JP2021125077A - 広告素材アロケーションシステム、広告素材アロケーション装置及びプログラム - Google Patents

広告素材アロケーションシステム、広告素材アロケーション装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】特定のターゲットに対しての効率的な広告割り当てを提案する広告素材アロケーションシステム、広告素材アロケーション装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】広告素材アロケーションシステムは、各広告枠の獲得ターゲット延べ視聴率(TRP)及び各広告枠に関する割り当ての制約情報を取得する取得部と、獲得TRP及び制約情報に基づいて、各広告枠に割り当てる特定のターゲット向けの広告素材を決定する制御部と、を有する。
【選択図】図2

Description

本開示は、広告素材アロケーションシステム、広告素材アロケーション装置及びプログラムに関する。
テレビ放送においては、広告としてコマーシャル(CM:Commercial Message)が放送される。CMは、タイムCM(time CM)及びスポットCM(spot CM)に大別される。タイムCMは、番組と一体で売買される枠で放送されるCMであって、プログラムコマーシャル(program commercial)、番組CM、提供CMなどと呼ばれてもよい。
スポットCMは、テレビ局が定めたCM時間枠に放送されるCMに該当する。スポットCMは、番組間で放送されるステーションブレイク(SB:Station Break)、番組内に挿入されるが提供表示が付かないパーティシペーション(PT:Participation)(又はパーティシペーティングCM)などに分けられる。
既存のスポットCMのプランニング(広告枠選択、作案、買い付け、見積もり、スポットプランニング、割り当てなどと呼ばれてもよい)は、予め定められた広告出稿パターンに基づいて行われる(例えば、特許文献1)。
特開2000−124867号公報
商品、サービスによっては、特定のターゲットに対して訴求すれば十分なものがある。ここで、ターゲットは、マーケティングの分野で用いられる性・年齢別区分(C(Child)層、T(Teen)層、M(Male)1−M3層、F(Female)1−F3層)であってもよい。
このような商品などについて、全世代を対象とした広告素材を利用しても、効果的でない。したがって、特定のターゲット向けの広告素材をCMに導入することが望ましい。また、同じ商品などについて、複数のターゲット向けの広告素材を使い分けることが望ましい。
しかしながら、特定のターゲット向けの広告素材の割り付け方法については、これまで検討が進んでいない。このような方法について明確化しなければ、特定のターゲット、ひいては各ターゲットに対してより効果的な広告効果が得られないという課題がある。
そこで本開示は、特定のターゲットに対しての効率的な広告割り当てを提案できる広告素材アロケーションシステム、広告素材アロケーション装置及びプログラムを提供することを目的の1つとする。
本開示の一態様に係る広告素材アロケーションシステムは、各広告枠の獲得ターゲット延べ視聴率(TRP:Target Rating Point)及び各広告枠に関する割り当ての制約情報を取得する取得部と、前記獲得TRP及び前記制約情報に基づいて、各広告枠に割り当てる特定のターゲット向けの広告素材を決定する制御部と、を有することを特徴とする。
本開示の一態様によれば、特定のターゲットに対しての効率的な広告割り当てを提案できる。
図1は、一実施形態に係る広告素材アロケーションシステムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、一実施形態に係る広告素材アロケーション方法のフローチャートの一例を示す図である。 図3は、各ターゲットの目標TRPの一例を示す図である。 図4A及び4Bは、仮想時刻の一例を示す図である。 図5は、獲得見込みTRPの導出の一例を示す図である。 図6は、あるキャンペーンについてのターゲットごとの禁止時間の指定の一例を示す図である。 図7は、あるキャンペーンについてのターゲットごとの禁止時間の指定の一例を示す図である。 図8は、一実施形態に係る割当装置の機能構成の一例を示す図である。 図9は、一実施形態に係る割当装置などのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本開示の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。以下の説明では、同一の部には同一の符号が付される。同一の部は名称、機能などが同じであるため、詳細な説明は繰り返さない。
(広告素材アロケーションシステム)
図1は、一実施形態に係る広告素材アロケーションシステムの概略構成の一例を示す図である。図1に示す広告素材アロケーションシステム1は、広告素材アロケーション装置10と、放送配信装置20と、視聴率管理装置30と、を含む。
広告素材アロケーション装置10は、1つ又は複数の広告キャンペーン(ブランド、商品、サービス、素材などと互いに読み替えられてもよい)について、テレビなどを用いて放送される広告枠にCMを割り当てる装置である。広告素材アロケーション装置10は、以下、単にアロケーション装置10、割当装置10などとも呼ぶ。
割当装置10は、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末などの携帯端末(移動通信端末)であってもよいし、パソコン(PC:Personal Computer)、サーバなどの固定通信端末であってもよい。つまり、本開示における割当装置10は、通信デバイスで読み替えることができる。
割当装置10は、有線及び/又は無線(例えば、LTE(Long Term Evolution)、5G NR(5th Generation New Radio)、Wi−Fi(登録商標)など)を介して、ネットワーク(インターネットなど)と通信してもよい。
