JP2021127225A - ラベル読取装置、納品管理装置および誤配防止システム - Google Patents

ラベル読取装置、納品管理装置および誤配防止システム Download PDF

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Abstract

【課題】 手間をかけずに納品の確認ができるラベル読取装置、納品管理装置および誤配検知システムを提供する。【解決手段】 実施形態によれば、ラベル読取装置は、通信インターフェースとカメラとプロセッサとを有する。通信インターフェースは、店舗へ搬入される台車を監視する納品管理装置と通信する。カメラは、当該店舗へ搬入される台車に貼り付けられているラベルの画像を撮影する。プロセッサは、カメラが撮影した画像からラベルに印刷されている台車IDと店舗IDとを含む情報を読取り、ラベルから読み取った店舗IDが当該店舗の店舗IDである場合は台車の搬入完了を示す情報を納品管理装置へ送信し、ラベルから読み取った店舗IDが当該店舗の店舗IDでない場合は台車の納品間違いを報知する。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、ラベル読取装置、納品管理装置および誤配防止システムに関する。
従来、物流システムでは、物流センタなどでトラック等の配送車に積み込んだ商品を各店舗へ納品する。配送車には、配送先の店舗で荷降ろしがし易いように、納品先の店舗ごとに仕分けられた商品が積載された台車が積み込まれる。配送車に積み込まれた台車は、配送先の店舗で作業員によって配送車から当該店舗内へ搬入される。
しかしながら、従来の物流システムでは、配送車に積み込こまれた台車が全て各店舗に納品されたかは、作業員が確認しなければならない。また、他店舗用の台車を誤って納品したこと(誤配)は、人的な作業によって確認しなければならない。このように、従来の物流システムでは、納品した台車を確認する作業を人が行わなければならないため、店舗などの納品先への納品作業に手間がかかっているという問題がある。
特開2008−214016号公報
上記した課題を解決するために、手間をかけずに納品の確認ができるラベル読取装置、納品管理装置および誤配検知システムを提供する。
実施形態によれば、ラベル読取装置は、通信インターフェースとカメラとプロセッサとを有する。通信インターフェースは、店舗へ搬入される台車を監視する納品管理装置と通信する。カメラは、当該店舗へ搬入される台車に貼り付けられているラベルの画像を撮影する。プロセッサは、カメラが撮影した画像からラベルに印刷されている台車IDと店舗IDとを含む情報を読取り、ラベルから読み取った店舗IDが当該店舗の店舗IDである場合は台車の搬入完了を示す情報を納品管理装置へ送信し、ラベルから読み取った店舗IDが当該店舗の店舗IDでない場合は台車の納品間違いを報知する。
図1は、実施形態に係る誤配防止システムの構成例を概略的に示す図である。 図2は、実施形態に係る誤配防止システムにおけるデータサーバの構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る誤配防止システムにおけるラベル読取装置の構成例を示す外観図である。 図4は、実施形態に係る誤配防止システムにおけるラベル読取装置の構成例を示すブロック図である。 図5は、実施形態に係る誤配防止システムにおける納品管理装置の構成例を示すブロック図である。 図6は、実施形態に係る誤配防止システムにおけるデータサーバが保持する管理データの構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係るラベル読取装置によるラベル読取処理の動作例を説明するためのフローチャートである。 図8は、実施形態に係る納品管理装置による納品チェック処理の動作例を説明するためのフローチャートである。 図9は、実施形態に係る納品管理装置の表示器が表示する納品作業の指示画面の表示例を示す図である。 図10は、実施形態に係る納品管理装置の表示器が表示する納品チェック一覧の表示例を示す図である。 図11は、実施形態に係る納品管理装置の表示器が表示する納品間違いの警告画面の表示例を示す図である。 図12は、実施形態に係る納品管理装置の表示器が表示する未納報知画面の表示例を示す図である。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、実施形態に係る誤配防止システム1の構成について説明する。
図1は、実施形態に係る誤配防止システム1の構成例を示す図である。
誤配防止システム1は、配送車から納品先に商品を搬入する納品(搬入)作業における誤配を防止するためのシステムである。図1に示す例において、誤配防止システム1は、配送車としてのトラックから納品先としての店舗へ台車20に載せられた商品が納品されるものとする。
図1に示すように、誤配防止システム1は、データサーバ11、ラベル読取装置12および納品管理装置13などを有する。ラベル読取装置12および納品管理装置13は、納品先となる店舗ごとに設置され、店舗ごとの誤配防止システムを構成する。なお、以下の実施形態に係る誤配防止システムは、納品対象となる商品を台車単位で取り扱うものとし、各台車20の納品先(搬入先)を管理するものとする。つまり、以下に説明する誤配防止システム1は、台車を誤った納品先に搬入すること(誤配)を防止する実施例について説明するものである。
