JPS62145678A - サ−フエイス路とエアスパ−ク路の組み合せを有するスパ−クプラグ - Google Patents

サ−フエイス路とエアスパ−ク路の組み合せを有するスパ−クプラグ

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JPS62145678A
JPS62145678A JP61292676A JP29267686A JPS62145678A JP S62145678 A JPS62145678 A JP S62145678A JP 61292676 A JP61292676 A JP 61292676A JP 29267686 A JP29267686 A JP 29267686A JP S62145678 A JPS62145678 A JP S62145678A
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spark
spark plug
insulator
air
center electrode
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JP61292676A
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エーベルハルト ピー バグナー
ルドルフ マリー
オットー レフラー
ベルネル ニーズネル
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Beru Werk Albert Ruprecht GmbH and Co KG
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Beru Werk Albert Ruprecht GmbH and Co KG
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T13/00Sparking plugs
    • H01T13/54Sparking plugs having electrodes arranged in a partly-enclosed ignition chamber
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T13/00Sparking plugs
    • H01T13/52Sparking plugs characterised by a discharge along a surface

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  • Spark Plugs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、中心電極、該中心電極を包囲しかつ少なくと
も該中心N極の末端領域において該電極に対しギャップ
を維持する絶縁体、およびスパークプラグボデーと共に
該絶縁体を包囲しかつ少なくとも該絶縁体の末端領域に
おいて該絶縁体に対しギャップを維持する接地電極を含
む、サーフェイス路とエアスパーク路の組み合せを有す
るスパークプラグに関する。。
このようなスパークプラグは西独公告公報(DE −A
 S >  1,272,043から公知である。この
公知のスパークプラグにおいては、エアスパーク路(a
ir 5park path)とそれに平行しかつ通常
の操作状態では単独で有効なエア・サーフェイス・エア
スパーク路(air−surface−air 5pa
rk path>とが、スパークプラグ軸に直交する平
面内に位置している。
そのエア・サーフェイス・エアスパーク路は、特に著し
いスパーク腐蝕が起こる絶縁体脚部端部上に延びており
、そのため短時間でスパークプラグ絶縁体に著しい損傷
が起こり、スパークプラグの長寿命は期待できない。な
お、ノーマルコイルイグニションシステムを用いて発生
できる電圧を使用するためのスパークプラグの設計を考
慮してスパークキャップは比較的短い、また、一般に、
このようなイグニションシステムにおいて、スパークプ
ラグキャパシタンス(Capacitance )にお
ける比較的遅い電圧上昇とエアスパークギャップのきめ
方に起因して、エア・サーフェイス・エアスパーク路が
