JP5102854B2 - 広告枠予約方法、広告枠予約装置及び広告枠予約プログラム - Google Patents

広告枠予約方法、広告枠予約装置及び広告枠予約プログラム Download PDF

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Description

本発明は、デジタルサイネージに対して広告配信を行うために広告枠を管理し、入力された広告条件に合致する広告枠を検索して予約を受け付ける技術に関する。
デジタルサイネージは、「屋外・店頭・公共空間・交通機関など、あらゆる場所で、ネットワークに接続したディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するシステム」と定義されている。デジタルサイネージは、「時間と場所を特定できる唯一のメディア」といわれ、時間と場所でターゲットを指定したコンテンツ配信ができるという優れた特性を持っている。例えば、「夜は帰宅途中のサラリーマンが多く、昼は主婦層が多い」といった場所の特性を考慮して、適切な情報(広告)を適切なタイミングで表示することができる。しかしながら、デジタルサイネージへ広告出稿する際には、ロケーション毎に異なる様々な条件を考慮して複雑なメディアプランを組み立てる必要がある(非特許文献1参照)。
一方、テレビ放送を始めとする既存メディアでは広告出稿ルールが確立している。例えば、テレビ放送の場合は、1時間あたりスポットと呼ばれる広告枠が何回か現れる、広告枠の最小時間は15秒、コマーシャルは最小時間の倍数の15秒、30秒、45秒、60秒である、といった業界ルールが確立している。
新しい広告メディアであるWebにおいても、広告枠の販売サービスが行われている。広告掲載期間、広告表示時間、価格などがあらかじめ設定されており(非特許文献2、p.6,7,9,10参照)、広告主は、条件に合うWebサイトを指定して広告枠を購入する。現在は、デジタルサイネージにおいても、Web広告と同様にコンテンツ尺長や再生回数、期間等を指定した広告枠販売を行っている。
鈴木健也、外5名、「メタデータを用いた配信・管理の統合化技術」、NTT技術ジャーナル、2009年7月、第21巻、第7号、p.12-15 「広告メニューガイド」、[online]、エヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社、[平成22年3月1日検索]、インターネット〈URL:http://advertising.nttr.co.jp/adinfo/download/goo/goo_menuguide_2010_01-03.pdf〉
従来のデジタルサイネージの広告枠販売においては以下の問題があった。
デジタルサイネージにおいては時間帯に応じて特性が異なることから、広告主が広告出稿を行う際に時間帯別の情報に基づいた広告枠を探し出す必要があるが、時間帯を指定した空き枠検索を行う手段が存在していない。
一方、デジタルサイネージの表示装置保有者(以下、「媒体社」と称する)においては、すでに番組再生が決まっている時間帯を除いた空き枠に対して広告入稿を求める必要がある。空き枠の時間帯は、1日単位や5分単位などさまざまであり、広告主が空き枠の検索を行うにしても検索結果の数が非常に多くなり選択が難しくなる。
また、媒体社毎に独自に再生回数、再生時間、期間等を指定して販売する形態では、広告主が希望するコンテンツを入稿することができないこともある。広告主が一定期間を通して広告枠を購入する場合にも、媒体社から事前に指定された期間でしか予約することができない。
媒体社間で条件が統一しておらず、広告条件を比較できないので、広告主の希望に沿った最適な広告枠を検索することができない。
以上のように従来の技術では、広告主が希望するコンテンツ尺長、回数を指定した広告枠を検索することが難しく、販売単位が決まっていないため、複数媒体社の広告枠条件を合わせて比較することが困難であり、広告枠検索を行う際に類似の結果が多く出力され、検索結果の適切な比較による広告枠予約が行えないという課題が発生する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、広告出稿条件に合致する複数の広告枠の比較を容易にして、予約を受け付ける広告枠予約方法を提供することを目的とする。
第1の本発明に係る広告枠予約方法は、空き枠入力手段による、デジタルサイネージによる広告表示を受け付ける時間帯を入力し、蓄積手段に格納された前記デジタルサイネージに関するプレーヤ情報に関連付けて空き枠として蓄積するステップと、販売枠生成手段による、前記デジタルサイネージについて広告枠販売条件が同じ時間帯を示すテンプレートを前記蓄積手段から読み出し、前記広告枠販売条件が同じ前記空き枠をまとめ、前記広告枠販売条件に含まれた単位広告枠時間を利用して販売単位となる広告枠の枠数を含んだ販売枠を生成して蓄積するステップと、広告条件入力手段による、広告条件を入力するステップと、対象販売枠検索手段による、前記広告条件に合致する前記広告枠販売条件を有する前記販売枠を検索して対象販売枠とするステップと、スコア算出手段による、前記対象販売枠毎に、前記広告条件と当該対象販売枠に関連付けられた前記プレーヤ情報とを比較してスコアを算出するステップと、予約手段による、前記対象販売枠と当該対象販売枠の前記スコアとを提示して広告枠の予約を受け付けるステップと、を有することを特徴とする。
上記広告枠予約方法において、前記テンプレートは、複数の販売枠を選択して同時に予約する必要があるグループ化指定情報を有し、前記販売枠を検索して前記対象販売枠とするステップは、前記販売枠がグループ化指定されている場合、同一のグループ化指定された全ての前記販売枠が前記広告条件を満たす場合に対象販売枠とすることを特徴とする。
上記広告枠予約方法において、前記広告枠販売条件は、所定の時間帯において広告を表示することを保証する再生保証時間帯を有し、前記予約を受け付けるステップは、前記再生保証時間帯を有する前記販売枠を選択して予約する際に、当該再生保証時間帯内で広告が表示される時間を指定した固定時間帯指定を受け付けるものであって、前記再生保証時間帯の開始時間及び終了時間、並びに前記固定時間帯指定の開始時間及び終了時間は、所定の時間幅の倍数であることを特徴とする。
上記広告枠予約方法において、前記予約を受け付けるステップは、前記スコアに基づき、前記広告条件を満たす範囲で、複数の広告枠を一括して予約することを特徴とする。
第2の本発明に係る広告枠予約装置は、広告表示の予約を受け付けるデジタルサイネージに関するプレーヤ情報、前記デジタルサイネージについて広告枠販売条件が同じ時間帯を示すテンプレートを格納した蓄積手段と、広告表示を受け付ける時間帯を入力し、前記プレーヤ情報に関連付けて空き枠として蓄積する空き枠入力手段と、前記蓄積手段から前記テンプレートを読み出し、前記広告枠販売条件が同じ前記空き枠をまとめ、前記広告枠販売条件に含まれた単位広告枠時間を利用して販売単位となる広告枠の枠数を含んだ販売枠を生成して蓄積する販売枠生成手段と、広告条件を入力する広告条件入力手段と、前記広告条件に合致する前記広告枠販売条件を有する前記販売枠を検索して対象販売枠とする対象販売枠検索手段と、前記対象販売枠毎に、前記広告条件と当該対象販売枠に関連付けられた前記プレーヤ情報とを比較してスコアを算出するスコア算出手段と、前記対象販売枠と当該対象販売枠の前記スコアとを提示して広告枠の予約を受け付ける予約手段と、を有することを特徴とする。