データサーバ11は、当該誤配防止システム1におけるデータを管理する。データサーバ11は、トラックと台車と納品先とを紐づけたデータ(配送管理データ)を保持する。配送管理データは、各トラックに載せられた台車と、各台車の納品先とを示すデータであれば良い。例えば、トラックはトラックID(車両ID)で識別し、台車は台車IDで識別し、納品先は店舗IDで識別するものとする。この場合、配送管理データは、トラックIDと台車IDと店舗IDとが対応づけられたデータとなる。
データサーバ11は、各店舗に設置した納品管理装置13と通信する。データサーバ11は、納品管理装置13からの要求に応じて配送管理データを納品管理装置13へ送信する。例えば、データサーバ11は、納品管理装置13が指定する条件で絞り込んだ配送管理データを納品管理装置13へ送信する。例えば、データサーバ11は、トラックIDと店舗IDとが指定された場合、トラックIDと店舗IDとで絞り込んだ配送管理データを納品管理装置13へ送信する。
ラベル読取装置12は、商品を載せた台車20に貼り付けられたラベル21を読み取る。ラベル読取装置12は、店舗への商品の搬入口において店舗内へ搬入される台車20に貼り付けられたラベル21を読み取れる位置に設置される。台車20に貼り付けられるラベル21には、当該台車20を識別するための台車IDおよび店舗IDを含む情報をコード化した二次元コード又はバーコードなどのコード画像が印刷される。ラベル読取装置12は、台車20に貼り付けられたラベル21に印刷されている二次元コード又はバーコードなどのコードを読み取るコード読取装置である。
ラベル読取装置12は、店舗内へ搬入される台車20に貼り付けられたラベル21の読取結果に基づいて当該台車が正しく納品されているかをチェックする。例えば、ラベル読取装置12は、台車20に貼り付けられているラベル21に印刷されている店舗IDを読み取って店舗IDが示す店舗名を音声出力する。これにより、ラベル読取装置12は、搬入される台車が正しい納品先であるかを作業員に確認させる。また、ラベル読取装置12は、ラベル21から読み取った台車IDの納品先が別の店舗である場合に、納品(降ろし)間違いである旨を報知し、作業員に納品間違いを確認させる。
なお、ラベル読取装置12は、台車20に貼り付けられたラベル21から台車IDや店舗IDを含む情報を読み取るものであれば良い。例えば、ラベル読取装置12は、ラベル21に印刷された台車IDや店舗IDを示す文字を認識し、台車IDや店舗IDを読み取るようにしても良い。また、ラベル読取装置12は、台車20に添付されるRFIDタグなどのICチップ(電子タグ)に記録した台車IDや店舗IDを示す情報を読み取るものであっても良い。
納品管理装置13は、店舗内において納品(搬入)された台車(商品)を管理する装置である。納品管理装置13は、データサーバ11と通信する機能を有する。納品管理装置13は、データサーバ11から指定した条件の配送管理データを取得する。例えば、納品管理装置13は、当該店舗の店舗IDとトラックIDとを指定して当該トラックから当該店舗に納品すべき台車の台車IDを示す情報を取得する。
また、納品管理装置13は、ラベル読取装置12と通信する。納品管理装置13は、ラベル読取装置12が搬入される台車に貼り付けられたラベル21から読み取った情報を取得する。納品管理装置13は、ラベル読取装置12がラベル21から読み取った台車IDによって搬入(納品)された台車を特定する。納品管理装置13は、搬入(納品)された台車を特定すると、納品済みの台車を示す納品チェック一覧を表示する。
次に、実施形態に係る誤配防止システム1における各装置の構成について説明する。
図2は、実施形態に係る誤配防止システム1におけるデータサーバ11の構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、データサーバ11は、プロセッサ111、ROM112、RAM113、データメモリ114および通信インターフェース(I/F)115を備える。
プロセッサ111は、プログラムを実行することにより種々の処理を行う。プロセッサ111は、ROM112又はデータメモリ114などに記憶されたプログラム(システムプログラム、アプリケーションプログラム又はファームウェア)を実行する。プロセッサ111は、例えば、CPU、MPU又はDSPである。また、プロセッサ111は、CPU、MPU又はDSPなどの複数を組み合わせたものであっても良い。
ROM112は、データの読み出しに用いられる不揮発性のメモリである。ROM112は、プロセッサ111が実行するプログラムを記憶する。また、ROM112は、プロセッサ111が各種の処理を行うために使用するデータ又は各種の設定値などを記憶する。
RAM113は、データの読み書きに用いられるメモリである。RAM113は、プロセッサ111が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶するワーキングメモリなどとして利用される。
通信インターフェース115は、各店舗に設けられた納品管理装置13と通信するためのインターフェースである。
