロガスジェネレータ等)17と、ピストン部材10、シリンダ14、押し上げ部材15、射出物16、およびガス発生器17を収容する有底円筒状の収容器18と、を備えている。ここで、一変形例として、ガス発生器17の代わりに、バネ等の弾性体を用いてもよい。
なお、本実施形態において、射出物16は、図1の模式図に示したように、パラシュートまたはパラグライダーなどである被展開体16aと、所定の形態(たとえば蛇腹状)に折り畳まれた被展開体16aを内包する包装体16bと、を備えている。被展開体16aは、水平方向に対して縦方向に凹凸が繰り返し形成された断面が波形状となる状態で内包されている。被展開体16aの形状は、円形、楕円形、多角形など、どのような形状でもよい。また、初期状態の被展開体16aは、たとえば、ドーム形状の基布を有したパラシュートの場合、少なくとも2方向の外縁から中心に対して蛇腹状(断面が波形状)に折り畳んだものであってもよい。また、細長いシングルサーフェースの基布を有したパラグライダーの場合、中心に対して両端からそれぞれ幾重にも折り返して断面が波形状となるように折り畳んだものであってもよい。
ここで、収容器18に収容する初期状態の被展開体16aの折り畳み方(例:円形のパラシュート)について説明する。図2(c)に示したように、収容器18に収容する前に、シリンダ14と同じ形状の筒状部材14Aに被展開体16aを設置し、白抜き点線矢印の方向に蛇腹状(断面が波形状)に折り畳み、図2(d)に示した状態(折り畳まれた被展開体16aが中心に対して回転対称性を有した状態)にする。筒状部材14Aから被展開体16aを取り外した後、折り畳まれた被展開体16aを包装体16bで覆い、収容器18に収容して、図1および図4に示した状態にする。
なお、図4においては、被展開体16aと、収容器18または飛行体30の機体31とを連結するライン(連結部材)25が設けられている様子を示している。具体的には、ライン25は、一端が包装体16bを介して被展開体16aと連結されており、他端側が後述する有底筒状部19の周りに螺旋状に巻かれた状態で設置されているとともに、他端が収容器18または飛行体30の機体31と連結されており、作動時には、有底筒状部19に巻かれた状態から解放されやすくなっている。すなわち、作動時において、ライン25が絡まったり、他の部位に引っかかったりしないようにすることができる。
包装体16bは、図2(b)に示したように、中央部に凹部16b1が形成された有底の略筒状のものである。凹部16b1は、図1に示したように、シリンダ14と嵌合可能な部位である。また、図1における包装体16bの下部は、支持部20に支持された状態ではない(接触していない状態である)が、支持された状態(接触した状態)となるように、包装体16bの大きさを変更してもよい。
また、包装体16bは、被展開体16aを包装体16b外部に開放する開放機構を有している。被展開体16aは、収容器18又は飛行体に連結されている。前記開放機構は、その機構に特段の限定はないが、例えば、被展開体16aがライン(図示しないが、ライン25と別の連結部材)によって収容器18又は飛行体に連結されている場合、射出物16が射出されると前記ラインにラインテンションがかかることで包装体16bが自動的に解放され、包装体16bの開放によりさらに強まるラインテンションにより、被展開体16aが解放されるというものが挙げられる。また、収容器18に連結された射出物16が射出される際、その連結部から包装体16bが開く、または、破れる、等により、被展開体16aが解放される機構でもよい。
ガス発生器17は、シリンダ14の下方の開口端に圧入された状態で、ピストン部材10の後述の本体部11の下方に配置されている。また、シリンダ14の下部は、収容器18の底部に固定されている。
ピストン部材10は、シリンダ14の内径とほぼ同じ外径の部分を備える本体部11と、この本体部11に接続され、上方に延びかつ本体部11よりも小径の棒状部12と、を有している。棒状部12の上端は、シリンダ14の孔部13を介して押し上げ部材15の後述の有底筒状部19の上端内面に固定されている。また、シリンダ14内の上部には、ピストン部材10の棒状部12の一部を取り囲むように配置されたストッパー23が設けられている。すなわち、棒状部12はストッパー23に挿通された状態で配されている。このことによって、ピストン部材10が上方に移動した際に、本体部11がストッパー23に接触して停止することで、本体部11がシリンダ14内から外方に放出されないようになっている。
