JP2021130549A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサーキャリッジを搬送幅方向において第1位置と第2位置との間で往復駆動するモーターと、レジストローラーとを備えた画像形成装置において、必要なモーターの数を極力減らす。【解決手段】キャリッジ駆動機構50は、一つのモーター51と、モーター51の回転を搬送幅方向の移動に変換してセンサーキャリッジ35に伝達するキャリッジ動力伝達部Gcと、センサーキャリッジ35への動力伝達経路に設けられたトルクリミッターと、モーター51の回転をレジストローラー13に伝達するレジスト動力伝達部Grとを有している。キャリッジ動力伝達部Gcは、モーター51の回転方向の正逆が切り替わると、センサーキャリッジ35の搬送幅方向の移動の向きが切替わるように構成されている一方、レジスト動力伝達部Grは、モーター51の回転方向に拘わらず、レジストローラー13を順方向に回転させるように構成されている。【選択図】図8

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
シート搬送路に沿って搬送されるシートに画像形成を行う画像形成装置では、シートに幅方向(搬送方向と直交する方向)の位置ずれが生じると、画像の位置ずれに繋がる虞がある。
特許文献1には、この問題を回避するために、シート搬送路に面して配置されたコンタクトガラスの裏面側にシートのエッジ位置を検出するためのセンサーユニットを配置した画像形成装置が開示されている。
センサーユニットは、コンタクトイメージセンサー(以下、CISという)と、CISを保持するセンサーキャリッジと、センサーキャリッジを保持するハウジングとを有している。上記画像形成装置は、CISにより検出したエッジ位置を基にシートの幅方向の位置ずれ量を算出し、算出したシートの位置ずれ量に応じて画像形成位置を調整する。
上記画像形成装置は、CISの有効読み取り範囲よりも大きいサイズのシートに対応するために、CISを保持するセンサーキャリッジをシート搬送方向と直交する搬送幅方向に移動させるキャリッジ駆動機構をさらに備えている。
キャリッジ駆動機構は、CIS駆動用モーターと、CIS駆動用モーターの回転をセンサーキャリッジの搬送幅方向の移動に変換するギア列とを有していて、センサーキャリッジを第1位置と第2位置との間で往復駆動する。第1位置では、センサーキャリッジがユニットハウジングの搬送幅方向の一端側に接触し、第2位置では、センサーキャリッジがユニットハウジングの搬送幅方向の他端側に接触する。上記ギア列には、センサーキャリッジがユニットハウジングに当接した際にモーターに過度のトルクが作用しないようトルクリミッターが設けられている。
上記CISよりも搬送上流側には、シートの斜め送りを矯正するレジストローラーが設けられており、レジストローラーはCIS駆動用モーターとは別に設けられたレジスト駆動用モーターによって駆動される。
特開2019−166646号公報
しかしながら、特許文献1に示す画像形成装置では、CIS駆動用モーターとは別にレジスト駆動用モーターを設ける必要があるため、必要なモーターの数が増加してコスト増加を招くという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、センサーキャリッジを搬送幅方向において第1位置と第2位置との間で往復駆動するモーターと、センサーキャリッジよりもシート搬送方向の上流側に設けられたレジストローラーとを備えた画像形成装置において、その構成に工夫を凝らすことで、必要なモーターの数を極力減らして製品コストを低減することにある。
本発明に係る画像形成装置は、 シートを搬送する搬送部に配置され、シート搬送方向と直交する搬送幅方向のシートのエッジ位置を検出するエッジ検出センサーと、上記エッジ検出センサーを収納するハウジングと、上記エッジ検出センサーが搭載され、上記ハウジングに対し上記搬送幅方向に往復移動可能に支持されるセンサーキャリッジと、上記センサーキャリッジを、上記ハウジングの上記搬送幅方向の一端側の規制板に接触した第1位置と、上記搬送幅方向の他端側の規制板に接触した第2位置との間で往復駆動可能に構成されたキャリッジ駆動機構と、上記エッジ検出センサーよりも上記シート搬送方向の上流側に設けられ、シートの斜め送りを矯正するとともに順方向に回転することでシートを上流側から下流側に搬送するレジストローラーとを備えている。
