JP2021128830A - スパークプラグ及びその製造方法 - Google Patents
スパークプラグ及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021128830A JP2021128830A JP2020021073A JP2020021073A JP2021128830A JP 2021128830 A JP2021128830 A JP 2021128830A JP 2020021073 A JP2020021073 A JP 2020021073A JP 2020021073 A JP2020021073 A JP 2020021073A JP 2021128830 A JP2021128830 A JP 2021128830A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- housing
- injection hole
- cover
- spark plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 32
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 10
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 112
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 112
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 39
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims abstract description 38
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 75
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 12
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 11
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract description 7
- 239000000243 solution Substances 0.000 abstract 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 8
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000010970 precious metal Substances 0.000 description 2
- 230000002595 cold damage Effects 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Spark Plugs (AREA)
Abstract
Description
前記絶縁碍子の内周側に保持されるとともに、前記絶縁碍子から突出する電極突出部(30)を有する中心電極(3)と、
前記絶縁碍子の外周側に配されたハウジング(4)と、
前記電極突出部が配される副燃焼室(11)を覆うよう前記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を備え、
前記プラグカバーは、前記副燃焼室と前記プラグカバーの外部とを連通するとともに前記電極突出部との間に放電ギャップ(G)を形成するギャップ形成噴孔(51)を有し、
前記電極突出部と前記ギャップ形成噴孔の内周面との間の最短経路(SP)は、前記ギャップ形成噴孔の周方向において部分的に存在する、スパークプラグ(1)にある。
前記絶縁碍子の内側に前記中心電極を保持する電極保持工程と、
前記ハウジングの内側に前記絶縁碍子を保持する碍子保持工程と、
前記電極保持工程、及び前記碍子保持工程の後に、前記プラグカバーを前記ハウジングに当接させる当接工程と、
前記当接工程の後に、前記プラグカバーを、前記ハウジングに対して、前記ハウジングと前記プラグカバーとの互いの前記対向面の周方向に回転させることで、前記最短経路の長さLを調整する調整工程と、
前記調整工程の後に、前記プラグカバーを前記ハウジングに固定する固定工程と、を有するスパークプラグの製造方法にある。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
スパークプラグの実施形態につき、図1〜図9を用いて説明する。
図3に示すごとく、本形態のスパークプラグ1は、絶縁碍子2と中心電極3とハウジング4とプラグカバー5とを備える。
以後、本形態につき詳説する。
本形態のスパークプラグ1において、電極突出部30とギャップ形成噴孔51の内周面との間の最短経路SPは、ギャップ形成噴孔51の周方向において部分的に存在する。ここで、最短経路SPは、放電火花Sを発生させる放電ギャップGとなりやすい。そのため、最短経路SPを周方向の部分的に存在するよう構成することにより、ギャップ形成噴孔51の周方向における放電位置を特定しやすい。ここで、内燃機関の膨張行程や圧縮行程において、ギャップ形成噴孔51を通過する気流Fの速さは、ギャップ形成噴孔51の周方向の位置によって異なることがある。そのため、各サイクルにおける放電位置がギャップ形成噴孔51の周方向においてランダムに生じた場合、放電の伸び方が各サイクルで異なることとなり、内燃機関における燃焼の安定性が確保されない。そこで、本形態のように、放電位置をギャップ形成噴孔51の周方向において一部の箇所に特定することにより、内燃機関における燃焼の安定性を向上させることができる。
本形態は、最短経路SPの長さと初期燃焼速度との関係を評価した例である。なお、本例以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
本形態は、図11〜図17に示すごとく、ハウジング4に対して、中心電極3の第二部材32とプラグカバー5のギャップ形成噴孔51との双方を偏心させた形態である。なお、図11においては、便宜上、ハウジングの図示を省略している。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態は、図18、図19に示すごとく、実施形態2と基本構造を同様としつつ、ギャップ形成噴孔51を楕円形とした形態である。
その他は、実施形態2と同様である。
本形態は、図20〜図23に示すごとく、実施形態2と基本構成を同様としつつ、中心電極3の第二部材32のプラグ先端側の端部に、チップ33を設けた形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態2と同様の作用効果を有する。
図24〜図27に示すごとく、実施形態4と同様に中心電極3にチップ33を設けつつ、プラグカバー5にもチップ54を設けた形態である。なお、本形態においては、中心電極3に設けられたチップ33を中心チップ33といい、プラグカバー5に設けられたチップ54をカバーチップ54という。
その他は、実施形態4と同様である。
その他、実施形態4と同様の作用効果を有する。
本形態は、図28に示すごとく、実施形態5に対して、カバーチップ54の配置を変更した実施形態である。
その他は、実施形態5と同様である。
その他、実施形態5と同様の作用効果を有する。
本形態は、実施形態1と基本構成を同様としつつ、中心電極3をギャップ形成噴孔51の内側まで伸ばした形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
2 絶縁碍子
3 中心電極
4 ハウジング
5 プラグカバー
30 電極突出部
11 副燃焼室
51 ギャップ形成噴孔
G 放電ギャップ
SP 最短経路
Claims (8)
- 筒状の絶縁碍子(2)と、
前記絶縁碍子の内周側に保持されるとともに、前記絶縁碍子から突出する電極突出部(30)を有する中心電極(3)と、
前記絶縁碍子の外周側に配されたハウジング(4)と、
前記電極突出部が配される副燃焼室(11)を覆うよう前記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を備え、
前記プラグカバーは、前記副燃焼室と前記プラグカバーの外部とを連通するとともに前記電極突出部との間に放電ギャップ(G)を形成するギャップ形成噴孔(51)を有し、
前記電極突出部と前記ギャップ形成噴孔の内周面との間の最短経路(SP)は、前記ギャップ形成噴孔の周方向において部分的に存在する、スパークプラグ(1)。 - 前記最短経路は、前記周方向の1か所に存在する、請求項1に記載のスパークプラグ。
- 前記最短経路の長さLは、0.2mm≦L≦1.2mmを満たす、請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
