JP2021124356A - ガスメータの交換作業支援装置、ガスメータの交換作業支援方法及びプログラム - Google Patents

ガスメータの交換作業支援装置、ガスメータの交換作業支援方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021124356A
JP2021124356A JP2020017297A JP2020017297A JP2021124356A JP 2021124356 A JP2021124356 A JP 2021124356A JP 2020017297 A JP2020017297 A JP 2020017297A JP 2020017297 A JP2020017297 A JP 2020017297A JP 2021124356 A JP2021124356 A JP 2021124356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas meter
replacement work
image information
difference
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020017297A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6683901B1 (ja
Inventor
一弘 金澤
Kazuhiro Kanazawa
一弘 金澤
保城 五味
Yasushiro Gomi
保城 五味
一 小島
Hajime Kojima
一 小島
俊介 ▲高▼木
俊介 ▲高▼木
Shunsuke Takagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP2020017297A priority Critical patent/JP6683901B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6683901B1 publication Critical patent/JP6683901B1/ja
Publication of JP2021124356A publication Critical patent/JP2021124356A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Details Of Flowmeters (AREA)

Abstract

【課題】交換工事後のガスメータ及びその付帯設備の態様を予め定められた基準態様と一致させることを目的とする。
【解決手段】ガスメータの交換作業支援装置の一例であるコンピュータ10は、ガスメータの交換工事の後のガスメータ及びその付帯設備について予め定められた基準態様を表す基準態様情報を取得する基準態様情報取得部22と、交換工事の後に、ガスメータ及びその付帯設備を撮像して得られた画像情報を取得する画像情報取得部24と、画像情報及び基準態様情報に基づいて、交換工事の後におけるガスメータ及びその付帯設備の態様と基準態様との相違点の有無を判定する相違点判定部26と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガスメータの交換作業支援装置、ガスメータの交換作業支援方法及びプログラムに関する。
例えば都市ガスやLPガスは、ガス配管及びガスメータを介して顧客に供給される。ガスメータについては、計量法により、検定有効期限が定められており、一定期間毎の交換が義務付けられている(例えば、特許文献1参照)。
ガスメータを交換した交換工事の後の点検項目には、例えば、ガス配管の傾きや歪み、ガスメータの傾き、ガスパッキンの挿入忘れ及びガスメータの使用開始時の指針値等を含む複数の項目がある。交換工事の後のガスメータは、それらの点検項目が予め定められた点検基準を満たしている必要がある。
すなわち、交換工事の後のガスメータは、例えば、ガス配管の傾きや歪み、ガスメータの傾き及びガスパッキンの挿入忘れが生じておらず、かつ、ガスメータの使用開始時の指針値が記録されている必要がある。
特開2011−202926号公報
しかしながら、通常、一人の作業員がガスメータの交換作業を行うため、他人が交換作業のチェックを行うダブルチェック機能が働かない。このため、作業員が誤った手順で交換作業を行う虞がある。作業員が誤った手順で交換作業を行った場合には、交換工事後のガスメータ及びその付帯設備の態様が、点検基準が示す態様(以降、基準態様と称する)と異なることが想定される。したがって、交換工事後のガスメータ及びその付帯設備の態様を予め定められた基準態様と一致させることが求められる。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであって、交換工事後のガスメータ及びその付帯設備の態様を予め定められた基準態様と一致させることを目的とする。
