JP2021114276A - ケア支援システム及びケア支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】経験が少ないケア実施者であってもケア対象者の希望を実現するためのケアプランの作成又はケアの実施を行うことができるケア支援システム及びケア支援方法を提供する。【解決手段】ケア支援処理は、ケア対象者又はその家族の希望、希望を実現するための目標及び目標を達成する上での希望を実現するための課題のうち少なくとも1つの情報を入力する入力手段と、ケア対象者又はその家族の希望、希望を実現するための目標及び目標を達成する上での希望を実現するための課題のうち入力手段の入力情報に対応する情報を含む少なくとも2つの情報が対応づけられたケア管理情報に基づいて学習を行った学習済みモデルを用いて、入力手段の入力情報から、学習済みモデルの学習の基となった希望、目標又は課題のうち入力情報以外のものを推定する推定手段と、推定手段で推定した情報を提示する提示手段とを備える。【選択図】図7

Description

本発明は、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するシステム及び方法に係り、特に、経験が少ないケア実施者であってもケア対象者の希望を実現するためのケアプランの作成又はケアの実施を行うことができるケア支援システム、ケア支援情報登録システム、ケア支援方法及びケア支援情報登録方法に関する。
従来、ケアマネージャ等のケア実施者が高齢者等のケア対象者をケアすることを支援する技術としては、例えば、特許文献1記載の技術が知られている。
特許文献1記載の技術は、組み合わせマスタと、問題点特定条件マスタと、問題点特定マスタとを予め登録しておき、ケア対象者個人のフェースシートとアセスメントテーブルを作成し、問題点特定条件マスタ上の判定期間と判定条件に該当するアセスメント値をアセスメントテーブルから取り出し、そのアセスメント値に該当する問題条件の問題点コードを組み合わせマスタから取り出し、その問題点コードに該当する問題領域と問題点項目と重みとケア目標と問題点とを問題点特定マスタの内容から特定して、順次作表するという順序で処理を行うように構成されている。これにより、いつでも必要のある時にアセスメント表の作成をすることができ、問題領域・問題点・ケースを特定し、ケアプランの作成をすることができるというものである。
特開平10−334147号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術にあっては、ケア実施者側が設定した問題点や目標をもとにケアプランが作成されるので、ケア実施の結果がケア対象者の希望に沿わないこともあった。例えば、施設で生活するのではなく家に帰りたいという希望がケア対象者にある場合、理想的には、その希望が実現できるようにケアプランが作成されるべきところ、特許文献1〔0016〕〜〔0019〕に記載されているようにケア対象者の身体機能やその問題にだけ着目して画一的なケアプランを作成しては希望の実現から遠のくし、ケア対象者やその家族の満足度が低下することにつながってしまう。
一方で、そうはいっても、ケア対象者の希望を実現するためのケアプランを作成するには、上記のとおり単純に身体機能やその問題だけに着目すればよいものではなく、ケア実施者に豊富な経験が必要とされることから、経験が少ないケア実施者では作成が難しい。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、経験が少ないケア実施者であってもケア対象者の希望を実現するためのケアプランの作成又はケアの実施を行うことができるケア支援システム、ケア支援情報登録システム、ケア支援方法及びケア支援情報登録方法を提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のケア支援システムは、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、前記ケア対象者又はその家族の希望を入力する希望入力手段と、前記ケア対象者又はその家族の希望と対応づけて、当該希望を実現するための1又は複数の目標を示す目標情報を記憶する目標情報記憶手段の前記目標情報に基づいて、前記希望入力手段で入力した希望を実現するための1又は複数の目標を提示する目標提示手段と、前記目標提示手段で提示した目標からいずれかを入力する目標入力手段と、前記目標情報に係る目標と対応づけて、当該目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項を示す実施事項情報を記憶する実施事項情報記憶手段の前記実施事項情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項を提示する実施事項提示手段と、前記実施事項提示手段で提示した実施事項からいずれかを入力する実施事項入力手段と、前記ケア対象者を識別するための識別情報を入力する識別情報入力手段と、前記識別情報入力手段で入力した識別情報、前記希望入力手段で入力した希望、前記目標入力手段で入力した目標及び前記実施事項入力手段で入力した実施事項を含むケア管理情報をケア管理情報記憶手段に登録するケア管理情報登録手段と、前記ケア管理情報記憶手段のケア管理情報に基づいて、前記ケア対象者ごとに、前記識別情報、前記希望、前記目標及び前記実施事項を提示するケア管理情報提示手段とを備える。
ここで、目標情報記憶手段は、目標情報をあらゆる手段で且つあらゆる時期に記憶するものであり、目標情報を予め記憶してあるものであってもよいし、目標情報を予め記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって目標情報を記憶するようになっていてもよい。このことは他の記憶手段についても同様である。
また、目標情報を希望と対応づけて記憶することとしては、例えば、(1)目標情報及び希望を同一のレコードに登録するなど直接対応づけて記憶すること、(2)目標情報及び中間情報を対応づけて登録するテーブルと、希望及び中間情報を対応づけて登録するテーブルを設けるなど、中間に1又は複数の情報を介して記憶することが含まれる。すなわち、希望から目標情報を辿ることができる態様であれば、あらゆるデータ構造を採用することができる。以下、情報を対応づけて記憶する概念については同様である。
