JP2002300125A - スポットテーブル作成システム及びそのプログラム - Google Patents

スポットテーブル作成システム及びそのプログラム

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JP2002300125A
JP2002300125A JP2001099100A JP2001099100A JP2002300125A JP 2002300125 A JP2002300125 A JP 2002300125A JP 2001099100 A JP2001099100 A JP 2001099100A JP 2001099100 A JP2001099100 A JP 2001099100A JP 2002300125 A JP2002300125 A JP 2002300125A
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spot table
program
commercial
spot
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Hiroyuki Shinozaki
博幸 篠崎
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NIPPON CULTURAL BROADCASTING Inc
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NIPPON CULTURAL BROADCASTING I
NIPPON CULTURAL BROADCASTING Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で誰でも容易にスポットテーブルを作
成でき、さらには作成したスポットテーブルを汎用の白
紙定型紙に印刷できるスポットテーブル作成システム及
びそのプログラムを提供する。 【解決手段】 スポットテーブル作成プログラムが起動
された端末コンピュータ30からホストコンピュータ1
0の第1及び第2データベース13,14に格納されて
いる番組情報とコマーシャル情報とをアクセスし、これ
らに基づいて特定の契約番号のスポットテーブルを自動
的に作成し、操作員の入力指示により、スポットテーブ
ルをプリンタ38を介して汎用の白紙定型紙に印刷す
る。また、操作員の入力指示によって、端末コンピュー
タ30においてスポットテーブルのデータファイルを作
成し、放送局支社や支局或いは代理店に配布可能とし、
受け取ったデータファイルからスポットテーブルを印刷
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商業放送における
コマーシャルの枠取りを表にしたスポットテーブルを作
成するスポットテーブル作成システム及びそのプログラ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、商業放送を行う放送局では多種に
亘る複数の番組を時間を区切って放送している。これら
の各番組にはスポンサーが付き、スポンサーが希望する
商品や商店などのコマーシャルが番組の途中に放送され
る。
【0003】また、放送局においては、各コマーシャル
毎に契約番号が付与され、番組およびコマーシャルの放
送時間の割り振りを行い、どのコマーシャルがいつどの
ような番組中に放送されるのかが一目で分かるようにし
たスポットテーブルを作成して、できあがったスポット
テーブルを該当するスポンサーに提供しなければならな
い。
【0004】従来は、上記スポットテーブルの作成にお
いて、表枠や放送局名並びに番組名などの定型部分を印
刷した専用タイムテーブル用紙が用いられている。この
専用タイムテーブル用紙は、図22に示すように、複数
の専用タイムテーブル用紙21が連結された幅が約30
cmの連続紙20からなり、その両脇には専用プリンタ
ーのスプロケットに対応した穴22が設けられている。
各専用タイムテーブル用紙21の縦の長さは約70cm
で、2つの表枠23,24と、放送局のコールサインと
名称25、コマーシャルの契約事項記入欄26等が予め
印刷されている。さらに、専用タイムテーブルは、放送
局によってサイズがまちまちである。
【0005】また、図23に示すように、第1の表枠2
3には、横軸に月曜日から金曜日までの曜日が印刷さ
れ、縦軸には1日24時間の時間と番組名記入欄が印刷
されている。また、第2の表枠24には、横軸に土曜日
と日曜日の曜日が印刷され、縦軸には同様に1日24時
間の時間と番組名記入欄が印刷されている。
【0006】上記の連続紙20を予め印刷会社に特別に
発注して作成しておき、スポットテーブル作成の専門担
当者が専用印刷機のプリンターを用いて上記用紙に番組
名とコマーシャルの放送時刻、及び契約事項などを印刷
する。さらに、第1及び第2の表内にはコマーシャルの
放送時刻が一目で分かるように、黒色以外の目立つ色の
付いた横方向に延びる線が引かれる。
【0007】また、放送局によっては、専用印刷機を用
いずに、人手によって専用タイムテーブル用紙21に色
鉛筆を用いて記入している局もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たようにスポットテーブルを作成するには専用印刷機を
用いなくてはならないので、用紙の位置合わせやカラー
印刷を行う際にも色指定が少なく専門担当者であっても
高度の技術力が必要であり、専門担当者以外の者がスポ
ットテーブルを作成することができなかった。
【0009】また、専用印刷機が故障したときには、手
作業でスポットテーブルを作成しなければならず、多く
の手間と時間がかかっていた。
【0010】さらに、連続紙20からなる専用タイムテ
ーブル用紙21を予め印刷会社に依頼して印刷しておか
なくてはならないので、番組名や時間帯などが変更にな
った場合に用紙の在庫が無駄になってしまうため、用紙
代として多くのコストがかかっていた。
【0011】また、コマーシャル放送がどのような時刻
に割り振られても記載できるような特殊な専用タイムテ
ーブル用紙21を用いているので、用紙が大きくなって
しまう。このため、遠方のスポンサーや代理店に対して
スポットテーブルをFAX送付する場合に時間がかかっ
てしまう。さらに、受け取ったFAXは文字がつぶれた
り全体が傾いて印刷されるなどして、商品としての価値
が低減していた。また、受信したFAXはモノクロ印刷
であるため、原本では色づけして目立つようにしてもそ
の効果を得ることができなかった。
【0012】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、短時
間で誰でも容易にスポットテーブルを作成でき、さらに
は作成したスポットテーブルを汎用の白紙定型紙に印刷
できるスポットテーブル作成システム及びそのプログラ
ムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、請求項1では、コンピュータシステムか
らなり、商業放送において放送される複数の番組名と該
各番組の放送日時の情報が番組情報として格納されてい
る第1データベースと、前記商業放送において放送され
る複数のコマーシャルのそれぞれを識別するための識別
番号と該各識別番号に対応するコマーシャルの放送日時
の情報がコマーシャル情報として格納されている第2デ
ータベースと、操作員が特定の識別番号のコマーシャル
を指定するために1つ以上の識別番号を入力可能な識別
番号入力手段と、該識別番号入力手段によって入力され
た識別番号のコマーシャル情報を前記第2データベース
から抽出するコマーシャル情報抽出手段と、該コマーシ
ャル情報抽出手段によって抽出されたコマーシャル情報
に基づいて該コマーシャルが放送される番組の番組情報
を前記第1データベースから抽出する番組情報抽出手段
と、前記コマーシャル情報抽出手段によって抽出された
コマーシャル情報と、前記番組情報抽出手段によって抽
出された番組情報とに基づいて、少なくとも七曜におけ
る前記コマーシャル情報と番組情報とを表にしたスポッ
トテーブルのデータを作成するデータ作成手段とを備え
たスポットテーブル作成システムを提案する。
【0014】該スポットテーブル作成システムによれ
ば、第1データベースには商業放送において放送される
複数の番組名と該各番組の放送日時の情報が番組情報と
して予め格納されており、第2データベースには前記商
業放送において放送される複数のコマーシャルのそれぞ
れを識別するための識別番号と該各識別番号に対応する
コマーシャルの放送日時の情報がコマーシャル情報とし
て予め格納されている。
【0015】特定のコマーシャルのスポットテーブルを
作成するために、操作員によって前記コマーシャルの識
別番号が識別番号入力手段から入力されると、該入力さ
れた識別番号のコマーシャル情報がコマーシャル情報抽
出手段によって前記第2データベースから抽出される。
さらに、該抽出されたコマーシャル情報に基づいて該コ
マーシャルが放送される番組の番組情報が番組情報抽出
手段によって前記第1データベースから抽出される。こ
れらの抽出されたコマーシャル情報と番組情報とに基づ
いて、少なくとも月曜から日曜までの七曜における前記
コマーシャル情報と番組情報とを線引き等を用いて表に
したスポットテーブルとしてCRTモニタや液晶モニタ
