JP2021124787A - 情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツに含まれる1以上の入力項目のそれぞれに対するソフトウェアキーボードを用いた文字入力の利便性を向上させることができる情報処理装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】1以上の入力項目と、1以上の入力項目のそれぞれに対応する補助情報を含むコンテンツを表示部に表示させ、1以上の入力項目のうち、操作部を介した入力に基づいて選択された入力項目を示す情報、入力項目に入力される文字を編集するためのソフトウェアキーボード501及びソフトウェアキーボード501によって編集される文字情報を表示する文字表示エリア502を有する操作画面を、表示部に表示させる装置であって、文字表示エリア502に対して、ソフトウェアキーボード501を用いた文字入力がない状態において、文字表示エリア502には、選択された入力項目に対応する補助情報が表示される。
【選択図】図4

Description

本発明は、ソフトウェアキーボードを利用した文字入力を受け付ける技術に関する。
近年、様々なデバイス機器が、表示部および操作部を備え、表示しているコンテンツに対する文字入力を受け付けることが可能である。操作部としてハードウェアとしてのキーボードを持たないデバイス上において、文字入力がなされる場合は、ソフトウェアキーボードが起動される。その際、画面の小さいデバイスでは、各キーの視認性を高めるため、入力した文字を表示する文字表示エリアを含むソフトウェアキーボードが、画面全体に表示されることがある。ソフトウェアキーボードが全画面で表示される場合、元のコンテンツの視認性が低下する。
特許文献1には、全画面表示されるソフトウェアキーボード上に、アプリケーション毎に入力を補助するための文字情報を表示するため、アプリケーションと表示する文字の対応情報を管理するテーブルを保持することが開示されている。
特許第6308397号公報
従来技術では、ソフトウェアキーボード上に入力を補助する情報を表示させるために、予めアプリケーションと文字を定義しておく。しかしながら、WEBブラウザのようなアプリケーションでは、多種の入力項目を含む様々なWEBコンテンツを表示する可能性があり、その全てについて、ソフトウェアキーボードに表示させるためにテーブルを予め準備しておくことは困難な場合がある。
本発明は、上記課題を解決する為になされたものであり、コンテンツに含まれる1以上の入力項目のそれぞれに対するソフトウェアキーボードを用いた文字入力の利便性を向上させることを目的とする。
本発明は、情報処理装置であって、操作部を介した入力を取得する取得手段と、1以上の入力項目と、前記1以上の入力項目のそれぞれに対応する補助情報を含むコンテンツを、表示部に表示させ、かつ、前記1以上の入力項目のうち、前記取得手段によって取得された入力に基づいて選択された場合に、前記選択された入力項目を示す情報、前記入力項目に入力される文字情報を編集するためのソフトウェアキーボード、及び前記ソフトウェアキーボードによって編集される文字情報を表示する文字表示エリアを有する操作画面を、前記表示部に表示させる表示制御手段を備え、前記文字表示エリアに対して、前記ソフトウェアキーボードを用いた文字入力がない状態において、前記文字表示エリアには、前記選択された入力項目に対応する補助情報が表示される。
本発明によれば、コンテンツに含まれる1以上の入力項目のそれぞれに対するソフトウェアキーボードを用いた文字入力の利便性が向上する。
本発明の一実施形態における情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における具体的なデータ構成を示す図である。 本発明の一実施形態における具体的なデータ構成を示す図である。 本発明の一実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における具体的なデータ構成を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施形態に記載する構成は代表例であり、本発明の範囲はそれらの具体的構成に必ずしも限定されない。
<第1の実施形態>
第1の実施形態として、情報処理装置にアプリケーションとして備えられたWebブラウザにより、1以上の入力項目を含むWebコンテンツを表示し、各入力項目への文字入力をソフトウェアキーボードにより受け付ける場合の例を説明する。なお、Webコンテンツは、HTMLやJavaScript(登録商標)言語で記述されるHTML文書である。
図1(a)は、本実施形態における情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。装置101は本発明を実施する情報処理装置であり、主な構成要素として、装置全体の制御を司るコントローラ部102、タッチパネルディスプレイ103、ハードディスク104、インターフェース装置108を備えている。コントローラ部102は、CPU105、ROM106、RAM107等を備える。