また、実施事項は、目標を達成するために必要な事項であって、目標を達成する上での課題を解決するために必要な事項を含む。このため、実施事項情報を目標又は課題と対応づけて記憶することが想定される。具体的には、例えば、(1)実施事項情報及び目標を同一のレコードに登録するなど直接対応づけて記憶すること、(2)実施事項情報及び課題を同一のレコードに登録するなど直接対応づけて記憶すること、(3)実施事項情報及び中間情報を対応づけて登録するテーブルと、目標及び中間情報(例えば、課題を示す課題情報)を対応づけて登録するテーブルを設けるなど、中間に1又は複数の情報を介して記憶すること、(4)実施事項情報及び中間情報を対応づけて登録するテーブルと、課題及び中間情報を対応づけて登録するテーブルを設けるなど、中間に1又は複数の情報を介して記憶することが含まれる。すなわち、目標又は課題から実施事項情報を辿ることができる態様であれば、あらゆるデータ構造を採用することができる。以下、実施事項については同様である。
また、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。以下、発明14及び15のケア支援システム、並びに発明16乃至20のケア支援情報登録システムにおいて同じである。
〔発明2〕 さらに、発明2のケア支援システムは、発明1のケア支援システムにおいて、前記目標情報に係る目標と対応づけて、当該目標を達成する上での1又は複数の課題を示す課題情報を記憶する課題情報記憶手段の前記課題情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成する上での1又は複数の課題を提示する課題提示手段と、前記課題提示手段で提示した課題からいずれかを入力する課題入力手段とを備え、前記ケア管理情報登録手段は、前記識別情報入力手段で入力した識別情報、前記希望入力手段で入力した希望、前記目標入力手段で入力した目標、前記課題入力手段で入力した課題及び前記実施事項入力手段で入力した実施事項を含む前記ケア管理情報を前記ケア管理情報記憶手段に登録し、前記ケア管理情報提示手段は、前記ケア管理情報記憶手段のケア管理情報に基づいて、前記ケア対象者ごとに、前記識別情報、前記希望、前記目標、前記課題及び前記実施事項を提示する。
〔発明3〕 さらに、発明3のケア支援システムは、発明1及び2のいずれか1のケア支援システムにおいて、前記目標入力手段で入力した目標の達成度を入力する達成度入力手段と、前記希望入力手段で入力した希望の実現度を入力する実現度入力手段とを備え、前記ケア管理情報登録手段は、前記識別情報入力手段で入力した識別情報、前記希望入力手段で入力した希望、前記目標入力手段で入力した目標、前記実施事項入力手段で入力した実施事項、前記達成度入力手段で入力した達成度及び前記実現度入力手段で入力した実現度を含む前記ケア管理情報を前記ケア管理情報記憶手段に登録し、前記ケア管理情報提示手段は、前記ケア管理情報記憶手段のケア管理情報に基づいて、前記ケア対象者ごとに、前記識別情報、前記希望、前記目標、前記実施事項、前記達成度及び前記実現度を提示する。
ここで、達成度は、目標が達成した度合いをいい、これには、例えば、目標が達成したか否か(達成の有無)を示すもの、目標の完全達成に対してどの程度まで達成したかの割合(例えばパーセンテージ)を示すもの、達成に近づくほど高い値を示すもの、達成に近づくほど低い値を示すものが含まれる。達成度は、例えば、数値、文字、記号、図形、画像その他の識別子で表すことができる。
また、実現度は、希望が実現した度合いをいい、これには、例えば、希望が実現したか否か(実現の有無)を示すもの、希望の完全実現に対してどの程度まで実現したかの割合(例えばパーセンテージ)を示すもの、実現に近づくほど高い値を示すもの、実現に近づくほど低い値を示すものが含まれる。実現度は、例えば、数値、文字、記号、図形、画像その他の識別子で表すことができる。
〔発明4〕 さらに、発明4のケア支援システムは、発明3のケア支援システムにおいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成する達成期限を入力する達成期限入力手段と、前回の入力に対する更新内容を入力する更新内容入力手段と、前記希望入力手段で入力した希望が実現した実現時期を入力する実現時期入力手段と、前記目標入力手段で入力した目標が達成した達成時期を入力する達成時期入力手段とを備え、前記ケア管理情報登録手段は、前記識別情報入力手段で入力した識別情報、前記希望入力手段で入力した希望、前記目標入力手段で入力した目標、前記実施事項入力手段で入力した実施事項、前記達成度入力手段で入力した達成度、前記実現度入力手段で入力した実現度、前記達成期限入力手段で入力した達成期限、前記更新内容入力手段で入力した更新内容、前記実現時期入力手段で入力した実現時期及び前記達成時期入力手段で入力した達成時期を含む前記ケア管理情報を前記ケア管理情報記憶手段に登録し、前記ケア管理情報提示手段は、前記ケア管理情報記憶手段のケア管理情報に基づいて、前記ケア対象者ごとに、前記識別情報、前記希望、前記目標、前記実施事項、前記達成度、前記実現度、前記達成期限、前記更新内容、前記実現時期及び前記達成時期を提示する。
〔発明5〕 さらに、発明5のケア支援システムは、発明3及び4のいずれか1のケア支援システムにおいて、前記目標情報記憶手段は、前記ケア対象者又はその家族の希望と対応づけて、当該希望を実現するための1又は複数の目標及びその達成難易度を示す目標情報を記憶し、前記目標提示手段は、前記ケア対象者について前記達成度入力手段で入力した達成度又は前記実現度入力手段で入力した実現度が所定以下である場合は、前記目標情報記憶手段の目標情報に基づいて、当該ケア対象者について前記希望入力手段で入力した希望を実現するための1又は複数の目標のうち当該目標に対応する達成難易度が所定以下の目標を提示する。
〔発明6〕 さらに、発明6のケア支援システムは、発明3及び4のいずれか1のケア支援システムにおいて、前記実施事項情報記憶手段の実施事項情報に基づいて、前記達成度入力手段で入力した達成度又は前記実現度入力手段で入力した実現度に応じた実施事項を提示する第2実施事項提示手段を備える。
〔発明7〕 さらに、発明7のケア支援システムは、発明1乃至4のいずれか1のケア支援システムにおいて、前記ケア対象者に対して行ったケアの実績を示すケア実績情報を記憶するケア実績情報記憶手段の前記ケア実績情報及び前記目標情報記憶手段の目標情報に基づいて、当該ケア対象者について前記希望入力手段で入力した希望を実現するための1又は複数の目標のうち当該ケア対象者について推奨される目標を提示する推奨目標提示手段を備える。
