JP2000124867A - スポット自動作案システム、作案方法及び記憶媒体 - Google Patents

スポット自動作案システム、作案方法及び記憶媒体

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JP2000124867A
JP2000124867A JP10297210A JP29721098A JP2000124867A JP 2000124867 A JP2000124867 A JP 2000124867A JP 10297210 A JP10297210 A JP 10297210A JP 29721098 A JP29721098 A JP 29721098A JP 2000124867 A JP2000124867 A JP 2000124867A
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rank
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spot
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Yukitaka Gushi
幸隆 具志
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OKINAWA TELEVISION BROADCASTING CO Ltd
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OKINAWA TELEVISION BROADCASTIN
OKINAWA TELEVISION BROADCASTING CO Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、自動的にCMのスポット放送のス
ケジューリングの作案を自動的に行うスポット自動作案
システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 コスト作案時には基準値を用いて、また
掛け率作案時にはセット数を求めて、契約期間内に流す
CMの本数をランク毎に求める。Aランクから順に求め
た本数分掛け率作案の場合週和ポイント、コスト作案の
場合基準値を用いてローテーションを行い放送日及び放
送時間枠を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CMのスポット放
送を作案を自動的に行うスポット自動作案システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】テレビ局やラジオ局とのCM契約には、
特定の番組枠に対するスポンサーとなるタイム放送によ
る契約と、スポット放送による契約の2つの形態があ
る。スポット放送の契約は、特定の番組枠を決めない
で、契約期間内に契約金額に応じた本数のCMを様々な
時間帯に割り振って流す契約方法である。
【0003】テレビ局やラジオ局(以下放送局という)
ではスポットでのCMの発注があると、その契約内容に
基づいて、流すCMの本数や、CMを流す日付及び時間
を決め、時間取り取り表の内に結果を線引きし、時間取
りを書込んで行く。このスポット時間取り表の作成作業
を作案という。
【0004】図22及び図23は、スポット契約に対し
て作案を行ったスポット時間取り表の例を示す図であ
る。
【0005】各放送枠は、その価値が均一ではなく、視
聴者層の幅が広くより高い視聴率の取れる時間帯の放送
枠が価値が高く、これは放送時間帯によって決まる。図
22中のランクはその放送時間帯の価値を表すタイムラ
ンクで、A、特B、Bの順に価値が高い。放送局では、
スポットによる契約に対しては、例えばランクがAの時
間帯(以下Aタイムという。)に1本(通常CMは、1
5秒CMを1回放送することを1本として数え、また3
0秒CMの場合には2本分として数える。)40万円、
ランクが特Bの時間帯(以下特Bタイムという。またB
ランクの時間帯をBタイムという。)は1本24万円な
どとランク毎にCM1本当たりの正価料金を定めて販売
している。このランクは、平日と土日では各時間帯の視
聴率や視聴者層が異なるため、同じ時間帯でも平日(月
−金)、土曜日及び日曜日では別々のランクが付けられ
ている。尚これらのランクは、各放送局によって多少異
なり、またランクの種類も放送局によっては上述したB
ランクの下にCランクを設けている場合もある。
【0006】放送局では、スポンサーとスポットのCM
契約を行うと、契約期間内にあるスポット用に割り当て
られたCM枠の中からCMを流す時間をスケジューリン
グして行く。
【0007】図23は、図22の19時−23時部分を
拡大したものである。
【0008】同図中、各枠の左上に契約期間中にその枠
に放送される番組名が記載されている。また枠内の太線
がこの契約でのCMを流す位置を示しており、太線が水
平に引かれている部分は番組と番組の間のCM枠(以下
ステーションブレイクという)、斜に線が引かれている
部分は番組中でのCM枠(以下パーティーションタイム
(PT)という)を示している。またこの太線の数字は
放送日及びその放送枠の視聴率を表している。
【0009】図23の場合、この契約でのスポットCM
の放送時間として10/26(月)の20時54分から
の「ニュース1」の前、10/27(火)の19時から
の「バラエティ1」の番組中、10/29(木)の19
時からの「スペシャル1」の番組中、及び10/30
(金)の「バラエティ8」の番組中の計4箇所のCM枠
に4本のCMの線引きが行われている。
【0010】放送局では、この様なスポット時間取り表
を契約毎に契約期間分作成し、これをスポンサーや広告
代理人に見せて、直す必要がある箇所があれば改案を行
って貰った後に具体的なオンエアの準備に入る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このCMのスポット時
間取り表の作案は、従来そのスポンサーの特性や過去の
実績を記載したメモを見ながら、手作業で対応する空き
枠を探しながら行われていた。
【0012】この作案作業は、相手スポンサーとの過去
の実績、扱う商品の種類や契約内容など様々な要因を考
慮しながら、全ての条件を満足するように、また同じ日
や時間帯に集中しないよう全体のバランスを考えて、ど
のランクのどの時間帯に何本流すか決めて行く必要が有
る。よってこの作案作業は複雑で時間がかかるものであ
り、また熟練を要するので、各放送局では専門員を育成
して作業に当たらせている。この為人件費が嵩み、また
この特殊な作業を行える専門員の教育・育成にも時間が
かかる。
【0013】またスポットによるCMの発注には、期間
内に流すCMの本数を主に保証し、考慮して行う掛け率
作案による場合と、流したCMが獲得する視聴率の総数
を主に保証し、考慮して行うコスト作案による場合が有
る。これら2つの作案方法では全く別の観点からスケジ
ューリングを行わなければ成らず、よって同一のプロセ
スによるCM枠の振り分けが出来ず、処理の自動化の妨
げになっていた。
【0014】本発明は、上記問題点を鑑みスポットによ
るCMの作案作業を自動的に行うスポット自動作案シス
テム及び作案方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によるスポット自
動作案システムは、CMのスポット放送のスケジューリ
ングを行うものであり、目標本数算定手段及びローテー
ション手段を備える。
【0016】目標本数算定手段は、スポットCMの発注
条件に基づいて各ランク毎のCMの目標本数を決定す
る。この目標本数算定手段は、掛け率作案時には、例え
ば発注金額とA単価からセット数を求める。そしてセッ
ト数と1セット当たりに含まれる各ランクの配合本数か
ら各ランク毎のCMの目標本数を決定する。またコスト
作案時には、例えば上記発注条件内若しくは発注条件か
ら求めた獲得目標GRPをCM1本当たりの獲得目標視
聴率である基準値で割ることによって各ランク毎のCM
の目標本数を算出する。
【0017】ローテーション手段は、上記各ランク毎
に、上記目標本数分の時間取りを、ローテーションによ
り行う。
【0018】上記ローテーション手段は、掛け率作案時
には、例えば時間取りを行ったCMに対する目標ポイン
トの累計と、該時間取りを行ったCMに設定されている
ポイントの累計が最近似になるように時間取りを行う。
またコスト作案時には、例えば時間取りを行ったCMに
対する獲得目標視聴率の累計と、該時間取りを行ったC
Mに対する予想視聴率の累計が最近似になるように時間
取りを行う。
【0019】また本発明は、CMのスポット放送のスケ
ジューリングを行うスポット作案方法も含む。
【0020】この場合、CMのスポット放送の発注に対
して、発注条件に基づいて各ランク毎のCMの目標本数
を決定し、前記各ランク毎に、前記目標本数分の時間取
りを、ローテーションにより行う。
【0021】更に本発明の範囲は、コンピュータにより
実行されるプログラムを記憶する記録媒体をも含む。
【0022】本発明によれば、CMのスポット契約にお
いて、契約条件を入力するだけで、コストによる契約で
も掛け率による契約でも契約条件を入力するだけで自動