CPU105は、装置101における各処理部の処理を実行する。ROM106には、CPU105が実行する各種プログラムや、プログラムが必要とするデータ等が記憶されている。また、一部のプログラムやデータは、外部記憶装置であるハードディスク104にあらかじめ格納しておき、RAM107に読み出して実行する。本発明におけるフォームへの入力機能の処理を制御するプログラムは、ROM106やハードディスク104に保存され、CPU105にて処理が実行される。RAM107は装置101における各処理部の作業領域であり、プログラム実行中に使用するデータを一時的に記憶する。
タッチパネルディスプレイ103は、本実施形態において表示部と操作部を兼ねたデバイスであり、表示領域に各種画像情報を表示するとともに、ユーザが行うタッチによる入力を受け付ける。本実施形態の場合、タッチパネルディスプレイ103には、Webコンテンツを取得し表示するアプリケーションであるWebブラウザの実行画面が表示される。また、GUI(Graphical User Interface)として、ユーザからの入力操作に反応するフォーム入力部品やボタン、文字入力に必要なソフトウェアキーボードなどのUI操作項目が表示される。タッチパネルディスプレイ103は、表示領域に対応付けて設置されたタッチセンサを備える。ユーザの指などによってタッチされると、タッチセンサで検出された信号はROM106に格納された タッチセンサ用のプログラムにより処理され、タッチした位置がタッチパネルディスプレイ103上の座標として算出される。算出された座標と、GUIを表示するプログラムによりタッチパネルディスプレイ103に表示されるGUIを構成するUI操作項目の座標により、タッチされたUI操作項目と操作内容が取得される。
なおタッチの検出方式は、抵抗膜方式、静電容量方式、赤外線方式、超音波方式、音響波方式、振動検出方式等の各種タッチパネルが利用できる。本実施形態では、タッチ位置は1点の座標点として検出するものとするが、これに限らない。例えば操作面をアレイ状のタッチエリアに区分し、いずれのエリアにおいてタッチが検出されているかを示すエリアの識別情報を、タッチ位置として扱うこともできる。
例えば、ユーザがタッチパネルディスプレイ103に表示されたフォーム入力部品を1回タッチした場合、そのフォーム入力部品を特定し、1回タッチされたという操作内容が取得される。そして、フォーム入力部品がタッチされると、部品にフォーカスがあたり、ソフトウェアキーボードが起動し表示され、文字の入力が可能となるなど、そのフォーム入力部品に対する操作内容に対して割り付けられた処理が実行される。
インターフェース装置108は、装置101をネットワークなどに接続するインターフェースである。図1(b)に示すように、装置101は、インターフェース装置108を介すことで、ネットワーク201を通じて、他の情報処理装置やサーバ202と接続しデータの送受信を行うことができる。ただし、Webブラウザによって表示可能なWebコンテンツは、ネットワーク201を介して取得したものに限らず、例えばローカルな環境に記憶されたものであっても構わない。
次に図2に示すフローチャートを参照して、装置101が実行する本実施形態の全体の処理の流れについて説明する。なお、以降で説明する各フローチャートの処理は、CPU105が、ROM106に格納されたプログラムを、RAM107に記憶して実行することにより実現される。以下、フローチャートの各工程(ステップ)は、それら符号の先頭にはSを付与して説明することとする。
本実施形態では、Webブラウザが起動され、所定の、あるいは任意のWebコンテンツが取得され、表示されたことに応じて、S301の処理が開始される。S301では、取得手段として機能するCPU105が、操作部を介して入力されたWebコンテンツを表示しているWebブラウザへのタッチ入力を取得する。S302では、CPU105が、取得されたタッチ入力は、ソフトウェアキーボードを起動する必要があるWebコンテンツの部品への操作であったかか判定する。ソフトウェアキーボードを起動する場合(S302でYES)には、S303に進む。ソフトウェアキーボードを起動しない場合(S302でNO)は、S301に戻る。
S303では、Webコンテンツの解析手段として機能するCPU105が、ソフトウェアキーボードの表示エリアへの入力項目を示す補助情報が、Webコンテンツに含まれるか否か解析する。補助情報が含まれる場合(S303でYES)にはS304に進む。補助情報が含まれない場合(S303でNO)にはS305に進む。S304では、CPU105が、S303で解析により得られた補助情報を、文字表示エリアに表示させる文字情報として設定し、その情報をRAM107等に保持する。
