JP2021131130A - 管継手部材および管継手 - Google Patents

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【課題】3つの弁部材によって通路の前方位置と後方位置とで通路を開閉するようにした管継手部材において長さ方向での小型化が可能となる管継手部材を提供する。【解決手段】雄型管継手部材2は、管継手本体16の雄側通路14内にそれぞれ配置された、第1弁部材18、第2弁部材20、及び第3弁部材22を備える。第2弁部材20は、閉止位置において、雄側通路14の前方弁座面24と第1弁部材18に密封係合して前方位置で雄側通路14を閉止する。第3弁部材22は、閉止位置において、雄側通路14の後方弁座面26と密封係合して後方位置で雄側通路14を閉止する。対応する雌型管継手部材3に連結されるときに第2弁部材20は雌型管継手部材3に押されて開放位置に向かって変位する。第2弁部材20が第1弁部材18から離れて開放位置にまで変位する際に、第2弁部材20が第3弁部材22を後方に押して開放位置にまで変位させる。【選択図】図1

Description

本発明は、対応管継手部材に着脱可能に連結される管継手部材に関し、より詳細には、非連結状態において3つの弁部材によって通路を閉止し、対応管継手部材に連結されたときに通路が開放されるようにされた管継手部材に関する。
対応管継手部材に着脱可能に連結される管継手部材において、対応管継手部材に連結されていない非連結状態のときに通路内部の流体が外部に漏れないようにするために弁部材によって通路を閉止する機能を備えたものがある。例えば特許文献1には、通路の中央に配置された第1バルブボディ(第1弁部材)と、第1バルブボディの外側で通路の内周面上を摺動するインナースリーブ(第2弁部材)と、第1バルブボディの後方に配置されたボディ(第3弁部材)とを備え、非連結状態において、第1バルブボディとインナースリーブによって通路を前方位置で閉止し、ボディによって通路を後方位置で閉止するようになっている。対応するおす部材をめす部材に挿入していくと、第1バルブボディとインナースリーブがおす部材によって押されて一緒に後退し、第1バルブボディの後端がボディに当接する。さらにおす部材を挿入していくと、ボディが第1バルブボディに押されて第1バルブボディ及びインナースリーブとともに後退して、ボディによる通路の後方位置での閉止が解除される。ボディはそれを保持している中央部分に当接するまで変位して停止し、ボディに当接している第1バルブボディも同時に停止する。さらにおす部材を挿入していくと、インナースリーブのみが後退してインナースリーブと第1バルブボディとの間の密封係合が解除され、通路が前方位置においても開放される。このように、めす部材は非連結状態においては、3つの弁部材によって通路を前方位置および後方位置で閉止し、対応するおす部材が連結される際に、各弁部材が変位して通路が開放されるようになっている。
特開平9−329286号公報
上述の従来のめす部材においては、第3弁部材と管継手本体の内周面との間の後方流路部が形成された後に、第1弁部材と第2弁部材との間の前方流路部が形成されるようになっている。そして、前方流路部と後方流路部とが形成されて通路が開放された状態で対応するおす部材が連結されるまでに、第1弁部材が第3弁部材に当接するまでの第1変位量、第3弁部材が停止した開放位置となるまでの第2変位量、及び第2弁部材が第1弁部材から離れた開放位置となるまでの第3変位量、を合わせた距離だけおす部材を挿入する必要がある。そのため、このようなめす部材においては、比較的に長い挿入長を確保するとともに特に第2弁部材が大きく変位できるように構成する必要がある。そうすると、比較的に長い全長が必要となり小型化が難しくなる。
そこで本発明は、非連結状態において3つの弁部材によって通路の前方位置と後方位置とで通路を開閉するようにした管継手部材において、長さ方向での小型化が可能となる管継手部材を提供すること、及びそのような管継手部材と対応管継手部材とからなる管継手を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、
