JP2021129708A - 商品収納装置 - Google Patents

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瑞樹 高野
Mizuki Takano
瑞樹 高野
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Abstract

【課題】フィルタ部材に付着した塵埃物を良好に除去すること。【解決手段】ケース本体10の内部における機械室15の前面開口15aを閉塞する態様で配設され、複数の通風孔161aが形成されたキックプレート16と、機械室15に設置され、駆動する場合には通風孔161aを通過する外気を機械室15の内部に送出させる庫外送風ファン42と、キックプレート16と庫外送風ファン42との間に配設され、通風孔161aを通過した空気に含まれる塵埃物を捕集するフィルタ部材17とを備え、キックプレート16は、前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜する傾斜延在部521の後端部がフィルタ部材17の前面に接するとともに、傾斜延在部521の前端部が最も下方に形成された通風孔161aの下縁部161a1に接する下ガイド52を備えている。【選択図】図7

Description

本発明は、商品収納装置に関するものである。
従来、収納する商品を所望の温度状態に冷却する商品収納装置が知られており、かかる商品収納装置は、装置本体の内部に収納庫及び機械室を備えている。
収納庫は、商品を収納するものである。機械室は、収納室と区画されており、収納庫の内部雰囲気を冷却するための冷却ユニットを構成する凝縮器等の冷凍機器が設置されている。この機械室は、前面開口が装置本体に着脱可能に設けられたキックプレートに閉塞されており、庫外送風ファン及びフィルタ部材が設けられている。
庫外送風ファンは、駆動する場合に、キックプレートに形成された通風孔より外気を取り込み、取り込んだ外気を凝縮器に送出することで、該凝縮器での熱交換を促進させるものである。フィルタ部材は、キックプレートと凝縮器との間に設置されており、上記通風孔を通過する外気の塵埃物を捕獲するものである。
そして、上記商品収納装置においては、フィルタ部材に付着した塵埃物を除去するメンテナンス作業を容易なものとするべく、上記庫外送風ファンを逆回転駆動させて機械室の内部の空気を前方に向けて送出するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019−115556号公報
ところで、上記商品収納装置においては、庫外送風ファンを逆回転駆動させてフィルタ部材に付着した塵埃物を除去していたために、除去された塵埃物がキックプレートとフィルタ部材との隙間に残留して蓄積してしまう虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、フィルタ部材に付着した塵埃物を良好に除去することができる商品収納装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る商品収納装置は、装置本体の内部における機械室の前面開口を閉塞する態様で配設され、かつ複数の通風孔が形成されたキックプレートと、前記機械室に設置され、駆動する場合には、前記通風孔を通過する外気を前記機械室の内部に送出させる庫外送風ファンと、前記キックプレートと前記庫外送風ファンとの間に配設され、前記通風孔を通過した空気に含まれる塵埃物を捕集するフィルタ部材とを備え、前記装置本体の内部において前記機械室と区画された収納庫に商品を収納する商品収納装置であって、前記キックプレートは、前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜する傾斜延在部の後端部が前記フィルタ部材の前面に接するとともに、該傾斜延在部の前端部が最も下方に形成された通風孔の下縁部に接するガイドを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記商品収納装置において、前記庫外送風ファンは、正逆回転可能であって、正回転駆動する場合には、前記通風孔を通過する外気を前記機械室の内部に送出させる一方、逆回転駆動する場合には、前記機械室の内部の空気を前方に向けて送出させるものであり、前記フィルタ部材より前記塵埃物を除去する場合に、前記庫外送風ファンを逆回転駆動させる制御部を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記商品収納装置において、前記ガイドは、前記傾斜延在部の水平面に対する傾斜角度が60°以下であることを特徴とする。
また本発明は、上記商品収納装置において、前記ガイドは、最も下方に形成された通風孔を前方から見た場合に、該通風孔の高さに対する前記傾斜延在部の高さの比が0.7以下であることを特徴とする。