放送配信装置20は、テレビ(TV:television)に対して放送を配信する装置である。ここで、テレビ(テレビ受像機)は、地上波放送、放送衛星(BS:Broadcasting Satellite)/通信衛星(CS:Communications Satellite)による放送、インターネット放送(インターネットテレビ)などの少なくとも1つを受信する機能を有する装置であってもよい。例えば、テレビは、多機能テレビ、スマートTV、IP(Internet Protocol)TV、セットトップボックス、上述の携帯端末、上述の固定通信端末などの少なくとも1つであってもよい。
なお、放送は、公衆によって直接受信されることを目的とする電気通信の送信を意味し、無線放送、インターネット放送などを含んでもよい。
視聴率管理装置30は、テレビにおいて放送される番組の実際の視聴率を集計する装置である。視聴率は、所定の時間単位(例えば、秒、分、時)で記憶されてもよい。視聴率管理装置30は、ネットワークを介して他の装置(例えば、割当装置10)に対して視聴率に関する情報を送信してもよい。
視聴率管理装置30は、例えばテレビ視聴率調査者によって管理される装置であってもよい。視聴率管理装置30は、所定の世帯(例えば、調査協力世帯)のテレビに接続された測定機器から視聴履歴のデータを取得して管理してもよい。なお、当該データから視聴率が算出又は予測されてもよい。
視聴率管理装置30は、所定のターゲット(所定の属性に該当するユーザ)ごとの視聴率(ターゲットの個人視聴率)が記録されてもよい。
視聴率又は予測視聴率は、例えば、ターゲット層の個人視聴率の合計に相当するターゲット延べ視聴率(TRP:Target Rating Point)、世帯視聴率の合計に相当する延べ視聴率(GRP:Gross Rating Point)の少なくとも1つに関する視聴率又は予測視聴率を含んでもよい。また、予測視聴率は、個人全体視聴率であってリアルタイム視聴及び放送後7日目までのタイムシフト視聴を合算した視聴率(All、P+C7(Program + Commercial 7)などと呼ばれてもよい)について予測した視聴率を含んでもよい。なお、ターゲットの個人視聴率は、あるターゲット層に該当する個人全体に対する当該ターゲット層の視聴者の割合を意味してもよい。
なお、本開示において、ターゲットは、マーケティングの分野で用いられる性・年齢別区分(C(Child)層、T(Teen)層、M(Male)1−M3層、F(Female)1−F3層)であると想定するが、この分類に限られない。
割当装置10など各装置の機能構成及びハードウェア構成の一例については、後述する。
なお、当該システム構成は一例であり、これに限られない。例えば、各装置は、図1ではそれぞれ1つずつ含まれる構成としたが、各機器の数はこれに限られず、複数存在してもよい。広告素材アロケーションシステム1は、一部の装置を含まない構成としてもよいし、1つの装置の機能が複数の装置により実現される構成としてもよい。
複数の装置の機能が1つの装置により実現される構成としてもよい。例えば、割当装置10と、放送配信装置20と、視聴率管理装置30と、の少なくとも2つが、1つのサーバ上で実装されてもよい。
(広告素材アロケーション方法)
本開示の一実施形態に係る広告素材アロケーション方法について、以下で説明する。各広告素材アロケーション方法は、上述の広告素材アロケーションシステムに適用されてもよい。なお、本開示の内容は広告素材プランニングに利用されてもよく、本開示において、「アロケーション」、「割り当て」、「プランニング」、「作案」などは、互いに読み替えられてもよい。
図2は、一実施形態に係る広告素材アロケーション方法のフローチャートの一例を示す図である。
ステップS101において、割当装置10は、広告素材アロケーション対象であるキャンペーンを決定する。割当装置10は、外部からの入力(例えば、ユーザによる設定)に基づいて当該キャンペーンを決定してもよい。アロケーション対象は、複数のキャンペーンが含まれてもよい。
ステップS102において、割当装置10は、各キャンペーンについての各ターゲットの目標TRPを決定する。図3は、各ターゲットの目標TRPの一例を示す図である。各ターゲットの目標TRPは、同じ値であってもよいし、それぞれ異なる値であってもよい。また、本開示において、目標TRPは、目標GRPで読み替えられてもよい。
ステップS103において、割当装置10は、あるキャンペーンを行う期間(例えば、一か月)の各広告枠の予測視聴率(予測獲得TRP)を導出する。この導出には、視聴率管理装置30において記録された過去の視聴率データ(例えば、ターゲットごとの個人視聴率データ)が用いられてもよい。割当装置10は、例えば過去の視聴率データをディープラーニング、回帰分析などの分析手法を用いてTRP予測モデルを作成し、当該モデルに各広告枠に対応する番組情報などを入力して、予測獲得TRPを導出してもよい。なお、本開示では、予測獲得TRP、獲得TRP及び予測TRPは、互いに読み替えられてもよい。
本開示では、アロケーション対象となる広告枠は、複数の放送局(チャンネルで読み替えられてもよい)の一定期間(例えば、キャンペーン期間)に該当する枠であると想定するが、1つの放送局が対象であってもよい。なお、本開示において、広告枠は、時間帯、ゾーンなどで読み替えられてもよい。
ステップS104において、割当装置10は、各広告枠に関するアロケーションの制約(各ターゲットに関する禁止条件など)、設定情報などを取得する。割当装置10は、外部からの入力(例えば、ユーザによる設定、他の装置からの受信)に基づいて当該制約、設定情報などを取得してもよい。
ここで、当該設定情報は、割り当てる広告に関する情報(広告情報、CM情報などと呼ばれてもよい)を含んでもよい。広告情報は、広告の内容(コンテンツ)に関する情報を含んでもよく、例えば、広告対象の商品又はサービスの内容(例えば、医療系、ギャンブル、金融、アルコール、たばこなどに関するか否か)を示してもよい。