本発明の第一態様は、ガスメータの交換工事の後の前記ガスメータ及びその付帯設備について予め定められた基準態様を表す基準態様情報を取得する基準態様情報取得部と、前記交換工事の後に、前記ガスメータ及び前記付帯設備を撮像して得られた画像情報を取得する画像情報取得部と、前記画像情報及び前記基準態様情報に基づいて、前記交換工事の後における前記ガスメータ及び前記付帯設備の態様と前記基準態様との相違点の有無を判定する相違点判定部と、を備えるガスメータの交換作業支援装置である。
本発明の第二態様は、ガスメータの交換工事の後の前記ガスメータ及びその付帯設備について予め定められた基準態様を表す基準態様情報を取得する基準態様情報取得ステップと、前記交換工事の後に、前記ガスメータ及び前記付帯設備を撮像して得られた画像情報を取得する画像情報取得ステップと、前記画像情報及び前記基準態様情報に基づいて、前記交換工事の後における前記ガスメータ及び前記付帯設備の態様と前記基準態様との相違点の有無を判定する相違点判定ステップと、を備えるガスメータの交換作業支援方法である。
本発明の第三態様は、ガスメータの交換工事の後の前記ガスメータ及びその付帯設備について予め定められた基準態様を表す基準態様情報を取得する基準態様情報取得ステップと、前記交換工事の後に、前記ガスメータ及び前記付帯設備を撮像して得られた画像情報を取得する画像情報取得ステップと、前記画像情報及び前記基準態様情報に基づいて、前記交換工事の後における前記ガスメータ及び前記付帯設備の態様と前記基準態様との相違点の有無を判定する相違点判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、交換工事の後におけるガスメータ及びその付帯設備の態様と基準態様との相違点が有ると判定された場合には、相違点が無いと判定された判定結果が得られるまで修正作業を行うことにより、交換工事後のガスメータ及びその付帯設備の態様を予め定められた基準態様と一致させることができる。
ガスメータの交換作業支援システムの一例を示す図である。 図1のガスメータの交換作業支援システムの構成を示すブロック図である。 図2のコンピュータの動作の流れを示すフローチャートである。 ガイド画像の一例を示す図である。 比較画像の一例を示す図である。 工事後画像の一例を示す図である。 ガスメータの交換作業支援システムの変形例の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、ガスメータの交換作業支援システム1の一例を示す図である。図1に示されるように、このガスメータの交換作業支援システム1は、携帯端末40と、管理サーバ50とを備える。
携帯端末40は、例えば、スマートホン又はタブレット等である。本実施形態では、スマートホンを携帯端末40の一例とする。管理サーバ50は、例えばインターネット等のネットワーク2を介して携帯端末40と通信可能に接続される。
図1に示される作業員60は、ガスメータ72を交換する交換工事を担当する担当者である。図1では、作業員60が携帯端末40の撮像機能を用いてガスメータ72及びその付帯設備74を撮像している状態が示されている。付帯設備74は、例えば、ガスメータ72に接続されたガス配管等である。
ところで、ガスメータ72を交換した交換工事の後の点検項目には、例えば、ガス配管の傾きや歪み、ガスメータ72の傾き、ガスパッキンの挿入忘れ及びガスメータ72の使用開始時の指針値等を含む複数の項目がある。交換工事の後のガスメータ72は、それらの点検項目が予め定められた点検基準を満たしている必要がある。
すなわち、交換工事の後のガスメータ72は、例えば、ガス配管の傾きや歪み、ガスメータ72の傾き及びガスパッキンの挿入忘れが生じておらず、かつ、ガスメータ72の使用開始時の指針値が記録されている必要がある。
しかしながら、通常、一人の作業員60がガスメータ72の交換作業を行うため、他人が交換作業のチェックを行うダブルチェック機能が働かない。このため、作業員60が誤った手順で交換作業を行う虞がある。作業員60が誤った手順で交換作業を行った場合には、交換工事後のガスメータ72及びその付帯設備74の態様が、点検基準が示す態様(以降、基準態様と称する)と異なることが想定される。したがって、交換工事後のガスメータ72及びその付帯設備74の態様を予め定められた基準態様と一致させることが求められる。
図1に示されるガスメータの交換作業支援システム1は、交換工事後のガスメータ72及びその付帯設備74の態様を予め定められた基準態様と一致させることを目的として構築されたものである。
図2は、図1のガスメータの交換作業支援システム1の構成を示すブロック図である。携帯端末40は、カメラ42を含む撮像機能と、表示器44を含む画像表示機能とを有する。管理サーバ50は、コンピュータ10と、データベース52とを有する。データベース52は、「記憶部」の一例である。
