JP2021120944A - イオン注入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】X線を使用して基板の結晶軸の方向を測定する結晶軸測定装置の測定精度を確保しつつ、結晶軸測定装置のメンテナンス作業を容易に行うことができるイオン注入装置を提供する。【解決手段】基板にイオンビームが照射するイオン注入装置において、基板に対してX線を照射する照射器と、基板で反射されたX線を検出する検出器とを備える基板の結晶軸の方向を測定する結晶軸測定装置と、結晶軸測定装置の測定結果に基づいて、前記基板に対する前記イオンビームの照射方向を制御する制御装置と、を備え、照射器と前記検出部はともに、エンドステーションまたはロードロック室に配置されている構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、イオン注入装置に関し、特に、X線を利用して基板の結晶軸の方向を測定する結晶軸測定装置を備えるイオン注入装置に関する。
一般に、半導体製造工程等で使用されるイオン注入装置では、内部を真空状態とされた処理室内において、基板にイオンビームが照射されることでイオン注入処理が施される。また、シリコンウエハや炭化ケイ素ウエハ等の単結晶の基板にイオン注入処理が施される場合、チャネリングを利用してイオン注入を行うために、基板に対するイオンビームの照射方向が制御される場合がある。
このようなチャネリングを考慮したイオン注入方法として、特許文献1に開示された方法が知られている。
特許文献1には、炭化ケイ素ウエハにイオン注入処理を施す方法が開示されている。特許文献1には、イオンビームの基板に対する照射方向が炭化ケイ素の結晶軸から約2°以内である場合にはチャネリングが発生し、結晶軸とイオンビームの照射方向のなす角を所定の範囲内に収めることで基板のより深くまでイオン注入できることが記載されている。
また、基板が500℃等の高温の状態でイオン注入が行われる場合には、室温でイオン注入が行われる場合と比較して、基板表面からのイオンが到達し得る深さが著しく浅くなることが記載されている。
つまり、特許文献1には、チャネリングを利用してイオン注入の深さを制御するチャネリング注入が開示されており、イオンビームの基板に対する照射方向を基板の結晶軸に近づける、または、イオン注入時の基板の温度を変化させることによりイオン注入の深さを制御できることが示されている。
また、基板に対するイオンビームの照射方向を制御するイオン注入装置として、特許文献2に開示されたイオン注入装置が知られている。特許文献2のイオン注入装置は、シリコンウエハのような単結晶の基板にイオン注入を行う場合に使用されるものであり、X線によって基板の面方位を測定する面方位測定機構と、測定された面方位を基にアライメントを行う機構を備えている。
すなわち、特許文献2のイオン注入装置は、面方位測定機構による測定結果に基づいて処理室内で基板を保持する保持台を駆動させ、基板に対するイオンビームの照射方向を制御できる構成である。したがって、特許文献2に開示されたイオン注入装置は、基板ごとにチャネリングによる影響を制御しながらイオン注入処理を施すことができる。
特開2018−201036 特開2005−149944
特許文献1においては、基板の結晶軸の方向を測定する装置は開示されていない。
また、特許文献2においては、基板の面方位を測定するために、プラテンに保持されたウエハに向けてX線を照射するX線照射機構と、ウエハで反射した反射X線を検出するシンチュレーションカウンターを備えている。しかしながら、X線照射機構およびシンチュレーションカウンターはいずれも処理室内に配置されている。一般に、イオン注入装置の処理室内にはイオンビームに起因する汚れが発生し堆積する。したがって、特許文献2のイオン注入装置では、装置の使用に伴って、X線照射機構やシンチュレーションカウンターに汚れが付着し堆積していくため、経時的に基板の結晶軸の方向を正確に測定できなくなるおそれがある。