また、広告情報は、当該キャンペーンの当該枠における広告がタイムCMなのかスポットCMなのかに関する情報を含んでもよい。広告情報は、当該キャンペーンの当該枠における広告がSBなのかPTなのかに関する情報を含んでもよい。
また、広告情報は、当該キャンペーンにおいて許容される広告の出稿パターン(例えば、逆L型、全日型、ヨの字型、コの字型、逆F型、深夜型、全日昼型など)に関する情報を含んでもよい。
設定情報は、番組に関する情報(番組情報と呼ばれてもよい)を含んでもよい。番組情報は、例えば、放送日時(開始時間、終了時間、曜日、番組の時間長などを含んでもよい)、タイムランク(CM料金のランク)、番組のジャンル、番組の内容(コンテンツ)の情報、番組に関するキーワード、番組の予測視聴率などを含んでもよい。
番組のジャンルは、例えば、ニュース、バラエティ、ドラマ、映画、音楽、スポーツ、その他などであってもよい。予測視聴率は、リアルタイム視聴率及びタイムシフト視聴率の少なくとも一方に基づいて算出される予測視聴率(又は見積視聴率)を含んでもよい。
制約に関して、割当装置10は、あるキャンペーンがある広告枠を獲得できるか(あるキャンペーンの広告を当該ある広告枠に割り当ててよいか)を、以下の少なくとも1つに基づいて判断してもよい:
・当該広告枠がスポット枠か、
・当該広告枠がスポット枠であれば、SBかPTか、
・当該広告枠がタイム枠か、
・当該広告枠に対応する番組、
・当該広告枠に対応する番組のジャンル、
・当該広告枠に対応する番組について一定期間(例えば、同日、同月、キャンペーン期間)内に獲得する広告枠の数、
・当該広告枠に対応する放送局、
・当該広告枠の曜日及び/又は時間帯、
・当該広告枠に隣接する枠が獲得されているか否か、
・当該広告枠と同一枠に、当該キャンペーンと同じジャンルの広告の枠が獲得されているか否か、
・当該広告枠が、当該キャンペーン(当該キャンペーンの広告主、クライアント)に対して獲得不可に指定された枠か否か。
言い換えると、割当装置10は、上記の条件の少なくとも1つがキャンペーンの設定とマッチする(又はしない)広告枠が、当該キャンペーンについて獲得禁止(獲得不可)であると想定してもよい。上記の条件は、禁止条件などと呼ばれてもよい。
広告枠を獲得できない曜日及び/又は時間帯は、禁止時間と呼ばれてもよい。
例えば、9時から10時が禁止時間として設定され、9時についてはSB枠獲得不可に、10時についてはSB枠獲得可に設定されるキャンペーンを考える。割当装置10は、当該キャンペーンについて、8時30分開始9時終了のPT枠は獲得可能であり、8時30分開始9時30分終了のPT枠は獲得不可であり、10時開始10時30分終了のPT枠は獲得可能であり、9時のSB枠は獲得不可であり、10時のSB枠は獲得可能であると判断してもよい。
割当装置10は、禁止時間を、広告の出稿パターンに基づいて導出してもよい。出稿パターンとしては、例えば、逆L型、全日型、ヨの字型、コの字型、逆F型、深夜型、全日昼型などがある。割当装置10は、逆L型の出稿パターンが獲得禁止枠として設定されたキャンペーンについては、逆L型に該当する時間が禁止時間であると判断してもよい。なお、本開示において、広告出稿パターンは、出稿パターン、展開パターン、広告パターン、販売パターンなどで読み替えられてもよい。
なお、割当装置10は、禁止時間と一部でも重複する時間帯を有する広告枠は獲得禁止であると判断してもよいし、禁止時間と一部重複する時間帯を有する広告枠であっても、当該重複部分の割合によっては獲得可能であると判断してもよい。獲得禁止と判断する当該割合の閾値は、禁止時間の含有率と呼ばれてもよい。割当装置10は、禁止時間と重複する部分の割合が当該含有率以上の広告枠は、獲得不可と判断してもよい。
例えば、9時から10時の禁止時間について、禁止時間の含有率が66.6%と設定された場合を考える。この場合、8時30分開始9時30分終了のPT枠は、禁止時間と重複する時間/枠全体の時間=30分/60分=50%であるため、割当装置10は、当該枠は獲得可能であると判断してもよい。一方、8時45分開始9時30分終了のPT枠は、禁止時間と重複する時間/枠全体の時間=30分/45分=66.6%であるため、割当装置10は、当該枠は獲得不可であると判断してもよい。
上記「当該広告枠に隣接する枠が獲得されているか否か」に関して、ある広告枠の開始時刻と別の広告枠の終了時刻との差分が所定の閾値以下(又は未満)である、又はある広告枠の終了時刻と別の広告枠の開始時刻との差分が所定の閾値以下(又は未満)である場合、これらの広告枠は「隣接する」と表現されてもよい。当該所定の閾値は、隣接制限時間と呼ばれてもよい。
一定の曜日時間帯の範囲は、「ゾーン」、「広告枠セット」、「枠グループ」などと呼ばれてもよい。割当装置10は、隣接に関する禁止条件が指定される場合には、ゾーン内の獲得数を隣接制限時間に基づいて制限してもよい。なお、ゾーン内の獲得数は、スポット枠、タイム枠又はこれらの合計のいずれかに対応する獲得数であってもよい。
ある曜日についてのゾーン内の広告枠獲得可能数は、floor(当該ゾーンの時間/隣接制限時間)−1で求められてもよいし、floor(当該ゾーンの時間/隣接制限時間)で求められてもよい。floor(x)は、xの床関数を意味する。
例えば、16時開始19時終了のゾーンについて、隣接制限時間=30分が適用される場合、割当装置10は、当該ゾーン内の広告枠獲得可能数は180/30−1=5であると判断してもよい。
なお、「隣接」は、上述のように広告枠の開始/終了時刻をベースに判断されてもよいし、開始/終了時刻の代わりに又は開始/終了時刻とともに仮想時刻をベースに判断されてもよい。ここで、仮想時刻は、隣接の制限を判断するために用いられる仮想的な時刻を意味してもよい。
割当装置10は、例えば、ある広告枠の仮想時刻を、以下の式1で算出してもよい:
(式1)
仮想時刻=当該広告枠の開始時刻+当該広告枠の長さ(時間長)×{(2×同一枠のシーケンス番号)−1}/(2×同一枠の数)
