JP2021072577A - 情報処理プログラム、装置、及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツの作案を効率化する。【解決手段】放送枠毎の枠ID72、日時情報74等を含む放送枠TB70を作成し、過去視聴率DB24から、契約条件で指定された号数の情報を抽出した過去視聴率TB80を取得し、過去視聴率TB80に含まれる、放送枠TB70の日時情報74に対応する日時情報84が示す放送枠の視聴率に基づいて、放送枠TB70の各放送枠における視聴率の予測値を、CM毎の契約条件において指定された計算方法で計算し、放送枠TB70の各放送枠に対応付けて記憶して整形視聴率TB26とし、契約条件の禁止制約により取得不可となっている放送枠の視聴率の予測値78を、取得不可であることを表す値に変更する。【選択図】図4

Description

開示の技術は、情報処理プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法に関する。
テレビ等の放送媒体におけるCMの枠取りを決定する作案は、CMの放送数が大量であることや、番組内容、時間帯、視聴者層等の多様な番組属性に基づく放送条件が複雑であることなどから、多大な労力が必要である。
このようなCM作案に関する技術として、例えば、CM放送枠にCM素材を割り付ける手法が提案されている。この手法では、CM素材と、契約期間と、契約期間中にCM素材を放送して確保すべき延べ視聴率を示す保障GRPとを対応付けた保障情報を取得する。また、確保しているCM放送枠である確保放送枠を示す確保放送枠情報、各確保放送枠の視聴率の推定値及び各確保放送枠の視聴率の実績値を取得する。そして、CM素材を割り付け済みの確保放送枠各々と、割り付けられたCM素材に対応する保障情報とを対応付けた割付対応情報を管理する。また、上記情報に基づいて、複数の保障情報の優先順位を決定し、優先順位の高い保障情報のCM素材を優先的に、保放送枠に割り付ける。
また、例えば、テレビ等の視聴者による広告の視聴率を高い精度で予測して、テレビ等の放送媒体における広告枠を最適化するシステムが提案されている。このシステムは、高度視聴率予測装置(SHARE)と、ターゲットアクチュアル最適化装置(TAOS)とを備える。SHAREは、ターゲット視聴率を所定の精度よりも高い精度で予測し、第3者機関がリアルタイムに測定を行う視聴率データを入力し、広告枠の予測視聴率データ及び放送される直前の視聴率データをTAOSに送信する。TAOSは、SHAREから、放送される予定の広告に関して当該広告の予測視聴率及びオンエアー直前の視聴率データを受信する。そして、TAOSは、広告枠毎に第1のデータと第2のデータとの差分を評価して得られた第3のデータに基づいて広告枠に対する素材の割り付けを再配分し、再配分後の各広告枠の素材指定を送信する。
また、例えば、自動的にCMのスポット放送のスケジューリングの作案を行うシステムが提案されている。このシステムは、コスト作案時には基準値を用いて、また掛け率作案時にはセット数を求めて、契約期間内に流すCMの本数をランク毎に求める。そして、このシステムは、Aランクから順に求めた本数分掛け率作案の場合、週和ポイント、コスト作案の場合、基準値を用いてローテーションを行い放送日及び放送時間枠を決定する。
特開2016−144063号公報 国際公開2018/131576号 特開2000−124867号公報
しかしながら、CM等のコンテンツの放送条件は、契約毎に多くの制約が存在するため、契約毎の放送条件を考慮して、各契約についてのコンテンツの作案を効率的に行うことが困難であるという問題がある。
一つの側面として、開示の技術は、コンテンツの作案を効率化することを目的とする。
一つの態様として、開示の技術は、第1のテーブルに含まれる、日時情報に対応付けられた複数の第1の放送枠毎に視聴率の予測値を計算する。予測値の計算は、過去に放送された第2の放送枠毎の視聴率が記憶された第2のテーブルに含まれる、前記第1の放送枠に対応する前記第2の放送枠の視聴率に基づいて行われる。また、開示の技術は、計算した前記予測値を前記第1のテーブルに含まれる前記第1の放送枠に対応付けて記憶する。そして、開示の技術は、前記予測値を、前記第1の放送枠に対応付けられた対象のコンテンツの放送を禁止する条件に基づいて変更する。
一つの側面として、コンテンツの作案を効率化することができる、という効果を有する。
本実施形態に係る情報処理装置の機能ブロック図である。 放送枠DBの一例を示す図である。 過去視聴率DBの一例を示す図である。 整形視聴率TBの作成を説明するための図である。 期間比の禁止制約に基づく契約の分割を説明するための図である。 期間比の禁止制約に基づく契約の分割を説明するための図である。 作案部の機能ブロック図である。 集計部の処理を説明するための図である。 放送枠の複数回の選択を考慮した優先度リストの作成を説明するための図である。 放送枠の取得を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理装置として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態における情報処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 前処理の一例を示すフローチャートである。 作案処理の一例を示すフローチャートである。 第1の作案処理の一例を示すフローチャートである。 第2の作案処理の一例を示すフローチャートである。 第3の作案処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、開示の技術に係る実施形態の一例を説明する。