そして、上記キャリッジ駆動機構は、駆動源である一つのモーターと、該モーターの回転を上記搬送幅方向の移動に変換して上記センサーキャリッジに伝達するキャリッジ動力伝達部と、上記センサーキャリッジが第1位置又は第2位置にて上記規制板に当接した状態で、上記モーターが該センサーキャリッジを当該規制板に押付ける側に回転して該モーターの回転負荷が所定トルクを上回った場合に上記キャリッジ動力伝達部による動力伝達を遮断するトルクリミッターと、上記モーターの回転を上記レジストローラーに伝達するレジスト動力伝達部とを有しており、上記キャリッジ動力伝達部は、上記モーターの回転方向の正逆が切り替わると、上記センサーキャリッジの上記搬送幅方向における移動の向きが切替わるように構成されている一方、上記レジスト動力伝達部は、上記モーターの回転方向に拘わらず、上記レジストローラーを順方向に回転させるように構成されている。
本発明によれば、センサーキャリッジを搬送幅方向において第1位置と第2位置との間で往復駆動するモーターと、センサーキャリッジよりもシート搬送方向の上流側に設けられたレジストローラーとを備えた画像形成装置において、必要なモーターの数を極力減らして製品コストを低減することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るセンサーユニットを備えたプリンターの概略構造を示す側面断面図である。 図2は、プリンターに搭載される本実施形態のセンサーユニットの外観斜視図である。 図3は、センサーユニットの側面断面図である。 図4は、センサーユニットのユニットハウジングを構成するフレームの斜視図である。 図5は、センサーキャリッジの外観斜視図である。 図6は、センサーキャリッジに搭載されるCISを上面側から見た斜視図である。 図7は、センサーキャリッジに搭載されるCISを下面側から見た斜視図である。 図 8は、キャリッジ駆動機構の要部を拡大して示す拡大斜視図である。 図9は、キャリッジ駆動機構におけるレジスト動力伝達部(第1回転伝達部及び第2回転伝達部)を示す軸方向から見た概略平面図である。 図10は、センサーキャリッジが第1位置にある状態を示す概略平面図である。 図11は、センサーキャリッジが第2位置にある状態を示す概略平面図である。 図12は、プリンターの制御系の一部を示すブロック図である。 図13は、制御部にて実行されるモーターの駆動制御の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、実施形態におけるセンサーユニット30を備えたインクジェット記録式のプリンター100の概略構造を示す側面断面図である。以下の説明において、前側、後側、左側、及び右側はそれぞれプリンター100を基準とする方向である。
図1に示すように、プリンター100は略直方体状の筐体1を有している。筐体1の内部下方には給紙カセット2aが設けられ、給紙カセット2aの上側には、用紙Pにインクを吐出して画像を記録する画像記録部3が設けられている。筐体1の右側面には手差し給紙トレイ2bが設けられ、筐体1の左側面には用紙排出トレイ4が設けられている。
筐体1内には、給紙カセット2a内にセットされた用紙Pを画像記録部3に供給する第1用紙搬送路T1と、手差し給紙トレイ2bにセットされた用紙Pを画像記録部3に供給する第2用紙搬送路T2と、画像記録部3を通過した用紙Pを用紙排出トレイ4に導く第3用紙搬送路T3とを備えている。第3用紙搬送路T3の途中には、分岐搬送路T4を介してループ状の反転搬送路T5が接続されている。第1用紙搬送路T1と第2用紙搬送路T2と反転搬送路T5とは、画像記録部3の用紙搬送方向の上流側にて合流している。この合流部と画像記録部3との間には第4用紙搬送路T6が設けられている。第4用紙搬送路T6の上流側端部(合流部の用紙搬送方向の下流側近傍)には、用紙Pの幅方向のエッジ位置を検出するためのセンサーユニット30が設けられている。センサーユニット30の下流側近傍には第1ベルト搬送部5及び画像記録部3が配置されている。
センサーユニット30にはレジストローラー13が備えられている。レジストローラー13は、駆動手段により回転駆動される駆動レジストローラー13aと、駆動レジストローラー13aの周面に当接して従動回転する従動レジストローラー13bを有する。レジストローラー13は用紙Pの斜め送りを矯正しつつ画像記録部3が実行するインク吐出動作とのタイミングを計り、第1ベルト搬送部5に向かって用紙Pを送り出す。レジストローラー13の上流側には、シートの先端及び後端を検知して制御部200に検知信号を出力するレジストセンサー17が設けられている。
第1ベルト搬送部5は、第1駆動ローラー6と第1従動ローラー7とに巻き掛けられた無端状の第1搬送ベルト8を備えている。第1搬送ベルト8には多数の空気吸引用の通気孔(図示せず)が形成されている。レジストローラー13から送り出された用紙Pは、第1搬送ベルト8の内側に設けられた用紙吸引部20によって第1搬送ベルト8に吸着保持された状態で画像記録部3の下方を通過する。
画像記録部3は、ラインヘッド10C、10M、10Y及び10Kを備えている。ラインヘッド10C〜10Kは、第1搬送ベルト8の搬送面に吸着保持されて搬送される用紙Pに画像の記録を行う。各ラインヘッド10C〜10Kには、それぞれインクタンク(図示せず)に貯留されている4色(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)のインクがラインヘッド10C〜10Kの色毎に供給される。