また、X線照射機構やシンチュレーションカウンターの調整を行うため、および、X線照射機構やシンチュレーションカウンターに付着した汚れを除去するために定期的なメンテナンス作業が必要となる。一般に、基板を処理する処理室は高真空下に置かれているため、前述のメンテナンス作業を行うためには、処理室内に空気を導入し、処理室内を大気圧下とした後に作業を行う必要がある。さらに、作業後には処理室内を再び真空引きして高真空下に戻す必要がある。したがって、特許文献2のイオン注入装置においては、X線照射機構およびシンチュレーションカウンターのメンテナンス作業は大掛かりなものとなる。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、X線を使用して基板の結晶軸の方向を測定する結晶軸測定装置の測定精度を確保しつつ、結晶軸測定装置のメンテナンス作業を容易に行うことができるイオン注入装置を提供することを目的としている。
本発明のイオン注入装置は、外部から基板を受け入れる搬入部を有するエンドステーションと、内部が真空とされた状態で前記基板の被処理面にイオンビームが照射される処理室と、前記処理室と前記エンドステーションの間に配置されたロードロック室と、前記処理室内に配置され、前記基板を保持する保持装置と、を備えるイオン注入装置であって、
前記基板に対してX線を照射する照射器と、前記基板で反射されたX線を検出する検出器とを備え、前記基板の結晶軸の方向を測定する結晶軸測定装置と、
前記結晶軸測定装置の測定結果に基づいて、前記基板に対する前記イオンビームの照射方向を制御する制御装置と、を備え、
前記照射器と前記検出器はともに、前記エンドステーションまたは前記ロードロック室に配置されていることを特徴としている。
この構成によれば、結晶軸測定装置の基板に対してX線を照射する照射器と、基板で反射されたX線を検出する検出器とがともにエンドステーションまたはロードロック室に配置されている。したがって、イオンビームに起因する汚れが付着することがない。その結果、照射器と検出器が処理室内に配置される場合と異なり、結晶軸測定装置の測定精度が確保されるとともに、調整等の結晶軸測定装置のメンテナンス作業を容易行うことができる。
また、本発明のイオン注入装置においては、前記基板を所定の方向へ向けるアライナ装置をさらに備え、前記結晶軸測定装置は、前記アライナ装置によって所定方向へ向けられた後に、前記基板の結晶軸の方向を測定するよう構成されていてもよい。
この構成によれば、アライナ装置により基板を予め定められた方向へ向けた後に、基板の結晶軸の方向を測定することができることから、基板の結晶軸の方向を測定するために行う結晶軸測定装置の設定、または結晶軸測定装置の動作を容易なものとすることができる。
また、本発明のイオン注入装置においては、前記保持装置は前記基板が載置される載置面を有する静電チャックを備え、前記基板は前記静電チャックにより前記載置面に吸着された状態で前記イオンビームが照射される構成としてもよい。
この構成によれば、基板が静電チャックの載置面に吸着されることから、基板に反りが生じていた場合であっても、静電チャックの載置面に吸着されることで基板の反りが矯正された状態で保持装置に保持される。したがって、基板に反りが生じていた場合であっても、基板の反りが矯正された状態で保持装置に保持されることから、基板の被処理面の全域にわたってイオンビームの照射方向と結晶軸とのなす角を均一にしてイオン注入を施すことができる。
また、本発明のイオン注入装置においては、前記保持装置は、前記基板が前記載置面に吸着された状態で、前記被処理面の端縁部の少なくとも一部の領域を前記載置面側に押圧する押圧部材を備える構成としてもよい。
この構成によれば、基板の被処理面の端縁部の少なくとも一部の領域を押圧部材により載置面側に押圧することができる。したがって、押圧部材により基板の被処理面の端縁部を載置面側に押圧することで、基板の反りを矯正することができ、基板の反りを矯正した状態で基板を保持装置に保持させることができる。すなわち、基板に反りが生じていた場合であっても、基板の反りが矯正されることから、基板の被処理面全域にわたってイオンビームの照射方向と結晶軸とのなす角を均一にしてイオン注入を施すことができる。
また、本発明のイオン注入装置においては、前記基板が前記搬入部に受け入れられた後、前記処理室内に搬送されて前記保持装置に保持され、前記基板に前記イオンビームが照射されるまでの間に、前記基板を加熱する加熱機構を備える構成としてもよい。
一般に、基板を加熱した場合には、加熱前と比較して基板により大きな反りが生じることがあるが、本発明のイオン注入装置は、加熱機構を備えた場合であっても、基板の反りを矯正でき、基板の反りが矯正された状態で基板にイオンビームを照射することができる。したがって、基板を加熱した場合であっても基板の反りを矯正でき、基板の被処理面全域にわたってイオンビームの照射方向と結晶軸とのなす角を均一にしてイオン注入を施すことができる。