また、図1に示すように、押し上げ部材15は、シリンダ14の一部、つまり当該シリンダ14のうちガス発生器17が配されている開口端を除く外側の部分を覆うように配置された有底筒状部19と、当該有底筒状部19の開口縁部にフランジ(鍔状部)として設けられ射出物16を支持する円盤状の支持部20と、を有している。このような構成において、支持部20の底部は、初期状態で収容器18の底部内面側に当接するように設けられている。また、支持部20の外周部は、収容器18の内側に接触しないように形成されている。
ここで、図1、図2(a)に示すように、収容器18の底部には、収容器18内部と外部とを連通する複数の通気孔24が設けられている。各通気孔24は、押し上げ部材15が収容器18内において急速で移動する際には、当該押し上げ部材15と収容器18の底面との間の領域に負圧が生じる。そのため、押し上げ部材15を移動させ難くなる。そこで、上記通気孔24を設けることで、負圧現象を低減することができ、押し上げ部材15をスムーズに移動させることが可能となる。なお、通気孔24の開孔面積をガス発生器17の出力調整とともに適宜調整することで、射出物16の射出スピードおよび射出距離を制御することが可能である。
また、射出物16は、収容器18内において当該収容器18の内面と押し上げ部材15の有底筒状部19の外側面との間に、たとえば有底筒状部19の外面を覆うように収容されている。また、射出物16は、その外側が収容器18の内側に接触しないように収容されている。ここで、射出物16は、その外側が収容器18の内側に接触するように収容されていてもよい。なお、射出物16は、たとえば紐(図示略)の一端に接続されており、当該紐の他端は収容器18内部又は後述する飛行体30の機体31に接続される。
以上のような構成において、飛行体用安全装置100が搭載されるたとえば飛行体などが落下する際にガス発生器17が作動すると、当該作動により発生するガスの圧力によってピストン部材10がシリンダ14内を上方に推進する。これにより、ピストン部材10の棒状部12に接続された有底筒状部19を有する押し上げ部材15が収容器18内において上方に推進する。これによって、射出物16が収容器18内から外方(図1紙面の上方向)に射出される。射出物16が射出された場合、前記開放機構によって、被展開体16aを包装体16bの内部から外部に開放(放出)し、被展開体16aを展開させる。このとき、被展開体16aは、蛇腹状(断面が波形状)に折り畳まれているものであるため、射出後において、スムーズかつ迅速に展開することができる。
なお、飛行体用安全装置100は、図1、図3に示したように、飛行体30の機体31に連結部材40を介して連結固定されている。このとき、図1に示したように、連結部材40は、通気孔24を閉塞しない位置において、収容器18と機体31とを連結している。したがって、飛行体30は、機体31と、当該機体31に結合される飛行体用安全装置100と、機体31に結合され、当該機体31を推進させる1つ以上の推進機構(たとえばプロペラ等)32と、機体31の下部に設けられた複数の脚部33と、を備えている。ここで、実際には、ガス発生器17の下部の電極(図示せず)に通電用のソケットが嵌合されているが、説明の便宜上、図1においては省略して表現している。
以上のように、本実施形態によれば、簡易な構成でありながら、展開時にスムーズかつ迅速に被展開体16aを展開できる飛行体用安全装置100を提供できる。
特に、被展開体16aを中心に対して回転対称性を有した状態となるように折り畳んで収容器18に収容しているので、展開時において均等に周方向へ開く力が加わる。その結果として、被展開体16aの展開時に歪んで展開することを抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。したがって、たとえば、以下のような変形例も考えられる。なお、以下の変形例において、下二桁が同じ番号の符号は、同様のものであるので、説明を省略することがある。また、特に説明しない部分に関しては、上記実施形態の飛行体用安全装置および飛行体と同様であるので、説明を省略することがある。
(変形例1)