上記広告枠予約装置において、前記テンプレートは、複数の販売枠を選択して同時に予約する必要があるグループ化指定情報を有し、前記対象販売枠検索手段は、前記販売枠がグループ化指定されている場合、同一のグループ化指定された全ての前記販売枠が前記広告条件を満たす場合に対象販売枠とすることを特徴とする。
上記広告枠予約装置において、前記広告枠販売条件として所定の時間帯において広告を表示することを保証する再生保証時間帯を有し、前記予約手段は、前記再生保証時間帯を有する前記販売枠を選択して予約する際に、当該再生保証時間帯内で広告が表示される時間を指定した固定時間帯指定を受け付けるものであって、前記再生保証時間帯の開始時間及び終了時間、並びに前記固定時間帯指定の開始時間及び終了時間は、所定の時間幅の倍数であることを特徴とする。
上記広告枠予約装置において、前記予約手段は、前記スコアに基づき、前記広告条件を満たす範囲で、複数の広告枠を一括して予約することを特徴とする。
第3の本発明に係る広告枠予約プログラムは、上記広告枠予約方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、広告出稿条件に合致する複数の広告枠の比較を容易にして、予約を受け付ける広告枠予約方法を提供することができる。
本実施の形態における広告枠予約装置の構成を示す機能ブロック図である。 販売枠、広告枠、サイネージプレーヤ、サイネージプレーヤグループについてのER図である。 販売枠と広告枠の関係を示す模式図である。 広告枠予約装置の処理の流れを示すフローチャートである。 販売枠を作成する処理の流れを示すフローチャートである。 サイネージプレーヤグループの空き枠情報の登録例を示す図である。 販売枠テンプレートの内容を示す図である。 販売枠テンプレートの販売枠時間帯、適用期間を示す図である。 販売枠の内容を示す図である。 販売枠の空き枠数、日程、および販売枠時間帯を示す図である。 空き枠情報に販売枠テンプレートを適用する様子を説明する図である。 マッチング対象販売枠を生成する処理の流れを示すフローチャートである。 広告条件とマッタング対象項目の対応を示す図である。 日付比較の処理の説明図である。 空き時間比較を説明する図である。 マッチング対象販売枠を生成する様子を示す図である。 図16のマッチング対象販売枠をマッチングスコア順に並べて示した図である。 時間帯が異なる販売枠からマッチング対象販売枠を生成する様子を示す図である。 マッチングスコア計算に用いる広告条件とマッチング対象項目とを示す図である。 マッチング対象販売枠の単価、最低単価、最高単価とスコアの関係を示す図である。 総合スコア計算の対象となる項目及び基準点の例を示す図である。 マッチング対象販売枠及び総合スコアを提示する予約画面を示す図である。 予約確定から割付コンテンツ確定、および放映計画策定までを説明する模式図である。 固定時間帯指定を行う際に発生する問題を説明する模式図である。 固定時間帯指定の処理の流れを示すフローチャートである。 販売枠と再生保証時間帯の関係を示す図である。 固定時間帯指定する予約画面の例を示す図である。 販売枠、販売枠の再生保証時間帯、および広告枠の固定時間帯指定の関係を示す図である。 月単位一括予約画面を示す図である。 日単位一括予約画面を示す図である。 分配バリエーションの例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
本実施の形態における広告枠予約装置は、デジタルサイネージ表示装置(サイネージプレーヤ)への広告の表示の予約を受け付ける装置であり、広告主から広告条件を受け付けて、その広告条件に合致する販売枠にスコアを付与して広告主に提示し、広告主から広告表示の予約を受け付ける。以下、本実施の形態における広告枠予約装置の概要を説明する。
広告枠予約装置には、サイネージプレーヤの属性情報をプレーヤ情報として予め登録しておく。プレーヤ情報は、設置場所や周辺環境などのほか、サイネージプレーヤのディスプレイの大きさや特性などの情報、ディスプレイを見ることができる利用者の数を示す視認数などの情報を含む。複数のサイネージプレーヤをグループ化してサイネージプレーヤグループとし、サイネージプレーヤグループの属性情報をプレーヤ情報として登録したものも存在する。例えば、同一の場所に複数のサイネージプレーヤが配置されている場合、そのサイネージプレーヤをまとめてサイネージプレーヤグループとして登録する。なお、サイネージプレーヤは複数のサイネージプレーヤグループに属していてもよく、サイネージプレーヤグループ内に1つのサイネージプレーヤしか属していないものでもよい。
サイネージプレーヤを保有管理する媒体社が、プレーヤ情報に関連する空き枠情報を広告枠予約装置に随時入力する。空き枠は、広告表示の予約が可能な時間帯を意味する。広告枠予約装置は、空き枠情報が入力されると、その空き枠情報に基づいて、単価、単位広告枠時間、時間帯などの条件を定めた販売枠を生成する。販売枠は、空き枠を取りまとめた1日単位、時間区切りの単位枠であり、単位広告枠時間、単価などが定められている。単位広告枠時間は販売される最小単位であり、単価は単位広告枠時間当たりの料金である。
広告主が広告条件を広告枠予約装置に入力すると、その広告条件に合致した販売枠が検索され、販売枠にスコアが付与されて広告主に提示されて、予約を受け付ける。
次に、本実施の形態における広告枠予約装置について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における広告枠予約装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示す広告枠予約装置1は、空き枠入力部11、販売枠生成部12、広告条件入力部13、マッチング部14、スコア算出部15、予約処理部16、および蓄積部17を備える。広告枠予約装置1が備える各部は、演算処理装置、記憶装置、メモリ等を備えたコンピュータにより構成して、各部の処理がプログラムによって実行されるものとしてもよい。このプログラムは広告枠予約装置1が備える記憶装置に記憶されており、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。以下、各部の詳細について説明する。
空き枠入力部11は、サイネージプレーヤへの広告を受け付けたい空き枠の情報を入力する。空き枠情報は、サイネージプレーヤに広告を挿入可能な時間帯を示す情報であり、サイネージプレーヤのプレーヤ情報に関連付けられて蓄積部17に格納される。