好ましい。特に、より薄い混合気および耐スパーク性混
合気をも点火するために、被点火混合気に導入され得る
不十分なスパークエネルギーであっても利用できる。
西独公開公報(DE−O8)  3,022,549は
、プラズマジェットスパークプラグを開示しており、そ
のスパークプラグにおいて、絶縁体ボデーは、チャンバ
ー(Chamber )状に中心電極を越えて延びまた
該ボデーの外側は接地電極と直接接触するようにこの電
極によって囲まれている。なおその接地電極はそのチャ
ンバーの開口部を形成している。この公知のスパークプ
ラグにおいては、スパークはサーフイススパークすなわ
ち沿面スパーク(creepage 5park)とし
て絶縁体表面に沿って走り、絶縁体と接地電極との接触
端で次第により深く該絶縁体中に押し入り、遂に絶縁体
が弱体化して破断するに至る。
本発明の基礎をなす問題点は、被点火混合気の圧縮圧力
と無関係にスパークプラグキャパシタンスでの適当な速
さのスパーク増加によって、大望のイグニションエネル
ギーをガスに変換させかつ実用上の艮育命を達成するス
パークプラグを提供することにある。
この問題点は、本発明に従って、特許請求の範囲第1項
に特定されたスパークプラグによって解決される。
このような配列は、放電室の全長に口って延び、かつス
パークプラグキャパシタンス (capacitance )で十分な速さの電圧上界
を起こすスパーク通路を与える。これは、例えば、好ま
しくはプレスパークイグニション手段、すなわち蓄電コ
ンアンサと共にスパークプラグスパークギャップと直列
に位置するプレスパークギャップによって実施できる。
燃焼室内の圧力の増加にともなって増加するエアスパー
クギャップのイグニション電圧が、サーフェイススパー
ク路すなわち沿面スパーク路のイグニション電圧を既に
越える場合においても、純粋エアスパークが好ましい。
燃焼すにおける圧力がさらに増加してエアスパークのイ
グニション電圧が、スパークプラグキャパシタンスにお
いて非常に速い上菅をザることで利用できる電圧を越え
かつその電圧上界が平iq化したff1にのみ、そのエ
アスパークと平11なエア・サーフIイス・エアスパー
ク路が点火を引き継ぐのて゛ある。非常に速く電圧が上
界づる領域においては、エア・サーフェイス・エアスパ
ーク路上の電導性の残留物または分路は重要ではなく、
それでここではエアスパークの弱体化しない明白な形成
が起こる。
首記スパークは、中心電極から絶縁仕草に飛び、該壁に
沿ってはい、そして該絶縁体の先端部に到達する前に、
その先端部を包囲している接地電極に飛び移る。従って
、絶縁体の端部でのスパーク腐蝕とそれによる絶縁体の
先端部の損1カを避けることができる。スパーク腐蝕を
無くするための曲の要因は、絶縁壁をできるだけ直線的
に形成すること、すなわち円筒状または円錐状の絶縁壁
とするにあるが、その理由はそれによりスパークが隔る
ことなくはうことができるからである。サーフェイスス
パーク路の両端部においてエアスパークギャップを設け
ることにより、スパーク路における電圧極性がイグニシ
ョンシステムの電気的振動によって変化する場合であっ
ても、放電の陰極降下(cathode drop)は
必ずガス室において起こる。
なお、スパークプラグキャパシタンスに存しかつプレス
パークイグニションに特有な過電圧は、イグニションエ
ネルギーがプラズマのキャリヤーなだれ(carrie
r avalanche )を形成するために実質的に
使われる結果となり、従ってガスに変わる。
次に続くアーク放電とグロー放電は、大いに抑制され、
結2Rとして電極バーンアップ< burn−up >
は小さくなり、これは長寿命化をも助ける。
好ましくは、本発明によれば、ti9.型室はその直径
に対して狭められた開口部を有している。従ってその放
電室は本当の意味でのプレチャンバ−すなわち予備室と
なる。エンジンの圧縮ストローク毎に放電室に流入する
混合気は、その放電室内をほぼ全長にわたってすばやく
移動するスパークによって点火される。それによって放
電室内で上昇した超過圧は、点火された混合気を近接す
る主燃焼室内に深く噴出され、そしてその燃焼室内の実
質的な中心部において、大容積の炎焼領域を形成し、そ
こから混合気は全側面に向かって高められた速度で燃焼
を続け、そして、その結果、燃焼至壁への路は短くなり
、炎の先端は、はとんど同時に燃焼室のすべての壁に到
