JPH056075B2 - - Google Patents
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- JPH056075B2 JPH056075B2 JP57041621A JP4162182A JPH056075B2 JP H056075 B2 JPH056075 B2 JP H056075B2 JP 57041621 A JP57041621 A JP 57041621A JP 4162182 A JP4162182 A JP 4162182A JP H056075 B2 JPH056075 B2 JP H056075B2
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- valve
- bore
- valve member
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- joint
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/28—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means
- F16L37/38—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in only one of the two pipe-end fittings
- F16L37/40—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in only one of the two pipe-end fittings with a lift valve being opened automatically when the coupling is applied
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/22—Couplings of the quick-acting type in which the connection is maintained by means of balls, rollers or helical springs under radial pressure between the parts
- F16L37/23—Couplings of the quick-acting type in which the connection is maintained by means of balls, rollers or helical springs under radial pressure between the parts by means of balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/28—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means
- F16L37/30—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings
- F16L37/32—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings at least one of two lift valves being opened automatically when the coupling is applied
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/87917—Flow path with serial valves and/or closures
- Y10T137/87925—Separable flow path section, valve or closure in each
- Y10T137/87941—Each valve and/or closure operated by coupling motion
- Y10T137/87949—Linear motion of flow path sections operates both
- Y10T137/87957—Valves actuate each other
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T137/87965—Valve- or closure-operated by coupling motion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、流体器具の技術に関するものであ
り、さらに詳しくは、雄継手と、この雄継手と係
合することができ、またはこの係合を解除するこ
とができる雌継手と、を有する急速連結チユーブ
継手に関するものである。
り、さらに詳しくは、雄継手と、この雄継手と係
合することができ、またはこの係合を解除するこ
とができる雌継手と、を有する急速連結チユーブ
継手に関するものである。
ほぼ商業的に成功した急速連結継手の1つの形
式は、ザフラネツク氏のアメリカ合衆国特許第
3174508号の明細書に開示されている。これに開
示された構造は二重の端遮断継手に関するもので
ある。つまり、雄継手と雌継手とが個々に弁部材
を有し、雌継手と雄継手とを嵌め合わせたとき
に、雌継手の第1弁部材と雄継手の第2弁部材と
が協働して、これら第1弁部材、第2弁部材を開
くようになつている。他方、雌継手と雄継手との
係合を解除したときには、雌継手の第1弁部材が
閉じて雌継手の流体流路が閉じられ、同様に雄継
手の第2弁部材が閉じて雄継手の流体流路が閉じ
られる。この米国特許第3174508号に記載の雄継
手について説明すると、その第2弁部材の組み付
けは、全て雄継手の外方側開口から行うようにな
つている。この点について詳しく説明すると、雄
継手は、この流体流路を形成し且つその両端間を
真つ直ぐに延びるボアを備えた中空雄ステムを有
している。このボアは、軸線方向中央部から内方
側端、つまり雌継手内に挿入される側が小径ボア
部とされ、軸線方向中央部から外方側端が拡大ボ
ア部とされて、これら拡大ボア部と小径ボア部と
の間に、弁座を構成するテーパ面が形成されてい
る。ボアには、拡大ボア部に上記テーパ面に臨ま
せて配置され、該テーパ面と協働して上記第2弁
部材を構成する弁ヘツドと、弁ヘツドから小径ボ
ア部を通つて内方端から外部に突出して、雌継手
の第1弁部材と係合する弁芯とが配設されてい
る。また、拡大ボア部には、弁ヘツドを閉じ方向
に付勢する圧縮ばねが配設されている。より具体
的には、この圧縮ばねは、弁ヘツドよりも外方側
に配設されて、その内方端が弁ヘツドに直接当接
されている。他方、圧縮ばねの外方端はリテーナ
によつて受け止められ、リテーナは拡大ボア部の
内壁に係止されている。
式は、ザフラネツク氏のアメリカ合衆国特許第
3174508号の明細書に開示されている。これに開
示された構造は二重の端遮断継手に関するもので
ある。つまり、雄継手と雌継手とが個々に弁部材
を有し、雌継手と雄継手とを嵌め合わせたとき
に、雌継手の第1弁部材と雄継手の第2弁部材と