〔発明8〕 さらに、発明8のケア支援システムは、発明1乃至4のいずれか1のケア支援システムにおいて、第1ケア対象者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記ケア対象者の属性と対応づけて、前記ケア対象者に対して行ったケアの実績を示すケア実績情報を記憶するケア実績情報記憶手段から、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に基づいて、前記第1ケア対象者と同一の又は所定関係を有する属性に対応する前記ケア実績情報を取得し、取得したケア実績情報及び前記目標情報記憶手段の目標情報に基づいて、前記第1ケア対象者について前記希望入力手段で入力した希望を実現するための1又は複数の目標のうち当該第1ケア対象者について推奨される目標を提示する推奨目標提示手段を備える。
〔発明9〕 さらに、発明9のケア支援システムは、発明1乃至4のいずれか1のケア支援システムにおいて、第1ケア実施者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記ケア実施者の属性と対応づけて、前記ケア実施者が前記ケア対象者に対して行ったケアの実績を示すケア実績情報を記憶するケア実績情報記憶手段から、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に基づいて、前記第1ケア実施者と同一の又は所定関係を有する属性に対応する前記ケア実績情報を取得し、取得したケア実績情報及び前記目標情報記憶手段の目標情報に基づいて、前記第1ケア実施者がケアするケア対象者について前記希望入力手段で入力した希望を実現するための1又は複数の目標のうち当該第1ケア実施者について推奨される目標を提示する推奨目標提示手段を備える。
〔発明10〕 さらに、発明10のケア支援システムは、発明3及び4のいずれか1のケア支援システムにおいて、前記ケア対象者について前記達成度入力手段で入力した達成度と前記実現度入力手段で入力した実現度との差分又は当該差分のランクが所定以下である場合は、前記目標情報記憶手段の目標情報に基づいて、当該ケア対象者について前記希望入力手段で入力した希望を実現するための1又は複数の目標のうち当該ケア対象者について推奨される目標を提示する推奨目標提示手段を備える。
〔発明11〕 さらに、発明11のケア支援システムは、発明3及び4のいずれか1のケア支援システムにおいて、前記ケア対象者について前記達成度入力手段で入力した達成度と前記実現度入力手段で入力した実現度との差分又は当該差分のランクが所定以上である場合は、前記目標情報記憶手段の目標情報に基づいて、当該ケア対象者について前記希望入力手段で入力した希望を実現するための1又は複数の目標のうち当該ケア対象者について推奨される目標を提示する推奨目標提示手段を備える。
〔発明12〕 さらに、発明12のケア支援システムは、発明11のケア支援システムにおいて、前記目標情報記憶手段は、前記ケア対象者又はその家族の希望と対応づけて、当該希望を実現するための1又は複数の目標及びその達成難易度を示す目標情報を記憶し、前記推奨目標提示手段は、前記差分又は前記ランクが所定以上である場合は、前記目標情報記憶手段の目標情報に基づいて、前記目標入力手段による前回の入力とは達成難易度が異なる目標を提示する。
〔発明13〕 さらに、発明13のケア支援システムは、発明4のケア支援システムにおいて、前記目標入力手段で入力した目標及び前記実施事項入力手段で入力した実施事項と同じ組み合わせの目標及び実施事項について過去に入力された目標、実施事項及び達成期限を含むケア管理情報を前記ケア管理情報記憶手段から取得し、前記達成期限入力手段で入力した達成期限が、取得したケア管理情報に含まれる達成期限よりも短い場合は、前記目標入力手段で入力した目標が達成できないと判定する目標達成判定手段を備える。
〔発明14〕 さらに、発明14のケア支援システムは、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、前記ケア対象者又はその家族の希望を入力する希望入力手段と、前記希望と対応づけて、当該希望を実現するための目標を達成する上での1又は複数の課題を示す課題情報を記憶する課題情報記憶手段の前記課題情報に基づいて、前記希望入力手段で入力した希望を実現するための目標を達成する上での1又は複数の課題を提示する課題提示手段と、前記課題提示手段で提示した課題からいずれかを入力する課題入力手段と、前記希望と対応づけて、当該希望を実現するための目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項を示す実施事項情報を記憶する実施事項情報記憶手段の前記実施事項情報に基づいて、前記希望入力手段で入力した希望を実現するための目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項を提示する実施事項提示手段と、前記実施事項提示手段で提示した実施事項からいずれかを入力する実施事項入力手段と、前記ケア対象者を識別するための識別情報を入力する識別情報入力手段と、前記識別情報入力手段で入力した識別情報、前記希望入力手段で入力した希望、前記課題入力手段で入力した課題及び前記実施事項入力手段で入力した実施事項を含むケア管理情報をケア管理情報記憶手段に登録するケア管理情報登録手段と、前記ケア管理情報記憶手段のケア管理情報に基づいて、前記ケア対象者ごとに、前記識別情報、前記希望、前記課題及び前記実施事項を提示するケア管理情報提示手段とを備える。
