JP2021124063A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】EGR実行時に排気管からEGR管内に流入するEGRガスがEGRクーラに流入する前に、EGRガス中に占める水蒸気を別な気体に分解することができ、処理したEGRガスをEGRクーラ内に通流させることができ、EGRクーラの錆の発生、損壊を防止できること。
【解決手段】排気管2から排気ガスの一部を導入し吸気管4に還流させるEGR管11Aと、EGR管11Aの中途部に設けられEGRガスを冷却するEGRクーラ15と、EGR管11Aに設けられ、所定の運転領域で開弁するEGR弁16と、EGR管11A内のEGRクーラ15よりも排気管EGR管2側に設けられ、通流するEGRガス中の水蒸気を別な気体に分解する水蒸気分解器12とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、EGRクーラを有するEGRシステムを備える内燃機関に関する。
EGRは、排気管から分岐して吸気管に合流するEGR管(排ガス再循環流路)を有し、排気流路に排出される排ガスの一部をEGR管を介して吸気流路に還流させる排気再循環(Exhaust Gas Recirculation)のことである。EGRシステムは、エンジンの排ガスの浄化(NOx(窒素酸化物)の低減)やノッキング抑制、燃費向上といった効果を発揮するために備えられている。
EGRシステムにはEGR管の中途部にEGRクーラを備えたタイプがある。EGRクーラは、EGRの温度を下げて更に燃焼温度を下げ、またEGRの充填率を上げて、燃費を向上させるために設けられている。
特開第2001−280130号公報、図2 特開第2012−229678号公報
EGRクーラを備える場合には、エンジン運転中(EGR稼動中)に凝縮水が発生する場合が有り、EGRクーラ内に付着滞留する排ガス中に含まれるNOxが凝縮水に浸漬し、NOxを含み酸性となる凝縮水がEGRクーラの内面を腐食し、さらにシリンダに進入しシリンダの内面を腐食することになる。
本発明は、EGR実行時に排気管からEGR管内に流入するEGRガスがEGRクーラに流入する前に、EGRガス中に占める水蒸気を別な気体に分解することができ、処理したEGRガスをEGRクーラ内に通流させることができ、EGRクーラの錆の発生、損壊を防止できる内燃機関を提供すること目的としている。
本発明の第1の態様に係る内燃機関は、排気管または排気マニホールドから排気ガスの一部を導入し吸気管または吸気マニホールドに還流させるEGR管と、前記EGR管の中途部に設けられEGRガスを冷却するEGRクーラと、前記EGR管に設けられ、所定の運転領域で開弁するEGR弁と、前記EGR管内の前記EGRクーラよりも前記排気管側に設けられ、水蒸気分解用チャンバ内を通流する前記EGRガス中の水蒸気を別な気体に分解する水蒸気分解器とを備えることを特徴とする。
ここで、水蒸気分解とは、化学反応系の反応で水蒸気が水素と酸素とに化学分解することをいう。
本発明の第2の態様に係る内燃機関は、第1の態様の構成に加え、さらに、前記水蒸気分解器が、分解器用チャンバと、前記分解器用チャンバ内に流入するEGRガスと混合するよう炭化水素系燃料を噴射する燃料用噴射弁と、前記分解器用チャンバ内に収容され、前記分解器用チャンバ内を流通する前記EGRガスと前記炭化水素系燃料とから水素と一酸化炭素とメタンに変成する化学反応を促進する触媒とを備えてなることを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る内燃機関は、第1または第2の態様の構成に加え、さらに、前記触媒が化学反応を促進する所定温度より低い状態でのEGR実行時に、前記EGRクーラ内に流入するEGRガス中に含まれる水蒸気が凝縮して生成する凝縮水が、前記EGR管のEGRガス流入端に向かって流下するように設けられていることを特徴とする。