図1に示すように、情報処理装置10には、CMの放送に関する契約毎の契約条件が複数入力される。そして、情報処理装置10からは、契約条件に応じて各CMの放送枠の枠取りを決定した作案データが出力される。契約条件には、例えば、下表に示すように、達成すべき目標値、特定の放送枠の取得を禁止する禁止制約、枠取得における曖昧な制約である嗜好値等が含まれる。
Figure 2021072577
また、契約条件には、放送枠毎の視聴率の予測値を計算する際に基準とする過去の視聴率の号数の指定も含まれる。例えば、前年の同年同月を基準とする場合、直近の4週間を基準とする場合等に応じて、対応する号数が指定される。また、契約条件には、放送枠毎の視聴率の予測値の計算方法(詳細は後述)も指定される。
情報処理装置10は、機能的には、図1に示すように、計算部12と、記憶制御部14と、変更部16と、作案部18とを含む。また、情報処理装置10の所定の記憶領域には、放送枠DB(Database)22と、過去視聴率DB24と、整形視聴率TB(Table)26とが記憶される。
放送枠DB22には、テレビ等の放送媒体で放送される番組の時間割、その番組の内容等に基づいて決定されたCMの放送枠の情報が記憶される。図2に、放送枠DB22の一例を示す。図2の例では、各行(各レコード)が1つの放送枠の情報に相当する。各放送枠の情報は、「枠ID」、「日時情報」、「枠種別」、「在庫数」、「ランク」、「番組種別」等の情報を含む。
「枠ID」は、各放送枠の識別情報である。「日時情報」は、CMが放送される日時及び曜日と、時間帯又は特定の時刻とを含む情報である。例えば、番組の放送中に相当する放送枠の日時情報は、その番組の開始から終了までの時間帯で規定され、番組と番組との間の放送枠の日時情報は、前の番組終了直後の時刻等の特定の時刻で規定される。「枠種別」は、該当の放送枠の日時情報が時間帯で規定されているか、特定の時刻で規定されているかを示す情報である。図2の例では、時間帯で規定されている場合を「T」、特定の時刻で規定されている場合を「S」としている。
「在庫数」は、該当の放送枠において放送されるCMの本数のうち、未取得の数、すなわち空枠の数である。「ランク」は、該当の放送枠の価値を示す情報である。例えば、午後7時〜10時のいわゆるゴールデンタイムはAランク等と定めておくことができる。「番組種別」は、放送枠に対応する時間帯で放送される番組の内容を示す情報である。
過去視聴率DB24には、過去にCMが放送された放送枠毎の視聴率の実績が記憶される。図3に、過去視聴率DB24の一例を示す。図3の例では、過去視聴率DB24には、「号数」、「日時情報」、「平均視聴率」、及び「終了時視聴率」の情報が記憶されている。「号数」は、1月1日を含む週を1号とし、以降、各週に振られる通し番号である。「日時情報」は、放送枠DB22の日時情報と同様である。「平均視聴率」は、該当の放送枠の時間帯における視聴率の平均である。「終了時視聴率」は、該当の放送枠の終了時における視聴率である。
計算部12は、放送枠DB22から、作案対象の期間の放送枠の情報のうち、放送枠毎の視聴率を記憶するテーブルの作成に必要な情報を取得し、図4の1段目に示すように、放送枠TB70を作成する。図4の例では、放送枠TB70には、枠ID72、日時情報74、及び枠種別76の情報が含まれている。また、計算部12は、図4の2段目に示すように、過去視聴率DB24から、契約条件で指定された号数の情報を抽出した過去視聴率TB80を取得する。図4の例では、過去視聴率TB80には、指定された号数82、放送枠毎の日時情報84、及び過去視聴率86(平均視聴率、終了時視聴率)の情報が含まれている。
計算部12は、過去視聴率TB80に含まれる、放送枠TB70の日時情報74に対応する日時情報84が示す放送枠の過去視聴率86に基づいて、放送枠TB70の各放送枠における視聴率の予測値を、CM毎の契約条件において指定された計算方法で計算する。
例えば、計算部12は、日時情報74が時間帯で規定されている場合、すなわち枠種別が「T」の場合、日時情報74が示す時間帯を含む時間帯に対応する日時情報84の放送枠の平均視聴率の加重平均を、その日時情報74が示す放送枠の予測値として計算する。また、計算部12は、日時情報74が特定の日時で規定されている場合、すなわち枠種別が「S」の場合、日時情報74が示す日時を含む日時情報84の放送枠の平均視聴率又は終了時視聴率を、その日時情報74が示す放送枠の予測値として計算する。
なお、予測値の計算方法は上記の例に限定されない。計算部12は、放送枠毎に計算した視聴率の予測値を記憶制御部14に受け渡す。
また、計算部12は、入力された契約条件に期間比の禁止制約(表1参照)が含まれる場合、目標値が異なる期間毎に契約を分割した上で、分割した契約毎に上記と同様に予測値を計算する。例えば、計算部12は、図5に示すように、契約期間内に、GRPの目標値が異なる3つの期間が含まれる場合、各期間が1つの目標値を定めた1つの契約となるように、3つの契約に分割する。なお、分割後の各契約を識別するために、元の契約の識別情報(契約ID、契約名等)に通し番号を付加するようにすればよい。
また、期間比の禁止制約を厳密に適用するのではなく、誤差を許容する場合には、図6に示すように、元の契約の契約期間を横断する、誤差分の契約を追加してもよい。この場合、分割した各契約の目標値から、合計すると誤差分の契約の目標値となる値をそれぞれ減算する。