的に作案処理を行うことが出来る。
【0023】また、入力された契約条件から、目標本数
算定手段が各ランク毎の目標本数を求め、ローテーショ
ン手段がその目標本数分の時間取りをローテーションに
より行うので特定箇所に固まることのない示間取りを行
うことが出来る。作成されるスポット時間取り表は線引
き部分が特定箇所に固まらず、更には、人為的に線引き
を行った場合には、特定部分の時間枠が余り、結果とし
て売れ残ってしまう可能性が有るが、本発明ではローテ
ーションにより時間取りを行うので、適宜に時間取りの
配分が行われる。
【0024】また、各契約に対する業績記録が残るの
で、第3者でもこれを見ることによりこのスポンサーと
局との過去の実績や現在の状況を即座に且つ非常に容易
に掴める。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本実施形態に於けるシステ
ムを用いたスポットの作案のプロセスを示す概略図であ
る。
【0026】図1に於て、まず顧客から発注依頼が有る
と、その顧客の過去のデータを記録したスポンサーカル
テを元に顧客と契約する。
【0027】放送局とのスポットでのCM契約の仕方に
は、上述したように大きく分けて2通り有り、1つは契
約期間内に流す本数を保証して契約する場合であり、も
う1つは契約期間内で獲得する視聴率の総数(GRP:
Gross Rating Point)を保証して契約する場合とであ
る。スポンサーは流すCMの本数を重視するか、GRP
を重視するかによってこれらを2つの契約方法を選択す
る。これら2つは全く別の観点から作案処理が行われ
る。以下の説明では前者の場合での作案を掛け率作案、
後者での作案をコスト作案と呼ぶ。顧客はスポットによ
るCMの発注を行う際、掛け率によって作案を行うかコ
ストによって作案を行うかを指定してくる。
【0028】本実施形態では、掛け率作案若しくはコス
ト作案それぞれに対し、その発注もしくは契約時の条件
(放送期間、契約金額など)をシステムに入力すると、
まず流すCMの目標本数をA、特B及びBの各ランク毎
に求める。そして自動線引処理により、それぞれのラン
ク毎に求めた本数分のローテーションを行い、具体的な
日付や放送時間枠をスケジューリングして図22の様な
スポット時間取り表を作成する。そしてこれを広告代理
店及びスポンサーに提出する。
【0029】図2は、掛け率作案時の処理の流れを示し
た図である。
【0030】スポンサーから掛け率作案による発注が有
ると、まずこのスポンサーのスポンサーカルテの掛け率
作案に必要なデータ(掛け率、週和ポイント、パターン
データ、ターゲットデータ、ターゲットゾーン等)を参
照する。スポンサーカルテは、取引のあるスポンサー毎
に作成され、このスポンサーの傾向を示す情報が過去の
実績に基づいて記録されているものである。
【0031】スポットによる引合が有ると発注内容とス
ポンサーカルテ内のデータから流すCMの目標本数を各
ランク毎に求め自動線引処理に移る。
【0032】自動線引処理では、CM枠設定情報として
どの日時に何を放送するかを示す番組表情報及び残って
いるCM枠の本数(若しくは秒数)を示すCM空枠情
報、また固定データとして曜日、日付、ゾーン、ランク
の各ローテーションに用いるローテーション表や特B及
びBランクのウイークリーグロス及びエンドグロスを用
いて各ランク毎にローテーションを行い時間取りを行
う。そして結果をスポンサー履歴として残し、これをス
ポンサーカルテに反映させて行く。
【0033】次にコスト作案時の各ランク毎の目標本数
を導出処理について詳細に説明する。
【0034】図3は、スポンサーカルテの構成例を示す
図である。
【0035】スポンサーカルテは、各スポンサー毎の特
性がデータ化されて入力されたもので、各スポンサー毎
に過去の取引に基づいて事前にデータ入力して作成され
ている。またこのスポンサーカルテは、そのスポンサー
に対する業績が反映されていくので業績記録となり、第
3者でもこれを見ることによりこのスポンサーと放送局
との過去の実績や現在の状況を即座に且つ非常に容易に
掴める。またこれを営業時に用いることにより、相手に
明確なデータとして示すことが出来、折衝をクリアに行
うことが出来る。
【0036】このスポンサーカルテは、検索用のキー情
報、掛け率作案に用いる掛け率作案データ、コスト作案
に用いるコスト作案データ、ターゲットデータ及びター
ゲットゾーンを記録している。キー情報は、システム内
にデータベース化されて記憶されているスポンサーカル
テをシステムが検索する時に用いる検索キーとなるもの
で、このスポンサーカルテの対象となるスポンサー名
(若しくはそのスポンサーを識別するスポンサーコー
ド)、そのスポンサーのCMを扱う代理店の代理店名
(若しくは代理店コード)から成っている。掛け率作案
データは、A、特B及びBの各ランク毎の週和ポイント
及びセット配合、A単価及び掛け率からなっている。尚
これらの詳細については後述する。またコスト作案デー
タについても後述するコスト作案についての部分で詳細
に説明する。
【0037】ターゲットデータはこのスポンサーのCM
対象商品のCMを流すのに相応しくない日付期間、時間
帯、番組の種類をそれぞれNG期間、NG時間帯、NG
番組として記録している。
【0038】ターゲットゾーンは、そのCM枠の時間取
りを行う基本的なパターン(全日、逆L字、ヨの字等)
を示すデータである。CM枠の取り方は、基本的には全
ての曜日と時間帯から平均的に取る全日型であるが、ス
ポンサーによっては特定の曜日や時間帯を中心に時間ど
りを行うよう指定する場合が有る。これらの時間どりの
方法としては、図22のスポット時間取り表上でのイメ
ージから、土日終日と平日ゴールデンタイムの時間帯の
みから取る逆L型、土日と平日朝、昼及びゴールデンタ
イムの時間帯から取るヨの字型、更にはコの字型、逆L
字型、二の字型、奇数日若しくは偶数日のみ等のパター
ンがある。これら特別な時間取りの指定がスポンサーか
らある場合、このターゲットゾーンに指定しておく。
【0039】掛け率作案では、まずこのスポンサーカル
テより、掛け率作案データを読み出し、これらのデータ
を用いて、契約内容から流すCMの本数を各ランク毎に
求める。
【0040】掛け率作案データ内の掛け率とは、CMの
実売価格を正価で割ったものであり例えば正価通りの値
段で契約すれば掛け率は100%となり、正価100万
円分のCMを50万円で放送した場合、掛け率は50%
となる。この掛け率は各スポンサー毎に、このスポンサ
ーとの過去の取引実績に基づいて決定されている。
【0041】週和ポイントとは、1週間分の獲得目標ポ
イントの総和である。本実施形態のシステムでは、各時
間帯にその価値を示す数値を設定している。上述した様
に各時間帯にはランクが設定されているが、同じランク
でも更に評価は分かれており、顧客であるスポンサーも
評価の高いところの時間枠を要求してくる。本システム
では、各時間帯に対して過去の実績に基づく経験値から
求めたポイントをそれぞれ設定し、各ランク毎のこのポ
イントの目標値を決め、この目標値以上にポイントを獲
得するようにCM放送のスケジューリングを行ってい
く。週和ポイントは、1週間に7本CMを流したときの
獲得ポイントの総和の目標値で、各ランク毎に設定され
ている。本実施形態では、Aランクの週和ポイントは1
5.5とする。また特Bランク及びBランクは平日と土
日とでは時間枠量が異なるので、1週間7本分を平日5
本分と土日2本分に分けて週和ポイントを設定する。本
実施例では、特Bランクの平日の週和ポイントとして1
0.5、土日の週和ポイントとして4.5を設定する。
またBランクの平日の週和ポイントとして9.5、土日
の週和ポイントとして3.5を設定する。尚これらの値
は標準値で、スポンサーカルテには過去の実績からスポ
ンサー毎に調整された値が設定されており、実績の良い
スポンサーには大きな週和ポイントが設定される。また
これらの値は一定期間毎、例えば1年毎に見直して設定
し直される。また目標値として1週間単位で見る週和ポ
イントを用いるのは、一般的にスポットCMの契約期間
は月−日曜日の1週間を単位として契約されるため、1
週間毎に考える方が放送業界の感覚として分りやすいた
めである。よってこの目標値の元となる値は、週和ポイ
ントの様に必ずしも1週間を1単位とした値を用いる必
要はなく、例えば最初からCM1本分に対する目標値を
設定する構成としてもよい。
【0042】A単価とは、発注金額をその契約で流すA
ランクのCM数で割ったものである。AランクのCMは
放送局にとって主力商品であり、他のランクに比して特
に価値が高い。よって限られたAランクのCMを効率良
く販売することは放送局にとって重要な問題である。ま
た顧客であるスポンサーにとってもAタイムにCMをよ
り多く流したい。よってこのAランクのCMをどの位流
すかと言うことも契約時には重要な要素となっている。
その為、AタイムにCM1本流すのにかかる価格をA単
価として決め、これを表示ている。尚スポット契約の場
合、基本的には全時間帯から平均的に時間取りを行う。
よってこのA単価は上述したAタイムの正価と異なり、
AタイムのCM1本の他に特B、BタイムのCMの価格
をも含んでいる。本実施形態では、A単価分で放送され
るCMを1セットとして数え、1セット内に含まれる各