図4A及び4Bは、仮想時刻の一例を示す図である。図4Aは、説明の前提とする6つの枠の概要を示す。枠ID(Identifier)は、枠を区別するためのID(番号)であって、図4Aでは枠ID=1から6が示されている。枠区分は、スポットかタイムかを表している。本例では、枠ID1は同一枠(開始時刻及び終了時刻の一方又は両方が同じ広告枠)に他の広告枠を含まない。
一方、枠ID2−4は同一枠に該当する。また、枠ID5−6は同一枠に該当する。このように、同一枠は同じ枠区分の枠だけを含んでもよい。
図4Bは、図4Aの6つの枠について隣接する枠を導出した結果を示す。時間長は、終了時刻から開始時刻を減算して得られてもよい。枠ID1の時間長は30分であり、枠ID2−6の時間長は60分である。
同一枠の数は、枠ID1については1、枠ID2−4については3、枠ID5−6については2である。
同一枠のシーケンス番号は、同一枠に含まれる各枠を区別するための番号である。本例では、枠IDが小さい方から1、2、…と番号が割り当てられているが、これに限られない。
割当装置10は、上述の式1に基づいて、枠ID1−6の仮想時刻を、21:15、21:40、22:00、22:20、21:45、22:15と求める。割当装置10は、2つの仮想時刻の差が隣接制限時間以下(又は未満)であ場合、これらに対応する枠IDが隣接すると判断してもよい。
図4Bの例では、割当装置10は、隣接制限時間=30分と設定されたと想定する。この場合、ある枠IDの枠に隣接する枠のIDは、図4Bに示されるとおりである。例えば、枠ID3は、枠ID2、4、5、6との仮想時刻の差がいずれも隣接制限時間以下である。このため、枠ID3の隣接する枠IDの欄には、「2、4、5、6」が記載されている。
なお、割当装置10は、タイム枠及びスポット枠の少なくとも一方に対して、仮想時刻を利用しなくてもよい。ある枠について仮想時刻が利用されない場合、当該枠の「隣接」は、当該枠の開始時刻及び終了時刻を用いて判断されてもよい。また、割当装置10は、特定のゾーン(又は時間帯)に含まれる枠に対して、仮想時刻を利用しなくてもよいし、仮想時刻を常に利用する制御を行ってもよい。割当装置10は、タイム枠及びスポット枠の少なくとも一方に対して仮想時刻を利用するか否かを、設定情報に基づいて判断してもよい。
ステップS105において、割当装置10は、S102の目標TRP、S103の獲得TRP、S104の制約などに基づいて、各キャンペーンの広告素材のアロケーションを実施する。当該アロケーションにおいては、割り当て後の各ターゲットの獲得TRPが目標TRPを上回り、割り当て後の合計の獲得TRPができるだけ最大化されることが好ましい。
割当装置10は、1つ又は複数の最適化手法を用いて当該アロケーションを実施してもよい。当該最適化手法は、例えば、山登り法(hill climbing)、シミュレーテッドアニーリング(simulated annealing)、量子アニーリング(quantum annealing)、遺伝的アルゴリズム(genetic algorithm)などであってもよい。最適化には、ディープラーニング、強化学習、機械学習などの少なくとも1つに基づいて生成された学習モデルが利用されてもよい。なお、各最適化手法には、マルチスタート局所探索(Multi Start Local Search(MSLS))が適用されてもよい。
複数のキャンペーンに対して山登り法、シミュレーテッドアニーリングなどを用いる場合、割当装置10は、最も達成率が低いキャンペーンを選択→当該キャンペーンに対する枠割り当てを実施、というステップを繰り返して、各キャンペーンの目標値が達成されるようにアロケーションを行ってもよい。最も達成率が低いキャンペーンが1つより多くある場合、上記目標値が最も大きいキャンペーンが枠割り当て対象として選択されてもよい。
ここで、目標値は、金額、GRP、TRP、リーチ、フリークエンシーなどであってもよい。達成率は、予算達成率及び最高効率値に対する達成率の少なくとも一方又は両方(例えば、両方の加重平均値)に基づいて導出されてもよい。本開示では、目標値はTRPとして説明するが、これに限られない。
例えば、達成率=(獲得TRP+獲得見込みTRP)/目標TRPで求められてもよい。ここで、獲得見込みTRP=Σ各枠(枠のTRP/枠を獲得可能なキャンペーン数)で求められてもよい。
図5は、獲得見込みTRPの導出の一例を示す図である。本例では、3つのキャンペーン(キャンペーンA、B、C)について、未配分枠1−5があるケースを説明する。各キャンペーンが獲得可能な枠は「〇」で、禁止条件、隣接制限などによって獲得不可能な枠は「×」で示されている。
枠を獲得可能なキャンペーン数は、未配分枠1については1(キャンペーンAのみ〇なので)、未配分枠2−4については2、未配分枠5については3である。
したがって、未配分枠1−5に関して、キャンペーンAの獲得見込みTRPは、(3.6/1)+(4.2/2)+(2.8/2)+(6.5/2)+(5.5/3)≒12.2と求められる。同様に、キャンペーンBの獲得見込みTRPは、(5.5/3)≒1.83と求められる。同様に、キャンペーンBの獲得見込みTRPは、(4.2/2)+(2.8/2)+(6.5/2)+(5.5/3)≒8.6と求められる。
最高効率値に対する達成度は、全ての候補枠の中からターゲットのTRPの最も大きい時間枠を獲得する指標であるTRP Maxに基づいてもよいし、CPRP(Cost Per TRP)が最も小さくなる時間枠を獲得する指標であるCPRP Minに基づいてもよい。
割当装置10は、例えば、下記の式2で計算される評価値に基づいて、最適化結果の解の評価値を求めてもよい。割当装置10は、式2で計算される評価値をブランド(キャンペーン)の秒数別に算出して秒数毎のブランド数で加重平均する事によって、最適化結果の解の評価値を求めてもよい。
Figure 2021125077