〔発明15〕 さらに、発明15のケア支援システムは、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、前記ケア対象者又はその家族の希望を実現するための目標を入力する目標入力手段と、前記目標と対応づけて、当該目標を達成する上での1又は複数の課題を示す課題情報を記憶する課題情報記憶手段の前記課題情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成する上での1又は複数の課題を提示する課題提示手段と、前記課題提示手段で提示した課題からいずれかを入力する課題入力手段と、前記目標と対応づけて、当該目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項を示す実施事項情報を記憶する実施事項情報記憶手段の前記実施事項情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項を提示する実施事項提示手段と、前記実施事項提示手段で提示した実施事項からいずれかを入力する実施事項入力手段と、前記ケア対象者を識別するための識別情報を入力する識別情報入力手段と、前記識別情報入力手段で入力した識別情報、前記目標入力手段で入力した目標、前記課題入力手段で入力した課題及び前記実施事項入力手段で入力した実施事項を含むケア管理情報をケア管理情報記憶手段に登録するケア管理情報登録手段と、前記ケア管理情報記憶手段のケア管理情報に基づいて、前記ケア対象者ごとに、前記識別情報、前記目標、前記課題及び前記実施事項を提示するケア管理情報提示手段とを備える。
〔発明16〕 一方、上記目的を達成するために、発明16のケア支援情報登録システムは、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムに用いられる情報を登録するケア支援情報登録システムであって、前記ケア対象者又はその家族の希望、当該希望を実現するための目標及び当該目標を達成する上での課題が対応づけられたケア管理情報を取得するケア管理情報取得手段と、前記ケア管理情報取得手段で取得したケア管理情報から前記希望を抽出する希望抽出手段と、前記ケア管理情報取得手段で取得したケア管理情報から前記目標を抽出する目標抽出手段と、前記ケア管理情報取得手段で取得したケア管理情報から前記課題を抽出する課題抽出手段と、前記希望抽出手段で抽出した希望と対応づけて、前記目標抽出手段で抽出した目標を示す目標情報を目標情報記憶手段に登録する目標情報登録手段と、前記目標抽出手段で抽出した目標と対応づけて、前記課題抽出手段で抽出した課題を示す課題情報を課題情報記憶手段に登録する課題情報登録手段とを備える。
〔発明17〕 さらに、発明17のケア支援情報登録システムは、発明16のケア支援情報登録システムにおいて、前記ケア管理情報は、前記ケア対象者又はその家族の希望、当該希望を実現するための目標、当該目標を達成する上での課題及び当該目標を達成するために必要な実施事項が対応づけられたものであり、前記ケア管理情報取得手段で取得したケア管理情報から前記実施事項を抽出する実施事項抽出手段と、前記目標抽出手段で抽出した目標と対応づけて、前記実施事項抽出手段で抽出した実施事項を示す実施事項情報を実施事項情報記憶手段に登録する実施事項情報登録手段とを備える。
〔発明18〕 さらに、発明18のケア支援情報登録システムは、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムに用いられる情報を登録するケア支援情報登録システムであって、前記ケア対象者又はその家族の希望、当該希望を実現するための目標及び当該目標を達成するために必要な実施事項が対応づけられたケア管理情報を取得するケア管理情報取得手段と、前記ケア管理情報取得手段で取得したケア管理情報から前記希望を抽出する希望抽出手段と、前記ケア管理情報取得手段で取得したケア管理情報から前記目標を抽出する目標抽出手段と、前記ケア管理情報取得手段で取得したケア管理情報から前記実施事項を抽出する実施事項抽出手段と、前記希望抽出手段で抽出した希望と対応づけて、前記目標抽出手段で抽出した目標を示す目標情報を目標情報記憶手段に登録する目標情報登録手段と、前記目標抽出手段で抽出した目標と対応づけて、前記実施事項抽出手段で抽出した実施事項を示す実施事項情報を実施事項情報記憶手段に登録する実施事項情報登録手段とを備える。
〔発明19〕 さらに、発明19のケア支援情報登録システムは、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムに用いられる情報を登録するケア支援情報登録システムであって、前記ケア対象者又はその家族の希望、当該希望を実現するための目標を達成する上での課題及び当該希望を実現するための目標を達成するために必要な実施事項が対応づけられたケア管理情報を取得するケア管理情報取得手段と、前記ケア管理情報取得手段で取得したケア管理情報から前記希望を抽出する希望抽出手段と、前記ケア管理情報取得手段で取得したケア管理情報から前記課題を抽出する課題抽出手段と、前記ケア管理情報取得手段で取得したケア管理情報から前記実施事項を抽出する実施事項抽出手段と、前記希望抽出手段で抽出した希望と対応づけて、前記課題抽出手段で抽出した課題を示す課題情報を課題情報記憶手段に登録する課題情報登録手段と、前記希望抽出手段で抽出した希望と対応づけて、前記実施事項抽出手段で抽出した実施事項を示す実施事項情報を実施事項情報記憶手段に登録する実施事項情報登録手段とを備える。
〔発明20〕 さらに、発明20のケア支援情報登録システムは、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムに用いられる情報を登録するケア支援情報登録システムであって、前記ケア対象者又はその家族の希望を実現するための目標、当該目標を達成する上での課題及び当該目標を達成するために必要な実施事項が対応づけられたケア管理情報を取得するケア管理情報取得手段と、前記ケア管理情報取得手段で取得したケア管理情報から前記目標を抽出する目標抽出手段と、前記ケア管理情報取得手段で取得したケア管理情報から前記課題を抽出する課題抽出手段と、前記ケア管理情報取得手段で取得したケア管理情報から前記実施事項を抽出する実施事項抽出手段と、前記目標抽出手段で抽出した目標と対応づけて、前記課題抽出手段で抽出した課題を示す課題情報を課題情報記憶手段に登録する課題情報登録手段と、前記目標抽出手段で抽出した目標と対応づけて、前記実施事項抽出手段で抽出した実施事項を示す実施事項情報を実施事項情報記憶手段に登録する実施事項情報登録手段とを備える。