ランクのCM数を、例えばAタイムのCM1本、特Bタ
イムのCM2本及び特BタイムのCM2.5本と決めて
ある。尚これらの値はセット配合によって、スポンサー
毎に異なる。
【0043】セット配合は1セット内にそのランクのC
Mが何本含まれているかを示す値で、1セット内にAラ
ンク、特Bランク及びBランクのCMをそれぞれ1本、
2本本2.5本含むとき、Aランクのセット配合である
A配合本数が1本、特Bランクのセット配合である特B
配合本数が2本、Bランクのセット配合であるB配合本
数が2.5本となる。このセット配合は、スポンサー毎
に調整され異なる値が設定されており、過去の取引実績
の良いスポンサーには良い値、例えばAランクの割合が
高い値が設定される。
【0044】これらのスポンサーカルテ内の数値より、
発注金額から以下の様にしてランク毎のCMの目標本数
を計算する。 Aランク本数=セット数×A配合本数 特Bランク本数=セット数×特B配合本数 Bランク本数=セット数×B配合本数 上式のうちセット数は、A単価分のCMを1セットとし
た時のセットの数なので発注金額をA単価で割ることに
より求まる。このセット数に1セット内にそのランクの
CMが何本含まれているかを示すセット配合を掛けるこ
とにより、各ランク毎の目標の本数が求まる。
【0045】この様にして掛け率作案に於けるA、特B
及びBの各ランクでの目標本数が求まる。
【0046】図4は、コスト作案時の処理の流れを示し
た図である。
【0047】スポンサーよりコスト作案による発注があ
るとこのスポンサーのスポンサーカルテからコスト作案
データ(P/C、基準値)等を読み出し、これらのデー
タを用いて契約内容から放送するCMの目標本数を各ラ
ンク毎に求める。そして自動線引き処理に移る。
【0048】自動線引処理では、番組表情報、各放送枠
の最新の視聴率情報、残っているCM枠の本数(若しく
は秒数)を示すCM空枠情報などのCM枠設定情報と、
固定データである曜日、日付、ゾーンの各ローテーショ
ンに用いるローテーション表や特B及びBランクのウイ
ークリーグロス及びエンドグロスを用いて各ランク毎に
ローテーションを行い時間取りを行う。そして結果をス
ポンサー履歴として残し、これをスポンサーカルテに反
映させて行く。
【0049】コスト作案データ中のパーコスト(P/
C)は、視聴率1%当たりの金額で、発注金額をGRP
で割って求める。例えば10万円の発注金額に対しGR
Pを100%取るとP/C値は1000円となる。逆に
このP/C値を予め決めておけば、発注金額から獲得し
なければならないGRPが求まる。このP/C値も過去
の実績より各スポンサー毎に異なる値が設定されてお
り、スポンサーカルテから読み出したP/C値で発注金
額を割ると獲得目標となるGRPが求まる。例えば発注
金額が10万円でP/C値が1000円であれば、今回
の契約で放送するCMで獲得する目標総視聴率(GR
P)として100%が得られる。
【0050】基準値は、CM1本当たりで獲得する目標
視聴率で、A、特B、Bの各ランク毎に設定される。本
実施形態のシステムでは、コスト作案時はこの基準値を
用いて目標本数の算出に用いたり、ローテーション時の
目標値として用いる。
【0051】シェアは、GRP中各ランクのCMが合計
でどのくらいの割合を占めるかを示す値である。例えば
獲得GRPが200%でランクのシェアが30%の時
は、Aランクで合計60%の視聴率を獲得したことにな
る。
【0052】これらのスポンサーカルテ内の数値より、
発注金額から以下の様にしてランク毎のCMの目標本数
を求める。 目標GRP=発注金額/P/C Aランク本数=(目標GRP×Aシェア)/A基準値 特Bランク本数=(目標GRP×特Bシェア)/特B基
準値 Bランク本数=(目標GRP×Bシェア)/B基準値 上式のうち目標GRPは、全CMで獲得する視聴率の合
計の目標値で、発注金額をP/Cで割ることによって求
まる。また目標GRPに各ランクのシェアを掛けること
により、各ランク毎の獲得すべき視聴率が求まり、これ
をCM1本当たりで獲得する目標視聴率でである基準値
で割れば、各ランク毎の本数が求まる。
【0053】掛け率作案若しくはコスト作案に対する各
ランク毎のCMの本数が求まると、次に自動線引処理に
より契約期間内での具体的にどの時間枠に放送するかス
ケジューリングを行う。
【0054】以下に掛け率作案時の自動線引処理につい
て詳細に説明する。
【0055】自動線引処理によって作成されるスポット
時間取り表は後日スポンサーに提出されるものであり、
よってCMの放送位置が特定箇所に固まらないように、
また流す全CMでの価値が同じになるように、見栄え良
く時間取りを行う必要が有る。本実施形態では、A、特
B及びB(ランクCまである場合はCも含む)の各ラン
ク毎に曜日、ポジション、日付のローテーション表を用
いてローテーションを行うことにより、見栄えが良く、
線引きした位置を分散させ特定箇所に固まらないように
時間取りを行うことが出来る。更には、人為的に線引き
を行った場合には、操作を行ったものの癖などで特定部
分の時間枠が余り、それが結果として売れ残ってしまう
可能性が有るが、ローテーションにより時間取りを行う
ことにより適宜に時間取りの配分が行われ、どの時間帯
も平均的に線引きされて行き、よって特定の時間枠のみ
が余り売れ残るようなことはない。
【0056】また掛け率作案時におけるローテーション
は、各ランク毎に対応する時間帯を更に細分化し、これ
らにその時間帯の価値を示す指標となるポイントを設定
し、総獲得ポイント数が一定値以上になるように時間取
りを行ってゆく。これにより獲得した時間枠の価値を平
均化することが出来る。
【0057】この自動線引処理によるスケジューリング
では、A、特B、Bランクの順にローテーションを行
い、CMの放送日及び放送時間を決定する。以下にこの
Aランクのスケジューリングについて説明する。
【0058】図22に示したように、平日と土曜、日曜
ではそれぞれ各時間帯に対するランクの設定が異なるた
め、本実施形態によるスケジューリングではまず曜日ロ
ーテーションを行い放送曜日から決めて行く。
【0059】図5は、各ランクでの曜日のローテーショ
ンを示すローテーション表である。曜日毎に各ランクの
総時間枠量は異なり、よってスポットで流せるCMの本
数も異なるため、各ランク毎に別々のローテーションが
設けられている。平日と土日で時間枠数にあまり差がな
いAランクでは、図5の様にどの曜日も同じ分量となる
よう1巡回で各曜日に1回ずつ回るようローテーション
を行う。また、平日に比して土曜日、日曜日での時間枠
が多い特Bランク、逆に平日の時間枠の方が多いBラン
クではそれぞれその分量に対応したローテーションが割
行われている。尚これらの割合は、スポットとして割り
当てられる時間枠に対応しているもので、タイムも含む
全時間枠に対する割合には必ずしも一致していない。尚
この図5の曜日ローテーション表及び後述する他のロー
テーション表の構成は、図中に表示されている構成のみ
に限定されるものではなく、ローテーションの結果適宜
に時間取りの位置が決まる構成であれば他の構成でもよ
い。
【0060】この曜日のローテーション及び後述する日
付やランクのローテーションは、それぞれのポインタに
よって管理されており、例えばAランクの曜日ローテー
ションでは、1−7の値を取るポインタによって、ポイ
ンタ値を1、・・、7、1、2・・と巡回させ、対応す
る曜日が選択される。例えば1本目がポインタ値1の月
曜日であったら2本目はポインタ値2の火曜日となる。
またこのポインタ値は各処理毎にクリアされるのではな
く次回の処理まで保持され、例えばAランクの曜日ロー
テーション処理がポインタ値5で終了したならば、次回
のAランクの曜日ローテーション処理ではポインタ値6
から処理が開始される。
【0061】曜日ローテーションにより放送曜日が決ま
ると、次に日付ローテーションにより放送日が決まる。
【0062】図6(a)は、日付ローテーションを示す
ローテーション表である。
【0063】図6(a)中の数字は、その月の第何番目
かを表すもので、例えば図6(b)のカレンダーの様な
日程の場合、7日は水曜日の第1番目、第1水曜日とな
る。尚図6(b)の日付の右下の数字は、図6(a)の
日付ローテーションでの値と対応している。
【0064】この日付ローテーションのポインタは、各
曜日毎に計7つ設けられ、それぞれ独立してカウントさ
れる。拠って、各曜日の日付ポインタは必ずしも同じ値
を取っているとは限らない。例えば1本目において、月
曜の日付ポインタ値が1であったならば、1本目は第1
月曜に日付が設定され、7本目ではポインタ値が2の第
3月曜日に日付が設定される。しかし、2本目は火曜日
の日付ポインタ値も1とは限らず、例えば2本目にポイ
ンタ値3の第4火曜日が設定されたりする。また日付ポ
インタは、曜日ローテーションのポインタと同様新規ロ
ーテーション処理では、ポインタが記憶している前回の
ローテーション処理の続きのポインタ値を用いて行う。
【0065】日付ローテーションにより日付が決定する
と、次にクラスローテーションにより放送時間枠を決定
する。
【0066】本実施形態では、各ランク毎に、対応する
時間帯を更に細分化し、これらにその時間帯の価値を示
す指標となるポイントを設定する。
【0067】図7(a)は、Aランクの時間帯に対する