が協働して、これら第1弁部材、第2弁部材を開
くようになつている。他方、雌継手と雄継手との
係合を解除したときには、雌継手の第1弁部材が
閉じて雌継手の流体流路が閉じられ、同様に雄継
手の第2弁部材が閉じて雄継手の流体流路が閉じ
られる。この米国特許第3174508号に記載の雄継
手について説明すると、その第2弁部材の組み付
けは、全て雄継手の外方側開口から行うようにな
つている。この点について詳しく説明すると、雄
継手は、この流体流路を形成し且つその両端間を
真つ直ぐに延びるボアを備えた中空雄ステムを有
している。このボアは、軸線方向中央部から内方
側端、つまり雌継手内に挿入される側が小径ボア
部とされ、軸線方向中央部から外方側端が拡大ボ
ア部とされて、これら拡大ボア部と小径ボア部と
の間に、弁座を構成するテーパ面が形成されてい
る。ボアには、拡大ボア部に上記テーパ面に臨ま
せて配置され、該テーパ面と協働して上記第2弁
部材を構成する弁ヘツドと、弁ヘツドから小径ボ
ア部を通つて内方端から外部に突出して、雌継手
の第1弁部材と係合する弁芯とが配設されてい
る。また、拡大ボア部には、弁ヘツドを閉じ方向
に付勢する圧縮ばねが配設されている。より具体
的には、この圧縮ばねは、弁ヘツドよりも外方側
に配設されて、その内方端が弁ヘツドに直接当接
されている。他方、圧縮ばねの外方端はリテーナ
によつて受け止められ、リテーナは拡大ボア部の
内壁に係止されている。
上記雄継手を組立てるときには、中空雄ステム
の外方側端からボア内に弁芯及び弁ヘツドを挿入
した後、同じ外方側端から圧縮ばねを挿入し、ま
たその後リテーナを挿入して、このリテーナを所
定位置に固定する作業が必要となる。この雄継手
の組立作業について検討すると、上述したよう
に、弁ヘツド、圧縮スプリング等の第2弁部材の
全てを中空ステムの外方側端から挿入し、最後に
リテーナを挿入してこのリテーナを中空ステム内
(拡大ボア部)に固定する作業が行われる。この
場合、リテーナを挿入する際には、このリテーナ
を圧縮スプリングのばね力に抗して所定位置まで
侵入させることが必要であり、その後このばね力
に抗した状態のままで、リテーナを所定位置に位
置決めする作業が必要である。この作業は、例え
治具を使用して行うにしても、リテーナの固定位
置が中空ステム内の深部であることから、手探り
の状態で作業を進めなければならないという問題
がある。
の外方側端からボア内に弁芯及び弁ヘツドを挿入
した後、同じ外方側端から圧縮ばねを挿入し、ま
たその後リテーナを挿入して、このリテーナを所
定位置に固定する作業が必要となる。この雄継手
の組立作業について検討すると、上述したよう
に、弁ヘツド、圧縮スプリング等の第2弁部材の
全てを中空ステムの外方側端から挿入し、最後に
リテーナを挿入してこのリテーナを中空ステム内
(拡大ボア部)に固定する作業が行われる。この
場合、リテーナを挿入する際には、このリテーナ
を圧縮スプリングのばね力に抗して所定位置まで
侵入させることが必要であり、その後このばね力
に抗した状態のままで、リテーナを所定位置に位
置決めする作業が必要である。この作業は、例え
治具を使用して行うにしても、リテーナの固定位
置が中空ステム内の深部であることから、手探り
の状態で作業を進めなければならないという問題
がある。
本発明の目的は、二重の端遮断用の雄継手にお
ける組立の容易性、つまり雄継手の弁部材の組付
け作業を容易にするようにした急速連結継手を提
供することにある。
ける組立の容易性、つまり雄継手の弁部材の組付
け作業を容易にするようにした急速連結継手を提
供することにある。
かかる技術的課題を達成すべく、本発明にあつ
ては、雌継手に設けられて、該雌継手内の第1流
体流路を開閉する第1弁部材と、雄継手に設けら
れて、該雄継手内の第2流体流路を開閉する第2
弁部材と、を有し、雌継手と雄継手とを嵌合した
ときに、前記第1弁部材と前記第2弁部材とが協
働して、これら第1、第2弁部材を共に開くよう
にした急速連結継手を前提として、前記雄継手
は、前記第1流体流路を形成し且つその両端間を
真つ直ぐに延びるボアを備えた中空雄ステムを有
し、前記ボアは、軸線方向中央部に設けられた小
径ボア部と、該小径ボア部を挟んで、外方側に設
けられた第1拡大ボア部と、内方側に設けられた
第2拡大ボア部と、更に、前記第2拡大ボア部か
ら内方端まで延び且つ該第2拡大ボア部よりも径
の大きい第3拡大ボア部を有し、前記ボアには、
前記第1拡大ボア部と前記小径ボア部との間に形
成されて前記第2弁部材の弁座を構成するテーパ
面と、前記第小径ボア部と前記第2拡大ボア部と
の間に形成されて径方向に延びる第1肩部と、前
記第2拡大ボア部と前記第3拡大ボア部との間に
形成されて径方向に延びる第2肩部とが設けら
れ、前記ボア内には、前記小径ボア部と前記第2
拡大ボア部とに渡つて延びる細長い弁芯と、該弁
芯の一端に設けられ、前記テーパ面に臨んで配置
されて、該テーパ面と協働して前記第2弁部材を
構成する弁ヘツドと、前記弁芯の他端に設けら
れ、前記第3拡大ボア部内に配置された案内支持
部材と、前記第1肩部と前記案内支持部材との間
に配置されて前記第2弁部材が閉じる方向に付勢
する圧縮ばねと、が配設され、前記案内支持部材
は、前記雄継手と前記雌継手とが嵌合されたとき
に、前記第2肩部に受け止められた状態で、前記
第1弁部材と当接して該第2弁部材を開き、更
に、前記案内支持部材と前記弁ヘツドの一方が、
前記弁芯に対して着脱自在に結合されている、構
成としてある。
ては、雌継手に設けられて、該雌継手内の第1流
体流路を開閉する第1弁部材と、雄継手に設けら
れて、該雄継手内の第2流体流路を開閉する第2
弁部材と、を有し、雌継手と雄継手とを嵌合した
ときに、前記第1弁部材と前記第2弁部材とが協
働して、これら第1、第2弁部材を共に開くよう
にした急速連結継手を前提として、前記雄継手
は、前記第1流体流路を形成し且つその両端間を
真つ直ぐに延びるボアを備えた中空雄ステムを有
し、前記ボアは、軸線方向中央部に設けられた小
径ボア部と、該小径ボア部を挟んで、外方側に設
けられた第1拡大ボア部と、内方側に設けられた
第2拡大ボア部と、更に、前記第2拡大ボア部か
ら内方端まで延び且つ該第2拡大ボア部よりも径
の大きい第3拡大ボア部を有し、前記ボアには、
前記第1拡大ボア部と前記小径ボア部との間に形
成されて前記第2弁部材の弁座を構成するテーパ
面と、前記第小径ボア部と前記第2拡大ボア部と
の間に形成されて径方向に延びる第1肩部と、前
記第2拡大ボア部と前記第3拡大ボア部との間に
形成されて径方向に延びる第2肩部とが設けら
れ、前記ボア内には、前記小径ボア部と前記第2
拡大ボア部とに渡つて延びる細長い弁芯と、該弁
芯の一端に設けられ、前記テーパ面に臨んで配置
されて、該テーパ面と協働して前記第2弁部材を
構成する弁ヘツドと、前記弁芯の他端に設けら
れ、前記第3拡大ボア部内に配置された案内支持
部材と、前記第1肩部と前記案内支持部材との間
に配置されて前記第2弁部材が閉じる方向に付勢
する圧縮ばねと、が配設され、前記案内支持部材
は、前記雄継手と前記雌継手とが嵌合されたとき
に、前記第2肩部に受け止められた状態で、前記
第1弁部材と当接して該第2弁部材を開き、更
に、前記案内支持部材と前記弁ヘツドの一方が、
前記弁芯に対して着脱自在に結合されている、構