記憶制御部14は、図4の3段目に示すように、計算部12から受け渡された予測値を、放送枠TB70に含まれる枠ID72及び日時情報74で示される放送枠に対応付けて記憶し、整形視聴率TB26とする。図4の例では、整形視聴率TB26には、放送枠TB70に含まれる情報に加え、契約の識別情報76、及び視聴率の予測値78が含まれる。なお、上述のように、期間比の禁止制約に基づいて契約を分割した場合、分割した契約毎に整形視聴率TB26が作成されることになる。
変更部16は、図4の4段目に示すように、契約条件の禁止制約に基づいて、整形視聴率TB26に記憶された予測値を変更する(図4の4段目の破線部)。具体的には、変更部16は、禁止制約により取得不可となっている放送枠の視聴率の予測値78を、取得不可であることを表す値に変更する。取得不可であることを表す値は、例えば「0」とすることができる。また、契約期間の禁止制約に基づいて変更する場合は「−1」、中抜け期間の禁止制約に基づいて変更する場合は「−2」等のように、適用する禁止制約に応じて値を異ならせてもよい。
また、変更部16は、上述のように、期間比の禁止制約に基づいて契約を分割した場合、元の契約期間のうち、分割された個々の契約の対象となる期間以外の期間に含まれる放送枠の予測値も、取得不可であることを表す値に変更する。例えば、図5の例で、「契約:xxxxx−1」について、変更部16は、日時情報が4/11〜4/30に含まれる放送枠の予測値を、例えば「0」に変更する。
作案部18は、整形視聴率TB26を用いて、契約条件で定められた目標値を達成するように、放送枠を取得し、各放送枠と契約とを対応付けた作案データを出力する。具体的には、作案部18は、図7に示すように、集計部182と、スケジューラ184と、契約毎のエージェント186とを含む。
集計部182は、契約毎に計算された放送枠毎の視聴率の予測値の全契約における平均と、各契約の予測値との偏差を、各契約の放送枠毎の偏差スコアとして計算する。また、集計部182は、図8に示すように、放送枠毎に、全契約の偏差スコアの平均及び分散を計算する。
スケジューラ184は、各契約が放送枠の取得を行う順番を決定し、決定した順番にしたがって、契約に対応するエージェント186を指名する。具体的には、スケジューラ184は、集計部182により計算された偏差スコアの分散が大きい契約に対応するエージェント186ほど、指名順の優先度を高くする。
これは、各契約が、偏差スコアの高い放送枠を取得することで、全体的に効率良く放送枠を取得することを意図したものである。例えば、契約Aについては、放送枠1の偏差スコアは高く、放送枠2の偏差スコアが低く、契約Bについては、放送枠1及び2とも偏差スコアが高い又は低いとする。すなわち、契約Aは、偏差スコアの分散が大きく、契約Bは偏差スコアの分散が小さい。この場合、契約Aは、放送枠1を取得すれば効率が良く、契約Bは、放送枠1及び2のいずれを取得しても効率に差はないため、契約Aのエージェントの指名順の優先度を高くして、率先して放送枠1を取得させることが望ましい。したがって、偏差スコアの分散が大きい契約ほど、対応するエージェント186の指名順位の優先度を高くするものである。
なお、エージェント186の指名順の決定方法は上記の例に限定されず、全契約が対等に放送枠を取得できるようなラウンドロビン方式を採用してもよい。また、取得可能な放送枠が少ない契約に対応するエージェント186ほど指名順の優先度を高くするようにしてもよい。後者の方法は、目標未達となった場合に採用するようにしてもよい。
また、スケジューラ184は、目標値を段階的に達成するように、エージェント186の指名順を決定することができる。例えば、スケジューラ184は、Aランクの放送枠の本数の目標値、GRP及びTRPの目標値、非Aランクの本数の目標値の順に達成されるように、エージェント186の指名順を決定する。
各エージェント186は、放送枠毎に、どの放送枠を優先的に取得するかを決定するための優先度を付与した優先度リストを作成する。各エージェント186は、初期の優先度として、各エージェント186に対応する契約について、集計部182により計算された放送枠毎の偏差スコアを用いることができる。
ここで、同一の放送枠の在庫数が複数存在し、ある契約について、その放送枠の偏差スコアが高い場合、その契約に対応するエージェント186は、同一の放送枠から複数の放送枠を取得する可能性がある。この場合、連続して、又は短時間の間を空けて同一のCMが放送され、視聴者に煩わしさを与える可能性があるため、1つの契約について取得する放送枠はできるだけ分散させることが望ましい。そこで、各エージェント186は、図9に示すように、1回目に選択するための優先度と、2回目に選択するための優先度とを設け、2回目の優先度は、選択され難くなるように、1回目の優先度にペナルティ(図9の例では「−1」)を与える。3回目以降も同様に、前の回の優先度にペナルティを与える。なお、この場合、優先度リストの各行は、1度選択されると、以降は選択されないように設定する。
スケジューラ184に指名されたエージェント186は、作成した優先度リストに基づいて、優先度の高い順に放送枠を選択する。エージェント186は、選択した放送枠の在庫数を確認し、在庫数が1以上の場合には、その放送枠を取得し、枠IDと契約の識別情報とを対応付けて所定の記憶領域に記憶する。例えば、エージェント186はまず、図10右図に示すように、優先度が最大の「5/2 10:00」の放送枠を選択する(図10中の点線部)。この場合、図10左図に示すように、該当の放送枠は在庫がないため、エージェント186は、次に優先度が高い「5/2 9:00」の放送枠を選択する(図10中の破線部)。この場合は在庫があるため、エージェント186は、「5/2 9:00」の放送枠を取得する。