〔発明21〕 一方、上記目的を達成するために、発明21のケア支援方法は、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援方法であって、希望入力手段が、前記ケア対象者又はその家族の希望を入力する希望入力ステップと、目標提示手段が、前記ケア対象者又はその家族の希望と対応づけて、当該希望を実現するための1又は複数の目標を示す目標情報を記憶する目標情報記憶手段の前記目標情報に基づいて、前記希望入力ステップで入力した希望を実現するための1又は複数の目標を提示する目標提示ステップと、目標入力手段が、前記目標提示ステップで提示した目標からいずれかを入力する目標入力ステップと、実施事項提示手段が、前記目標情報に係る目標と対応づけて、当該目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項を示す実施事項情報を記憶する実施事項情報記憶手段の前記実施事項情報に基づいて、前記目標入力ステップで入力した目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項を提示する実施事項提示ステップと、実施事項入力手段が、前記実施事項提示ステップで提示した実施事項からいずれかを入力する実施事項入力ステップと、識別情報入力手段が、前記ケア対象者を識別するための識別情報を入力する識別情報入力ステップと、ケア管理情報登録手段が、前記識別情報入力ステップで入力した識別情報、前記希望入力ステップで入力した希望、前記目標入力ステップで入力した目標及び前記実施事項入力ステップで入力した実施事項を含むケア管理情報をケア管理情報記憶手段に登録するケア管理情報登録ステップと、ケア管理情報提示手段が、前記ケア管理情報記憶手段のケア管理情報に基づいて、前記ケア対象者ごとに、前記識別情報、前記希望、前記目標及び前記実施事項を提示するケア管理情報提示ステップとを含む。
〔発明22〕 さらに、発明22のケア支援方法は、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援方法であって、希望入力手段が、前記ケア対象者又はその家族の希望を入力する希望入力ステップと、課題提示手段が、前記希望と対応づけて、当該希望を実現するための目標を達成する上での1又は複数の課題を示す課題情報を記憶する課題情報記憶手段の前記課題情報に基づいて、前記希望入力ステップで入力した希望を実現するための目標を達成する上での1又は複数の課題を提示する課題提示ステップと、課題入力手段が、前記課題提示ステップで提示した課題からいずれかを入力する課題入力ステップと、実施事項提示手段が、前記希望と対応づけて、当該希望を実現するための目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項を示す実施事項情報を記憶する実施事項情報記憶手段の前記実施事項情報に基づいて、前記希望入力ステップで入力した希望を実現するための目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項を提示する実施事項提示ステップと、実施事項入力手段が、前記実施事項提示ステップで提示した実施事項からいずれかを入力する実施事項入力ステップと、識別情報入力手段が、前記ケア対象者を識別するための識別情報を入力する識別情報入力ステップと、ケア管理情報登録手段が、前記識別情報入力ステップで入力した識別情報、前記希望入力ステップで入力した希望、前記課題入力ステップで入力した課題及び前記実施事項入力ステップで入力した実施事項を含むケア管理情報をケア管理情報記憶手段に登録するケア管理情報登録ステップと、ケア管理情報提示手段が、前記ケア管理情報記憶手段のケア管理情報に基づいて、前記ケア対象者ごとに、前記識別情報、前記希望、前記課題及び前記実施事項を提示するケア管理情報提示ステップとを含む。
〔発明23〕 さらに、発明23のケア支援方法は、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援方法であって、目標入力手段が、前記ケア対象者又はその家族の希望を実現するための目標を入力する目標入力ステップと、課題提示手段が、前記目標と対応づけて、当該目標を達成する上での1又は複数の課題を示す課題情報を記憶する課題情報記憶手段の前記課題情報に基づいて、前記目標入力ステップで入力した目標を達成する上での1又は複数の課題を提示する課題提示ステップと、課題入力手段が、前記課題提示ステップで提示した課題からいずれかを入力する課題入力ステップと、実施事項提示手段が、前記目標と対応づけて、当該目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項を示す実施事項情報を記憶する実施事項情報記憶手段の前記実施事項情報に基づいて、前記目標入力ステップで入力した目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項を提示する実施事項提示ステップと、実施事項入力手段が、前記実施事項提示ステップで提示した実施事項からいずれかを入力する実施事項入力ステップと、識別情報入力手段が、前記ケア対象者を識別するための識別情報を入力する識別情報入力ステップと、ケア管理情報登録手段が、前記識別情報入力ステップで入力した識別情報、前記目標入力ステップで入力した目標、前記課題入力ステップで入力した課題及び前記実施事項入力ステップで入力した実施事項を含むケア管理情報をケア管理情報記憶手段に登録するケア管理情報登録ステップと、ケア管理情報提示手段が、前記ケア管理情報記憶手段のケア管理情報に基づいて、前記ケア対象者ごとに、前記識別情報、前記目標、前記課題及び前記実施事項を提示するケア管理情報提示ステップとを含む。
〔発明24〕 一方、上記目的を達成するために、発明24のケア支援情報登録方法は、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムに用いられる情報を登録するケア支援情報登録方法であって、ケア管理情報取得手段が、前記ケア対象者又はその家族の希望、当該希望を実現するための目標及び当該目標を達成する上での課題が対応づけられたケア管理情報を取得するケア管理情報取得ステップと、希望抽出手段が、前記ケア管理情報取得ステップで取得したケア管理情報から前記希望を抽出する希望抽出ステップと、目標抽出手段が、前記ケア管理情報取得ステップで取得したケア管理情報から前記目標を抽出する目標抽出ステップと、課題抽出手段が、前記ケア管理情報取得ステップで取得したケア管理情報から前記課題を抽出する課題抽出ステップと、目標情報登録手段が、前記希望抽出ステップで抽出した希望と対応づけて、前記目標抽出ステップで抽出した目標を示す目標情報を目標情報記憶手段に登録する目標情報登録ステップと、課題情報登録手段が、前記目標抽出ステップで抽出した目標と対応づけて、前記課題抽出ステップで抽出した課題を示す課題情報を課題情報記憶手段に登録する課題情報登録ステップとを含む。