上記実施形態における被展開体16aの折り畳み方の変形例について説明する。まず、図5(a)に示したように、白抜き点線矢印の4方向から被展開体116aを軽く押しつぶすように力を加えて、図5(b)に示した突出した形状の突出部116a1を4つ形成する。次に、突出部116a1の両側部を軽く押しつぶすように力を加えて、図5(c)に示したように、突出部116a1を細長い状態に形成する。続いて、突出部116a1を、水平方向に対して横方向に凹凸が繰り返し形成された波形となるように折り畳み、波形部116a2を形成する。このようにして折り畳まれた被展開体116aを、上記実施形態における被展開体16aの代わりに、包装体で覆い、収容器に収容してもよい。これにより、上記実施形態と同様以上の作用効果を奏することができる。
(変形例2)
上記実施形態における被展開体16aの折り畳み方の他の変形例について説明する。まず、図6(a)に示したように、被展開体216aに環部250を一列につき4つずつ、また、一列を90°間隔で4つ放射状に取り付ける。次に、図6(b)に示したように、一端にストッパー261が取り付けられた紐状部材260を一列につき一本通した後、各紐状部材260の他端部を一つにまとめて、白抜き矢印の方向に引っ張り、図6(c)に示した状態(水平方向に対して縦方向に凹凸が繰り返し形成された波形となるように折り畳まれた状態)にする。続いて、図6(c)に示した状態から各紐状部材260を環部250から抜き去り、図6(d)に示した状態にする。そして、図6(d)に示した白抜き点線矢印の方向に軽く押しつぶすように力を加えて、図6(e)に示した状態にする。このようにして折り畳まれた被展開体216aを、上記実施形態における被展開体16aの代わりに、包装体で覆い、収容器に収容してもよい。これにより、上記実施形態と同様以上の作用効果を奏することができる。
なお、本変形例では、環部を被展開体216aの外部面側のみに設けたが、これに限られず、内部面側に設けてもよい、被展開体216aの外部面側および内部面側の両方に設けてもよい。また、環部の数は各列2個以上であればよいし、列は1列以上設けられていればよい。
(変形例3)
上記実施形態における被展開体16aと、収容器18または飛行体30の機体31とを連結するライン(連結部材)25の初期状態の設置位置についての変形例について説明する。なお、ここでは、説明の便宜上、図面に被展開体、収容器、飛行体、および飛行体の機体を図示せずに説明する。
上記実施形態におけるライン25の代わりに、図7(a)に示したように、押し上げ部材115の支持部120の上面において、ライン125を蛇行するように載置した状態で設けてもよい。これにより、作動時において、ライン125が絡まったり、他の部位に引っかかったりしないようにすることができる。なお、ライン125は、押し上げ部材115の中心側の一端が被展開体に連結され、押し上げ部材115の外縁側の他端が収容器または飛行体の機体と連結されている。
また、上記実施形態におけるライン25の代わりに、図7(b)に示したライン225を用いてもよい。具体的に説明すると、ライン225は、折り返し部分において仮止めバンド270(たとえば、輪ゴム)で緩く固定し、図7(a)と同様に載置するものである。これにより、作動時において、ライン225が絡まったり、他の部位に引っかかったりしないようにすることができる。なお、ライン225は、押し上げ部材215の中心側の一端が被展開体に連結され、押し上げ部材215の外縁側の他端が押し上げ部材215または収容器、飛行体の機体と連結されている。
また、上記実施形態におけるライン25の代わりに、図7(c)に示したライン325を用いてもよい。具体的に説明すると、ライン325は、蛇行した状態にした後、紙または布、樹脂(フィルム、ゴム)、金属製ワイヤーなどの拘束部材350で束ねたものである。これにより、作動時において、拘束部材350は破れるか取り外されるかするので、ライン325が絡まったり、他の部位に引っかかったりしないようにすることができる。なお、ライン325は、押し上げ部材315の中心側の一端が被展開体に連結され、押し上げ部材315の外縁側の他端が収容器または飛行体の機体と連結されている。
(変形例4)
上記実施形態における被展開体16aと、収容器18または飛行体30の機体31とを連結するライン(連結部材)25の初期状態の設置位置についての他の変形例について説明する。ここでは、説明の便宜上、図面に被展開体、収容器、飛行体、および飛行体の機体を図示せずに説明する。