本発明によれば、キックプレートのガイドは、前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜する傾斜延在部の後端部がフィルタ部材の前面に接するとともに、該傾斜延在部の前端部が最も下方に形成された通風孔の下縁部に接しているので、フィルタ部材から除去された塵埃物の一部を、該傾斜延在部を利用して最も下方の通風孔より前方に案内することができ、キックプレートとフィルタ部材との隙間にフィルタ部材から除去された塵埃物が残留して蓄積することを抑制することができる。よって、フィルタ部材に付着した塵埃物を良好に除去することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である商品収納装置の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図2は、図1に示したキックプレート及びその周辺構造を示す斜視図である。 図3は、図1に示したキックプレートを示す斜視図である。 図4は、図1に示したキックプレートを示す分解斜視図である。 図5は、図1に示したキックプレートの要部を示す正面図である。 図6は、図3〜図5に示したキックプレートにフィルタ部材が設置された状態を示す斜視図である。 図7は、図3〜図5に示したキックプレートにフィルタ部材が設置された状態を模式的に示す断面図である。 図8は、図1に示した庫外送風ファンの逆回転駆動を説明するための説明図である。 図9は、図1に示した庫外送風ファンの逆回転駆動を説明するための説明図である。 図10は、図3及び図4に示した下ガイドの作用を断面で示す説明図である。 図11は、図8に示した庫外送風ファンの逆回転駆動の他の例を説明するための説明図である。 図12は、図8に示した庫外送風ファンの逆回転駆動の他の例を説明するための説明図である。 図13は、図8に示した庫外送風ファンの逆回転駆動の他の例を説明するための説明図である。 図14は、図8に示した庫外送風ファンの逆回転駆動の他の例を説明するための説明図である。 図15は、図8に示した庫外送風ファンの逆回転駆動の他の例を説明するための説明図である。 図16は、図8に示した庫外送風ファンの逆回転駆動の他の例を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る商品収納装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である商品収納装置の内部構造を模式的に示す縦断面図である。ここで例示する商品収納装置は、例えばコンビニエンスストアやスーパーマーケット等の店舗に設置されるアイスケースであり、装置本体であるケース本体10を備えている。
ケース本体10は、上面に開口(以下、上面開口ともいう)10aを有した直方状の断熱筐体である。このケース本体10は、その内部に収納庫11及び空気通路12が画成されているとともに、冷却ユニット20が設けられている。
収納庫11は、上記上面開口10aを臨む態様で画成された室であり、内部に例えばアイスクリーム等の商品が収容された網目構造のかご状物を収納するためのものである。また収納庫11の後方上部には吸込口13が形成されているとともに、収納庫11の前方上部には吹出口14が形成されている。
吸込口13は、収納庫11の内部の空気を吸い込むための開口であり、収納庫11の左右方向に沿って延設されている。吹出口14は、収納庫11の内部に空気を吹き出すための開口である。この吹出口14は、収納庫11の左右方向に沿って延設されている。
空気通路12は、吸込口13から吹出口14に至る空気の風路である。この空気通路12は、吸込口13に連通し、かつ収納庫11の外側であってその後方にある後方側通路12aと、収納室の外側であってその下方にある下方側通路12bと、収納室の外側であってその前方にあり、かつ上記吹出口14に連通する前方側通路12cとを互いに連通した態様で構成されている。
冷却ユニット20は、冷媒回路30、循環ファン41及び庫外送風ファン42を備えて構成されている。
冷媒回路30は、圧縮機31、凝縮器32、膨張機構33及び蒸発器34を冷媒管路35にて順次接続して構成されており、内部に冷媒が封入されている。
圧縮機31は、ケース本体10の内部において、収納庫11及び空気通路12の下方域の機械室15に設置されている。この圧縮機31は、商品収納装置の動作を統括的に制御する制御部21から与えられる指令に応じて駆動するものであり、駆動する場合に、冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮するものである。
凝縮器32は、機械室15において圧縮機31よりも前方側に設置されている。この凝縮器32は、圧縮機31で圧縮された冷媒を凝縮させるものである。膨張機構33は、例えば電子膨張弁により構成されており、制御部21から与えられる開度指令に応じてその開度が調整される。この膨張機構33は、凝縮器32で凝縮した冷媒を断熱膨張させるものである。
蒸発器34は、空気通路12における下方側通路12bの任意の個所に設置されている。この蒸発器34は、膨張機構33から供給された冷媒が蒸発することにより自身の周囲の空気を冷却するものである。この蒸発器34で蒸発した冷媒は、圧縮機31に吸入される。