S305では、CPU105が、ソフトウェアキーボードを起動する。本実施形態の場合、表示制御手段として機能するCPU105により、ソフトウェアキーボードの各種キーとともに、文字表示エリアが表示される。そしてS305において表示される文字表示エリアには、S303において保持された補助情報を示す文字情報が表示される。なお、本実施形態では、文字表示エリアは、ソフトウェアキーボードの一部としてデザインされているものとする。ただし、それぞれが別のオブジェクトとして構成されてもよい。いずれの場合も、S305では、ソフトウェアキーボードと文字表示エリアを含む操作画面が表示されると言うことができる。
S306では、CPU105が、ソフトウェアキーボードに対する操作を取得する。S307では、CPU105が、S306で取得した操作が、ソフトウェアキーボードに対しての文字入力の操作か否か判定し、文字入力操作の場合(S307でYES)にはS308に進む。文字入力操作でない場合(S307でNO)には、S311に進む。
S308では、CPU105が、文字表示エリアに、補助情報が表示されているか否か判定し、表示されている場合(S308でYES)には、S309に進む。表示されていない場合(S308でNO)には、S310に進む。S309では、CPU105が、文字表示エリアに表示されている補助情報を削除する。S310では、CPU105が、S307で入力された文字を、文字表示エリアに表示する。すなわち、ソフトウェアキーボードによる文字入力が受け付けられることで、文字表示エリアでは、補助情報に置き換えて、入力された文字が表示される。
S311では、CPU105が、ソフトウェアキーボードによって入力された文字を確定して終了する終了操作が行われたか否か判定する。終了操作が行われた場合(S311でYES)には、S312に進む。このとき、入力項目に対して入力された文字を制御する制御手段として機能するCPU105が、文字表示エリアの情報を、選択されている入力項目に対して入力された文字情報として確定し、RAM107等に保持する。終了操作が行われていない場合(S311でNO)には、S306に戻る。S312において、CPU105は、Webブラウザ上の、入力項目を示すオブジェクトに対して、入力が確定した文字情報を反映する。例えば入力項目が、テキストフォームのオブジェクトであれば、フォーム内に文字情報を表示させる。
次に、図3及び図4を使用して、図2のフローチャートの流れにおいて処理されるコンテンツ、及び表示される画面情報の具体例を説明する。図3及び図4では、装置101として複合機を例に挙げ、複合機の操作パネルのディスプレイ上に、図2に示した本実施形態全体の処理の流れで扱うWebコンテンツ401が表示される例を説明する。
図3は、本実施形態で表示されるコンテンツの具体例である。複合機の操作パネル402上のディスプレイ403上に、Webブラウザ404が表示され、Webブラウザ404上にWebコンテンツ401のレンダリング結果が表示される。Webコンテンツ401には、ソフトウェアキーボードを起動する必要がある部品の例として、<textarea>要素405が記述されている。さらに<textarea>要素405の親要素として<form>親要素406が記述されている。この場合、S303において、例えば、文字入力対象である<textarea>要素405の親要素である<form>親要素406内に、DOM(Document Object Model)のTEXTNODEが含まれているか解析する。TEXTNODEは、HTML文書での要素や属性以外の文字データに相当するものである。Webコンテンツ401においては、TEXTNODEとして文字データ「ニックネームを入力してください」が該当する。この文字データが補助情報407となる。つまり、ソフトウェアキーボードを起動する必要がある部品を示す要素の外側にある情報を補助情報として扱うことになる。本実施形態では、特に、入力項目を表す<textarea>要素に対して入力されるべき文字の内容を指示する文字列が補助情報となる。
次に図4は、本実施形態において表示される操作画面の例を示す。Webコンテンツ401を表示するディスプレイ403において、文字入力対象である<textarea>要素405に対するタッチ入力が取得されると、ディスプレイ403上に、文字表示エリアを伴うソフトウェアキーボード501が全画面で起動する。
本実施形態の場合、ソフトウェアキーボード501は、文字表示エリア502、文字入力操作ボタン群503(文字キーは一般的なQWERTY配列であればよいが、ここでは細かい図示を省略する)を含む。ユーザは、文字入力操作ボタン群503を操作することで、文字表示エリア502に文字を入力することができる。また、文字入力操作ボタン群503は、文字表示エリア502の文字入力位置を左右にカーソル移動をさせたり、上下にスクロール移動をさせたりするボタン、入力文字を削除するバックスペースなど、文字表示エリア502の表示を制御するボタン群504を含む。また、文字表示エリア502に表示されている文字データを、Webコンテンツに反映させ、ソフトウェアキーボードを閉じて終了するOKボタン505を含む。また、文字表示エリア502に表示されている文字データを、Webコンテンツに反映させることなく、キャンセルしてソフトウェアキーボードを閉じて終了するキャンセルボタン506を含む。なお、図4では、各部品が全てソフトウェアキーボード501内にデザインされた例を示したが、これらのうち少なくとも一部がソフトウェアキーボード501とは分離されていても構わない。その場合でも、全体として一つの操作画面を構成するといえる。