データメモリ114は、各種のデータを保存する書き換え可能な不揮発性のメモリである。例えば、データメモリ114は、プロセッサ111が実行するプログラムあるいは設定値を記憶する。また、データメモリ114は、トラック(配送車)に載せた台車および台車の納品先などを示す配送管理データを記憶する。データメモリ114に記憶する配送管理データは、通信インターフェース115を介して通信する各店舗にある納品管理装置13からの要求に応じて納品管理装置13へ配信される。
図3は、データメモリ114に記憶する配送管理データの例を示す図である。
図3に示す例では、データメモリ114には、配送管理データとして、各台車について、トラックID、店舗ID、台車ID、納品状況、積載商品情報が紐づけて記憶される。トラックIDは、配送車としてのトラックを識別する情報である。店舗IDは、納品先とする店舗を識別する情報である。台車IDは、台車を識別する情報である。納品状況は、納品済みであるか未納品であるかを示す情報である。積載商品情報は、台車IDで特定される台車に積載された商品を示す情報である。
配送管理データとしては、トラックID、店舗IDおよび台車IDとが紐づけられたデータであれば良い。各店舗の納品管理装置13は、上述したような配送管理データを取得すれば、トラックIDで特定されるトラックから店舗IDで特定される店舗へ納品(搬入)すべき台車を特定できる。
次に、実施形態に係る誤配防止システム1におけるラベル読取装置12の構成について説明する。
図4は、実施形態に係る誤配防止システム1におけるラベル読取装置12の構成例を示す外観図である。図5は、実施形態に係る誤配防止システム1におけるラベル読取装置12の構成例を示すブロック図である。
図4に示す外観において、ラベル読取装置12は、IRセンサ221、ライト222、カメラ223、表示器224、スピーカ225およびボタン226を有する。また、ラベル読取装置12は、筐体内に制御基板210およびバッテリ230を有する。
図4に示す構成のラベル読取装置12は、バッテリ230からの電力によって動作するため、任意の場所に設置できる。ラベル読取装置12は、搬入口から店舗に搬入される台車20に貼り付けられたラベル21を読み取るものである。このため、ラベル読取装置12は、搬入口付近において搬入される台車のラベル貼り付け位置に向けて設置される。例えば、ラベル読取装置12は、搬入口の壁面あるいはドアなどに設置される。
また、図5に示すように、ラベル読取装置12は、プロセッサ(第1プロセッサ)211、ROM212、RAM213、データメモリ214、通信インターフェース(I/F)(第1通信インターフェース)215、IRセンサ221、ライト222、カメラ223、表示器224、スピーカ225、ボタン226およびバッテリ230を有する。プロセッサ211、ROM212、RAM213、通信インターフェース(I/F)214およびデータメモリ215は、制御基板210に設けられる。
プロセッサ211は、プログラムを実行することにより種々の処理を行う。プロセッサ211は、ROM212又はデータメモリ215などに記憶されたプログラム(システムプログラム、アプリケーションプログラム又はファームウェア)を実行する。プロセッサ211は、例えば、CPU、MPU又はDSPである。また、プロセッサ211は、CPU、MPU又はDSPなどの複数を組み合わせたものであっても良い。
ROM212は、データの読み出しに用いられる不揮発性のメモリである。ROM212は、プロセッサ211が実行するプログラムを記憶する。また、ROM212は、プロセッサ211が予め定められた各種の処理を行うために使用するデータ又は各種の設定値などを記憶する。
RAM213は、データの読み書きに用いられるメモリである。RAM213は、プロセッサ211が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶するワーキングメモリなどとして利用される。
データメモリ214は、各種のデータを保存する書き換え可能な不揮発性のメモリである。例えば、データメモリ214は、プロセッサ211が実行するプログラムあるいは設定値を記憶する。また、データメモリ214は、プロセッサ211による処理で生成されたデータなどを記憶しても良い。
通信インターフェース215は、納品管理装置13と通信するためのインターフェースである。通信インターフェース215は、無線で納品管理装置13と通信するものであっても良いし、有線で納品管理装置13と通信するものであっても良い。
IRセンサ221は、物体を検知するセンサである。IRセンサ221は、搬入される台車あるいは台車を動かす作業員を検知するセンサである。IRセンサ221は、台車20に貼り付けられたラベル21の撮影を開始するタイミングを検知するためのセンサとして用いられる。このため、IRセンサ221は、台車が搬入口に接近してきたことを検知するように設置される。
ライト222は、カメラ223が撮影する領域を明るくするための照明装置である。ライト222は、例えば、LEDなどで構成される。ライト222は、カメラ223によるラベル21の撮影を開始するタイミングを点灯する。
カメラ223は、画像を撮像する。カメラ223は、台車に貼り付けられるラベル21を撮影するものである。カメラ223がラベル21を撮影した画像からラベル21に印刷されているコードが認識される。すなわち、カメラ223は、搬入口を通過する台車に貼り付けられるラベル21を撮影できる位置になるように設定される。