等の表示器への画像表示或いは紙面への印刷表示を行う
ためのスポットテーブルのデータがデータ作成手段によ
って作成される。また、前記識別番号入力手段によって
2つ以上の識別番号が入力されたときは該2つ以上の識
別番号に対応するコマーシャル情報が混在されたスポッ
トテーブルが作成される。
【0016】また、請求項2では、請求項1に記載のス
ポットテーブル作成システムにおいて、前記第2データ
ベースに格納されているコマーシャル情報は、コマーシ
ャルの依頼主名と商品名とを含む契約概要情報を含み、
前記識別番号入力手段によって入力された識別番号のコ
マーシャル情報から前記契約概要情報を抽出する概要情
報抽出手段と、前記識別番号入力手段によって識別番号
が入力された直後に、前記抽出された契約概要情報を表
示器に表示する手段とを備えているスポットテーブル作
成システムを提案する。
【0017】該スポットテーブル作成システムによれ
ば、前記識別番号入力手段によって識別番号が入力され
ると、該識別番号に対応するコマーシャル情報から契約
概要情報が抽出され、該抽出された契約概要情報が表示
器に表示される。これにより、テーブル作成対象となる
コマーシャルの正誤を容易に確認することができる。
【0018】また、請求項3では、請求項1に記載のス
ポットテーブル作成システムにおいて、前記スポットテ
ーブルのデータに基づいて前記スポットテーブルを汎用
の白紙定型紙に印刷する印刷手段を備えているスポット
テーブル作成システムを提案する。
【0019】該スポットテーブル作成システムによれ
ば、印刷手段によって前記スポットテーブルのデータに
基づいて前記スポットテーブルが汎用の白紙定型紙に印
刷されるので、誰にでもスポットテーブルを作成して印
刷することができると共に、従来のような専用用紙を用
意しておく必要がない。
【0020】また、請求項4では、請求項1に記載のス
ポットテーブル作成システムにおいて、前記スポットテ
ーブルのデータに基づいて前記スポットテーブルを表示
器に表示する表示手段を備えているスポットテーブル作
成システムを提案する。
【0021】該スポットテーブル作成システムによれ
ば、前記表示手段によって前記スポットテーブルのデー
タに基づいてスポットテーブルが表示器に表示される。
これにより、作成されたスポットテーブルを目視確認す
ることができる。
【0022】また、請求項5では、請求項1に記載のス
ポットテーブル作成システムにおいて、前記スポットテ
ーブルのデータに基づいて前記スポットテーブルを所定
フォーマットのデータファイルとして保存するデータ保
存手段を備えているスポットテーブル作成システムを提
案する。
【0023】該スポットテーブル作成システムによれ
ば、前記データ保存手段によって前記スポットテーブル
のデータに基づいてスポットテーブルが所定フォーマッ
トのデータファイルとして保存される。これにより、前
記データファイルを格納可能な情報記録媒体やデータ通
信を介して前記データファイルを配布することができ、
配布先では配布されたデータファイルから容易に且つ自
由度をもったスポットテーブルを得ることができる。
【0024】また、請求項6では、請求項1に記載のス
ポットテーブル作成システムにおいて、前記コンピュー
タシステムは、ホストコンピュータと該ホストコンピュ
ータに接続された端末コンピュータとを備え、前記第1
及び第2データベースが前記ホストコンピュータに設け
られていると共に、前記識別番号入力手段が前記端末コ
ンピュータに設けられているスポットテーブル作成シス
テムを提案する。
【0025】該スポットテーブル作成システムによれ
ば、前記ホストコンピュータにネットワーク通信網或い
はローカルエリアネットワークなどを介して接続された
端末コンピュータを操作して前記ホストコンピュータの
第1及び第2データベースをアクセスすることによりス
ポットテーブルが作成され、前記ホストコンピュータに
接続された任意の端末コンピュータにおいスポットテー
ブルを得ることができる。
【0026】また、請求項7では、商業放送において放
送される複数の番組名と該各番組の放送日時の情報が番
組情報として格納されている第1データベースと、前記
商業放送において放送される複数のコマーシャルのそれ
ぞれを識別するための識別番号と該各識別番号に対応す
るコマーシャルの放送日時の情報がコマーシャル情報と
して格納されている第2データベースとを備えたコンピ
ュータシステムにおけるスポットテーブル作成プログラ
ムであって、操作員によって入力された少なくとも1つ
以上の前記識別番号を含む指定情報を取得するステップ
と、該取得した指定情報に対応するコマーシャル情報を
前記第2データベースから抽出するステップと、該抽出
したコマーシャル情報に基づいて該コマーシャルが放送
される番組の番組情報を前記第1データベースから抽出
するステップと、前記抽出したコマーシャル情報と前記
抽出した番組情報とに基づいて、少なくとも七曜におけ
る前記コマーシャル情報と番組情報とを表にしたスポッ
トテーブルのデータを作成するステップとを含むスポッ
トテーブル作成プログラムを提案する。
【0027】該スポットテーブル作成プログラムによれ
ば、該プログラムを起動した後、操作員が少なくとも1
つ以上の前記識別番号を含む指定情報を入力することに
より、該入力された指定情報が取得されて、該指定情報
に対応するコマーシャル情報が前記第2データベースか
ら自動的に抽出される。さらに、該第2データベースか
ら抽出されたコマーシャル情報に基づいて該コマーシャ
ルが放送される番組の番組情報が前記第1データベース
から自動的に抽出され、前記抽出されたコマーシャル情
報と番組情報とに基づいて、少なくとも七曜における前
記コマーシャル情報と番組情報とを表にしたスポットテ
ーブルのデータが自動的に作成される。
【0028】また、請求項8では、請求項7に記載のス
ポットテーブル作成プログラムにおいて、前記スポット
テーブルのデータは、前記コマーシャルの放送時刻を含
む所定幅の時間帯の情報を表示するデータであり、且つ
連続しない2つ以上の前記時間帯を含むときの該2つ以
上の異なる時間帯の不連続を示す表示情報或いは昼夜を
区別する表示情報のうちの少なくともいずれか一方を含
むスポットテーブル作成プログラムを提案する。
【0029】該スポットテーブル作成プログラムによれ
ば、前記スポットテーブルのデータは、前記コマーシャ
ルの放送時刻を含む所定幅の時間帯の情報を表示するデ
ータであるため、前記指定情報によって指定された以外
の不要な時間帯の情報が省かれる。さらに、前記スポッ
トテーブルのデータは、連続しない2つ以上の前記時間
帯を含むときの該2つ以上の異なる時間帯の不連続を示
す表示情報、例えば波線などの切れ目を強調する情報
や、昼夜の区別を強調するための表示情報、例えば18
時以降の時間帯に網掛けを行う表示情報を含んでいる。
このため、表示される時間帯が連続しない時間帯であっ
ても切れ目や昼夜の別を容易に視認することができる。
【0030】また、請求項9では、請求項7に記載のス
ポットテーブル作成プログラムにおいて、前記作成した
スポットテーブルのデータに基づいて前記スポットテー
ブルを表示器に表示するステップを含むスポットテーブ
ル作成プログラムを提案する。
【0031】該スポットテーブル作成プログラムによれ
ば、前記作成されたスポットテーブルのデータに基づい
てスポットテーブルが表示器に表示される。これによ
り、作成されたスポットテーブルを目視確認することが
できる。
【0032】また、請求項10では、請求項7に記載の
スポットテーブル作成プログラムにおいて、前記作成し
たスポットテーブルのデータに基づいて前記スポットテ
ーブルを汎用の白紙定型紙に印刷するステップを含むス
ポットテーブル作成プログラムを提案する。
【0033】該スポットテーブル作成プログラムによれ
ば、前記スポットテーブルのデータに基づいて前記スポ
ットテーブルが汎用の白紙定型紙に印刷されるので、誰
にでもスポットテーブルを作成して印刷することができ
ると共に、従来のような特殊な専用用紙を用意しておく
必要がない。
【0034】また、請求項11では、請求項7に記載の
スポットテーブル作成プログラムにおいて、前記作成し
たスポットテーブルのデータに基づいて前記スポットテ
ーブルを所定フォーマットのデータファイルとして保存
するステップを含むスポットテーブル作成プログラムを
提案する。
【0035】該スポットテーブル作成プログラムによれ
ば、前記スポットテーブルのデータに基づいてスポット
テーブルが所定フォーマットのデータファイルとして保
存される。これにより、前記データファイルを格納可能
な情報記録媒体やデータ通信を介して前記データファイ
ルを配布することができる。
【0036】また、請求項12では、請求項11に記載
のスポットテーブル作成プログラムにおいて、情報記憶
媒体に保存されている前記スポットテーブルのデータフ
ァイルからデータを読み込むステップと、該データファ
イルから読み込んだデータに基づいて、前記スポットテ
ーブルを汎用の白紙定型紙に印刷するステップとを含む
ことを特徴とする請求項11に記載のスポットテーブル
作成プログラム。
【0037】該スポットテーブル作成プログラムによれ
ば、前記配布先において該プログラムを用いることによ
り、前記配布されたデータファイルを読み込み、該デー
タファイルからスポットテーブルを容易に印刷すること
ができる。
【0038】また、請求項13では、請求項7に記載の