本実施形態では、補助情報407を示す文字列を、文字表示エリアに表示する。図4の場合は、補助情報407を示す「ニックネームを入力してください」が、文字表示エリア502において、文字列507のように表示されている。形式的には、入力フォームに対して、キーボードを利用して文字列507が入力されているのと同等の状態である。そして、文字表示エリア502に対して、ユーザが任意の文字の入力を行った場合は、文字列507を文字表示エリア502の表示から削除し、入力された文字を表示する。
以上説明したように、本実施形態では、コンテンツ内の入力項目に文字入力する目的で起動したソフトウェアキーボードが全画面で表示されるなど、元のコンテンツを隠す場合においても、入力を補助する情報が文字表示エリアに表示される。そのため、例えユーザが、入力項目に入力すべき内容を忘れるようなことがあっても、ソフトウェアキーボードを一旦終了して再度確認する必要がなく、補助情報を頼りに入力することが可能となる。
なお、本実施形態においては、ソフトウェアキーボードを起動する必要がある部品の例として<textarea>要素405を取り上げたが、これに限定されるものではない。例えば、<input type =“text”>要素や、要素の編集が可能となるcontentEditable属性が付与されている要素といったものもある。
また、補助情報として、文字入力対象である<textarea>要素405の親要素である<form>親要素406内に、DOMのTEXTNODEが含まれているか解析する例を挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、<form>親要素(開始)から</form>親要素(終了)のタグ自体を含めたものを補助情報としても良い。その場合は、文字表示エリアに、<form>親要素自体も表示される。あるいは、文字入力対象の要素の直前、あるいは左右に存在するDOMのTEXTNODEを補助情報として判定しても良い。
また、本実施形態では、コンテンツ内の入力項目(文字入力対象の要素)には、当初文字データが入力されていない場合を例に説明した。ここで、既に入力済みの文字データが保持されている状態でソフトウェアキーボードを起動した場合は、文字表示エリアに、既存の文字データを優先して表示してもよい。例えば、ユーザが既に入力した内容を編集するために、入力項目をタッチするような場合である。その場合、装置101は、既存の文字データを自動では消さず、ソフトウェアキーボードを用いた操作により追記または削除などの編集を受け付ける。または、ソフトウェアキーボードで文字表示エリアの補助情報を確認後、文字を入力している途中で再度補助情報を確認したい場合に備え、ソフトウェアキーボード上の操作で、補助情報と実際の入力文字を切り替えて表示できるようにしてもよい。さらには、補助情報の文字数が多く文字表示エリアに一度に表示しきれない場合は文字表示エリア502の表示を制御するボタン群504の、例えばスクロールボタンが押されても補助情報を消さずスクロールするようにしてもよい。文字表示エリアに表示される補助情報の文字と、実際に入力したときの文字を識別できるように異なる色にして表示させることで、補助情報を一旦消さないようにすることもできる。その場合は、動作を切り替えられるようにしてもよい。
<変形例>
第1の実施形態の変形例として、ソフトウェアキーボードの起動後、文字表示エリアに補助情報が表示された状態で、ユーザが新たに文字を入力することなく、入力を確定しようとした場合、Webコンテンツに反映されてしまうのを防ぐ例を説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態の処理と重複する内容の説明は適宜省略する。
図5は、変形例において装置101が実行する処理の流れを示したフローチャートである。なお、図5は、図2のフローチャートに置き換えて実行される処理であり、図2と処理が重複する工程には同じ番号を付し、詳細な説明を省略する。図5では、S304の処理の後と、S309の処理の後の流れが、図2のフローチャートと異なる。
S601では、CPU105が、続くS305で表示させる操作画面(ソフトウェアキーボード)において、文字入力を確定して終了する操作を受け付けるための操作部品を無効化するため処理を行う。そして、S305では、表示制御手段として機能するCPU105により、S601の処理を反映した状態で、ソフトウェアキーボードと文字表示エリアを含む操作画面が表示される。S306〜S308までの処理は、第1の実施形態と同様に実行される。