対応管継手部材に着脱可能に連結される管継手部材であって、
前端開口から後方に延びる通路を有し、該通路を画定する内周面に前方弁座面及び該前方弁座面よりも後方の後方弁座面が形成された、管継手本体と、
該管継手本体の内周面との間に環状通路部が形成されるように該通路内に配置された第1弁部材と、
該通路内に配置された筒状の第2弁部材であって、該前方弁座面及び該第1弁部材に密封係合して該環状通路部を閉止する閉止位置と、該前方弁座面及び該第1弁部材との密封係合が解除されて該第1弁部材との間に所定幅を有する前方流路部が形成される開放位置との間で、該通路の長手軸線の方向で変位可能とされた第2弁部材と、
該通路内に配置された第3弁部材であって、該後方弁座面と密封係合して該通路を閉止する閉止位置と、該後方弁座面との密封係合が解除されて該後方弁座面との間に所定幅を有する後方流路部が形成される開放位置との間で、該通路の長手軸線の方向で変位可能とされた第3弁部材と、
を備え、
当該管継手部材が対応管継手部材に連結されるときに、該第2弁部材が該対応管継手部材によって該閉止位置から該開放位置に向かって後方に変位され、
該第2弁部材が該第1弁部材から離れて該開放位置にまで変位する際に、該第2弁部材が該第3弁部材を後方に押して該開放位置にまで変位させるようにされた、管継手部材を提供する。
当該管継手部材においては、第2弁部材が開放位置に変位する際に第2弁部材が第3弁部材を開放位置にまで変位させるようになっており、前方流路部と後方通路部とが同時に形成されていくようになっている。そのため、従来の管継手のように、第3弁部材が開放位置になってからさらに第2弁部材を変位させる必要がないため、第2弁部材の変位量が小さくなる。これにより、管継手部材の全長を短くすることが可能となる。
また、
該第1弁部材が該長手軸線の方向で変位可能に配置されており、
該第1弁部材を後方に付勢する第1付勢部材、該第2弁部材を前方に付勢する第2付勢部材、及び該第3弁部材を前方に付勢する第3付勢部材を備え、
該第2弁部材が該閉止位置にあるときに、該第1弁部材は該第1付勢部材によって該第2弁部材に押圧されるようにすることができる。
さらに、
該管継手本体が、筒状部分と、該筒状部分に形成されている該後方弁座面よりも前方位置で該筒状部分から径方向内側に延びる支持部分と、該支持部分によって支持されて該第1弁部材を保持する保持部分と、を備え、該筒状部分と該保持部分との間に該長手軸線の方向に貫通した貫通孔が形成されており、
該第3弁部材が、該貫通孔を通って該支持部分の前方に延びる当接突部を有し、
該第2弁部材が該開放位置に向かって変位するときに、該第2弁部材が該当接突部に当接して該第3弁部材を後方に押すようすることができる。
さらに、
該通路内において該第3弁部材の後方に配置された変位制限部材をさらに備え、
該第3弁部材が該第2弁部材によって該開放位置にまで変位されたときには該第3弁部材は該変位制限部材には当接せず、該第3弁部材が該第2弁部材から離れてさらに後方に変位したときに該第3弁部材は該変位制限部材に当接して後方への変位が制限されるようにすることができる。
本発明はさらに、
上述の管継手部材と、
該管継手部材を着脱可能に連結する対応管継手部材と、
を備える管継手を提供する。
以下、本発明に係る管継手の実施形態を添付図面に基づき説明する。
本発明の一実施形態にかかる管継手の非連結状態における断面図である。 図1のA−A線における雄型管継手部材の断面図である。 雄型管継手部材の管継手本体の後方部材と第3弁部材の斜視図である。 雄型管継手部材を雌型管継手部材に途中まで挿入した状態の管継手の断面図である。 図4の状態から雄型管継手部材を雌型管継手部材にさらに挿入した状態の管継手の断面図である。 図5の状態から雄型管継手部材を雌型管継手部材にさらに挿入して連結状態となった管継手の断面図である。 図6のB−B線における管継手の断面図である。