販売枠生成部12は、入力された空き枠情報に販売枠テンプレートを当てはめて販売枠を生成する。販売枠テンプレートは、単位広告枠時間、単価などの広告枠販売条件が共通する時間帯を示すものであり、プレーヤ情報に関連付けられて蓄積部17に格納されている。空き枠情報に販売枠テンプレートを適用することで、空き枠が、広告枠販売条件が共通する時間帯毎にまとめられて販売枠が生成される。生成された販売枠には販売枠テンプレートが有する広告枠販売条件が付与される。販売枠生成部12が生成した販売枠は、プレーヤ情報に関連付けられて蓄積部17に格納される。
広告条件入力部13は、広告主から広告条件を入力する。広告条件とは、出稿期間、再生時間帯、単価などサイネージプレーヤへ広告を表示させる時間的条件や金銭的条件を含み、設置場所や視聴者属性などサイネージプレーヤの属性に関する条件、キーワードなども含む。
マッチング部14は、入力した広告条件に合致する広告枠販売条件を有する販売枠を蓄積部17から検索し、時間帯が同じ販売枠をまとめてマッチング対象販売枠を生成する。マッチング対象販売枠とは、入力した広告条件のうち販売枠に関する条件を満たす販売枠を検索し、時間帯が同じ販売枠をまとめたものである。つまり、マッチング対象販売枠は、予約の対象となる販売枠を検索したものであり、予約は、主にマッチング対象販売枠毎に受け付けられる。予約の対象にならない販売枠とは、例えば、時間帯の条件が合わない販売枠、単価の条件が合わない販売枠、あるいは空き枠が無い販売枠などである。
スコア算出部15は、入力した広告条件を利用してマッチング対象販売枠毎にスコアを算出する。具体的には、広告条件とマッチング対象販売枠に関連付けられたプレーヤ情報との各項目間の一致度の計算を行い、各項目間の総合スコア計算を行うことでスコアを算出する。
予約処理部16は、マッチング対象販売枠と算出したスコアを広告主に提示し、広告主から広告枠を予約する販売枠の選択を受け付ける。
蓄積部17は、プレーヤ情報、販売枠テンプレート、空き枠情報、販売枠情報を格納している。
ここで、図2に、販売枠、広告枠、サイネージプレーヤ、サイネージプレーヤグループについてのエンティティ・リレーショナル(ER)図を示す。
媒体社901は、複数のサイネージプレーヤ902及びサイネージサーバ903を保有し、サイネージサーバ903は、複数のサイネージプレーヤ902を保有する。サイネージサーバ903は、サイネージプレーヤ902に表示すべき広告を配信するサーバである。サイネージプレーヤ902には、複数のモニタ905が接続される。サイネージプレーヤ902をまとめてサイネージプレーヤグループ905として定義可能である。
サイネージプレーヤ902に複数の空き枠906が登録される。サイネージプレーヤグループ905に複数の販売枠907が関連付けられる。販売枠907は販売枠グループ908を指定することができる。販売枠グループ908は、複数の販売枠907をまとめてグループ化したものである。グループ化された販売枠907は、同一販売枠グループ908内の販売枠907と同時に販売される。
1つの販売枠907に対して複数の広告枠909がある。1つの広告枠909に対して複数のコンテンツ割付910が可能である。サイネージプレーヤ902単位で複数の放映計画911を策定する。広告主912からの広告プラン913に対してコンテンツ情報914が複数存在し、放映計画911の内容に応じてコンテンツ割付情報910が複数指定される。
図3は、販売枠と広告枠の関係を示す模式図である。販売枠を選択して予約することで広告枠が生成される。
販売枠は、販売枠の時間帯を広告枠最小単位で分けて予約を受け付ける。つまり、販売枠の枠長(時間幅)は、広告枠最小単位の倍数となる。図3に示す例では、時間帯が9:00〜10:00であり、広告枠最小単位は10分である。取扱広告枠数は6枠となる。図3に示す販売枠は、最大6枠の広告枠を持つ。
図3の右側に広告枠を示す。上から2つが予約済みの広告枠であり、残り取扱広告枠数は3枠となっている。広告枠の枠長(時間幅)は、広告枠最小単位の倍数である。
次に、広告枠予約装置の処理の流れについて説明する。ここでは処理の流れ全体について説明し、その後各処理の詳細な処理の流れを説明する。
図4は、広告枠予約装置の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、媒体社が1つ以上のサイネージプレーヤをグループ化したサイネージプレーヤグループのプレーヤ情報を登録する(ステップS101)。
続いて、媒体社が広告を受け付けたい空き枠を空き枠情報として登録すると、空き枠情報に販売枠テンプレートを当てはめて販売枠を生成する(ステップS102)。
広告主が広告条件を入力すると、その広告条件に合致する販売枠を検索し、マッチング対象販売枠を生成する(ステップS103)。
続いて、マッチング対象販売枠毎にスコアを算出し、マッチング対象販売枠とスコアを表示する(ステップS104)。
そして、広告主から予約を受け付ける(ステップS105)。
予約を確定して広告枠の購入が行われると、購入した広告枠に対してコンテンツを割り付ける(ステップS106)。コンテンツの割り付けとは、どのようなコンテンツを放映するかを指定することであり、コンテンツ尺長や再生回数などの諸条件を登録する。
すべての広告枠が確定し、コンテンツ割り付けが完了した販売枠に対して、放映計画の策定を行う(ステップS107)。
次に、販売枠の生成について詳細に説明する。
図5は、広告枠予約装置1が媒体社から空き枠情報を入力し、販売枠を作成する処理の流れを示すフローチャートである。
まず、空き枠入力部11が、媒体社から空き枠情報を入力する(ステップS201)。媒体社は、販売したい時間帯を空き枠情報として入力する。空き枠情報は、プレーヤ情報に関連付けられて蓄積部17に格納される。図6は、あるサイネージプレーヤグループの空き枠情報の登録例を示す図である。同図に示す例においては、9:00から21:00までの時間帯の1週間分の空き枠情報が登録されている。
続いて、媒体社は売りやすい販売枠を生成するための販売枠テンプレートを作成する(ステップS202)。作成した販売枠テンプレートは、蓄積部17に格納される。すでに作成された販売枠テンプレートを用いてもよい。販売枠テンプレートは、サイネージプレーヤグループ毎に用意される。図7に販売枠テンプレートの内容を示し、図8に、販売枠テンプレートの販売枠時間帯、適用期間を図示する。図7に示す販売枠テンプレートは、ID、販売枠時間帯、単位広告枠時間、単価、視認数、適用期間、キーワード、およびグループ化必須指定の情報を有する。グループ化必須指定とは、適用期間すべてについてまとめて購入することを求めるものであり、媒体社が設定する。例えば、平日(月−金)の午前中(9:00−12:00)は5日間単位で購入させることを指定する。