循環ファン41は、下方側通路12bに設置されている。この循環ファン41は、制御部21から与えられる指令により回転駆動するもので、回転駆動する場合に、吸込口13を通じて収納庫11の内部の空気を吸い込み、吸い込んだ空気を後方側通路12a、下方側通路12b、前方側通路12cの順に空気通路12を通過する態様で吹出口14まで送出し、吹出口14を通じて収納庫11の内部に吹き出すもので、収納庫11の内部と空気通路12との間で空気を循環させるものである。
ところで、上記圧縮機31や凝縮器32等が設置される機械室15は、前面に開口(以下、前面開口ともいう)15aを有しており、この前面開口15aはキックプレート16により閉塞されている。キックプレート16は、例えば板金等により成形されており、ケース本体10に対して着脱可能に設けてある。このキックプレート16は、ケース本体10に装着される場合に、前面開口15aを閉塞するものである。そのようなキックプレート16には、図2にも示すように、前壁部161に通風孔161aが形成されている。通風孔161aは、前壁部161における通風領域に上下方向に沿って複数形成されており、それぞれ左右方向が長手方向となる矩形状長孔である。
庫外送風ファン42は、機械室15における凝縮器32の後方側に複数(図示の例では4つ)設置されている。これら庫外送風ファン42は、それぞれ図示せぬファンモータが制御部21から与えられる指令により駆動することにより、回転駆動するものである。
本実施の形態において庫外送風ファン42は、正逆回転可能なものであり、制御部21から正回転駆動指令がファンモータに送出されることで、該ファンモータが正転駆動することにより庫外送風ファン42は正回転駆動する。一方、制御部21から逆回転駆動指令がファンモータに送出されることで、該ファンモータが逆転駆動することにより庫外送風ファン42が逆回転駆動する。これら庫外送風ファン42は、正回転駆動する場合には、通風孔161aを通過する空気(外気)を機械室15の内部に送出させる一方、逆回転駆動する場合には、機械室15の内部の空気を前方に向けて送出させるものである。
そのようなキックプレート16と庫外送風ファン42との間、より詳細には、キックプレート16と凝縮器32との間には、フィルタ部材17が設置されている。このフィルタ部材17は、キックプレート16の通風領域、並びに凝縮器32の前面を覆うのに十分な大きさを有している。ここでフィルタ部材17の設置であるが、キックプレート16に図示せぬ支持部材を介して支持されて設置されてもよいし、凝縮器32に図示せぬ支持部材を介して支持されて設置されてもよい。
このフィルタ部材17は、多孔質のメッシュ部(図示せず)を有した平板状のものであり、通過する空気に含まれる塵埃物を捕集するものである。
上記キックプレート16には、図3及び図4に示すように、上ガイド51及び下ガイド52が設けられている。上ガイド51は、例えば板金等により成形されたものであり、フィルタ部材17と同程度の左右幅を有した、左右方向が長手方向となる長尺状部材である。この上ガイド51は、前後方向に沿って延在する上ガイド基部511と、この上ガイド基部511の前端部分より下方に向けて延在する上ガイド下延部512と、上ガイド基部511の後端部分より上方に向けて延在する上ガイド上延部513と、上ガイド上延部513の上端部分より後方に向けて延在する上ガイド後延部514とを有している。そして、上ガイド51は、上ガイド後延部514の上面がキックプレート16の前壁部161の上端部分に連続する天壁部162の下面に溶接等されることにより、キックプレート16に取り付けられている。この場合、上ガイド下延部512の前面がキックプレート16の前壁部161に接している(図7参照)。
下ガイド52は、例えば板金等により成形されたものであり、フィルタ部材17と同程度の左右幅を有した、左右方向が長手方向となる長尺状部材である。この下ガイド52は、前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜する傾斜延在部521と、この傾斜延在部521の後端部分より下方に向けて延在する第1下ガイド下延部522と、傾斜延在部521の前端部分より下方に向けて延在する第2下ガイド下延部523と、第2下ガイド下延部523の下端部分より後方に向けて延在する下ガイド後延部524とを有している。そして、第1下ガイド下延部522が傾斜延在部521の後端部を構成し、第2下ガイド下延部523が傾斜延在部521の前端部を構成している。
そのような下ガイド52は、下ガイド後延部524の下面がキックプレート16の前壁部161の下端部分に連続する底壁部163の上面に溶接等されることにより、キックプレート16に取り付けられている。この場合、第2下ガイド下延部523の前面が最も下方の通風孔161aの下縁部161a1に接している。
かかる下ガイド52における傾斜延在部521は、水平面に対する傾斜角度α(図10参照)が60°以下であることが好ましく、特に40°〜50°であることが好ましい。しかも下ガイド52は、図5に示すように最も下方に形成された通風孔161aを前方から見た場合に、該通風孔161aの高さd1に対する傾斜延在部521の高さd2の比(d2/d1)が0.7以下であることが好ましく、特に0.5〜0.7であることが好ましい。