上記実施形態におけるライン25および押し上げ部材15の代わりに、図8に示したライン425および押し上げ部材415を用いてもよい。具体的に説明すると、押し上げ部材415は、支持部120の上面側において、凹部450を形成したものである。この凹部450の内部に、蛇行した状態でライン425を載置する。これにより、図7で示した変形例よりも、ライン425が絡まったり、他の部位に引っかかったりしないようにすることができる。なお、ライン425は、押し上げ部材415の中心側の一端が被展開体に連結され、押し上げ部材415の外縁側の他端が収容器または飛行体の機体と連結されている。
また、本変形例は、図7(b)、(c)に示した変形例と組み合わせてもよい。
(変形例5)
上記実施形態における飛行体用安全装置と飛行体の機体との固定についての変形例について説明する。図9に示したように、本変形例の飛行体用安全装置200における収容器218は、飛行体130の機体131と接着剤で固定されている。これにより、飛行体用安全装置200における収容器218は、飛行体用安全装置200の作動時の衝撃に耐えうることができる。
(変形例6)
上記実施形態における飛行体用安全装置と飛行体の機体との固定についての他の変形例について説明する。図10に示したように、本変形例の飛行体用安全装置300における収容器218の底部に板状の連結部材240が連結固定されており、この連結部材240が飛行体230の機体231にボルト固定されている。これにより、飛行体用安全装置200における収容器218は、飛行体用安全装置200の作動時の衝撃に耐えうることができる。
(変形例7)
上記実施形態における飛行体用安全装置と飛行体の機体との固定についての他の変形例について説明する。図11に示したように、本変形例の飛行体用安全装置400における収容器318の側部に紐状または帯状の一対の連結部材340の一端がそれぞれ連結固定されている。また、一対の連結部材340それぞれの他端は、収容器318の底部が飛行体330の機体331の上部に密着するように、飛行体330の腕部334に連結固定されている。これにより、飛行体用安全装置400における収容器318は、飛行体330の機体331に密着しているので、飛行体用安全装置400の作動時の衝撃に耐えうることができる。
(変形例8)
上記実施形態における飛行体用安全装置と飛行体の機体との固定についての他の変形例について説明する。図12に示したように、本変形例の飛行体用安全装置500における収容器418の側部に紐状または帯状の一対の連結部材440の一端がそれぞれ連結固定されている。また、一対の連結部材440それぞれの他端は、収容器418の底部が飛行体430の機体431の上部に密着するように、飛行体430の機体431に連結固定されている。これにより、飛行体用安全装置500における収容器418は、飛行体430の機体431に密着しているので、飛行体用安全装置500の作動時の衝撃に耐えうることができる。
(変形例9)
上記実施形態における飛行体用安全装置と飛行体の機体との固定についての他の変形例について説明する。図13に示したように、本変形例の飛行体用安全装置600における収容器518は、飛行体530の下部に取り付けられている。具体的には、本変形例の飛行体用安全装置600における収容器518の側部に紐状または帯状の一対の連結部材540の一端がそれぞれ連結固定されている。また、一対の連結部材540それぞれの他端は、収容器518の底部(射出物の射出方向と反対方向の部分)が飛行体530の機体531の底部に密着するように、飛行体530の腕部534に連結固定されている。これにより、飛行体用安全装置600における収容器518は、飛行体530の機体531に密着しているので、飛行体用安全装置600の作動時の衝撃に耐えうることができる。
(変形例10)
上記実施形態における飛行体用安全装置と飛行体の機体との固定についての他の変形例について説明する。図14に示したように、本変形例の飛行体用安全装置700における収容器618の側部に紐状または帯状の一対の連結部材640の一端がそれぞれ連結固定されている。また、一対の連結部材640それぞれの他端は、収容器618の底部(射出物の射出方向と反対方向の部分)が飛行体630の機体631の底部に密着するように、飛行体630の機体631に連結固定されている。これにより、飛行体用安全装置700における収容器618は、飛行体630の機体631に密着しているので、飛行体用安全装置700の作動時の衝撃に耐えうることができる。