コンピュータ10は、「ガスメータの交換作業支援装置」の一例である。このコンピュータ10は、ハードウェアとして、プロセッサ12及びメモリ14を備える。プロセッサ12は、CPU(Central Processing Unit)等を有する。メモリ14は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びストレージ等を有する。
ROMは、各種プログラム及び各種データを格納する。RAMは、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージは、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム及び各種データを格納する。ROM又はストレージには、ガスメータの交換作業支援用のプログラム16が格納されている。プロセッサ12は、プログラム16を読み出し、RAMを作業領域としてプログラム16を実行する。
データベース52には、ガスメータ72の機種、号数及び社番毎に、ガスメータ72及びその付帯設備74について予め定められた基準態様を表す基準態様情報が記憶されている。このデータベース52に記憶されている基準態様情報には、例えば、傾きや歪みのないガス配管の正常な設置状態、傾きのないガスメータの正常な設置状態及びガスパッキンの正常な挿入状態の基準態様画像を表す基準態様画像情報が含まれる。
また、コンピュータ10は、機能的な構成として、メータ情報取得部20、基準態様情報取得部22、画像情報取得部24、相違点判定部26、判定情報生成部28、ガイド画像情報生成部30、比較画像情報生成部32、指示情報生成部34、画像情報記憶実行部36及び生成情報出力部38等の機能部を備える。
これらの機能部は、プロセッサ12がプログラム16を実行することにより実現される。これらの機能部が有する機能の詳細については、後述するコンピュータ10の動作と併せて説明する。
次に、コンピュータ10の動作、すなわち本実施形態に係るガスメータの交換作業支援方法について説明する。
本実施形態に係るガスメータの交換作業支援方法は、上述のコンピュータ10を用いて実行される。この本実施形態に係るガスメータの交換作業支援方法は、図1に示されるように、交換工事後のガスメータ72及びその付帯設備74の態様を予め定められた基準態様と一致させることができるようにガスメータ72の交換作業を支援する方法である。
図3は、図2のコンピュータ10の動作の流れを示すフローチャートである。図3には、コンピュータ10の動作の流れを示すステップS1〜ステップS12が示されている。
例えば、顧客のガスメータ72を交換する必要が生じた場合には、サービス会社の端末に、顧客の氏名及び住所等のデータに対応して、交換工事前のガスメータ72の指針値の読み取りデータが入力される。サービス会社の端末には、顧客毎にガスメータ72に関するメータ情報が登録されている。メータ情報には、例えば、機種、号数及び社番が含まれる。サービス会社の端末に交換工事前の指針値の読み取りデータが入力されると、メータ情報に、交換工事前の指針値が加えられる。
そして、このサービス会社の端末では、入力された顧客の氏名及び住所等のデータに基づいて顧客に対応するメータ情報が抽出される。このメータ情報は、図2に示される管理サーバ50に送信される。なお、管理サーバ50の入力装置に顧客のガスメータ72に関する機種、号数、社番及び交換工事前の指針値等のデータが直接入力され、この入力されたデータに対応するメータ情報がコンピュータ10に出力されてもよい。
また、図1に示されるように、交換工事の後に、ガスメータ72及びその付帯設備7476を作業員60が携帯端末40の撮像機能を用いて撮像すると、撮像された工事後画像に対応する画像情報が得られる。この画像情報は、携帯端末40の通信機能を用いて管理サーバ50に送信される。
(ステップS1:入力情報取得ステップ)
ステップS1では、ガスメータ72に関するメータ情報がメータ情報取得部20で取得される。これにより、交換対象であるガスメータ72の機種、号数、社番及び交換工事前の指針値等が特定される。
(ステップS2:基準態様情報取得ステップ)
ステップS2では、ステップS1で特定されたガスメータ72の機種、号数及び社番に基づいて、ステップS1で特定されたガスメータ72及びその付帯設備74に対応する基準態様を表す基準態様情報がデータベース52から抽出される。
このデータベース52から抽出される基準態様情報には、例えば、傾きや歪みのないガス配管の正常な設置状態、傾きのないガスメータ72の正常な設置状態及びガスパッキンの正常な挿入状態の基準態様画像を表す基準態様画像情報が含まれる。
また、ステップS2では、上述のデータベース52から抽出された基準態様情報に、ステップS1で特定された交換工事前の指針値を表す指針値情報が加えられる。同様に、上述の基準態様画像情報には、指針値の画像を表す指針値画像情報が加えられる。
ステップS2では、このようにしてガスメータ72の交換工事の後のガスメータ72及びその付帯設備74について基準態様が予め定められ、この基準態様を表す基準態様情報が取得される。つまり、ステップS2では、基準態様の一例として、傾きや歪みのないガス配管の正常な設置状態、傾きのないガスメータ72の正常な設置状態、ガスパッキンの正常な挿入状態及び交換工事前の指針値が設定される。