すなわち、基板を加熱し、基板の温度によってイオン注入の深さを制御したい場合であっても、基板の反りによる影響を排除でき、基板の被処理面全域にわたって均一な深さでイオン注入することができる。
本発明のイオン注入装置によれば、X線を使用して基板の結晶軸の方向を測定する結晶軸測定装置の測定精度を確保しつつ、結晶軸測定装置のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態おけるイオン注入装置を示す平面図。 同実施形態のアライナ装置および結晶軸測定装置を示す正面図。 同実施形態の保持装置の静電チャックと駆動部を示す斜視図。 同実施形態の保持装置を示す側面図。 同実施形態の保持装置を示す上面図。 同実施形態の第一ロードロック室の内部を示す模式的正面図。 同実施形態における第一ロードロック室の変形例における、第一ロードロック室の内部を示す模式的正面図。
本発明の一実施形態であるイオン注入装置10について説明する。
図1に示すイオン注入装置10は、半導体製造工程で使用され、基板Sの被処理面SaにイオンビームIBを照射することにより基板Sにイオン注入を行う装置である。より詳細には、基板Sは被処理面SaをイオンビームIBに対向した状態でイオンビームIBを横切るように一方向に沿って複数回往復搬送される間に被処理面Saの全面にイオン注入が施されるものである。
本実施形態においては、図1に示すように、基板Sが移送される方向をX方向、水平面上でのX方向との直交方向をY方向、また、鉛直方向をZ方向と規定している。
本実施形態におけるイオン注入処理が施される基板Sは、単結晶のシリコンウエハや炭化ケイ素ウエハ等であり、一方向の結晶軸Cを有する。また、基板Sは全体が円盤形状で薄板状を成し、外周の一部を切り欠くようにオリフラ(オリエンテーションフラット)またはノッチが形成されている。オリフラまたはノッチは基板Sの製作時に基板Sの結晶軸Cの方向に基づいて成形されるものであり、図5に示すように、基板Sに形成されたオリフラが、本発明における基板Sの位置決め部Sbに相当する。すなわち、基板Sには、基板Sの製作時に基板Sの結晶軸Cの方向に基づいて予め成形された位置決め部Sbが形成されている。
<イオン注入装置10の構成>
図1は、Z方向側から見たイオン注入装置10部構成を示す模式図である。
図1に示すように、イオン注入装置10は、原料からイオンを生成しイオンビームIBを取り出すイオン源装置11と、取り出したイオンビームIBを輸送するビームライン装置12と、内部にイオンビームIBが導入され、内部が真空とされた状態で基板Sに対してイオンビームIBが照射される処理室13を備えている。また、イオン注入装置10は、処理室13に隣接され、イオン注入装置10の外部および処理室13との間で基板Sの受け渡しを行うエンドステーション14を備えている。
まず、本実施形態におけるイオン注入装置10のエンドステーション14について説明する。
図1に示すように、エンドステーション14は、イオン注入装置10の外部から搬入されたイオン注入前の基板Sを受け入れる搬入部15と、イオン注入後の基板Sが外部に搬出される搬出部16を備える。また、エンドステーション14は、基板Sに形成された位置決め部Sbを利用して基板Sを所定方向へ向けるアライナ装置20を備えている。本実施形態におけるアライナ装置20は、一般に広く知られたウエハアライナー装置である。
また、エンドステーション14には、単結晶の基板Sの結晶軸Cの方向を測定する結晶軸測定装置30が配置されている。結晶軸測定装置30は、結晶軸測定装置30が受け入れた基板Sの被処理面Saの中心付近に対してX線を照射する照射器31と、基板Sの被処理面Saで反射されたX線を検出する検出器32と、検出器32で検出した情報から基板Sの結晶軸Cの方向を算出する演算器33とを備えている。演算器33が算出した結晶軸Cの方向、すなわち結晶軸測定装置30の測定結果D1は、後述する制御装置40に送られる。
結晶軸測定装置30は、一般にX線回折装置(XRD)として広く知られた装置と同一の原理に基づいて基板Sの結晶軸Cの方向を算出するものである。すなわち、結晶軸測定装置30の照射器31、検出器32、および演算器33にはX線回折装置(XRD)に広く使用される部品または構成を採用できる。