このように傾斜延在部521の傾斜角度αが60°以下であることにより、比(d2/d1)を0.7以下にすることができ、最も下方に形成された通風孔161aの開口面積を良好に確保することができる。
そして、図6及び図7に示すように、キックプレート16に対して上記フィルタ部材17が図示せぬ支持部材に支持されて設置される場合、下ガイド52の第1下ガイド下延部522がフィルタ部材17の前面に左右幅の全域に亘って接している。これにより、下ガイド52は、傾斜延在部521の後端部(第1下ガイド下延部522)がフィルタ部材17の前面に左右幅の全域に亘って接するとともに、傾斜延在部521の前端部(第2下ガイド下延部523)が最も下方に形成された通風孔161aの下縁部161a1に左右幅の全域に亘って接する態様で、キックプレート16に設けられている。尚、そのようにフィルタ部材17が設置される場合、上ガイド51の上ガイド上延部513がフィルタ部材17に接している。
また上記キックプレート16において、最も下方に形成された通風孔161a以外の通風孔161aについては、該通風孔161aの下縁部161a1が後方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する態様で形成されている。
以上のような構成を有する商品収納装置においては、制御部21が圧縮機31に駆動指令を与えて駆動させつつ、循環ファン41に対して駆動指令を与えて回転駆動させ、更にファンモータに対して正回転駆動指令を与えて庫外送風ファン42を正回転駆動させることで、収納庫11の内部の空気が収納庫11と空気通路12との間を循環し、しかも蒸発器34により空気通路12を通過中の空気が冷却されることで、収納庫11の内部雰囲気が冷却され、収納庫11の商品が所望の温度に冷却されて保持される。
そして、庫外送風ファン42の正回転駆動により、通風孔161aから進入した外気がフィルタ部材17を通過して後方に向けて送出されることで、凝縮器32での熱交換を促進させることができ、しかもフィルタ部材17が外気に含まれる塵埃物を捕集することで凝縮器32の目詰まりを抑制することができる。
そのような商品収納装置においては、フィルタ部材17に付着した塵埃物を除去すべく、所定のタイムスケジュールにしたがって、あるいは図示せぬ入力操作部が操作されることにより、制御部21がファンモータに対して逆回転駆動指令を与える。これにより、庫外送風ファン42が逆回転駆動する。
本実施の形態においては、庫外送風ファン42が複数(4つ)設けられているので、制御部21は、図8に示すように、右方側の2つの庫外送風ファン42を逆回転駆動させ、その後に図9に示すように、左方側の2つの庫外送風ファン42を逆回転駆動させる。つまり、制御部21は、複数の庫外送風ファン42の一部を逆回転駆動させており、逆回転駆動させる庫外送風ファン42を時間の経過に応じて変更させている。尚、図8に示すように右方側の2つの庫外送風ファン42を逆回転駆動させる場合、制御部21は、左方側の2つの庫外送風ファン42を駆動停止にさせており、図9に示すように左方側の2つの庫外送風ファン42を逆回転駆動させる場合、制御部21は、右方側の2つの庫外送風ファン42を駆動停止にさせている。
このように庫外送風ファン42の一部を逆回転駆動させることにより、機械室15の内部の空気が凝縮器32の周囲を通過して前方に向けて流れることにより、フィルタ部材17に付着した塵埃物を前方に向けて送出させて該フィルタ部材17から除去することができる。
そして、本実施の形態においては、下ガイド52が、傾斜延在部521の後端部(第1下ガイド下延部522)がフィルタ部材17の前面に接するとともに、傾斜延在部521の前端部(第2下ガイド下延部523)が最も下方に形成された通風孔161aの下縁部161a1に接する態様で、キックプレート16に設けられているので、図10に示すように、フィルタ部材17から除去された塵埃物の一部を該傾斜延在部521を利用して最も下方の通風孔161aより前方に案内することができ、キックプレート16とフィルタ部材17との隙間にフィルタ部材17から除去された塵埃物が残留して蓄積することを抑制することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態である商品収納装置によれば、キックプレート16とフィルタ部材17との隙間にフィルタ部材17から除去された塵埃物が残留して蓄積することを抑制することができるので、フィルタ部材17に付着した塵埃物を良好に除去することができる。