設定ポイントを示す図である。図7(a)では、Aラン
クの時間帯である全日の19時から23時までと日曜日
のみの12時から14時まで及び18時から19時まで
を更に細分化し、それぞれその時間枠にその価値を示す
ポイントが設定されている。このポイント値は、価値の
高い時間枠には大きな値が、経験値に基づいて設定され
ている。同図中例えば時刻19:00に設定されている
ポイント1.0及びクラスCは、18時30分からの番
組と19時からの番組との間のステーションブレイクと
19時からの番組のPTに対して設定されているポイン
トとクラスである。尚これらの時間枠の分割の仕方は図
7(a)の様な分け方に限らず、必要に応じて、放送さ
れる番組の時間に合わせて適宜な形に構成することが出
来る。
【0068】また図7(a)中のクラスは、ポイントに
基づいて図7(b)の様に設定されるもので、ポイント
が5.0の時間帯はクラスA、2.0−2.5の時間帯
はクラスB、0.5−1.5ポイントの時間帯はクラス
Cと設定する。このクラスによってクラスローテーショ
ンを行う。
【0069】図7(c)は、クラスローテーションを示
すローテーション表である。
【0070】図7(c)では、ポインタを1、2、・・
6、1、・・と巡回させて行き、ポインタ値に対応した
クラスA、B、・・B、A、・・の時間枠から時間取り
を行うクラスローテーションを行うことにより、様々な
価値の時間枠から時間取りを行うこととなり、各契約間
での効果を平均化させることが出来る。尚クラス内でも
更にポインタ値に幅があるが、この中で、このクラスロ
ーテーションで獲得して行くポイントの総和が週和ポイ
ントから求めたAタイムのCM1本当たりの獲得目標ポ
イントの累計に近付く形になるように、空きCM枠から
取って行く。また最後の時間取り、例えば10本のAタ
イムのCMのクラスローテーションを行う場合10本目
のクラスはXとし、獲得ポイントの累計が獲得目標ポイ
ント累計と同じか最近似で上回るようなポイントを持つ
CM枠から取る。
【0071】目標本数分、曜日、日付及びランクのロー
テーションを行い、Aランクの時間枠が全て決定する
と、次に特BタイムのCMのスケジューリングを行う。
【0072】特Bタイム及びBタイムは、Aタイムと異
なり、スポット時間取り表内でいくつかの時間帯(ゾー
ン)に分割されている。例えば平日の特Bタイムでは、
8−10時、12時−14時、18時−19時及び23
時−0時と4つのゾーンに分割されて設定されている。
上述したように時間取りは、スポット時間取り表上の時
間取りを行って線引した場所が分散した見栄えのよい形
に行わなければならない。よって特B及びBタイムでの
時間取りは、各ゾーンでの線引が均等になるように、ま
ず曜日ローテーションと同時にゾーンローテーションを
巡回させ、曜日と放送時間帯(ゾーン)を決定した後
に、日付ローテーションにより日付を決定する。
【0073】特Bランクでの曜日のローテーションは、
図5に示したように、Aランクの場合とは異なり土日の
割合が平日に比べて高くなっている。この曜日ローテー
ションに時間帯のゾーンのローテーションを組合わせた
のが図8である。
【0074】図8(a)はゾーンローテーション表、同
図(b)が図(a)内のゾーンA−Dが対応する時間帯
を示す。特Bランクの時間帯は、平日と土曜及び日曜日
で異なっているので、それに伴いこれらのゾーンも図8
(b)の様に平日と土曜及び日曜日で異なった時間帯に
設定されている。
【0075】この図8(a)のローテーションは、図5
の曜日ローテーションが月、・・、土、日、土、日、月
と巡回するのに連動してA、C、B、・・と巡回する。
例えば曜日ローテーションが最初(順番1)の月曜の時
はゾーンA(8:00−10:00の時間帯)から時間
取りを行い、3巡目の月曜の時はゾーンC(18:00
−18:55PT)から時間取りを行う。このゾーンロ
ーテーションは曜日ローテーション7順で1順とし、よ
って63で1順となっている。尚このゾーンローテーシ
ョンのポインタは、曜日ローテーションのポインタとそ
の順番を示すポインタとの2つによる構成でも、1−6
3で巡回するポインタによる構成とすることも出来る。
尚ゾーンローテーションと日付ローテーションは連動し
ているのでポインタを後者の構成とする場合曜日ローテ
ーションのポインタは必要無い。
【0076】ゾーンローテーションにより曜日及びゾー
ンが決定すると、次に日付ローテーションにより日付を
決定する。この日付ローテーションは、Aランクの日付
ローテーションと同じであり、図6(a)曜日ローテー
ション表に基づいてローテーションを行い。日付を決定
して行く。尚日付ローテーションに用いる各曜日毎のポ
インタは、全てのランクのでの日付ローテーションで同
じものを用いる。また各ポインタの保持しているポイン
タ値は、別のランクのローテーションにも引き継がれ、
例えばAランクの日付ローテーションで月曜の日付ポイ
ンタ値が4で終了したならば、続く特Bランクの日付ロ
ーテーションでは月曜の日付ポインタ値は5から始ま
る。
【0077】また特BタイムもAタイムと同様更に細分
化し、各時間帯にその時間帯の価値を示すポイントを設
定する。図9はその例である。
【0078】この図9の特Bタイムに対するポイント値
も図7(a)と同様、獲得予想視聴率等過去の経験値に
基づいて価値が高い時間帯には大きな値が設定されてい
る。尚各ランク間のポイントに関連性はなく、この図7
(a)と図9とで同じポイントが付いていても同じ価値
というわけではない。
【0079】この図9のポイントに基づいて、ゾーンロ
ーテーション及び日付ローテーションにより決定され
た、日付及びゾーンにある空き時間枠から獲得ポイント
の総和が週和ポイントから求めた特Bタイムの獲得目標
ポイントの累計に近付く形になるようにCM枠を取って
行く。
【0080】目標本数分、特Bタイムに対する各ローテ
ーションが終了し、特Bランクの時間取りが終ると次に
BタイムのCMのスケジューリングを行う。
【0081】Bランクでのローテーションは、特Bラン
クのローテーションと基本的に同じであり、まず曜日ロ
ーテーションと時間帯のゾーンのローテーションを連動
させて行う。図10(a)はBタイムのゾーンローテー
ション表、(b)は図10(a)中のゾーンア−オが対
応するの時間帯を示す表である。この表に基づいて、放
送日及び放送時間帯(ゾーン)を決定後、日付ローテー
ションにより日付を決定する。そして図11に示すよう
なBタイムの各時間帯に設定されたポイント値に基づい
て、ゾーンローテーション及び日付ローテーションによ
り決定された日付及びゾーンにある空き時間枠から獲得
ポイントの総和が週和ポイントから求めたBタイムの獲
得目標ポイントの累計に近付く形になるようにCM枠を
取って行く。
【0082】次に、ローテーションによる各ランクの具
体的な時間取りの例を示す。この例では放送期間が、図
6(b)の様な日程(’98年8月)の1月間であった
とする。またコスト作案によりこの契約によるAランク
での目標本数が8本、特Bランクが16本、Bランクが
20本だったとする。この様な場合の各ランクに於ける
ローテーション例を図12〜14に示す。尚以下の説明
では、初期状態として、ポインタは全て1を指している
ものとする。また週和ポイントは、標準値が設定されて
いるものとする。
【0083】まずAランクでの時間取りの例を示す。
【0084】図12はAランクのローテーション例であ
る。図12では8本のCMの時間取りを行うのに曜日ロ
ーテーション、日付ローテーション、ゾーンローテーシ
ョンの順にローテーションを目標本数分、計8回行い時
間取りを行う。
【0085】まず1本目において、曜日ローテーション
により放送曜日が決定される。本例では曜日ローテーシ
ョンのポインタは1なので放送曜日として月曜日が決ま
る。次に日付ローテーションでは、曜日ローテーション
の結果を踏まえ、月曜の曜日ローテーションを行う。月
曜のポインタは1なので第1月曜日、即ち8月3日が放
送日として決定される。
【0086】放送日が決まると、次に放送日内、即ち8
月3日内での放送時間が決定される。この放送時間枠の
決定はゾーンローテーションによって決まる。本例では
Aランクのクラスローテーションのポインタ値は1なの
でクラスAが選出される。尚本実施形態でのローテーシ
ョンでは、1本目での選択は最も多くの空き枠がある時
間から取り、よってAランクに複数の時間帯のCM枠が
残っているときは最も多く枠が有るものから時間取りを
行う。
【0087】1本目の時間取りが完了すると、次に2本
目の時間取りに移る。
【0088】2本目の時間取りは、1本目と同様の処理
により、まず曜日ローテーションから曜日が火曜に決ま
り、次に日付ローテーションより日付として第2火曜
日、即ち8月11日が放送日として決定される。そして
最後にクラスローテーションにより、クラスBが決定さ
れる。
【0089】クラスローテーションでは、CM1本当た
りに対して獲得目標となる目標ポイントが週和ポイント
より設定されている。本例のAランクの週和ポイントは
標準値である15.5なのでこれを7で割った2.10
(本実施形態では、端数は四捨五入する。)が1本当た
りの目標ポイントとなる。1本目はクラスAの時間帯な
ので、獲得ポイントは5.0となり目標ポイントの2.