本発明の一実施形態に係る管継手1は、図1に示すように、着脱可能に連結される雄型管継手部材(管継手部材)2と雌型管継手部材(対応管継手部材)3とからなる。
図1及び図2に示すように、雄型管継手部材2は、前端開口10から後端開口12にまで後方に延びる雄側通路14を有する筒状の管継手本体16と、管継手本体16の雄側通路14内にそれぞれ配置された第1弁部材18、第2弁部材20、及び第3弁部材22とを備える。管継手本体16の雄側通路14を画定する内周面16aには、前方弁座面24と、前方弁座面24よりも後方の後方弁座面26が形成されている。管継手本体16は、筒状部分28と、筒状部分28から径方向内側に延びる支持部分30と、支持部分30によって支持された筒状の保持部分32とを有する。第1弁部材18は、保持部分32によって雄側通路14の長手軸線Lの方向で変位可能に保持されている。また第1弁部材18は、保持部分32との間に配置された第1スプリング(第1付勢部材)34によって後方(図で見て右方)に付勢されている。第2弁部材20は、管継手本体16の内周面16a上を摺動して長手軸線Lの方向で変位可能に配置されている。第2弁部材20は、第2スプリング(第2付勢部材)36によって前方(図で見て左方)に付勢されて、前方弁座面24と第1弁部材18の外周面18aとに密封係合している。第2弁部材20は、前方弁座面24と第1弁部材18とに密封係合した閉止位置にあるときに、管継手本体16の内周面16aと第1弁部材18の外周面18aとの間の環状通路部38を閉止している。このとき第1弁部材18は、第1スプリング34によって第2弁部材20に押圧されている。なお、第2スプリング36は第1スプリング34よりも強い付勢力を有しているため、第2弁部材20が第1スプリング34の付勢力によって後方に変位することはない。第3弁部材22は、その後方に設けられた変位制限部材40との間に配置された第3スプリング(第3付勢部材)42によって前方に付勢されて後方弁座面26に密封係合している。第3弁部材22は、後方弁座面26と密封係合した閉止位置にあるときに、雄側通路14を後方弁座面26の位置において閉止している。なお、管継手本体16は、相互に螺合して固定された前方部材44と後方部材46とからなる。また、管継手本体16の先端には、環状の弾性シール部材48が取り付けられている。
図3に示すように、管継手本体16の後方部材46は、筒状部分28と保持部分32との間に長手軸線Lの方向に貫通した2つの貫通孔50を有している。第3弁部材22は、後方弁座面26に当接する当接面52を形成する円板状の本体部54と、本体部54から前方に延びる2つの当接突部56と、本体部54から後方に延びる後方筒状部58とを有する。第3弁部材22は、図1に示すように、その当接突部56が管継手本体16の貫通孔50を通って支持部分30の前方に延びるように配置される。
雌型管継手部材3は、図1に示すように、雌側通路60を有する管継手本体62と、管継手本体62を径方向に貫通する施錠子保持孔64内に保持された施錠子66と、管継手本体62の外周面62a上に配置されたスリーブ68と、雌側通路60内に配置された雌側弁部材70と、を備える。管継手本体62は雌側通路60内を前方に延びる中央筒状部72を有し、中央筒状部72内に雌側弁部材70が配置されている。雌側弁部材70はスプリング74によって前方に付勢され、中央筒状部72に形成された雌側弁座面76に密封係合して、雌側通路60を閉止している。
雄型管継手部材2は、図1及び図2の非連結状態において、第1弁部材18と第2弁部材20とによって雄側通路14を前方弁座面24がある前方位置で閉止し、第3弁部材22によって雄側通路14を後方弁座面26がある後方位置で閉止している。図4に示すように、雌型管継手部材3のスリーブ68を後方(図で見て左方)に引いた状態で、雌型管継手部材3の雌側通路60内に雄型管継手部材2を挿入していくと、雌型管継手部材3の中央筒状部72の前端72aが、雄型管継手部材2の第2弁部材20に当接して、閉止位置にあった第2弁部材20が後方に変位する。第1弁部材18は、第2弁部材20とともに後方に変位し、保持部分32に当接してそれ以上後方に変位しない状態となる。このとき、雄型管継手部材2の弾性シール部材48が雌型管継手部材3の中央筒状部72に係合して、雄型管継手部材2と雌型管継手部材3との間を密封係合する。