そして、変形例では、S309において、補助情報が文字表示エリアから削除された後、S602に進む。S602では、CPU105が、操作画面(ソフトウェアキーボード)において、文字入力を確定して終了する操作を受け付けるための操作部品を無効化する処理を行う。そして、処理はS310に進む。
以上の処理による結果、変形例では、ソフトウェアキーボードの起動時に、文字表示エリアに補助情報が表示されている場合、ユーザが文字入力をしないままであれば、ソフトウェアキーボードの入力を確定して終了する操作が受け付けられない。その為、ユーザに対する指示等を示す補助情報が、編集されずにWebコンテンツに反映されてしまうのを防ぐことになる。
ここで図6を使用して、図5に示した本実施形態全体の処理の流れの具体的な処理によって表示されるコンテンツ及び操作画面の具体例を示す。図6の図面において、図4に示したのと同じ要素には同じ番号を付し、詳細な説明は省略する。図6では、文字表示エリア502に、文字列507に示すように補助情報407が設定されている状態では、ボタン701に示すように、ソフトウェアキーボードの入力を確定して終了する操作ボタンが無効化された状態で表示される。その後、例えば、文字入力キー群にあるキー702が押された場合、文字表示エリア502において文字列507に置き換えて、キー702に応じた文字「Q」を示す文字703が表示される。また同時に、ボタン704に示すように、ソフトウェアキーボードの入力を確定して終了する操作ボタンが有効化された状態で表示される。
以上説明した変形例によれば、ソフトウェアキーボードの起動時に、文字表示エリアに補助情報が表示された状態で、ユーザが新たに文字を入力することなく、入力を確定しようとした場合でも、補助情報がそのままWebコンテンツに反映されることはない。また、操作画面において操作ボタンを無効化された状態と有効化された状態に切り替えて表示することで、ユーザに文字の文字入力を確定できるか否かをわかりやすく明示することが可能である。ユーザは、文字入力を中止したい場合には、
なお、別の変形例をとして、図2のフローチャートにおいて、S312の処理を実行する前に、補助情報が編集されることなく表示されたままかを判定してもよい。この場合、補助情報が編集されることなく表示されたままであれば、補助情報を文字表示エリアから削除してから、S312に進むことで、補助情報が誤ってWebコンテンツに反映されることを防ぐことができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 情報処理装置
102 コントローラ部
103 タッチパネルディスプレイ
104 ハードディスク
105 CPU
106 ROM
107 RAM
108 インターフェース装置

Claims (17)

  1. 操作部を介した入力を取得する取得手段と、
    1以上の入力項目と、前記1以上の入力項目のそれぞれに対応する補助情報を含むコンテンツを、表示部に表示させ、かつ、
    前記1以上の入力項目のうち、前記取得手段に取得される入力に基づいて選択された入力項目を示す情報、前記入力項目に入力される文字情報を編集するためのソフトウェアキーボード、及び前記ソフトウェアキーボードによって編集される文字情報を表示する文字表示エリアを有する操作画面を、前記表示部に表示させる表示制御手段を備え、
    前記文字表示エリアに対して、前記ソフトウェアキーボードを用いた文字入力がない状態において、前記文字表示エリアには、前記選択された入力項目に対応する補助情報が表示されることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記コンテンツに表示される前記1以上の入力項目のうち、いずれかの入力項目が前記取得手段によって取得された入力によって選択されたことに応じて、前記操作画面を、前記コンテンツに表示された前記補助情報を隠すように表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記コンテンツに表示される前記1以上の入力項目のうち、いずれかの入力項目が前記取得手段によって取得された入力によって選択されたことに応じて、前記操作画面を、前記表示部が備える表示領域に全画面表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記コンテンツにおいて、前記1以上の入力項目を表すオブジェクトの外側に、各入力項目に対応する補助情報を示す文字データが表示されることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 前記補助情報とは、対応する入力項目に入力されるべき情報を指示する文字列であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記コンテンツおよび前記操作画面のそれぞれは、Webブラウザに表示されるWebコンテンツであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記Webコンテンツは、HTMLやJavaScript言語で記述されるHTML文書であることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記入力項目は、前記Webコンテンツのうち、前記ソフトウェアキーボードを用いた文字入力を受け付け可能なHTML文書の要素あるいは属性によって記述され、