図2は、エンドステーション14の内部をY方向から見たときの、アライナ装置20および結晶軸測定装置30を示す模式的正面図である。また、図2は、基板Sが、アライナ装置20により基板Sの位置決め部Sbが検出され、位置決め部Sbを基準にして基板Sを所定方向に向けられた後、アライナ装置20が備える基板支持部21に支持された状態を示している。
図2に示すように、結晶軸測定装置30の照射器31と検出器32はいずれも連結部材34によってアライナ装置20に連結されている。照射器31と検出器32は、基板Sが基板支持部21に支持された状態で、いずれも基板Sの被処理面Saに対して上方に配置されている。また、照射器31は基板支持部21に支持された基板Sの被処理面Saの中心に向かってX線を照射でき、検出器32は被処理面Saで反射したX線が検出できるように位置付けられている。
図1に示すように、処理室13とエンドステーション14の間には、二つのロードロック室17、17が配置されている。ロードロック室17、17は内部を高真空下と大気圧下に切り替えられるものであり、処理室13とエンドステーション14との間の基板Sの受け渡しはいずれもロードロック室17、17を介して行われる。本実施形態のイオン注入装置10においては、二つのロードロック室17、17のうち、一方のイオン注入前の基板Sを処理室13の内部に搬入するロードロック室17を第一ロードロック室17a、他方のイオン注入後の基板Sを処理室13の外部に搬出するロードロック室17を第二ロードロック室17bとしている。
また、第一ロードロック室17aは基板Sを加熱する加熱機構50を備え、第二ロードロック室17bは基板Sを冷却する冷却装置60を備えている。
図6は第一ロードロック室17aおよび加熱機構50の内部をY方向から見た模式的正面図である。図6に示すように、第一ロードロック室17aは、エンドステーション14から搬入された基板Sが載置されるステージ18aを備えており、加熱機構50は、基板Sがステージ18aに載置された状態について基板Sの被処理面Saの上方に配置されている。
加熱機構50は、一般に広く知られたハロゲンランプ等のランプヒーターにより構成されており内部に熱源51を備えている。熱源51は第一ロードロック室15aの内部に露出するように配置されており、加熱機構50は、ステージ18aに基板Sを載置した状態で基板Sに熱源51から光を照射することにより、瞬時に基板Sの被処理面Saの全面を均一に加熱できるものである。
また、図1に示すように、第二ロードロック室17bは基板Sを冷却する冷却装置60を備えているが、冷却装置60についても、一般に広く知られた構成を用いればよく、例えば、基板Sに冷却用のガスを吹き付ける構成や、内部に冷媒を流動させたステージに基板Sを載置する構成など、任意の構成を採用することができる。
次に、本実施形態におけるイオン注入装置10の処理室13および処理室13内部の構成について説明する。
図1に示すように、処理室13はイオン注入装置10が稼働している間は常に内部が真空状態とされており、処理室13内部にビームライン装置12からイオンビームIBが導入される。
また、処理室13の内部には、基板Sを保持する保持装置70が配置されており、保持装置70は、第一ロードロック室17aから処理室13内に搬入された基板Sを受け取った後、基板Sにイオン注入が行われ、第二ロードロック室17bに基板Sを渡すまでの間、基板Sを保持するものである。尚、保持装置70と第一ロードロック室17aおよび第二ロードロック室17bとの間の基板Sの受け渡しは、いずれも処理室13内に配置された不図示のロボットアームにより行われる。
処理室13内には、基板Sを保持した保持装置70を一方向に搬送するための搬送路19がX方向に沿って形成されており、保持装置70は基板Sの被処理面SaをイオンビームIBに対向させた状態で基板Sを保持しつつ、不図示の搬送装置により搬送路19に沿って基板SがイオンビームIBを複数回横切るように基板Sを往復搬送する。このように、基板SがイオンビームIBを複数回横切る間に基板Sの被処理面Sbの全域にわたってイオンビームIBが照射されることによって、基板Sにイオン注入が施される。
また、保持装置70は、図1に破線で示された基板Sを載置する載置面72を有する静電チャック71を備えており、少なくとも基板SにイオンビームIBが照射される間は、基板Sは静電チャック71の載置面72に吸着された状態で保持装置70に保持されている。また、保持装置70は、載置面72をイオンビームIBに対して任意の方向に向ける、すなわち、保持した基板Sの被処理面SaをイオンビームIBに対して任意の方向に向けることを可能とする駆動部73を備えており、駆動部73は制御装置40により駆動が制御される構成とされている。