〔発明25〕 さらに、発明25のケア支援情報登録方法は、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムに用いられる情報を登録するケア支援情報登録方法であって、ケア管理情報取得手段が、前記ケア対象者又はその家族の希望、当該希望を実現するための目標及び当該目標を達成するために必要な実施事項が対応づけられたケア管理情報を取得するケア管理情報取得ステップと、希望抽出手段が、前記ケア管理情報取得ステップで取得したケア管理情報から前記希望を抽出する希望抽出ステップと、目標抽出手段が、前記ケア管理情報取得ステップで取得したケア管理情報から前記目標を抽出する目標抽出ステップと、実施事項抽出手段が、前記ケア管理情報取得ステップで取得したケア管理情報から前記実施事項を抽出する実施事項抽出ステップと、目標情報登録手段が、前記希望抽出ステップで抽出した希望と対応づけて、前記目標抽出ステップで抽出した目標を示す目標情報を目標情報記憶手段に登録する目標情報登録ステップと、実施事項情報登録手段が、前記目標抽出ステップで抽出した目標と対応づけて、前記実施事項抽出ステップで抽出した実施事項を示す実施事項情報を実施事項情報記憶手段に登録する実施事項情報登録ステップとを含む。
〔発明26〕 さらに、発明26のケア支援情報登録方法は、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムに用いられる情報を登録するケア支援情報登録方法であって、ケア管理情報取得手段が、前記ケア対象者又はその家族の希望、当該希望を実現するための目標を達成する上での課題及び当該希望を実現するための目標を達成するために必要な実施事項が対応づけられたケア管理情報を取得するケア管理情報取得ステップと、希望抽出手段が、前記ケア管理情報取得ステップで取得したケア管理情報から前記希望を抽出する希望抽出ステップと、課題抽出手段が、前記ケア管理情報取得ステップで取得したケア管理情報から前記課題を抽出する課題抽出ステップと、実施事項抽出手段が、前記ケア管理情報取得ステップで取得したケア管理情報から前記実施事項を抽出する実施事項抽出ステップと、課題情報登録手段が、前記希望抽出ステップで抽出した希望と対応づけて、前記課題抽出ステップで抽出した課題を示す課題情報を課題情報記憶手段に登録する課題情報登録ステップと、実施事項情報登録手段が、前記希望抽出ステップで抽出した希望と対応づけて、前記実施事項抽出ステップで抽出した実施事項を示す実施事項情報を実施事項情報記憶手段に登録する実施事項情報登録ステップとを含む。
〔発明27〕 さらに、発明27のケア支援情報登録方法は、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムに用いられる情報を登録するケア支援情報登録方法であって、ケア管理情報取得手段が、前記ケア対象者又はその家族の希望を実現するための目標、当該目標を達成する上での課題及び当該目標を達成するために必要な実施事項が対応づけられたケア管理情報を取得するケア管理情報取得ステップと、目標抽出手段が、前記ケア管理情報取得ステップで取得したケア管理情報から前記目標を抽出する目標抽出ステップと、課題抽出手段が、前記ケア管理情報取得ステップで取得したケア管理情報から前記課題を抽出する課題抽出ステップと、実施事項抽出手段が、前記ケア管理情報取得ステップで取得したケア管理情報から前記実施事項を抽出する実施事項抽出ステップと、課題情報登録手段が、前記目標抽出ステップで抽出した目標と対応づけて、前記課題抽出ステップで抽出した課題を示す課題情報を課題情報記憶手段に登録する課題情報登録ステップと、実施事項情報登録手段が、前記目標抽出ステップで抽出した目標と対応づけて、前記実施事項抽出ステップで抽出した実施事項を示す実施事項情報を実施事項情報記憶手段に登録する実施事項情報登録ステップとを含む。
以上説明したように、発明1のケア支援システム、又は発明21のケア支援方法によれば、ケア実施者は、ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標が提示され、そのなかから目標を選択すればよく、さらに、選択した目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項が提示され、そのなかから実施事項を選択すればよいので、従来に比して、経験が少ないケア実施者であってもケア対象者又はその家族の希望を実現するためのケアプランを作成することができる。また、ケア対象者ごとに、識別情報、希望、目標及び実施事項を把握することができるので、ケア対象者又はその家族の希望を実現するためのケアを実施することができる。
さらに、発明2のケア支援システムによれば、ケア対象者ごとに、識別情報、希望、目標、課題及び実施事項を把握することができるので、ケア対象者又はその家族の希望を実現するためのケアを実施することができる。
さらに、発明3のケア支援システムによれば、ケア対象者ごとに、識別情報、希望、目標、実施事項、達成度及び実現度を把握することができるので、ケア対象者又はその家族の希望を実現するためのケアをさらに的確に実施することができる。
さらに、発明4のケア支援システムによれば、ケア対象者ごとに、識別情報、希望、目標、実施事項、達成度、実現度、達成期限、更新内容、実現時期及び達成時期を把握することができるので、ケア対象者又はその家族の希望を実現するためのケアをさらに的確に実施することができる。
さらに、発明5のケア支援システムによれば、達成度又は実現度が所定以下である場合は達成難易度が所定以下の目標が提示されるので、ケア対象者又はその家族の希望の実現に近づくケアを実施することができる。
さらに、発明6のケア支援システムによれば、達成度又は実現度に応じた実施事項が提示されるので、ケア対象者又はその家族の希望の実現に近づくケアを実施することができる。
さらに、発明7のケア支援システムによれば、ケア対象者に対する過去のケア実績に応じてそのケア対象者に推奨される目標が提示されるので、ケア対象者又はその家族の希望の実現に効果的なケアプランを作成することができる。