本発明の第4の態様に係る内燃機関は、第3のいずれか1つの態様の構成に加え、さらに、前記分解器用チャンバと、前記EGR通路の前記分解器用チャンバの排気上流側に延在する上流部とが前記排気管内に設けられ、前記EGRクーラが前記水蒸気分解器よりも高い位置に設けられていることを特徴とする。
本発明の第5の態様に係る内燃機関は、第1ないし第4の態様のいずれか1つの態様の構成に加え、さらに、暖気運転経過後の排気ガス温度が所定温度以上になるように内燃機関本体を制御するハイブリッド車両用駆動装置に適用されることを特徴とする。
ここで、所定温度とは、水蒸気分解用チャンバ内で水蒸気を水素と酸素とに化学分解を開始する温度をいう。
本発明によれば、EGR実行時に排気管からEGR管内に流入するEGRガスがEGRクーラに流入する前に、EGRガス中に占める水蒸気を別な気体に分解することができ、処理したEGRガスをEGRクーラ内に通流させることができ、EGRクーラの錆の発生、損壊を防止できる内燃機関を提供できる。
図1は、本発明の第1の実施形態を適用する内燃機関の概念図である。 図2は、本発明の第2の実施形態を適用する内燃機関の概念図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施形態に係る内燃機関について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る内燃機関100は、排気管2の内燃機関本体1に近い管内位置と吸気管4の内燃機関本体1に近い合流管(合流部)5とを接続するように設けられた排ガス再循環流路を構成するEGR管11を有し、そして、EGR管11の中途に、排気管2側から順並びで水蒸気分解器12、EGRクーラ15およびEGR弁16を有するEGRシステムを備えている。
水蒸気分解器12は、EGR管11内のEGRクーラ15よりも排気管2側に隣接して設けられ、通流するEGRガス中の水蒸気全量の内の所定割合以上の水蒸気を別な気体(水素と酸素)に分解する。水蒸気分解器12は、排気管2内に配置されている
内燃機関100は、EGR弁16の開弁時(EGR実行時)に、排気管2内を流れる排ガスの一部をEGRガスとして分岐管(分岐部)3よりEGR管11内に導入し水蒸気分解器12、EGRクーラ15およびEGR弁16に順次に通流させ、吸気マニホールドに合流させ、もって、排ガスの一部をシリンダ内に再帰還流するEGRシステムを備えている。
以下、詳細に説明する。
EGR管11は、上流部11aと、中流部11bと、下流部11cとに分かれている。排気管2の水蒸気分解器12を収容している中途部とEGR管11の上流部11aは一体に設けられ、製作・組立・メンテナンス時の分解のためフランジで接続されている。上流部11aは、水蒸気分解器12の排気管2の排気下流側に対応しているガス入口と接続され排気管2内を排気下流側に延在する。上流部11aはEGRガス取り込み側部分であり、上流部11aの排気管2の排気下流側に対応する端部には、上半部より垂下する半球面部11dを有する。この半球面部11dは、排気管2内の排気の一部を上流部11a内に取り込むようにEGRガスの一部を案内する。中流部11bは、水蒸気分解器12の排気管2の排気上流側に対応しているガス出口と水蒸気分解器よりも高い位置に設けられたEGRクーラ15とを接続するように設けられている。下流部11cは、EGR弁16と合流部5とを接続するように設けられている。
水蒸気分解器12は、EGRガスが上流部11a側のガス入口からEGRクーラ15側のガス出口に通流するように設けられた分解器用チャンバ12aと、分解器用チャンバ12aのガス入口側空間12bの上部から排気管2を貫通して外方へ延在する噴射弁取付用筒部12dに取り付けられ水蒸気分解燃料を噴射する水蒸気分解燃料噴射弁13と、ガス入口側空間12bとガス出口側空間12cとに挟まれるように分解器用チャンバ12a内にガス入口側空間12bとガス出口側空間12cとを形成するようかつ全周密着状態に設けられた触媒14とを備えてなる。