続いて、販売枠生成部12が、入力された空き枠情報に販売枠テンプレートを適用して販売枠を作成する(ステップS203)。販売枠生成部12は、入力された空き枠情報に対応する販売枠テンプレートを蓄積部17から読み出し、販売枠テンプレートを適用し、日付、単位広告枠時間、単価などの広告枠販売条件が共通する空き枠時間をまとめ、まとめた空き枠時間毎に販売枠テンプレートの有する情報を持たせて販売枠を生成する。図9に、販売枠の内容を示す。図9に示す販売枠は、ID、空き枠数、日程、販売枠時間帯、単位広告枠時間、単価、視認数、キーワード、およびグループ化必須指定の情報を有する。IDは、販売枠を識別する識別子である。空き枠数は、まとめた空き枠時間を単位広告枠時間で割ったものであり、販売する最小単位である。日程、販売枠時間帯、単位広告枠時間、単価、視認数、キーワード、およびグループ化必須指定の情報は、販売枠テンプレートから得られる広告枠販売条件である。図10に、販売枠の空き枠数、日程、および販売枠時間帯を図示する。
図11は、空き枠情報に販売枠テンプレートを適用する様子を分かりやすく説明するために、図6の空き枠情報に図8の販売枠テンプレートを重ねて示した図である。図11に示すように、空き枠情報に販売枠テンプレートを適用することで、販売枠テンプレートの情報が共通する空き枠時間がまとめられる。例えば、図11において、9月2日の9:00〜14:00の空き枠は、広告枠販売条件が共通する、9:00〜12:00、12:00〜13:00、13:00〜14:00に分割されてまとめられる。まとめられた空き枠に広告枠販売条件が付与されて販売枠が生成される。例えば、9月2日の9:00〜12:00からは、図10に示すように、9月2日の9:00〜12:00に18枠を有する販売枠として生成されている。9月2日の9:00〜12:00における単位広告枠時間は10分であるので、空き枠時間の合計3時間を単位広告枠時間で割った18枠を有する販売枠が生成される。また、9月2日の13:00〜14:00の空き枠は、9月2日の15:00〜18:00の空き枠のうち、15:00〜16:00の空き枠と広告枠販売条件が同じであるので、それらの空き枠がまとめられて、図10に示すように、9月2日の13:00〜16:00に12枠を有する販売枠として生成されている。この販売枠は、13:00〜14:00と15:00〜16:00の合計2時間を単位広告枠時間で割った12枠を有している。なお、単位広告枠時間に満たない端数は切り捨てられる。
次に、マッチング対象販売枠の生成について詳細に説明する。
図12は、広告枠予約装置1が広告主から広告条件を入力し、マッチング対象販売枠を生成する処理の流れを示すフローチャートである。マッチング対象販売枠の生成処理では、入力された広告条件に合致する販売枠をマッチング対象販売枠として検索する。
最初に、広告条件入力部13が広告主から広告条件を入力する(ステップS301)。広告条件とは、出稿期間や再生時間帯、あるいはサイネージプレーヤに関する条件などサイネージプレーヤに表示させたい広告の条件を示すものである。入力された広告条件は、販売枠の有する広告枠販売条件と比較されて、その広告条件に該当する販売枠が抽出される。図13に広告条件とマッチング対象項目の対応を示す。図13に示す広告条件は、出稿期間、再生時間帯、広告枠単価、空き時間、残り取扱広告枠数、およびその他の情報を有する。マッチング対象項目は、主に広告枠販売条件であり、日付、時間帯、枠単価、残り取扱広告枠数、グループ化有無、販売枠状態、およびその他の情報を有する。広告条件を入力後に、蓄積部17から販売枠が読み出され、以下に述べる日付比較、時間帯比較、単価比較、空き時間比較、残り取扱広告枠数比較、および状態確認などの比較処理が行われてマッチング対象販売枠が生成される。
まず、日付比較により出稿期間内の販売枠を検索する(ステップS302)。図14に日付比較の処理の説明図を示す。同図では出稿期間が11月3日〜5日として設定された例であり、蓄積部17に、サイネージプレーヤグループA〜Cの11月1日〜7日までの販売枠が蓄積されている。図14中の1マスが1つの販売枠を示している。図14の網掛け部分が出稿期間の条件を満たす販売枠である。図14のサイネージプレーヤグループCでは、販売枠グループ化が指定されており、出稿期間に内包されない販売枠グループ指定を持つ販売枠は検索結果に含まれない。例えば、サイネージプレーヤグループCの11月2日〜3日の12:00〜13:00の販売枠は、販売枠グループ化が指定されているため11月2日と3日の販売枠を同時に選択して予約しなければならないが、広告条件の出稿期間が11月3日〜5日であって11月2日が含まれていないので、11月3日の12:00〜13:00は検索結果に含まれない。11月5日の13:00〜14:00、11月3日〜5日の14:00〜15:00も同様に検索結果に含まれない。
続いて、時間帯比較により広告条件の再生時間帯に一部でも重複する時間帯を含む販売枠を検索する(ステップS303)。広告条件の再生時間帯の開始時刻、終了時刻と販売枠の開始時刻、終了時刻が次式(1),(2)の条件を満たす販売枠を検索する。
広告条件の再生時間帯の開始時刻 < 販売枠の終了時刻 ・・・(1)
広告条件の再生時間帯の終了時刻 > 販売枠の開始時刻 ・・・(2)
続いて、販売枠状態の確認を行う(ステップS304)。ここでは広告枠予約の可能な販売枠であるか否か確認する。例えば、販売可能期間が過ぎていないか、販売枠が予約停止状態となっていないか確認し、該当する販売枠を除外する。
続いて、残り取扱広告枠数比較によりマッチング対象販売枠の残り取扱広告枠数を確認する(ステップS305)。ステップS304までの検索結果を用いて、販売枠時間帯、単価などが同じ販売枠をまとめてマッチング対象販売枠を生成する。つまり、ステップS304までに抽出された販売枠について、同一の販売枠テンプレートから作成された販売枠をまとめてマッチング対象販売枠とする。そして、マッチング対象販売枠の残り取扱広告枠数が広告条件を満たしているか否か判定し、広告条件を満たさないマッチング対象販売枠を予約対象候補から除外する。広告条件の残り取扱広告枠数には、「すべて残りあり」、「一部残りあり」、「残り考慮なし」の3種類が設定される。「すべて残りあり」の場合、マッチング対象販売枠中のすべての販売枠で残り取扱広告枠数が1以上であることを確認する。「一部残りあり」の場合、マッチング対象販売枠中の販売枠のうち残り取扱広告枠数が1以上の販売枠があることを確認する。「残り考慮なし」の場合、残り取扱広告枠数比較は行わない。
続いて、空き時間比較によりマッチング対象販売枠の空き時間を確認する(ステップS306)。空き時間比較の方法としては、「各販売枠」での空き時間を確認する方法と、「期間合計」での空き時間を確認する方法がある。
図15(a)に「各販売枠」での空き時間比較の結果を示す。広告条件として出稿期間11月3日〜5日、空き時間30分以上とした。図15の販売枠中にその販売枠の残り時間を示す。図15(a)では、9:00〜10:00と13:00〜14:00のマッチング対象販売枠のすべての販売枠において残り時間が30分以上である。それ以外のマッチング対象販売枠は、すべての販売枠において残り時間が30分以上のものがないのでこれらのマッチング対象販売枠は予約対象候補から除外される。13:00〜14:00のマッチング対象販売枠では販売枠グループ化が指定されている販売枠を含んでいるが、空き時間比較において特に販売枠グループ化指定を意識する必要はない。