第1搬送ベルト8に吸着された用紙Pに向かって各ラインヘッド10C〜10Kからそれぞれのインクを順次吐出することにより、用紙Pにはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のインクが重ね合わされたフルカラー画像が記録される。尚、プリンター100ではモノクロ画像を記録することも可能である。
第1ベルト搬送部5の用紙搬送方向下流側(図1の左側)には第2ベルト搬送部11が配置されている。第2ベルト搬送部11は、第1ベルト搬送部5と同様の構成により用紙Pを吸着保持しつつ搬送する。用紙Pの表面に吐出されたインクは、用紙Pが第2ベルト搬送部11を通過する間に乾燥される。第2ベルト搬送部11を通過した用紙Pは、第3用紙搬送路T3の下端部に設けられたデカーラー部14に供給されて、用紙Pに生じたカールが矯正される。
デカーラー部14を通過した用紙Pは、両面記録を行わない場合、第3用紙搬送路T3を通過して用紙排出トレイ4に排出される。用紙Pの両面に記録を行う場合は、片面への画像記録が終了してデカーラー部14を通過した用紙Pが分岐搬送路T4を通過して反転搬送路T5へ搬送される。反転搬送路T5へ送られた用紙Pは、表裏を反転させるために搬送方向が切り替えられ、プリンター100の上部を通過してレジストローラー13に搬送される。レジストローラー13に搬送された用紙Pは、画像の記録されていない面を上向きにした状態で再度第1ベルト搬送部5へと搬送される。尚、図1中の符号15は、メンテナンスを実行する際に画像記録部3の下方に移動して、インク吐出ノズルから吐出(パージ)されたインクを回収するメンテナンスユニットである。
[センサーユニット30の詳細]
次に、センサーユニット30の詳細構造について説明する。図2は、プリンター100に搭載されるセンサーユニット30の外観斜視図であり、図3は、センサーユニット30の側面断面図、図4は、センサーユニット30のユニットハウジング31を構成するフレームの斜視図である。
センサーユニット30は、ユニットハウジング31と、レジストローラー13と、センサーキャリッジ35と、キャリッジ駆動機構50とを備える。ユニットハウジング31は、レジストローラー13を回転可能に支持するとともに、センサーキャリッジ35を搬送幅方向に移動可能に支持する。用紙搬送方向に対しユニットハウジング31の上流側の端部には、レジストローラー13のニップ部へ用紙Pを案内するレジスト進入ガイド33が設けられている。
図4に示すように、ユニットハウジング31はプリンター100の前後方向にて対向する一対の側面フレーム31a、31b(規制板の一例)と、一対の側面フレーム31a、31bに橋渡し状に連結される連結フレーム31cと、を有する。一対の側面フレーム31a、31bの間には、センサーキャリッジ35を摺動可能に支持する2本のシャフト47が互いに平行に固定されている。
センサーキャリッジ35は、用紙搬送方向に対しレジストローラー13の下流側(図3の左側)に隣接して配置される。センサーキャリッジ35は、CIS40(エッジ検出センサー)及び光源部41が収納されるキャリッジ本体37(図5参照)を有する。CIS40及び光源部41は、それぞれキャリッジ本体37内の下方及び上方に収納されており、CIS40と光源部41との間には二枚のコンタクトガラス42a、42bが対向配置されている。そして、コンタクトガラス42a(図3参照)の上面とコンタクトガラス42bの下面とによって第4用紙搬送路T6の一部が形成されている。
CIS40は、光源部41からの光が入射する部分と用紙Pによって遮られる部分との光強度差に基づいて、用紙Pの幅方向のエッジを検出する。光源部41は、搬送幅方向の一端部に配置されたLED41aと、LED41aから射出された光を搬送幅方向の全域に拡散してCIS40に導光する導光板41bとを有する。
図5は、センサーキャリッジ35の外観斜視図であり、図6及び図7は、それぞれキャリッジ本体37に搭載されるCIS40を上面側及び下面側から見た斜視図である。
キャリッジ本体37は、CIS40が収納されるCIS収納部37a(図5参照)と、ユニットハウジング31のシャフト47が摺動可能に挿入されるシャフトガイド部37bとを有する。CIS収納部37aはキャリッジ本体37の長手方向の略全域に亘って設けられている。シャフトガイド部37bは、キャリッジ本体37の長手方向の両端部に2箇所ずつ、用紙搬送方向に2対設けられている。
CIS40は、光電変換素子から成る検出部43が搬送幅方向(図6の左右方向)に多数個配置されている。検出部43はCIS基板45の上面に実装されている。CIS基板45の下面側(検出部43と反対側)にはFFC(図示省略)の一端部が接続されるCIS側コネクター46が設けられている。