スポットテーブル作成プログラムにおいて、前記指定情
報は、前記識別番号以外に、表示する期間と時間帯の少
なくとも何れか一方を含むスポットテーブル作成プログ
ラムを提案する。
【0039】該スポットテーブル作成プログラムによれ
ば、前記識別番号以外に、表示する期間と時間帯の少な
くとも何れか一方を指定情報として指定することができ
るため、前記識別番号で指定したコマーシャル情報のう
ちの一部分のみを含むスポットテーブルを作成可能とな
る。例えば、前記期間を前記指定情報に含めたときには
前記期間の開始日から終了日までの間のコマーシャル情
報のみを含むスポットテーブルが作成され、前記時間帯
を前記指定情報に含めたときには七曜における前記時間
帯のコマーシャル情報のみを含むスポットテーブルが作
成される。
【0040】また、請求項14では、請求項13に記載
のスポットテーブル作成プログラムにおいて、前記指定
情報に前記期間を含むとき、前記抽出したコマーシャル
情報と前記抽出した番組情報とに基づいて、少なくとも
七曜における前記コマーシャル情報と番組情報の表及び
前記期間内に放送する本数をスポットテーブルのデータ
を作成するステップを含むスポットテーブル作成プログ
ラムを提案する。
【0041】該スポットテーブル作成プログラムによれ
ば、前記指定情報として前記期間が指定されたときは、
前記抽出したコマーシャル情報と前記抽出した番組情報
とに基づいて、少なくとも七曜における前記コマーシャ
ル情報と番組情報の表及び前記期間内に放送する本数の
情報を含むスポットテーブルデータとして作成される。
【0042】また、請求項15では、請求項13に記載
のスポットテーブル作成プログラムにおいて、前記指定
情報に前記時間帯を含むとき、前記抽出したコマーシャ
ル情報と前記抽出した番組情報とに基づいて、少なくと
も七曜の前記時間帯のみにおける前記コマーシャル情報
と番組情報とを表にしたスポットテーブルのデータを作
成するステップを含むスポットテーブル作成プログラム
を提案する。
【0043】該スポットテーブル作成プログラムによれ
ば、前記指定情報として時間帯が指定されたときは、少
なくとも七曜の前記指定された時間帯のみにおける前記
コマーシャル情報と番組情報とを表にしたスポットテー
ブルのデータが作成され、前記指定された時間帯以外の
時間における情報が省かれる。
【0044】また、請求項16では、請求項13に記載
のスポットテーブル作成プログラムにおいて、前記指定
情報に前記時間帯を含むときに、前記指定された時間帯
以外の時間帯に前記指定された識別番号のコマーシャル
が放送されるか否かを判別して、前記指定された時間帯
以外の時間帯に前記指定された識別番号のコマーシャル
が放送される場合に前記操作員に対して警告を発するス
テップを含むスポットテーブル作成プログラムを提案す
る。
【0045】該スポットテーブル作成プログラムによれ
ば、前記指定情報として時間帯が指定されたときは、前
記指定された時間帯以外の時間帯に前記指定された識別
番号のコマーシャルが放送されるか否かが判別されて、
前記指定された時間帯以外の時間帯に前記指定された識
別番号のコマーシャルが放送される場合に前記操作員に
対して警告が発せられる。これにより、前記操作員の意
図に反する時間帯の誤入力が防止される。
【0046】また、請求項17では、前記請求項7乃至
請求項16の何れかに記載のスポットテーブル作成プロ
グラムが記録されているコンピュータ読み取り可能な情
報記録媒体を提案する。
【0047】該コンピュータ読み取り可能な情報記録媒
体によれば、該記録媒体によって前記請求項7乃至請求
項16の何れかに記載のスポットテーブル作成プログラ
ムを保存し且つ維持することができると共に、該記録媒
体を配布することにより前記スポットテーブル作成プロ
グラムを配布することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。
【0049】図1は本発明の一実施形態におけるスポッ
トテーブル作成システムを示す構成図、図2は一実施形
態において作成したスポットテーブルの印刷結果の一例
を示す図である。
【0050】図1において、1は放送局本社に設置され
ているスポットテーブル作成システムで、ローカルエリ
アネットワーク(以下、単にLANと称する)によって
接続されたホストコンピュータ10と端末コンピュータ
30とから構成されている。尚、ホストコンピュータ1
0には他にも複数の端末コンピュータもLAN接続され
ており、前記端末コンピュータ30はこれら複数の端末
コンピュータのうちの1つである。
【0051】また、本実施形態のスポットテーブル作成
システムでは、ホストコンピュータ10は第1及び第2
データベース13,14の蓄積場所としてのみ用いられ
ており、第1及び第2データベース13,14を端末コ
ンピュータ30の内部に蓄積した場合には、ホストコン
ピュータ10は不要である。
【0052】ホストコンピュータ10は、CPUを主体
として構成される中央処理部11と、磁気ハードディス
クや半導体メモリなどから構成される記憶部12、第1
データベース13、第2データベース14、LANイン
タフェース15とから構成されている。
【0053】中央処理部11は、記憶部12と、第1デ
ータベース13、第2データベース14、LANインタ
フェース15とに接続され、LANインタフェース15
を介して端末コンピュータ30から第1及び第2データ
ベース13,14のアクセスが可能になっている。
【0054】第1データベース13には、上記放送局に
おいて商業放送される複数の番組名と該各番組の放送日
時の情報が番組情報として格納されている。また、番組
情報は、「ナイターIN」、「ナイターOFF」、「変
則番組」、「正月などの特別番組」の4種類に分けて格
納されている。「ナイターIN」の番組は主に4月から
9月の間のナイター中継を行う期間の番組であり、「ナ
イターOFF」の番組は10月から3月の間のナイター
中継を行わない期間の番組である。また、「変則番組」
は1日のみの特別番組であり、「正月などの特別番組」
は1週間以上にわたって放送される特別番組である。
【0055】第2データベース14には、商業放送にお
いて放送される複数のコマーシャルのそれぞれを識別す
るための契約番号(識別番号)と各契約番号に対応する
コマーシャルの放送日時の情報がコマーシャル情報とし
て格納されている。本実施形態では、コマーシャル情報
は契約概要情報と放送日程情報とから構成され、契約概
要情報には契約番号と、スポンサー(依頼主)の名称、
商品名、広告代理店名、コマーシャルを扱う支社又は支
局の名称、担当者名、契約期間等の情報が含まれてい
る。また、放送日程情報には、上記契約番号のコマーシ
ャルが何年何月何日の何時何分に放送されるかの情報
と、それぞれの放送がスポットであるか或いはタイムで
あるかを示す情報とを含んでいる。
【0056】ここで、前記タイムTとは番組のCMのこ
とで、特定の番組ごとに1社から数社のCMを継続して
放送するものであり、一般に「○○の提供で」という提
供表示つきで放送されるコマーシャルを意味する。ま
た、タイムTをプログラムCMと称することもある。ま
た、前記スポットSとは、タイムCMのように特定の放
送枠を持たず、ステブレと称される番組と番組との間の
枠で任意の時間に放送されるコマーシャルのことを意味
する。上記ステブレとは、ステーション・ブレイクの略
であり、もともとは放送局内での番組切替のため生じる
すきまのことを意味する。
【0057】端末コンピュータ30は、中央処理部31
と、磁気ハードディスクや半導体メモリなどから構成さ
れる記憶部32、キーボード33、マウス34、CRT
や液晶などからなる表示器35、LANインタフェース
36、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ装置3
7、プリンタ38、通信インタフェース39とから構成
されている。
【0058】中央処理部31は、周知のCPUを主体と
して構成され、記憶部32と、キーボード33、マウス
34、表示器35、LANインタフェース36、フロッ
ピーディスクドライブ装置37、プリンタ38、通信イ
ンタフェース39のそれぞれに接続されている。記憶部
32内には中央処理部31を駆動するオペレーティング
システムのプログラムと、後述するスポットテーブル作
成プログラム、通信プログラムなどが格納されている。
【0059】端末コンピュータ30は通信インタフェー
ス39を介して通信網2に接続可能であり、通信プログ
ラムを起動することによって、端末コンピュータ30か
ら放送局支社や広告代理店などに設置されている通信端
末コンピュータ3に対して通信網2を介して電子メール
やデータファイルの転送を行うことができるようになっ
ている。
【0060】図2において、40は印刷されたスポット
テーブル(以下、単にスポットテーブルと称する)で、
上記の端末コンピュータ30において起動された上記ス
ポットテーブル作成プログラムを用いて、例えば一般に
コピー用紙などと称されているB4型の白紙に印刷され
たものである。
【0061】スポットテーブル40の上部中央には特定
放送局のスポットテーブルであることを示すテーブル名
41並びにテーブルの枚数が印刷され、用紙に向かって
左上には放送局のコールサインと放送局名及び放送周波
数が表示されたロゴマーク42が印刷されている。用紙
の右上にはスポンサー名と秒数43が印刷されている。