図15(b)に「期間合計」での空き時間比較の結果を示す。広告条件として出稿期間11月3日〜5日、空き時間30分以上とした。図15(b)では、9:00〜10:00、10:00〜11:00、12:00〜13:00、13:00〜14:00のマッチング対象販売枠の販売枠の残り時間の合計が30分以上である。それ以外のマッチング対象販売枠は、残り時間の合計が30分以上でないので予約対象候補から除外する。
続いて、単価比較によりマッチング対象販売枠の単価を確認する(ステップS307)。マッチング対象販売枠の単価は価格/広告枠最小単位により算出する。計算式は残り取扱広告枠数を意識しない単純平均のほか、同数一括購入を前提とした販売枠単位での単価平均の合算など、販売枠の価格特性に応じて使い分ける。算出した単価を広告条件の単価と比較し、条件が合わないマッチング対象販売枠は予約対象候補から除外する。
そして、その他の条件を確認する(ステップS308)。販売枠に記載されたキーワードから該当するものだけを対象としたり、忌避ジャンル指定がある場合には対象外とする。プレーヤ情報に記載されている項目についても広告条件に明示的に示すことにより対象を絞り込むことが可能である。例えば、音声出力の有無についてサイネージプレーヤに接続されているディスプレイ単位での音声出力可否から、全ディスプレイに音声出力可能、一部ディスプレイに音声出力可能、全ディスプレイに音声出力不可の3種類について示し、対象外のものを候補から除外する。
図16に生成したマッチング対象販売枠の例を示す。ここでは簡単のために日付比較のみにより生成したマッチング対象販売枠の例を示す。サイネージプレーヤグループAには11月1日〜7日の9:00〜12:00までの各時間毎の販売枠が生成され、サイネージプレーヤグループBには11月1日〜7日の8:00〜12:00までの各時間毎の販売枠が生成されているとし、広告条件として出稿期間11月2日〜5日が入力されたとする。日付比較により該当する販売枠が検索されると、同じ時間帯の販売枠がマッチング対象販売枠として生成される。生成されたマッチング対象販売枠それぞれについて後述するマッチングスコア計算が行われる。図16に示す例では、出稿期間11月2日〜5日を条件として4つのマッチング対象販売枠が生成された。サイネージプレーヤグループBの8:00〜10:00の時間帯は、売り切れなどにより予約対象候補から除外された。図17は、図16のマッチング対象販売枠をマッチングスコア順に並べて示した図である。
図18は、時間帯が異なる販売枠からマッチング対象販売枠を生成する様子を示す図である。図16では、出稿期間における販売枠の時間帯が各日で同じであった。図18のように各日の販売枠の時間帯が異なる場合、時間帯が同じものをまとめてマッチング対象販売枠を生成する。図18に示す例では、8つのマッチング対象販売枠が生成される。例えば、2番、4番、6番のマッチング対象販売枠は、日付が離れていても時間帯が同じであるので1つのマッチング対象販売枠にまとめられる。価格などが同じものがまとめることができる販売枠である。
次に、マッチングスコア計算について説明する。マッチングスコア計算は、生成されたマッチング対象販売枠それぞれに対して、広告条件とマッチング対象項目との間で一致度(0.0〜1.0)を計算することで行う。
図19に、マッチングスコア計算に用いる広告条件とマッチング対象項目とを示す。同図では、エリア比較、設置場所比較、周辺施設比較、目的比較、接触タイプ比較、ターゲット層比較、職業層比較、視認数比較、ジャンル比較、およびキーワード比較により一致度を計算する。一致度としてコサイン類似度、文字列類似度などを用いるが、一致度は各項目間の距離を数値化したものであるから、さまざまな距離関数を利用可能である。対象項目についても図19に示した以外に自由に設定可能であり、複数項目を用いた検索条件を指定してもよい。各項目間の一致度を計算するために呼び出す一致度計算モジュールを用意し、モジュール呼び出し先を変更可能とする。また、各パラメータ値の変更は、ファイル・テーブル設定値の変更のみで対応可能とする。基本的に各項目間の一致度を算出する関数はモジュール化して置き換え可能とする。以下、コサイン類似度モジュール、文字列類似度モジュール、単価計算モジュールについて説明する。
コサイン類似度モジュールは、次式(3)で表す計算式により一致度を算出する。
コサイン類似度=(x,y)/{|x|*|y|} ・・・(3)
(x,y)=x1*y1+x2*y2+・・・+xn*yn
|x|=sqrt(x1*x1+x2*x2+・・・+xn*xn)
|y|=sqrt(y1*y1+y2*y2+・・・+yn*yn)
ここで、xは入力特徴ベクトルであり、入力条件を数値(0以上)の配列としたものである。yは検索先特徴ベクトルであり、検索対象の情報を数値(0以上)の配列としたものである。x,yは、複数項目を持つ情報(例えばリストなど)であれば、配列以外でもよい。コサイン類似度は0.0〜1.0の範囲で求められる。
文字列類似度モジュールは、入力条件を文字列の配列とした入力文字列配列と検索対象の情報を文字列の配列とした検索先文字列配列とを用いて、次式(4)で表す計算式により一致度を算出する。
文字列類似度=「入力文字列毎の類似度」の合計/入力文字列配列の項目数 ・・・(4)
「入力文字列毎の類似度」は、検索先文字列配列の各項目に対する「文字列間類似度」の最大値を採用する。「文字列間類似度」は、文字列が完全一致する場合は1.0、部分一致する場合は1.0〜0.0、それ以外は0.0とする。「文字列間類似度」の部分一致については、比較する各文字列について、あいまい検索用テーブルからの一致度割合を1.0〜0.0で返却することで求めても良い。
単価計算モジュールは、マッチング対象販売枠の単価に対する入力条件の価格の「近さ」を0.0〜1.0として計算する。「近さ」は、価格帯幅を考慮する。価格帯幅は、入力条件の最高単価と最低単価の差である。
スコアを1.0とする場合、つまり、最も近い場合は、マッチング対象販売枠の単価が次式(5)を満たす場合である。
最低単価 ≦ マッチング対象販売枠の単価 ≦ 最高単価 ・・・(5)
スコアが0.0から1.0の間となる場合は、マッチング対象販売枠の単価が次式(6)又は(7)を満たす場合である。
最低単価 − 価格帯幅 < マッチング対象販売枠の単価 < 最低単価 ・・・(6)
最高単価 < マッチング対象販売枠の単価 < 最高単価 + 価格帯幅 ・・・(7)
このときのスコアはそれぞれ次式(8),(9)で計算する。
スコア = 1.0 + (マッチング対象販売枠の単価 − 最低価格)÷ 価格帯幅 ・・・(8)
スコア = 1.0 + (最高価格 − マッチング対象販売枠の単価)÷ 価格帯幅 ・・・(9)