さらに、発明8のケア支援システムによれば、第1ケア対象者と同一の又は所定関係を有する属性のケア対象者に対する過去のケア実績に応じて第1ケア対象者に推奨される目標が提示されるので、第1ケア対象者又はその家族の希望の実現に効果的なケアプランを作成することができる。
さらに、発明9のケア支援システムによれば、第1ケア実施者と同一の又は所定関係を有する属性のケア実施者が行った過去のケア実績に応じて、第1ケア実施者がケアするケア対象者に推奨される目標が提示されるので、ケア対象者又はその家族の希望の実現に効果的なケアプランを作成することができる。
さらに、発明10のケア支援システムによれば、達成度と実現度との差分又はそのランクが所定以下である場合は、ケア対象者に推奨される目標が提示されるので、ケア対象者又はその家族の希望の実現に近づくケアを実施することができる。
さらに、発明11のケア支援システムによれば、達成度と実現度との差分又はそのランクが所定以上である場合は、ケア対象者に推奨される目標が提示されるので、ケア対象者又はその家族の希望の実現に近づくケアを実施することができる。
さらに、発明12のケア支援システムによれば、達成度と実現度との差分又はそのランクが所定以上である場合は、前回の入力とは達成難易度が異なる目標が提示されるので、ケア対象者又はその家族の希望の実現に近づくケアを実施することができる。
さらに、発明13のケア支援システムによれば、過去の実績と入力情報から目標が達成できるかどうかが判定されるので、ケア対象者又はその家族の希望の実現可能性が低いケアプランが作成されることを防止することができる。
さらに、発明14のケア支援システム、又は発明22のケア支援方法によれば、ケア実施者は、ケア対象者又はその家族の希望を実現するための目標を達成する上での1又は複数の課題が提示され、そのなかから課題を選択すればよく、さらに、ケア対象者又はその家族の希望を実現するための目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項が提示され、そのなかから実施事項を選択すればよいので、従来に比して、経験が少ないケア実施者であってもケア対象者又はその家族の希望を実現するためのケアプランを作成することができる。また、ケア対象者ごとに、識別情報、希望、課題及び実施事項を把握することができるので、ケア対象者又はその家族の希望を実現するためのケアを実施することができる。
さらに、発明15のケア支援システム、又は発明23のケア支援方法によれば、ケア実施者は、ケア対象者又はその家族の希望を実現するための目標を達成する上での1又は複数の課題が提示され、そのなかから課題を選択すればよく、さらに、ケア対象者又はその家族の希望を実現するための目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項が提示され、そのなかから実施事項を選択すればよいので、従来に比して、経験が少ないケア実施者であってもケア対象者又はその家族の希望を実現するためのケアプランを作成することができる。また、ケア対象者ごとに、識別情報、目標、課題及び実施事項を把握することができるので、ケア対象者又はその家族の希望を実現するためのケアを実施することができる。
一方、発明16のケア支援情報登録システム、又は発明24のケア支援情報登録方法によれば、希望と対応づけられた目標情報及び目標と対応づけられた課題情報を得ることができる。これら情報は、例えば、特願2019−94484号のケア支援システムで用いることができる。
さらに、発明17のケア支援情報登録システムによれば、希望と対応づけられた目標情報、目標と対応づけられた課題情報及び目標と対応づけられた実施事項情報を得ることができる。これら情報は、例えば、発明2のケア支援システムで用いることができる。
さらに、発明18のケア支援情報登録システム、又は発明25のケア支援情報登録方法によれば、希望と対応づけられた目標情報及び目標と対応づけられた実施事項情報を得ることができる。これら情報は、例えば、発明1のケア支援システムで用いることができる。
さらに、発明19のケア支援情報登録システム、又は発明26のケア支援情報登録方法によれば、希望と対応づけられた課題情報及び希望と対応づけられた実施事項情報を得ることができる。これら情報は、例えば、発明14のケア支援システムで用いることができる。
さらに、発明20のケア支援情報登録システム、又は発明27のケア支援情報登録方法によれば、目標と対応づけられた課題情報及び目標と対応づけられた実施事項情報を得ることができる。これら情報は、例えば、発明15のケア支援システムで用いることができる。
ケア支援装置100のハードウェア構成を示す図である。 各テーブル400〜460のデータの結合関係を示す概念図である。 希望情報テーブル400のデータ構造を示す図である。 目標情報テーブル420のデータ構造を示す図である。 課題情報テーブル440のデータ構造を示す図である。 実施事項情報テーブル460のデータ構造を示す図である。 ケア支援処理を示すフローチャートである。 複数の候補から希望を入力する場合のケア管理表を示す画面である。 複数の候補から目標を入力する場合のケア管理表を示す画面である。 複数の候補から課題を入力する場合のケア管理表を示す画面である。 複数の候補から実施事項を入力する場合のケア管理表を示す画面である。 ケア支援情報登録処理を示すフローチャートである。 各テーブル420、440、460のデータの結合関係を示す概念図である。 各テーブル400、420、460のデータの結合関係を示す概念図である。 各テーブル400、440、460のデータの結合関係を示す概念図である。 各テーブル400、420、440のデータの結合関係を示す概念図である。
〔第1の実施の形態〕
以下、本発明の第1の実施の形態を説明する。図1乃至図11は、本実施の形態を示す図である。
まず、本実施の形態の構成を説明する。
図1は、ケア支援装置100のハードウェア構成を示す図である。
ケア支援装置100は、図1に示すように、制御プログラムに基づいて演算及びシステム全体を制御するCPU(Central Processing Unit)30と、所定領域に予めCPU30の制御プログラム等を格納しているROM(Read Only Memory)32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM(Random Access Memory)34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F(InterFace)38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互に且つデータ授受可能に接続されている。