雄型管継手部材2をさらに挿入していくと、図5に示すように、第2弁部材20はさらに後方に変位して第3弁部材22の当接突部56に当接する。一方で第1弁部材18は保持部分32によって後方への変位が制限されているため変位しない。そのため、第2弁部材20は第1弁部材18から離れて、第2弁部材と第1弁部材18との間の密封係合は解除される。また、雌型管継手部材3の雌側弁部材70が第1弁部材18によって押し込まれて、中央筒状部72の雌側弁座面76との間の密封係合が解除される。
雄型管継手部材2をさらに挿入していくと、図6及び図7に示すように、第2弁部材20はさらに後方に変位して、第1弁部材18と第2弁部材20との間に幅W1を有する前方流路部80が形成された開放位置となる。このとき、第3弁部材22は、第2弁部材20によって後方に押されて第2弁部材20とともに変位する。これにより、第3弁部材22と後方弁座面26との間の密封係合が解除され、第3弁部材22は後方弁座面26との間に幅W2を有する後方流路部82が形成された開放位置となる。このとき、雌型管継手部材3の施錠子66が雄型管継手部材2の管継手本体16の外周面16bに形成された施錠溝84に係合して、雄型管継手部材2と雌型管継手部材3とが連結された状態となる。
図6及び図7の連結状態では、雄型管継手部材2において、後端開口12から変位制限部材40の貫通路86を通り、変位制限部材40と第3弁部材22の後方筒状部58との間から後方流路部82に至り、さらに貫通孔50を取って前方流路部80にまで至る流路が形成される。この連結状態で、雌型管継手部材3の側から雄型管継手部材2の側に流体が流れた場合には、第3弁部材22に流体圧力が作用して後方(図で見て右方)への力が作用する。この流体圧力による力が第3スプリング42の付勢力を超えると、第3弁部材22は第2弁部材20から離れて第3スプリング42を圧縮しながら後方に変位するが、第3弁部材22の後方筒状部58が変位制限部材40に当接してそれ以上後方に変位することが阻止されるようになっている。
当該実施形態に係る雄型管継手部材2においては、雄側通路14を前方位置で閉止する第2弁部材20が閉止位置から開放位置に変位する際に、雄側通路14を後方位置で閉止している第3弁部材22が第2弁部材20によって後方に押されて閉止位置から開放位置にまで変位するようになっている。すなわち、第2弁部材20と第3弁部材22は実質的に同時に開放位置になるようになっている。そのため、上述の従来の管継手のように、第3弁部材22が開放位置になってからさらに第2弁部材20を変位させる必要がないため、その分だけ雌型管継手部材3に対する挿入長を短くすることができる。また、第2弁部材20の変位量も小さくできる。さらには、第1弁部材18は極僅かに変位するだけとなっている。これらにより、雄型管継手部材2の全長を短くすることが可能となる。
以上に本発明の実施形態について説明をしたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、第1乃至第3弁部材を備える管継手部材を雌型管継手部材として、対応する雄型管継手部材を着脱可能に連結するように構成してもよい。また上記実施形態では、各弁部材による密封係合は金属面同士が直接係合するメタルシールにより行われているが、Oリングなどの弾性シール部材を配置して弾性シール部材を介して密封係合するようにしてもよい。また、第1弁部材は必ずしも長手軸線の方向に変位可能である必要はない。特に第2弁部材と管継手本体の間や第2弁部材と第1弁部材との間を弾性シール部材を介して密封係合するようにした場合には、第1弁部材を固定しても閉止位置にある第2弁部材が第1弁部材に対して密封係合するようにすることは容易である。
1 管継手
2 雄型管継手部材(管継手部材)
3 雌型管継手部材(対応管継手部材)
10 前端開口
12 後端開口
14 雄側通路
16 管継手本体
16a 内周面
16b 外周面