また商品収納装置によれば、制御部21が、庫外送風ファン42の一部を逆回転駆動させるので、該庫外送風ファン42による空気の送風量を十分に確保することができ、フィルタ部材17に付着した塵埃物を良好に除去することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態においては、下ガイド52は、傾斜延在部521の後端部(第1下ガイド下延部522)がフィルタ部材17の前面に左右幅の全域に亘って接するとともに、傾斜延在部521の前端部(第2下ガイド下延部523)が最も下方に形成された通風孔161aの下縁部161a1に左右幅の全域に亘って接する態様で、キックプレート16に設けられていたが、本発明においては、ガイドは、傾斜延在部の後端部がフィルタ部材の前面にメッシュ部の左右幅の全域に亘って接するとともに、傾斜延在部の前端部が最も下方に形成された通風孔の下縁部に左右幅の全域に亘って接する態様で、キックプレートに設けられていてもよい。つまり、メッシュ部材の左右幅の全域に亘って接していなくてもよい。
上述した実施の形態においては、制御部21が、右方側の2つの庫外送風ファン42を逆回転駆動させた後に、左方側の2つの庫外送風ファン42を逆回転駆動させていたが、本発明においては、この逆を行ってもよいし、次のようにしてもよい。
すなわち、図11に示すように、制御部21は、右方側の2つの庫外送風ファン42を逆回転駆動させる場合に、左方側の2つの庫外送風ファン42を正回転駆動させてもよいし、図12に示すように、左方側の2つの庫外送風ファン42を逆回転駆動させる場合に、右方側の2つの庫外送風ファン42を正回転駆動させてもよい。このとき、正回転駆動させる庫外送風ファン42の送風量は、逆回転駆動させる庫外送風ファン42の送風量よりも小さいことが好ましい。
また図13に示すように、制御部21は、最も右方の庫外送風ファン42と左方から2つめの庫外送風ファン42を逆回転駆動させた後に、図14に示すように、最も左方の庫外送風ファン42と右方から2つめの庫外送風ファン42を逆回転駆動させてもよい。このとき、逆回転駆動させる庫外送風ファン42以外の庫外送風ファン42は駆動停止にさせてもよいし、図15及び図16に示すように、正回転駆動させてもよい。
これらによっても、庫外送風ファン42による空気の送風量を十分に確保することができ、フィルタ部材17に付着した塵埃物を良好に除去することができる。
上述した実施の形態では、下ガイド52がキックプレート16に配設されており、下ガイド52がキックプレート16とは別個のものであったが、本発明においては、ガイドはキックプレートと一体に成形されたものであってもよい。
10…ケース本体、10a…上面開口、11…収納庫、12…空気通路、13…吸込口、14…吹出口、15…機械室、15a…前面開口、16…キックプレート、161…前壁部、161a…通風孔、161a1…下縁部、162…天壁部、163…底壁部、17…フィルタ部材、20…冷却ユニット、21…制御部、30…冷媒回路、31…圧縮機、32…凝縮器、33…膨張機構、34…蒸発器、35…冷媒管路、41…循環ファン、42…庫外送風ファン、51…上ガイド、511…上ガイド基部、512…上ガイド下延部、513…上ガイド上延部、514…上ガイド後延部、52…下ガイド、521…傾斜延在部、522…第1下ガイド下延部、523…第2下ガイド下延部、524…下ガイド後延部。

Claims (4)

  1. 装置本体の内部における機械室の前面開口を閉塞する態様で配設され、かつ複数の通風孔が形成されたキックプレートと、
    前記機械室に設置され、駆動する場合には、前記通風孔を通過する外気を前記機械室の内部に送出させる庫外送風ファンと、
    前記キックプレートと前記庫外送風ファンとの間に配設され、前記通風孔を通過した空気に含まれる塵埃物を捕集するフィルタ部材と
    を備え、前記装置本体の内部において前記機械室と区画された収納庫に商品を収納する商品収納装置であって、
    前記キックプレートは、前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜する傾斜延在部の後端部が前記フィルタ部材の前面に接するとともに、該傾斜延在部の前端部が最も下方に形成された通風孔の下縁部に接するガイドを備えたことを特徴とする商品収納装置。
  2. 前記庫外送風ファンは、正逆回転可能であって、正回転駆動する場合には、前記通風孔を通過する外気を前記機械室の内部に送出させる一方、逆回転駆動する場合には、前記機械室の内部の空気を前方に向けて送出させるものであり、
    前記フィルタ部材より前記塵埃物を除去する場合に、前記庫外送風ファンを逆回転駆動させる制御部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の商品収納装置。
  3. 前記ガイドは、前記傾斜延在部の水平面に対する傾斜角度が60°以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の商品収納装置。
  4. 前記ガイドは、最も下方に形成された通風孔を前方から見た場合に、該通風孔の高さに対する前記傾斜延在部の高さの比が0.7以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の商品収納装置。
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