[キャリッジ駆動機構50の構成]
次に、センサーキャリッジ35を駆動するキャリッジ駆動機構50について説明する。図8はキャリッジ駆動機構50の要部を拡大して示す拡大斜視図である。
キャリッジ駆動機構50は、駆動源である一つのモーター51と、キャリッジ動力伝達部Gcと、レジスト動力伝達部Grとを有している。モーター51は、後述するように、センサーキャリッジ35の駆動用モーターであるとともに、駆動レジストローラー13aの駆動用モーターとしても兼用されている。
[キャリッジ動力伝達部Gcの詳細]
キャリッジ動力伝達部Gcは、モーター51の回転を搬送幅方向の直線移動に変換してセンサーキャリッジ35に伝達する。
具体的 には、キャリッジ動力伝達部Gcは、シャフト52と二段ギア53とラック54とを有している。シャフト52は、モーター51の出力軸に回転一体に連結されていてシート搬送路の搬送幅方向の全体に亘って延設されている。シャフト52の先端部の周面にはウォームギア部52aが形成されている。
二段ギア53は、互いに同軸に配置された小径部53aと大径部53bとを有していて、小径部53aがシャフト52のウォームギア部52aに噛合するように配置されている。二段ギア53にはトルクリミッター(図示省略)が内蔵されており、二段ギア53に加わる回転負荷が所定負荷を上回る場合に(つまりモーター51の回転負荷が所定負荷を上回る場合に)小径部53aと大径部53bとが独立して回転可能となっている。
上記ラック54は二段ギア53の大径部53bに噛み合うラック歯54aを有する。ラック54は、連結板60を介してセンサーキャリッジ35に螺子64で固定されている。
モーター51によりシャフト52が回転駆動されると、ウォームギア部52aの回転運動が二段ギア53を介してラック54に伝達され、ラック54がセンサーキャリッジ35と共に搬送幅方向(前後方向)に直線移動するようになっている。センサーキャリッジ35は、モーター51の回転方向を正転方向と逆転方向とに切替えることで、搬送幅方向において第1位置と第2位置との間で往復移動可能に構成されている。第1位置では、センサーキャリッジ35の前側端面がユニットハウジング31の前側の側面フレーム31b(規制板の一例)に当接し、第2位置では、センサーキャリッジ35の後側端面がユニットハウジング31の後側の側面フレーム31aに当接する。
本実施形態では、センサーキャリッジ35の後側端面及び前側端面がそれぞれ側面フレーム31a、31bの内面に接触してから(つまりセンサーキャリッジ35が第1位置及び第2位置に達してから)一定時間だけモーター51の回転を継続する。また、トルクリミッターの作動トルクを、キャリッジ本体37の後側端面及び前側端面が側面フレーム31a、31bに接触した状態でモーター51が回転したとき二段ギア55に加わるトルクよりも小さく設定している。これにより、キャリッジ本体37の後側端面及び前側端面がユニットハウジング31の側面フレーム31a、31bの内面に接触した後(センサーキャリッジ35が第1位置及び第2位置に達した後)、モーター51が停止するまで二段ギア55の小径部55aと大径部55bとが独立して回転する。
図10は、センサーキャリッジ35が第1位置にある状態を示す概略平面図であり、図11は、センサーキャリッジ35が第2位置にある状態を示す概略平面図である。
図10及び図11に示すように、ラック54の側面には、ラック54の移動方向である前後方向に間隔を空けて並ぶ第1遮光板61a及び第2遮光板61bが突設されている。各遮光板61a、61bは、PI(フォトインタラプター)センサー62の検知部(発光素子と受光素子との間)を通過可能に配置されている。PIセンサー62はユニットハウジング31に固定されている。
センサーキャリッジ35が第1位置にある状態(図10の状態)では、第1遮光板61aによってPIセンサー62の検知部が遮光され、センサーキャリッジ35が第2位置にある状態(図10の状態)では、第2遮光板61bによってPIセンサー62の検知部が遮光される。PIセンサー62の検知部が遮光板61a,61bによって遮光されると、受光信号レベルがHIGHからLOWに変化する。また、遮光板61a、61bが検知部から退避することによって受光信号レベルがLOWからHIGHに変化する。検知部の受光信号は制御部200(図12参照)に送信される。制御部200では、このPIセンサー62の受光信号レベルの変化を基に、センサーキャリッジ35が第1位置又は第2位置に到達したことを検知する。
[レジスト動力伝達部Grの詳細]
図8及び図9に戻って、レジスト動力伝達部Grの構成を説明する。レジスト動力伝達部Grは、シャフト52の基端部の周面に形成されたピニオンギア部52bと、レジストローラーギア16との間に介在する第1回転伝達部G1及び第2回転伝達部G2を有している。第1回転伝達部G1及び第2回転伝達部G2は、ピニオンギア部52bの回転駆動力を、互いに異なる経路でレジストローラーギア16に伝達する。
