JP2021116015A - 車両の制動制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
以下の説明において、「CW」等の如く、同一記号を付された構成部材、演算処理、信号、特性、及び、値は、同一機能のものである。各種記号の末尾に付された添字「f」、「r」は、車両の前後方向において、それが何れに関するものであるかを示す包括記号である。具体的には、「f」は前輪、「r」は後輪を示す。例えば、車輪において、前輪WHf、及び、後輪WHrと表記される。更に、記号末尾の添字「f」、「r」は省略され得る。添字「f」、「r」が省略された場合には、各記号は、その総称を表す。例えば、「CWf」は前輪ホイールシリンダを表し、「CWr」は後輪ホイールシリンダを表し、「CW」は前輪、後輪ホイールシリンダを表す。加えて、接続路HSにおいて、マスタシリンダCMに近い側が「上部」と称呼され、ホイールシリンダCWに近い側が「下部」と称呼される。
図1の全体構成図を参照して、本発明に係る車両の制動制御装置SCの第1の実施形態について説明する。車両としては、自動二輪車(「モータサイクル」ともいう)が想定されている。車両には、2系統の流体路(即ち、2つの制動系統)が採用される。2つの制動系統のうちの一方では、前輪マスタシリンダCMfが、前輪接続路HSfを介して、前輪ホイールシリンダCWfに接続される。2つの制動系統のうちの他方では、後輪マスタシリンダCMrが、後輪接続路HSrを介して後輪ホイールシリンダCWrに接続される。ここで、前輪、後輪接続路HSf、HSr(=HS)は流体路である。「流体路」は、作動液体である制動液BFを移動するための経路であり、制動配管、流体ユニットHUの流路、ホース等が該当する。
制動制御装置SCは、制動コントローラECU、及び、流体ユニットHUにて構成される。制動コントローラ(「電子制御ユニット」ともいう)ECUは、マイクロプロセッサ等が実装された電気回路基板と、マイクロプロセッサにプログラムされた制御アルゴリズム(後輪浮き抑制制御、等)にて構成されている。
流体ユニットHUは、車輪WHの制動力Fxを個別に制御するアクチュエータである。前輪、後輪マスタシリンダCMf、CMrの前輪、後輪液圧室Rmf、Rmrと、前輪、後輪ホイールシリンダCWf、CWrとは、前輪、後輪接続路(流体路)HSf、HSr(=HS)にて接続される。接続路HSにおいて、マスタシリンダCMとホイールシリンダCWとの間には流体ユニットHUが設けられる。流体ユニットHUは、インレット弁VI、アウトレット弁VO、電気モータMT、流体ポンプHP、及び、低圧リザーバRWにて構成される。
図2のブロック図を参照して、後輪浮き抑制制御の演算処理について説明する。後輪浮き抑制制御は、演算減速度演算ブロックGE、積算減速度演算ブロックGS、第1判定ブロックHN1(「第1判定部」に相当)、第2判定ブロックHN2(「第2判定部」に相当)、及び、制動力調整ブロックFXにて構成される。なお、以下で説明する演算減速度Ge、検出減速度Gx、及び、積算減速度Gsは、車両を減速する側の値が「正符号(+)」で表される。
Gs[n]=gs+dGx[n] …式(1)
Gs[n]=Gs[n−1]+dGx[n] …式(2)
第1判定ブロックHN1(第1判定部)にて、演算減速度Geに基づいて、第1指示Hn1が演算され、制動力調整ブロックFXに出力される。第1指示Hn1は、「後輪浮き抑制制御の実行を指示するか、否か」の判定フラグである。第1指示Hn1は、「0」が「実行不要の指示(停止指示)」を表し、「1」が「実行要の指示(作動指示)」を表す。ここで、「Hn1=0」が「第1停止指示」と称呼され、「Hn1=1」が「第1作動指示」と称呼される。
開始条件1a:演算減速度Geが第1開始減速度gx1(「第1しきい値」に相当)以上である状態が判定時間taに亘って継続されること。ここで、第1開始減速度gx1は、第1開始指示用のしきい値であり、予め設定された所定値(定数)である。また、判定時間taは、上記の基準時間txよりも長い、予め設定された所定値(定数)である。