図3は、保持装置70の静電チャック71と駆動部73を示す模式的斜視図である。図3に示すように、静電チャック71は、基板Sが載置される円形の載置面72を有し、静電チャック71の載置面72に対して反対側に駆動部73が配置されている。
図3に示すように、駆動部73は、載置面72の中心を通り載置面72に直交する軸A1と、X方向に一致する軸A2のそれぞれを中心にして回転可能または所定の角度の範囲で回動可能な構成とされている。また、基板Sは、基板Sの中心と載置面Sの中心が一致するように載置面72に載置され、静電チャック71により載置面72に吸着された基板Sは、載置面72とともに軸A1を中心として回転運動可能な構成とされている。すなわち、駆動部73が、軸A1、軸A2のそれぞれを回転軸として回転運動することにより、静電チャック71の載置面72をイオンビームIBに対して任意の方向に向けることができるものである。また、駆動部73の動作は、結晶軸測定装置30での測定結果D1に基づいて制御装置40によって制御される。尚、駆動部73は複数のモーター等から構成されるもので、図1および図3に示された駆動部73の配置は一例であり、複数のモーターをそれぞれ異なる位置に配置するようなものであってもよい。
また、本実施形態においては、駆動部31は軸A1、軸A2の二つの軸を中心として回転運動できる構成であるが、駆動部31の回転軸や各回転軸における回転運動可能な角度は必要に応じて任意に設定すればよい。すなわち、静電チャック72の載置面71をイオンビームIBに対して任意の方向に向けられるものであれば、駆動部31はどのような構成であってもよい。
図4と図5はそれぞれ、基板Sを保持した保持装置70を示す側面図および上面図である。図4および図5に示すように、保持装置70は、基板Sの被処理面Sbの端縁部、すなわち周縁部の少なくとも一部の領域を載置面72側に押圧する二つの押圧部材74、74をさらに備えている。また、図5に示すように、二つの押圧部材74、74はいずれも櫛歯状をなし、載置面72に載置された基板Sについて対向するように配置されている。
図8は、本実施形態のイオン注入装置10における、ロードロック室17aの変形例である。図8に示すように、変形例においては、照射器31および検出器32は、ロードロック室17a内に配置されている。ロードロック室17aは加熱装置51を必ずしも備えているとは限らないが、変形例においては、図8に示すように、照射器31および検出器32が加熱装置51により直接的に加熱されないよう、遮熱板35を備えている。
<イオン注入装置10の動作>
次に、図1を参照し、イオン注入装置10の動作について説明する。
本実施形態におけるイオン注入装置10においては、まず、イオン注入装置10の外部からイオン注入前の基板Sが搬入部15に搬入される。基板Sは搬入部15に受け入れられた後、エンドステーション14の内部に配置されたアライナ装置20に移送される。アライナ装置20では、基板Sは予め形成された位置決め部Sbを基準として所定方向に向けられる。
その後、図1に示すように、基板Sはアライナ装置20に設けられた基板支持部21に支持された状態で、結晶軸測定装置30によって基板Sの結晶軸Cの方向が測定される。すなわち、基板支持部21に支持された基板Sの被処理面Saの中心に向けて照射器31からX線が照射され、被処理面Saで反射したX線を検出器32が検出し、検出器32が検出した結果に基づいて演算器33が基板Sの結晶軸Cの方向を算出する。ここで、結晶軸測定装置30の測定結果D1、すなわち、算出した基板Sの結晶軸Cの方向に関する情報は制御装置40に送られ、制御装置40は受け取った測定結果D1に基づき保持装置20の駆動部73の駆動を制御する。
測定結果D1が取得された後、基板Sは、図1に示すエンドステーション14の内部に配置されたバッファー80に移送され、所定時間経過後、内部を大気圧下とされた第一ロードロック室17a内に移送され、図6に示すように、第一ロードロック室17a内のステージ18aに載置される。その後、第一ロードロック室17aは不図示のゲートが閉じられることでエンドステーション14から隔離され、第一ロードロック室17aは真空排気されて内部が真空状態となる。