(ステップS3:画像情報取得ステップ)
ステップS3では、交換工事の後に、ガスメータ72及び付帯設備74を撮像して得られた画像情報が画像情報取得部24で取得される。
(ステップS4:相違点判定ステップ)
ステップS4では、ステップS3で取得された画像情報とステップS2で取得された基準態様情報とに基づいて、交換工事の後におけるガスメータ72及びその付帯設備74の態様と基準態様との相違点の有無が相違点判定部26で判定される。このとき、相違点判定部26は、例えば、次の要領で相違点の有無を判定する。
すなわち、相違点判定部26は、画像情報に基づいて工事後画像におけるガスメータ72の位置を特定し、ガスメータ72の画像を表すガスメータ画像情報を画像情報から抽出する。次いで、相違点判定部26は、ガスメータ72の位置に基づいて付帯設備74の位置を特定し、付帯設備74の画像を表す付帯設備画像情報を画像情報から抽出する。
そして、相違点判定部26は、基準態様情報のうちガスメータ72に関する基準態様画像を表すガスメータ基準態様画像情報とガスメータ画像情報とを差分して、ガスメータ差分情報を生成し、このガスメータ差分情報に基づいて、交換工事の後におけるガスメータ72の態様と、このガスメータ72について予め定められた基準態様との相違点の有無を判定する。
このとき、相違点判定部26は、差分情報が得られた場合には、相違点が有ると判定し、差分情報が得られない場合には、相違点が無いと判定する。また、相違点判定部26は、差分情報に基づく相違点が予め定められた許容範囲内である場合も、相違点が無いと判定する。
これにより、例えば、ガスメータ72の傾き及びガスパッキンの挿入忘れがあるか否かの判定結果が得られると共に、ガスメータ72の使用開始時の指針値が記録されているか否かの判定結果が得られる。
また、相違点判定部26は、基準態様情報のうち付帯設備74に関する基準態様画像を表す付帯設備基準態様画像情報と付帯設備画像情報とを差分して、付帯設備差分情報を生成し、この付帯設備差分情報に基づいて、交換工事の後における付帯設備74の態様と、この付帯設備74について予め定められた基準態様との相違点の有無を判定する。
このとき、相違点判定部26は、差分情報が得られた場合には、相違点が有ると判定し、差分情報が得られない場合には、相違点が無いと判定する。また、相違点判定部26は、差分情報に基づく相違点が予め定められた許容範囲内である場合も、相違点が無いと判定する。
これにより、例えば、付帯設備74の一例であるガス配管の傾きや歪みがあるか否かの判定結果が得られる。
ここで、ステップS4において相違点が有ると相違点判定部26で判定された場合には、ステップS5に移行する。
(ステップS5:判定情報生成ステップ)
ステップS5では、判定情報生成部28で判定情報が生成される。この場合の判定情報には、相違点が有ると判定された判定結果が含まれる。
(ステップS6:ガイド画像情報生成ステップ)
ステップS6では、ガイド画像情報生成部30でガイド画像情報が生成される。ガイド画像情報は、相違点の位置をガイドするガイド画像80(図4参照)を表示器44に表示するための情報である。ガイド画像80は、後述する通り、例えば、工事後画像82に上述の相違点に該当する箇所を表す四角枠状のハイライト表示84を重畳させた画像である。
このとき、ハイライト表示84を表示するための表示情報は、上述のガスメータ差分情報及び付帯設備差分情報に基づいて生成される。すなわち、ガスメータ差分情報及び付帯設備差分情報に基づいて上述の相違点の位置及び範囲が特定され、この位置及び範囲を表す四角枠状のハイライト表示84が決定される。そして、このハイライト表示84を表示するための表示情報が生成される。
(ステップS7:比較画像情報生成ステップ)
ステップS7では、ガイド画像80と基準態様画像92とを比較する比較画像90(図5参照)を表示器44に表示するための比較画像情報が比較画像情報生成部32で生成される。比較画像90は、後述する通り、例えば、ガイド画像80と基準態様画像92とを並べた画像である。基準態様画像92は、ステップS2で取得された基準態様情報に基づいて生成される。
(ステップS8:指示情報生成ステップ)
ステップS8では、指示情報生成部34で指示情報が生成される。指示情報は、相違点を無くすための修正作業の指示と、作業の後にガスメータ設置現場70を撮像して得られる画像情報の再要求とを含む情報である。この再指示及び再要求については、後に例示する。
(ステップS9:生成情報出力ステップ)
ステップS9では、上述のステップS5〜ステップS8の各々で生成された判定情報、ガイド画像情報、比較画像情報及び指示情報が生成情報出力部38から出力される。