水蒸気分解燃料噴射弁13は、分解器用チャンバ12aのガス入口側空間12bの上面部より排気管2の外方に突出する噴射弁取付用筒部12dに取り付けられ、EGR管11の上流部11aから分解器用チャンバ12aのガス入口よりガス入口側空間12bに流入するEGRガスと混合するよう水蒸気分解燃料を噴射するようになっている。ガス入口側空間12b内に多孔かつ屈曲状に設けられた混合促進部材12eは、EGR管11の上流部11aからガス入口側空間12bに流入するEGRガスとガス入口側空間12bに噴射される水蒸気分解燃料との混合を促進する。
水蒸気分解燃料噴射弁13は、ECUにより制御され水蒸気分解燃料の噴射量を調節するようになっていて、EGR管11の通路方向に対して直角方向より分解器用チャンバ12a内のガス入口側空間12bに直接噴射するように設けられている。
水蒸気分解燃料としては、炭化水素系燃料(例えば、ガソリンまたはエタノール)が用いられる。エタノール混合ガソリンを用いた場合には低温から水蒸気分解が可能なので、幅広い運転領域で水蒸気を削減できる。また、水蒸気分解燃料は、内燃機関100の筒内や吸気管4に噴射される燃料と同一の燃料タンクに貯留されているものを使用できる。
触媒14は、耐熱性を有するEGRガスとの通流接触面積が大きい成形体(焼成体あるいは引き抜き加工成形体など)よりなる触媒本体(担体)と、触媒本体のEGRガスが通流接触する表面に担持された触媒用金属(担持金属)とからなる。
触媒本体は、複数の貫通孔を有するハニカム構造体、賽の目状の多孔構造体、あるいはラビリンス構造のEGRガスが通流する構造体であってもよい。触媒本体は、ジルコニア、アルミナ、酸化マグネシウムを含むもの、ジルコニアとアルミナを含むもの、アルミナとセリアを含むもの、アルミナとセリアとアルカリ土類金属の酸化物を含むもの、アルミナとジルコニアを含むもの、アルミナとセリアとアルカリ土類金属の酸化物を含むもの、酸化セリウムを含むアルミナなどが選ばれる。
触媒用金属は、ニッケルとストロンチウムとレニウムと微量のロジウムよりなるものが好ましい。これによれば、NOxが触媒用金属に付着しても触媒作用の失活がなく、EGRガスにより温められて約400度Cに昇温すると水蒸気分解する化学反応を促進することができる。また、触媒用金属は、ルテニウム等の白金族金属成分と、ロジウムおよび/または鉄とからなる白金族金属成分と、アルカリ土類金属成分とからなるものであってもよい。他に、触媒用金属は、ガソリンエンジンの一般的な排ガス後処理に用いる三元触媒に近い成分であって、三元触媒から白金(Pt)とパラジウム(Pd)を除いた主にロジウム(Rh)で構成されるものを用いてもよい。今後、触媒用金属は、水蒸気分解する化学反応を促進する開始温度が400度Cよりも低いものが開発される余地があり、そのような触媒用金属は一層好適である。触媒用金属は、耐硫黄劣化性に優れ、かつ水蒸気分解する化学反応を促進する開始温度が低いほどよい。
水蒸気分解器12は、触媒14が分解器用チャンバ12aの内周面に全周密着状態に収容されていることにより、EGRガス全量が触媒14に十分に接触して通流させるようになっている。
水蒸気分解器12は、EGRガス中の水蒸気が、炭化水素系燃料と混合した状態で400度C以上に加熱される触媒14に接触流通することで別な気体である水素と酸素とに分解する役目を果たす。すなわち、触媒14は、排気ガス温度が400度C以上であれば、排気ガスの熱で400度C以上に加熱されることになり、EGRガス中の水蒸気と炭化水素系燃料との混合接触流通があると、EGRガス中の水蒸気を別な気体である水素と酸素とに化学分解するとともに、炭化水素系燃料を、炭素と水素とに化学分解し、次いで、炭素と酸素とが結合して一酸化炭素になるとともに炭素と水素とが結合してメタンになる。水素が主要割合で生成され、一酸化炭素とメタンとが少量割合で生成される。
