JP5115350B2 - 帳票イメージファイリングシステム - Google Patents

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Description

本発明は、帳票読取装置で読取った帳票のイメージデータを記憶装置に保管する帳票イメージファイリングシステムに関し、特に保管すべき帳票のイメージデータを選別して記憶装置に保管する帳票イメージファイリングシステムに関する。
従来の帳票イメージファイリングシステムは、高速スキャナで読取った帳票のイメージデータを記憶装置に記憶するようにしているものがあり(例えば、特許文献1参照)、読取った帳票のイメージデータの中で記憶装置に記憶させる必要がない帳票のイメージデータが存在した場合は、オペレータが読取った帳票イメージデータを表示させてその帳票イメージデータの内容や品質等を確認しながら記憶装置に記憶させるか否かを選択する操作を行うようにしていた。
特開2004−259080号公報(段落「0062」〜段落「0073」、図3)
しかしながら、上述した従来の技術においては、高速スキャナで読取った帳票のイメージデータの数は多量なものであり、ひとつひとつのイメージデータを確認しながら記憶装置に記憶させて保管する必要があるイメージデータを取捨選択する操作は膨大なものになってしまい、オペレータにかかる操作負担が大きなものになるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、オペレータに過度の操作負担をかけることなく、保管が必要な帳票のイメージデータを記憶装置に記憶させることができるようにすることを目的とする。
そのため、本発明は、帳票読取手段が読取った複数枚の帳票のイメージデータを帳票記憶手段に記憶させて保管する帳票イメージファイリングシステムにおいて、帳票読取手段が読取った先頭の帳票のイメージデータから前記イメージデータの保管の要否を示す保管要否識別情報を認識する帳票認識手段と、前記帳票認識手段が保管要否識別情報を認識した結果に基づいて前記帳票群のそれぞれのイメージデータの保管の要否を判定し、前記イメージデータを帳票記憶手段に記憶させる帳票イメージデータ保管手段とを設け、前記帳票イメージデータ保管手段が、保管が必要と判定した帳票のイメージデータを帳票記憶手段に記憶させるようにしたことを特徴とする。
また、帳票読取装置が読取った帳票のイメージデータを帳票記憶手段に記憶させて保管する帳票イメージファイリングシステムにおいて、主帳票および添付帳票からなる複数の帳票のイメージデータを読取る帳票読取手段と、前記帳票読取手段が読取った主帳票のイメージデータから帳票の種別を認識する帳票種別認識手段と、帳票の種別に関連付けて保管が必要な添付帳票のイメージデータを示す帳票イメージ保管要否情報を予め記憶する記憶手段と、前記帳票種別認識手段が認識した帳票の種別に基づいて抽出した前記帳票イメージ保管要否情報にしたがって保管が必要な添付帳票のイメージデータを帳票記憶手段に記憶させる帳票イメージデータ保管手段とを設けたことを特徴とする。
さらに、帳票読取装置が読取った帳票のイメージデータを帳票記憶手段に記憶させて保管する帳票イメージファイリングシステムにおいて、主帳票および添付帳票からなる複数の帳票のイメージデータを読取る帳票読取手段と、前記帳票読取手段が読取った主帳票のイメージデータから保管が必要な添付帳票を認識するとともに読取った添付帳票のイメージデータからそのイメージデータの特徴を抽出する帳票認識手段と、前記帳票認識手段が添付帳票のイメージデータから抽出した特徴および主帳票のイメージデータから認識した保管が必要な添付帳票に基づいて該添付帳票のイメージデータの保管の要否を判定し、保管が必要と判定された添付帳票のイメージデータを帳票記憶手段に記憶させる帳票イメージデータ保管手段とを設けたことを特徴とする。
このようにした本発明は、オペレータに過度の操作負担をかけることなく、保管が必要な帳票のイメージデータを記憶装置に記憶させることができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による帳票イメージファイリングシステムの実施例を説明する。
図1は第1の実施例における帳票イメージファイリングシステムの構成を示すブロック図、図2は第1の実施例における帳票読取装置の構成を示すブロック図である。
1は帳票読取手段としての帳票読取装置であり、金融機関等に設置され、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の演算および制御手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、帳票を光学的に読取ってイメージデータを取得するスキャナやキーボード、マウス等の入力手段、液晶ディスプレイ等の表示手段および通信手段等を備えるものである。この帳票読取装置1は通信回線4を介して他の装置と相互に通信可能に接続されている。
帳票読取装置1で読取る帳票は、例えば、各種届けを申し込む諸届け帳票、投資信託購入募集申込書等の投信帳票、および外貨預金申込書等であり、所定の形式を有するものとする。
なお、この帳票読取装置1の構成の詳細は後述する。
2はサーバであり、金融機関等に設置され、帳票読取装置1で読取った帳票のイメージデータを保管するため、その帳票イメージデータを帳票記憶手段としての帳票データベース3に記憶させるサーバコンピュータである。このサーバ2はCPU、MPU等の演算および制御手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段および通信手段等を備え、通信回線4を介して帳票読取装置1等の他の装置と相互に通信可能に接続されている。
このように帳票イメージファイリングシステムは帳票読取装置1、サーバ2、帳票データベース3、および通信回線4等で構成され、帳票読取装置1で読取った帳票のイメージデータをサーバ2を介して帳票データベース3に記憶させて保管することができるようになっている。