(変形例11)
上記の飛行体用安全装置の変形例であって、被展開体に展開装置を設けた例を説明する。被展開体716aは、図15および図16に示したように、収容器718内に収納可能に折り畳むことができる傘体716a1と、傘体716a1の内側面716a2に設けられた袋状部材750と、袋状部材750の内部にガスを供給することが可能なガス発生器760と、を備えている。なお、袋状部材750とガス発生器760とは、傘体716a1の外側に設けられていてもよい。また、袋状部材750は、収容器718内に収納する際、被展開体716aまたは傘体716a1とともに巻き取られた状態となってもよいし、被展開体716aまたは傘体716a1とともに折り畳まれた状態となってもよい。
傘体716a1は、取り付けられた対象物(ここでは、飛行体730)の落下速度を抑制することができる、いわゆる落下傘を構成する部品の1つである。また、この傘体716a1は、ライン725を介して収容器718に接続されている。
袋状部材750は、傘体716a1と同様、展開前に折り畳むことができるように傘体716a1の内側面716a2に膨張可能に貼付または縫合されている。また、袋状部材750は、内部にガス発生器760からのガスが流入した際、図16に示したように、膨らんで十字型のチューブ状(管状または筒状)となるように形成されている。なお、折り畳まれていた袋状部材750の膨張に伴い、被展開体716aは展開するようになっている。ここで、本変形例においては、袋状部材750の膨張後の形状を十字型の例を示したが、これに限られず、たとえば、さらに中心から放射状に複数本のチューブ状のものが形成されたものであってもよいし、格子状に形成されたものでもよい。
ガス発生器760は、上記実施形態のガス発生器17と同様のものであり、袋状部材750の中心付近に設けられている。また、ガス発生器760は、図示しないが、電源およびスイッチとともに作動用制御回路を備えている。この作動用制御回路は、被展開体716aが収容器718から射出されてから所定時間後にガス発生器760を作動させる。
本変形例によれば、上記実施形態と同様の効果だけでなく、さらにスムーズかつ迅速に被展開体716aを展開することができる。
また、上記実施形態および変形例(以下、上記実施形態等)では、包装体を用いて被展開体を覆った射出物としたが、射出物は包装体を用いない被展開体自体であってもよい。
上記実施形態等では、動力源としてガス発生器を採用したが、摺動部材がシリンダ内を推進するための駆動力を当該摺動部材に付与することが可能なものであればその構成は限定されるものではなく、たとえばバネ等の弾性体を採用してもよい。
また、上記実施形態等では、押し上げ部材15の支持部20を、収容器18の底部に当接するように設けた。しかし、これに限定されるものではない。たとえば、支持部20をピストン部材10の棒状部12の長さ方向における中間付近に配置してもよい。
また、上記実施形態等では、棒状部の上端を、押し上げ部材の有底筒状部の上端内面に固定することとしたが、これに限らず、棒状部の上端を前記内面に固定しなくともよい。
また、上実施形態等においては、収容器の射出物の射出方向における下流側の端部、つまり収容器の上端に蓋が設けられていてもよい。この蓋の端部の一部は、蓋開閉機構に開閉可能に軸支されていてもよい。なお、この蓋開閉機構は、ガス発生器の作動に合わせて、モータなどの駆動装置によって自動で上記蓋を開放するものであってもよい。このような蓋がある場合、当該蓋が押し上げ部材の上方部によって押し上げられ、開放されると共に、射出物が射出されるが、装置の作動前は、射出物を外部環境から保護することができる。
また、上記実施形態等では、収容器を設けるようにしたが、これに限らず、収容器は必須構成部材ではない。すなわち、収容器がない場合、射出物の外周囲を紐状部材などで縛ってくくりつけておき、作動時に上記紐状部材を切断することにより、射出物が展開できるように構成してもよい。
また、上記実施形態等では、収容器を円筒状に形成したが、これに限定されるものではなく、たとえば四角筒のような他の形状に形成してもよい。