10より2.9大きな値を獲得したこととなる。また2
本目からは、目標ポイントの累計が2.10×2=4.
20に近付くように枠取りを行う。1本目で既に5.0
ポイント獲得しているので、2本目は対応する枠(8月
11日のAタイムのクラスB(2.0−2.5))の中
での空き枠の内最小のポイントのものを選ぶ。図12の
例では2.0ポイントのものが選択されている。
【0090】続いて3本目の時間取りが行われるが、こ
れも1、2本目と同様の処理により、まず曜日、日付及
びクラスローテーションから第3水曜日、即ち8月19
日のクラスCが放送枠として決定される。また2本目ま
での獲得ポイントの累計が7.0と既に3本分の目標ポ
イント2.21×3=6.63より大きいので、クラス
C(0.5−1.5)の中で残っているCM枠の中から
最小のポイントのものを選択する。図12の例では0.
5ポイントの時間帯が選ばれている。この様に最終的な
時間枠の選択は、目標ポイントの累計と獲得ポイントの
累計との差が最も小さくなるように順次選んで行く。そ
して最終本数、図12の場合8本目では、クラスとして
X(任意)が設定され、獲得ポイントの累計が目標ポイ
ントと同じか最近似で上回る様に選択される。図12の
例では、8本目でポイントが0.5の時間枠が選ばれ、
最終的には、目標ポイントの累計が17.68に対して
獲得ポイントの累計が18.0と0.32獲得ポイント
が上回る様に時間枠取りが行われる。
【0091】またこれら各ローテーションで該当するも
のが無い場合のポインタ値を1つインクリメントし、ロ
ーテーションを次のものにスキップする。例えば図12
の5本目の様に、曜日ローテーションで金曜日、日付ロ
ーテーションで5となった場合、図6(b)の日程では
8月の第5金曜日はないので、日付ポインタを1インク
リメントして日付ローテーションをスキップして2と
し、第2金曜日である8月14日が選ばれる。このロー
テーションのスキップは、この様に対応するものが無い
場合の他、対応する枠に空きが無い場合等に用いられ
る。また、ターゲットデータやターゲットクラスとして
逆L等の時間取りパターンなどが設定されている時にも
このスキップを用いて対応する。またこのローテーショ
ンのスキップは、ローテーションが行われた順番を遡る
順序でスキップを検討する。例えばAランクの場合、ク
ラスローテーションで該当するものが見つからない場
合、クラスローテーションを順次スキップして行き、一
巡しても見つからない場合には、日付ローテーションを
1つスキップした後クラスローテーションをスキップし
て行く。また日付ローテーションが一巡しても該当する
ものが見つからない場合には、曜日ローテーションを1
つスキップした後クラスローテーション、日付ローテー
ションの順に巡回して該当するものを探して行く。
【0092】図13は特Bランクに於けるローテーショ
ンの例である。図13は図12に示したAランクのロー
テーションに続いて行われたものとする。
【0093】図13では16本のCMの時間取りを行う
のに曜日ローテーション、ゾーンローテーション及び日
付ローテーションの順にローテーションを目標本数分行
い、CMの位置を決定して行く。尚特Bランクでのロー
テーションでは、曜日とゾーンを同時にローテーション
し、その後日付ローテーションを行い放送日の決定を行
う。
【0094】まず1本目において、曜日ローテーション
及びゾーンローテーションより放送曜日とゾーンが決定
される。曜日ローテーションのポインタは1なので放送
曜日として月曜日が決まり、またゾーンは曜日ローテー
ションが一巡目なのでゾーンAが決まる。次に日付ロー
テーションを行う。日付ローテーションは、曜日ローテ
ーションの結果を踏まえ、Aランクの日付ローテーショ
ン後の月曜のポインタは3なので、図6(a)の表より
第5月曜日、即ち8月31日が放送日として決定され
る。
【0095】次にポジションサーチとしてローテーショ
ンで選んだ8月31日のAゾーンの位置の空き枠の中か
ら目標ポイントに基づいて適当なものを選ぶ。尚本実施
形態では、第1本目に対してはこの位置の中で最も本数
が残っている枠から選ぶ。図13の例の場合、1本目と
して3.0ポイントが設定されている枠が選択されてい
る。
【0096】1本目の時間取りが完了すると次に2本目
の時間取りに移る。
【0097】2本目の時間取りは、1本目と同様の処理
により、曜日ローテーション及びゾーンローテーション
から曜日が火曜に決まり、また曜日ローテーションは一
巡目なので、ゾーンCが決まる。次に日付ローテーショ
ンにより第4火曜、即ち8月25日が放送日として決定
される。そしてポジションサーチを行って対応する部分
の空き枠から具体的な枠を決定する。
【0098】このポジションサーチは、Aランクのクラ
スローテーションと同様に、週和ポイントから求めたC
M1本当たりの目標ポイントを用いて、獲得ポイントの
累計が目標ポイントの累計と同じになるように、時間取
りを行って行く。Aランクのと特B及びBランクのポジ
ションサーチとの相違点は、特B及びBランクのポジシ
ョンサーチにはAランクの様にクラスローテーションは
ない。またAランクでは平日(月−金曜日)と土日とて
は同じ値の目標ポイントを用いているが、特B及びBラ
ンクでは週和ポイントの値が平日と土日とでは異なった
値が設定されているので、週和ポイントから求める目標
ポイントも平日と土日とでは異なる。図13の例の場
合、週和ポイントとして平日には、10.5、土日には
4.5が設定されているので、目標ポイントとして平日
は10.5/5=2.10、土日は4.5/2=2.2
5が求まる。これらを用いて時間取りを行った時間枠に
設定されているポイントの累計が、目標ポイントの累計
に近い値になるように時間取りを行う。そして最終的に
は、獲得ポイントの累計が目標ポイントの累計と同じか
最近似で上回るように最後の本数(図13では16本
目)の時間取りを行う。図13では目標ポイントの累計
が34.50であるのに対し、獲得ポイントの累計が3
5.00となり、獲得ポイントが0.50上回ってい
る。
【0099】この様に目標本数分、ゾーン及び日付ロー
テーションを行った後に、ポジションサーチを行い、目
標本数分の特BランクのCMの具体的な放送枠を決定し
てゆく。
【0100】図14は、Bランクに於けるローテーショ
ンの例である。図14は図13に示した特Bランクのロ
ーテーションに続いて行われたものとする。
【0101】図14では20本のCMの時間取りを行う
のに曜日ローテーション、ゾーンローテーション及び日
付ローテーションの順にローテーションを目標本数分行
い、CMの位置を決定して行く。Bランクでのローテー
ションの仕方は曜日とゾーンを同時にローテーション
し、その後日付ローテーションを行う特Bランクのロー
テーションと同じ方法なので説明は省略する。
【0102】またポジションサーチも特Bランクのもの
と同じ様に週和ポイントから求めるCM1本当たりの目
標ポイントを用いて、獲得ポイントの累計が目標ポイン
トの累計と同じになるように、時間取りを行ってゆく。
図14の場合、週和ポイントから平日は9.5/5=
1.9、土日は3.5/2=1.75が目標ポイントと
なり、時間取りを行った時間枠に設定されているポイン
トの累計がこの目標ポイント値の累計と同じが最近似で
上回るように、時間取りを行う。図14の場合、時間取
りを行った全CMの目標ポイントの累計が37.55で
あるのに対し、獲得ポイントの累計が38.00とな
り、獲得ポイントが0.45上回っている。
【0103】以上の様にして、掛け率作案時の線引き処
理は行われ、各ランクの目標本数分の時間取りが行われ
る。
【0104】次にコスト作案時の線引き処理について説
明する。
【0105】コスト作案時も、掛け率作案時と同様、各
ランク毎に求めた目標CM数分ランク毎にローテーショ
ンを行い、ポジションサーチによって求まった位置から
具体的なCM枠して行く。
【0106】コスト作案時のローテーションは、掛け軸
作案と同じローテーション表を用いて、Aランクの場合
は曜日、日時の順にローテーションの順に行う。この2
つのローテーションについては、コスト作案と掛け率作
案は同じである。しかしコスト作案では、ローテーショ
ンはこの2つのみでクラスローテーションは行わない。
また、特B及びBランクの場合には、掛け率作案時とコ
スト作案時とではローテーションに差はない。
【0107】またコスト作案でも掛け率作案時と同様、
ローテーション処理により決まった位置にある空き枠の
中からポジションサーチにより、具体的な時間取りを行
ってゆく。このコスト作案時のポジションサーチは、掛
け率作案時と同様、CM1本に対する目標値を設定し、
この時間取りを行った時間枠に設定されている値の累計
が目標値の累計と同じか最近似で上回るように時間取り
を行っていく。掛け率作案時には、各時間枠に設定され
ているポイントと、週和データから求めたCM1本当た
りの目標ポイントを用いてポジションサーチでは行って
いた。これに対し、コスト作案時では視聴率を用いてポ