図2は第1の実施例における帳票読取装置の構成を示すブロック図であり、図2にしたがって帳票読取装置1を説明する。
図2において、11は表示部であり、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段である。
12は入力部であり、キーボード、マウス等の入力手段である。
13はスキャナ部であり、CCD(Charge Coupled Device)カメラ等で構成され、帳票のイメージデータを読取るためのものである。このスキャナ部13は図示しない帳票吸入部に載置された帳票を図示しない帳票分離搬送手段により1枚ずつ分離して搬送し、その帳票のおもて面およびうら面のイメージデータを読取ることができるようになっている。すなわち、帳票吸入部に載置された複数の帳票のおもて面およびうら面のイメージデータを連続して読取ることができるようになっている。
14は記憶手段としての記憶部であり、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段である。この記憶部14には帳票読取装置1全体の動作を制御する制御プログラム(ソフトウェア)やスキャナ部13で読取った帳票の枚数、読取ったそれぞれの帳票のイメージデータ等を記憶する。
15は制御部であり、CPU等の演算および制御手段等で構成されたものである。この制御部15は表示部11、入力部12、スキャナ部13、記憶部14および通信回線4を介してその装置との間の通信を制御する図示しない通信部を含めて帳票読取装置1全体の動作を記憶部14に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御する。
また、制御部15はそれぞれの帳票に記載された帳票IDを示す記号や英数字等の文字からなる帳票識別情報、手書き文字等を認識する帳票認識手段、また帳票に記載された罫線等のレイアウト、すなわち帳票フォーマットから帳票の種類を認識する帳票種別認識手段も有している。
なお、この帳票認識手段および帳票種別認識手段をサーバ2に備え、帳票読取装置1から受信した帳票イメージデータから帳票識別情報、手書き文字および帳票の種類等を認識するようにしてもよい。
上述した構成の作用について説明する。
なお、以下に説明する各実施例の各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
まず、帳票イメージデータファイリングシステムの帳票イメージデータ保管処理を図3の第1の実施例における帳票イメージ保管処理の説明図に基づいて説明する。
図3において、帳票読取装置1は操作者の操作を受け付けて帳票のイメージデータを読取る。ここで、帳票は、例えば主帳票(おもて面)31、主帳票(うら面)32、添付帳票A(おもて面)33、添付帳票A(うら面)34、添付帳票B(おもて面)35、添付帳票B(うら面)36のように所定の枚数の帳票群を形成するように帳票読取装置1の帳票吸入部にまとめて載置され、帳票読取装置1の制御部15の指示によりスキャナ部13は1枚ずつ帳票のイメージデータを読取り、記憶部14に記憶させるものとする。
また、それぞれの帳票の所定の位置に保管要否識別情報としての帳票識別情報311〜316が記載されているものとする。ここで、帳票識別情報311〜316は、その帳票のイメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であるか否かを示す記号(例えば、保管が必要なことを示す場合:■、保管が不要な場合:□)や帳票番号等である。なお、帳票番号とした場合、その帳票番号に対応付けて保管の要否を示す情報を予め記憶部14に記憶させておくものとする。
帳票のイメージデータを読取ると帳票読取装置1の制御部15の帳票認識手段は、主帳票(おもて面)31のイメージデータから帳票識別情報311を認識する。
制御部15は、その認識結果に基づいてその帳票のイメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であるか否かを判定する。
例えば、帳票認識手段が主帳票(おもて面)31のイメージデータから帳票識別情報311を認識した結果、「■」が記載されていると判定すると帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であると判定し、また認識した帳票番号に基づいて記憶部14を検索し、保管の要否を示す情報を抽出して帳票のイメージデータを帳票データベース3に保管することの要否を判定するものとする。
制御部15(帳票イメージデータ保管手段)は、帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であると判定すると主帳票(おもて面)31のイメージデータを記憶部14から読出し、そのイメージデータおよび、そのイメージデータを帳票データベース3に保管することをサーバ2へ通知する。
サーバ2は受信した主帳票(おもて面)31のイメージデータを帳票データベース3に記憶させ、保管する。
続いて、帳票読取装置1の制御部15の帳票認識手段は、主帳票(うら面)32のイメージデータから帳票識別情報312を認識する。
制御部15は、その認識結果に基づいてその帳票のイメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であるか否かを判定する。
例えば、帳票認識手段が主帳票(おもて面)32のイメージデータから帳票識別情報312を認識した結果、「□」が記載されていると判定すると帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが不要であると判定し、また認識した帳票番号に基づいて記憶部14を検索し、保管の要否を示す情報を抽出して帳票のイメージデータを帳票データベース3に保管することの要否を判定するものとする。
制御部15は、帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが不要であると判定すると主帳票(うら面)32のイメージデータを帳票データベース3に保管することをサーバ2へ通知することなく、記憶部14から消去して後続する帳票イメージデータの処理を行う。