生成情報出力部38から出力された判定情報、ガイド画像情報、比較画像情報及び指示情報は、管理サーバ50から携帯端末40に送信される。携帯端末40は、管理サーバ50から送信された判定情報、ガイド画像情報、比較画像情報及び指示情報を受信すると、この判定情報、ガイド画像情報、比較画像情報及び指示情報に基づいて表示器44に画像を表示する。
図4は、ガイド画像80の一例を示す図である。図4に示す例では、ガイド画像情報に基づいて、工事後画像82に相違点に該当する箇所を表す四角枠状のハイライト表示84を重畳させたガイド画像80が表示器44に表示されている。
図4に示す例では、一例として、ガス配管の傾きや歪み、ガスメータ72の傾き、ガスパッキンの挿入忘れが生じており、かつ、ガスメータ72の使用開始時の指針値が記録されておらず、これらに対応してハイライト表示84が表示されている。
また、図4に示す例では、判定情報に基づいて、「ハイライト表示された箇所に誤りがあります。」との判定メッセージ100が表示器44に判定結果として表示されている。
さらに、図4に示す例では、指示情報に基づいて、「修正作業を実施してください。」とのメッセージ102Aと、「修正作業の後に画像を送信してください。」とのメッセージ102Bとを含む指示メッセージ102が表示器44に指示内容として表示されている。
「修正作業を実施してください。」とのメッセージ102Aは、「相違点を無くすための修正作業の指示」の一例であり、「修正作業の後に画像を送信してください。」とのメッセージ102Bは、「修正作業の後にガスメータ及び付帯設備を撮像して得られる画像情報の再要求」の一例である。
図5は、比較画像90の一例を示す図である。図5に示す例では、携帯端末40を横向きにした状態において、表示器44の左側にガイド画像80が表示され、表示器44の右側に基準態様画像92が表示されている。
この図5に示す例においても、「ハイライト表示された箇所に誤りがあります。」との判定メッセージ100が表示器44に表示されると共に、「修正作業を実施してください。」とのメッセージ102Aと、「修正作業の後に画像を送信してください。」とのメッセージ102Bとを含む指示メッセージ102が表示器44に表示されている。
作業員60は、携帯端末40の画像切替機能を使用することにより、図4に示す表示画像と、図5に示す表示画像とを切り替えることができる。
このように、表示器44には、ガイド画像80又は比較画像90が表示されるので、作業員60は、例えば、ガイド画像80又は比較画像90を参考にしながら、修正作業を行うことができる。
そして、図1に示される作業員60が修正作業を行った後、再度、ガスメータ72及びその付帯設備74を携帯端末40の撮像機能を用いて撮像すると、撮像された工事後画像に対応する画像情報が得られる。この画像情報は、携帯端末40の通信機能を用いて管理サーバ50に送信される。
以上の作業は、ステップS4において相違点が有ると相違点判定部26で判定されている間、繰り返し実行される。
一方、修正作業が適切に行われた場合には、ステップS4において相違点が無いと相違点判定部26で判定される。この場合には、ステップS10に移行する。
(ステップS10:画像情報記憶実行ステップ)
ステップS10では、直近の画像情報、すなわち相違点が無いと相違点判定部26で判定されたときの工事後画像を表す画像情報が画像情報記憶実行部36によってデータベース52に記憶される。このとき、画像情報は、携帯端末40に入力された顧客の氏名及び住所等の顧客情報と共に記憶される。
(ステップS11:判定情報生成ステップ)
ステップS11では、判定情報生成部28で判定情報が生成される。この場合の判定情報には、相違点が無いと判定された判定結果が含まれる。
(ステップS12:生成情報出力ステップ)
ステップS12では、上述のステップS11で生成された判定情報が生成情報出力部38から出力される。また、このとき、判定情報と共に、直近の画像情報が出力される。
生成情報出力部38から出力された判定情報及び画像情報は、管理サーバ50から携帯端末40に送信される。携帯端末40は、管理サーバ50から送信された判定情報及び画像情報を受信すると、この判定情報及び画像情報に基づいて表示器44に画像を表示する。
図6は、工事後画像82の一例を示す図である。図5に示す例では、画像情報に基づいて工事後画像82が表示器44に表示されると共に、判定情報に基づいて、「交換工事が正しく行われました。お疲れ様でした。」との判定メッセージ100が表示器44に判定結果として表示されている。
本実施形態では、以上の要領で、ガスメータ72を交換する交換工事を実施することができる。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述した通り、本実施形態によれば、交換工事の後にガスメータ72及びその付帯設備74を撮像して得られた画像情報と、交換工事の後のガスメータ72及びその付帯設備74について予め定められた基準態様を表す基準態様情報とに基づいて、交換工事の後におけるガスメータ72及びその付帯設備74の態様と基準態様との相違点の有無が判定される。そして、この判定結果は、携帯端末40の表示器44に表示される。したがって、相違点が有ると判定された場合には、相違点が無いと判定された判定結果が得られるまで修正作業を行うことにより、交換工事後のガスメータ72及びその付帯設備74の態様を予め定められた基準態様と一致させることができる。