ジションサーチを行う。
【0108】一般的に放送局では、1月毎に各枠のステ
ーションブレイク及びPTの平均視聴率(ラジオ局では
聴取率、以下同じ)が求められ、この値はスポット料金
の計算等、契約時の基礎的なデータとなっている。そし
てこの視聴率のデータは、契約発注時に出ている最新の
値、例えば前月の値を契約期間の予想値として用いてい
る。本実施形態におけるコスト作案時のポジションサー
チでは、CM1本当たりで獲得する目標視聴率である基
準値をCM1本当たりの目標値とし、また時間取りを行
った時間枠の視聴率を獲得GRPとしこの基準値の累計
と獲得GRPの累計が同じか最近似で上回るようにCM
枠を決定する。尚厳密には各時間枠の視聴率は作案処理
時にはまだでておらず、よって最新の視聴率、例えば前
月の視聴率からの予想値を獲得GRPとして用いる。
【0109】図15は、コスト作案時のAランクのロー
テーション例である。図15は、比較の為図12に掛け
率作案時のAランクのローテーションと同じ条件下にあ
るものとする。
【0110】図12と図15では、曜日及び日付ローテ
ーションは同じである。また図12にあるクラスローテ
ーションは図15には無い。また図12の掛け率作案に
よるポジションサーチでは、CM1本に対する目標ポイ
ントが設定され、この目標ポイントの累計と時間取りを
行った時間枠のポイントの累計である獲得ポイント累計
を比較しながら次に時間取りする枠を決定している。そ
れに対し図15のコスト作案によるポジションサーチで
は、基準値が各CMに対する獲得目標視聴率となり、こ
の基準値の累計と、時間取りを行った時間枠の視聴率の
累計である獲得GRP累計を比較しながら次に時間取り
する枠を決定している。
【0111】この様にコスト作案時の線引き処理は、基
準値と各時間枠の視聴率に基づいてスポットCMの時間
枠を決定して行く。
【0112】図16は、本実施形態に於けるスポット自
動作案システムによる処理を示すフローチャートであ
る。
【0113】図16のフローチャートでは、まず処理の
開始として、ステップS1で操作者がキーボード等から
スポンサー名(若しくはスポンサー識別コード)、契約
期間、発注金額、コスト或は掛け率による作案か等の条
件を入力する。これに基づいて、ステップS2としてデ
ータベース化して記憶されているスポンサーカルテから
対応するスポンサーのものを読み出す。
【0114】次にステップS1の入力条件から、ステッ
プS3としてこの作案処理がコスト作案か掛け率作案か
が判断される。そしてコスト作案であるのならば(ステ
ップS3、コスト作案)、スポンサーカルテ内のP/
C、基準値等のコスト作案情報とステップS1で入力さ
れた契約条件からA、特B、Bの各ランク毎の目標本数
を求め、ステップS6に処理を移す。またステップS3
で作案処理が掛け率作案であるのならば(ステップS
3、掛け率作案)、スポンサーカルテ内のA単価や掛け
率、セット配合等の掛け率作案情報とステップS1で入
力された契約条件からA、特B、Bの各ランク毎の目標
本数を求め、ステップS6に処理を移す。
【0115】コスト若しくは掛け率により各ランクの目
標本数が求まると、Aランク(ステップS6)、特Bラ
ンク(ステップS7)、Bランク(ステップS8)の順
にローテーションを行い、線引き処理を行ってゆく。そ
して結果をスポット時間取り表として出力し(ステップ
S9)する。その後、ステップS10として各スポンサ
ー毎のスポンサー履歴としてファイルに出力し、処理を
終了する。
【0116】図17は、図16のステップS6のAラン
クのローテーション処理のフローチャートである。
【0117】Aランクのローテーション処理に入ると、
まずステップS21としてCMの本数をカウントするカ
ウンタIを1に初期化する。
【0118】次に、ステップS22としてポインタをイ
ンクリメントして、曜日ローテーション表に従って曜日
ローテーションを行い曜日を決定する。次にステップS
23として、ステップS23の曜日ローテーションの結
果に基づいて日付ローテーションを行い日付を決定す
る。この曜日ローテーション及び日付ローテーションの
結果に対応するものが存在しないのならば(ステップS
24、N)、ステップS32以降のスキップ処理にフロ
ーを移行する。
【0119】ステップS24で対応するものがあれば、
次にステップS25としてランクローテーションを行
う。そしてランクローテーションの結果によって決まる
位置に空き枠が無ければ(ステップS26、なし)、ス
テップS31としてランクローテーションスキップで既
に日付ローテーションが一巡したかどうかが判断され、
一巡していなければ(ステップS31、N)、ステップ
S25のランクローテーションに処理を移し、ランクロ
ーテーションをスキップする。またステップS31でラ
ンクローテーションがスキップで既に一巡していればス
テップS32以降のスキップ処理にフローを移行する。
【0120】スキップ処理では、まず既に日付ローテー
ションがスキップで一巡しているかどうかが判断され
る。一巡していなければ(ステップS32、N)、ステ
ップS23の日付ローテーションに処理を移し、日付ロ
ーテーションを1つスキップする。また一巡してれば
(ステップS32、Y)、次に既に曜日ローテーション
がスキップで一巡したかどうかが判断される。そして一
巡していなければ(ステップS33、N)、ステップS
24の曜日ローテーションに処理を移し、曜日ローテー
ションを1つスキップする。また一巡していれば(ステ
ップS33、Y)、空き枠がないので、ステップS34
としてエラー出力し、処理を終了する。
【0121】ステップS26でランクローテーションの
結果によって決まる位置に空き枠が有るのならば(ステ
ップS26、あり)、次にステップS27としてカウン
タ値Iが目標値に達しているか、即ちこの処理が最後の
時間取り処理かどうかが判断される。ステップS26で
カウンタ値Iが目標本数に達していないのならば、ステ
ップS29として目標値(コスト作案の場合は基準値、
掛け率作案の場合は週和データから求めた獲得目標ポイ
ント)の累計と獲得値(コスト作案の場合は視聴率、掛
け率作案の場合はポイント)の累計が最近似となるもの
を空き枠の中から選ぶ。そしてステップS30としてカ
ウンタI値を1つインクリメントした後ステップS22
の曜日ローテーションに処理を移し、次のCMの時間取
りに移る。またステップS26でカウンタ値Iが目標本
数に達していれば、ステップS28として最後のCMの
時間枠として、獲得値の累計が目標値の目標値の累計と
同じか最近似で上回るものを選択したのちAランクのロ
ーテーションを終了し、処理を図16へ戻す。
【0122】図18は図16のステップS7、8の特B
及びBランクのローテーション処理を示すフローチャー
トである。特BランクのローテーションとBランクのロ
ーテーションは、使用するローテーション表が異なるだ
けで基本フローは同じである。
【0123】図18において、特B又はBランクのロー
テーション処理に入ると、まずステップS41として本
数をカウントするカウンタIを1に初期化する。
【0124】次に、ステップS42としてポインタをイ
ンクリメントして、ローテーション表に従って曜日及び
ゾーンローテーションを行い曜日と時間帯(ゾーン)を
決定する。次にステップS43として、ステップS43
の曜日ローテーションの結果に基づいて日付ローテーシ
ョンを行い日付を決定する。この曜日、ゾーン及び日付
ローテーションの結果に対応するものが存在しないのな
らば(ステップS44、N)、ステップS50以降のス
キップ処理にフローを移行する。
【0125】スキップ処理では、まず既に日付ローテー
ションがスキップで一巡しているかどうかが判断され、
一巡していなければ(ステップS50、N)、ステップ
S43の日付ローテーションに処理を移し、日付ローテ
ーションを1つスキップする。また一巡してれば(ステ
ップS50、Y)、次に既に曜日、ゾーンローテーショ
ンがスキップで一巡したかどうかが判断される。そして
一巡していなければ(ステップS51、N)、ステップ
S42の曜日、ゾーンローテーションに処理を移し、ロ
ーテーションを1つスキップする。またステップS51
で一巡していれば(ステップS51、Y)、空き枠がな
いので、ステップS52としてエラー出力し、処理を終
了する。
【0126】またステップS44で曜日、ゾーン及び日
付ローテーションの結果に対応するものがあれば、次に
ステップS45としてカウンタの値、すなわち現在行っ
ている時間取りが何本目かが調べられる。そしてI=
1、つまり1本目であるのならば(ステップS45、I
=1)、対応するゾーンで空きが最も多い時間枠を選択
し(ステップS46)、また一本目でも最後の時間取り
でもなければ(S45、I=目標本数未満)、目標値
(コスト作案の場合は基準値、掛け率作案の場合は週和
データから求めた獲得目標ポイント)の累計と獲得値
(コスト作案の場合は視聴率、掛け率作案の場合はポイ
ント)の累計が最近似となるものを空き枠の中から選択