また、上述したように、取得する放送枠はできるだけ分散させることが望ましいため、エージェント186は、取得した放送枠と日時情報が近い放送枠の優先度に対してペナルティを与える。
情報処理装置10は、例えば図11に示すコンピュータ40で実現することができる。コンピュータ40は、CPU(Central Processing Unit)41と、一時記憶領域としてのメモリ42と、不揮発性の記憶部43とを備える。また、コンピュータ40は、入力部、表示部等の入出力装置44と、記憶媒体49に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するR/W(Read/Write)部45とを備える。また、コンピュータ40は、インターネット等のネットワークに接続される通信I/F(Interface)46を備える。CPU41、メモリ42、記憶部43、入出力装置44、R/W部45、及び通信I/F46は、バス47を介して互いに接続される。
記憶部43は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部43には、コンピュータ40を、情報処理装置10として機能させるための情報処理プログラム50が記憶される。情報処理プログラム50は、計算プロセス52と、記憶制御プロセス54と、変更プロセス56と、作案プロセス58とを有する。また、記憶部43は、放送枠DB22、過去視聴率DB24、及び整形視聴率TB26の各々を構成する情報が記憶される情報記憶領域60を有する。
CPU41は、情報処理プログラム50を記憶部43から読み出してメモリ42に展開し、情報処理プログラム50が有するプロセスを順次実行する。CPU41は、計算プロセス52を実行することで、図1に示す計算部12として動作する。また、CPU41は、記憶制御プロセス54を実行することで、図1に示す記憶制御部14として動作する。また、CPU41は、変更プロセス56を実行することで、図1に示す変更部16として動作する。また、CPU41は、作案プロセス58を実行することで、図1に示す作案部18として動作する。また、CPU41は、情報記憶領域60から情報を読み出して、放送枠DB22、過去視聴率DB24、及び整形視聴率TB26の各々をメモリ42に展開する。これにより、情報処理プログラム50を実行したコンピュータ40が、情報処理装置10として機能することになる。なお、プログラムを実行するCPU41はハードウェアである。
なお、情報処理プログラム50により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
次に、本実施形態に係る情報処理装置10の作用について説明する。情報処理装置10に複数の契約条件が入力されると、情報処理装置10において、図12に示す情報処理ルーチンが実行される。なお、情報処理ルーチンは、開示の技術の情報処理方法の一例である。
ステップS100で、計算部12、記憶制御部14、及び変更部16が、前処理を実行し、ステップS200で、作案部18が、作案処理を実行する。
ここで、図13を参照して、前処理について詳述する。
ステップS102で、計算部12が、放送枠DB22から、作案対象の期間の放送枠の情報から必要な情報を取得し、放送枠TB70を作成する。
次に、ステップS104で、計算部12が、入力された契約条件の各々を、例えば、予め定めたフォーマットに変換するなどして、後段の処理で利用可能な形式に整形する。
次に、ステップS106で、計算部12が、入力された契約条件に期間比の禁止制約が含まれる場合、目標値が異なる期間毎に契約を分割する。なお、契約条件に期間比の禁止制約が含まれない場合、本ステップはスキップする。
次に、ステップS108で、計算部12が、過去視聴率DB24から、契約条件で指定された号数の情報を抽出した過去視聴率TB80を取得する。
次に、ステップS110で、計算部12が、過去視聴率TB80に含まれる、視聴率TB70の日時情報74に対応する日時情報84が示す放送枠の過去視聴率86に基づいて、放送枠TB70の各放送枠における視聴率の予測値を計算する。予測値は、CM毎の契約条件において指定された計算方法で計算される。計算部12は、放送枠毎に計算した視聴率の予測値を記憶制御部14に受け渡す。
次に、ステップS112で、記憶制御部14が、計算部12から受け渡された予測値を、放送枠TB70に含まれる枠ID72及び日時情報74で示される放送枠に対応付けて記憶し、整形視聴率TB26とする。
次に、ステップS114で、変更部16が、整形視聴率TB26に記憶された予測値78のうち、禁止制約により取得不可となっている放送枠の予測値78を、取得不可であることを表す値(例えば「0」)に変更する。そして、図12に示す情報処理に戻る。
次に、図14を参照して、作案処理について説明する。
ステップS202で、集計部182が、図13に示す前処理で作成された、契約毎の整形視聴率TB26を取得する。
次に、ステップS204で、集計部182が、契約毎に計算された放送枠毎の視聴率の予測値の平均と、各契約の予測値との偏差を、各契約の放送枠毎の偏差スコアとして計算する。また、集計部182が、放送枠毎に、全契約の偏差スコアの平均及び分散を計算する。
次に、ステップS206で、スケジューラ184が、各契約に対応したエージェント186を作成し、全エージェント186をリストL0に追加する。