水蒸気分解器12においてEGRガス中の水蒸気を別な気体に分解する能力は、通流するEGRガス中の水蒸気の全量を別な気体に分解することが良いが、水蒸気全量の全量ではなく「所定割合」以上の水蒸気を別な気体に分解する能力が有ればよい。
上記の「所定割合」とは、通常エンジンが使われる範囲内でエンジンの運転、停止を繰り返しても凝縮水が増大しないような割合のことである。
EGRガス中の水蒸気と炭化水素系燃料との混合ガスが触媒14に接触して生じる化学反応は吸熱反応である。
EGRクーラ15は、EGRガスが水蒸気分解器12側のガス入口からEGR弁16側のガス出口に通流するように設けられたクーラ用チャンバ15aと、クーラ用チャンバ15a内に設けられる冷却手段15bとを有し、クーラ用チャンバ15a内を通流するEGRガスと冷却手段15bとの間で熱交換してEGRガスを冷却する機能を有する。
冷却手段15bは、EGRガスとの間で熱交換してEGRガスを冷却する吸熱部である冷却管または吸熱フィンをクーラ用チャンバ15a内に配設され、放熱部がクーラ用チャンバ15a外に配設される液冷式または空冷式の冷却手段15bであってもよい。シリンダヘッドには吸気管4を冷却するための冷却液通路(不図示)が備えられているので、冷却液通路を流れる冷却液の一部を冷却手段15bの冷媒に利用しても良い。さらに、熱移動機能を有する半導体(ペルチエ素子)をクーラ用チャンバ15aの外面に設けて放熱するようにしてもよい。
EGR弁16は、ECU(不図示)により制御され排気還流量を調節するようになっていて、EGR管11のEGRクーラ15よりも吸気管4側に設けられ、所定の運転領域で燃焼室内の温度上昇抑制のために開弁する。
次に、上述した構成の内燃機関の作用、効果について説明する。
内燃機関100は、ECUにより車速や負荷等の運転条件に基づいて制御され、所定の運転領域でEGR弁16を開いてEGR(排気還流)を実行する。EGR弁16が開くと、内燃機関100から排気管2に排出された高温の排気の一部(EGRガス)が、排気管2と吸気管4との圧力差により排気管2の上流部11aよりEGR管11に流れ込み、さらに、水蒸気分解器12、EGRクーラ15、EGR弁16と、合流部5に順に流れ、吸気管4より内燃機関100に対し吸気工程で燃料噴射弁17より噴射される燃料とともにシリンダ室内に再吸気される。
水蒸気分解器12で分解された気体は、触媒14に熱を奪われることになるので、排気と炭化水素系燃料との混合ガスの温度よりも一段低い温度に冷却されEGRクーラ15に流入する。このため、EGRクーラ15の容量を減らすことができ、ラジエータの容量も削減することが可能となる。
上述した構成の内燃機関によれば、EGR実行時にEGRクーラ15を通流するEGRガス中に占める水蒸気量を排気管に通流する排気ガス中に占める水蒸気量に比べて低減させ、EGR実行時にEGRクーラに溜まる凝縮水を抑制し、開弁時に通流するEGRガスの熱で凝縮水が再び気化し得て、EGRクーラ15の錆の発生、損壊を防止できる。
さらに詳細な作用、効果について説明する。
水蒸気分解器12の分解器用チャンバ12aのガス入口側空間12bに流れ込む。水蒸気分解燃料噴射弁13は、ECUによりEGR実行時に開弁し、水蒸気分解燃料(炭化水素系燃料)を噴射し水蒸気分解器12の分解器用チャンバ12aのガス入口側空間12bでEGRガスと混合させる。
水蒸気分解器12は、排気管2内に設けられているので、分解器用チャンバ12aを内燃機関100が始動して暖気運転時(EGR非実行時)で排気ガスの熱で加熱される。このため、触媒14は、EGRガスが接触通流しなくても、暖気運転終了時には400度C以上に加熱されるか、または、EGR実行開始から極めて短時間に化学反応促進作用を生起する400度C以上に加熱される。