着ししかも燃焼室の端部領域で着火する従来のスパーク
プラグのときよりも全ての点で速く燃焼至壁に到jヱす
る。
また、これに関してスパークプラグにおける急速電圧上
昇から成る一つの利点が生ずる。すなわら、放電室の絶
縁体表面付近内でまたは絶縁体表面に沿って飛ぶいくつ
ものスパーク通路が同時にあられれる。それから放電室
の内部空間は、いくつかのプラズマチャンネルによって
包囲されるが、これらのプラズマチャンネルはそれぞれ
自身を超音波衝撃波を用いて伝達するものである。従っ
て、連続的な衝撃波のために、室の軸に実質的に近い中
心において、温度が上昇すると共にかなり増hOした圧
力が短時間発生し、これは、次に、この領域における混
合気の点火傾向を増加するか、あるいは点火が回動な混
合気を点火できるようにする。
さらに、超音波衝撃波は、かかるスパークプラグの“割
出作用(shooting action ) ”をか
なりの6のに高める。
本y?I’)」の好適な実施態様においては、放電室の
開口部は、放電室の軸に対し偏心して位置する。
これは敢電雫内のガスの乱流を引ぎ起こし、残、存する
古いガス核と新しいガスとが最適な状態に混合され、な
お点火可能な混合気を与える。
本発明のさらに好ましい発展においては、さらにプレチ
ャンバ−が設けられ、そのプレチャンバ−は開口部を介
して放電室と連結されかつその放ff1fより大きい寸
法を有している。これは、異なった大きさと異なった形
状を有する複数主燃焼下への適応を可能とする。
本発明のさらに好適な発展においては、中心電極が設け
られ、その電極はそれに印加される高電圧に対しては低
抵抗を有しかつそれに印加される低電圧に対しては高抵
抗を有するものである。これに関し中心電極に対し有利
な材料は炭化珪素である。
上記したように、従来の電極材料を用いたスパークプラ
グの操作においては、反対方向の電圧ti幅が著しくな
り1qる電気的振動が起こると予想されるのは、絶縁破
壊の段階(breakdown phase )が終っ
た後である。そのような振動は、エネルギー変換に対し
てもまたスパーク妨害の理由で好ましくなく、できる限
り抑制されるべきである。
スパークプラグのために炭化珪素の中心電極が設けられ
ている場合は、その電極において電圧ゼロ通路(vol
tage zero passage)から運いところ
ではその電気抵抗は小さい(オームの範囲である)が、
ゼロ通路に近いところではその電気抵抗は何倍も何倍も
大きい(キロオームの範囲である)。
従って、最適設計の場合は、はとんど非振動の減衰が行
き過ぎとならずに達成できる。
本発明のさらに好適な発展によれば、エア・サーフェイ
ス・エアスパーク路でなく、エアスパークギャップは抵
抗と直列に位置する。それから、破壊すなわちブレーク
ダウン時の急激な電圧上昇の間、エアスパークギャップ
は好ましいけれど、電流は次のごとく制約される、ずな
わら、たとえスパークオー−バー(火花連絡)後であっ
ても、少なくとも時々、エアスパークギャップを介して
接地電極に引き出される電荷よりは多い電荷が、電荷蓄
積手段(蓄電キャパシティ)からプレスパーク路を介し
てスパークプラグキャパシタンスに流入するように制約
される。従ってスパークプラグにJ3ける電圧は、急激
ではないけれどもさらに増加し、その結果スパークオー
バーが、スパークプラグキャパシタンスの放電と蓄電コ
ンデンサの放電によってエア・サーフェイス・エアスパ
ーク路を横断しても起こる。これは再びいくつかの表面
スパークチャンネルを同時に生ずる結果となり、その各
チャンネルは超音波衝撃波をともなって広がる。その衝
撃波は、放電室の軸上で再び会合し、そのため空気また
は燃料−空気混合気に対してだけでなく、既に点火され
アークとして燃焼しているエアスパークに対しても作用
する。該エアスパークは、それが最終的に途切れるまで
、ガス流に捕捉され、さらに互いに引張られ、次いでカ
ーブして実際の燃焼室内に吹き込まれる。これは、放電
室の外部に点火可能な混合気をまたとどめ置く機会を増
大する。
直列抵抗を形成する本発明の有利な実施態様によれば、
中心電極には低電導性の核と良好な電導性の表面とが具
備され、その良好な電導性の表面はエアスパークギャッ
プの初期領域においては中心電極から離れた位置にある
本発明の有利なその上の発展によれば、核が低電導性を
有しかつ表面が良好な電導性を有する中心電極は、良好