第1回転伝達部G1は、ピニオンギア部52b及びレジストローラーギア16の双方に噛合するギア56を有している。
ギア56は、ワンウェイクラッチ付きのギアである。すなわち、ギア56は、ワンウエィクラッチは(図示省略)の外輪の外周面に形成された大径ギアー部56aと、ワンウエィクラッチの内輪の外周面に形成された小径ギアー部56bとを有している。大径ギアー部56aはシャフト52の基端部のピニオンギア部52bに噛合し、小径ギアー部56bはレジストローラーギア16に噛合している。図9の矢印D1に示すように、モーター51が正転方向に回転してピニオンギア部52bが図の時計回り方向に回転すると、大径ギアー部56aが図9の反時計回り方向に回転して、ワンウエィクラッチの内輪と外輪とが動力伝達可能に回転一体に連結される。この結果、モーター51に連結されたピニオンギア部52bの回転駆動力が、ギア56を介してレジストローラーギア16に伝達され、レジストローラーギア16が図9の時計回り方向(順方向であって、レジストローラー13によって用紙Pが上流側から下流側に搬送可能な方向)に回転する。一方、ピニオンギア部52bが図の反時計回り方向に回転すると、ギア56に内蔵されたワンウェイクラッチの外輪が内輪に対して空回りするので、ピニオンギア部52bからレジストローラーギア16への動力伝達は遮断される。
第2回転伝達部G2は、ピニオンギア部52bに噛合するギア57と、レジストローラーギア16との双方に噛合するアイドルギア58とを有している。
ギア57は、ワンウェイクラッチ付きのギアである。すなわち、ギア57は、ワンウエィクラッチの外輪の外周面に形成された大径ギア部57aと、ワンウエィクラッチの内輪の外周面に形成された小径ギア部57bとを有している。大径ギア部57aはシャフト52の基端部のピニオンギア部52bに噛合し、小径ギア部57bはアイドルギア58を介してレジストローラーギア16に噛合している。図9の矢印D2に示すように、モーター51が逆転方向に回転してピニオンギア部52bが図の反時計回り方向に回転すると、大径ギア部57aが図9の時計回り方向に回転してワンウエィクラッチの内輪と外輪とが動力伝達可能に回転一体に連結される。この結果、モーター51に連結されたピニオンギア部52bの回転駆動力が、ギア57及びアイドルギア58を介してレジストローラーギア16に伝達され、レジストローラーギア16が図9の時計回り方向(上記順方向)に回転する。尚、ピニオンギア部52bが図の時計回り方向に回転すると、ギア57に内蔵されたワンウェイクラッチの外輪が内輪に対して空回りするので、ピニオンギア部52bからレジストローラーギア16への動力伝達は遮断される。
[レジスト動力伝達部Grによるレジストローラーギア16の駆動動作]
以上のように構成されたレジスト動力伝達部Grによれば、モーター51が正転方向に回転すると(図9の時計回り方向。矢印D1を参照)、ギア56のワンウェイクラッチが繋がる一方、ギア57のワンウエィクラッチが遮断されて、モーター51のピニオンギア部52bの回転動力がギア56を介してレジストローラーギア16に伝達され、該レジストローラーギア16が順方向に回転する。
一方、モーター51が逆転方向に回転すると(図9の反時計回り方向。矢印D2を参照)、ギア57のワンウエィクラッチが繋がる一方、ギア56のワンウェイクラッチが遮断されて、モーター51のピニオンギア部52bの回転動力がギア57とアイドルギア58との二つのギアを介してレジストローラーギア16に伝達される。このように、モーター51が逆転方向に回転する場合には、正転方向に回転する場合に比べて動力伝達に使用されるギア枚数が一つ(奇数枚の一例)だけ増えることとなる。したがって、モーター51を逆回転させた場合も、正転させた場合と同様にレジストローラーギア16の回転方向は順方向に維持される。
[プリンター100の制御系の構成]
図12は、プリンター100の制御系の一部を示すブロック図である。制御部200は、CPU、ROM及びRAM等を有するマイクロコンピューターにより構成されている。
制御部200は、上記レジストセンサー17と、センサーキャリッジ35の移動端(第1位置又は第2位置)を検知する上記PIセンサー62と、上記光源部41のLED41aと、上記モーター51と、CIS40からの出力信号を基に用紙Pのエッジ位置を検知するCIS制御回路70と、各種データを記憶する記憶部71と、操作パネル72とに信号線を介して接続されている。操作パネル72は、各種情報を表示する表示部72aと、ユーザーが指で操作することで各種設定を行うための操作部72bとを有している。
制御部200は、位置ズレ検出部201と画像位置調整部202とレジスト制御部203とを有している。