【0062】用紙の上下方向中央部には、コマーシャル
の放送日時を線引きで表した2つの表44,45が印刷
されている。
【0063】第1の表44は、横軸に月曜日から金曜日
までの曜日441が印刷され、縦軸にはコマーシャルが放
送される時間帯442が印刷されている。また、時間帯442
に沿って放送番組名443とコマーシャルの放送時刻444が
印刷されている。コマーシャルの放送時刻444は各時間
帯442の該当位置に開始時刻の「分:秒」及び種別記号
で表される。種別記号とは上記のスポットかタイムかを
表す記号でアルファベット文字の「S」と「T」を用い
て表されている。さらに、表44内にはコマーシャルの
放送日が対応する曜日の欄に放送時刻に対応して数字で
記載され、各曜日の欄の放送時刻には横方向に延びる線
445が引かれている。
【0064】第2の表45は、横軸に土曜日と日曜日の
曜日451が印刷され、縦軸には第1の表44と同様にコ
マーシャルが放送される時間帯452が印刷されている。
また、時間帯452に沿って放送番組名453とコマーシャル
の放送時刻454が印刷されている。コマーシャルの放送
時刻454は各時間帯452の該当位置に開始時刻の「分:
秒」及び種別記号で表される。種別記号とは上記のスポ
ットかタイムかを表す記号でアルファベット文字の
「S」と「T」を用いて表されている。さらに、表45
内にはコマーシャルの放送日が対応する曜日の欄に放送
時刻に対応して数字で記載され、各曜日の欄の放送時刻
には横方向に延びる線455が引かれている。
【0065】また、コマーシャルが放送される時間帯が
連続しないときは、各表44,45に記載された時間帯
が不連続であることが一目で分かるように破断線446,45
6が印刷されている。また、夕方18時から早朝5時ま
での時間帯に網掛け表示が行われ、容易に夜と昼を区別
できるようになっている。
【0066】さらに、図2ではモノクロのため表示でき
ないが、実際にはカラー表示されており、コマーシャル
の放送時刻を容易に視認できるように印刷されている。
【0067】また、用紙の下部領域には、スポットテー
ブルに関する問い合わせ先の表記欄46と、メモ表記欄
47、月別本数表記欄48、契約概要表記欄49が設け
られてそれぞれの内容が印刷されている。
【0068】月別本数表記欄48には、契約番号に対応
して各月毎のコマーシャル放送本数が記載されている。
尚、本実施形態では同じスポンサーであれば2つ契約番
号のコマーシャル情報をメイン契約及びサブ契約として
1つのスポットテーブルに表すことができるようになっ
ているので、月別本数表記欄48は2段に構成され2つ
の契約番号のそれぞれに対して各月毎のコマーシャル放
送本数を記載できるようになっている。
【0069】契約概要表記欄49には、前述した契約概
要、すなわち契約番号と、スポンサー名、商品名、広告
代理店名、コマーシャルを扱う支社又は支局の名称、担
当者名、契約期間、並びに該スポットテーブルに印刷し
たコマーシャル情報の期間が記載されている。
【0070】次に、上記スポットテーブル作成プログラ
ムの動作及び操作並びに上記スポットテーブルの作成方
法を説明する。
【0071】本実施形態では、上記端末コンピュータ3
0にスポットテーブル作成プログラムをインストールす
る際に各種データの格納場所がホストコンピュータ10
の第1及び第2データベース13,14であることが予
め設定されている。放送局支社或いは支局において上記
スポットテーブル作成プログラムを用いる際には支社支
局に応じたデータ格納場所をインストールの際に設定す
る。また、広告代理店などにおいて、放送局本社や支社
支局から受け取ったスポットテーブルのデータファイル
からスポットテーブルを印刷するために上記スポットテ
ーブル作成プログラムを用いるときは、インストールの
際のデータ格納場所の設定を行う必要はない。尚、上記
各種データの格納場所をプログラムのインストール時に
行わずにプログラムの動作中に選択できるようにしても
良いし、プログラムにおいて設定されている特定のディ
レクトリやフォルダに格納するようにしても良い。ま
た、上記各種データの格納場所を端末コンピュータ30
内に設定しても良いし、フロッピーディスクを格納場所
としても良いことは言うまでもない。
【0072】操作員がキーボード33及びマウス34を
操作して上記スポットテーブル作成プログラムを起動す
ると、図3に示す初期画面51が表示器34に表示され
る。プログラムの名称511が表示されると共に、その上
部に「ファイル(F)」512と、「設定(O)」513、「ヘルプ
(H)」514のメニューが表示される。中央部には放送局の
名称515が表示され、その下に「契約番号入力」ボタン5
16と「終了」ボタン517が表示される。
【0073】図4に示すように、「ファイル(F)」512の
プルダウンメニューを開くと、「契約番号入力(K)」、
「番組名FD読み込み(R)」、「番組名FD書き込み
(W)」、「データ読み込み(D)」、「プリンタの設定
(P)」、「自動線引きの終了(X)」のメニュー項目が表示
され、キーボード33及びマウス34を用いてそれぞれ
のメニュー項目を選択することができる。
【0074】また、図5に示すように、「設定(O)」513
のプルダウンメニューを開くと、「色の変更(C)」、
「印刷項目指定(I)」、「番組名/時間変更(B)」、「電
話番号変更(T)」、「本社/支社の切替(H)」、「印刷ロ
ゴマーク変更(L)」のメニュー項目が表示され、キーボ
ード33及びマウス34を用いてそれぞれのメニュー項
目を選択することができる。
【0075】本スポットテーブル作成プログラムをイン
ストールした後に最初に、図6に示すように「本社/支
社の切替」を設定して「本社(A)」又は「支社・支局
(B)」の何れかにチェックマークを付ける。これによ
り、選択された「本社」又は「支社・支局」の文字が前
述した初期画面及び後述する契約番号入力画面に表示さ
れると共に、「本社」が選択されたときはデータをホス
トコンピュータ10から読み込むように設定され、「支
社・支局」が選択されたときはデータを端末コンピュー
タ自体に備わるフロッピーディスクドライブ或いは磁気
ハードディスク等の記憶媒体から読み込むように設定さ
れる。
【0076】さらに、初期設定としてスポットテーブル
に関する問い合わせ先と、放送局ロゴマークの設定を行
う。スポットテーブルに関する問い合わせ先の設定は、
「設定(O)」513のプルダウンメニューを開いて、「電話
番号変更(T)」の項目を選択して行う。「電話番号変更
(T)」の項目を選択すると、図7に示す電話番号変更画
面52が表示されるので、代表番号入力欄521、内線番
号入力欄522、直通番号入力欄523、FAX番号入力欄52
4、コメント入力欄525のそれぞれに各番号とコメントを
入力した後に「変更」ボタン526を押す(マウスカーソ
ルでクリックする)。コメント入力欄525には、例えば
インターネットにおける放送局のホームページURLが
入力される。これにより、上記入力した情報が記憶され
る。また、各番号の確認のみのときは「戻る」ボタン52
7をクリックすることにより設定情報に変更を加えるこ
と無く、電話番号変更画面の表示を終了して初期画面5
1を表示する。
【0077】放送局ロゴマークの設定は、「設定(O)」5
13のプルダウンメニューを開いて、「印刷ロゴマーク変
更(L)」の項目を選択して行う。「印刷ロゴマーク変更
(L)」の項目を選択すると、図8に示す印刷ロゴの変更
画面53が表示される。印刷ロゴの変更画面53には、
この画面に表示されているファイルの場所を示すフォル
ダ名の表示及び選択を行うコンボボックス531と、ファ
イル名表示・選択窓532、ファイル名入力窓533、ファイ
ルの種類の表示・選択を行うコンボボックス543、「開
く」ボタン535、「キャンセル」ボタン536が表示され
る。ファイル名表示・選択窓532に表示されているファ
イル名をマウスカーソルでクリックする、又はファイル
名入力窓533に直接ファイル名を入力して、画像ファイ
ルとして記憶部32に保存されている放送局のロゴマー
クを選択した後、「開く」ボタン535をクリックする。
以上の操作によってスポットテーブル40の左上に表示
されるロゴマーク42が設定される。尚、選択した画像
ファイルの大きさが所定範囲内であればいかなる大きさ
であっても、スポットテーブルの表示及び印刷時には予
め設定された領域に入る大きさに自動的に調整される。
【0078】以上の初期設定が終了した後に、特定の契
約番号のコマーシャル情報に関するスポットテーブルを
作成するときは、「契約番号入力」ボタン516をクリッ
クする、又は「ファイル(F)」512のプルダウンメニュー
を開いて、「契約番号入力(K)」の項目を選択する。こ
れにより、中央処理部31によって図9及び図10のフ
ローチャートに示すようなスポットテーブルの作成処理
が開始され、図11に示す契約番号入力画面54が表示
される。
【0079】図11に示すように、契約番号入力画面5
4には、画面に向かって左上に本社/支社支局の切替設
定状態541が表示され、その下には契約番号の入力窓542
A,542Bが2つ表示される。これらの入力窓542A,542Bに
契約番号を入力することにより、前述したようにメイン
契約とサブ契約のコマーシャル情報を1つのスポットテ
ーブルに表すことができる。
【0080】入力窓542A,542Bの下側には契約本数543と
印刷期間本数544を表示する表枠が表示される。この表