また、本実施形態によれば、相違点が有ると判定された場合には、工事後画像82に、相違点に該当する箇所を表すハイライト表示84を重畳させたガイド画像80(図4参照)が表示器44に表示される。したがって、このガイド画像80に基づいて修正作業を行うことにより、修正作業の作業効率を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、相違点が有ると判定された場合には、基準態様を表す基準態様画像92が生成され、ガイド画像80と基準態様画像92とを比較する比較画像90(図5参照)が表示器44に表示される。したがって、この比較画像90に基づいて修正作業を行うことにより、修正作業の作業効率をより一層向上させることができる。
また、本実施形態によれば、相違点が有ると判定された場合には、相違点を無くすための修正作業の指示を表すメッセージ102Aと、修正作業の後にガスメータ72及び付帯設備74を撮像して得られる画像情報の再要求を表すメッセージ102Bとを含む指示メッセージ102(図4、図5参照)が表示器44に表示される。したがって、交換工事が正しく行われていないにもかかわらず、作業員60が自己の判断で交換工事を終了してしまうことを防止できる。
また、本実施形態によれば、交換工事が正しく行われることにより、相違点が無いと判定された場合には、交換工事が完了した状態のガスメータ72及びその付帯設備74を撮像して得られた画像情報がデータベース52に記憶される。したがって、この画像情報が表す工事後画像82(図6参照)によってガスメータ72の交換工事が適切に完了していることを証明できる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
図7は、ガスメータの交換作業支援システム1の変形例の構成を示すブロック図である。上記実施形態では、管理サーバ50が、「ガスメータの交換作業支援装置」の一例であるコンピュータ10と、データベース52とを備えるが(図2参照)、図7に示されるように、管理サーバ50がデータベース52を備え、携帯端末40が「ガスメータの交換作業支援装置」の一例であるコンピュータ10を備えていてもよい。
このように構成されていても、上記実施形態と同様のガスメータの交換作業支援方法が実現されると共に、上記実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
また、上記実施形態において、図4に示されるハイライト表示84は、四角枠状であるが、相違点に該当する箇所を表す形態であれば、四角枠状以外でもよい。
また、上記実施形態において、図5に示される比較画像90は、ガイド画像80及び基準態様画像92を並べて表示する画像であるが、例えば、ガイド画像80の上に半透明の基準態様画像92を重ねて表示した画像でもよい。
また、上記実施形態において、判定情報に基づいて表示器44に表示される判定メッセージ100は、図4〜図6に示す内容以外でもよい。
また、上記実施形態において、指示情報に基づいて表示器44に表示される指示メッセージ102は、図4、図5に示す内容以外でもよい。
また、上記実施形態において、相違点判定部26で判定された判定結果は、携帯端末40のスピーカから音声や警告音等で出力されてもよい。
また、上記実施形態において、指示情報生成部34で生成された指示情報に基づく指示内容は、携帯端末40のスピーカから音声で出力されてもよい。
なお、上記複数の変形例のうち組み合わせ可能な変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
1 ガスメータの交換作業支援システム
10 コンピュータ
16 プログラム
20 メータ情報取得部
22 基準態様情報取得部
24 画像情報取得部
26 相違点判定部
28 判定情報生成部
30 ガイド画像情報生成部
32 比較画像情報生成部
34 指示情報生成部
36 画像情報記憶実行部
38 生成情報出力部
40 携帯端末
42 カメラ
44 表示器
50 管理サーバ
52 データベース(記憶部の一例)
60 作業員
72 ガスメータ
74 付帯設備
80 ガイド画像
82 工事後画像
84 ハイライト表示
90 比較画像
92 基準態様画像

Claims (7)

  1. ガスメータの交換工事の後の前記ガスメータ及びその付帯設備について予め定められた基準態様を表す基準態様情報を取得する基準態様情報取得部と、
    前記交換工事の後に、前記ガスメータ及び前記付帯設備を撮像して得られた画像情報を取得する画像情報取得部と、
    前記画像情報及び前記基準態様情報に基づいて、前記交換工事の後における前記ガスメータ及び前記付帯設備の態様と前記基準態様との相違点の有無を判定する相違点判定部と、