以降、同様な処理を添付帳票A(おもて面)33、添付帳票A(うら面)34、添付帳票B(おもて面)35、添付帳票B(うら面)36について行い、図3に示すように「■」が記載されている添付帳票A(おもて面)33、添付帳票A(うら面)34、および添付帳票B(おもて面)35のイメージデータを帳票データベース3に保管し、「□」が記載されている添付帳票B(うら面)36のイメージデータは帳票データベース3に保管しない。
また、図4に示すようにそれぞれの帳票の所定の位置に帳票を識別するための帳票識別情報321〜326をその帳票のイメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であるか否かを示す文字(例えば、保管が必要なことを示す場合:要)としてもよい。
このとき、帳票認識手段が主帳票(おもて面)31のイメージデータから帳票識別情報321を認識した結果、「要」が記載されていると判定すると帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であると判定し、一方主帳票(うら面)32のイメージデータから帳票識別情報322を認識した結果、「要」が記載されていないと判定すると帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが不要であると判定するようにしてもよい。
この場合、「要」が記載されている添付帳票A(おもて面)33、添付帳票B(おもて面)35、および添付帳票B(うら面)36のイメージデータを帳票データベース3に保管し、「要」が記載されていない主帳票(うら面)32および添付帳票A(うら面)34のイメージデータは帳票データベース3に保管しない。
以上説明したように、第1の実施例では、帳票読取装置1の制御部15の帳票認識手段は、読取った帳票のイメージデータから帳票識別情報311を認識し、制御部15は、その認識結果に基づいてその帳票のイメージデータを帳票データベース3に保管することの要否を判定するようにしたことにより、オペレータに過度の操作負担をかけることなく、保管が必要な帳票のイメージデータを記憶装置に記憶させることができるという効果が得られる。
第2の実施例の構成は、帳票イメージ保管要否情報を備えた構成としたことが第1の実施例の構成と異なる。なお、上述した第1の実施例の構成と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図5は第2の実施例における帳票イメージ保管要否情報の説明図である。
図5において、50は帳票イメージ保管要否情報であり、帳票の種類を示す帳票種別51に関連付けて帳票データベース3に保管する帳票イメージデータを示す保管イメージデータ52を予め記憶部14に記憶するデータテーブルである。
帳票種別51は、帳票の種類を示す情報であり、帳票の罫線等のレイアウト、すなわち帳票フォーマットの認識結果から特定した帳票の種類を示すものである。
保管イメージデータ52は、帳票種別51が示す帳票の種類の中から帳票イメージデータを帳票データベース3に保管する帳票を示す情報であり、例えば保管する帳票を示す帳票番号等の帳票識別情報やイメージデータの読取り順位等である。
なお、本実施例では、主帳票のおもて面は必ず帳票データベース3に保管するものとし、それ以外の帳票について帳票データベース3に保管する帳票を示す情報を記憶するものとする。
また、帳票イメージ保管要否情報50は帳票読取装置1の記憶部14に記憶するものとして説明するが、サーバ2の記憶部に記憶させるようにしてもよい。
上述した構成の作用について説明する。
まず、帳票イメージデータファイリングシステムの帳票イメージデータ保管処理を図6の第2の実施例における帳票イメージ保管処理の説明図に基づいて説明する。
図6において、帳票読取装置1は操作者の操作を受け付けて帳票のイメージデータを読取る。ここで、帳票は、例えば主帳票(おもて面)61、主帳票(うら面)62、添付帳票A(おもて面)63、添付帳票A(うら面)64、添付帳票B(おもて面)65、添付帳票B(うら面)66のように所定の枚数の帳票群を形成するように帳票読取装置1の帳票吸入部にまとめて載置され、帳票読取装置1の制御部15の指示によりスキャナ部13は1枚ずつ帳票のイメージデータを読取り、記憶部14に記憶させるものとする。
帳票のイメージデータを読取ると帳票読取装置1の制御部15の帳票種別認識手段は、主帳票(おもて面)61のイメージデータから帳票種別を認識する。
制御部15は、認識した帳票種別に基づいて記憶部14に記憶された帳票イメージ保管要否情報50の帳票種別51を検索して一致する帳票種別51に対応する保管イメージデータ52を抽出する。
また、制御部15は、主帳票(おもて面)61のイメージデータを記憶部14から読出し、そのイメージデータおよび、そのイメージデータを帳票データベース3に保管することをサーバ2へ通知する。
サーバ2は受信した主帳票(おもて面)61のイメージデータを帳票データベース3に記憶させ、保管する。
続いて、帳票読取装置1の制御部15は、抽出した保管イメージデータ52に基づいて読取った帳票のイメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であるか否かを判定する。
例えば、図5に示すように保管イメージデータ52に主帳票のうら面、添付帳票Aのおもて面、添付帳票Bのおもて面、添付帳票Bのうら面が記憶され、それを抽出した制御部15は、主帳票のうら面のイメージデータ、添付帳票Aのおもて面のイメージデータ、添付帳票Bのおもて面のイメージデータ、添付帳票Bのうら面のイメージデータの保管が必要であると判定する。
制御部15(帳票イメージデータ保管手段)は、主帳票(うら面)62のイメージデータ、添付帳票A(おもて面)63のイメージデータ、添付帳票B(おもて面)65のイメージデータ、添付帳票B(うら面)66のイメージデータを記憶部14から読出し、そのイメージデータおよび、そのイメージデータを帳票データベース3に保管することをサーバ2へ通知する。