次に、ステップS208で、各エージェント186が、放送枠毎に、どの放送枠を優先的に取得するかを決定するための優先度を付与した優先度リストを作成する。
次に、ステップS220で、図15に示す第1の作案処理が実行される。
図15のステップS222で、スケジューラ184が、各契約の契約条件を参照して、Aランク本数指定の目標値が定められている契約に対応するエージェント186をリストL0から抽出し、リストL1に追加する。
次に、ステップS224で、スケジューラ184が、リストL1内のエージェント186を、対応する契約について集計部182により計算された偏差スコアの分散が大きい順にソートする。
次に、ステップS226で、スケジューラ184が、リストL1の先頭から順にエージェント186を1つ指名する。
次に、ステップS228で、指名されたエージェント186が、上記ステップS208で作成した優先度リストに基づいて、Aランクの放送枠のうち、優先度が高い順に放送枠を選択する。エージェント186は、選択した放送枠の在庫数を確認し、在庫数が1以上の場合には、その放送枠を取得し、枠IDと契約の識別情報とを対応付けて所定の記憶領域に記憶する。
次に、ステップS230で、エージェント186が、取得した放送枠に応じて、該当の契約条件の目標値を減算する。具体的には、Aランク本数を1減算し、GRP及びTRPから、取得した放送枠の視聴率の予測値を減算する。
次に、ステップS232で、エージェント186が、取得した放送枠と日時情報が近い放送枠の優先度に対してペナルティを与える。
次に、ステップS234で、スケジューラ184が、リストL1に含まれるエージェント186に対応する契約の全てのAランク本数目標を達成したか否かを判定する。達成していない場合には、ステップS236へ移行し、達成した場合には、図14に示す作案処理に戻る。
ステップS236では、スケジューラ184が、Aランクの放送枠の在庫数が1以上か、すなわち空枠が存在するか否かを判定する。空枠が存在する場合には、処理はステップS226に戻り、スケジューラ184が、リストL1から次のエージェント186を指名する。空枠が存在しない場合には、図14に示す作案処理に戻る。
次に、図14のステップS240で、図16に示す第2の作案処理が実行される。
図16のステップS242で、スケジューラ184が、全契約に対応するエージェント186をリストL0から抽出し、リストL2に追加する。
次に、ステップS244〜S248で、図15に示す第1の作案処理のステップS224〜S228と同様に処理して、放送枠を取得する。
次に、ステップS250で、エージェント186が、取得した放送枠に応じて、該当の契約条件の目標値を減算する。具体的には、GRP及びTRPから、取得した放送枠の視聴率の予測値を減算する。
次に、ステップS252で、エージェント186が、取得した放送枠と日時情報が近い放送枠の優先度に対してペナルティを与える。
次に、ステップS254で、スケジューラ184が、リストL2に含まれるエージェント186に対応する契約の全てのGRP及びTRPの目標値を達成したか否かを判定する。達成していない場合には、ステップS256へ移行し、達成した場合には、図14に示す作案処理に戻る。
ステップS256では、スケジューラ184が、取得可能な放送枠の空枠が存在するか否かを判定する。空枠が存在する場合には、処理はステップS246に戻り、スケジューラ184が、リストL2から次のエージェント186を指名する。空枠が存在しない場合には、図14に示す作案処理に戻る。
次に、図14のステップS260で、図17に示す第3の作案処理が実行される。
図17のステップS262で、スケジューラ184が、各契約の契約条件を参照して、非Aランク本数の目標値が定められている契約に対応するエージェント186をリストL0から抽出し、リストL3に追加する。
次に、ステップS264〜S268で、図15に示す第1の作案処理のステップS224〜S228と同様に処理して、放送枠を取得する。
次に、ステップS270で、エージェント186が、取得した放送枠に応じて、該当の契約条件の目標値を減算する。具体的には、非Aランク本数を1減算し、GRP及びTRPから、取得した放送枠の視聴率の予測値を減算する。
次に、ステップS272で、エージェント186が、取得した放送枠と日時情報が近い放送枠の優先度に対してペナルティを与える。
次に、ステップS274で、スケジューラ184が、リストL3に含まれるエージェント186に対応する契約の全ての非Aランク本数目標を達成したか否かを判定する。達成していない場合には、ステップS276へ移行し、達成した場合には、図14に示す作案処理に戻る。
ステップS276では、スケジューラ184が、取得可能な放送枠の空枠が存在するか否かを判定する。空枠が存在する場合には、処理はステップS266に戻り、スケジューラ184が、リストL3から次のエージェント186を指名する。空枠が存在しない場合には、図14に示す作案処理に戻る。
次に、図14のステップS280で、作案部18が、所定の記憶領域に記憶された、枠IDと契約の識別情報とを作案データとして出力し、作案処理は終了する。