スコアを0.0とする場合、つまり、最も遠い場合は、マッチング対象販売枠の単価が次式(10)又は(11)を満たす場合である。
マッチング対象販売枠の単価 ≦ 最低単価 − 価格帯幅 ・・・(10)
最高単価 + 価格帯幅 ≦ マッチング対象販売枠の単価 ・・・(11)
このときのスコアはいずれも0.0とする。
図20(a)に、マッチング対象販売枠の単価、最低単価、最高単価とスコアの関係を示した。横軸にマッチング対象販売枠の単価をとり、縦軸にスコアを取った。例えば、図20(b)では、最低単価を1000、最高単価を1500とした。マッチング対象販売枠の単価が500以下、あるいは2000以上の場合にスコアが0.0となる。マッチング対象販売枠の単価が1000以上1500以下の場合にスコアが1.0となる。図20(c)に示すように、価格帯幅が広がるとスコアが0.0より大きくなるマッチング対象販売枠の単価の範囲が広がる。
次に、総合スコア計算について説明する。
総合スコアは、0〜100%で表され、マッチング対象販売枠毎に、マッチングスコアに基づいて算出する。具体的には、マッチングスコアを求めた各項目に基準点を設け、基準点にマッチングスコアを掛けてさらに重み付けを考慮したものを合計し、次式(12)により算出する。
総合スコア=((基準点×重み付け×マッチングスコア)の合計)÷((基準点×重み付け)の合計)×100% ・・・(12)
広告条件に指定されていない項目は、総合スコア計算には用いない。基準点は設定により変更可能とし、各項目の重み付けは広告条件により入力される。図21に、総合スコア計算の対象となる項目及び基準点の例を示す。基準点を変更することで、各項目間の優先付けを変更することが可能となる。
予約処理部16により、算出された総合スコアはマッチング対象販売枠とともに広告主に提示される。図22に、予約処理部16が広告主にマッチング対象販売枠及び総合スコアを提示する予約画面を示す。同図に示す予約画面では、サイネージプレーヤグループ名、出稿期間、販売枠時間帯などのマッチング対象販売枠の情報とともに総合スコアが表示される。なお、予約画面には、その他のプレーヤ情報や広告条件などを表示したり、サイネージプレーヤの地図情報等も合わせて表示してもよい。
予約が確定すると、広告主は、予約した広告枠にコンテンツを割り付ける。予約が確定した時点では、広告主は販売枠中の広告再生時間の権利を持つのみであるため、販売枠時間帯のうちのどの時間帯にどのコンテンツが再生されるかは指定されていない。割付コンテンツを確定し、販売枠の放映計画を策定することでコンテンツの放映時間が決定される。なお、割付コンテンツの確定、放映時間の策定は、予約完了後すぐに行われるものではなく、広告枠が全て予約されたとき、あるいは、放映開始前の所定の時期に行われる。
図23に、予約確定から割付コンテンツ確定、および放映計画策定までを説明する模式図を示す。同図では、9月1日の9:00〜10:00を販売枠時間帯として有する販売枠について図示している。単位広告枠時間は10分で6枠の広告枠があり、広告主A、広告主B、広告主C、広告主Dがそれぞれ2枠、2枠、1枠、1枠の広告枠を予約している。コンテンツを割り付ける際には、各社が予約した広告枠の時間を超えないようにチェックされる。各広告枠にコンテンツが割り付けられると、コンテンツの放映スケジュールを登録して放映計画が策定される。割付コンテンツ確定の際に合計時間超過のチェックを行っているので、スケジュール登録できないコンテンツは発生しない。なお、放映計画策定後に空き時間が存在している場合は、媒体社自体のコンテンツを登録したり、他のコンテンツを繰り返し再生を登録するとよい。
[固定時間帯指定]
次に、固定時間帯指定をして広告枠を予約する構成について説明する。広告主としては、時報番組やイベント直前の告知番組、複数場所同時告知などを行うために時間帯を指定した番組再生が必要な場合があり、広告枠予約から放映計画策定の期間のいづれかにおいて時間帯指定を行う必要がある。対応方法としては広告枠予約・確定後の割付コンテンツ確定において、放映計画策定に対しての条件指定を行う方法が考えられるが、各広告主の条件が競合してしまうことが考えられるため適切な方法とはいえない。よって、予約時に番組を再生する時間帯の指定を行う必要がある。固定時間帯指定とはコンテンツの放映時間帯を予約時に指定するものであり、固定時間帯指定した時間帯にコンテンツを放映させることができる。ところが、固定時間帯指定をして予約を行った場合に、各広告主が自身の購入範囲で割付コンテンツ確定を行ったとしても、放映計画策定の際にコンテンツ尺長以上の時間帯が確保できないため、合計時間の条件を満たしていても再生できないコンテンツが発生してしまう場合がある。
図24を用いて、固定時間帯指定を行う際に発生する問題について説明する。広告主Aが固定時間帯指定を9時11分〜9時16分として予約した場合、割付コンテンツ確定時に合計時間の条件を満たしていても、図24に示すように、9時11分の前に挿入できるコンテンツがないため空き時間が発生するとともに、再生できないコンテンツが発生してしまう。そこで、固定時間帯指定に制限を設けることで上記問題を解決する。
図25は、固定時間帯指定の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、コンテンツ最大尺長を設定する(ステップS401)。コンテンツ最大尺長が固定時間帯指定における基準となる。
続いて、販売枠テンプレートに再生保証時間帯を登録する(ステップS402)。図26に販売枠と再生保証時間帯の関係を示す。再生保証時間帯の開始時刻及び尺長をコンテンツ最大尺長の倍数する。つまり、次式(13),(14)が成り立つようにする。
再生保証時間帯の開始時刻 − 販売枠開始時刻 = コンテンツ最大尺長×0..n ・・・(13)
再生保証時間帯の終了時刻 − 再生保証時間帯の開始時刻 = コンテンツ最大尺長×0..n ・・・(14)
上記条件により、終了時刻もコンテンツ最大尺長の倍数となる。
そして、再生保証時間帯指定が可能であることを示すキーワードを販売枠に記載する(ステップS403)。
広告主が、広告条件に再生保証時間帯指定を有する販売枠を検索するためのキーワードを指定して検索し(ステップS404)、固定時間帯指定して広告枠の予約をする(ステップS405)。図27に、固定時間帯指定する予約画面の例を示す。予約画面においてその販売枠が再生保証時間帯を有することが表示されている。広告主は、予約画面上の出稿期間をクリックして固定時間帯指定する。
広告主が固定時間帯指定する際には以下のチェックを行う。まず、固定時間帯指定の合計が予約する広告枠の時間幅以下であるか否かチェックする。続いて、固定時間帯指定が販売枠の再生保証時間帯内で指定されているか否かチェックする。そして、コンテンツ最大尺長の設定がある場合、固定時間帯指定の開始時刻がコンテンツ最大尺長の倍数であること、及び固定時間帯指定の尺長がコンテンツ最大尺長の倍数であることをチェックする。図28に、販売枠、販売枠の再生保証時間帯、および広告枠の固定時間帯指定の関係を示す。