ここで、f1(Brand)、f2(Brand)は、それぞれi番目のブランドの最適化指標に対応する関数であってもよく、例えばリーチマックス(ブランド毎に獲得済時間枠分のリーチを保持して、全ての候補枠に対してそれぞれに獲得した場合のリーチを算出し、最も良いリーチの時間枠を獲得する指標)、CPR Min(全ての候補枠に対してそれぞれにブランドを獲得した場合のCPR(Cost Per Reach)を算出し、最小のCPRに対応する時間枠を獲得する指標)、TRP Max、THR Max(全ての候補枠に対してそれぞれに獲得した場合のTHR(Target Hold Rate)を算出し、最大のTHRに対応する時間枠を獲得する指標)などの少なくとも1つに対応する関数であってもよい。
w1、w2は、w1+w2=1.0の関係を満たす重みづけ係数であってもよい。最適化指標が1つだけ設定される場合、割当装置10は、式2のf2=0かつw1=1.0と想定してもよい。最適化指標が2つ設定される場合、割当装置10は、式2のf1及びf2がそれぞれの指標に対応すると想定してもよい。なお、期間別目標達成率は、上述の達成率のブランド期間別の値に該当してもよい。最低達成率Weightは、適当な重みづけ係数であってもよく、例えば所定の実数に該当してもよい。
割当装置10は、上記評価値に基づいて、最適解を判断し、ある広告枠に割り当てる広告素材を決定してもよい。
あるキャンペーンの広告について、ターゲットごとに異なる素材がある場合、割当装置10は、上述の最適化に関連する計算において、ある広告枠にあるターゲット向けの素材を割り当てる場合には、当該広告枠は他のターゲットには一切広告効果がない(当該ターゲットに対してはTRP=所定の値の効果があるが、他のターゲットに対してはTRP=0とみなされる)、又は他のターゲットには低減された広告効果がある(当該ターゲットに対しては所定の値のTRPの効果があるが、他のターゲットに対してはTRP=所定の値×係数(ここで、係数<1))と想定してもよい。なお、「あるターゲット向けの素材」は「1以上のターゲット向けの素材」を意味してもよい。
なお、上述した禁止時間は、ターゲットごとに異なって設定されてもよい。割当装置10は、あるターゲットがある広告枠を獲得禁止に設定されている場合には、上述の最適化に関連する計算において、当該広告枠に当該ターゲット向けの素材を割り当てないように制御してもよい(例えば、最適化手法において、あるターゲットの獲得禁止の広告枠に対して当該ターゲット向けの素材が割り当てる試行をスキップしてもよい)。
なお、割当装置10は、各ターゲットのTRPを最大化するステップS105のアロケーション処理において、各ターゲットに割り振られる広告枠の最大量を、各広告枠のGRPの合計である目標GRP(獲得する広告枠の総量)に基づいて決定してもよい。例えば、割当装置10は、M1層がターゲットのキャンペーンにおいて、目標GRPが1000であることが与えられた場合、獲得する広告枠の総量が1000GRPを超えない範囲でM1層の獲得TRPを最大化する制御を行ってもよい。このような広告枠の最大量を制限するための目標GRPが、割当装置10に対して設定されてもよい。
図6及び図7は、あるキャンペーンについてのターゲットごとの禁止時間の指定の一例を示す図である。図6は、各放送局(A局、B局、…)についてのある月(2019年11月)の各曜日時間帯の広告枠のGRP、TRPなどを列挙した表である。割当装置10は、視聴率管理装置30などから受信した番組情報、視聴率情報などに基づいて当該表に示す情報を管理してもよい。
図6は、特に制約がない場合の表である。この場合、割当装置10は、各広告枠に任意のターゲットの割り当てを試行することができるため、自由度が高い。
図7は、制約がある場合の図6に対応する表である。図7において、ある広告枠についてTRPの値が「*」で示されるターゲットは、当該広告枠を獲得禁止に設定されている。本例では、このキャンペーンは、全放送局について、11/1から11/14までのC層をターゲットから除外している。また、このキャンペーンは、全放送局について、全期間のM1層の出稿パターンを、逆L型(例えば、平日は19時以降のみ、土日祝日は全日獲得可)と設定されている。
割当装置10は、「*」に対応する獲得TRPの値を、負数(例えば、マイナス無限大)であると判断してもよい。この場合、獲得禁止に設定される枠を割当装置10が獲得するおそれを抑制できる。
割当装置10は、キャンペーンごとの割り当て可能な広告枠のセットを獲得したあとで、当該セット内で各ターゲット向けの素材を割り当ててもよいし、どの広告枠にどのターゲット向けの素材を割り当てるかを考慮しつつキャンペーンごとの割り当て広告枠のセットを決定してもよい。
なお、特定のゾーンに対して、一定金額分の枠を獲得したキャンペーンにのみ獲得可能となる広告枠が設定されてもよい。このような広告枠は、目玉枠、特典枠などと呼ばれてもよい。割当装置10は、あるキャンペーンについて、獲得した広告枠が対応する一定金額を超えるまで、目玉枠を獲得禁止と判断してもよい。当該一定金額は、目玉枠単価などと呼ばれてもよい。
例えば、月−金曜の19時から23時の目玉枠1の単価が200×n(n≧1)万円であり、土曜18時から23時の目玉枠2の単価が250×n(n≧1)万円である場合を考える。
割当装置10は、あるキャンペーンが1つ以上の広告枠の獲得処理で通算200万円を超えた場合、目玉枠1を次の獲得処理から獲得可能と判断してもよい。割当装置10は、あるキャンペーンが1つ以上の広告枠の獲得処理で通算計250万円を超えた場合、目玉枠2を次の獲得処理から獲得可能と判断してもよい。
割当装置10は、あるキャンペーンが1つ以上の広告枠の獲得処理で通算400万円を超えた場合、新たな目玉枠1を次の獲得処理から獲得可能と判断してもよい。割当装置10は、あるキャンペーンが1つ以上の広告枠の獲得処理で通算計500万円を超えた場合、新たな目玉枠2を次の獲得処理から獲得可能と判断してもよい。このように、広告枠(又はゾーン)について目玉枠単価が複数規定される場合、あるキャンペーンの広告獲得にかかる費用が単価を超えるたびに、当該キャンペーンはこの目玉枠を獲得する権利を追加で得てもよい。
割当装置10は、外部からの入力(例えば、ユーザによる設定)に基づいて、どのゾーンに目玉枠が対応するか、目玉枠単価はいくらか、などを取得してもよい。