な表面電導性を与えるために表面ドープされた炭化珪素
によって実現できる。
以下、本発明の実施態様をそれぞれ縦断面で示した添附
図面を参照して説明する。
第1図は、中心電極7、その周囲に配置されたスパーク
プラグ絶縁体6、およびその絶縁体を包囲しかつ同時に
接地電極8を形成しあるいは保持するスパークプラグボ
デー16を有するスパークプラグを縦断面で示している
スパークプラグ絶縁体6はその脚部において中心電極7
のぐπ部を越えて延びるように形成されてJ3す、そし
てこの例では円錐形1■を有し、他の可能性としては、
円筒状あるいは凹面形状の壁をも有する放電室5を形成
する。
中心電1も7から離れて位置する絶縁体端部(6の端部
)は、環状ギャップを雉持づるようにして、実際の接地
電極すなわちボデー電極8によって包囲されている。接
地電極すなわちボデー電極8は、スパークプラグボデー
16と結合しており、特に焼10(バーニングオフ)に
耐える材料から作られている。延長部分9を有する接地
電極8が、その延長部分が絶縁体先端部10よりも中心
電極7へ接近して終わるように(放電室−形成の絶縁体
部分の内壁表面に沿ってみられる)該絶縁体先端部を包
囲することが重要である。
棒状中心電極7は、多くともそして好ましくは少し、す
なわち1〜2Il1m、さらに好ましくはlll1m、
放電室5内に突出させる。放電室の長さは4〜10mm
、好ましくは約7Il+fflとする。
この配列は、中心電泳7から接地電極8に直接延びるT
アギャップ路1を1足供する。それに平行して、エアギ
ャップ部分2、次のサーフェイス路部分4およびざらな
るエアスパーク部分3をYiりるエア・サーフェイス・
エアスパーク路2,4゜3が存在する。エアギャップ部
分2は放電室5内の中心電極7の突出部分から絶縁体壁
まで延びており、次いでサーフェイス路部分4.9よび
エアスパーク部分3は絶縁体壁から接地電極まで延びて
いる。絶縁体先端部1oの周囲に位置する接地電((8
の延長部分つによって、エアーギャップ路3は、該絶縁
体先端部から始まっておらず、絶縁体壁からり含まって
おり、そのためスパークプラグの寿命を短くする絶縁体
先端部への1員傷を防ぐ。
棒状中心電極7の放電室5への多くともわずかな突起部
のために、スパークが大量に放電室の全長にわたって形
成される。
接地電極8は点火された混合気を主燃焼室に出現させる
開口部11を形成している。
第2図に従ってこの開口部11を、適当な点火可能な混
合気がなお通過できるという別な条件下で小さくするな
らば、該混合気を放電室5中で添加すると生じる圧力は
高くなりそれにより点火された混合気はこの小さくされ
た開口部11を通り主燃焼室へ奥深く噴出される。
放電室5の大きさならびに主燃焼室の形状とその容量が
最適に釣り合うと、実質的に↑燃焼室内の中心において
、人容聞の燃焼領域が形成されるが、この領域から混合
気は高い燃焼速度で全ての側に向かって燃焼し燃焼室壁
に至るのである。理想的な場合では、炎の先端は、燃焼
室壁の全域に実質的に同時に到達し、燃焼室壁を経て浪
費されるエネルギーが少なくなり、またエンジンの効率
が改良される。
開口部11を介してなされる放電室5への混合気の導入
は、開口部11をノズル状に形成することによって改善
できる。
第3図に係るスパークプラグの実施態様においては、放
電室5の開口部11は不均斉に配置されている。その結
果、放電室内に乱流を発生でき、古いガス核と新しいガ
スが最適に混合される。例えば、プレスパークイグニシ
ョンを用いる高イグニションエネルギーによって、薄い
混合気に点火することを可能とする。
第4図に係るスパークプラグの実施態様においては、放
電室5は、別のより大きい予備室12に開口しており、
該予備室12は、該放電室内に開口しかつ噴出通路孔(
shooting passa(le bore )と
して形成された別の開口部13を備えている。放電室5
の開口部11も、先の諸図に示した変形例の1つとして
形成することができる。
例示された実施態様において、中心電極7は、印加され
た高電圧に対して低抵抗を有しかつ印加された低電圧に
対して高抵抗を有する炭化珪素から好ましく構成され、
かくしてイグニションシステムの電気的振動は、理想的
な場合において非振動減衰(damping )に右利
になるように抑圧される。その結果として、プレスパー
クイグニションを用いた場合に、キャパシター敢電電流