なお、暖気運転終了時に触媒14が確実に400度C以上に加熱されるようにするためには、内燃機関本体を暖気運転経過後の排気ガス温度が所定温度以上になるように制御すればよい。特に、ハイブリッド車両用駆動装置では、ハイブリッドモードを回転数とトルクをそれぞれ所定範囲に制御することで暖気運転経過後の排気ガス温度が所定温度以上にすることができる。
EGR実行時、EGRガスと水蒸気分解燃料(炭化水素系燃料)との混合ガスは、水蒸気分解器12内を通流するとき、400度C以上に加熱された触媒14の狭小な通路を通過する際に触媒金属に接触する。このとき、排気に含まれる水蒸気と炭化水素系燃料とが化学反応を生じる。この化学反応により、排気に含まれる水蒸気を別な気体である水素と酸素とに一次分解するとともに、炭化水素燃料が水素と炭素とNOx等に一次分解し、次いで、酸素と炭素とが結合して一酸化炭素となり、また炭素と水素とが結合してメタンとなる。
もって、分解器用チャンバ12aのガス出口側空間12cには、水素、一酸化炭素、およびメタンが存在する。なお、排気に含まれる水蒸気が多いときは、化学反応に関与しない水蒸気が存在することになる。
EGR管11とEGRクーラ15と水蒸気分解器12内で生成される凝縮水が溜まることがないように、凝縮水がEGR通路のEGRガス流入端に向かって流下するように設けられている。具体的には、クーラ用チャンバ15aのガス入口がクーラ用チャンバ15aの底面部と一致するレベルに設けられ、クーラ用チャンバ15aのガス入口が分解器用チャンバ12aのガス出口よりも高いレベルであるか同一高さとなるように設けられ、分解器用チャンバ12aのガス出口が分解器用チャンバ12aのガス入口よりも高いレベルであるか同一高さとなるように設けられ、分解器用チャンバ12aのガス入口がEGR管11の上流部11aよりも高いレベルであるか同一高さとなるように設けられている。
[第2の実施の形態]
続いて、本発明の第2の実施形態に係る内燃機関について図面を参照して説明する。なお、第2の実施形態に係る内燃機関の構成、作用、効果について、第1の実施形態に係る内燃機関と同一である場合には、簡素な説明に止めるか、または省略する。
図2に示すように、第2の実施形態に係る内燃機関100Aは、排気管2Aの内燃機関本体1Aに近い分岐部3Aと吸気管4Aの内燃機関本体1Aに近い合流部5Aとを接続するように設けられ、排ガス再循環流路を構成するEGR管11Aを有し、そして、EGR管11Aの中途に、排気管2A側から順並びで水蒸気分解器12A、EGRクーラ15AおよびEGR弁16Aを有するEGRシステムを備えている。
水蒸気分解器12Aは、EGR管11A内のEGRクーラ15Aよりも排気管2A側に隣接して設けられ、通流するEGRガス中の水蒸気全量の内の所定割合以上の水蒸気を別な気体に分解する。水蒸気分解器12Aは、排気管2A内に配置されている。
内燃機関100Aは、EGR弁16Aの開弁時(EGR実行時)に、排気管2A内を流れる排ガスの一部をEGRガスとして分岐部3AよりEGR管11A内に導入し水蒸気分解器12A、EGRクーラ15AおよびEGR弁16Aに順次に通流させ、吸気管4Aの内燃機関本体1Aの近傍の合流部5Aで吸気マニホールドに合流させ、もって、排ガスの一部をシリンダ内に再帰還流するEGRシステムを備えている。
以下、詳細に説明する。
EGR管11Aは、上流部11Aaと、下流部11Acとに分かれている。上流部11Aaは、排気管2Aより分岐する分岐管3Aに接続されているとともに、水蒸気分解器12Aの排気下流側に対応しているガス入口に接続されている。下流部11Acは、EGR弁16Aに接続されているとともに、吸気管4Aより立ち上がる合流管(合流部)5Aに接続されている。