    を備えるガスメータの交換作業支援装置。
  2. 前記相違点判定部で相違点が有ると判定された場合に、前記画像情報が表す工事後画像に、前記相違点に該当する箇所を表すハイライト表示を重畳させたガイド画像を表示器に表示するためのガイド画像情報を生成するガイド画像情報生成部をさらに備える、
    請求項1に記載のガスメータの交換作業支援装置。
  3. 前記相違点判定部で相違点が有ると判定された場合に、前記ガイド画像情報及び前記基準態様情報に基づいて、前記ガイド画像と前記基準態様を表す基準態様画像とを比較する比較画像を前記表示器に表示するための比較画像情報を生成する比較画像情報生成部をさらに備える、
    請求項2に記載のガスメータの交換作業支援装置。
  4. 前記相違点判定部で相違点が有ると判定された場合に、前記相違点を無くすための修正作業の指示と、前記修正作業の後に前記ガスメータ及び前記付帯設備を撮像して得られる前記画像情報の再要求とを含む指示情報を生成する指示情報生成部をさらに備える、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のガスメータの交換作業支援装置。
  5. 前記相違点判定部で相違点が無いと判定された場合に、前記画像情報を記憶部に記憶させる画像情報記憶実行部をさらに備える、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のガスメータの交換作業支援装置。
  6. ガスメータの交換工事の後の前記ガスメータ及びその付帯設備について予め定められた基準態様を表す基準態様情報を取得する基準態様情報取得ステップと、
    前記交換工事の後に、前記ガスメータ及び前記付帯設備を撮像して得られた画像情報を取得する画像情報取得ステップと、
    前記画像情報及び前記基準態様情報に基づいて、前記交換工事の後における前記ガスメータ及び前記付帯設備の態様と前記基準態様との相違点の有無を判定する相違点判定ステップと、
    を備えるガスメータの交換作業支援方法。
  7. ガスメータの交換工事の後の前記ガスメータ及びその付帯設備について予め定められた基準態様を表す基準態様情報を取得する基準態様情報取得ステップと、
    前記交換工事の後に、前記ガスメータ及び前記付帯設備を撮像して得られた画像情報を取得する画像情報取得ステップと、
    前記画像情報及び前記基準態様情報に基づいて、前記交換工事の後における前記ガスメータ及び前記付帯設備の態様と前記基準態様との相違点の有無を判定する相違点判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2020017297A 2020-02-04 2020-02-04 ガスメータの交換作業支援装置、ガスメータの交換作業支援方法及びプログラム Active JP6683901B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020017297A JP6683901B1 (ja) 2020-02-04 2020-02-04 ガスメータの交換作業支援装置、ガスメータの交換作業支援方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020017297A JP6683901B1 (ja) 2020-02-04 2020-02-04 ガスメータの交換作業支援装置、ガスメータの交換作業支援方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6683901B1 JP6683901B1 (ja) 2020-04-22
JP2021124356A true JP2021124356A (ja) 2021-08-30

Family

ID=70286816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020017297A Active JP6683901B1 (ja) 2020-02-04 2020-02-04 ガスメータの交換作業支援装置、ガスメータの交換作業支援方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6683901B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7098086B1 (ja) * 2021-11-24 2022-07-08 三菱電機株式会社 点検支援システム、携帯端末、点検支援方法、および点検支援プログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032483A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Osaka Gas Co Ltd メータ管理用端末装置及び管理システム