18 第1弁部材
18a 外周面
20 第2弁部材
22 第3弁部材
24 前方弁座面
26 後方弁座面
28 筒状部分
30 支持部分
32 保持部分
34 第1スプリング(第1付勢部材)
36 第2スプリング(第2付勢部材)
38 環状通路部
40 変位制限部材
42 第3スプリング(第3付勢部材)
44 前方部材
46 後方部材
48 弾性シール部材
50 貫通孔
52 当接面
54 本体部
56 当接突部
58 後方筒状部
60 雌側通路
62 管継手本体
62a 外周面
64 施錠子保持孔
66 施錠子
68 スリーブ
70 雌側弁部材
72 中央筒状部
72a 前端
74 スプリング
76 雌側弁座面
80 前方流路部
82 後方流路部
84 施錠溝
86 貫通路
L 長手軸線
W1 幅
W2 幅

Claims (5)

  1. 対応管継手部材に着脱可能に連結される管継手部材であって、
    前端開口から後方に延びる通路を有し、該通路を画定する内周面に前方弁座面及び該前方弁座面よりも後方の後方弁座面が形成された、管継手本体と、
    該管継手本体の内周面との間に環状通路部が形成されるように該通路内に配置された第1弁部材と、
    該通路内に配置された筒状の第2弁部材であって、該前方弁座面及び該第1弁部材に密封係合して該環状通路部を閉止する閉止位置と、該前方弁座面及び該第1弁部材との密封係合が解除されて該第1弁部材との間に所定幅を有する前方流路部が形成される開放位置との間で、該通路の長手軸線の方向で変位可能とされた第2弁部材と、
    該通路内に配置された第3弁部材であって、該後方弁座面と密封係合して該通路を閉止する閉止位置と、該後方弁座面との密封係合が解除されて該後方弁座面との間に所定幅を有する後方流路部が形成される開放位置との間で、該通路の長手軸線の方向で変位可能とされた第3弁部材と、
    を備え、
    当該管継手部材が対応管継手部材に連結されるときに、該第2弁部材が該対応管継手部材によって該閉止位置から該開放位置に向かって後方に変位され、
    該第2弁部材が該第1弁部材から離れて該開放位置にまで変位する際に、該第2弁部材が該第3弁部材を後方に押して該開放位置にまで変位させるようにされた、管継手部材。
  2. 該第1弁部材が該長手軸線の方向で変位可能に配置されており、
    該第1弁部材を後方に付勢する第1付勢部材、該第2弁部材を前方に付勢する第2付勢部材、及び該第3弁部材を前方に付勢する第3付勢部材を備え、
    該第2弁部材が該閉止位置にあるときに、該第1弁部材は該第1付勢部材によって該第2弁部材に押圧されている、請求項1に記載の管継手部材。
  3. 該管継手本体が、筒状部分と、該筒状部分に形成されている該後方弁座面よりも前方位置で該筒状部分から径方向内側に延びる支持部分と、該支持部分によって支持されて該第1弁部材を保持する保持部分と、を備え、該筒状部分と該保持部分との間に該長手軸線の方向に貫通した貫通孔が形成されており、
    該第3弁部材が、該貫通孔を通って該支持部分の前方に延びる当接突部を有し、
    該第2弁部材が該開放位置に向かって変位するときに、該第2弁部材が該当接突部に当接して該第3弁部材を後方に押すようにされた、請求項1又は2に記載の管継手部材。
  4. 該通路内において該第3弁部材の後方に配置された変位制限部材をさらに備え、
    該第3弁部材が該第2弁部材によって該開放位置にまで変位されたときには該第3弁部材は該変位制限部材には当接せず、該第3弁部材が該第2弁部材から離れてさらに後方に変位したときに該第3弁部材は該変位制限部材に当接して後方への変位が制限されるようにされた、請求項1乃至3の何れか一項に記載の管継手部材。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の管継手部材と、
    該管継手部材を着脱可能に連結する対応管継手部材と、
    を備える管継手。
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