割当装置10は、ステップS101−S105を実施して、好ましい広告出稿(例えば、各放送局に対する予算配分、広告出稿パターン、各広告枠で放送する素材など)を決定してもよい。割当装置10は、決定した広告出稿に基づいてCMを放送するための制御情報を、放送配信装置20に送信してもよい。
以上説明した一実施形態によれば、ターゲットに対して高効率なCMの割り当てを好適に決定できる。
<その他>
上述の実施形態に示した広告素材アロケーションは、テレビCMに適用する例を示したが、これに限られない。本開示の上述の実施形態は、例えば、ラジオCM、インターネット配信のCMなどに適用されてもよい。当業者であれば、必要に応じて上述の実施形態の説明を読み替えて理解できる。例えば、ラジオCMに適用される場合、本開示の視聴率は聴取率で読み替えられてもよい。
上述の実施形態で述べた禁止条件、禁止時間などと同様に、条件の少なくとも1つがキャンペーンの設定とマッチする(又はしない)広告枠が、当該キャンペーンについて獲得可能であると想定される条件(獲得可能条件)、時間(獲得可能時間)などが割当装置10に対して設定されてもよい。当業者であれば、上述の禁止条件/禁止時間を獲得可能条件/獲得可能時間に読み替え、獲得不可及び可能を適宜読み替えた内容に基づいて、獲得可能条件/獲得可能時間が導入される態様も実施可能である。
本開示の「視聴率」、「GRP」、「TRP」などは互いに読み替えられてもよく、また、その他の視聴率又は延べ視聴率に関する指標によって読み替えられてもよい。
なお、本開示は、「視聴率」を特定の指標(又は特定の指標の向上度合、オフセットなど)で読み替えた内容もカバーしている。当該特定の指標は、広告効果を判断するための指標、広告主の重要業績指標(KPI:Key Performance Indicators)を向上するための中間指標などであってもよく、例えば、認知率、リーチ、ROAS(Return On Advertising Spend)、ROI(Return on Investment)などを含んでもよい。「視聴率」という記載の少なくとも一部が上記特定の指標のいずれかで読み替えられてもよい。
(機器の構成)
図8は、一実施形態に係る割当装置の機能構成の一例を示す図である。本例に示すように、割当装置10は、制御部110と、記憶部120と、通信部130と、入力部140と、出力部150と、を有する。なお、本例では、本実施形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、割当装置10は、他の処理に必要な他の機能ブロックも有してもよい。また、一部の機能ブロックを含まない構成としてもよい。
制御部110は、割当装置10の制御を実施する。制御部110は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置により構成することができる。
記憶部120は、割当装置10において利用する情報を記憶(保持)する。記憶部120は、例えば、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるメモリ、ストレージ、記憶装置などにより構成することができる。
通信部130は、ネットワークを介した他の通信デバイス(機器、サーバなど)との通信を行う。通信部13は、受信した種々の情報を制御部110に出力してもよい。
通信部130は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置により構成することができる。なお、通信部130は、送信部及び受信部から構成されてもよい。
入力部140は、ユーザからの操作により入力を受け付ける。また、入力部140は、所定の機器、記憶媒体などと接続され、データの入力を受け付けてもよい。入力部140は、入力結果を例えば制御部110に出力してもよい。
入力部140は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるキーボード、マウス、ボタンなどの入力装置、入出力端子、入出力回路などにより構成することができる。また、入力部140は、表示部と一体となった構成(例えば、タッチパネル)としてもよい。
出力部150は、ユーザに対して知覚できる形式でデータ、コンテンツなどの出力を行う。例えば、出力部150は、画像を表示する表示部、音声を出力する音声出力部などを含んで構成されてもよい。
表示部は、例えば、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるディスプレイ、モニタなどの表示装置により構成することができる。また、音声出力部は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるスピーカーなどの出力装置により構成することができる。
出力部150は、例えば、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される演算器、演算回路、演算装置、プレイヤー、画像/映像/音声処理回路、画像/映像/音声処理装置、アンプなどを含んで構成することができる。
なお、通信部130、入力部140及び制御部110のいずれか又はこれらの組み合わせは、取得部と呼ばれてもよい。取得部は、各広告枠の獲得ターゲット延べ視聴率(TRP:Target Rating Point)を取得してもよいし、各広告枠に関する割り当ての制約情報(例えば、禁止時間の情報)を取得してもよい。
制御部110は、図2で示したステップに基づく処理を実施してもよい。例えば、制御部110は、前記獲得TRP及び前記制約情報に基づいて、各広告枠に割り当てる特定のターゲット向けの広告素材を決定してもよい。この決定にあたっては、上述したような最適化手法(シミュレーテッドアニーリングなど)が用いられてもよい。
制御部110は、前記制約情報によって、あるターゲット向けの広告素材を割り当てることを禁止することが示される時間帯と重複する広告枠については、当該ターゲット向けの広告素材を割り当てできないと判断してもよい。