第一ロードロック室17aの内部が真空状態とされた後、加熱機構50の熱源51から基板Sに向かって光が照射され、基板Sは加熱されて所定の温度まで昇温される。このとき、基板Sを昇温させる所定の温度は、その後のイオン注入においてイオンを注入させたい深さによって事前に設定されているものであり、熱源51が基板Sに光を照射する時間によって制御するこができる。言い換えれば、加熱機構50の熱源51から基板Sに光を照射する時間を制御することによって、基板Sの昇温後の温度を制御することができ、その結果、イオン注入の深さ、すなわち、基板Sに注入されるイオンが到達し得る被処理面Saからの深さを制御することが可能となる。また、静電チャック71に基板Sを加熱する加熱部(不図示)をさらに設けることにより、イオンビームIBが照射される直前の基板Sの温度をより精度よく制御できる構成としてもよい。
第一ロードロック室17aの内部で、加熱機構50により所定の温度にまで昇温された基板Sは、処理室13内に移送されて保持装置70に保持される。より具体的には、図1に破線で示すように、基板Sは、静電チャック71の載置面72がXY平面に平行とされた状態で、載置面72に載置される。
その後、基板Sは静電チャックにより載置面72に吸着され、続いて図4に示すように、押圧部材74によって被処理面Saの周縁部の一部の領域を載置面72側に押圧されて保持装置70に保持される。このとき、基板Sに反りが生じていた場合、基板Sの反りは静電チャック71および押圧部材74により矯正されることになる。
図4の破線で示すように、基板Sが湾曲している場合、つまり基板Sに反りが生じている場合、基板Sを載置面72に載置した後、まず、静電チャック71を作動させることにより、基板Sの反りが矯正された状態で載置面72に吸着される。その後、保持部材74を動作させ、基板Sの被処理面Saの周縁部の一部の領域が保持部材74により載置面72側に押圧されることで、基板Sの反りがより確実に矯正され、基板Sの反りを矯正した状態で基板Sを保持装置70に保持させることができる。
本実施の形態においては、イオン注入装置10は加熱機構50を備え、基板Sは加熱機構50により搬入部15に受け入れられた際の温度から昇温されて処理室13内に搬送される。基板Sは高温になるほど反りが生じやすくなるが、保持装置70は押圧部材74を備えることから、例えば、図4に破線で示すような、基板Sに被処理面Saの中心から周縁部につれて湾曲する大きな反りが生じた場合であっても、押圧部材74により被処理面Saの周縁部の一部の領域を載置面72側に押圧でき、基板Sの反りを確実に矯正した状態として基板Sを保持装置70に保持させることができる。
したがって、本実施の形態のように、イオン注入装置10が加熱機構50を備え、基板Sの加熱に起因する常温時よりも大きい反りが基板Sに発生した場合であっても、静電チャック71に加え、押圧部材74をさらに備えることにより、基板Sの反りをより確実に矯正した状態で基板SにイオンビームIBを照射させることができる。
続いて、基板Sが載置面72に載置されて保持装置70に保持に保持された後、基板Sの被照射面SaがイオンビームIBに向くように制御装置40が駆動部73を動作させる。このとき、図3に示すように、制御装置40は測定結果D1に基づいて駆動部73の動作を制御することにより、イオンビームIBの照射方向と基板Sの結晶軸Cの方向がなす照射角度θを所望の角度に調整することができる。
本実施の形態におけるイオン注入装置10においては、チャネリングを利用し、イオンビームIBを結晶軸Cの方向に沿って注入することにより、イオンを基板Sのより深くまでイオンを注入するチャネリング注入を行う装置とされている。したがって、制御装置40は、照射角度θがチャネリング注入を行うことができる所定の範囲内の角度となるように駆動部73の動作を制御し、基板SをイオンビームIBに向ける。
制御装置40に駆動が制御された駆動部73により、基板Sがチャネリング注入を行える照射角度θでイオンビームIBに向けられた後、保持装置70は不図示の搬送装置によりイオンビームIBを横切るように搬送路19上を所定の回数だけ往復搬送され、被処理面Saの全面にイオン注入が施される。
基板Sにイオン注入が施された後、静電チャック71による基板Sの吸着と保持部材74による基板Sの押圧は解除され、基板Sは処理室13から第二ロードロック室17bを経由してエンドステーション14の搬出部16に移送される。搬出部16に移送されたイオン注入後の基板Sは、イオン注入装置10の外部に搬出される。