目標値の未達が生じている契約が存在する場合には、上記の作案処理を繰り返し実行する。また、上記の第1〜第3の作案処理に、嗜好値を達成するように放送枠を取得する第4の作案処理等を加えてもよい。なお、嗜好値は、契約毎に優先度リストを作成する際に、取得することにより嗜好値を満たすことになる放送枠の優先度を高くするなどして達成されるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理装置によれば、放送枠TBに含まれる、日時情報に対応付けられた複数の放送枠毎に視聴率の予測値を計算する。この計算は、過去視聴率TBに含まれる、放送枠TBの日時情報に対応する日時情報の過去の視聴率に基づいて行われる。そして、放送枠TBの放送枠に対応付けて、計算された視聴率の予測値を記憶した整形視聴率TBを作成する。更に、契約条件に含まれる禁止制約に基づいて、整形視聴率TBに記憶された予測値を変更する。このようにして作成された整形視聴率TBを用いることで、契約毎に異なる複雑な契約条件の禁止制約も加味した、統一した情報に基づいてCM作案を行うことができ、CM作案を効率化することができる。
また、契約期間内の複数の期間毎に異なる目標値が設定される期間比の禁止制約についても、目標値が異なる期間毎に契約を分割し、分割した期間毎に上記の整形視聴率TBを作成することで、上記と同様の効果を奏することができる。
また、上記のように統一した情報である整形視聴率TBを用いることで、契約毎の偏差スコア、その偏差スコアの分散等を計算し、これらの統計値を用いて、契約毎、及び全ての契約について、効率的な放送枠の取得を行うことができる。
なお、上記実施形態では、整形視聴率TBを用いて、図14〜図17に示すような統計値ベースの作案処理を行う場合について説明したが、これに限定されない。例えば、契約毎に作成した整形視聴率TBと、最適な作案データとを対応付けて、ディープニューラルネット等のモデルを学習しておき、作案時には、前処理で作成した作案対象の契約の整形視聴率TBをモデルに入力して作案データを出力するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、情報処理プログラムが記憶部に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。開示の技術に係るプログラムは、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリ等の記憶媒体に記憶された形態で提供することも可能である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
第1のテーブルに含まれる、日時情報に対応付けられた複数の第1の放送枠毎に、過去に放送された第2の放送枠毎の視聴率が記憶された第2のテーブルに含まれる、前記第1の放送枠に対応する前記第2の放送枠の視聴率に基づいて、前記第1の放送枠における視聴率の予測値を計算し、
計算した前記予測値を前記第1のテーブルに含まれる前記第1の放送枠に対応付けて記憶し、
前記第1の放送枠を取得する対象のコンテンツの放送に関する契約条件に含まれる前記対象のコンテンツの放送を禁止する条件に基づいて、前記第1のテーブルに記憶された前記予測値を変更する
ことを含む処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
(付記2)
前記対象のコンテンツの放送を禁止する条件に該当する前記第1の放送枠に対応付けて記憶された前記予測値を、前記第1の放送枠を取得不可であることを表す値に変更する付記1に記載の情報処理プログラム。
(付記3)
前記放送を禁止する条件は、放送の開始日時及び終了日時、前記開始日時から前記終了日時までの期間中で放送しない期間、指定の曜日及び時間帯、前記第1の放送枠に対応する放送番組の種別、及び前記開始日時から前記終了日時までの期間中において取得される前記第1の放送枠の目標値の比率の制限の少なくとも1つを含む付記1又は付記2に記載の情報処理プログラム。
(付記4)
前記開始日時から前記終了日時までの期間中において取得される前記第1の放送枠の目標値の比率が異なる期間毎に、前記第1のテーブルを作成し、
前記開始日時から前記終了日時までの期間中において、作成された前記第1のテーブルに対応する期間以外の期間に含まれる前記第1の放送枠の視聴率の予測値を、前記第1の放送枠を取得不可であることを表す値に変更する
付記3に記載の情報処理プログラム。
(付記5)
前記対象のコンテンツの契約条件において特定される日時情報に対応付けられた前記第2の放送枠毎の視聴率に基づいて、前記第1の放送枠における視聴率の予測値を計算する付記1〜付記4の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
(付記6)
前記第1の放送枠の時間帯を含む時間帯に対応する前記第2の放送枠の平均視聴率の加重平均、又は、前記第1の放送枠の日時に対応する前記第2の放送枠の特定の時点における視聴率を、前記第1の放送枠における視聴率の予測値として計算する付記5に記載の情報処理プログラム。
(付記7)
前記第1の放送枠毎に前記視聴率の予測値が対応付けて記憶された前記第1のテーブルを用いて、前記対象のコンテンツの契約条件で定められた視聴率の目標値を達成するように、前記第1の放送枠の空枠を取得することにより、前記対象のコンテンツの放送枠を作案することを更に含む処理を前記コンピュータに実行させるための付記1〜付記6の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
(付記8)
複数の前記対象のコンテンツの各々について、前記対象のコンテンツの放送枠を作案する際に、前記対象のコンテンツの契約条件毎に計算された前記第1の放送枠の視聴率の予測値の平均と、前記対象のコンテンツの各々の契約条件に基づいて計算された前記第1の放送枠の視聴率の予測値との偏差を、前記対象のコンテンツの各々の放送枠毎の偏差スコアとして計算し、前記放送枠毎の偏差スコアの分散が大きい前記対象のコンテンツから順に、前記第1の放送枠を取得する付記7に記載の情報処理プログラム。