表示器224は、情報を表示する表示デバイスである。例えば、表示器216は、複数のランプによって構成される。表示器224は、ディスプレイによって構成しても良い。表示器224は、動作状態あるいは納品管理装置との通信状態などを示す情報を表示する。
スピーカ225は、音を出力する。スピーカ225は、ラベル21の読取結果などを音声で出力する。
確認ボタン226は、確認したことを入力するためのボタンである。例えば、確認ボタン226は、台車の荷降ろし間違いが報知された場合に、荷降ろし間違いであることを確認した作業員が押す。
バッテリ230は、動作用の電源電力を供給するものである。バッテリ230は、二次電池である。バッテリ230は、外部の商用電源と接続するものであっても良い。
次に、実施形態に係る誤配防止システム1における納品管理装置13の構成について説明する。
図6は、実施形態に係る誤配防止システム1における納品管理装置13の構成例を示すブロック図である。
図6に示すように、納品管理装置13は、プロセッサ(第2プロセッサ)311、ROM312、RAM313、データメモリ314、第1通信インターフェース(I/F)(第2通信インターフェース)315、第2通信インターフェース(I/F)(第3通信インターフェース)316、表示器317および入力器318を備える。
プロセッサ311は、プログラムを実行することにより種々の処理を行う。プロセッサ311は、ROM312又はデータメモリ314などに記憶されたプログラム(システムプログラム、アプリケーションプログラム又はファームウェア)を実行する。プロセッサ311は、例えば、CPU、MPU又はDSPである。また、プロセッサ311は、CPU、MPU又はDSPなどの複数を組み合わせたものであっても良い。
ROM312は、データの読み出しに用いられる不揮発性のメモリである。ROM312は、プロセッサ311が実行するプログラムを記憶する。また、ROM312は、プロセッサ311が予め定められた各種の処理を行うために使用するデータ又は各種の設定値などを記憶する。
RAM313は、データの読み書きに用いられるメモリである。RAM313は、プロセッサ311が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶するワーキングメモリなどとして利用される。
データメモリ314は、各種のデータを保存する書き換え可能な不揮発性のメモリである。例えば、データメモリ314は、プロセッサ311が実行するプログラムあるいは設定値を記憶する。また、データメモリ314は、データサーバ11から取得した配送管理データを記憶する。また、データメモリ314は、プロセッサ311による処理で生成されたデータなどを記憶しても良い。
第1通信インターフェース315は、データサーバ11と通信するためのインターフェースである。例えば、第1通信インターフェース315は、セキュアなネットワークを介してデータサーバ11と通信する通信インターフェースであれば良い。
第2通信インターフェース316は、ラベル読取装置12と通信するためのインターフェースである。例えば、第2通信インターフェース316は、無線通信でラベル読取装置12と通信する。また、第2通信インターフェース316は、有線通信でラベル読取装置と通信するインターフェースであっても良い。
表示器317は、情報を表示する表示デバイスである。例えば、表示器317は、納品チェック一覧表などを表示する。入力器318は、オペレータからの指示入力を受け付けるデバイスである。入力器318は、オペレータからの入力された指示内容をプロセッサ311へ通知する。例えば、表示器317および入力器318は、タッチパネル付きのディスプレイなどで構成される。
以下、実施形態に係る誤配防止システム1の動作について説明する。
まず、実施形態に係るラベル読取装置12の動作について説明する。
図7は、実施形態に係るラベル読取装置12の動作例を説明するためのフローチャートである。
ここで、配送車から降ろされる台車20には、台車IDおよび納品先の店舗IDを含む情報をコード化したコード画像が印刷されたラベル21が貼り付けられるものとする。また、ラベル21は、搬入口から搬入される台車20においてラベル読取装置12が読み取れる位置に貼り付けられるものとする。
作業員は、トラックから店舗への納品作業を開始する場合、当該店舗の納品管理装置13において納品作業の開始を指示する。例えば、納品作業の確認者は、納品管理装置13の入力器318を用いてトラックIDと確認者を識別する確認者情報を入力して納品作業の開始を指示する。納品管理装置13は、納品作業の開始の指示に応じてラベル読取装置12に対してラベルの読取開始を指示する。
ラベル読取装置12のプロセッサ211は、通信インターフェース215を介して納品管理装置13からラベルの読取開始の指示を受け付ける(ACT11)。プロセッサ211は、ラベルの読取開始の指示を受けると(ACT11、YES)、台車20に貼り付けられるラベル21を読取可能な状態とする。作業員は、納品作業の開始を指示した後、実際にトラックから当該店舗へ納品する台車20を降ろして搬入口へ運ぶ。