成としてある。
上記の構成によれば、雄継手には、予め中空雄
ステムに第1肩部が形成され、この第1肩部を一
方のばね受けとし、他方のばね受けを案内支持部
材で行うようにして、圧縮ばねを配置するように
してある。そして、この案内支持部材は、雄継手
と雌継手とを嵌合したときに、雌継手の第1弁部
材と当接してこの第1弁部材を開くものであり、
したがつて中空雄ステムの内方側端に露出して存
在するものである。その上で、弁ヘツドあるいは
案内支持部材が弁芯に対して着脱自在としてある
ため、第1弁部材を組み付けるときには、案内支
持部材、つまり作業者が目で確認することのでき
る部材で圧縮バネを抑えつつ第2弁部材の組み付
け作業を行うことができる。
ステムに第1肩部が形成され、この第1肩部を一
方のばね受けとし、他方のばね受けを案内支持部
材で行うようにして、圧縮ばねを配置するように
してある。そして、この案内支持部材は、雄継手
と雌継手とを嵌合したときに、雌継手の第1弁部
材と当接してこの第1弁部材を開くものであり、
したがつて中空雄ステムの内方側端に露出して存
在するものである。その上で、弁ヘツドあるいは
案内支持部材が弁芯に対して着脱自在としてある
ため、第1弁部材を組み付けるときには、案内支
持部材、つまり作業者が目で確認することのでき
る部材で圧縮バネを抑えつつ第2弁部材の組み付
け作業を行うことができる。
好ましい実施例においては、雌継手本体は、一
対の縦方向に互いに適合する継手本体部分よりな
り、これらの間に作動的に介在された弁シート部
材を有する。第1弁部材は、弁シート部材に向つ
てシール関係をもつように、スプリング付勢手段
によつてたえず付勢されていて、かつ雌本体に受
入れられた雄継手における雄ステムと協動する係
合および開放用装置によつて付勢手段の力に抗し
てシート部材から移動される。シート部材は、第
1弁部材に向つて間隔を置いた第1端面と、雄ス
テムに向つて間隔を置いた反対側の第2端面とを
有するほぼ円筒形本体を有する。第1端面は、円
筒形本体の内部に向けて内方に徐々に縮径したテ
ーパを有して第1弁部材のための弁座部を形成
し、さらに、第1端と第2端との中間で半径方向
外方に延びている円周フランジを有する。このフ
ランジは、互いに結合された雌本体部分の内部肩
部の間に配置され、且つ互いに反対方向に上記内
部肩部を越えて軸線方向に延びている円筒形本体
の少くとも軸部を有している。シール部材は、フ
ランジの対向両側すなわち両側面の各々でシート
部材本体の周回りに延びていて、かつ隣接する雌
本体の肩部とフランジとの間をシールする。第1
弁部材は、弁座に向けて間隔を隔てられた前端部
と、大きい直径の後端部とを備えたほぼ円柱形を
有し、これら2つの部位は、中間部によつて互い
に分離されている。中間部は、周回りに延びるシ
ール部材を有し、後端部は、スプリング付勢手段
のための案内手段を有する。シート部材の円筒形
本体は、所定の内径を有し、第1弁部材の前端部
は、上記内径の中に選択的に受入れられる寸法を
備えて、上記後端部が弁座と係合する。
対の縦方向に互いに適合する継手本体部分よりな
り、これらの間に作動的に介在された弁シート部
材を有する。第1弁部材は、弁シート部材に向つ
てシール関係をもつように、スプリング付勢手段
によつてたえず付勢されていて、かつ雌本体に受
入れられた雄継手における雄ステムと協動する係
合および開放用装置によつて付勢手段の力に抗し
てシート部材から移動される。シート部材は、第
1弁部材に向つて間隔を置いた第1端面と、雄ス
テムに向つて間隔を置いた反対側の第2端面とを
有するほぼ円筒形本体を有する。第1端面は、円
筒形本体の内部に向けて内方に徐々に縮径したテ
ーパを有して第1弁部材のための弁座部を形成
し、さらに、第1端と第2端との中間で半径方向
外方に延びている円周フランジを有する。このフ
ランジは、互いに結合された雌本体部分の内部肩
部の間に配置され、且つ互いに反対方向に上記内
部肩部を越えて軸線方向に延びている円筒形本体
の少くとも軸部を有している。シール部材は、フ
ランジの対向両側すなわち両側面の各々でシート
部材本体の周回りに延びていて、かつ隣接する雌
本体の肩部とフランジとの間をシールする。第1
弁部材は、弁座に向けて間隔を隔てられた前端部
と、大きい直径の後端部とを備えたほぼ円柱形を
有し、これら2つの部位は、中間部によつて互い
に分離されている。中間部は、周回りに延びるシ
ール部材を有し、後端部は、スプリング付勢手段
のための案内手段を有する。シート部材の円筒形
本体は、所定の内径を有し、第1弁部材の前端部
は、上記内径の中に選択的に受入れられる寸法を
備えて、上記後端部が弁座と係合する。
同様に好ましい実施例によれば、継手は、単一
の端遮断形式のものであり、中空雄ステムは、雄
継手本体に受入れられた最内方の終端を有する。
係合すなわち開放用装置は、上記終端から軸線方
向外方に延びている1対の互いに結合した突出部
材よりなる。各突出部材は、一端縁から他端縁に
向つて延びている縦方向スロツトを備えた対向す
る側縁を含む平らな本体を有する。突出部材は、
各部材におけるスロツトが、他方の部材における
スロツトのない部分まで受入れられて横断面にお
いてほぼX形構造を形成するように、置かれてい
る。
の端遮断形式のものであり、中空雄ステムは、雄
継手本体に受入れられた最内方の終端を有する。
係合すなわち開放用装置は、上記終端から軸線方
向外方に延びている1対の互いに結合した突出部
材よりなる。各突出部材は、一端縁から他端縁に
向つて延びている縦方向スロツトを備えた対向す
る側縁を含む平らな本体を有する。突出部材は、
各部材におけるスロツトが、他方の部材における
スロツトのない部分まで受入れられて横断面にお
いてほぼX形構造を形成するように、置かれてい
る。
本発明のその他の目的および利点は、以下の説
明を読み理解すれば当業者に容易に明らかになる
であろう。
明を読み理解すれば当業者に容易に明らかになる
であろう。
本発明は、或る部品の機械的形状および部分の
配置をつくることができ、その好ましい実施例
は、添付図面に示されかつ以下に詳細に記載され
ている。
配置をつくることができ、その好ましい実施例
は、添付図面に示されかつ以下に詳細に記載され
ている。
図面を参照すると、図面は、本発明の好ましい
実施例のみを示すためのものであり、本発明を限
定するためのものでない。第1図は、雄継手B
と、これと互いに締付関係において嵌り合う雌継
手Cと、からなる急速連結チユーブ継手Aを示
す。
実施例のみを示すためのものであり、本発明を限
定するためのものでない。第1図は、雄継手B
と、これと互いに締付関係において嵌り合う雌継
手Cと、からなる急速連結チユーブ継手Aを示
す。
第1図および第2図を、さらに詳しく参照する
と、雄継手Bは、その最外方端に、当業者に周知
の手段によつて慣用の態様でチユーブ(図示せ
ず)に取付けるネジ部10を有している。雄継手
は、また、ネジ部10とは反対側の端に、長いチ
ユーブ状のステム部分12を備えている。ステム
部分12の外壁には、傾斜側壁を有する円周みぞ
14が形成され、ステム部分は内方終端16を有
する。
と、雄継手Bは、その最外方端に、当業者に周知
の手段によつて慣用の態様でチユーブ(図示せ
ず)に取付けるネジ部10を有している。雄継手