「Ge≧gx1」が初めて満足された時点から、判定時間ta(所定時間)だけ経過し、開始条件1aが肯定される場合に、「Hn1=1(第1作動指示)」が、第1判定ブロックHN1から出力される。一方、「Ge<gx1」、又は、「Ge≧gx1」ではあるが判定時間taを経過しておらず、開始条件1aが否定される場合には、「Hn1=0(第1停止指示)」が、第1判定ブロックHN1から出力される。
終了条件1b:演算減速度Geが第1終了減速度gz1未満であること。ここで、第1終了減速度gz1は、第1終了指示用のしきい値であり、予め設定された所定値(定数)である。第1終了減速度gz1は、第1開始減速度gx1よりも小さい値として設定される(即ち、「gx1>gz1」)。
「Ge≧gz1」であり、終了条件1bが否定される場合には、「Hn1=1(第1作動指示)」が、第1判定ブロックHN1から出力される。一方、「Ge<gz1」であり、終了条件1bが肯定される場合には、「Hn1=0(第1停止指示)」が、第1判定ブロックHN1から出力される。
終了条件1c:車体速度Vxが第1終了速度vx1未満であること。ここで、第1終了速度vx1は、予め設定された所定値(定数)である。
終了条件1cが採用される場合には、終了条件1b、及び、終了条件1cのうちの何れか1つが、満足される場合に(満足された時点で)、第1判定ブロックHN1からの出力Hn1が、「1(作動指示)」から「0(停止指示)」に切り替えられる。従って、終了条件1b、及び、終了条件1cが共に否定される場合に限って、後輪浮き抑制制御の実行指示(Hn1=1)が継続して出力される。
第2判定ブロックHN2(第2判定部)にて、積算減速度Gsに基づいて、第2指示Hn2が演算され、制動力調整ブロックFXに出力される。第2指示Hn2は、第1指示Hn1と同様に、「後輪浮き抑制制御の実行を指示するか、否か」の判定フラグである。第2指示Hn2は、「0」が「実行不要の指示(停止指示)」を表し、「1」が「実行要の指示(作動指示)」を表す。ここで、「Hn2=0」が「第2停止指示」と称呼され、「Hn2=1」が「第2作動指示」と称呼される。
開始条件2a:積算減速度Gsが第2開始減速度gx2以上であること。ここで、第2開始減速度gx2(「第2しきい値」に相当)は、第2開始指示用のしきい値であり、予め設定された所定値(定数)である。
「Gs≧gx2」であり、開始条件2aが肯定される場合には、「Hn2=1(第2作動指示)」が、第2判定ブロックHN2から出力される。一方、「Gs<gx2」であり、開始条件2aが否定される場合には、「Hn2=0(第2停止指示)」が、第2判定ブロックHN2から出力される。
終了条件2b:積算減速度Gsが第2終了減速度gz2未満であること。ここで、第2終了減速度gz2は、第2終了指示用のしきい値であり、予め設定された所定値(定数)である。第2終了減速度gz2は、第2開始減速度gx2よりも小さい値として設定される(即ち、「gx2>gz2」)。
「Gs≧gz2」であり、終了条件2bが否定される場合には、「Hn2=1(第2作動指示)」が、第2判定ブロックHN2から出力される。一方、「Gs<gz2」であり、終了条件2bが肯定される場合には、「Hn2=0(第2停止指示)」が、第2判定ブロックHN2から出力される。
終了条件2c:車体速度Vxが第2終了速度vx2未満であること。ここで、第2終了速度vx2は、予め設定された所定値(定数)である。
終了条件2cが採用される場合には、終了条件2b、及び、終了条件2cのうちの何れか1つが、満足される場合に(満足された時点で)、第2判定ブロックHN2からの出力Hn2が、「1」から「0」に切り替えられる。従って、終了条件2b、及び、終了条件2cが共に否定される場合に限って、後輪浮き抑制制御の実行指示(Hn2=1)が継続して出力される。