また、上記実施形態等におけるピストン部材をテレスコピック構造として構成してもよい。
さらに、上記実施形態等では、射出物として、被展開体を挙げたが、これに限らず、揚力発生部材を含むものを射出物として射出してもよい。揚力発生部材としては、たとえば、パラフォイル、トライアングル型、ロガロ型パラシュート、シングルサーフェース型パラシュート、2枚布のパラグライダー、飛行機の翼、プロペラ、バルーン等が挙げられる。また、揚力発生部材がコントロールラインを有する場合、飛行体用安全装置は、コントロールラインを利用して、射出した揚力発生部材の傾斜角度の変更などを行うことができる操舵機構を備えておくことが望ましい。この操舵機構は、たとえば、揚力発生部材に連結された複数のコントロールラインをそれぞれ巻き取る複数のリールと、これらのリールの動力となるモータと、を備えたものであり、モータの駆動により、コントロールラインを巻き取ったり、出したりすることで、適宜、揚力発生部材を引っ張ったり、引っ張りを緩めたりすることができる。
また、上記実施形態等においては通気孔を収容器の底部に設けたが、この位置に限られない。作動時に収容器と押し上げ部材との間で発生する負圧を抑制することができる位置であれば、どの位置でもよい。
また、上記実施形態等では、収容器を飛行体の機体に固定する例をいくつか示したが、シリンダ、動力源、および収容器は、機体にゴムバンド、ベルト、ひも、その他(機械的接合、ボルト、ファスナー、接着剤)等の手段により固定されていることが好ましい。
また、上記実施形態等において、射出物を支持する支持部の形状は、円盤状(円、楕円を含む)、多角形、放射状のいずれであってもよい。なお、支持部の形状が楕円または多角形の場合、収容器の内面は支持部の外周部に沿って形成されることが望ましい。
10 ピストン部材
11 本体部
12 棒状部
13 孔部
14 シリンダ
14A、114A、214A 筒状部材
15、115、215、315、415 押し上げ部材
16 射出物
16a、116a、216a、716a 被展開体
16b 包装体
16b1、450 凹部
17、760 ガス発生器
18 収容器
19、119、219、319、419 有底筒状部
20、120、220、320、420 支持部
23、261 ストッパー
24 通気孔
25、125、225、325、425、725 ライン(連結部材)
30、130、230,330、430、530、630、730 飛行体
31、131、231、331、431、531、631、731 機体
32、132、232、332、432、532、632、732 推進機構
33、133、233、333、433、533、633、733 脚部
40、140、240、340、440、540、640 連結部材
100、200、300、400、500、600、700 飛行体用安全装置
260 紐状部材
270 仮止めバンド
334、534 腕部
350 拘束部材
716a1 傘体
750 袋状部材

Claims (3)

  1. 被展開体と、
    初期状態において、前記被展開体を収納している収容器と、
    作動時において、前記収容器内の前記被展開体を前記収容器内から前記収容器外へ射出する射出装置と、
    を備え、
    前記被展開体は、外縁から中心部に向かって凹凸が繰り返されるように折り畳んで形成された断面が波形状の波形部を少なくとも一部に有していることを特徴とする飛行体用安全装置。
  2. 前記被展開体の表面または裏面に、前記被展開体の外縁から中心部に向かって並設された少なくとも2つの環部が一列以上設けられていることを特徴とする請求項1に記載の飛行体用安全装置。
  3. 前記被展開体に設けられ、前記被展開体とともに畳まれておりまたは前記被展開体と別々に巻き取られもしくは畳まれており、巻き取られもしくは畳まれた状態からチューブ状に膨張可能であって、前記チューブ状に膨張した際、巻き取られた状態もしくは畳まれた状態の前記被展開体を展開可能な袋状部材と、
    作動時に、前記袋状部材の内部に発生したガスを流入させ、前記袋状部材を膨張させることが可能なガス発生器と、
    を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の飛行体用安全装置。
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