ラベル読取装置12は、作業員が搬入口から店内に移動させる台車に貼り付けられたラベルを読み取る読取動作を実行する(ACT12)。ラベル読取装置12のIRセンサ221は、作業員が搬入口から店舗内へ移動させようとする台車を検知する。IRセンサ221が台車を検知すると、プロセッサ211は、ライト222を点灯し、カメラ223による撮影を開始する。プロセッサ211は、カメラ223が撮影する画像からラベル画像を抽出し、抽出したラベル画像に含まれるコード画像をデコードすることでラベルの読取動作を実行する。
プロセッサ211は、搬入される台車のラベルが読み取れた場合(ACT13、YES)、ラベルに印刷されるコードの読取結果に含まれる店舗IDを特定する。店舗IDを特定すると、プロセッサ211は、特定した店舗IDが示す店舗名をスピーカ225を用いて音声で出力する(ACT14)。作業員は、スピーカ225から音声出力される店舗名により当該店舗へ納品すべき台車であったかを確認する。音声出力された店舗名が正しければ、作業員は、そのまま台車を店舗内へ搬入する。また、音声出力された店舗名が誤っていれば、作業員は、当該台車を配送車としてのトラックへ戻す作業を行う。
また、プロセッサ211は、搬入される台車が納品対象であるか否かを判断する(ACT15)。例えば、プロセッサ211は、ラベルの読取結果から特定した店舗IDが当該店舗の店舗IDと一致するか否かで台車が納品対象であるか否かを判断する。また、プロセッサ211は、ラベルから読み取った台車IDが当該店舗の納品対象であるかを納品管理装置13に問い合わせるようにしても良い。
ラベルを読み取った台車が当該店舗の納品対象であると判断した場合(ACT15、YES)、プロセッサ211は、当該台車の台車IDとともに納品完了を納品管理装置13へ通知する(ACT16)。ここで、プロセッサ211は、当該台車が店舗内へ搬入されたことを検知した場合に当該台車の納品完了を通知するようにしても良い。
ラベルを読み取った台車が当該店舗の納品対象でないと判断した場合(ACT15、NO)、プロセッサ211は、当該台車が納品(荷降ろし)間違いであることを報知する(ACT18)。例えば、プロセッサ211は、当該台車が納品対象でないことをスピーカ225によって音声で報知する。また、プロセッサ211は、表示器224あるいはライト222を点滅させて当該台車が納品対象でないことを報知するようにしても良い。また、プロセッサ211は、ラベルを読み取った台車が納品間違いであったことを納品管理装置13へ通知するようにしても良い。この場合、納品管理装置13が、台車の荷降ろし間違いが起きたことを報知するようにしても良い。
納品間違いを報知した場合、プロセッサ211は、作業員によって納品間違いが確認されるまで、納品間違いの報知を継続する。例えば、確認ボタン226が押されることによって作業員が納品間違いを確認したものとする。この場合、作業員は、納品間違いが報知されると、納品間違いであったことを確認したことを示す確認ボタン226を押し、当該台車を配送車へ戻す。この場合、プロセッサ211は、確認ボタン226が押されなければ(ACT18、NO)、納品間違いの報知を継続する。また、プロセッサ211は、確認ボタン226が押されると(ACT18、YES)、納品間違いの報知を終了し、ACT17へ進む。
また、納品管理装置13の表示器45に納品間違いの警告と確認ボタンとを表示し、作業員が確認ボタンを指示することで納品間違いを確認させるようにしても良い。この場合、作業員は、納品間違いが報知されると、納品管理装置13の入力器318で納品間違いの確認ボタンを指示し、当該台車を配送車へ戻す。プロセッサ211は、納品管理装置13から納品間違いの確認ボタンが指示された旨の通知を受けて納品間違いの報知を終了し、ACT17へ進む。
また、プロセッサ211は、動作中においてラベルの読取処理の終了指示があるかを監視する(ACT17)。プロセッサ211は、ラベルの読取処理の終了指示がなければ(ACT17、NO)、ACT12へ進み、上述した処理を繰り返し実行する。また、ラベルの読取処理の終了指示があれば(ACT17、YES)、プロセッサ211は、ラベル読取装置12の動作を終了する。
以上のように、実施形態に係るラベル読取装置は、当該店舗へ搬入される台車に貼り付けられているラベルに印刷されている台車IDと店舗IDとを含む情報を読取る。ラベル読取装置は、前記ラベルから読み取った店舗IDが示す店舗名をスピーカで音声出力する。また、ラベル読取装置は、ラベルから読み取った店舗IDが当該店舗の店舗IDでない場合は台車の納品間違いを報知する。
これにより、実施形態に係るラベル読取装置は、店舗に搬入される台車に貼り付けられたラベルに印刷された情報を読み取ることでき、ラベルから読み取った情報に基づいて台車の納品間違いを報知できる。この結果として、実施形態に係るラベル読取装置は、作業員に手間をかけることなく、配送車から店舗への台車の納品を正確に実施できるように支援できる。
次に、実施形態に係る納品管理装置13の動作について説明する。
図8は、実施形態に係る納品管理装置13による納品チェック処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
納品管理装置13は、表示器317に納品作業の指示画面を表示する。納品管理装置13のプロセッサ311は、納品作業の指示画面に対する納品作業の開始指示を受け付ける(ACT31)。