第1指示Hn1は、演算減速度Geに基づいて判定(決定)される。演算減速度Geは、車輪速度Vwに基づいて演算されるため、車輪WHの減速スリップ(車輪WHの回転方向のスリップであり、車体速度Vxと車輪速度Vwとの差)の影響を受ける。特に、後輪浮き抑制制御が実行される場合は、車体減速度が大きい急制動であるため、減速スリップが増大し易い。演算減速度Geが、車輪WHの減速スリップで発生しているのか、車体の減速度に応じて発生しているのかを識別するため、第1指示Hn1は、所定の判定時間taを経過してから判定される。これは、演算減速度Geが、減速スリップで発生している場合には、アンチロックブレーキ制御の実行により、一旦減少していた演算減速度Geが、再度増加されることに基づく。上記識別には、相対的に長い時間である判定時間ta(予め設定された所定値)を要するため、第1作動指示(Hn1=1)が遅れ、後輪浮き抑制制御の実行開始が遅れることがある。つまり、素早く、前輪制動力Fxfが減少され難い。一方で、第1指示Hn1は、検出減速度Gxを利用しないため、減速度センサGXの誤差(ゼロ点ドリフト、走行路面の勾配誤差、等)の影響を受けない。このため、演算減速度Geによって、意図した車両の減速度にて、後輪浮き抑制制御の実行が開始され得る。
検出減速度Gxには、ゼロ点ドリフトの誤差が含まれるが、検出勾配dGxは、時間Tに対する変化量であるため、ゼロ点ドリフトの誤差は含まれない。従って、検出勾配dGxが、演算周期毎に、順次積算された、積算減速度Gsは、減速度センサGXのゼロ点ドリフトの影響を受けない。更に、積算減速度Gsは、検出勾配dGxと演算勾配dGeとが一致した場合の演算減速度Geが基準値(基準減速度)gsとされ、その後、検出勾配dGxが積算されて演算されるため、車輪WHの減速スリップの影響を受けない。そして、基準減速度gsを決定されるために採用される基準時間txは、上記判定時間taに比較して短時間に設定され得る。
制動制御装置SCでは、上述した、第1、第2指示Hn1、Hn2のメリット/デメリットを勘案して、第1作動指示(Hn1=1)、及び、第2作動指示(Hn2=1)のうちの何れか一方が出力された時点で、後輪浮き抑制制御の実行が開始され、前輪WHfの制動力Fxfが減少される。つまり、第1、第2指示Hn1、Hn2がともに停止指示の状態(「Hn1=Hn2=0」の状態)で、第1、第2指示Hn1、Hn2のうちで、先に、作動指示が出力された方(即ち、先行指示Hns)によって、後輪浮き抑制制御の実行が開始される。これにより、路面勾配の影響がない略平坦路では、積算減速度Gsに応じて後輪浮き抑制制御の実行が開始され、適正なタイミングにて、前輪制動力Fxfが減少される。一方、路面勾配の影響によって、積算減速度Gsに基づく第2作動指示(Hn2=1)が行われ難い場合には、演算減速度Geに応じて後輪浮き抑制制御の実行が開始され、確実に、前輪制動力Fxfが減少される。つまり、第1、第2指示Hn1、Hn2のデメリットが相互補完されて、車輪のスリップ誤差、及び、路面の勾配誤差の影響が好適に補償され得る。
図3の時系列線図(時間Tに対する状態変数Ge、及び、第1指示Hn1の遷移図)を参照して、第1判定ブロックHN1での演算処理について説明する。線図では、走行中の自動二輪車において、時点u0にて、運転者が急制動を行い、その後、第1指示Hn1が行われる状況が想定されている。なお、状態変数である演算減速度Geは、車両を減速する側の値が「正符号(+)」で表示されている。
図4の時系列線図(時間Tに対する状態変数Ge、Gx、Gs、及び、第2指示Hn2の遷移図)を参照して、第2判定ブロックHN2での演算処理について説明する。上記同様に、線図では、走行中の自動二輪車において、時点t0にて、運転者が急制動を行い、その後、第2指示Hn2が行われる状況が想定されている。なお、状態変数Ge、Gx、Gsは、車両を減速する側の値が「正符号(+)」で表示される。また、減速度センサGXの検出信号に応じた検出減速度Gx(破線で示す)においては、ゼロ点が値goだけドリフトしている。
第1、第2指示Hn1、Hn2が「0(停止指示)」の状態で、第1、第2指示Hn1、Hn2のうちで、何れか1つが「1(作動指示)」に切り替えられた時点で、後輪浮き抑制制御の実行が開始され、前輪制動力Fxfが減少される。前輪制動力Fxfの減少(後輪浮き抑制制御の実行)は、先行指示Hnsが、「1」から「0」に戻されるまで継続される。そして、先行指示Hnsに応じて、後輪浮き抑制制御の実行が終了され、前輪制動力Fxfが増加される。