水蒸気分解器12Aは、EGRガスが上流部11Aa側のガス入口からEGRクーラ15A側のガス出口に通流するように設けられた分解器用チャンバ12Aaと、分解器用チャンバ12Aaのガス入口側空間12Abの上部から排気管2Aを貫通して外方へ延在する噴射弁取付用筒部12Adに取り付けられ水蒸気分解燃料を噴射する水蒸気分解燃料噴射弁13Aと、ガス入口側空間12Abとガス出口側空間12Acとに挟まれるように分解器用チャンバ12Aa内にガス入口側空間12Abとガス出口側空間12Acとを形成するようかつ全周密着状態に設けられた触媒14Aとを備えてなる。
水蒸気分解燃料噴射弁13Aは、分解器用チャンバ12Aaのガス入口側空間12Abの上面部より外方に突出する噴射弁取付用筒部12Adに取り付けられ、ガス入口側空間12Abに流入するEGRガスと混合するように、EGR管11Aの通路方向に対して直角方向上方より水蒸気分解燃料を噴射するようになっている。ガス入口側空間12Ab内に多孔かつ屈曲状に設けられた混合促進部材12Aeは、EGR管11Aの上流部11fからガス入口側空間12Abに流入するEGRガスとガス入口側空間12Abに噴射される水蒸気分解燃料との混合を促進する。
なお、水蒸気分解燃料噴射弁13Aは、EGR管11Aの上流部11Aaの中途に一点鎖線および符号13A’で示すEGR通路11Aの分解器用チャンバ14aよりも上流側位置にてEGR通路11Aに沿って炭化水素系燃料の噴射するように設けられてもよい。
触媒14Aは、触媒本体(担体)と、触媒用金属(担持金属)とからなる。触媒本体と、触媒用金属の構成は、第1の実施の形態と同一である。
EGRクーラ15Aは、クーラ用チャンバ15Aaと、冷却手段15Abとを有し、クーラ用チャンバ15Aa内を通流するEGRガスと冷却手段15Abとの間で熱交換してEGRガスを冷却する機能を有する。
EGR弁16Aは、ECU(不図示)により制御され、所定の運転領域で燃焼室内の温度上昇抑制のために開弁する。
次に、上述した構成の内燃機関の作用、効果について簡単に説明する。
内燃機関100Aは、所定の運転領域でEGR弁16Aが開くことによりEGR(排気還流)を実行する。EGR弁16Aが開くと、排気管2Aを通流する排気の一部がEGRガスとして上流部11fよりEGR管11Aに流れ込み、さらに、水蒸気分解器12Aのガス入口側空間12Abに流入し、ここで、水蒸気分解燃料噴射弁13Aより噴射される水蒸気分解燃料と混合してから触媒14Aに接触流通し、EGRガスに含まれる水蒸気が水素と酸素に第一次分解し、最終的に水素と一酸化炭素とメタンとに変成され、このガスが、EGRクーラ15A、EGR弁16Aと、合流部5Aに順に流れ、吸気管4Aより内燃機関100Aに対し吸気工程で燃料噴射弁17Aより噴射される燃料とともにシリンダ室内に再吸気される。
凝縮水について凝縮水をEGR管11Aの上流部11fから排気管2Aに流出させる共通の対策として、第1の実施の形態と同様に構成されている。すなわち、EGRクーラ15Aと水蒸気分解器12A内で生成される凝縮水が溜まることがないように、凝縮水が排気管2に向かって流下するように設けられている。
本発明に係る内燃機関は、パラレル方式、シリーズ方式またはスプリット方式のハイブリッド車両用駆動装置(ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン)に適用されることが好ましい。また、本発明に係る内燃機関は、ハイブリッド車両ではない内燃機関にも適用される。
本発明によれば、EGR実行時に排気管からEGR管内に流入するEGRガスがEGRクーラに流入する前に、EGRガス中に占める水蒸気を別な気体に分解することができ、処理したEGRガスをEGRクーラ内に通流させることができ、EGRクーラの錆の発生、損壊を防止できるという効果を有し、優れたEGRシステムを備える内燃機関を提供できる。
100、100A…内燃機関、
1、1A…内燃機関本体、
2、2A…排気管、
3、3A…分岐管(分岐部)、
4、4A…吸気管、
5、5A…合流管(合流部)、
11、11A…EGR管、
11a、11a…上流部、