予約が確定した後、固定時間帯指定を考慮してコンテンツを割付する(ステップS406)。固定時間帯指定がされた時間帯については専用の番組を割付する。再生保証時間帯のある販売枠に対してはコンテンツ割付においてコンテンツ最大尺長以上のコンテンツを登録する際にはアラームを出力する。
[広告枠一括予約]
次に、広告枠を一括して予約する方法について説明する。
予約画面において、総合スコアの高い順にマッチング対象販売枠を並べたり、類似項目ごとに並べるなどのほかにも、予算金額を指定して総合スコアの高いものから優先して一括予約するなどの予約の自動化を提供する。
予約画面において、一括予約を選択することで図29に示す一括予約画面に遷移する。図29に示す予約画面には、広告条件1001、サイネージプレーヤグループ名称1010、販売枠1011、マッチングスコア1012が表示される。販売枠が1つでもマッチング対象販売枠に該当した場合、そのマッチング対象販売枠のサイネージプレーヤグループに定義されている他の販売枠も表示する。各サイネージプレーヤグループの上位のマッチング対象販売枠が表示される。表示するマッチング対象販売枠の個数はプロパティファイルなどで設定できる。
自動割振ボタン1006を押下することで、自動割り振り方法1004で指定した割り振り方法により予約する広告枠数1013が決定され、画面が再描画される。実行結果は予約処理部16の一時テーブルに保持しておく。広告枠数1013へは直接数値を入力することもできるが、予約ができない広告枠についてはグレー表示にして入力不可とする。自動割り振りの方法としては、スコア優先、均等、スコア優先(選択した枠のみ)、均等(選択した枠のみ)がある。採用チェック1009で選択されたものに対してのみ広告枠数が割り振られる。
また、分配・合計ボタン1007を押下することで、入力した(割り振られた)広告枠数を出稿期間中の日単位で、分配バリエーション1005の指定に沿って広告枠数の分配が行われる。指定できる分配バリエーションとして、開始時期重視、終了時期重視、開始・終了時期重視、期間中央時期重視、平均がある。採用チェック1009で選択されたものに対してのみ分配処理が行われる。広告枠数の分配が完了すると、画面中の広告枠数1013、時間換算1014、広告枠合計1015が更新され、採用合計1002が更新される。広告枠数1013は、月単位の広告枠数を示しており、分配・合計ボタン1007の押下により、日単位での分配が行われる。広告枠合計1015は、サイネージプレーヤグループ毎の合計を表し、総合計1016は、サイネージプレーヤグループすべての合計を表している。
予約実行ボタン1008を押下することで予約が実行される。
日単位1003を選択すると、図30に示す、日単位一括予約画面に遷移する。
日単位一括予約画面では、1日単位で予約する広告枠数を調整することができる。合計ボタン1102を押下することで、予約した広告枠の合計を算出し、画面を再描画する。予約実行ボタン1103を押下することで予約が実行される。月単位1101を押下すると、図29に示す、月単位一括予約画面に遷移する。
ここで、自動割り振り方法の例を以下に示す。
スコア優先の自動割り振り方法は、スコアが高い販売枠から順に、予約可能な枠数を予約するものである。合計金額が広告条件の予算金額を超えた時点で終了とする。予算金額を超えた時点で予約したものは予約対象外とする。
均等の自動割り振り方法は、スコアが高い販売枠から順に、1枠ずつ予約するものである。スコアが最も低い販売枠を押さえた後にスコアが最も高い販売枠に戻る。合計金額が広告条件の予算金額を超えた時点で終了とする。予算金額を超えた時点で予約したものは予約対象外とする。
なお、これらの自動割り振り方法は、採用チェック1009で選択されたもののみを対象とすることができる。
自動割り振り方法は、上記以外のパターンが採用できることは言うまでもない。例えば、視認数優先や低価格優先などスコアに依存しない優先方法を取ることや、表示するサイネージプレーヤ数が最大になるように指定するなどの様々な方法を自動割り振り方法として採用することが可能である。
続いて、図31に分配バリエーションの例を示す。
図31(a)は、開始時期重視の分配バリエーションで、開始時期の重み付けを大きく補正する方法である。開始時期付近の日により多くの広告枠が分配される。
図31(b)は、終了時期重視の分配バリエーションで、開始時期重視とは逆に、終了時期の重み付けを大きく補正する方法である。
図31(c)は、開始・終了時期重視の分配バリエーションで、開始時期と終了時期の重み付けを大きく補正する方法である。
図31(d)は、期間中央時期重視の分配バリエーションで、開始・終了時期重視とは逆に、期間の中央時期の重み付けを大きく補正する方法である。
図31(e)は、平均の分配バリエーションで、特に補正はせずに、期間すべてで一定となるように広告枠を分配する。
分配バリエーションは上記方法以外のパターンが採用できることは言うまでもない。例えば、曜日指定優先や日にち指定優先などの分配方法を採用することが可能である。
自動割り振りと分配バリエーションを組み合わせることで、最適な広告枠の一括予約を促進できる。
また、販売枠毎に販売枠の属性が異なるため、分配バリエーションに応じてマッチング対象販売枠の項目を変動させてもよい。単価比較の計算値を分配バリエーションの比重と連動させてマッチングスコアを再計算することで、分配バリエーションに応じてマッチングスコアの値を変動させることも可能である。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。実施例をカスタマイズすることで多様な処理に対応することが可能となる。カスタマイズのポイントを以下に示す。
広告条件をコード区分化しコード区分値を変更することで広告条件のバリエーション変更が可能となる。コード区分値は、例えば職業層などである。
また、サイネージプレーヤグループに重み付けをすることで、サイネージプレーヤグループ間の重みを考慮したマッチングへの対応が可能となる。
販売枠は時間帯を時刻で保持し、プレーヤ情報の時間帯は区分(朝、昼、夜)として情報を保持することで簡易な表示を考慮することができる。時間帯の区分への換算もモジュール化することで変更可能となる。
また、マッチング処理においては、学習アルゴリズム等を採用することで、利用データの蓄積によるマッチング精度の向上を図ることが可能となる。学習アルゴリズムを採用するにあたり必要となる以下の情報を保持することで、学習アルゴリズムを適用することが可能となる。
広告プランに対してどのような広告条件を入力しているのか、具体的内容を整理することで、広告プランに合わせて広告条件、重み付けなどを提案するなどのより高度なマッチングが可能となる。
実際に広告枠を予約した販売枠が、広告プランにとって適切な販売枠であると類推される。そのため、広告枠を予約した販売枠を保持し、その類似性などを解析することで、より適切なマッチングスコア計算が可能となる。