は、また、ネジ部10とは反対側の端に、長いチ
ユーブ状のステム部分12を備えている。ステム
部分12の外壁には、傾斜側壁を有する円周みぞ
14が形成され、ステム部分は内方終端16を有
する。
雄継手Bは、中空であり、かつその両端の間に
延びる長い通路18を有する。この通路は、拡大
ボア部20を有し、このボア部は、その前方端区
域にテーパ面22を有し、このテーパ面は、チユ
ーブ状ステム部分12に沿つて延びている小径ボ
ア部24に続いている。テーパ区域すなわちテー
パ面22は、二重端遮断用の弁シートを形成する
ように作用し、この点は、後記に明らかになるで
あろう。ボア部24の端16側の内方端区域は、
軸線方向の拡大ボア部28(第2の拡大ボア部)
に連通する外向きテーパ部26(第1の肩部)を
有し、ボア部28は、内方端16に達する軸線方
向のボア30(第3の拡大ボア部)に連通してい
る。ボア部30は、弁開放用装置40を受入れる
ようになつている。
延びる長い通路18を有する。この通路は、拡大
ボア部20を有し、このボア部は、その前方端区
域にテーパ面22を有し、このテーパ面は、チユ
ーブ状ステム部分12に沿つて延びている小径ボ
ア部24に続いている。テーパ区域すなわちテー
パ面22は、二重端遮断用の弁シートを形成する
ように作用し、この点は、後記に明らかになるで
あろう。ボア部24の端16側の内方端区域は、
軸線方向の拡大ボア部28(第2の拡大ボア部)
に連通する外向きテーパ部26(第1の肩部)を
有し、ボア部28は、内方端16に達する軸線方
向のボア30(第3の拡大ボア部)に連通してい
る。ボア部30は、弁開放用装置40を受入れる
ようになつている。
第6図は、1対のほぼ同一の平面半部分42,
44よりなる弁開放用装置40を明示している。
各半部分は、一端縁からほぼ中心部へ縦軸線に沿
つて内方に延びるスロツト部46を有する。さら
に、突出部すなわち延長部48は、説明されるべ
き理由および目的のために、両側縁の各々から外
方に延びている。半部分42,44は、スロツト
部46において、互いに受入れられ、横断面でほ
ぼX形の形状を形成するようになつている。第2
図に見られるように、X形の形状は、通路18の
ボア部30に受入れられている。突出部48は、
その両内端縁がボア内に密に受け入れられ、ボア
部28と30との境界部と係合するような寸法を
有している。また、突出部48の軸線方向の寸法
は、これらの突出部が終端16から内方に軸線方
向において、いくらか突出するような寸法であ
る。したがつて終端16は、第2図に示したよう
に形成され、フランジ50で端部を緊密に抱くよ
うになつていて、ボア部30において弁開放用装
置40を積極的に保持するようになつている。開
放用装置40の短い部分は、ステム終端16から
外方に延びていて、後記から明らかになるような
態様で機能する。
44よりなる弁開放用装置40を明示している。
各半部分は、一端縁からほぼ中心部へ縦軸線に沿
つて内方に延びるスロツト部46を有する。さら
に、突出部すなわち延長部48は、説明されるべ
き理由および目的のために、両側縁の各々から外
方に延びている。半部分42,44は、スロツト
部46において、互いに受入れられ、横断面でほ
ぼX形の形状を形成するようになつている。第2
図に見られるように、X形の形状は、通路18の
ボア部30に受入れられている。突出部48は、
その両内端縁がボア内に密に受け入れられ、ボア
部28と30との境界部と係合するような寸法を
有している。また、突出部48の軸線方向の寸法
は、これらの突出部が終端16から内方に軸線方
向において、いくらか突出するような寸法であ
る。したがつて終端16は、第2図に示したよう
に形成され、フランジ50で端部を緊密に抱くよ
うになつていて、ボア部30において弁開放用装
置40を積極的に保持するようになつている。開
放用装置40の短い部分は、ステム終端16から
外方に延びていて、後記から明らかになるような
態様で機能する。
第2図を再び参照すると、雄継手Bは、ほぼ円
筒形のスリーブ52を有し、このスリーブは、周
回りに延びる内側リムすなわち肩54を有する。
この継手の本体は、外向きに延びている肩56を
有し、これには、軸線方向に間隔を隔てて配置さ
れた保持用リング58が継手本体の回りに設けら
れ、フランジ54と協働して、スリーブ52のた
めの第1位置すなわち通常位置をつくるようにな
つている。圧縮ばね60は、肩54と56との間
に作動的に受入れられ、かつスリーブのフランジ
54が保持用リング58と係合する位置に向けて
雄継手の軸線方向にスリーブ52を連続的に付勢
する。
筒形のスリーブ52を有し、このスリーブは、周
回りに延びる内側リムすなわち肩54を有する。
この継手の本体は、外向きに延びている肩56を
有し、これには、軸線方向に間隔を隔てて配置さ
れた保持用リング58が継手本体の回りに設けら
れ、フランジ54と協働して、スリーブ52のた
めの第1位置すなわち通常位置をつくるようにな
つている。圧縮ばね60は、肩54と56との間
に作動的に受入れられ、かつスリーブのフランジ
54が保持用リング58と係合する位置に向けて
雄継手の軸線方向にスリーブ52を連続的に付勢
する。
第3図は、第2図に示したものと同じような雄
継手を示しているが、ただし二重端遮断用のため
に適するものである。利用されている或る付加的
構成要素の図示および了解を容易にするために、
同様の構成要素は、ダツシユ記号(′)をつけて
あり、新しい構成要素は、新しい符号によつて示
してある。
継手を示しているが、ただし二重端遮断用のため
に適するものである。利用されている或る付加的
構成要素の図示および了解を容易にするために、
同様の構成要素は、ダツシユ記号(′)をつけて
あり、新しい構成要素は、新しい符号によつて示
してある。
第3図において、雄継手B′は、通路18′の軸
線方向に延びる部分24′を通つて延びている長
い弁芯70を有する。第1端部分72は、芯の一
端に配置され、弁芯の直径より大きい直径を有す
るが、ボア部分24′の直径より少し小さく、選
択的に軸線方向に受入れるのが容易になつてい
る。円周みぞ74は、第1端部分72に近接して
配置され、O−リング76を受入れている。O−
リング76は、弁芯がその最前方位置に移動され
たとき、テーパ状シート部22′にシール可能に
係合できるような寸法を有する。第2端部分78
は、みぞ74に隣接して配置され、O−リング7
6の外径とほぼ同じ外径を有し、O−リングのバ
ツクアツプを行つている。スロツト80は、第2
端部分に設けられ、弁芯の選択的設置または望ま
れるときに雄継手B′との結合からの弁芯の取外
しに適応するようになつている。
線方向に延びる部分24′を通つて延びている長
い弁芯70を有する。第1端部分72は、芯の一
端に配置され、弁芯の直径より大きい直径を有す
るが、ボア部分24′の直径より少し小さく、選
択的に軸線方向に受入れるのが容易になつてい
る。円周みぞ74は、第1端部分72に近接して
配置され、O−リング76を受入れている。O−
リング76は、弁芯がその最前方位置に移動され
たとき、テーパ状シート部22′にシール可能に
係合できるような寸法を有する。第2端部分78
は、みぞ74に隣接して配置され、O−リング7
6の外径とほぼ同じ外径を有し、O−リングのバ
ツクアツプを行つている。スロツト80は、第2