11b…中流部、
11c、11Ac…下流部、
11d…半球面部、
12、12A…水蒸気分解器、
12a、12Aa…分解器用チャンバ、
12b、12Ab…ガス入口側空間、
12c、12Ac…ガス出口側空間、
12d、12Ad…噴射弁取付用筒部、
12e、12Ae…混合促進部材、
13、13A…水蒸気分解燃料噴射弁(燃料噴射弁)、
14、14A…触媒、
15、15A…EGRクーラ、
15a、15Aa…クーラ用チャンバ、
15b、15Ab…冷却手段、
16、16A…EGR弁、
17、17A…燃料噴射弁。
冷却手段15bは、EGRガスとの間で熱交換してEGRガスを冷却する吸熱部である冷却管または吸熱フィンクーラ用チャンバ15a内に配設され、放熱部がクーラ用チャンバ15a外に配設される液冷式または空冷式の冷却手段15bであってもよい。シリンダヘッドには吸気管4を冷却するための冷却液通路(不図示)が備えられているので、冷却液通路を流れる冷却液の一部を冷却手段15bの冷媒に利用しても良い。さらに、熱移動機能を有する半導体(ペルチエ素子)をクーラ用チャンバ15aの外面に設けて放熱するようにしてもよい。
なお、水蒸気分解燃料噴射弁13Aは、EGR管11Aの上流部11Aaの中途に一点鎖線および符号13A’で示すEGR通路11Aの分解器用チャンバ12Aaよりも上流側位置にてEGR通路11Aに沿って炭化水素系燃料の噴射するように設けられてもよい。
縮水をEGR管11Aの上流部11fから排気管2Aに流出させる共通の対策として、第1の実施の形態と同様に構成されている。すなわち、EGRクーラ15Aと水蒸気分解器12A内で生成される凝縮水が溜まることがないように、凝縮水が排気管2に向かって流下するように設けられている。

Claims (5)

  1. 排気管または排気マニホールドから排気ガスの一部を導入し吸気管または吸気マニホールドに還流させるEGR管と、
    前記EGR管の中途部に設けられEGRガスを冷却するEGRクーラと、
    前記EGR管に設けられ、所定の運転領域で開弁するEGR弁と、
    前記EGR管内の前記EGRクーラよりも前記排気管側に設けられ、水蒸気分解用チャンバ内を通流する前記EGRガス中の水蒸気を別な気体に分解する水蒸気分解器と
    を備えることを特徴とする内燃機関。
  2. 前記水蒸気分解器は、
    分解器用チャンバと、
    前記分解器用チャンバ内に流入するEGRガスと混合するよう炭化水素系燃料を噴射する燃料噴射弁と、
    前記分解器用チャンバ内に収容され、前記分解器用チャンバ内を流通する前記EGRガスと前記炭化水素系燃料とから水素と一酸化炭素とメタンに変成する化学反応を促進する触媒と
    を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記触媒が化学反応を促進する所定温度より低い状態でのEGR実行時に、前記EGRクーラ内に流入するEGRガス中に含まれる水蒸気が凝縮して生成する凝縮水が、前記EGR管のEGRガス流入端に向かって流下するように設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関。
  4. 前記分解器用チャンバと、前記EGR通路の前記分解器用チャンバの排気上流側に延在する上流部とが前記排気管内に設けられ、
    前記EGRクーラが前記水蒸気分解器よりも高い位置に設けられていることを特徴とする
    ことを特徴とする請求項3に記載の内燃機関。
  5. 暖気運転経過後の排気ガス温度が所定温度以上になるように内燃機関本体を制御するハイブリッド車両用駆動装置に適用される
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の内燃機関。
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