位置ズレ検出部201は、CIS制御回路70を介してCIS40から受信した信号を基に、レジストローラー13を通過した用紙Pの幅方向の位置ずれ量を検出する。
具体的には、位置ズレ検出部201は、印字データを受信すると、先ず、印字データに含まれる用紙サイズを判別して、センサーユニット30内のセンサーキャリッジ35を用紙サイズに応じて第1位置と第2位置とのいずれかに選択的に移動させる。
位置ズレ検出部201は、用紙サイズが定形サイズ(A3,A4,及びA5サイズ)である場合には、センサーキャリッジ35を第1位置(図10に示す位置)に移動させ、用紙サイズが定形サイズよりも大きいサイズ(図10では符号L1及びL2として示す)である場合にはセンサーキャリッジ35を第2位置(図11に示す位置)に移動させるべく、モーター51に対して必要な制御信号を送信する。第1位置では、センサーキャリッジ35によって定形サイズの用紙Pの幅方向の両側端縁を検出可能であり、第2位置では、センサーキャリッジ35によって大型サイズの用紙Pの幅方向の一側端縁を検出可能になっている。
位置ズレ検出部201は、センサーキャリッジ35を目標位置である第1位置又は第2位置に移動させた後、光源部41のLED41aを一定期間、所定の光量で点灯させる。CIS40は、LED41aの点灯中に検出部43の画素群の各画素(光電変換素子)にて蓄積した光の量に相当する電圧を、次の蓄積時間決定信号及び基準クロック信号により、1画素ずつ出力信号として出力する。CIS40から出力された出力信号は、それぞれ2値化回路(図示省略)において比較基準電圧(閾値電圧)との比較により2値化され、デジタル信号としてCIS制御回路70に入力される。CIS制御回路70は、CIS40が出力する出力信号のそれぞれについて、2値化回路において2値化されたデジタル信号の0/1の値を、1画素ずつ順次確認する。そして、CIS制御回路70は、デジタル信号の値が0から1、あるいは1から0に切り替わる検出部43の画素の位置(光電変換素子の位置)を検知する。CIS制御回路70によってデジタル信号の値が切り替わった画素の位置が検知されると、切り替わった画素の位置を用紙Pの幅方向のエッジ位置(以下、単に用紙Pのエッジ位置という)と判定する。
位置ズレ検出部201は、CIS制御回路70により判定された用紙Pの幅方向のエッジ位置と、用紙Pが通紙領域のセンター位置を通過する理想的な搬送位置で搬送される場合のエッジ位置とのずれ量を算出する。
画像位置調整部202は、位置ズレ検出部201にて算出されたずれ量を基に、ラインヘッド10C〜10Kのインク吐出ノズルの使用領域をシフトする。これにより、画像位置調整部202は、用紙Pの画像形成領域の幅方向の中央位置を、用紙Pの幅方向の中央位置に一致させる。
レジスト制御部204は、レジストローラー13の上流側に配置されたレジストセンサー17により用紙Pの先端が検知された後、所定時間経過後にレジストローラー13の駆動を停止させて用紙Pの斜行を補正し、該補正後にレジストローラー13を駆動して所定のタイミングで用紙Pを画像記録部3に供給するようモーター51を制御する。
[モーター51の駆動制御の詳細]
図13は、制御部200による上記モーター51の駆動制御の一例を示すフローチャートである。以下の各ステップの処理は、制御部200がROM内に記憶されたプログラムを実行することでソフトウェアとハードウェアとの協働により実現される。
ステップS1では、印字データを受信するとともに該印字データに含まれる用紙サイズを特定する。
ステップS2では、ステップS1で特定した用紙サイズが上記定形サイズであるか否かを判定し、この判定がNOである場合にはステップS6に進む一方、YESである場合にはステップS3に進む。
ステップS3では、センサーキャリッジ35を第1位置に移動させるべくモーター51を制御する。具体的には、センサーキャリッジ35の現在位置が第2位置である場合には、モーター51を正転方向に回転させてセンサーキャリッジ35を第1位置まで移動させ、その後、上記トルクリミッターが作動した後にモーター51を停止させる。一方、センサーキャリッジ35が既に第1位置にある場合には、モーター51を数秒間(例えば1〜2秒)正転させて上記トルクリミッターが作動した後に停止させる。尚、センサーキャリッジ35の位置は、例えば上記PIセンサー62からの検知信号とモーター51のエンコーダーからの信号とを基に特定することができる。
ステップS4では、上記レジストセンサー17からの信号等を基に、レジストローラー13の駆動タイミングであるか否かを判定し、この判定がNOである場合にはリターンする一方、YESである場合にはステップS5に進む。
ステップS5では、モーター51を正転方向に回転させることでセンサーキャリッジ35を第1位置に維持しつつレジストローラー13を順方向(用紙Pを上流側から下流側に搬送する方向)に回転させる。尚、モーター51を逆転方向に回転させてもレジストローラー13は順方向に回転するが、そうするとセンサーキャリッジ35は第2位置側に移動してしまうので、モーター51の回転方向は正転方向に限られる。