- 前記中心電極の先端面(321)は、円形であり、前記ギャップ形成噴孔は、円筒状であり、前記ギャップ形成噴孔の中心軸(C3)は、前記中心電極の前記先端面の中心からずれた位置に配されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のスパークプラグ。
- 前記スパークプラグが内燃機関に取り付けられた状態において、前記最短経路は、前記スパークプラグの先端部を通過する混合気の流通方向(D)における前記ギャップ形成噴孔の中心位置よりも下流側の領域に配される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のスパークプラグ。
- 前記プラグカバーは、前記ハウジングとは別体であるとともに、前記ハウジングに対向して固定されており、
前記ハウジングと前記プラグカバーとの互いの対向面(42、52)は、平面状に形成されており、
前記ギャップ形成噴孔は、前記ハウジングに対して軸ずれして配されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載のスパークプラグ。 - 前記プラグカバーは、前記ハウジングとは別体であるとともに、前記ハウジングに対向して固定されており、
前記ハウジングと前記プラグカバーとの互いの対向面(42、52)は、平面状に形成されており、
前記ギャップ形成噴孔は、前記プラグカバーの前記対向面の中心に対して軸ずれして配されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のスパークプラグ。 - 請求項7に記載のスパークプラグを製造する方法であって、
前記絶縁碍子の内側に前記中心電極を保持する電極保持工程と、
前記ハウジングの内側に前記絶縁碍子を保持する碍子保持工程と、
前記電極保持工程、及び前記碍子保持工程の後に、前記プラグカバーを前記ハウジングに当接させる当接工程と、
前記当接工程の後に、前記プラグカバーを、前記ハウジングに対して、前記ハウジングと前記プラグカバーとの互いの前記対向面の周方向に回転させることで、前記最短経路の長さLを調整する調整工程と、
前記調整工程の後に、前記プラグカバーを前記ハウジングに固定する固定工程と、を有するスパークプラグの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020021073A JP7360966B2 (ja) | 2020-02-11 | 2020-02-11 | スパークプラグ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020021073A JP7360966B2 (ja) | 2020-02-11 | 2020-02-11 | スパークプラグ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021128830A true JP2021128830A (ja) | 2021-09-02 |
JP7360966B2 JP7360966B2 (ja) | 2023-10-13 |
Family
ID=77488814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020021073A Active JP7360966B2 (ja) | 2020-02-11 | 2020-02-11 | スパークプラグ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7360966B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS553173A (en) * | 1978-06-23 | 1980-01-10 | Hirotoshi Nakamura | Ignitor for internal combustion engine |
JPS62145678A (ja) * | 1985-12-13 | 1987-06-29 | ベル ルプレヒト ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウント カンパニ− コマンデイトゲゼルシヤフト | サ−フエイス路とエアスパ−ク路の組み合せを有するスパ−クプラグ |
JP2014137920A (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-28 | Ngk Spark Plug Co Ltd | プラズマジェット点火プラグ |
-
2020
- 2020-02-11 JP JP2020021073A patent/JP7360966B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS553173A (en) * | 1978-06-23 | 1980-01-10 | Hirotoshi Nakamura | Ignitor for internal combustion engine |
JPS62145678A (ja) * | 1985-12-13 | 1987-06-29 | ベル ルプレヒト ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウント カンパニ− コマンデイトゲゼルシヤフト | サ−フエイス路とエアスパ−ク路の組み合せを有するスパ−クプラグ |
JP2014137920A (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-28 | Ngk Spark Plug Co Ltd | プラズマジェット点火プラグ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7360966B2 (ja) | 2023-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11674494B2 (en) | Pre-chamber spark plug with tubular electrode and method of manufacturing same | |
JP2023016619A (ja) | 内燃機関用のスパークプラグ及び内燃機関 | |
US9331458B2 (en) | Ignition system | |
US11710947B2 (en) | Spark plug for internal combustion engine | |
JP2020159355A (ja) | 内燃機関用のスパークプラグ及びこれを備えた内燃機関 | |
US10012134B2 (en) | Internal combustion engine | |
JP7186044B2 (ja) | 内燃機関用のスパークプラグ | |
US7262547B2 (en) | Spark plug element having defined dimensional parameters for its insulator component | |
US11973323B2 (en) | Spark plug for internal combustion engine | |
JP2021128830A (ja) | スパークプラグ及びその製造方法 | |
JP7447656B2 (ja) | スパークプラグ | |
JP7390240B2 (ja) | スパークプラグ | |
WO2022050123A1 (ja) | 内燃機関用のスパークプラグ及びこれを備えた内燃機関 | |
JP7360922B2 (ja) | スパークプラグ | |
JP2021170475A (ja) | スパークプラグ | |
US10594115B2 (en) | Spark plug of internal combustion engine | |
JP7390241B2 (ja) | スパークプラグ | |
JPS593508Y2 (ja) | 内燃機関の点火プラグ | |
JP7228502B2 (ja) | スパークプラグ | |
JP7274320B2 (ja) | 内燃機関用のスパークプラグ | |
JP2020057557A (ja) | 内燃機関用のスパークプラグ | |
JP2010185317A (ja) | プラズマ点火装置 | |
JP2018181592A (ja) | スパークプラグ | |
JP4635765B2 (ja) | 内燃機関の点火装置 | |
JP2022185985A (ja) | 内燃機関用のスパークプラグ及びその製造方法、並びに内燃機関 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230623 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230627 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231002 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7360966 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |