JP2021123923A - 取付金具 - Google Patents

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浩樹 吉田
Hiroki Yoshida
浩樹 吉田
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Abstract

【課題】ビス等を使用せずに屋根材を直接または間接的に下地に固定することができる取付金具を提供する。【解決手段】 本発明に係る取付金具1は、一方の端部に屈曲部35と、開口36と、を有する嵌合部33を備え、他方の端部に嵌合部33の屈曲部35に掛かり合う形状の屈曲部35と、開口36と、を有する被嵌合部34を備えた一の屋根材3および他の屋根材4を、下地5に取り付けるための取付金具1であって、被嵌合部44の開口46に挿入される挿入部11と、取付金具1を直接または間接的に下地5に固定する固定部12と、挿入部11に形成され、被嵌合部44の屈曲部45に掛かり合い屋根材4を保持する爪13と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、取付金具に関する。
従来、屋根材の取付作業の効率化を図るために、ビス等を使用せずに受金具により屋根材を固定する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−107517
しかし、屋根材をビス等で下地に固定しない場合には、突風等が発生した場合には屋根材が飛散する虞があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、ビス等を使用せずに屋根材を直接または間接的に下地に固定することができる取付金具を提供する。
本発明に係る取付金具は、上述した課題を解決するために、一方の端部に屈曲部と、開口と、を有する嵌合部を備え、他方の端部に前記嵌合部の屈曲部に掛かり合う形状の屈曲部と、開口と、を有する被嵌合部を備えた一の屋根材および他の屋根材を、前記一の屋根材の前記嵌合部の前記開口と前記他の屋根材の前記被嵌合部の前記開口の方向を合わせて、前記一の屋根材の前記嵌合部を前記他の屋根材の前記被嵌合部にかぶせて、前記他の屋根材の前記被嵌合部が有する前記屈曲部と、前記一の屋根材の前記嵌合部の前記屈曲部を掛かり合いで固定することで、隣接する屋根材を連結する嵌合式の屋根材を、下地に取り付けるための取付金具であって、前記被嵌合部の開口に挿入される挿入部と、前記取付金具を直接または間接的に前記下地に固定する固定部と、前記挿入部に形成され、前記被嵌合部の屈曲部に掛かり合い屋根材を保持する爪と、を備える。
本発明に係る取付金具は、ビス等を使用せずに屋根材を直接または間接的に下地に固定することができる。
本発明の第一の実施形態に係る屋根構造を示す説明図。 本発明の第一の実施形態に係る取付金具を示す図。 本発明の第二の実施形態に係る取付金具を示す斜視図。 本発明の第二の実施形態に係る取付金具の使用状態を示す説明図。 本発明の第三の実施形態に係る取付金具を示す正面図。 本発明の参考例に係る取付金具を示す正面図。
本発明に係る取付金具および屋根構造の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る屋根構造を示す説明図である。図2(a)は、本発明の第一の実施形態に係る取付金具1を示す正面図であり、図2(b)は、本発明の第一の実施形態に係る取付金具1を示す斜視図である。以下に記載する「左右方向」は、屋根材3が他の屋根材4と連結する方向をいい、桁行方向(建物の棟木に対して平行な方向)を意味する。
第一の実施形態に係る屋根構造は、取付金具1と、フレーム2と、屋根材3、4と、から構成される。図1に示すように、本実施形態に係る取付金具1は、嵌合式の屋根材3、4を下地5に取り付けるための取付金具であり、下地5に固定された既設の屋根材6の上に新設の屋根材3を葺く屋根の改修に用いることができる。
フレーム2は、既設の瓦棒部61を覆うように、既設の屋根材6の上に設置される。フレーム2は、取付金具1の固定部12を固定する面21を有し、固定面21は、図1において下地5と平行である。取付金具1は、フレーム2を既設の屋根材6に固定した後、ビス等を用いて固定面21に固定される。
屋根材3は、一方の端部に屈曲部35と、開口36と、を有する嵌合部33を備え、他方の端部に嵌合部33の屈曲部35に掛かり合う形状の屈曲部35と、開口36と、を有する被嵌合部34を備える。屋根材3と他の屋根材4を連結する方法としては、まず、嵌合部33の開口36と他の屋根材4の被嵌合部44の開口46の方向を合わせて、屋根材3の嵌合部33を他の屋根材4の被嵌合部44にかぶせる。次に、他の屋根材4の被嵌合部44が有する屈曲部45と、屋根材3の嵌合部33の屈曲部35を掛かり合いで固定する。つまり、被嵌合部44の屈曲部45に嵌合部33の屈曲部35を重ね合わせて嵌めることで、屋根材3と他の屋根材4を連結する。
屈曲部35は、開口側に向かってすぼむ形状を有する。これにより、一度被嵌合部44に嵌合部33が嵌まると、嵌合部33は被嵌合部44から外れにくくなり、屋根材を強固に連結することができる。
第一の実施形態に係る取付金具1は、1枚の平板から形成され、挿入部11と、固定部12と、爪13と、を備える。
挿入部11は、固定部12における左右方向の一方の端部を鉛直上向きに折り曲げることにより形成される。挿入部11は、固定部12側に位置する長方形状の第一の面16と、第一の面16と対向する第二の面17と、を有する。挿入部11は、被嵌合部44の開口46に挿入される。
固定部12は、取付金具1を直接または間接的に下地5に固定する。第一の実施形態において、固定部12は、固定部12の鉛直下向きの面がフレーム2または既設の屋根材6の表面に接触し、ビス等により固定される。
爪13は、挿入部11の一部を切り起こして形成される。第一の実施形態において、爪13は挿入部11を左右方向に切り起こして形成され、第一の面16に2つの爪13が形成され、第二の面17に2つの爪13が形成される。しかし、挿入部11に形成される爪13の形状や数は特に限定されるものではなく、屋根材3、4の被嵌合部34、44の形状に合わせて適宜変更することができる。
図1において、第一の面16に形成された爪13の端部14の左端から、第二の面17に形成された爪13の端部14の右端までの左右方向の長さは、開口36の左右方向の長さよりも長い。これにより、挿入部11を被嵌合部44の所定位置に挿入すると、爪13の復元力により第一の面16に形成された爪13の端部14の左端と、第二の面17に形成された爪13の端部14の右端は、被嵌合部44に接触する。その結果、一度挿入部11を被嵌合部44に挿入すると、挿入部11は、被嵌合部44から外れにくくなり、屋根材3、4を取付金具1に強固に固定することができる。
爪13は、鉛直下向きの端面18を有する。これにより、屋根材3、4が負圧により鉛直上向きに引っ張られても、端面18が屈曲部35、45に掛かり合い、屋根材3、4を鉛直下向きに押えることから、屋根材3、4は取付金具1に固定された状態を維持することができる。
屋根材3、4は、以下の方法により取付金具1に固定される。
まず、他の屋根材4の被嵌合部44の屈曲部45に爪13が掛かり合うように、他の屋根材4の被嵌合部44を取付金具1の挿入部11に被せることで、他の屋根材4は取付金具1に保持される。そして、保持された被嵌合部44に屋根材3の嵌合部33を被せ、被嵌合部44の屈曲部45と嵌合部33の屈曲部35を掛かり合わせて屋根材3と他の屋根材4とを連結させる。
このような第一の実施形態における取付金具1および屋根構造は、ビス等を使用せずに屋根材を直接または間接的に下地に固定することができる。
図3は、本発明の第二の実施形態に係る取付金具1aを示す斜視図であり、図4は、本発明の第二の実施形態に係る取付金具1aの使用状態を示す説明図である。第二の実施形態に係る取付金具1aは、挿入部11aと、固定部12aと、爪13aと、連結部15aと、を備える。挿入部11a、固定部12a、および爪13aは、第一の実施形態に係る取付金具1の挿入部11、固定部12、および爪13と同一であるため、重複する説明は省略する。
連結部15aは、挿入部11aの鉛直下向きの端部を折り曲げて形成され、固定部12aにおける左右方向の一方の端部に接続する。図3および図4において連結部15aは、左右方向および鉛直方向に直交する方向に折り目を有するよう、複数回折り曲げられて、形成される。折り曲げられる位置は、特に限定されるものではなく、フレーム2の内側に配置される瓦棒部61の形状に合わせて適宜変更することができる。連結部15aを有することにより、瓦棒部61を覆うための高さを確保することができる。そのため、取付金具1aをフレーム2の一部として使用することが可能となる。
図5は、本発明の第三の実施形態に係る取付金具1bを示す正面図である。第三の実施形態に係る取付金具1bは、挿入部11bと、固定部12bと、爪13bと、連結部15bと、を備える。第一の実施形態に係る取付金具1の挿入部11、固定部12、および爪13と重複する説明は省略する。
取付金具1bは、挿入部11bを中心に左右対称に折り曲げられる一枚の平板から形成され、連結部15b、および固定部12bは、面19に対して、略対称の位置に配置される。挿入部11bは、面19を挟む第一の面16bと、第二の面17bと、を有する。