(付記9)
前記第1の放送枠を取得する順番として指定された前記対象のコンテンツが前記第1の放送枠を取得する際、前記偏差スコアが高い前記第1の放送枠を優先的に取得する付記8に記載の情報処理プログラム。
(付記10)
同一の前記第1の放送枠について空枠が複数存在する場合、前記空枠毎に、前記偏差スコアに基づく優先度を設け、1回目に取得される可能性がある前記空枠の優先度に対し、2回目以降に取得される可能性がある前記空枠の優先度を低下させる付記8又は付記9に記載の情報処理プログラム。
(付記11)
複数の前記対象のコンテンツについて、前記第1の放送枠を取得する順番を決定する際、目標値を段階的に達成できるように決定する付記9に記載の情報処理プログラム。
(付記12)
第1のテーブルに含まれる、日時情報に対応付けられた複数の第1の放送枠毎に、過去に放送された第2の放送枠毎の視聴率が記憶された第2のテーブルに含まれる、前記第1の放送枠に対応する前記第2の放送枠の視聴率に基づいて、前記第1の放送枠における視聴率の予測値を計算する計算部と、
計算した前記予測値を前記第1のテーブルに含まれる前記第1の放送枠に対応付けて記憶する記憶制御部と、
前記第1の放送枠を取得する対象のコンテンツの放送に関する契約条件に含まれる前記対象のコンテンツの放送を禁止する条件に基づいて、前記第1のテーブルに記憶された前記予測値を変更する変更部と、
を含む情報処理装置。
(付記13)
前記変更部は、前記対象のコンテンツの放送を禁止する条件に該当する前記第1の放送枠に対応付けて記憶された前記予測値を、前記第1の放送枠を取得不可であることを表す値に変更する付記12に記載の情報処理装置。
(付記14)
前記放送を禁止する条件は、放送の開始日時及び終了日時、前記開始日時から前記終了日時までの期間中で放送しない期間、指定の曜日及び時間帯、前記第1の放送枠に対応する放送番組の種別、及び前記開始日時から前記終了日時までの期間中において取得される前記第1の放送枠の目標値の比率の制限の少なくとも1つを含む付記12又は付記13に記載の情報処理装置。
(付記15)
前記計算部は、前記開始日時から前記終了日時までの期間中において取得される前記第1の放送枠の目標値の比率が異なる期間毎に、前記第1のテーブルを作成し、
前記変更部は、前記開始日時から前記終了日時までの期間中において、作成された前記第1のテーブルに対応する期間以外の期間に含まれる前記第1の放送枠の視聴率の予測値を、前記第1の放送枠を取得不可であることを表す値に変更する
付記14に記載の情報処理装置。
(付記16)
前記計算部は、前記対象のコンテンツの契約条件において特定される日時情報に対応付けられた前記第2の放送枠毎の視聴率に基づいて、前記第1の放送枠における視聴率の予測値を計算する付記12〜付記15の何れか1項に記載の情報処理装置。
(付記17)
前記計算部は、前記第1の放送枠の時間帯を含む時間帯に対応する前記第2の放送枠の平均視聴率の加重平均、又は、前記第1の放送枠の日時に対応する前記第2の放送枠の特定の時点における視聴率を、前記第1の放送枠における視聴率の予測値として計算する付記16に記載の情報処理装置。
(付記18)
前記第1の放送枠毎に前記視聴率の予測値が対応付けて記憶された前記第1のテーブルを用いて、前記対象のコンテンツの契約条件で定められた視聴率の目標値を達成するように、前記第1の放送枠の空枠を取得することにより、前記対象のコンテンツの放送枠を作案する作案部を更に含む付記12〜付記17の何れか1項に記載の情報処理装置。
(付記19)
第1のテーブルに含まれる、日時情報に対応付けられた複数の第1の放送枠毎に、過去に放送された第2の放送枠毎の視聴率が記憶された第2のテーブルに含まれる、前記第1の放送枠に対応する前記第2の放送枠の視聴率に基づいて、前記第1の放送枠における視聴率の予測値を計算し、
計算した前記予測値を前記第1のテーブルに含まれる前記第1の放送枠に対応付けて記憶し、
前記第1の放送枠を取得する対象のコンテンツの放送に関する契約条件に含まれる前記対象のコンテンツの放送を禁止する条件に基づいて、前記第1のテーブルに記憶された前記予測値を変更する
ことを含む処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
(付記20)
第1のテーブルに含まれる、日時情報に対応付けられた複数の第1の放送枠毎に、過去に放送された第2の放送枠毎の視聴率が記憶された第2のテーブルに含まれる、前記第1の放送枠に対応する前記第2の放送枠の視聴率に基づいて、前記第1の放送枠における視聴率の予測値を計算し、
計算した前記予測値を前記第1のテーブルに含まれる前記第1の放送枠に対応付けて記憶し、
前記第1の放送枠を取得する対象のコンテンツの放送に関する契約条件に含まれる前記対象のコンテンツの放送を禁止する条件に基づいて、前記第1のテーブルに記憶された前記予測値を変更する
ことを含む処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラムを記憶した記憶媒体。
10 情報処理装置
12 計算部
14 記憶制御部
16 変更部
18 作案部
182 集計部
184 スケジューラ
186 エージェント
22 放送枠DB
24 過去視聴率DB
26 整形視聴率TB
40 コンピュータ
41 CPU
42 メモリ
43 記憶部
49 記憶媒体
50 情報処理プログラム