する。そして、カウンタ値Iを1つインクリメント(ス
テップS49)した後、ステップS42の曜日、ゾーン
ローテーションに処理を移し、次のCMの時間取りに移
る。
【0127】またステップS45でカウンタ値Iが目標
本数と同じ、つまり最後のCMの時間取りの時は、ステ
ップS47として、獲得値の累計が目標値の累計と同値
か最近似で上回る空き枠を選択したのち特B又はBラン
クのローテーションを終了し、処理を図16へ処理を移
す。
【0128】図19は、本実施形態におけるスポット自
動作案システムが稼動する情報処理システムの環境を示
す図である。
【0129】この情報処理システムは、図19の様にC
PU11、主記憶装置12、ハードディスク装置13、
ディスプレイ、キーボード等の入出力装置(I/O)1
4、モデム等のネットワーク接続装置15及びディス
ク、磁気テープなどの可搬記憶媒体から記憶内容を読み
出す媒体読取り装置16を有し、これらが互いにバス1
8により接続される構成を備えている。
【0130】図19の情報処理システムでは、媒体読取
り装置16により磁気テープ、フロッピーディスク、C
D−ROM、MO等の記憶媒体17に記憶されているプ
ログラム、データを読み出し、これを主記憶装置12ま
たはハードディスク13にダウンロードする。そして本
実施形態による各処理は、CPU11がこのプログラム
やデータを実行することにより、ソフトウエア的に実現
することが可能である。
【0131】また、この情報処理システムでは、フロッ
ピーディスク等の記憶媒体17を用いてアプリケーショ
ンソフトの交換が行われる場合がある。よって、本発明
は、スポット自動作案システム及び作案方法に限らず、
コンピュータにより使用されたときに、上述の本発明の
実施の形態の機能をコンピュータに行わせるためのコン
ピュータ読み出し可能な記憶媒体17として構成するこ
ともできる。
【0132】この場合、「記憶媒体」には、例えば図2
0に示されるように、CD−ROM、フロッピーディス
ク(あるいはMO、DVD、リムーバブルハードディス
ク等であってもよい)等の媒体駆動装置27に脱着可能
な可搬記憶媒体26や、ネットワーク回線23経由で送
信される外部の装置(サーバ等)内の記憶手段(データ
ベース等)22、あるいは情報処理装置21の本体24
内の記憶装置(RAM又はハードディスク等)25等が
含まれる。可搬記憶媒体26や記憶手段(データベース
等)22に記憶されているプログラムは、本体24内の
メモリ(RAM又はハードディスク等)25にロードさ
れて、実行される。
【0133】図21は、本システムのクライアント/サ
ーバ構成例である。
【0134】本システムは、スタンドアロン形式の構成
の他に、図21の様なクライアント/サーバ構成にする
ことも出来る。この場合例えば、本社にサーバ38を設
置し、このサーバ38とネットワーク36で接続された
クライアント31もしくは34を各支社に設置する。こ
れにより、本社のみならず支社からもスポット作案エン
ジン32を用いてスポット作案を行うことが出来る。こ
の場合には、CMの空き枠情報等は、サーバ37のメイ
ンファイル39内に記憶保持されており、クライアント
31からは定周期で、あるいはスポット作案エンジン3
2起動時等必要に応じてそれらのデータをローカルファ
イル32にダウンロードし、処理が終ると作案結果やス
ポンサー履歴をサーバ37へ送る。またクライアントは
作案処理は行わず、クライアント34の様に参照エンジ
ン35のみを持ち、サーバ37のメインファイル39を
参照するのみ構成とすることも出来る。
【0135】
【発明の効果】本発明によれば、CMのスポット契約に
おいて、コストによる契約でも掛け率による契約でも契
約条件を入力するだけで自動的に作案処理を行うことが
出来る。またこの作案処理を行うには特別な訓練は必要
とせず、専門の人員を必要としない。よって処理の合理
化を行え、また処理時間の縮小、更には人件費を削減す
ることが出来る。
【0136】また、本発明では時間取りをローテーショ
ンによって機械的に行うので、作成されるスポット時間
取り表は線引き部分が特定箇所に固まらず、見栄えが良
いものが作成できる。 更には、人為的に線引きを行っ
た場合には、特定部分の時間枠が余り、結果として売れ
残ってしまう可能性が有るが、本発明ではローテーショ
ンにより時間取りを行うので、適宜に時間取りの配分が
行われ、どの時間帯も平均的に線引きされて行き、特定
の時間枠のみが余り、売れ残ることはない。
【0137】また、各スポンサーに対する業績記録が残
るので、第3者でもこれを見ることによりこのスポンサ
ーと局との過去の実績や現在の状況を即座に且つ非常に
容易に掴める。またこれを営業時に用いることにより、
相手に明確なデータとして示すことが出来、折衝をクリ
アに行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に於けるシステムを用いたスポット
の作案のプロセスを示す概略図である。
【図2】掛け率作案時の処理を詳細に示す図である。
【図3】スポンサーカルテの構成例を示す図である。
【図4】コスト作案時の処理を詳細に示す図である。
【図5】各ランクでの曜日ローテーションを示すローテ
ーション表である。
【図6】(a)は、日付ローテーションを示すローテー
ション表、(b)はカレンダーを示す図である。
【図7】(a)はAランクの各時間帯の設定ポイントを
示す図、(b)はポイントとクラスの関係を示す図、
(c)はクラスローテーションを示す図である。
【図8】(a)はゾーンローテーション表、(b)はゾ
ーンA−Dが対応するの時間帯を示す図である。
【図9】特Bランクの各時間帯に対するポイント値を示
す表である。
【図10】(a)はBタイムのゾーンローテーション
表、(b)は(a)中のゾーンア−オが対応するの時間
帯を示す図である。
【図11】Bランクの各時間帯に対するポイント値を示
す表である。
【図12】Aランクのローテーション例である。
【図13】特Bランクのローテーション例である。
【図14】Bランクのローテーション例である。
【図15】コスト作案時に於けるAランクのローテーシ
ョン例である。
【図16】スポット自動作案システムによる処理を示す
フローチャートである。
【図17】Aランクのローテーション処理のフローチャ
ートである。
【図18】特B、Bランクのローテーション処理のフロ
ーチャートである。
【図19】スポット自動作案システムが稼動する情報処
理システムの環境を示す図である。
【図20】記憶媒体の例を示す図である。
【図21】本システムのクライアント/サーバ構成例で
ある。
【図22】スポット契約に対して作案を行ったスポット
時間取り表の例を示す図である。
【図23】図22の19時−23時部分を拡大したもの
である。
【符号の説明】
11 CPU 12 主記憶装置 13 ハードディスク装置 14 入出力装置 15 ネットワーク接続装置 16 記憶媒体読取り装置 17 記憶媒体 18 バス 31、34 クライアント 32、38 スポット作案エンジン 33 ローカルファイル 35 参照エンジン 36 ネットワーク 37 サーバ 39 メインファイル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月12日(1999.10.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CMのスポット放
作案を自動的に行うスポット自動作案システムに関
する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】テレビ局やラジオ局(以下放送局という)
ではスポットでのCMの発注があると、その契約内容に
基づいて、流すCMの本数や、CMを流す日付及び時間
を決め、時間取り表の内に結果を線引きし、時間取りを
書込んで行く。このスポット時間取り表の作成作業を作
案という。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によるスポット自
動作案システムは、CMのスポット放送のスケジューリ
ングを行うものであり、条件入力手段、目標本数算定手
ローテーション手段及び時間取り表作成手段を備え
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】条件入力手段は、スポットCMの発注条件
の入力を受付ける。目標本数算定手段は、上記スポット
CMの発注条件に基づいて各ランク毎に、放送する
Mの目標本数を算出する。この目標本数算定手段は、掛
け率作案時には、例えば発注金額とA単価からセット数
計算する。そしてセット数及び1セット当たりに含ま
れる各ランクの配合本数から各ランク毎の放送するCM
の目標本数を算出する。またコスト作案時には、例えば
上記発注条件内若しくは発注条件から求めた獲得目標G
RPをCM1本当たりの獲得目標視聴率である基準値で
割ることによって各ランク毎の放送するCMの目標本数