が常に同一方向に流れ、極性が変わらず、電導性プレス
パ−り路は低抵抗のままであり、およびエネルギー変換
は主にスパークプラグギャップにおいて所望どJ3りに
起こるものである。これはさらにスパーク妨害抑制手段
を簡易化する。
好ましくは、オーム抵抗が、エアスパーク路1と直列に
存在するが、組み合わされたエア・サーフェイス・エア
スパーク路2.4.3に対しては存在しない、なぜなら
ば、速い電圧上界がおこる場合にJ3いては、エアスパ
ークギャップが常に好ましいけれど、電流は限定された
ままであり、それでエアスパーク路の閃絡(ストライク
オーバー)の後に、スパークプラグキャパシタンスにお
ける電圧は、より小さい上昇勾配ではあるけれど、最初
は上昇し続け、かつその結果としてエア・サーフェイス
・エアスパーク路2.4.3もまた着火されるからであ
る。
エアスパークギャップのみと直列に存在するこのオーム
抵抗を提供するために、炭化珪素製の中心電極7を提供
する。なおこの炭化珪素は表面ドーピングを有し、この
ドープされた領域には特に良好な電導性がhえられる。
その良好にドープされた表面層は、エアスパーク路1の
出発点領域に、13いて除去されるが、しかしエア・サ
ーフェイス(またはクリーペジ)・エアスパーク路2,
4゜3の出発点領域には残されている。
第5図は、他の実施態様に係るスパークプラグの先端部
を縦断面で示している。放電室5は2つの円錐形部分か
ら形成された実質的に円錐形の外壁を有しており、中心
電極7の突起部領域に配置された部分は、残りの部分よ
り、円錐体の軸に対してさらに傾斜している。
ボデー電極すなわち接地電8i8の延長部分9は、スパ
ークプラグ絶縁体6の周りに延びており、かつ放電室5
内に向かって突出する部分の外側において、この領域内
の放電室5の外壁よりも大なる傾斜角をもって円錐形状
となるように形成されている。このため、延長部分9と
敢電至壁との間で環状ギャップが形成され、その底部に
向かって幅が減少している。底部に向かって幅が減少し
ている環状ギャップは、円筒状中心電極7の放電室5内
に突出している部分と放電空5の円錐状壁との間にも存
在する。
このようにして、放電苗5.内で得られるいずれのガス
圧に対しても最適のエア・サーフェイス・エアスパーク
路が存在する可能性がある。低圧の場合では、これらの
エアスパークギャップは大きく、すなわちスパークは環
状ギャップの大きな幅の領域で中心電極7から絶縁体6
へ飛び移り、それから絶縁体表面に沿って表面スパーク
として走り、次いで延長部分9へ飛び移るために、絶縁
体6と延長部分との間にある環状ギャップの大きな幅の
領域で絶縁体6から離れる。
しかしながら、放電v5内が高圧の場合は、エアスパー
クギャップは短く、すなわち一方では中心電極7と絶縁
体6との間でまた使方では絶縁体6と延長部分9との間
の閃絡(火花が飛ぶこと)がそれぞれの環状ギャップの
底部領域において起こり、サーフェイススパーク路はこ
れに対応して長くなる。
大きざの比率に関し、代表的な例としては、放電室の長
さは、軸方向において一つの環状ギャップの底部から他
の環状ギャップの底部までを軸方向で測定され、4〜1
0mm、好ましくは約7mmである。これらの環状ギヤ
・ツブ自体は、0.5〜1.5mm、好ましくは約1 
mmの深さを有し、かつ上部領域においては0.4〜1
111Ilの幅を、底部領域においては0.05〜0.
2mmの幅を有している。
中心電極7の直径は好ましくは約3mmであり、開口部
11の直径は中心電極のそれにほぼ対応する。
絶縁体6は、延長部分9と絶縁体6との間にある円錐形
環状ギャップの底部を越えてざらに延び、エアーギャッ
プが絶縁体の先端部10に飛び移らないことをより確実
にしている、ということがさらに観察されるべきである
。従って、延長部分つと絶縁体6との間にある円錐形環
状ギャップの底部側に、その円錐形環状ギャップの底部
幅に対応する幅を有する円筒環状ギャップが続いている
。この点に関して同様の状況が中心電極7と絶縁体ボデ
ー6との間にも存在する。
スパークプラグ絶縁体6は、例示された実施態様におい
で、接地型(ル8に続くスパークプラグボデー16に対
する環状ギャップをも随侍している。
この環状ギャップの領域において、該絶縁体は、その表
面を金属W’i覆して横方向キャパシタンスを増加せし
めその結果として点火電圧は低くなる。
本発明のスパークプラグは、既にjホべたように、Q?