図9は、納品管理装置13が表示器317に表示する納品作業の指示画面の表示例を示す図である。
図9に示す例において、納品作業の指示画面は、店舗の表示欄331、作業内容の表示欄332、配送車の入力欄333、確認者の入力欄334、開始ボタン335および中止ボタン336を有する。
店舗の表示欄331には、当該店舗の店舗IDが表示される。表示欄332には、作業内容としての納品作業と表示される。表示欄331および表示欄332にはデフォルトで納品管理装置13に設定される情報を表示するようにしても良い。
配送車の入力欄333には、納品物を運んできた配送車としてのトラックを示すトラックIDが入力される。確認者の入力欄334には、納品作業を確認する確認者を示す確認者情報(確認者のIDまたは確認者名)が入力される。入力欄333および入力欄334には、入力器318を用いて情報が入力される。開始ボタン335は、納品作業の開始を指示するためのボタンである。中止ボタン336は、納品作業の中止を指示するためのボタンである。開始ボタン335および中止ボタン336は、入力器318としてのタッチパネルによって指示されるボタンである。
すなわち、トラックから店舗への納品作業を開始する場合、トラックのトラックIDと納品作業を確認する確認者を確認者情報とが入力器318を用いて入力される。トラックIDおよび確認者情報が入力された後に開始ボタン335を指示されると、納品作業が開始される。例えば、プロセッサ311は、トラックIDと確認者情報とが入力されると、開始ボタン335への入力を受け付ける。プロセッサ311は、開始ボタン335が指示されると、納品作業に伴う納品チェック処理を開始する。
納品作業の開始が指示されると(ACT31、YES)、プロセッサ311は、納品作業の対象となるトラックから当該店舗へ納品すべき台車を示す配送管理データをデータサーバ11から取得する(ACT32)。例えば、プロセッサ311は、納品作業の指示画面において入力されるトラックIDと当該店舗の店舗IDとを指定して配送管理データをデータサーバ11へ要求する。データサーバ11は、指定されたトラックIDと店舗IDとで絞り込んだ配送管理データを要求元の納品管理装置13へ送信する。これにより、納品管理装置13は、指定されたトラックIDのトラックから当該店舗へ納品される台車を示す配送管理データを取得する。
プロセッサ311は、データサーバ11から取得した配送管理データに基づいてトラックから当該店舗に納品されるべき台車の一覧(納品チェック一覧)を表示器317に表示する(ACT33)。納品チェック一覧は、納品対象となる各台車が実際に納品(搬入)されたかを確認するための確認画面である。
図10は、納品管理装置13が表示器317に表示する納品チェック一覧の表示例を示す図である。
図10に示す納品チェック一覧は、作業内容の表示欄341、一覧342、スクロールバー343および終了ボタン344を有する。
作業内容の表示欄341は、作業内容を示す情報を表示する。図10に示す表示例では、作業内容の表示欄341には、日時、トラックID、確認者情報および店舗名が表示される。
一覧342は、トラックから当該店舗に納品すべき台車のリストが表示される。一覧342は、データサーバ11から取得する配送管理データに基づいて表示される。一覧342において、各台車については、台車の種類、台車IDおよび確認欄が表示される。確認欄は、当該台車の納品状況を示す情報が表示される。例えば、確認欄は、当該台車が納品された場合に納品済みに更新される。
スクロールバー343は、一覧342の表示を更新するための操作ボタンである。1つの表示画面上の一覧342に全ての台車が表示しきれない場合、スクロールバー343の操作に応じて、画面に表示される一覧342が更新される。
終了ボタン344は、作業員による納品作業が終了したことを指示するボタンである。
納品チェック一覧を表示した後、プロセッサ311は、ラベル読取装置12が搬入される台車に貼り付けられたラベルを読み取るごとに当該ラベルの読取結果(読取データ)を取得する(ACT34)。プロセッサ311は、ラベル読取装置12が搬入される台車に貼り付けられたラベルに印刷されたコード画像から読み取った台車IDを含む情報をラベルの読取データとして取得する。
ラベル読取装置12からラベルの読取データを取得した場合(ACT34、YES)、プロセッサ311は、取得した読取データに含まれる台車IDによって当該ラベルが貼り付けられた台車が当該店舗への納品対象であるかを判断する(ACT35)。例えば、プロセッサ311は、納品チェック一覧に表示した当該店舗へ納品すべき台車の台車IDと一致するか否かによって納品対象であるか否かを判断する。
納品対象であると判断した場合(ACT35、YES)、プロセッサ311は、納品チェック一覧における当該台車IDに対応する確認欄を更新する(ACT36)。例えば、ラベルから読み取った台車IDが納品チェック一覧に表示する台車IDと一致する場合、プロセッサ311は、当該台車IDに対応する確認欄を納品済みに更新する。
納品対象でないと判断した場合(ACT38、YES)、プロセッサ311は、ラベルが読み取られた台車が納品間違いであると判断し、当該台車の納品間違いを報知する(ACT38)。例えば、プロセッサ311は、表示器317に表示中の納品チェック一覧に納品間違いを報知する警告画面を表示する。