制御部110は、前記時間帯と重複する広告枠のうち、当該広告枠に占める重複する部分の割合が所定の閾値未満である広告枠については、当該ターゲット向けの広告素材を割り当てできると判断してもよい。
制御部110は、広告枠ごとの仮想時刻を導出し、当該仮想時刻の差分が所定の閾値未満である2つの広告枠については、いずれか一方のみにあるターゲット向けの広告素材を割り当てできると判断してもよい(隣接する広告枠の獲得を制限してもよい)。
制御部110は、ある広告枠についての前記仮想時刻を、当該広告枠と開始時刻及び終了時刻の一方又は両方が同じ広告枠の数に基づいて導出してもよい。
放送配信装置20、視聴率管理装置30などについても、図8と同様の構成を有してもよい。当業者であれば、図8の説明における割当装置10関連の記載を、適宜読み替えて理解できる。
以下、いくつかの部について例示的に説明する。なお、図8の各機能ブロックに対応する各装置の符号は、各装置を示す符号の最初の一桁の数字(例えば、放送配信装置20であれば「20」の最初の一桁の「2」)を図8の最初の一桁の数字に適用して表す。
放送配信装置20の通信部230は、禁止時間などを参照して決定された広告出稿に基づいてCMを放送するための制御情報を、割当装置10から受信してもよい。放送配信装置20の制御部210は、上記制御情報に基づいて、所定の時間帯に放送するCMを決定してもよい。放送配信装置20の通信部230は、当該CMを配信(送信)してもよい。
視聴率管理装置30の制御部310は、図示しないテレビの視聴ログなどに基づいて、視聴率、TRPなどに関する情報を導出し、割当装置10に送信してもよい。
(ハードウェア構成)
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線又は無線によって接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本開示の一実施形態における装置(割当装置10など)は、本開示の広告素材アロケーション方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図9は、一実施形態に係る割当装置などのハードウェア構成の一例を示す図である。上述の割当装置10、放送配信装置20などは、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、本開示において、装置、回路、デバイス、ユニット、サーバなどは、互いに読み替えることができる。割当装置10、放送配信装置20などのハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
例えば、プロセッサ1001は1つだけ図示されているが、複数のプロセッサがあってもよい。また、処理は、1のプロセッサによって実行されてもよいし、処理が同時に、逐次に、又はその他の手法を用いて、2以上のプロセッサによって実行されてもよい。なお、プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。
割当装置10、放送配信装置20などにおける各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みなどを制御することによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。なお、上述の制御部110などの各部は、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、制御部110は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、RAM(Random Access Memory)、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、一実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、フレキシブルディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD−ROM(Compact Disc ROM)など)、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、リムーバブルディスク、ハードディスクドライブ、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、磁気ストライプ、データベース、サーバ、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。なお、上述の記憶部120は、メモリ1002及び/又はストレージ1003によって実現されてもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、SIMカードを含んでもよい。なお、上述の通信部130は、通信装置1004によって実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウスなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカーなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。なお、上述の入力部140及び出力部150は、それぞれ入力装置1005及び出力装置1006によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1008によって接続される。バス1007は、単一のバスによって構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、割当装置10などは、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(変形例)