には横方向に「5秒」、「10秒」、「20秒」、「3
0秒」、「40秒」、「60秒」、「その他」の1回に
放送されるコマーシャル時間が表示され、それぞれの放
送時間のコマーシャル本数が表示される。
【0081】また、画面上部右側には契約概要欄545が
表示され、契約番号の入力窓542aに契約番号が入力され
ると同時にその契約概要が表示される。
【0082】画面下側には印刷期間の入力窓546が表示
され、印刷期間を入力することによってスポットテーブ
ルとして印刷する期間を指定することができる。入力窓
542Aに契約番号を入力したときのデフォルト値として
は、契約期間が印刷期間として表示される。さらに、印
刷する時間帯を指定するためのチェックボックス547が
表示され、これをチェックすると、図12に示すよう
に、チェックボックス547の下に印刷指定時間の入力窓5
58が表示され、印刷する時間帯を指定することができ
る。また、チェックボックス547がチェックされ時間帯
が指定されると、契約本数543と印刷期間本数544に加え
て指定時間本数558が表示される。
【0083】入力窓558の下にはメモの入力窓548が表示
され、さらにその下に「戻る」ボタン549と「支局デー
タ作成」ボタン550が表示される。「戻る」ボタン549が
クリックされると処理を中断して契約番号入力画面を終
了して初期画面51を表示する。また、「支局データ作
成」ボタン550がクリックされると、この画面において
設定された条件に基づくスポットテーブルのデータが作
成されて記憶部32に所定のフォーマットで保存され
る。
【0084】画面右下には「印刷項目詳細」ボタン551
とワイド名552、印刷部数553、印刷の種類が表示され
る。ワイド名552と印刷部数553には、「印刷項目詳細」
ボタン551を押して表示される印刷項目指定画面におい
て設定された内容が表示される。印刷項目指定画面につ
いては後述する。
【0085】印刷の種類にはスポットテーブルのチェッ
クボックス554と、枠取り状況表のチェックボックス55
5、「プレビュー」ボタン556、「印刷開始」ボタン557
が表示され、「スポットテーブル」か「枠取り状況表」
の何れか一方又は両方を選択することができ、デフォル
トではスポットテーブルが選択されている。「プレビュ
ー」ボタン556をクリックすることにより、自動作成さ
れたスポットテーブル或いは枠取り状況表が画面に表示
される。また、「印刷開始」ボタン557をクリックする
ことにより、自動作成されたスポットテーブル或いは枠
取り状況表が印刷される。ここで、図13に印刷した枠
取り状況表の一例を示す。図において、50は枠取り状
況表で、スポットテーブル40のように線引きではな
く、指定された契約番号のコマーシャル放送時間を一般
的な表形式で表したものである。また、枠取り状況表5
0の記載内容はスポットテーブル40と同じであるが、
1つのコマーシャルの放送時間毎の放送本数が表形式で
表示される。即ち、上部中央には契約期間及び印刷期間
501と放送時間毎の放送本数の表502が表示され、右上に
ロゴマーク503と月別本数504が表示される。また、左上
には、契約の概要505が表示される。主表506は左側に枠
コード507と秒数508の記載列が設けられ、横軸方向に月
曜から日曜までの七曜の列509が設けられれている。各
曜日の列には枠コードに対応した行に放送日が記載され
ている。
【0086】図14は前述した印刷項目指定画面57を
示す図である。印刷項目指定画面57には、画面に向か
って左上に「設定」ボタン571と「戻る」ボタン572、部
数設定窓573が表示され、右上に「設定を規定値に」ボ
タン575が表示される。「設定」ボタン571がクリックさ
れると、この画面において設定された内容が保存され、
この内容に基づいてスポットテーブル或いは枠取り状況
表が自動的に作成される。「戻る」ボタン572がクリッ
クされると印刷項目指定画面57を終了して契約番号入
力画面54が表示される。「設定を規定値に」ボタン57
5がクリックされるとこの画面において設定された内容
が規定値として保存され、変更されるまで次回以降も規
定値が用いられる。
【0087】画面上下方向の中央部には番組印刷タイプ
の選択ボタン群574と、スポンサー名及び秒数のチェッ
クボックス576、メイン契約の色指定ボタン群577、サブ
契約の色指定ボタン群578が表示される。
【0088】番組印刷タイプには、「ナイターIN」と
「ナイターOFF」、「変則番組」、「正月など」のボ
タンが表示され、これらのボタンの何れか1つが有効に
なり、前述した第1データベース13に格納されている
番組情報を選択することができる。
【0089】スポンサー名及び秒数のチェックボックス
576をチェックすることにより、スポットテーブル40
の右上にスポンサー名と秒数43が表示される。
【0090】メイン契約の色指定ボタン群577とサブ契
約の色指定ボタン群578のそれぞれには、「赤」、
「黒」、「シアン」、「緑」、「マゼンタ」、「黄」、
「青」、「設定色」のボタンが表示され、メイン契約の
コマーシャル情報の表示色とサブ契約のコマーシャル情
報の表示色とを個別に指定することができる。尚、「設
定色」のボタンをクリックすることによりカラーパレッ
ト画面が表示され、上記7色の所望の色を指定すること
ができる。
【0091】印刷項目指定画面57の下部には、問い合
わせ先情報の表示欄579と、月別本数のメイン契約とサ
ブ契約の2つの選択チェックボックス580、枠取り更新
日のチェックボックス581、契約概要の表示内容を選択
するためのチェックボックス群582が表示される。
【0092】問い合わせ先情報の表示欄579には、前述
した図7に示す電話番号変更画面52で設定した、代表
番号と、内線番号、直通番号、FAX番号、コメントの
それぞれが表示され、これらの設定内容を確認すること
ができるようになっている。
【0093】月別本数の選択チェックボックス580をチ
ェックすることによりチェックされたメイン契約或いは
サブ契約の月別本数が表示される。
【0094】また、契約概要の表示内容を選択するため
のチェックボックス群582には、スポットテーブル40
の契約概要表記欄49に表示可能な「スポンサー名」、
「商品名」、「代理店」、「契約期間」、契約期間にお
けるコマーシャル放送の「秒数」と「本数」、「印刷期
間」、印刷期間におけるコマーシャル放送の「秒数」と
「本数」、メイン契約及びサブ契約の「契約番号」、
「担当」、「扱い」のそれぞれを表示するか否かを選択
するためのチェックボックスが含まれている。
【0095】次に、図9及び図10に示すフローチャー
ト基づいて、中央処理部31によるスポットテーブル作
成プログラムの要部処理の詳細、即ち契約番号入力画面
54においてスポットテーブルを印刷するまでの処理の
詳細を説明する。
【0096】端末コンピュータ30の中央処理部31
は、初期画面における契約番号入力ボタン516がクリッ
クされる、又は「ファイル(F)」512のプルダウンメニュ
ーを開いて「契約番号入力(K)」の項目が選択される
と、契約番号入力画面54を表示し(SA1)、初期値
としてメイン契約番号入力窓542Aを空欄としてカーソル
を表示すると共に印刷の種類のスポットテーブルチェッ
クボックス554にチェックマークを表示する(SA
2)。この後、契約番号入力窓542Aに契約番号が入力さ
れているか否かを判定する(SA3)。この判定の結
果、契約番号が入力されているときは契約番号が「0000
0」であるか否かを判定し(SA4)、入力された契約
番号が「00000」であるときは後述するSA25の処理
に移行する。また、操作員によって「00000」以外の契
約番号の入力が行われたときは、この契約番号に対応す
るコマーシャル情報を第2データベース14から抽出す
る(SA5)。このとき、入力された契約番号に対応す
るコマーシャル情報が存在するか否かを判定し(SA
6)、存在しないときは該当情報が存在しないことを表
すメッセージを表示(SA7)した後、前記SA3の処
理に移行する。また、入力された契約番号に対応するコ
マーシャル情報が存在するときは、このコマーシャル情
報に基づいて第1データベースから番組情報を抽出する
(SA8)。番組情報を抽出するときは前述した印刷項
目指定画面57で設定された番組印刷タイプに該当する
番組情報が抽出される。
【0097】次に、コマーシャル情報から契約概要情報
が抽出すると共に契約期間内におけるコマーシャルの放
送本数並びに印刷期間内におけるコマーシャルの放送本
数を抽出し(SA9)、契約本数543と、印刷期間本数5
44、契約概要545を表示する(SA10)。また、デフ
ォルトとして印刷期間の入力窓に契約期間を表示する。
【0098】この後、時間指定のチェックボックス547
がチェックされたらチェックボックス547内にチェック
マークを表示すると共に印刷指定時間の指定窓558を表
示し(SA11、SA12)、指定窓558に指定時間が
入力されたら指定時間本数559を計算して表示する(S
A13,SA14)。
【0099】次いで、「印刷項目詳細」ボタン551、
「支局データ作成」ボタン550、「プレビュー」ボタン5
56、「印刷開始」ボタン557、「戻る」ボタン549の何れ
がクリックされたか否かを監視する(SA15,SA1
7,SA19,SA21,SA23)。
【0100】この結果、「印刷項目詳細」ボタン551が