端部分に設けられ、弁芯の選択的設置または望ま
れるときに雄継手B′との結合からの弁芯の取外
しに適応するようになつている。
芯70の他端部すなわち内端部には、ねじ82
がつくられていて、案内支持部材84をねじ込む
ようになつている。案内支持部材84は、最前方
の鼻部86を有し、鼻部86は、係合および開放
用装置と、その後方に隣接して半径方向に延びる
多数のリブ88とを形成している。圧縮ばね90
は、案内支持部材84と、通路18′のテーパ部
(第1肩部)26′との間に作動的に介在してい
る。第7図は、部材84を第3図の右側から見た
端面図であり、これに見られるように、鼻部分8
6は、ほぼ円筒形であり、3つのリブ88を有
し、これらのリブ88は、互いに等間隔に離れて
いる。リブ88は、雄ステムの内側終端16′に
おける軸線方向のボア部(第3拡大ボア)30′
の内径より少しだけ小さい外径をつくるような寸
法のものである。
がつくられていて、案内支持部材84をねじ込む
ようになつている。案内支持部材84は、最前方
の鼻部86を有し、鼻部86は、係合および開放
用装置と、その後方に隣接して半径方向に延びる
多数のリブ88とを形成している。圧縮ばね90
は、案内支持部材84と、通路18′のテーパ部
(第1肩部)26′との間に作動的に介在してい
る。第7図は、部材84を第3図の右側から見た
端面図であり、これに見られるように、鼻部分8
6は、ほぼ円筒形であり、3つのリブ88を有
し、これらのリブ88は、互いに等間隔に離れて
いる。リブ88は、雄ステムの内側終端16′に
おける軸線方向のボア部(第3拡大ボア)30′
の内径より少しだけ小さい外径をつくるような寸
法のものである。
第3図に示したように、弁芯70は、圧縮ばね
90によつて、O−リング76がテーパ状シート
部22′とシール係合するように移動される閉弁
位置にある。この状態において、鼻部分86は、
後記するように、雌継手に配置された弁部材(第
1弁部材)と係合するために終端16′から軸線
方向外方に延出している。
90によつて、O−リング76がテーパ状シート
部22′とシール係合するように移動される閉弁
位置にある。この状態において、鼻部分86は、
後記するように、雌継手に配置された弁部材(第
1弁部材)と係合するために終端16′から軸線
方向外方に延出している。
第4図は、雌継手Cと部分的に連結されている
が完全には嵌まり合つていない状態で、第2図の
単一端遮断雄継手Bを示している。雌継手は、当
該技術において周知の慣用手段によつてチユーブ
(図示せず)に取付けるために、その一端に雄ね
じ部102を有する中空雌本体100を有する。
ほぼチユーブ状の本体延長部104は、雄ねじ1
02とは反対側の一端で本体100に堅固に取付
けられている。好ましい実施例においてはこのよ
うな堅固な取付けがねじ106で行われている
が、一体構造あるいはねじ切り込み結合を効果的
に使用することができる。本体延長部104は中
央部分108を有し、中央部分108には、1対
の軸線方向に間隔を置いた半径方向外方に延びる
肩110,112が設けられている。中央部分1
08はさらに、これに形成された多数の半径方向
のテーパ状ボール戻り止め受入れ用開口114を
有する。これらの開口114は、中央部分の周り
に円周方向に配置され、各開口は、切頭円錐形で
あり、その最小直径は、そのところに配置された
ボール戻り止め116の直径より小さく、ボール
は、雄継手Bの円周みぞ14に最終的に係合する
ために、本体延長部104のボア中に少し突入し
ている。同時に、ボール戻り止めは、雄継手と雌
継手との連結が解除されたとき、開口114を通
つて内側に落下するのが抑止されている。
が完全には嵌まり合つていない状態で、第2図の
単一端遮断雄継手Bを示している。雌継手は、当
該技術において周知の慣用手段によつてチユーブ
(図示せず)に取付けるために、その一端に雄ね
じ部102を有する中空雌本体100を有する。
ほぼチユーブ状の本体延長部104は、雄ねじ1
02とは反対側の一端で本体100に堅固に取付
けられている。好ましい実施例においてはこのよ
うな堅固な取付けがねじ106で行われている
が、一体構造あるいはねじ切り込み結合を効果的
に使用することができる。本体延長部104は中
央部分108を有し、中央部分108には、1対
の軸線方向に間隔を置いた半径方向外方に延びる
肩110,112が設けられている。中央部分1
08はさらに、これに形成された多数の半径方向
のテーパ状ボール戻り止め受入れ用開口114を
有する。これらの開口114は、中央部分の周り
に円周方向に配置され、各開口は、切頭円錐形で
あり、その最小直径は、そのところに配置された
ボール戻り止め116の直径より小さく、ボール
は、雄継手Bの円周みぞ14に最終的に係合する
ために、本体延長部104のボア中に少し突入し
ている。同時に、ボール戻り止めは、雄継手と雌
継手との連結が解除されたとき、開口114を通
つて内側に落下するのが抑止されている。
開口114にボール戻り止め116を保持する
目的のために、スリーブ118が効果的に設けら
れている。このスリーブ118は、本体延長部1
04の端部近くの半径方向に向いているフランジ
120を有し、フランジ120は、本体延長部1
04の端部に配置された保持用リング122と当
接している。スリーブ118は、フランジ120
に隣接するボア部分124を有し、このフランジ
は、本体延長部中央部分108の半径方向隣接部
より直径が少し大きく、戻り止め受入用開口11
4の区域において摺動可能の隙間をつくるように
なつている。スリーブ118には、フランジ12
0とは反対側の端部近傍に拡大ボア部126が設
けられ、戻り止め受入用開口114と肩110と
の間で軸線方向に中央部分108の少し大きい部
分の隙間をつくるようになつている。かくして、
スリーブ118は、中央部分108の軸線方向に
選択的に移動でき、その結果、スリーブの端部
は、肩110に対しわずかな間隔を隔てられた関
係にある。
目的のために、スリーブ118が効果的に設けら
れている。このスリーブ118は、本体延長部1
04の端部近くの半径方向に向いているフランジ
120を有し、フランジ120は、本体延長部1
04の端部に配置された保持用リング122と当
接している。スリーブ118は、フランジ120
に隣接するボア部分124を有し、このフランジ
は、本体延長部中央部分108の半径方向隣接部
より直径が少し大きく、戻り止め受入用開口11
4の区域において摺動可能の隙間をつくるように
なつている。スリーブ118には、フランジ12
0とは反対側の端部近傍に拡大ボア部126が設
けられ、戻り止め受入用開口114と肩110と
の間で軸線方向に中央部分108の少し大きい部
分の隙間をつくるようになつている。かくして、
スリーブ118は、中央部分108の軸線方向に
選択的に移動でき、その結果、スリーブの端部
は、肩110に対しわずかな間隔を隔てられた関
係にある。
テーパ状カム面128は、ボア124と126
との間に延びている。雄継手Bと雌継手Aが連結
されたり、連結が解かれたりするときには、テー
パ状のカム面128は、ボール戻り止め116を
チユーブ状雄ステム部分12におけるみぞ14に
係合させたりまたはその係合を解除させたりする
作用を行う。圧縮ばね130は、常時、中央部分
108の軸線方向に、スリーブ118を第4図に