    前記補助情報とは、前記文字入力を受け付け可能なHTML文書の要素あるいは属性の外側に記載される文字データであることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記入力項目は、HTML文書において<textarea>要素によって記述され、前記補助情報は、<textarea>要素の親要素に含まれるTEXTNODEとして記述されることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記操作部とは、前記表示部の表示領域に対応付けて設置されたタッチセンサであって、
    前記取得手段により、前記タッチセンサを介して、前記1以上の入力項目のうち、いずれかの入力項目に対するタッチ入力が取得された場合、前記ソフトウェアキーボードが起動されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記文字表示エリアに、前記選択された入力項目に対応する補助情報が表示されている状態において、前記取得手段により、前記ソフトウェアキーボードを介して文字を入力する入力が取得された場合、
    前記表示制御手段により、前記文字表示エリアにおいて、前記補助情報に置き換えて、入力された文字が表示されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記表示制御手段は、
    前記文字表示エリアに、前記選択された入力項目に対応する補助情報が表示されている場合、前記操作画面において、前記入力項目に対する文字入力を確定する操作を受け付ける操作部品を無効化された状態で表示させ、前記文字表示エリアにおいて、前記補助情報に置き換えて前記入力された文字が表示されている場合、前記操作部品を有効化された状態で表示することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記文字表示エリアに対して入力された文字を、前記選択された入力項目に設定する文字列として確定する制御手段を更に備え、
    前記制御手段は、
    前記文字表示エリアに、前記選択された入力項目に対応する補助情報が表示されている状態において、前記ソフトウェアキーボードを用いた文字入力がないまま、前記ソフトウェアキーボードが終了された場合、前記補助情報は、前記文字表示エリアに対する文字入力として確定しないことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記制御手段は、前記操作画面において、前記操作部品に対する入力が前記取得手段に取得された場合に、前記文字表示エリアに表示されている文字を、前記選択された入力項目に設定する文字列として確定することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  15. 情報処理装置の制御方法であって、
    取得手段により、操作部を介した入力を取得する工程と、
    表示制御手段により、1以上の入力項目と、前記1以上の入力項目のそれぞれに対応する補助情報を含むコンテンツを、表示部に表示させる工程と、
    前記表示制御手段により、前記1以上の入力項目のうち、前記取得手段に取得される入力に基づいて選択された入力項目を示す情報、前記入力項目に入力される文字を編集するためのソフトウェアキーボード、及び前記ソフトウェアキーボードによって編集される文字情報を表示する文字表示エリアを有する操作画面を、前記表示部に表示させる工程を有し、
    前記文字表示エリアに対して、前記ソフトウェアキーボードを用いた文字入力がない状態において、前記文字表示エリアには、前記選択された入力項目に対応する補助情報が表示されることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  16. コンピュータに読み込ませ実行させることで、前記コンピュータを、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるプログラム。
  17. 請求項16に記載されたプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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