クリックされたときは前述した印刷項目指定画面57を
表示して、印刷項目及び色の指定処理を行い(SA1
6)、「支局データ作成」ボタン550がクリックされた
ときは、この画面で設定された内容でスポットテーブル
或いは枠取り状況表のデータを作成してデータファイル
として記憶部32に保存する(SA18)。このとき保
存されるデータファイルの形式は、本プログラム固有の
形式の他に、汎用性のあるテキスト形式やCSV形式な
どを選択して指定することができる。
【0101】「プレビュー」ボタン556がクリックされた
ときは、この画面で設定された内容のスポットテーブル
或いは枠取り状況表のデータを作成して画面に表示する
(SA20)。これにより、印刷される内容を印刷せず
に確認することができる。
【0102】「印刷開始」ボタン557がクリックされた
ときは、この画面で設定された内容のスポットテーブル
或いは枠取り状況表のデータを作成して記憶部32に保
存すると共にこのデータに基づいてスポットテーブル或
いは枠取り状況表を印刷する(SA22)。このとき記
憶部32に保存されるデータファイルの形式は本プログ
ラム固有の形式である。このデータファイルは初期画面
における「ファイル(F)」のプルダウンメニュー項目の
「データ読み込み(D)」を選択することにより読み込み
可能であり、データファイルが読み込まれると同時に契
約番号入力画面54が自動的に表示され、スポットテー
ブル或いは枠取り状況表の印刷や支局データの作成を行
うことができる。このとき、印刷設定の変更を行うこと
ができ、用紙の大きさやプリンタを選択することも可能
である。用紙の大きさが変更されたときは、用紙の大き
さに合わせて自動調節されて印刷される。通常は「ファ
イル(F)」のプルダウンメニュー項目の「プリンタの設
定」において設定されたプリンタと用紙サイズがデフォ
ルトとして用いられる。このため、端末コンピュータ3
0で別処理印刷機のプリンタ設定がなされていても、本
システムはこの「プリンタの設定」を優先しているの
で、正確確実な印刷を行うことができる。
【0103】また、印刷されるスポットテーブルは図2
に示したものであるが、印刷指定時間558が指定された
ときは、図15に示すように、指定された時間帯のみの
情報が記載されたスポットテーブル40Bが印刷され
る。尚、指定情報として時間帯が指定されたときは、指
定された時間帯以外の時間帯に指定された契約番号のコ
マーシャルが放送されるか否かを判別して、指定された
時間帯以外の時間帯に指定された契約番号のコマーシャ
ルが放送される場合には警告のメッセージを表示するよ
うにしても良い。これにより、操作員の意図に反する時
間帯の誤入力が防止される。
【0104】「戻る」ボタン549がクリックされたとき
は、契約番号入力画面54を終了して初期画面51を表
示する(SA24)。
【0105】また、契約番号入力窓542Aに「00000」が
入力されている時に、「印刷項目詳細」ボタン551や
「プレビュー」ボタン556或いは「印刷開始」ボタン557
がクリックされたときは、図16に示すような番組情報
のみを記載してコマーシャル情報を記載しないスポット
テーブル40Cが作成される。ただし、このときは印刷
指定時間558を設定しなければならない。
【0106】即ち、中央処理部31は、前記SA3の判
定の結果、契約番号入力窓542Aに「00000」が入力され
ているときは、「番組印刷タイプ」574で設定されてい
る番組情報を抽出する(SA25)。さらに、「印刷項
目詳細」ボタン551がクリックされたか否かを判定し
(SA26)、クリックされないときは後述するSA2
8の処理に移行し、「印刷項目詳細」ボタン551がクリ
ックされたときは前述した印刷項目指定画面57を表示
して、印刷項目及び色の指定処理を行う(SA27)。
さらに、「番組印刷タイプ」574での設定が変更された
ときは番組情報を抽出する(SA28)。
【0107】この後、「プレビュー」ボタン556がクリ
ックされたか否かを判定し(SA29)、クリックされ
ないときは後述するSA33の処理に移行し、クリック
されたときは印刷指定時間558が入力されているか否か
を判定する(SA30)。この判定の結果、印刷指定時
間558が入力されていないときは印刷指定時間558の入力
を促すメッセージを表示(SA31)した後にSA33
の処理に移行し、印刷指定時間558が入力されていると
きは前述した番組情報のみを記載したスポットテーブル
或いは枠取り状況表を画面に表示する(SA32)。
【0108】次いで、「印刷開始」ボタン557がクリッ
クされたか否かを判定し(SA33)、クリックされな
いときは後述するSA37の処理に移行し、クリックさ
れたときは印刷指定時間558が入力されているか否かを
判定する(SA34)。この判定の結果、印刷指定時間
558が入力されていないときは印刷指定時間558の入力を
促すメッセージを表示(SA35)した後にSA37の
処理に移行し、印刷指定時間558が入力されているとき
は前述した番組情報のみを記載したスポットテーブル或
いは枠取り状況表を印刷する(SA36)。
【0109】この後、「戻る」ボタン549がクリックさ
れたか否かを判定し(SA37)、クリックされないと
きは前記SA3の処理に移行し、クリックされたときは
契約番号入力画面54の表示を終了して初期画面51を
表示する(SA38)。
【0110】以上説明したように、本実施形態では契約
番号入力画面54において契約番号を入力するだけで、
第1データベース13に蓄積されている番組情報と第2
データベース14に蓄積されているコマーシャル情報と
に基づいて自動的にスポットテーブル40のデータが作
成され、このデータに基づいてスポットテーブル40を
表示器35の画面に表示したりプリンタ38を介して汎
用の白紙に印刷することができる。また、簡単な操作に
よって誰でも容易にスポットテーブル40の画面表示や
印刷を行うことができる。
【0111】さらに、前述した支局データの作成も容易
に行うことができる。これにより作成されたデータファ
イルを電子メールに添付したりフロッピーディスクに格
納して放送局の支局や支社或いは代理店に送付すること
によって、支局や支社或いは代理店において簡単な操作
でスポットテーブル40を印刷することができる。
【0112】即ち、放送局の支局や支社或いは代理店に
おいては、パーソナルコンピュータに上記のスポットテ
ーブル作成プログラムをインストールしておき、前述し
たように初期画面51における「ファイル(F)」のプル
ダウンメニュー項目の「データ読み込み(D)」を選択す
ることにより、本社から受け取ったスポットテーブル4
0のデータファイルを読み込むことができる。これによ
り、データファイルが読み込まれると同時に契約番号入
力画面54が自動的に表示され、スポットテーブル40
の印刷を行うことができる。
【0113】従って、放送局本社から遠方の支社や支局
或いは代理店に対して短時間でスポットテーブルのデー
タファイルを送付することができるので、番組の切替時
期において番組名などの番組情報の決定が遅れても、支
社・支局或いは代理店からスポンサーに対して迅速にス
ポットテーブル40を提供することができる。さらに、
支社・支局或いは代理店では、カラー印刷したスポット
テーブル40を得ることができるので、視覚にアピール
する商品価値の高いスポットテーブル40をスポンサー
に提供することができる。
【0114】また、従来のようにスポットテーブル作成
のための熟練した専門担当者を必要とせず、さらに専用
タイムテーブル用紙を予め印刷会社に依頼して印刷して
おく必要がないので、従来に比べてスポットテーブル4
0の作成コストを大幅に削減することができる。
【0115】さらに、契約番号毎のコマーシャル情報に
応じて、コマーシャル放送される時間帯以外の時間帯を
省いたスポットテーブル40を作成することができるの
で、スポットテーブル40の大きさを必要最小限にする
ことができ、紙の無駄を省くことができる。
【0116】また、同じオペレーティングシステムであ
れば端末コンピュータ30及びプリンター38として汎
用のものを使用できるので、特定の端末コンピュータ3
0に限定されることなく任意の端末コンピュータ30に
おいてスポットテーブルを作成することができる。従っ
て、ホストコンピュータ10にLAN接続された複数の
端末コンピュータ30のそれぞれに上記のスポットテー
ブル作成プログラムをインストールしておくことにより
各端末コンピュータ30においてそれぞれ異なるスポッ
トテーブルの作成作業を同時に行うことも可能である。
【0117】また、本実施形態のスポットテーブル作成
プログラムでは、付属機能として放送局本社においては
第1データベース13に蓄積されている番組名と番組の
放送時間の情報を変更する機能を設けている。即ち、図
17に示すように、初期画面51において「設定(O)」
のプルダウンメニュー項目の「番組/時間変更(B)」を選
択すると、「ナイターIN変更(A)」、「ナイターOF
F変更(B)」、「変則番組変更(C)」、「正月など変更
(D)」のメニュー項目が表示され、それぞれの番組名と
その放送時間の情報を変更することができる。
【0118】例えば、「ナイターOFF変更(B)」を選
択すると、図18に示すナイターOFFのワイドリスト
画面59が表示される。このワイドリスト画面59に
は、番組名の一覧表示窓591と、番組の放送曜日の表示
窓592、番組の放送時間の表示窓593、「新規登録」ボタ