尚、エンドステーション14内での基板Sの移送は不図示の搬送ロボットにより行われる。また、処理室13と第一ロードロック室17aおよび第二ロードロック室17bとの間の基板Sの受け渡しはいずれも不図示のロボットアームにより行われる。搬送ロボット(不図示)およびロボットアーム(不図示)はいずれも半導体製造装置で一般に広く知られたものを用いればよい。
本実施形態のイオン注入装置10は、結晶軸測定装置30により、基板Sごとに結晶軸Cの方向を測定した測定結果D1に基づき、制御装置40が、駆動部73の駆動を制御でき、その結果、基板Sに対するイオンビームIBの照射方向を制御することができる。すなわち、制御装置40が、結晶軸Cの方向とイオンビームIBの照射方向照射角度θが所定の範囲内に収まるように、保持装置70の駆動部73の動作を制御させることにより、チャネリング注入を行うことができる。
また、イオン注入装置10においては、基板Sは静電チャック71の載置面72に吸着されて保持装置70に保持されることから、基板Sは反りが矯正された状態で保持装置70に保持される。したがって、図3に示すように、基板Sの被処理面Saの全域にわたってイオンビームの照射方向と基板Sの結晶軸Cとのなす角である照射角度θを均一にした状態でイオン注入を施すことができる。尚、図3においては、基板Sは図示されていないが、基板Sを載置面72に載置した場合の基板Sの結晶軸Cが図示されている。
すなわち、本発明のイオン注入装置10によれば、基板Sごとの結晶軸Cの方向に応じてイオンビームIBの照射方向を制御でき、基板Sに反りが生じていた場合であっても、基板Sの被処理面Sa全域にわたってイオンビームIBの照射方向と結晶軸Cとのなす角である照射角度θを所定の範囲内で均一にした状態でイオン注入を施すことができる尚、チャネリング注入を行うことができる照射角度θの範囲は基板Sの材料等により決定される値である。
また、本発明における基板Sごとに結晶軸Cの方向を測定するとは、イオン注入されるすべての基板Sに対して一枚ずつ結晶軸Cの方向を測定することに限らない。例えば、所定枚数ごとに基板Sの結晶軸Cの方向を測定することや、基板S製造時の製造ロットごとに一枚ずつ結晶軸Cの方向を測定すること等が考えられるが、どの基板Sに対して結晶軸Cの方向を測定することはイオン注入装置10の使用者が任意に定めればよい。
また、イオン注入装置10は、押圧部材74を備えることから、より確実に基板Sの反りを矯正できるとともに、基板Sにより大きな反りが生じていた場合であっても、基板Sの被処理面Sa全域にわたってイオンビームの照射方向と結晶軸Cとのなす照射角度θを均一にしてイオン注入を施すことができる。 したがって、基板Sが加熱装置70により昇温され、基板Sにより大きな反りが生じる場合であっても、基板Sの反りを確実に矯正することができる。すなわち、基板Sを加熱して所定の温度まで昇温させることによりイオン注入の深さを調整したい場合であっても、基板Sの反りによる影響を排除し、照射角度θを均一にしてイオン注入を施すことができる。
また、本実施の形態結晶方位測定機構30の照射器31と検出器32は、いずれも方位調整機構20に連結される構成とされている、尚、照射器31と検出器32は、エンドステーション14または第一ロードロック室17aの内部であればどのような位置に配置されていてもよい。
照射器31と検出器32が処理室13内に配置されている場合、照射器31と検出器32にはイオンビームIBに起因する汚れが付着することから、測定結果D1の精度を確保するために照射器31と検出器32の定期的な清掃作業が必要となることが考えられる。また、このような作業を行う場合は、処理室13内を真空から大気圧下とし、作業後には再び真空引きを行って処理室13の内部を真空状態に戻す必要がる。
これに対し、本実施形態および変形例においては、照射器31と検出器32はいずれもエンドステーション14または第一ロードロック室17aの内部に配置されるものである。したがって、照射器31および検出器32は処理室13の外部に配置されることから、照射器31と検出器32の清掃作業が不要となり、処理室13内に配置される場合と比較して、照射器31と検出器32の調整等を行うためのメンテナンス作業が容易なものとなる。
また、本実施形態におけるイオン注入装置10においては、結晶軸測定装置30の照射器31および検出器32はアライナ装置20に連結されており、アライナ装置20により各基板Sを位置決め部Sbを基準として予め定められた方向へ向けた後に、基板Sの結晶軸Cの方向を測定することができる。したがって、位置決め部Sbにより、おおよその基板Sの結晶軸Cの方向が把握された状態で、結晶軸Cの方向を測定することができる。すなわち、結晶軸測定装置30の設定、または結晶軸測定装置30の動作を容易なものとすることができる。
また、一般に、基板Sの製作時には位置決め部Sbが形成される位置に公差の範囲内で製造誤差が生じる。したがって、基板Sの結晶軸Cに対する位置決め部Sbの位置に製造誤差が生じていた場合であっても、結晶軸測定装置30により基板ごと結晶軸Cの方向を測定することから、確実に結晶軸Cの方向を特定してイオン注入を行うことができる。さらに、結晶軸測定装置30により測定した結晶軸Cの方向が、基板Sの製作時に設定された公差の範囲から外れたものであれば、処理に不適切であるものと判断することもできる。
また、本実施の形態においては、加熱装置50は第一ロードロック室17aに配置されているが、処理室13内で基板SにイオンビームIBが照射される前に所望する温度にまで基板Sを昇温できるものであればどのような位置に配置されてもよい。つまり、加熱機構50が配置される位置は、ロードロック室17に限定されるものではない。
また、本実施の形態においては、イオン注入装置10の制御装置40は、保持装置70の駆動部73の駆動を制御するものであるが、制御装置40はビームライン装置12を制御してイオンビームIBの方向を制御することにより、基板Sの結晶軸Cの方向とイオンビームIBの照射方向がなす照射角度θを制御するものであってもよい。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
S 基板
Sa 被処理面
Sb 位置決め部
IB イオンビーム
10 イオン注入装置
11 イオン源装置
12 ビームライン装置
13 処理室
14 エンドステーション
15 搬入部
16 搬出部
17 ロードロック室
17a 第一ロードロック室
17b 第二ロードロック室
18a ステージ
19 搬送路
20 アライナ装置
21 基板支持部
30 結晶軸測定装置
31 照射器
32 検出器
33 演算器
34 連結部材
40 制御装置
50 加熱機構
51 熱源
60 冷却装置
70 保持装置
71 静電チャック
72 載置面
73 駆動部
74 押圧部材
80 バッファー

Claims (5)

  1. 外部から基板を受け入れる搬入部を有するエンドステーションと、内部が真空とされた状態で前記基板の被処理面にイオンビームが照射される処理室と、前記処理室と前記エンドステーションの間に配置されたロードロック室と、前記処理室内に配置され、前記基板を保持する保持装置と、を備えるイオン注入装置であって、
    前記基板に対してX線を照射する照射器と、前記基板で反射されたX線を検出する検出器とを備え、前記基板の結晶軸の方向を測定する結晶軸測定装置と、
    前記結晶軸測定装置の測定結果に基づいて、前記基板に対する前記イオンビームの照射方向を制御する制御装置と、を備え、
    前記照射器と前記検出部はともに、前記エンドステーションまたは前記ロードロック室に配置されていることを特徴とするイオン注入装置。
  2. 前記基板を所定の方向へ向けるアライナ装置をさらに備え、前記結晶軸測定装置は、前記アライナ装置によって所定方向へ向けられた後に、前記基板の結晶軸の方向を測定するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のイオン注入装置。
  3. 前記保持装置は前記基板が載置される載置面を有する静電チャックを備え、前記基板は前記静電チャックにより前記載置面に吸着された状態で前記イオンビームが照射されることを特徴とする請求項1または2に記載のイオン注入装置。
  4. 前記保持装置は、前記基板が前記載置面に吸着された状態で、前記被処理面の端縁部の少なくとも一部の領域を前記載置面側に押圧する押圧部材を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のイオン注入装置。
  5. 前記基板が前記搬入部に受け入れられた後、前記処理室内に搬送されて前記保持装置に保持され、前記基板に前記イオンビームが照射されるまでの間に、前記基板を加熱する加熱装置を備えることを特徴とする請求項3または4に記載のイオン注入装置。



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