を算出する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】ローテーション手段は、上記各ランク毎
に、ポインタによってローテーション表をローテーショ
ンして、上記目標本数分のCMの放送時間枠の決定を行
う。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】上記ローテーション手段は、掛け率作案時
には、例えば時間取りを行CMに対する目標ポイント
の累計と、該時間取りを行CMの放送時間枠に設定さ
れているポイントの累計が最近似になる時間枠をCMを
放送する時間枠として時間取りを行う。またコスト作案
時には、例えば時間取りを行CMに対する獲得目標視
聴率の累計と、該時間取りを行CMの時間枠に対する
予想視聴率の累計が最近似になる時間枠をCMを放送す
る時間枠として時間取りを行う。時間取り表作成手段
は、ローテション手段による放送時間枠の決定に基づい
てCMの時間取り表を自動作成する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また本発明は、CMのスポット放送に対す
る放送枠の時間取りをコンピュータにより行うスポット
作案方法も含む。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】この場合、上記コンピュータに入力された
CMのスポット放送の発注条件に基づいて各ランク毎
に、放送するCMの目標本数を算出し、記各ランク毎
に、ポインタによってローテーション表をローテーショ
ンして、上記目標本数分のCMの放送時間枠の決定を行
い、上記放送時間枠の決定に基づいてCMの時間取り表
を自動作成する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、入力された契約条件から、目標本数
算定手段が各ランク毎の目標本数を求め、ローテーショ
ン手段がその目標本数分の時間取りをローテーションに
より行うので特定箇所に固まることのない間取りを行
うことが出来る。更には、人為的に線引きを行った場合
には、特定部分の時間枠が余り、結果として売れ残って
しまう可能性が有るが、本発明ではローテーションによ
り時間取りを行うので、適宜に時間取りの配分が行われ
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】次にコスト作案時の各ランク毎の目標本数
を導出する処理について詳細に説明する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】A単価とは、発注金額をその契約で流すA
ランクのCM数で割ったものである。AランクのCMは
放送局にとって主力商品であり、他のランクに比して特
に価値が高い。よって限られたAランクのCMを効率良
く販売することは放送局にとって重要な問題である。ま
た顧客であるスポンサーにとってもAタイムにCMをよ
り多く流したい。よってこのAランクのCMをどの位流
すかと言うことも契約時には重要な要素となっている。
その為、AタイムにCM1本流すのにかかる価格をA単
価として決め、これを表示ている。尚スポット契約の
場合、基本的には全時間帯から平均的に時間取りを行
う。よってこのA単価は上述したAタイムの正価と異な
り、AタイムのCM1本の他に特B、BタイムのCMの
価格をも含んでいる。本実施形態では、A単価分で放送
されるCMを1セットとして数え、1セット内に含まれ
る各ランクのCM数を、例えばAタイムのCM1本、特
BタイムのCM2本及び特BタイムのCM2.5本と決
めてある。尚これらの値はセット配合によって、スポン
サー毎に異なる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CMのスポット放送のスケジューリング
    を行うスポット作案システムであって、 スポットCMの発注条件に基づいて各ランク毎のCMの
    目標本数を決定する目標本数算定手段と、 前記各ランク毎に、前記目標本数分の時間取りを、ロー
    テーションにより行うローテーション手段と、 を備えることを特徴とするスポット作案システム。
  2. 【請求項2】 前記目標本数算定手段は、掛け率作案時
    には発注金額とA単価からセット数を求め、該セット数
    と1セット当たりに含まれる各ランクの配合本数から各
    ランク毎のCMの目標本数を決定し、コスト作案時には
    獲得目標GRPをCM1本当たりの獲得目標視聴率であ
    る基準値で割ることによって各ランク毎のCMの目標本
    数を算出することを特徴とする請求項1記載のスポット
    作案システム。
  3. 【請求項3】 前記ローテーション手段は、掛け率作案
    時には、時間取りを行ったCMに対する目標ポイントの
    累計と、該時間取りを行ったCMに設定されているポイ
    ントの累計が最近似になるように時間取りを行い、コス
    ト作案時には、時間取りを行ったCMに対する獲得目標
    視聴率の累計と、該時間取りを行ったCMに対する予想
    視聴率の累計が最近似になるように時間取りを行うこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のスポット作案システ
    ム。
  4. 【請求項4】 CMのスポット放送のスケジューリング
    を行うスポット作案方法であって、 CMのスポット放送の発注に対して、発注条件に基づい
    て各ランク毎のCMの目標本数を決定し、 前記各ランク毎に、前記目標本数分の時間取りを、ロー
    テーションにより行う、 ことを特徴とするスポット作案システム。
  5. 【請求項5】 掛け率作案時には、発注金額とA単価か
    らセット数を求め、該セット数と1セット当たりに含ま
    れる各ランクの配合本数から各ランク毎のCMの目標本
    数を決定することを特徴とする請求項4記載のスポット
    作案方法。
  6. 【請求項6】 各時間枠に該時間枠の価値を示すポイン
    ト及びCM1本当りに対する目標のポイントを設定し、 コスト作案時には、時間取りを行ったCMに対する、前
    記目標ポイントの累計と、前記時間枠に設定されている
    前記ポイントの累計が最近似になるように時間取りを行
    うことを特徴とする請求項4又は5記載のスポット作案
    方法。
  7. 【請求項7】 コスト作案時には、獲得目標GRPをC
    M1本当たりの獲得目標視聴率である基準値で割ること
    によって各ランク毎のCMの目標本数を算出することを
    特徴とする請求項4乃至6の何れか1項に記載のスポッ
    ト作案方法。
  8. 【請求項8】 コスト作案時には、時間取りを行ったC
    Mの獲得目標視聴率累計と、該時間取りを行ったCMの
    予想視聴率の累計が最近似になるように時間取りを行う
    ことを特徴とする請求項4乃至7の何れか1項に記載の
    スポット作案方法。
  9. 【請求項9】 前記時間取りの結果を契約に対する業績
    記録として、記憶保持することを特徴とする請求項4乃
    至8の何れか1項に記載のスポット作案方法。
  10. 【請求項10】 CMのスポット放送のスケジューリン
    グを行うコンピュータにより使用された時、 発注条件の入力を受付け、 前記発注条件に基づいて各ランク毎のCMの目標本数を
    決定し、 前記各ランク毎に前記目標本数分の放送時間枠取りをロ
    ーテーションにより行う、 ことを前記コンピュータに行わせるためプログラムを記
    憶した前記コンピュータが読み出し可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 掛け率作案時には、前記発注条件の1
    つである発注金額とA単価からセット数を求め、該セッ
    ト数と1セット当たりに含まれる配合本数から各ランク
    毎のCMの目標本数を決定し、 コスト作案時には、前記発注金額から求めた獲得目標G
    RPをCM1本当たりの獲得目標視聴率である基準値で
    割ることによって各ランク毎のCMの目標本数を算出す
    ることを特徴とする請求項10記載のコンピュータが読
    み出し可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 コスト作案時には、時間取りを行った
    CMの目標ポイントの累計と、該時間取りを行ったCM
    に設定されているポイントの累計が最近似になるように
    時間取りを行い、 掛け率作案時には、時間取りを行ったCMの獲得目標視
    聴率累計と、該時間取りを行ったCMの予想視聴率の累
    計が最近似になるように時間取りを行う、 ことを特徴とする請求項10又は11記載のコンピュー
    タが読み出し可能な記録媒体。
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