ステップS2の判定がNOである場合に進むステップS6では、センサーキャリッジ35を第2位置に移動させるべくモーター51を制御する。具体的には、センサーキャリッジ35の現在位置が第1位置である場合には、モーター51を逆転方向に回転させてセンサーキャリッジ35を第2位置まで移動させ、その後、上記トルクリミッターが作動した後にモーター51を停止させる。一方、センサーキャリッジ35が既に第2位置にある場合には、モーター51を数秒間(例えば1〜2秒)逆転させて上記トルクリミッターが作動した後に停止させる。尚、センサーキャリッジ35の位置は、ステップS3と同様に、例えば上記PIセンサー62からの検知信号とモーター51のエンコーダーからの信号とを基に特定すればよい。
ステップS7では、上記レジストセンサー17からの信号等を基に、レジストローラー13の駆動タイミングであるか否かを判定し、この判定がNOである場合にはリターンする一方、YESである場合にはステップS8に進む。
ステップS8では、モーター51を逆転方向に回転させることでセンサーキャリッジ35を第2位置に維持しつつレジストローラー13を順方向(用紙Pを上流側から下流側に搬送する方向)に回転させる。尚、モーター51を正転方向に回転させてもレジストローラー13は順方向に回転するが、そうするとセンサーキャリッジ35が第1位置側に移動してしまうので、モーター51の回転方向は逆転方向に限られる。
「本実施形態の作用効果」
以上説明したように、本実施形態によれば、キャリッジ駆動機構50は、駆動源である一つのモーター51と、モーター51の回転を搬送幅方向の移動に変換してセンサーキャリッジ35に伝達するキャリッジ動力伝達部Gcと、センサーキャリッジ35が第1位置又は第2位置にて側面フレーム31a,31bに当接した状態で、モーター51がセンサーキャリッジ35を当該側面フレーム31a,31b(当接側)に押付ける側に回転して該モーター51の回転負荷が所定トルクを上回った場合にキャリッジ動力伝達部Gcによる動力伝達を遮断するトルクリミッターと、モーター51の回転を駆動レジストローラー13aに伝達するレジスト動力伝達部Grとを有している。
そして、レジスト動力伝達部Grは、モーター51の回転方向の正逆が切り替わると、センサーキャリッジ35の搬送幅方向の移動の向きが切替わるように構成されている一方、レジスト動力伝達部Grは、モーター51の回転方向に拘わらず、レジストローラー13を順方向に回転させるように構成されている。
この構成によれば、センサーキャリッジ35を第1位置及び第2位置の間で往復移動可能に構成しつつレジストローラー13の回転方向は順方向に維持することができる。したがって、一つのモーター51によりセンサーキャリッジ35とレジストローラー13とを駆動することができる。延いては、必要なモーターの数を極力減らして製品コストを低減することができる。
レジスト動力伝達部Grは、ピニオンギア部52b(モーターギア)からの駆動力を、互いに異なる経路でレジストローラーギア16に伝達する第1回転伝達部G1及び第2回転伝達部G2とを有している。そして、第1回転伝達部G1及び第2回転伝達部G2は、互いのギア枚数の差が1枚(奇数枚の一例)になるように構成され、第1回転伝達部G1及び第2回転伝達部G2にはそれぞれ、レジストローラー13を順方向に回転させる動力伝達を許容する一方、順方向とは逆方向に回転させる動力伝達を遮断するワンウェイクラッチ(動力伝達制限部の一例)が設けられている。
この構成によれば、モーター51の回転方向が正逆切り替わると、モーター51からレジストローラーギア16への動力伝達経路が、第1回転伝達部G1と第2回転伝達部G2とのいずれかに選択的に切り替わる。そして、第1回転伝達部G1と第2回転伝達部G2とのギア枚数の差は奇数枚であるためレジストローラー13をモーター51の回転方向に拘わらず常に順方向に回転させることができる。換言すると、レジストローラー13の回転方向を常に順方向に維持しながら、センサーキャリッジ35の移動方向を往方向と復方向とに切替えることができる。
また、本実施形態によれば、モーター51と、キャリッジ動力伝達部Gcと、レジスト動力伝達部Grと、センサーキャリッジ35とは、ユニットハウジング31に支持されて一つのセンサーユニット30を構成している。
この構成によれば、センサーユニット30を一つの単位としてプリンター100に着脱することができる。よって、プリンター100の組立て作業を容易に行うことができる。
《他の実施形態》
上記実施形態は、第1回転伝達部G1のギア枚数が1つであり、第2回転伝達部G2のギア枚数が2つである例を示したが、これに限ったものではない。第1回転伝達部G1及び第2回転伝達部G2のギア枚数差が奇数枚であれば、各回転伝達部G1,G2のギア枚数は一つ又は二つに限定されない。