サーバ2は受信した主帳票(うら面)62のイメージデータ、添付帳票A(おもて面)63のイメージデータ、添付帳票B(おもて面)65のイメージデータ、添付帳票B(うら面)66のイメージデータを帳票データベース3に記憶させ、保管する。
なお、帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが不要であると判定された添付帳票A(うら面)64のイメージデータは帳票データベース3に保管しない。
次に、帳票読取装置1の制御部15の帳票種別認識手段が、主帳票(おもて面)のイメージデータから帳票種別を認識できないときの帳票イメージ保管処理を図7に基づいて説明する。
図7において、帳票読取装置1は操作者の操作を受け付けて帳票のイメージデータを読取る。ここで、帳票は、例えば主帳票(おもて面)71、主帳票(うら面)72、添付帳票A(おもて面)73、添付帳票A(うら面)74、添付帳票B(おもて面)75、添付帳票B(うら面)76のように所定の枚数の帳票群を形成するように帳票読取装置1の帳票吸入部にまとめて載置され、帳票読取装置1の制御部15の指示によりスキャナ部13は1枚ずつ帳票のイメージデータを読取り、記憶部14に記憶させるものとする。
帳票のイメージデータを読取ると帳票読取装置1の制御部15の帳票種別認識手段は、主帳票(おもて面)71のイメージデータから帳票種別を認識できなかったとする。
主帳票(おもて面)71のイメージデータから帳票種別を認識できない場合、制御部15は読取った帳票のイメージデータが白紙であるか否かを判定し、白紙の場合はその帳票のイメージデータは保管不要と判定し、白紙でない場合は保管要と判定する。
例えば、図7に示すように主帳票(うら面)72、添付帳票B(うら面)76が白紙であると判定され、添付帳票A(おもて面)73、添付帳票A(うら面)74、添付帳票B(おもて面)75が白紙でないと判定されたとき、添付帳票A(おもて面)73、添付帳票A(うら面)74、および添付帳票B(おもて面)75のイメージデータの保管が必要であると判定する。
制御部15(帳票イメージデータ保管手段)は、添付帳票A(おもて面)73のイメージデータ、添付帳票A(うら面)74のイメージデータ、および添付帳票B(おもて面)75のイメージデータを記憶部14から読出し、そのイメージデータおよび、そのイメージデータを帳票データベース3に保管することをサーバ2へ通知する。
サーバ2は受信した添付帳票A(おもて面)73のイメージデータ、添付帳票A(うら面)74のイメージデータ、および添付帳票B(おもて面)75のイメージデータを帳票データベース3に記憶させ、保管する。
なお、帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが不要であると判定された主帳票(うら面72)のイメージデータおよび添付帳票B(うら面)76のイメージデータは帳票データベース3に保管しない。
以上説明したように、第2の実施例では、帳票読取装置1の制御部15は、認識した帳票種別に基づいて記憶部14に記憶された帳票イメージ保管要否情報50の帳票種別51を検索して一致する帳票種別51に対応する保管イメージデータ52を抽出し、その保管イメージデータ52に基づいて読取った帳票のイメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であるか否かを判定するようにしたことにより、オペレータに過度の操作負担をかけることなく、保管が必要な帳票のイメージデータを記憶装置に記憶させることができるという効果が得られる。
第3の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同様なので同一の符号を付してその説明を省略し、第3の実施例の構成の作用について説明する。
まず、帳票イメージデータファイリングシステムの帳票イメージデータ保管処理を図8の第3の実施例における帳票イメージ保管処理の説明図に基づいて説明する。
図8において、帳票読取装置1は操作者の操作を受け付けて帳票のイメージデータを読取る。ここで、帳票は、例えば主帳票(おもて面)81、主帳票(うら面)82、添付帳票(おもて面)83、添付帳票(うら面)84のように所定の枚数の帳票群を形成するように帳票読取装置1の帳票吸入部にまとめて載置され、帳票読取装置1の制御部15の指示によりスキャナ部13は1枚ずつ帳票のイメージデータを読取り、記憶部14に記憶させるものとする。
また、主帳票(おもて面)81の所定の位置に免許証、保険証、住民票等の添付帳票の有無を示す添付帳票チェック欄が設けられており、その添付帳票チェック欄がチェックされた帳票のイメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であると判定する。本実施例では、免許証の欄が「レ」等でチェック(マーク)されているものとする。
帳票のイメージデータを読取ると帳票読取装置1の制御部15の帳票認識手段は、主帳票(おもて面)81のイメージデータから添付帳票チェック欄を認識し、さらに添付帳票の有無、すなわち添付帳票のイメージデータの保管要否を認識する。なお、主帳票(うら面)82も添付帳票として扱うものとする。
本実施例では、免許証の欄がチェックされていることを認識し、後続する帳票のイメージデータの中から免許証のイメージデータを保管の対象とする。
制御部15の帳票認識手段は、帳票のイメージデータから罫線の認識や特徴キーワードを抽出してその帳票のイメージデータが免許証のイメージデータであるか否かを判定する。
例えば、帳票認識手段が主帳票(うら面)82のイメージデータが免許証のイメージデータでないと判定すると帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが不要であると判定する。
制御部15は、帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが不要であると判定すると主帳票(うら面)82のイメージデータを帳票データベース3に保管することをサーバ2へ通知することなく、後続する帳票イメージデータの処理を行う。