示す戻り止め解放位置に付勢する。
との間に延びている。雄継手Bと雌継手Aが連結
されたり、連結が解かれたりするときには、テー
パ状のカム面128は、ボール戻り止め116を
チユーブ状雄ステム部分12におけるみぞ14に
係合させたりまたはその係合を解除させたりする
作用を行う。圧縮ばね130は、常時、中央部分
108の軸線方向に、スリーブ118を第4図に
示す戻り止め解放位置に付勢する。
第4図をさらに参照すると、雌本体100の端
と、本体延長部104の内側段付き部とは、半径
方向に延びる1対の軸線方向に間隔を隔てたフラ
ンジすなわち肩140,142を、夫々、形成
し、これらは、本体延長部104を貫通する内部
開口の部分144によつて外側から囲われてい
る。中空でほぼ円筒形の弁シート部材146は、
図示のように肩140,142間に介在してい
る。シート部材は、円筒状のの内面148および
円筒状の外面部分150,152を有し、部分1
50,152は、本体100および延長部104
の円筒状の内面部154,156にそれぞれ密に
嵌合している。半径方向外方に延びるフランジ1
58は、シート部材の外面部分150と152と
を分離し、かつ肩140,142間に位置してい
る。テーパ状の弁座部160(第4図および第8
図)は、外面部分150から内面148に向つて
延び、後記の態様において弁部材のための弁座を
形成している。フランジ158は、弁を構成する
他の要素に対してシート部材146を正確に位置
決めするために役立つ。
と、本体延長部104の内側段付き部とは、半径
方向に延びる1対の軸線方向に間隔を隔てたフラ
ンジすなわち肩140,142を、夫々、形成
し、これらは、本体延長部104を貫通する内部
開口の部分144によつて外側から囲われてい
る。中空でほぼ円筒形の弁シート部材146は、
図示のように肩140,142間に介在してい
る。シート部材は、円筒状のの内面148および
円筒状の外面部分150,152を有し、部分1
50,152は、本体100および延長部104
の円筒状の内面部154,156にそれぞれ密に
嵌合している。半径方向外方に延びるフランジ1
58は、シート部材の外面部分150と152と
を分離し、かつ肩140,142間に位置してい
る。テーパ状の弁座部160(第4図および第8
図)は、外面部分150から内面148に向つて
延び、後記の態様において弁部材のための弁座を
形成している。フランジ158は、弁を構成する
他の要素に対してシート部材146を正確に位置
決めするために役立つ。
O−リング162は、肩140とフランジ15
8の一側との間に受入れられ、別のO−リング1
64は、肩142とフランジ158の他側との間
に受入れられている。さらに別のO−リング16
6は、シート部材146の前端面と本体延長部1
04のフランジすなわち肩との間に取付けられて
いる。このO−リングは、後記の態様において雄
継手Bのチユーブ状ステム部分12をシール可能
に受入れるような寸法をもつている。ここで論じ
ている好ましい実施例において、弁シート部材1
46は、黄銅またはステンレス鋼などの金属から
機械加工される。これらの材料は、本発明の全意
図から離脱することなく他の材料を使用すること
が可能であるが、多くの継手用のためには特に望
ましいものである。
8の一側との間に受入れられ、別のO−リング1
64は、肩142とフランジ158の他側との間
に受入れられている。さらに別のO−リング16
6は、シート部材146の前端面と本体延長部1
04のフランジすなわち肩との間に取付けられて
いる。このO−リングは、後記の態様において雄
継手Bのチユーブ状ステム部分12をシール可能
に受入れるような寸法をもつている。ここで論じ
ている好ましい実施例において、弁シート部材1
46は、黄銅またはステンレス鋼などの金属から
機械加工される。これらの材料は、本発明の全意
図から離脱することなく他の材料を使用すること
が可能であるが、多くの継手用のためには特に望
ましいものである。
ほぼ円筒形の弁部材170(第1弁部材)は、
雌本体100に受入れられ、開き状態と閉じ状態
との間でシート部材146と選択的に協働する。
弁部材170は、ほぼテーパ状の前面174を有
する前部分172を有する。前部分172は、内
面148の直径より少し小さい直径を有し、その
結果、そのところで軸線方向に受入れることがで
きる。弁部材後部分176は、シート部材146
の内径より少し大きい直径を有し、その結果、弁
が閉じたとき、テーパ状の弁座に選択的に係合で
きる。前部分と後部分との間のみぞ178は、O
−リング180を受入れている。弁が閉じたと
き、このO−リングは、第4図に示した態様にお
いて弁座160と内面148との交わる部分にお
いて、ほぼシール状態に配置されている。後方へ
の突出部182は、圧縮ばね184によつて受け
止められ、且つ圧縮ばね184に対して弁部材1
70を位置決めしている。この圧縮ばね184
は、雌本体100における後壁と弁部材自体との
間を作動的に連結し、第4図に示した閉じ位置に
向けて弁部材を連続的に付勢している。
雌本体100に受入れられ、開き状態と閉じ状態
との間でシート部材146と選択的に協働する。
弁部材170は、ほぼテーパ状の前面174を有
する前部分172を有する。前部分172は、内
面148の直径より少し小さい直径を有し、その
結果、そのところで軸線方向に受入れることがで
きる。弁部材後部分176は、シート部材146
の内径より少し大きい直径を有し、その結果、弁
が閉じたとき、テーパ状の弁座に選択的に係合で
きる。前部分と後部分との間のみぞ178は、O
−リング180を受入れている。弁が閉じたと
き、このO−リングは、第4図に示した態様にお
いて弁座160と内面148との交わる部分にお
いて、ほぼシール状態に配置されている。後方へ
の突出部182は、圧縮ばね184によつて受け
止められ、且つ圧縮ばね184に対して弁部材1
70を位置決めしている。この圧縮ばね184
は、雌本体100における後壁と弁部材自体との
間を作動的に連結し、第4図に示した閉じ位置に
向けて弁部材を連続的に付勢している。
第4図の単一端遮断装置において、雄継手B
は、アメリカ合衆国特許第3174508号明細書に記
載されているのと同様の態様において雌継手Cに
よつて受入れられる。すなわち、雄継手が挿入さ
れたとき、弁開放装置40は、弁部材170に係
合し、弁部材を、ばね184の付勢力に抗して後
向きに押し、かつシート部材146とのシール係
合を解除する。同時に、ボール戻り止め116と
スリーブ118とスリーブ152との間のカム作
用は、アメリカ合衆国特許第3174508号明細書に
記載されているように、生じる。一緒に締付けら
れたとき、すなわちボール戻り止め116が、チ
ユーブ状ステム部分12の円周みぞ14に受入れ
られたとき、弁部材170は開かれ、雄および雌
の継手B,Cの間およびこれらに取付けられたチ
ユーブに流体を流れさせる。
は、アメリカ合衆国特許第3174508号明細書に記
載されているのと同様の態様において雌継手Cに
よつて受入れられる。すなわち、雄継手が挿入さ
れたとき、弁開放装置40は、弁部材170に係
合し、弁部材を、ばね184の付勢力に抗して後
向きに押し、かつシート部材146とのシール係
合を解除する。同時に、ボール戻り止め116と