爪13bは、挿入部11bの第一の面16bおよび第二の面17bを切り起こして形成される。第三の実施形態において、挿入部11bは1枚の平板が折り重ねられて形成されることから、第一の面16bに形成された爪13bは、面19に対して、第二の面17bに形成された爪13bと対称の位置に配置することができる。しかし、挿入部11bに形成される爪13bの位置や数は特に限定されるものではなく、屋根材3、4の被嵌合部34、44の形状に合わせて適宜変更することができる。
取付金具1bは、1枚の平板を折り曲げて形成してもよいし、例えば、2枚の第二の実施形態に係る取付金具1aを、接続することにより形成してもよい。これにより、取付金具1bがフレーム2としての役割を兼ねることが可能となり、部品点数の削減および屋根材の取付作業の効率化を図ることができる。なお、第三の実施形態に係る取付金具1bのように、取付金具1bがフレーム2を兼ねる場合には、フレーム2を別途設置する必要はない。
図6は、本発明の参考例に係る取付金具1cを示す正面図である。参考例に係る取付金具1cは、挿入部11cと、固定部12cと、連結部15cと、を備える。取付金具1cが第三の実施形態に係る取付金具11bと異なる点は、爪13bが省略された点である。取付金具1cにおいて、第三の実施形態に係る取付金具1bの挿入部11b、固定部12b、および連結部15bと重複する説明は省略する。
挿入部11cは、屋根材3、4の被嵌合部34、44の開口36、46に挿入され、屋根材3、4の取付位置(嵌合位置)をガイドする。従来、吊子や屋根材の取付位置をガイドする部材(以下、単にガイド部材という。)をフレームの頂部に取り付けて使用する場合には、フレームの頂部に段差が設けられ、吊子やガイド部材は段差の形状に沿った段落部に取り付けられることが多かった。これは、フレームの頂部が水平であると、吊子やガイド部材を所定位置に確実に固定することが困難であるためである。しかし、取付金具1cの挿入部11cはガイド部材として機能し、挿入部11cは、連結部15cおよび固定部12cと一体的に形成される。これにより、ガイド部材の後付け作業を省略することが可能となり、部品点数の削減を図ることもできる。また、挿入部11cは、中央で折り返されて2枚の板が重ねられているため、強度が高く、確実に屋根を支持することができる。
取付金具1cをフレームとして使用する際には、屋根材3、4と取付金具1cとをビス等で固定する必要がある。この場合、屋根材3、4は、屋根材3、4と重なる挿入部11cの鉛直下向き方向の端部と接続する連結部15cの水平面でビス等により固定される。
本発明の取付金具は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更を行うことができる。
例えば、屋根材をより強固に固定したい場合には、一の屋根材が他の屋根材に覆われる箇所において、屋根材をフレームや取付金具にボルトで固定することを妨げない。
1 取付金具
2 フレーム
3 屋根材
4 他の屋根材
5 下地
6 既設の屋根材
61 瓦棒部
11 挿入部
12 固定部
13 爪
14 端部
15 連結部
16 第一の面
17 第二の面
18 端面

Claims (5)

  1. 一方の端部に屈曲部と、開口と、を有する嵌合部を備え、他方の端部に前記嵌合部の屈曲部に掛かり合う形状の屈曲部と、開口と、を有する被嵌合部を備えた一の屋根材および他の屋根材を、前記一の屋根材の前記嵌合部の前記開口と前記他の屋根材の前記被嵌合部の前記開口の方向を合わせて、前記一の屋根材の前記嵌合部を前記他の屋根材の前記被嵌合部にかぶせて、前記他の屋根材の前記被嵌合部が有する前記屈曲部と、前記一の屋根材の前記嵌合部の前記屈曲部を掛かり合いで固定することで、隣接する屋根材を連結する嵌合式の屋根材を、下地に取り付けるための取付金具であって、
    前記被嵌合部の開口に挿入される挿入部と、
    前記取付金具を直接または間接的に前記下地に固定する固定部と、
    前記挿入部に形成され、前記被嵌合部の屈曲部に掛かり合い屋根材を保持する爪と、を備える、取付金具。
  2. 前記爪は、前記挿入部の一部を切り起こして形成される、請求項1に記載の取付金具。
  3. 前記爪は、鉛直下向きの端面を有する、請求項1または2に記載の取付金具。
  4. 前記取付金具は、前記下地に固定された既設の屋根材の上に新設の屋根材を葺く屋根の改修に用いられる、請求項1〜3のいずれかに記載の取付金具。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の取付金具を備えた、屋根構造。
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