図11は、納品管理装置13が表示器317に表示する納品チェック一覧上に納品間違いを報知するための警告画面(ポップアップウインドウ)350を表示した表示例を示す図である。
図11に示す警告画面350は、納品間違いを報知する警告を納品チェック一覧上にポップアップウインドウとして表示する。警告画面350には、納品間違い(降ろし間違い)と表示し、納品先が間違っている旨の警告を表示する。さらに、図11に示す警告画面350には、入力器318としてのタッチパネルなどで指示できる確認ボタン351を表示する。
図11に示す警告画面中の確認ボタン351は、台車の納品間違いを確認したことを指示するためのボタンである。例えば、作業員が納品間違いの台車を配送車(トラック)に戻したことを確認した場合に、確認ボタン351が指示される。この場合、プロセッサ311は、確認ボタン351が押されると、納品間違いの台車が作業員に確認されたものと判断するようにする。
納品間違いを報知した後、プロセッサ311は、納品間違いの台車が作業員に確認されたか否かを判断する(ACT39)。プロセッサ311は、納品間違いの台車が作業員に確認されたと判断できなければ(ACT39、NO)、納品間違いの報知を継続する。また、プロセッサ311は、納品間違いの台車が作業員に確認されたと判断した場合(ACT39、YES)、納品間違いの報知を終了し、ACT37へ進む。
また、プロセッサ311は、動作中において納品作業の終了指示があるかを監視する(ACT37)。例えば、プロセッサ311は、図10に示す納品チェック一覧に表示した終了ボタンへの入力を納品作業の終了指示として検出する。プロセッサ311は、納品作業の終了指示がなければ(ACT37、NO)、ACT33へ進み、上述した処理を繰り返し実行する。
納品作業の終了指示が有ったと判断した場合(ACT37、YES)、プロセッサ311は、未納の台車があるかをチェックする(ACT40)。
未納の台車がないと判断した場合(ACT40、NO)、プロセッサ311は、納品完了を報知し(ACT41)、納品作業による納品結果を示す情報をデータサーバ11へ通知する(ACT42)。例えば、プロセッサ311は、当該トラックから当該店舗へ納品されるべきすべの台車が納品されたことを示す情報を納品結果としてデータサーバ11へ通知する。また、プロセッサ311は、当該トラックから当該店舗へ納品された台車IDを示す情報を納品結果としてデータサーバ11へ通知するようにしても良い。
未納の台車があると判断した場合(ACT40、YES)、プロセッサ311は、未納の台車があることを報知する(ACT43)。例えば、プロセッサ311は、未納となっている台車を示す情報を表示器317に表示する。
図12は、納品作業の終了が指示された場合に表示器317が表示する未納報知画面の表示例を示す図である。
図12に示す未納報知画面は、図11に示す納品チェック一覧において未納の台車を示すものとなっている。図12に示す表示例において、未納となった台車(納品済みとならなかった台車)の台車IDに対応する確認欄は、未納と表示され、背景が変更されて表示される。未納の台車IDに対応する確認欄は、背景を変更されることで未納の表示を強調表示させる。また、未納と表示する確認欄は、協調表示するものであれば良く、例えば、背景を点滅表示などにしても良い。
また、図12に示す未納報知画面では、納品作業の再開を指示する再開ボタン345も表示される。再開ボタン345は、入力器318としてのタッチパネルなどによって指示可能なボタンである。すなわち、未納報知画面では、納品作業を再開される場合には再開ボタン345が指示され、未納の台車があっても納品作業を終了させる場合には終了ボタンが指示される。プロセッサ311は、再開ボタン345が入力されたことを検知すると、納品作業を再開し、終了ボタン344が入力されたことを検知すると納品作業を終了する。
未納の台車があることを報知した場合、プロセッサ311は、納品作業の再開指示または未納のままでの納品作業の終了の指示を受け付ける(ACT44)。納品作業の再開指示を受けた場合(ACT44、YES)、プロセッサ311は、ACT33へ戻り、上述した処理を再開する。また、納品作業の終了指示を受けた場合(ACT44、NO)、プロセッサ311は、未納の商品を明示する情報を含む納品結果をデータサーバ11へ通知する(ACT42)。
以上のように、実施形態に係る納品管理装置は、納品作業を行う配送車の車両IDと当該店舗の店舗IDとが紐づけられた台車IDの一覧を表示器に表示する。納品管理装置は、ラベル読取装置が当該店舗へ搬入される台車に貼り付けられているラベルから読み取った台車IDを取得する。納品管理装置は、ラベル読取装置から取得した台車IDの台車が当該店舗の納品対象である場合は当該台車IDに対応づけて納品済みを表示する。また、納品管理装置は、ラベル読取装置から取得した台車IDの台車が当該店舗の納品対象でない場合は台車の納品間違いを報知する。
これにより、実施形態に係る納品管理装置によれば、配送車から当該店舗へ納品すべき台車を一覧で提示でき、台車の納品間違いがあれば納品間違いを報知できる。この結果として、実施形態に係る納品管理装置は、作業員に手間をかけることなく正しく台車が納品されるように支援できる。