スリーブ118とスリーブ152との間のカム作
用は、アメリカ合衆国特許第3174508号明細書に
記載されているように、生じる。一緒に締付けら
れたとき、すなわちボール戻り止め116が、チ
ユーブ状ステム部分12の円周みぞ14に受入れ
られたとき、弁部材170は開かれ、雄および雌
の継手B,Cの間およびこれらに取付けられたチ
ユーブに流体を流れさせる。
弁開放用装置40のほぼX形の形状は、開放終
端16を通つて通路18の軸線方向に流体を容易
に流れさせる。この特殊な関係は、上記特許第
3174508号で用いられた形式の任意の横方向のド
リル孔のための必要性を除去し、一層直接的な流
体の流れを容易にし、また、ステム部分12の外
面とO−リング166とシート部材146との間
にような厳格なる間隔関係を補助する。O−リン
グ162,164に挟まれたシート部材のフラン
ジ158は、シート部材と、本体100と本体延
長部104との間の連通領域における改良された
シール特性を形成する。
端16を通つて通路18の軸線方向に流体を容易
に流れさせる。この特殊な関係は、上記特許第
3174508号で用いられた形式の任意の横方向のド
リル孔のための必要性を除去し、一層直接的な流
体の流れを容易にし、また、ステム部分12の外
面とO−リング166とシート部材146との間
にような厳格なる間隔関係を補助する。O−リン
グ162,164に挟まれたシート部材のフラン
ジ158は、シート部材と、本体100と本体延
長部104との間の連通領域における改良された
シール特性を形成する。
雄および雌の本体部分B,Cの連結が解除され
たとき、弁部材170は、流体の流れを阻止する
ために、圧縮ばね184の力によつて、シート部
材146に押される。
たとき、弁部材170は、流体の流れを阻止する
ために、圧縮ばね184の力によつて、シート部
材146に押される。
第5図は、第3図を参照して説明した雄継手
B′を、第4図に記載した雌継手Cに連結した状
態を示す。この実施例において、圧縮ばね184
の付勢力は、圧縮ばね90の付勢力より大きく設
定されている。その結果として、鼻部分86が、
弁部材170の前部分172に係合するとき、弁
芯70は雄継手Bにおいて後向きに押され、第1
の部分72とO−リング76は、テーパ状弁座2
2′との協働から外れて移動する。半径方向に延
びるリブ88が、第2拡大ボア部28′と第3拡
大ボア部30′との間の肩部29′(第2肩部)と
係合するまでに係合するまで軸線方向に移動され
ると、弁は充分に開放される。この状態におい
て、鼻部分86は、なお、ステム終端16′から
外向きに延び、この領域において通路18′中に
流体を流れさせる。その後に、さらに、雌継手C
へ雄継手Bを挿入することによつて、弁部材17
0は、圧縮ばね184の付勢力に抗して、弁シー
ト146とのシール係合から離れて軸線方向に移
動される。
B′を、第4図に記載した雌継手Cに連結した状
態を示す。この実施例において、圧縮ばね184
の付勢力は、圧縮ばね90の付勢力より大きく設
定されている。その結果として、鼻部分86が、
弁部材170の前部分172に係合するとき、弁
芯70は雄継手Bにおいて後向きに押され、第1
の部分72とO−リング76は、テーパ状弁座2
2′との協働から外れて移動する。半径方向に延
びるリブ88が、第2拡大ボア部28′と第3拡
大ボア部30′との間の肩部29′(第2肩部)と
係合するまでに係合するまで軸線方向に移動され
ると、弁は充分に開放される。この状態におい
て、鼻部分86は、なお、ステム終端16′から
外向きに延び、この領域において通路18′中に
流体を流れさせる。その後に、さらに、雌継手C
へ雄継手Bを挿入することによつて、弁部材17
0は、圧縮ばね184の付勢力に抗して、弁シー
ト146とのシール係合から離れて軸線方向に移
動される。
第5図に示した状態において、継手B′,C間
およびそれらの各チユーブの間に、開放内終端1
6′における雄継手B′の通路18′に再び入るこ
とによつて、流体が流れる。上記のようにシート
部材146と雄ステム部分12′との間の効果的
な関係と効果的な流体の流れも行われる。雄およ
び雌の継手B′,Cが連結を解除され互いに分離
されたとき、弁芯70の第1端部分72に近いO
−リング76は、ばね90の力によつて、シート
部22′とシールするように移動され、弁部材1
70は、圧縮ばね184の力によつて、シート部
材146と流体閉塞するように押される。これに
よつて、部分B′,Cのいずれも外に流体が流れ
るのを防ぐ。
およびそれらの各チユーブの間に、開放内終端1
6′における雄継手B′の通路18′に再び入るこ
とによつて、流体が流れる。上記のようにシート
部材146と雄ステム部分12′との間の効果的
な関係と効果的な流体の流れも行われる。雄およ
び雌の継手B′,Cが連結を解除され互いに分離
されたとき、弁芯70の第1端部分72に近いO
−リング76は、ばね90の力によつて、シート
部22′とシールするように移動され、弁部材1
70は、圧縮ばね184の力によつて、シート部
材146と流体閉塞するように押される。これに
よつて、部分B′,Cのいずれも外に流体が流れ
るのを防ぐ。
本発明の改良設計は、有利に、新しい雄継手
B,B′を提供し、この部分は、単一端遮断用
(第3および4図)または二重端遮断用に容易に
用いられるようになつている。この特殊な新しい
雄継手の設計は、両形式の遮断可能性があり、こ
れは同じ基本的な雄継手本体を用いることによつ
て行われる。この結果、製造および在庫の観点か
ら非常に有利であると考えられる。しかも、開放
終端16,16′から雄継手B,B′を軸線方向に
流体が流れることのできることは、非常に有利な
ことであると考えられ、かつ単一および二重の端
遮断雄継手のチユーブ状ステム部分12,12′
と、雌継手におけるシート部材146との間で、
よりよい協働関係を行うことができる。最後に、
シート部材146自身の設計は、一般形式の急速
連結継手において利用された先行技術のシート設
計以上の改良であると考えられ、良好なシール
は、シート部材146と雌継手本体との間に得ら
れる。
B,B′を提供し、この部分は、単一端遮断用
(第3および4図)または二重端遮断用に容易に
用いられるようになつている。この特殊な新しい
雄継手の設計は、両形式の遮断可能性があり、こ
れは同じ基本的な雄継手本体を用いることによつ
て行われる。この結果、製造および在庫の観点か
ら非常に有利であると考えられる。しかも、開放
終端16,16′から雄継手B,B′を軸線方向に
流体が流れることのできることは、非常に有利な
ことであると考えられ、かつ単一および二重の端
遮断雄継手のチユーブ状ステム部分12,12′
と、雌継手におけるシート部材146との間で、
よりよい協働関係を行うことができる。最後に、
シート部材146自身の設計は、一般形式の急速
連結継手において利用された先行技術のシート設
計以上の改良であると考えられ、良好なシール
は、シート部材146と雌継手本体との間に得ら
れる。
本発明は、好ましい実施例を参照して記載した
が、明らかに改変は、本明細書を読んで了解すれ
ば、他のものにできるであろう。特許請求の範囲
またはこれと同等のものの範囲内において、すべ
ての改変を包含する。
が、明らかに改変は、本明細書を読んで了解すれ