JP2012065223A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Panasonic Corp ガスメータ遠隔管理システムに用いられる携帯型情報端末

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032483A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Osaka Gas Co Ltd メータ管理用端末装置及び管理システム
JP2012065223A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Panasonic Corp ガスメータ遠隔管理システムに用いられる携帯型情報端末

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7098086B1 (ja) * 2021-11-24 2022-07-08 三菱電機株式会社 点検支援システム、携帯端末、点検支援方法、および点検支援プログラム
WO2023095195A1 (ja) * 2021-11-24 2023-06-01 三菱電機株式会社 点検支援システム、携帯端末、点検支援方法、および点検支援プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6683901B1 (ja) 2020-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5961905B2 (ja) 点検システム及び点検方法
US20190333633A1 (en) Medical device information providing system, medical device information providing method, and program
JP5507683B2 (ja) 保守作業事例収集装置、保守作業事例収集方法及び保守作業事例収集プログラム
JP6665493B2 (ja) 文書点検支援装置、文書点検支援システム及びプログラム
JP2021124356A (ja) ガスメータの交換作業支援装置、ガスメータの交換作業支援方法及びプログラム
JP6683900B1 (ja) ガスメータの交換作業支援装置、ガスメータの交換作業支援方法及びプログラム
JP2010231744A (ja) 情報処理装置、プログラム及び画像データ管理方法
US10423655B2 (en) Method for processing dose information images
WO2020258904A1 (zh) 确定质检效果的方法、装置、设备及存储介质
JP2023153271A (ja) 点検支援装置、点検支援システム、点検支援方法、及びプログラム
JPWO2018158815A1 (ja) 点検支援装置、点検支援方法およびプログラム
JP6683899B1 (ja) ガスメータの交換作業支援装置、ガスメータの交換作業支援方法及びプログラム
JP5232676B2 (ja) 支払情報統合システム
JP2020129344A (ja) 処理装置、処理方法及びプログラム
US10438011B2 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium
JP2009211205A (ja) 制御装置及びイメージデータの表示方法
JP5115350B2 (ja) 帳票イメージファイリングシステム
JP2020076785A (ja) ガスメータの交換作業支援装置、ガスメータの交換作業支援方法及びプログラム
JPWO2018159224A1 (ja) 操作支援装置、操作支援方法、及びプログラム
JP2021124353A (ja) ガスメータの交換作業支援装置、ガスメータの交換作業支援方法及びプログラム
JP2005182619A (ja) Icタグを組み込んだ電子機器の保守システム、その方法、及び保守用プログラム
CN109491831A (zh) 系统分区自救方法、装置、系统及计算机可读存储介质
JP4887238B2 (ja) システム障害復旧装置およびそのコマンド生成方法、ならびにそのプログラム
JP7433568B2 (ja) 情報処理装置、支援システム、支援方法、及び支援プログラム
JP2006110007A (ja) 医用画像通信システム用の装置間接続確認装置とその装置間接続確認方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200205

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200205

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6683901

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250