Claims (13)

  1. 第1のテーブルに含まれる、日時情報に対応付けられた複数の第1の放送枠毎に、過去に放送された第2の放送枠毎の視聴率が記憶された第2のテーブルに含まれる、前記第1の放送枠に対応する前記第2の放送枠の視聴率に基づいて、前記第1の放送枠における視聴率の予測値を計算し、
    計算した前記予測値を前記第1のテーブルに含まれる前記第1の放送枠に対応付けて記憶し、
    前記予測値を、前記第1の放送枠に対応付けられた対象のコンテンツの放送を禁止する条件に基づいて変更する
    ことを含む処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
  2. 前記対象のコンテンツの放送を禁止する条件に該当する前記第1の放送枠に対応付けて記憶された前記予測値を、前記第1の放送枠を取得不可であることを表す値に変更する請求項1に記載の情報処理プログラム。
  3. 前記放送を禁止する条件は、放送の開始日時及び終了日時、前記開始日時から前記終了日時までの期間中で放送しない期間、指定の曜日及び時間帯、前記第1の放送枠に対応する放送番組の種別、及び前記開始日時から前記終了日時までの期間中において取得される前記第1の放送枠の目標値の比率の制限の少なくとも1つを含む請求項1又は請求項2に記載の情報処理プログラム。
  4. 前記開始日時から前記終了日時までの期間中において取得される前記第1の放送枠の目標値の比率が異なる期間毎に、前記第1のテーブルを作成し、
    前記開始日時から前記終了日時までの期間中において、作成された前記第1のテーブルに対応する期間以外の期間に含まれる前記第1の放送枠の視聴率の予測値を、前記第1の放送枠を取得不可であることを表す値に変更する
    請求項3に記載の情報処理プログラム。
  5. 前記対象のコンテンツの契約条件において特定される日時情報に対応付けられた前記第2の放送枠毎の視聴率に基づいて、前記第1の放送枠における視聴率の予測値を計算する請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  6. 前記第1の放送枠の時間帯を含む時間帯に対応する前記第2の放送枠の平均視聴率の加重平均、又は、前記第1の放送枠の日時に対応する前記第2の放送枠の特定の時点における視聴率を、前記第1の放送枠における視聴率の予測値として計算する請求項5に記載の情報処理プログラム。
  7. 前記第1の放送枠毎に前記視聴率の予測値が対応付けて記憶された前記第1のテーブルを用いて、前記対象のコンテンツの契約条件で定められた視聴率の目標値を達成するように、前記第1の放送枠の空枠を取得することにより、前記対象のコンテンツの放送枠を作案することを更に含む処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  8. 複数の前記対象のコンテンツの各々について、前記対象のコンテンツの放送枠を作案する際に、前記対象のコンテンツの契約条件毎に計算された前記第1の放送枠の視聴率の予測値の平均と、前記対象のコンテンツの各々の契約条件に基づいて計算された前記第1の放送枠の視聴率の予測値との偏差を、前記対象のコンテンツの各々の放送枠毎の偏差スコアとして計算し、前記放送枠毎の偏差スコアの分散が大きい前記対象のコンテンツから順に、前記第1の放送枠を取得する請求項7に記載の情報処理プログラム。
  9. 前記第1の放送枠を取得する順番として指定された前記対象のコンテンツが前記第1の放送枠を取得する際、前記偏差スコアが高い前記第1の放送枠を優先的に取得する請求項8に記載の情報処理プログラム。
  10. 同一の前記第1の放送枠について空枠が複数存在する場合、前記空枠毎に、前記偏差スコアに基づく優先度を設け、1回目に取得される可能性がある前記空枠の優先度に対し、2回目以降に取得される可能性がある前記空枠の優先度を低下させる請求項8又は請求項9に記載の情報処理プログラム。
  11. 複数の前記対象のコンテンツについて、前記第1の放送枠を取得する順番を決定する際、目標値を段階的に達成できるように決定する請求項9に記載の情報処理プログラム。
  12. 第1のテーブルに含まれる、日時情報に対応付けられた複数の第1の放送枠毎に、過去に放送された第2の放送枠毎の視聴率が記憶された第2のテーブルに含まれる、前記第1の放送枠に対応する前記第2の放送枠の視聴率に基づいて、前記第1の放送枠における視聴率の予測値を計算する計算部と、
    計算した前記予測値を前記第1のテーブルに含まれる前記第1の放送枠に対応付けて記憶する記憶制御部と、
    前記予測値を、前記第1の放送枠に対応付けられた対象のコンテンツの放送を禁止する条件に基づいて、変更する変更部と、
    を含む情報処理装置。
  13. 第1のテーブルに含まれる、日時情報に対応付けられた複数の第1の放送枠毎に、過去に放送された第2の放送枠毎の視聴率が記憶された第2のテーブルに含まれる、前記第1の放送枠に対応する前記第2の放送枠の視聴率に基づいて、前記第1の放送枠における視聴率の予測値を計算し、
    計算した前記予測値を前記第1のテーブルに含まれる前記第1の放送枠に対応付けて記憶し、
    前記予測値を、前記第1の放送枠に対応付けられた対象のコンテンツの放送を禁止する条件に基づいて、変更する
    ことを含む処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
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