なお、本開示において説明した用語及び/又は本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。また、本開示においてパラメータなどに使用する名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
情報、信号などは、複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。入出力された情報、信号などは、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報、信号などは、上書き、更新又は追記をされ得る。出力された情報、信号などは、削除されてもよい。入力された情報、信号などは、他の装置へ送信されてもよい。
また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的な通知に限られず、暗示的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって又は別の情報の通知によって)行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体及び信号波形の少なくとも1つを介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用され得る。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素の参照は、2つの要素のみが採用され得ること又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びこれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳によって冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
以上、本開示に係る発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示に係る発明が本開示中に説明した実施形態に限定されないということは明らかである。本開示に係る発明は、特許請求の範囲の記載に基づいて定まる発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とし、本開示に係る発明に対して何ら制限的な意味をもたらさない。
本開示の一態様に係る広告素材アロケーションシステムは、各広告枠の予測ターゲット延べ視聴率(TRP:Target Rating Point)及び各広告枠に関する割り当ての制約情報を取得する、ここで、前記予測TRPは、過去の視聴率データから作成される予測モデルに、少なくとも各広告枠の番組情報を入力して導出される、取得部と、前記予測TRP及び前記制約情報に基づいて、各広告枠に割り当てる特定のターゲット向けの広告素材を決定する制御部と、を有し、前記制御部は、複数のキャンペーンに対して、最も達成率が低いキャンペーンを選択して当該キャンペーンに割り当て可能な枠から当該キャンペーンに対する枠割り当て実施、という処理を繰り返して、各キャンペーンが獲得する前記予測TRPである獲得TRPがそれぞれの目標TRPを上回るように、各広告枠に割り当てる前記広告素材を決定し、ここで、前記達成率は、(前記獲得TRP+獲得見込みTRP)/前記目標TRPであり、前記獲得見込みTRPは、前記割り当て可能な枠についての、(前記予測TRP/枠を獲得可能なキャンペーン数)の総和で求められ、前記制御部は、あるキャンペーンについて、前記制約情報によって指定される禁止条件にマッチする広告枠は、前記割り当て可能な枠ではないと判断する

Claims (7)

  1. 各広告枠の獲得ターゲット延べ視聴率(TRP:Target Rating Point)及び各広告枠に関する割り当ての制約情報を取得する取得部と、
    前記獲得TRP及び前記制約情報に基づいて、各広告枠に割り当てる特定のターゲット向けの広告素材を決定する制御部と、を有することを特徴とする広告素材アロケーションシステム。
  2. 前記制御部は、前記制約情報によって、あるターゲット向けの広告素材を割り当てることを禁止することが示される時間帯と重複する広告枠については、当該ターゲット向けの広告素材を割り当てできないと判断することを特徴とする請求項1に記載の広告素材アロケーションシステム。
  3. 前記制御部は、前記時間帯と重複する広告枠のうち、当該広告枠に占める重複する部分の割合が所定の閾値未満である広告枠については、当該ターゲット向けの広告素材を割り当てできると判断することを特徴とする請求項2に記載の広告素材アロケーションシステム。
  4. 前記制御部は、広告枠ごとの仮想時刻を導出し、当該仮想時刻の差分が所定の閾値未満である2つの広告枠については、いずれか一方のみにあるターゲット向けの広告素材を割り当てできると判断することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の広告素材アロケーションシステム。
  5. 前記制御部は、ある広告枠についての前記仮想時刻を、当該広告枠と開始時刻及び終了時刻の一方又は両方が同じ広告枠の数に基づいて導出することを特徴とする請求項4に記載の広告素材アロケーションシステム。
  6. 各広告枠の獲得ターゲット延べ視聴率(TRP:Target Rating Point)及び各広告枠に関する割り当ての制約情報を取得する取得部と、
    前記獲得TRP及び前記制約情報に基づいて、各広告枠に割り当てる特定のターゲット向けの広告素材を決定する制御部と、を有することを特徴とする広告素材アロケーション装置。
  7. コンピュータに、
    各広告枠の獲得ターゲット延べ視聴率(TRP:Target Rating Point)及び各広告枠に関する割り当ての制約情報を取得する手順と、
    前記獲得TRP及び前記制約情報に基づいて、各広告枠に割り当てる特定のターゲット向けの広告素材を決定する手順と、を実行させるためのプログラム。
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