また、検索結果と広告枠を予約した販売枠との条件の乖離や予約に至った経緯などを分析した結果を反映することにより、より精度の高いマッチングスコア計算が可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、サイネージプレーヤ毎に登録されたさまざまな時間帯の空き枠情報を販売に適した販売枠として再定義し、広告条件が入力されたときに、その広告条件に合致する販売枠を検索して同じ時間帯の販売枠をマッチング対象販売枠としてまとめ、広告条件とマッチング対象販売枠の属性情報とを比較してスコアを計算し、マッチング対象販売枠とともにスコアを提示して予約を受け付けることにより、広告主の希望する広告条件に合致した範囲内において販売枠の比較を行うことが可能となる。
本実施の形態によれば、さまざまな時間帯の空き枠情報を販売に適した販売枠として再定義することにより、広告主は、予約した広告枠の範囲内で自由にコンテンツの尺長や再生回数を指定することが可能となる。
本実施の形態によれば、販売枠をグループ化必須指定することができるようにするとともに、マッチング対象販売枠を生成する際に、グループ化必須指定された同一グループ内のすべての販売枠が広告条件に合致する場合のみ、それらの販売枠をマッチング対象販売枠に含めることにより、媒体社は、販売枠をグループ化必須指定し、まとめて販売したい販売枠を定義することができる。
本実施の形態によれば、販売枠に再生保証時間帯を設け、広告主が広告枠を予約する際に再生保証時間帯内で固定時間帯指定することにより、広告主は、広告の放映時間を指定することができるとともに、放映計画策定時に齟齬が無いようにコンテンツを配置することができる。
本実施の形態によれば、マッチング対象販売枠毎に算出したスコアを利用して複数の広告枠の一括予約を受け付けることにより、広告主は、容易に多数の広告枠を予約することができる。
1…広告枠予約装置
11…空き枠入力部
12…販売枠生成部
13…広告条件入力部
14…マッチング部
15…スコア算出部
16…予約処理部
17…蓄積部

Claims (9)

  1. 空き枠入力手段による、デジタルサイネージによる広告表示を受け付ける時間帯を入力し、蓄積手段に格納された前記デジタルサイネージに関するプレーヤ情報に関連付けて空き枠として蓄積するステップと、
    販売枠生成手段による、前記デジタルサイネージについて広告枠販売条件が同じ時間帯を示すテンプレートを前記蓄積手段から読み出し、前記広告枠販売条件が同じ前記空き枠をまとめ、前記広告枠販売条件に含まれた単位広告枠時間を利用して販売単位となる広告枠の枠数を含んだ販売枠を生成して蓄積するステップと、
    広告条件入力手段による、広告条件を入力するステップと、
    対象販売枠検索手段による、前記広告条件に合致する前記広告枠販売条件を有する前記販売枠を検索して対象販売枠とするステップと、
    スコア算出手段による、前記対象販売枠毎に、前記広告条件と当該対象販売枠に関連付けられた前記プレーヤ情報とを比較してスコアを算出するステップと、
    予約手段による、前記対象販売枠と当該対象販売枠の前記スコアとを提示して広告枠の予約を受け付けるステップと、
    を有することを特徴とする広告枠予約方法。
  2. 前記テンプレートは、複数の販売枠を選択して同時に広告枠を予約する必要があるグループ化指定情報を有し、
    前記販売枠を検索して前記対象販売枠とするステップは、前記販売枠がグループ化指定されている場合、同一のグループ化指定された全ての前記販売枠が前記広告条件を満たす場合に対象販売枠とすることを特徴とする請求項1記載の広告枠予約方法。
  3. 前記広告枠販売条件は、所定の時間帯において広告を表示することを保証する再生保証時間帯を有し、
    前記予約を受け付けるステップは、前記再生保証時間帯を有する前記販売枠を選択して広告枠を予約する際に、当該再生保証時間帯内で広告が表示される時間を指定した固定時間帯指定を受け付けるものであって、
    前記再生保証時間帯の開始時間及び終了時間、並びに前記固定時間帯指定の開始時間及び終了時間は、所定の時間幅の倍数であることを特徴とする請求項1又は2記載の広告枠予約方法。
  4. 前記予約を受け付けるステップは、前記スコアに基づき、前記広告条件を満たす範囲で、複数の広告枠を一括して予約することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の広告枠予約方法。
  5. 広告表示の予約を受け付けるデジタルサイネージに関するプレーヤ情報、前記デジタルサイネージについて広告枠販売条件が同じ時間帯を示すテンプレートを格納した蓄積手段と、
    広告表示を受け付ける時間帯を入力し、前記プレーヤ情報に関連付けて空き枠として蓄積する空き枠入力手段と、
    前記蓄積手段から前記テンプレートを読み出し、前記広告枠販売条件が同じ前記空き枠をまとめ、前記広告枠販売条件に含まれた単位広告枠時間を利用して販売単位となる広告枠の枠数を含んだ販売枠を生成して蓄積する販売枠生成手段と、
    広告条件を入力する広告条件入力手段と、
    前記広告条件に合致する前記広告枠販売条件を有する前記販売枠を検索して対象販売枠とする対象販売枠検索手段と、
    前記対象販売枠毎に、前記広告条件と当該対象販売枠に関連付けられた前記プレーヤ情報とを比較してスコアを算出するスコア算出手段と、
    前記対象販売枠と当該対象販売枠の前記スコアとを提示して広告枠の予約を受け付ける予約手段と、
    を有することを特徴とする広告枠予約装置。
  6. 前記テンプレートは、複数の販売枠を選択して同時に広告枠を予約する必要があるグループ化指定情報を有し、
    前記対象販売枠検索手段は、前記販売枠がグループ化指定されている場合、同一のグループ化指定された全ての前記販売枠が前記広告条件を満たす場合に対象販売枠とすることを特徴とする請求項5記載の広告枠予約装置。
  7. 前記広告枠販売条件として所定の時間帯において広告を表示することを保証する再生保証時間帯を有し、
    前記予約手段は、前記再生保証時間帯を有する前記販売枠を選択して広告枠を予約する際に、当該再生保証時間帯内で広告が表示される時間を指定した固定時間帯指定を受け付けるものであって、
    前記再生保証時間帯の開始時間及び終了時間、並びに前記固定時間帯指定の開始時間及び終了時間は、所定の時間幅の倍数であることを特徴とする請求項5又は6記載の広告枠予約装置。
  8. 前記予約手段は、前記スコアに基づき、前記広告条件を満たす範囲で、複数の広告枠を一括して予約することを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の広告枠予約装置。
  9. 請求項1乃至4のいずれかに記載の広告枠予約方法をコンピュータに実行させることを特徴とする広告枠予約プログラム。
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