続いて、制御部15の帳票認識手段は、後続する帳票のイメージデータが免許証のイメージデータであるか否かを判定する。帳票認識手段が添付帳票(おもて面)83のイメージデータが免許証のイメージデータであると判定すると帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であると判定する。
制御部15(帳票イメージデータ保管手段)は、帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であると判定すると添付帳票(おもて面)83のイメージデータを記憶部14から読出し、そのイメージデータおよび、そのイメージデータを帳票データベース3に保管することをサーバ2へ通知する。
サーバ2は受信した添付帳票(おもて面)83のイメージデータを帳票データベース3に記憶させ、保管する。
以降、同様な処理を後続する添付帳票(うら面)84について行い、免許証のイメージデータであると判定された帳票イメージデータを帳票データベース3に保管する。
なお、主帳票(おもて面)81のイメージデータは必ず帳票データベース3に保管するものとする。
上述した帳票イメージデータ保管処理を図9の第3の実施例における帳票イメージ保管処理のフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1a:帳票読取装置1の制御部15の指示によりスキャナ部13は1枚ずつ帳票のイメージデータを読取り、それぞれの帳票のイメージデータを記憶部14に記憶させる。
S2a:それぞれの帳票のイメージデータを記憶部14に記憶させると、読取った帳票の枚数(N)を記憶部14に記憶させる。また、制御部15は、読取った帳票群のイメージデータを識別するための束管理番号の初期値(P)を記憶部14に記憶させる。
S3a:制御部15は、記憶部14に記憶した認識対象の帳票の残枚数(N)が「0」であるか否かを判定し、処理する帳票が終了したか否かを判定する。制御部15が、認識対象の帳票の残枚数(N)が「0」であると判定すると処理を終了し、認識対象の帳票の残枚数(N)が「0」でないと判定すると処理をS4aへ移行して帳票イメージ保管処理を行う。
S4a:認識対象の帳票が存在すると判定すると制御部15の帳票認識手段および帳票種別認識手段は、読取った帳票のイメージデータを記憶部14に記憶した帳票特徴情報と照合しながら帳票の種類や帳票に記載された添付帳票チェック欄等を認識する。
S5a:制御部15は、帳票の認識結果から読取った帳票のイメージデータが主帳票(おもて面)であるか否かを判定する。主帳票であると判定すると処理をS6aへ移行し、一方主帳票でないと判定されると処理をS10aへ移行する。
S6a:帳票のイメージデータが主帳票(おもて面)であると判定した制御部15は、読取った帳票群に付与する束管理番号を更新して(P+1)を記憶部14に記憶させる。
S7a:制御部15(帳票イメージデータ保管手段)は、主帳票(おもて面)のイメージデータを記憶部14から読出し、そのイメージデータおよび、そのイメージデータを帳票データベース3に保管することをサーバ2へ通知する。
サーバ2は受信した主帳票(おもて面)のイメージデータを帳票データベース3に記憶させ、保管する。
S8a:また、制御部15は主帳票(おもて面)の添付帳票チェック欄の認識結果からそれぞれの帳票のイメージデータの保管要否を添付帳票チェックマーク情報として記憶部14に記憶させる。
S9a:制御部15は、記憶部14に記憶した認識対象の帳票の残枚数(N)を“1”減算して処理をS3aへ移行し、処理の対象を後続する帳票のイメージデータとする。
S10a:一方、S5aにおいて、読取った帳票のイメージデータが主帳票(おもて面)でないと判定した制御部15は、S8aで記憶部14に記憶させた添付帳票チェックマーク情報に基づいて読取った帳票のイメージデータが保管対象の添付帳票であるか否かを判定する。その結果、保管対象の添付帳票であると判定すると処理をS11aへ移行し、保管対象の添付帳票でないと判定すると処理をS14aへ移行する。
S11a:読取った帳票のイメージデータが保管対象の添付帳票であると判定した制御部15は、記憶部14に記憶した添付帳票チェックマーク情報を消去する。
S12a:制御部15(帳票イメージデータ保管手段)は、添付帳票のイメージデータを記憶部14から読出し、そのイメージデータおよび、そのイメージデータを帳票データベース3に保管することをサーバ2へ通知する。
サーバ2は受信した添付帳票のイメージデータを帳票データベース3に記憶させ、保管する。
S13a:制御部15は、記憶部14に記憶した認識対象の帳票の残枚数(N)を“1”減算して処理をS3aへ移行し、処理の対象を後続する帳票のイメージデータとする。
S14a:S10aにおいて、記憶部14に記憶させた添付帳票チェックマーク情報に基づいて読取った帳票のイメージデータが保管対象の添付帳票でないと判定した制御部15はその帳票のイメージデータを保管対象外とする。
このとき、制御部15は読取った帳票のイメージデータを表示部11に表示してそのイメージデータを廃棄することの適否を確認する画面を表示し、オペレータによりそのイメージデータを廃棄することを許可する旨の操作が入力部12で入力された場合、その帳票のイメージデータを保管対象外とする。
なお、保管対象外の帳票イメージデータは処理の終了時に記憶部14から消去されるものとする。
S15a:制御部15は、記憶部14に記憶した認識対象の帳票の残枚数(N)を“1”減算して処理をS3aへ移行し、処理の対象を後続する帳票のイメージデータとする。
このように帳票読取装置1の制御部15の帳票認識手段は、主帳票(おもて面)81のイメージデータから添付帳票チェック欄を認識し、添付帳票のイメージデータの保管要否を判定するようにしたことにより、オペレータに過度の操作負担をかけることなく、保管が必要な帳票のイメージデータを記憶装置に記憶させることができるようになる。