上記実施形態では、画像形成装置の一例としてプリンター100を挙げて説明したが、これに限ったものではない。画像形成装置は、例えば、複写機、ファクシミリ、又は複合機(MFP)等であってもよい。
上記実施形態では、シートの一例として用紙Pを挙げて説明したが、これに限ったものではなく、例えばOHPシート等であってもよい。
以上説明したように、本発明は、画像形成装置に有用であり、特に、複写機、プリンター、ファクシミリ、又は複合機(MFP)に適用する場合に有用である。
P :用紙(シート)
G1 :第1回転伝達部
G2 :第2回転伝達部
Gc :キャリッジ動力伝達部
Gr :レジスト動力伝達部
13 :レジストローラー
13a :駆動レジストローラー
13b :従動レジストローラー
15 :レジストローラー
16 :レジストローラーギア
30 :センサーユニット(一つのユニット)
31 :ユニットハウジング(ハウジング)
50 :キャリッジ駆動機構
51 :モーター
52a :ウォームギア部(キャリッジ動力伝達部)
52b :ピニオンギア部(モーターギア)
53 :二段ギア(キャリッジ動力伝達部)
54 :ラック(キャリッジ動力伝達部)
56 :ギア(第1回転伝達部)
57 :ギア(第2回転伝達部)
58 :アイドルギア(第2回転伝達部)
100 :プリンター(画像形成装置)


Claims (4)

  1. シートを搬送する搬送部に配置され、シート搬送方向と直交する搬送幅方向のシートのエッジ位置を検出するエッジ検出センサーと、上記エッジ検出センサーを収納するハウジングと、上記エッジ検出センサーが搭載され、上記ハウジングに対し上記搬送幅方向に往復移動可能に支持されるセンサーキャリッジと、上記センサーキャリッジを、上記ハウジングの上記搬送幅方向の一端側の規制板に接触した第1位置と、上記搬送幅方向の他端側の規制板に接触した第2位置との間で往復駆動可能に構成されたキャリッジ駆動機構と、上記エッジ検出センサーよりも上記シート搬送方向の上流側に設けられ、シートの斜め送りを矯正するとともに順方向に回転することでシートを上流側から下流側に搬送するレジストローラーとを備え、
    上記キャリッジ駆動機構は、駆動源である一つのモーターと、該モーターの回転を上記搬送幅方向の移動に変換して上記センサーキャリッジに伝達するキャリッジ動力伝達部と、上記センサーキャリッジが上記第1位置又は上記第2位置にて上記規制板に当接した状態で、上記モーターが該センサーキャリッジを当該規制板に押付ける側に回転して該モーターの回転負荷が所定トルクを上回った場合に上記キャリッジ動力伝達部による動力伝達を遮断するトルクリミッターと、上記モーターの回転を上記レジストローラーに伝達するレジスト動力伝達部とを有しており、
    上記キャリッジ動力伝達部は、上記モーターの回転方向の正逆が切り替わると、上記センサーキャリッジの上記搬送幅方向における移動の向きが切替わるように構成されている一方、
    上記レジスト動力伝達部は、上記モーターの回転方向に拘わらず、上記レジストローラーを順方向に回転させるように構成されている、画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記レジストローラーは、駆動ローラーと該駆動ローラーに従動する従動ローラーとを有しており、
    上記モーターの出力軸に連結されたモーターギアと、
    上記レジストローラーの上記駆動ローラーに回転一体に連結されたレジストローラーギアとをさらに備え、
    上記レジスト動力伝達部は、上記モーターギアからの駆動力を、互いに異なる経路で上記レジストローラーギアに伝達する第1回転伝達部及び第2回転伝達部とをさらに備え、
    上記第1回転伝達部及び第2回転伝達部はそれぞれ、少なくとも一つのギアを有していて互いのギア枚数の差が奇数枚になるように構成され、
    上記第1回転伝達部及び第2回転伝達部にはそれぞれ、上記レジストローラーギアを順方向に回転させる動力伝達を許容する一方、上記レジストローラーギアを順方向とは逆方向に回転させる動力伝達を遮断する動力伝達制限部が設けられている、画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置において、
    上記動力伝達制限部はワンウェイクラッチである、画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    上記モーターと、上記キャリッジ動力伝達部と、上記レジスト動力伝達部と、上記センサーキャリッジとは、上記ハウジングに支持されて一つのユニットを構成している、画像形成装置。


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