ン594、「変更」ボタン595、「削除」ボタン506、「キ
ャンセル」ボタン597が表示される。
【0119】「新規登録」ボタン594をクリックする
と、図19に示すワイド名登録画面60が表示され、ワ
イド名入力窓601、曜日入力窓602、放送時間入力窓603
に入力を行った後に「登録」ボタン604をクリックする
ことにより新規番組を登録することができる。また、
「キャンセル」ボタン605をクリックすると、処理を中
断して前画面を表示する。
【0120】また、ワイドリスト画面59において、所
望の番組名を選択して「変更」ボタン595をクリックす
ることによりワイド名登録画面60と同様の画面が表示
され、選択した番組の情報を変更することができる。ま
た、ワイドリスト画面59において、所望の番組名を選
択して「削除」ボタン596をクリックすることにより選
択した番組を一覧から削除することができる。「キャン
セル」ボタン597をクリックすると、処理を中断して前
画面を表示する。
【0121】また、第1データベース13に格納されて
いる番組情報を本社から支社・支局に送付して、送付さ
れた番組情報を支社・支局にて用いる際には、図20及
び図21に示すように、初期画面51における「ファイ
ル(F)」のプルダウンメニューから「番組名FD読み込
み(R)」または「番組名FD書き込み(W)」を選択するこ
とにより、「ナイターIN」、「ナイターOFF」、
「変則番組」、「正月など」毎に番組情報をフロッピー
ディスクに保存したり、フロッピーディスクに保存され
ている番組情報を読み込んでインストール時に設定され
ている番組情報の格納場所に保存することができる。
【0122】尚、前述した実施形態は本願発明の一具体
例であって、本願発明が上記実施形態の構成のみに限定
されることはない。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1乃
至請求項6に記載のスポットテーブル作成システムによ
れば、識別番号を入力するだけで、自動的にスポットテ
ーブルのデータが作成されるので、このデータに基づい
てスポットテーブルを表示器の画面に表示したりプリン
タを介して汎用の白紙定型紙に印刷することができる。
また、簡単な操作によって誰でも容易にスポットテーブ
ルの画面表示や印刷を行うことができる。さらに、スポ
ットテーブルのデータをデータファイルとして作成でき
るので、作成したデータファイルを電子メールに添付し
たりフロッピーディスクに格納して放送局の支局や支社
或いは代理店に送付することによって、支局や支社或い
は代理店において簡単な操作でスポットテーブルを印刷
することができる。これにより、放送局本社から遠方の
支社や支局或いは代理店に対して短時間でスポットテー
ブルのデータファイルを送付することができるので、番
組の切替時期において番組名などの番組情報の決定が遅
れても、支社・支局或いは代理店からスポンサーに対し
て迅速にスポットテーブルを提供することができる。さ
らに、支社・支局或いは代理店では、カラー印刷したス
ポットテーブルを得ることができるので、視覚にアピー
ルする商品価値の高いスポットテーブルをスポンサーに
提供することができる。また、従来のようにスポットテ
ーブル作成のための熟練した専門担当者を必要とせず、
さらに専用タイムテーブル用紙を予め印刷会社に依頼し
て印刷しておく必要がないので、従来に比べてスポット
テーブルの作成コストを大幅に削減することができる。
【0124】また、請求項7乃至請求項16に記載のス
ポットテーブル作成プログラムによれば、該プログラム
をコンピュータシステムにインストールことにより、識
別番号を入力するだけで、自動的にスポットテーブルの
データを作成することができると共に、このデータに基
づいてスポットテーブルを表示器の画面に表示したりプ
リンタを介して汎用の白紙定型紙に印刷することができ
る。また、簡単な操作によって誰でも容易にスポットテ
ーブルの画面表示や印刷を行うことができる。さらに、
スポットテーブルのデータをデータファイルとして作成
できるので、作成したデータファイルを電子メールに添
付したりフロッピーディスクに格納して放送局の支局や
支社或いは代理店に送付することによって、支局や支社
或いは代理店において簡単な操作でスポットテーブルを
印刷することができる。これにより、放送局本社から遠
方の支社や支局或いは代理店に対して短時間でスポット
テーブルのデータファイルを送付することができるの
で、番組の切替時期において番組名などの番組情報の決
定が遅れても、支社・支局或いは代理店からスポンサー
に対して迅速にスポットテーブルを提供することができ
る。さらに、支社・支局或いは代理店では、カラー印刷
したスポットテーブルを得ることができるので、視覚に
アピールする商品価値の高いスポットテーブルをスポン
サーに提供することができる。また、従来のようにスポ
ットテーブル作成のための熟練した専門担当者を必要と
せず、さらに専用タイムテーブル用紙を予め印刷会社に
依頼して印刷しておく必要がないので、従来に比べてス
ポットテーブルの作成コストを大幅に削減することがで
きる。さらに、契約番号毎のコマーシャル情報に応じ
て、コマーシャル放送される時間帯以外の時間帯を省い
たスポットテーブルを作成することができるので、スポ
ットテーブルの大きさを必要最小限にすることができ、
紙の無駄を省くことができる。また、同じオペレーティ
ングシステムであれば汎用のコンピュータシステムにイ
ンストールして使用できるので、特定のコンピュータシ
ステムに限定されることなく任意のコンピュータシステ
ムにおいてスポットテーブルを作成することができる。
【0125】また、請求項17に記載のスポットテーブ
ル作成プログラムが記録されているコンピュータ読み取
り可能な情報記録媒体によれば、該記録媒体を配布する
ことにより任意の放送局及びその支社や支局或いは代理
店において、スポットテーブル作成プログラムを使用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるスポットテーブル
作成システムを示す構成図
【図2】本発明の一実施形態において作成したスポット
テーブルの印刷結果の一例を示す図
【図3】本発明の一実施形態におけるスポットテーブル
作成プログラムを起動したときの初期画面を示す図
【図4】本発明の一実施形態におけるスポットテーブル
作成プログラムのプルダウンメニューを説明する図
【図5】本発明の一実施形態におけるスポットテーブル
作成プログラムのプルダウンメニューを説明する図
【図6】本発明の一実施形態におけるスポットテーブル
作成プログラムのプルダウンメニューを説明する図
【図7】本発明の一実施形態におけるスポットテーブル
作成プログラムの電話番号変更画面を示す図
【図8】本発明の一実施形態におけるスポットテーブル
作成プログラムの印刷ロゴの変更画面を示す図
【図9】本発明の一実施形態におけるスポットテーブル
作成プログラムの要部処理の詳細を説明するフローチャ
ート
【図10】本発明の一実施形態におけるスポットテーブ
ル作成プログラムの要部処理の詳細を説明するフローチ
ャート
【図11】本発明の一実施形態におけるスポットテーブ
ル作成プログラムの契約番号入力画面を示す図
【図12】本発明の一実施形態におけるスポットテーブ
ル作成プログラムの契約番号入力画面を示す図
【図13】本発明の一実施形態において作成した枠取り
状況表の印刷結果の一例を示す図
【図14】本発明の一実施形態におけるスポットテーブ
ル作成プログラムの印刷項目指定画面を示す図
【図15】本発明の一実施形態において時間を指定して
作成したスポットテーブルの印刷結果の一例を示す図
【図16】本発明の一実施形態において情報無しで作成
したスポットテーブルの印刷結果の一例を示す図
【図17】本発明の一実施形態におけるスポットテーブ
ル作成プログラムの付加機能に関するプルダウンメニュ
ーを説明する図
【図18】本発明の一実施形態におけるスポットテーブ
ル作成プログラムのワイドリスト画面を示す図
【図19】本発明の一実施形態におけるスポットテーブ
ル作成プログラムのワイド名登録画面を示す図
【図20】本発明の一実施形態におけるスポットテーブ
ル作成プログラムの付加機能に関するプルダウンメニュ
ーを説明する図
【図21】本発明の一実施形態におけるスポットテーブ
ル作成プログラムの付加機能に関するプルダウンメニュ
ーを説明する図
【図22】従来例の専用タイムテーブル連続紙を示す図
【図23】従来例の専用タイムテーブル紙の印刷内容を
説明する図
【符号の説明】
1…スポットテーブル作成システム、2…通信網、3…
通信端末コンピュータ、10…ホストコンピュータ、1
1…中央処理部、12…記憶部、13…第1データベー
ス、14…第2データベース、15…LANインタフェ
ース、30…端末コンピュータ、31…中央処理部、3
2…記憶部、33…キーボード、34…マウス、35…
表示器、36…LANインタフェース、37…フロッピ
ーディスクドライブ装置、38…プリンタ、39…通信
インタフェース、40,40B…スポットテーブル、5
1…初期画面、52…電話番号変更画面、53…印刷ロ
ゴの変更画面、54…契約番号入力画面、57…印刷項
目指定画面、59…ワイドリスト画面、60…ワイド名