次に、添付帳票が認識できなかった場合の帳票イメージデータ保管処理を図10の第3の実施例における帳票イメージ保管処理(エラー処理)の説明図に基づいて説明する。
図10において、帳票読取装置1は操作者の操作を受け付けて帳票のイメージデータを読取る。ここで、帳票は、例えば主帳票(おもて面)101、主帳票(うら面)102、添付帳票(おもて面)103、添付帳票(うら面)104のように所定の枚数の帳票群を形成するように帳票読取装置1の帳票吸入部にまとめて載置され、帳票読取装置1の制御部15の指示によりスキャナ部13は1枚ずつ帳票のイメージデータを読取り、記憶部14に記憶させるものとする。
また、主帳票(おもて面)101の所定の位置に免許証、保険証、住民票等の添付帳票の有無を示す添付帳票チェック欄が設けられており、その添付帳票チェック欄がチェックされた帳票のイメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であると判定する。本実施例では、免許証の欄が「レ」等でチェック(マーク)されているものとする。
帳票のイメージデータを読取ると帳票読取装置1の制御部15の帳票認識手段は、主帳票(おもて面)101のイメージデータから添付帳票チェック欄を認識し、さらに添付帳票の有無、すなわち添付帳票のイメージデータの保管要否を認識する。なお、主帳票(うら面)102も添付帳票として扱うものとする。
本実施例では、免許証の欄がチェックされていることを認識し、後続する帳票のイメージデータの中から免許証のイメージデータを保管の対象とする。
制御部15の帳票認識手段は、帳票のイメージデータが免許証のイメージデータであるか否かを判定する。
例えば、帳票認識手段が主帳票(うら面)102のイメージデータが免許証のイメージデータでないと判定すると帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが不要であると判定する。
制御部15は、帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが不要であると判定すると主帳票(うら面)102のイメージデータを帳票データベース3に保管することをサーバ2へ通知することなく、後続する帳票イメージデータの処理を行う。
続いて、制御部15の帳票認識手段は、後続する帳票のイメージデータが免許証のイメージデータであるか否かを判定する。ここで、帳票認識手段が帳票イメージデータの認識に失敗し、添付帳票(おもて面)103のイメージデータが免許証のイメージデータでないと判定すると帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが不要であると判定する。
以降、同様な処理を後続する添付帳票(うら面)104について行い、制御部15の帳票認識手段は、後続する帳票のイメージデータが免許証のイメージデータであるか否かを判定するが免許証のイメージデータでないと判定するものとする。
さらに、制御部15の帳票認識手段は、後続する帳票のイメージデータを認識した結果、その帳票が主帳票(おもて面)105であることを検知すると制御部15は、保管対象の帳票イメージデータが存在しない、すなわち添付帳票のイメージデータの特徴の抽出に異常を検知したものとし、添付帳票検知異常として読取った帳票のイメージデータとともにオペレータに注意を喚起するための画面を表示部11に表示する。
オペレータの操作により免許証のイメージデータであると確認される帳票を選択する操作を入力部12で受け付けると制御部15(帳票イメージデータ保管手段)は、選択された帳票イメージデータを帳票データベース3に保管する。
なお、主帳票(おもて面)101のイメージデータは必ず帳票データベース3に保管するものとする。
上述した帳票イメージデータ保管処理を図11の第3の実施例における帳票イメージ保管処理(エラー処理)のフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1b〜S7b:図9におけるS1a〜S7aと同様の処理のためのその説明を省略する。
S8b:制御部15は、前の帳票群に保管対象となる帳票のイメージデータが存在しなかったか否かを判定するため、前の帳票群の添付帳票チェックマーク情報が記憶部14に記憶されたままになっているか否か判定する。主帳票が読み込まれたことによって次の帳票群の読み取りが開始されるが、主帳票が読み込まれているにも関わらず、添付帳票チェックマーク情報がすべてクリアされていない場合は、前の帳票群の中に読み込まれるべき帳票が存在しなかったことになる。前の帳票群の添付帳票チェックマーク情報が記憶部14に記憶されたままになっていると判定すると処理をS9bへ移行し、記憶されたままになっていないと判定すると処理をS10bへ移行する。
S9b:前の帳票群の添付帳票チェックマーク情報が記憶部14に記憶されたまま、すなわち前の帳票群に保管対象となる帳票のイメージデータが存在しなかったと判定すると制御部15は、「保管対象の添付帳票が見つからなかった」旨の文言、および読取った帳票のイメージデータとともにオペレータに注意を喚起するための画面を表示部11に表示する。
注意を喚起するための画面を表示部11に表示するとオペレータの操作により免許証のイメージデータであると確認される帳票を選択する操作を入力部12で受け付け、制御部15(帳票イメージデータ保管手段)は、選択された帳票イメージデータを帳票データベース3に保管する。
S10b:一方、S8bにおいて前の帳票群の添付帳票チェックマーク情報が記憶部14に記憶されていない、すなわち前の帳票群に保管対象となる帳票のイメージデータが存在したと判定すると制御部15は主帳票(おもて面)の添付帳票チェック欄の認識結果からそれぞれの帳票のイメージデータの保管要否を当該帳票群の添付帳票チェックマーク情報として記憶部14に記憶させる。
S11b〜S17b:図9におけるS9a〜S15aと同様の処理なのでその説明を省略する。