なお、上述した実施形態では、装置内のメモリにプロセッサが実行するプログラムが予め記憶されている場合で説明をした。しかし、プロセッサが実行するプログラムは、ネットワークから装置にダウンロードしても良いし、記憶媒体から装置にインストールしてもよい。記憶媒体としては、プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記憶媒体であれば良い。また、予めインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティングシステム)等と協働して実現させるものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…誤配防止システム、11…データサーバ、12…ラベル読取装置、13…納品管理装置、111…プロセッサ、114…データメモリ、115…通信インターフェース、211…プロセッサ(第1プロセッサ)、214…データメモリ、215…通信インターフェース(第1通信インターフェース)、223…カメラ、225…スピーカ、311…プロセッサ(第2プロセッサ)、314…データメモリ、315…第1通信インターフェース(第2通信インターフェース)、316…第2通信インターフェース(第3通信インターフェース)、317…表示器、318…入力器。

Claims (5)

  1. 店舗へ搬入される台車を監視する納品管理装置と通信する通信インターフェースと、
    当該店舗へ搬入される台車に貼り付けられているラベルの画像を撮影するカメラと、
    前記カメラが撮影した画像から前記ラベルに印刷されている台車IDと店舗IDとを含む情報を読取り、前記ラベルから読み取った店舗IDが当該店舗の店舗IDである場合は前記台車の搬入完了を示す情報を前記納品管理装置へ送信し、前記ラベルから読み取った店舗IDが当該店舗の店舗IDでない場合は前記台車の納品間違いを報知するプロセッサと、
    を有するラベル読取装置。
  2. 商品を載せた台車を示す台車IDと前記台車の搬入先となる店舗を示す店舗IDと前記台車を配送する配送車を示す車両IDとを対応づけた配送管理データを管理するデータサーバと通信する第1通信インターフェースと、
    当該店舗へ搬入される台車に貼り付けられているラベルを読み取るラベル読取装置と通信する第2通信インターフェースと、
    前記第1通信インターフェースにより前記データサーバから取得する前記配送管理データに基づいて当該店舗に搬入する台車を配送する配送車の車両IDと当該店舗の店舗IDとが紐づけられた台車IDの一覧を表示する表示器と、
    前記第2通信インターフェースにより前記ラベル読取装置からラベルの読取結果を取得し、前記ラベル読取装置がラベルから読み取った台車IDの台車が前記店舗に納品されたことを示す情報を前記表示器に表示する前記一覧に表示させるプロセッサと、
    を有する納品管理装置。
  3. 前記プロセッサは、前記ラベル読取装置がラベルから読み取った台車IDの台車が当該店舗の納品対象である場合は前記表示器に表示する前記一覧において前記台車IDに対応づけて納品済みを表示させ、前記ラベル読取装置がラベルから読み取った台車IDの台車が当該店舗の納品対象でない場合は納品間違いを前記表示器に表示させる、
    請求項2に記載の納品管理装置。
  4. 前記配送車から前記店舗への納品作業の終了指示が入力される入力器を有し、
    前記プロセッサは、前記入力器によって納品作業の終了指示が入力された場合、前記配送車から当該店舗へ納品すべき台車のうち未納となっている台車を示す情報を前記表示器に表示させる、
    請求項2又は3の何れかに記載の納品管理装置。
  5. ラベル読取装置と納品管理装置とを有する誤配防止システムであって、
    前記ラベル読取装置は、
    店舗へ搬入される台車に貼り付けられているラベルの画像を撮影するカメラと、
    前記カメラが撮影した画像から前記ラベルに印刷されている台車IDを含む情報を読取る第1プロセッサと、
    前記ラベルから読み取った台車IDを含む情報を前記納品管理装置へ送信する第1通信インターフェースと、を有し、
    前記納品管理装置は、
    商品を載せた台車を示す台車IDと前記台車の搬入先となる店舗を示す店舗IDと前記台車を配送する配送車を示す車両IDとを対応づけた配送管理データを管理するデータサーバと通信する第2通信インターフェースと、
    前記ラベル読取装置と通信する第3通信インターフェースと、
    前記第2通信インターフェースにより前記データサーバから取得する前記配送管理データに基づいて当該店舗に搬入する台車を配送する配送車の車両IDと当該店舗の店舗IDとが紐づけられた台車IDの一覧を表示する表示器と、
    前記第3通信インターフェースにより前記ラベル読取装置からラベルの読取結果を取得し、前記ラベル読取装置が当該店舗へ搬入される台車に貼り付けられているラベルから読み取った台車IDの台車が当該店舗に搬入済みであることを示す情報を前記一覧に表示させる第2プロセッサと、を有する、
    誤配防止システム。
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