登録画面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B021 AA01 AA16 BB04 LA03 5B075 KK07 KK13 KK33 ND03 ND20 ND23 NS03 PQ02 PQ03 PQ15 UU40 5E501 AA06 AA13 AB06 AC12 AC34 BA05 CA02 CB02 CB09 EA05 EA10 FA23 FA25 FA47 FB43

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムからなり、 商業放送において放送される複数の番組名と該各番組の
    放送日時の情報が番組情報として格納されている第1デ
    ータベースと、 前記商業放送において放送される複数のコマーシャルの
    それぞれを識別するための識別番号と該各識別番号に対
    応するコマーシャルの放送日時の情報がコマーシャル情
    報として格納されている第2データベースと、 操作員が特定の識別番号のコマーシャルを指定するため
    に1つ以上の識別番号を入力可能な識別番号入力手段
    と、 該識別番号入力手段によって入力された識別番号のコマ
    ーシャル情報を前記第2データベースから抽出するコマ
    ーシャル情報抽出手段と、 該コマーシャル情報抽出手段によって抽出されたコマー
    シャル情報に基づいて該コマーシャルが放送される番組
    の番組情報を前記第1データベースから抽出する番組情
    報抽出手段と、 前記コマーシャル情報抽出手段によって抽出されたコマ
    ーシャル情報と、前記番組情報抽出手段によって抽出さ
    れた番組情報とに基づいて、少なくとも七曜における前
    記コマーシャル情報と番組情報とを表にしたスポットテ
    ーブルのデータを作成するデータ作成手段とを備えたこ
    とを特徴とするスポットテーブル作成システム。
  2. 【請求項2】 前記第2データベースに格納されている
    コマーシャル情報は、コマーシャルの依頼主名と商品名
    とを含む契約概要情報を含み、 前記識別番号入力手段によって入力された識別番号のコ
    マーシャル情報から前記契約概要情報を抽出する概要情
    報抽出手段と、 前記識別番号入力手段によって識別番号が入力された直
    後に、前記抽出された契約概要情報を表示器に表示する
    手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の
    スポットテーブル作成システム。
  3. 【請求項3】 前記スポットテーブルのデータに基づい
    て前記スポットテーブルを汎用の白紙定型紙に印刷する
    印刷手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載
    のスポットテーブル作成システム。
  4. 【請求項4】 前記スポットテーブルのデータに基づい
    て前記スポットテーブルを表示器に表示する表示手段を
    備えていることを特徴とする請求項1に記載のスポット
    テーブル作成システム。
  5. 【請求項5】 前記スポットテーブルのデータに基づい
    て前記スポットテーブルを所定フォーマットのデータフ
    ァイルとして保存するデータ保存手段を備えていること
    を特徴とする請求項1に記載のスポットテーブル作成シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記コンピュータシステムは、ホストコ
    ンピュータと該ホストコンピュータに接続された端末コ
    ンピュータとを備え、 前記第1及び第2データベースが前記ホストコンピュー
    タに設けられていると共に、 前記識別番号入力手段が前記端末コンピュータに設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載のスポットテ
    ーブル作成システム。
  7. 【請求項7】 商業放送において放送される複数の番組
    名と該各番組の放送日時の情報が番組情報として格納さ
    れている第1データベースと、前記商業放送において放
    送される複数のコマーシャルのそれぞれを識別するため
    の識別番号と該各識別番号に対応するコマーシャルの放
    送日時の情報がコマーシャル情報として格納されている
    第2データベースとを備えたコンピュータシステムにお
    けるスポットテーブル作成プログラムであって、 操作員によって入力された少なくとも1つ以上の前記識
    別番号を含む指定情報を取得するステップと、 該取得した指定情報に対応するコマーシャル情報を前記
    第2データベースから抽出するステップと、 該抽出したコマーシャル情報に基づいて該コマーシャル
    が放送される番組の番組情報を前記第1データベースか
    ら抽出するステップと、 前記抽出したコマーシャル情報と前記抽出した番組情報
    とに基づいて、少なくとも七曜における前記コマーシャ
    ル情報と番組情報とを表にしたスポットテーブルのデー
    タを作成するステップとを含むことを特徴とするスポッ
    トテーブル作成プログラム。
  8. 【請求項8】 前記スポットテーブルのデータは、前記
    コマーシャルの放送時刻を含む所定幅の時間帯の情報を
    表示するデータであり、且つ連続しない2つ以上の前記
    時間帯を含むときの該2つ以上の異なる時間帯の不連続
    を示す表示情報或いは昼夜を区別する表示情報のうちの
    少なくともいずれか一方を含むことを特徴とする請求項
    7に記載のスポットテーブル作成プログラム。
  9. 【請求項9】 前記作成したスポットテーブルのデータ
    に基づいて前記スポットテーブルを表示器に表示するス
    テップを含むことを特徴とする請求項7に記載のスポッ
    トテーブル作成プログラム。
  10. 【請求項10】 前記作成したスポットテーブルのデー
    タに基づいて前記スポットテーブルを汎用の白紙定型紙
    に印刷するステップを含むことを特徴とする請求項7に
    記載のスポットテーブル作成プログラム。
  11. 【請求項11】 前記作成したスポットテーブルのデー
    タに基づいて前記スポットテーブルを所定フォーマット
    のデータファイルとして保存するステップを含むことを
    特徴とする請求項7に記載のスポットテーブル作成プロ
    グラム。
  12. 【請求項12】 情報記憶媒体に保存されている前記ス
    ポットテーブルのデータファイルからデータを読み込む
    ステップと、 該データファイルから読み込んだデータに基づいて、前
    記スポットテーブルを汎用の白紙定型紙に印刷するステ
    ップとを含むことを特徴とする請求項11に記載のスポ
    ットテーブル作成プログラム。
  13. 【請求項13】 前記指定情報は、前記識別番号以外
    に、表示する期間と時間帯の少なくとも何れか一方を含
    むことを特徴とする請求項7に記載のスポットテーブル
    作成プログラム。
  14. 【請求項14】 前記指定情報に前記期間を含むとき、
    前記抽出したコマーシャル情報と前記抽出した番組情報
    とに基づいて、少なくとも七曜における前記コマーシャ
    ル情報と番組情報の表及び前記期間内に放送する本数情
    報をスポットテーブルとして表示するためのスポットテ
    ーブルのデータを作成するステップを含むことを特徴と
    する請求項13に記載のスポットテーブル作成プログラ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記指定情報に前記時間帯を含むと
    き、前記抽出したコマーシャル情報と前記抽出した番組
    情報とに基づいて、少なくとも七曜の前記時間帯のみに
    おける前記コマーシャル情報と番組情報とを表にしたス
    ポットテーブルのデータを作成するステップを含むこと
    を特徴とする請求項13に記載のスポットテーブル作成
    プログラム。
  16. 【請求項16】 前記指定情報に前記時間帯を含むとき
    に、前記指定された時間帯以外の時間帯に前記指定され
    た識別番号のコマーシャルが放送されるか否かを判別し
    て、前記指定された時間帯以外の時間帯に前記指定され
    た識別番号のコマーシャルが放送される場合に前記操作
    員に対して警告を発するステップを含むことを特徴とす
    る請求項13に記載のスポットテーブル作成プログラ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記請求項7乃至請求項16の何れか
    に記載のスポットテーブル作成プログラムが記録されて
    いることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報
    記録媒体。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000124867A (ja) * 1998-10-19 2000-04-28 Okinawa Television Broadcasting Co Ltd スポット自動作案システム、作案方法及び記憶媒体

Patent Citations (1)

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