保管対象となる帳票のイメージデータが存在しなかったと判定すると制御部15は、オペレータに注意を喚起するための画面を表示部11に表示し、オペレータの操作により保管対象のイメージデータであると確認される帳票を選択する操作を入力部12で受け付け、制御部15は、選択された帳票イメージデータを帳票データベース3に記憶させるようにしたことにより、保管が必要な帳票イメージデータを確実に保管することができるようになる。
次に、添付帳票が複数存在した場合の帳票イメージデータ保管処理を図12の第3の実施例における帳票イメージ保管処理(エラー処理)の説明図に基づいて説明する。
図12において、帳票読取装置1は操作者の操作を受け付けて帳票のイメージデータを読取る。ここで、帳票は、例えば主帳票(おもて面)121、主帳票(うら面)122、添付帳票A(おもて面)123、添付帳票A(うら面)124、添付帳票B(おもて面)125、添付帳票B(うら面)126のように所定の枚数の帳票群を形成するように帳票読取装置1の帳票吸入部にまとめて載置され、帳票読取装置1の制御部15の指示によりスキャナ部13は1枚ずつ帳票のイメージデータを読取り、記憶部14に記憶させるものとする。
また、主帳票(おもて面)121の所定の位置に免許証、保険証、住民票等の添付帳票の有無を示す添付帳票チェック欄が設けられており、その添付帳票チェック欄がチェックされた帳票のイメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であると判定する。本実施例では、免許証の欄が「レ」等でチェック(マーク)されているものとする。
帳票のイメージデータを読取ると帳票読取装置1の制御部15の帳票認識手段は、主帳票(おもて面)121のイメージデータから添付帳票チェック欄を認識し、さらに添付帳票の有無、すなわち添付帳票のイメージデータの保管要否を認識する。なお、主帳票(うら面)122も添付帳票として扱うものとする。
本実施例では、免許証の欄がチェックされていることを認識し、後続する帳票のイメージデータの中から免許証のイメージデータを保管の対象とする。
制御部15の帳票認識手段は、帳票のイメージデータが免許証のイメージデータであるか否かを判定する。
例えば、帳票認識手段が主帳票(うら面)122のイメージデータが免許証のイメージデータでないと判定すると帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが不要であると判定する。
制御部15は、帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが不要であると判定すると主帳票(うら面)122のイメージデータを帳票データベース3に保管することをサーバ2へ通知することなく、後続する帳票イメージデータの処理を行う。
続いて、制御部15の帳票認識手段は、後続する帳票のイメージデータが免許証のイメージデータであるか否かを判定する。帳票認識手段が添付帳票A(おもて面)123のイメージデータが免許証のイメージデータであると判定すると帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であると判定する。
制御部15(帳票イメージデータ保管手段)は、帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することが必要であると判定すると添付帳票A(おもて面)123のイメージデータを記憶部14から読出し、そのイメージデータおよび、そのイメージデータを帳票データベース3に保管することをサーバ2へ通知する。
サーバ2は受信した添付帳票A(おもて面)123のイメージデータを帳票データベース3に記憶させ、保管する。
以降、同様な処理を後続する添付帳票A(うら面)124、添付帳票B(おもて面)125、添付帳票B(うら面)126について行うが、制御部15の帳票認識手段が後続する帳票のイメージデータが保険証や住民票等のイメージデータであることを認識した場合、例えば添付帳票B(おもて面)125のイメージデータが保管が不要な保険証であると認識した場合、制御部15は、添付帳票のイメージデータが複数存在したもの、すなわち添付帳票のイメージデータの特徴の抽出に異常を検知したものとし、添付帳票検知異常として読取った帳票のイメージデータとともにオペレータに注意を喚起するための画面を表示部11に表示する。
オペレータにより添付帳票B(おもて面)125のイメージデータが保険証であると確認されると帳票を削除する操作を入力部12で受け付け、制御部15は、選択された帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することなく記憶部14から消去する。
なお、主帳票(おもて面)121のイメージデータは必ず帳票データベース3に保管するものとする。
上述した帳票イメージデータ保管処理を図13の第3の実施例における帳票イメージ保管処理(エラー処理)のフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1c〜S11c:図11におけるS1b〜S11bと同様の処理のためのその説明を省略する。
S12c:S5cにおいて、読取った帳票のイメージデータが主帳票(おもて面)でないと判定した制御部15の帳票認識手段は、読取った帳票のイメージデータが免許証や保険証等の添付帳票であるか否かを判定する。その結果、添付帳票であると判定すると処理をS13cへ移行し、保管対象の添付帳票でないと判定すると処理をS18cへ移行する。
S13c:制御部15の帳票認識手段が帳票のイメージデータが保険証や住民票等の添付帳票のイメージデータである判定すると制御部15は、S10cにおいて記憶部14に記憶させた添付帳票チェックマーク情報に基づいて読取った帳票のイメージデータが保管対象の添付帳票であるか否か、すなわち添付帳票チェック欄にマークされた添付帳票(例えば、免許証)と異なる添付帳票(例えば、保険証)を検知したか否かを判定する。その結果、保管対象の添付帳票であると判定すると処理をS15cへ移行し、保管対象の添付帳票でないと判定すると処理をS14cへ移行する。