ましくはプレスパークイグニション(例えば、25kv
スパークギ1Fツブを介して放電する250p Fのコ
ンデンサ)と共同して償能するが、一方ではコンデンサ
(例えば250pF )がプレスパーク路なしにイグニ
ションスパーク路を介して放電される場合にも、イグニ
ションスパーク路にJ3ける電圧超過分が無いので、ガ
ス中に投入されるエネルギーがより少なくてすむ。絶縁
体上のサーフェイス(クリーベジ)路は、その表面抵抗
が例えば数オームから数メガオームの範囲で大きく変動
するが、これはブレイグニションを用いる場合に問題と
ならないので、プレスパークイグニションもまた有利で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るスパークプラグの一つの実施態
様を示す図、 第2図は、放電室の出口開口部を異なったように形成し
た、本発明に係るスパークプラグの別の実施態様を示す
図、 第3図は、放電苗の出口開口部を偏心させて配置した、
本発明に係るスパークプラグの他の実施態様を示す図、 第4図は、放電苗に付随するざらなる予備室を設けた、
本発明に係る他の実施態様を示す図、第5図は、さらに
他の実施態様に従うスパークプラグの先端部の詳細図で
ある。 1・・・エアスパーク路、2・・・エアギャップ部分、
3・・・エアスパーク部分、 4・・・サーフェイス路部分、 5・・・fll電室型室・・・スパークプラグ絶縁体、
7・・・中心電極、8・・・接地電極、9・・・延長部
分、10・・・絶縁体の先端部、11.13・・・開口
部、12・・・予備室、16・・・スパークプラグボデ
ー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中心電極(7)、該中心電極を包囲しかつ少なくと
    も該中心電極の末端領域において該電極に対しギャップ
    を維持する絶縁体(6)、およびスパークプラグボデー
    (16)と共に該絶縁体を包囲しかつ少なくとも該絶縁
    体の末端領域において該絶縁体に対しギャップを維持す
    る接地電極(8)を含む、サーフェイス路とエアスパー
    ク路の組み合せを有するスパークプラグにおいて、 該絶縁体(6)は、該中心電極(7)の末端部分を包囲
    している放電室(5)を形成するため該プラグの軸方向
    に該中心電極(7)を越えて延びており、かつ該接地電
    極(8)は、該放電室(5)内に延びる延長部分(9)
    によつて絶縁体(6)の先端部(10)の周りで該絶縁
    体(6)を取り囲んでいることを特徴とする、前記結合
    サーフェイス路とエアスパーク路の組み合せを有するス
    パークプラグ。 2、前記放電室(5)が、その直径に比し狭い開口部(
    11)を有していることを特徴とする、前記特許請求の
    範囲第1項記載のスパークプラグ。 3、前記開口部が、ノズル状に形成されていることを特
    徴とする、前記特許請求の範囲第2項記載のスパークプ
    ラグ。 4、前記開口部(11)が、前記放電室(5)の軸に対
    し偏心して配置されていることを特徴とする、前記特許
    請求の範囲第2項または第3項記載のスパークプラグ。 5、前記開口部(11)を介して前記放電室(5)と連
    結されかつその放電室(5)より大きい寸法を有する予
    備室をさらに備えたことを特徴とする、前記特許請求の
    範囲第2〜4項のいずれかに記載のスパークプラグ。 6、前記中心電極(7)が、それに印加された高電圧に
    対しては低抵抗を有し、かつそれに印加された低電圧に
    対しては高抵抗を有するものであることを特徴とする、
    前記特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載のスパ
    ークプラグ。 7、前記中心電極(7)が、炭化珪素からなることを特
    徴とする、前記特許請求の範囲第6項記載のスパークプ
    ラグ。 8、エア・サーフェイス・エアスパーク路(2、4、3
    )でなく、エアスパーク路(1)が、オーム抵抗と直列
    に存在することを特徴とする、前記特許請求の範囲第1
    〜7項のいずれかに記載のスパークプラグ。 9、前記直列抵抗を形成するために、中心電極(7)が
    、低電導性の核と良好な電導性の表面領域を有し、その
    良好な電導性の表面領域は、前記エアスパーク路の初期
    領域においては存在しないことを特徴とする、前記特許
    請求の範囲第8項記載のスパークプラグ。 10、前記中心電極(7)が、良好な表面電導性を有す
    るように表面ドープされた炭化珪素から構成されること
    を特徴とする、前記特許請求の範囲第9項記載のスパー
    クプラグ。 11、前記絶縁体(6)を取り囲んでいる前記接地電極
    (8)の延長部分(9)と前記絶縁体との間に形成され
    た前記ギャップが、そのギャップの底部に向かつて減少
    する幅を有することを特徴とする、前記特許請求の範囲
    第1〜10項のいずれかに記載のスパークプラグ。 12、前記中心電極(7)と前記絶縁体(6)の間に形
    成された前記ギャップが、そのギャップの底部に向かつ
    て減少する幅を有していることを特徴とする、前記特許
    請求の範囲第1〜11項のいずれかに記載のスパークプ
    ラグ。
JP61292676A 1985-12-13 1986-12-10 サ−フエイス路とエアスパ−ク路の組み合せを有するスパ−クプラグ Pending JPS62145678A (ja)

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