図5の全体構成図を参照して、本発明に係る制動制御装置SCの第2の実施形態について説明する。第2の実施形態でも、車両としては、自動二輪車が想定されている。第2の実施形態では、運転者の制動操作に代わって、又は、補助して、自動的に制動力Fxを増加する「自動制動制御」が実行可能とされる。自動制動制御では、車両の前方の物体(障害物)と、車両との相対距離Obに応じた要求減速度Gtに基づいて、車両と障害物との衝突を回避等するよう、ホイールシリンダCWの液圧(制動液圧)Pw(=Pwf、Pwr)がマスタシリンダCMの液圧(マスタシリンダ液圧)Pm(=Pmf、Pmr)から増加される。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
第2の実施形態に係る車両には、障害物との衝突を回避、又は、衝突時の被害を軽減するよう、運転支援システムが備えられる。運転支援システムは、距離センサOB、及び、運転支援コントローラECJを含んで構成される。距離センサOBによって、自車両の前方に存在する物体(他車両、固定物、人、自転車、等)と、自車両との間の距離(相対距離)Obが検出される。例えば、距離センサOBとして、カメラ、レーダ等が採用される。相対距離Obは、運転支援コントローラECJに入力される。運転支援コントローラECJでは、相対距離Obに基づいて、要求減速度Gtが演算される。要求減速度Gtは、自動制動制御を実行するための車両減速度の目標値である。制動コントローラECUと運転支援コントローラECJとは、通信バスBSを通して、ネットワーク接続されている。要求減速度Gtは、通信バスBSを介して、制動コントローラECUに送信される。
第1の実施形態と同様に、流体ユニットHUは、接続路HSに設けられる。流体ユニットHUは、上述した様に、電気モータMT、流体ポンプHP、インレット弁VI、及び、アウトレット弁VOを含んでいる。更に、流体ユニットHUは、これらに加え、調圧弁UA(=UAf、UAr)、調圧リザーバRC(=RCf、RCr)、マスタシリンダ液圧センサPM(=PMf、PMr)を含んで構成される。
以下、他の実施形態について説明する。他の実施形態においても、上記同様の効果を奏する。
上記実施形態では、車輪WHの制動トルクTq(結果、制動力Fx)を調節するアクチュエータとして、制動液BFを介した液圧式のユニットHUが例示された。これに代えて、電気モータによって駆動される、電動式のアクチュエータが採用され得る。電動式アクチュエータでは、電気モータの回転動力が、直線動力に変換され、これによって、摩擦部材が回転部材KTに押し付けられる。従って、制動液圧Pwに依らず、電気モータによって、直接、制動トルクTqが付与され、制動力Fxが発生される。更に、前輪WHf用として、制動液BFを介した液圧式のアクチュエータが採用され、後輪WHr用として、電動式のアクチュエータが採用された、複合型であってもよい。
Claims (1)
- 車両の後輪の浮き上がりを抑制する後輪浮き抑制制御を実行する車両の制動制御装置であって、
前記車両の減速度を検出減速度として検出する減速度センサと、
前記車両の車輪の回転速度を車輪速度として検出する車輪速度センサと、
前記車両の前輪の制動力を調整するアクチュエータと、
前記検出減速度、及び、前記車輪速度に基づいて前記アクチュエータを制御するコントローラと、を備え、
前記コントローラは、
前記車輪速度に基づいて演算された前記車両の減速度である演算減速度が第1しきい値以上である状態が判定時間に亘って継続された時点で前記後輪浮き抑制制御の実行を判定して第1作動指示を出力する第1判定部と、
前記演算減速度の時間変化量と、前記検出減速度の時間変化量とが一致した場合の前記演算減速度を基準減速度とし、前記基準減速度に前記検出減速度の時間変化量を順次積算して積算減速度を演算し、前記積算減速度が第2しきい値以上になった時点で前記後輪浮き抑制制御の実行を判定して第2作動指示を出力する第2判定部と、を含み、
前記第1作動指示、及び、前記第2作動指示のうちの何れか一方が出力された時点で、前記前輪の制動力を減少する、車両の制動制御装置。
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