S14c:保管対象の添付帳票でないと判定すると制御部15は、「保管対象でない添付帳票が見つかった」旨の文言、および読取った帳票のイメージデータとともにオペレータに注意を喚起するための画面を表示部11に表示する。
注意を喚起するための画面を表示部11に表示するとオペレータの操作により保管対象でない保険証のイメージデータであると確認される帳票を選択する操作を入力部12で受け付け、制御部15は、選択された帳票イメージデータを帳票データベース3に保管することなく記憶部14から消去する。
S15c〜S19c:図11におけるS13b〜S17bと同様の処理のためのその説明を省略する。
このように保管対象の添付帳票を検知するとオペレータに注意を喚起するための画面を表示部11に表示し、オペレータの操作により保管対象でない帳票を選択する操作を入力部12で受け付けるようにしたことにより、保管が必要な帳票イメージデータを確実に保管することができるようになる。
以上説明したように、第3の実施例では、帳票読取装置1の制御部15の帳票認識手段は、主帳票(おもて面)のイメージデータから添付帳票チェック欄を認識し、添付帳票のイメージデータの保管要否を判定するようにしたことにより、オペレータに過度の操作負担をかけることなく、保管が必要な帳票のイメージデータを記憶装置に記憶させることができるという効果が得られる。
また、帳票読取装置1の制御部15は、保管対象の帳票イメージデータが存在しないことを検知した場合や保管対象外の帳票イメージデータが存在することを検知した場合、オペレータに注意を喚起するための画面を表示部11に表示し、オペレータの操作により保管する帳票を選択する操作を入力部12で受け付けるようにしたことにより、保管が必要な帳票イメージデータを確実に保管することができるという効果が得られる。
第1の実施例における帳票イメージファイリングシステムの構成を示すブロック図 第1の実施例における帳票読取装置の構成を示すブロック図 第1の実施例における帳票イメージ保管処理の説明図 第1の実施例における帳票イメージ保管処理の説明図 第2の実施例における帳票イメージ保管要否情報の説明図 第2の実施例における帳票イメージ保管処理の説明図 第2の実施例における帳票イメージ保管処理の説明図 第3の実施例における帳票イメージ保管処理の説明図 第3の実施例における帳票イメージ保管処理のフローチャート 第3の実施例における帳票イメージ保管処理(エラー処理)の説明図 第3の実施例における帳票イメージ保管処理(エラー処理)のフローチャート 第3の実施例における帳票イメージ保管処理(エラー処理)の説明図 第3の実施例における帳票イメージ保管処理(エラー処理)のフローチャート
符号の説明
1 帳票読取装置
2 サーバ
3 帳票データベース
4 通信回線
11 表示部
12 入力部
13 スキャナ部
14 記憶部
15 制御部

Claims (7)

  1. 帳票読取手段が読取った複数枚の帳票のイメージデータを帳票記憶手段に記憶させて保管する帳票イメージファイリングシステムにおいて、
    帳票読取手段が読取った先頭の帳票のイメージデータから前記イメージデータの保管の要否を示す保管要否識別情報を認識する帳票認識手段と、
    前記帳票認識手段が保管要否識別情報を認識した結果に基づいて前記帳票群のそれぞれのイメージデータの保管の要否を判定し、前記イメージデータを帳票記憶手段に記憶させる帳票イメージデータ保管手段とを設け、
    前記帳票イメージデータ保管手段が、保管が必要と判定した帳票のイメージデータを帳票記憶手段に記憶させるようにしたことを特徴とする帳票イメージファイリングシステム。
  2. 請求項1の帳票イメージファイリングシステムにおいて、
    前記帳票認識手段は、帳票読取手段が読取った前記先頭の帳票のイメージデータから保管が必要な添付帳票を認識するとともに読取った添付帳票のイメージデータからそのイメージデータの特徴を抽出し、
    前記帳票イメージデータ保管手段は、前記帳票認識手段が添付帳票のイメージデータから抽出した特徴および前記先頭の帳票のイメージデータから認識した保管が必要な添付帳票に基づいて該添付帳票のイメージデータの保管の要否を判定し、保管が必要と判定された添付帳票のイメージデータを帳票記憶手段に記憶させることを特徴とする帳票イメージファイリングシステム。
  3. 請求項の帳票イメージファイリングシステムにおいて、
    前記帳票認識手段が添付帳票のイメージデータからそのイメージデータの特徴の抽出に異常を検知したとき、読取った添付帳票のイメージデータの保管の要否を選択する操作を受け付け、保管が必要であるとして選択された添付帳票のイメージデータを前記帳票イメージデータ保管手段が帳票記憶手段に記憶させるようにしたことを特徴とする帳票イメージファイリングシステム。
  4. 請求項の帳票イメージファイリングシステムにおいて、
    前記帳票認識手段が、添付帳票のイメージデータから保管が必要な添付帳票のイメージデータの特徴を抽出できなかったとき、異常を検知するようにしたことを特徴とする帳票イメージファイリングシステム。
  5. 請求項の帳票イメージファイリングシステムにおいて、
    前記帳票認識手段が、添付帳票のイメージデータから保管が不要な添付帳票のイメージデータの特徴を抽出したとき、異常を検知するようにしたことを特徴とする帳票イメージファイリングシステム。
  6. 請求項2から請求項5のいずれか1項の帳票イメージファイリングシステムにおいて、
    前記帳票認識手段は、前記先頭の帳票の添付帳票チェック欄にされたマークに基づいて保管が必要な添付帳票を認識するようにしたことを特徴とする帳票イメージファイリングシステム。
  7. 請求項2から請求項6のいずれか1項の帳票イメージファイリングシステムにおいて、
    前記帳票認識手段は、読取った添付帳票のイメージデータから免許証、保険証、または住民票の特徴を抽出するようにしたことを特徴とする帳票イメージファイリングシステム。
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