ば、他のものにできるであろう。特許請求の範囲
またはこれと同等のものの範囲内において、すべ
ての改変を包含する。
第1図は、本発明に従つて形成された急速連結
チユーブ継手の側面図であり、第2図は、単一端
遮断用に用いられるときの雄継手の縦断面図であ
り、第3図は、第2図に似た図であるが、二重端
遮断用のための弁部材を有するものであり、第4
図は、連結されているが締付けられていない雄お
よび雌の継手を有する単一端遮断継手の一部縦断
側面図であり、第5図は、第4図に似た図である
が、連結されかつ締付けられている雄および雌の
継手を有する二重端遮断継手を示す縦断面図であ
り、第6図は、第2図の実施例に利用される弁の
係合および開放用装置の分解斜視図であり、第7
図は、第3図の装置に利用される案内支持部材の
端面図であり第3図の右側から見た図であり、第
8図は、雌継手に包含された中空円筒形弁シート
の端面図であり、第4図の右側から見た図であ
る。 B……雄継手、C……雌継手、170……第1
弁部材、12……中空雄ステム、18……ボア、
20……第1拡大ボア、22′……テーパ状の弁
座、24……小径ボア、26′……第1肩部、2
8′……第2拡大ボア、29′……第2肩部、3
0′……第3拡大ボア、70……弁芯、72……
弁ヘツド、84……案内支持部材、90……圧縮
ばね、170……第1弁部材、82……ねじ部、
88……リブ。
チユーブ継手の側面図であり、第2図は、単一端
遮断用に用いられるときの雄継手の縦断面図であ
り、第3図は、第2図に似た図であるが、二重端
遮断用のための弁部材を有するものであり、第4
図は、連結されているが締付けられていない雄お
よび雌の継手を有する単一端遮断継手の一部縦断
側面図であり、第5図は、第4図に似た図である
が、連結されかつ締付けられている雄および雌の
継手を有する二重端遮断継手を示す縦断面図であ
り、第6図は、第2図の実施例に利用される弁の
係合および開放用装置の分解斜視図であり、第7
図は、第3図の装置に利用される案内支持部材の
端面図であり第3図の右側から見た図であり、第
8図は、雌継手に包含された中空円筒形弁シート
の端面図であり、第4図の右側から見た図であ
る。 B……雄継手、C……雌継手、170……第1
弁部材、12……中空雄ステム、18……ボア、
20……第1拡大ボア、22′……テーパ状の弁
座、24……小径ボア、26′……第1肩部、2
8′……第2拡大ボア、29′……第2肩部、3
0′……第3拡大ボア、70……弁芯、72……
弁ヘツド、84……案内支持部材、90……圧縮
ばね、170……第1弁部材、82……ねじ部、
88……リブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 雌継手に設けられて、該雌継手内の第1流体
流路を開閉する第1弁部材と、 雄継手に設けられて、該雄継手内の第2流体流
路を開閉する第2弁部材と、を有し、 雌継手と雄継手とを嵌合したときに、前記第1
弁部材と前記第2弁部材とが協働して、これら第
1、第2弁部材を共に開くようにした急速連結継
手において、 前記雄継手は、前記第1流体流路を形成し且つ
その両端間を真つ直ぐに延びるボアを備えた中空
雄ステムを有し、 前記ボアは、軸線方向中央部に設けられた小径
ボア部と、該小径ボア部を挟んで、外方側に設け
られた第1拡大ボア部と、内方側に設けられた第
2拡大ボア部と、更に、前記第2拡大ボア部から
内方端まで延び且つ該第2拡大ボア部よりも径の
大きい第3拡大ボア部を有し、 前記ボアには、前記第1拡大ボア部と前記小径
ボア部との間に形成されて前記第2弁部材の弁座
を構成するテーパ面と、前記第小径ボア部と前記
第2拡大ボア部との間に形成されて径方向に延び
る第1肩部と、前記第2拡大ボア部と前記第3拡
大ボア部との間に形成されて径方向に延びる第2
肩部とが設けられ、 前記ボア内には、前記小径ボア部と前記第2拡
大ボア部とに渡つて延びる細長い弁芯と、該弁芯
の一端に設けられ、前記テーパ面に臨んで配置さ
れて、該テーパ面と協働して前記第2弁部材を構
成する弁ヘツドと、前記弁芯の他端に設けられ、
前記第3拡大ボア部内に配置された案内支持部材
と、前記第1肩部と前記案内支持部材との間に配
置されて前記第2弁部材が閉じる方向に付勢する
圧縮ばねと、が配設され、 前記案内支持部材は、前記雄継手と前記雌継手
とが嵌合されたときに、前記第2肩部に受け止め
られた状態で、前記第1弁部材と当接して該第2
弁部材を開き、 更に、前記案内支持部材と前記弁ヘツドの一方
が、前記弁芯に対して着脱自在に結合されてい
る、 ことを特徴とする急速連結継手。 2 前記案内支持部材が前記弁芯に対してネジ結
合されている、請求項1に記載の急速連結継手。 3 前記案内支持部材は、その一部が前記第3拡
大ボア部の内壁と摺接しつつ該第3拡大ボア部の
内壁との間に軸線方向に延びる流体流路を形成す
る形状とされている、請求項1記載の急速連結継
手。 4 前記案内支持部材は、その一部が前記第3拡
大ボア部の内壁と摺接しつつ該第3拡大ボア部の
内壁との間に軸線方向に延びる流体流路を形成す
る形状とされている、請求項2記載の急速連結継
手。 5 前記案内支持部材が、半径方向に延びて前記
第3拡大ボア部の内壁と摺接する複数のリブを備
え、該リブが周方向に間隔をおいて配置されてい
る、請求項3又は請求項4に記載の急速連結継
手。 6 前記案内支持部材が、前記弁芯に対するネジ
部を有する中央本体と、該中央本体から半径方向
に延びて前記第3拡大ボア部の内壁と摺接す複数
のリブとを備え、該リブが周方向に等間隔に配置
されている、請求項5に記載の急速連結継手。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/253,097 US4378028A (en) | 1981-04-13 | 1981-04-13 | Quick connect coupling |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57171188A JPS57171188A (en) | 1982-10-21 |
JPH056075B2 true JPH056075B2 (ja) | 1993-01-25 |
Family
ID=22958838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57041621A Granted JPS57171188A (en) | 1981-04-13 | 1982-03-16 | Improved quick connecting joint |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4378028A (ja) |
JP (1) | JPS57171188A (ja) |
CA (1) | CA1173074A (ja) |
DE (1) | DE3211937A1 (ja) |
FR (1) | FR2503828B1 (ja) |
GB (1) | GB2096723B (ja) |
HK (1) | HK91486A (ja) |
SG (1) | SG66586G (ja) |
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