I/F38には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置40と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44とが接続されている。
次に、記憶装置42のデータ構造を説明する。
図2は、各テーブル400〜460のデータの結合関係を示す概念図である。
経験豊富なケア実施者を中心にケア実施者は、(1)ケア対象者の希望の候補、(2)希望を実現するための目標の候補、(3)目標を達成する上での課題(問題点や改善すべき点)の候補、(4)目標を達成するために必要な実施事項(ケア実施者がケア対象者に対し実施する事項)の候補を予めリストアップする。
1つの希望に対しては、図2に示すように、これを実現するための1又は複数の目標を設定することができる。図2の例では、希望1に対し目標1−1、目標1−2その他の目標が設定され、希望2に対し目標2−1、目標2−2その他の目標が設定されている。希望ごとに設定すべき目標が対応するので、目標1−1、1−2、2−1、2−2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
次に、1つの目標に対しては、これを達成する上での1又は複数の課題を設定することができる。図2の例では、目標1−1に対し課題1−1−1、課題1−1−2その他の課題が設定され、目標1−2に対し課題1−2−1、課題1−2−2その他の課題が設定され、目標2−1に対し課題2−1−1、課題2−1−2その他の課題が設定され、目標2−2に対し課題2−2−1、課題2−2−2その他の課題が設定されている。目標ごとに設定すべき課題が対応するので、課題1−1−1、1−1−2、1−2−1、1−2−2、2−1−1、2−1−2、2−2−1、2−2−2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
次に、1つの課題に対しては、これを解決するために必要な1又は複数の実施事項を設定することができる。図2の例では、課題1−1−1に対し実施事項1−1−1−1、実施事項1−1−1−2その他の実施事項が設定され、課題1−1−2に対し実施事項1−1−2−1、実施事項1−1−2−2その他の実施事項が設定され、課題1−2−1に対し実施事項1−2−1−1、実施事項1−2−1−2その他の実施事項が設定され、課題1−2−2に対し実施事項1−2−2−1、実施事項1−2−2−2その他の実施事項が設定されている。また、課題2−1−1に対し実施事項2−1−1−1、実施事項2−1−1−2その他の実施事項が設定され、課題2−1−2に対し実施事項2−1−2−1、実施事項2−1−2−2その他の実施事項が設定され、課題2−2−1に対し実施事項2−2−1−1、実施事項2−2−1−2その他の実施事項が設定され、課題2−2−2に対し実施事項2−2−2−1、実施事項2−2−2−2その他の実施事項が設定されている。課題ごとに設定すべき実施事項が対応するので、実施事項1−1−1−1、1−1−1−2、1−1−2−1、1−1−2−2、1−2−1−1、1−2−1−2、1−2−2−1、1−2−2−2、2−1−1−1、2−1−1−2、2−1−2−1、2−1−2−2、2−2−1−1、2−2−1−2、2−2−2−1、2−2−2−2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
このデータ構造は、希望情報テーブル400、目標情報テーブル420、課題情報テーブル440及び実施事項情報テーブル460で実現している。
図3は、希望情報テーブル400のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図3に示すように、希望情報テーブル400を記憶している。
希望情報テーブル400には、希望ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、希望を識別するための希望IDを登録するフィールド402と、希望(テキスト)を登録するフィールド404とを含んで構成されている。図3の例では、第1行目のレコードには、希望IDとして「001」が、希望として「家に帰りたい」がそれぞれ登録されている。これは、希望ID「001」により識別される希望が「家に帰りたい」であることを示している。
図4は、目標情報テーブル420のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図4に示すように、目標情報テーブル420を記憶している。
目標情報テーブル420には、目標ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、目標を識別するための目標IDを登録するフィールド422と、その目標の達成で実現しようとする希望の希望IDを登録するフィールド424と、目標(テキスト)を登録するフィールド426とを含んで構成されている。図4の例では、第1行目のレコードには、目標IDとして「001」が、希望IDとして「001」が、目標として「生活リハビリをする」がそれぞれ登録されている。これは、目標ID「001」により識別される目標が「生活リハビリをする」であり、希望ID「001」の希望「家に帰りたい」を実現するための目標として設定されていることを示している。
図5は、課題情報テーブル440のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図5に示すように、課題情報テーブル440を記憶している。
課題情報テーブル440には、課題ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、課題を識別するための課題IDを登録するフィールド442と、その課題の解決で達成しようとする目標の目標IDを登録するフィールド444と、課題(テキスト)を登録するフィールド446とを含んで構成されている。図5の例では、第1行目のレコードには、課題IDとして「001」が、目標IDとして「001」が、課題として「水分量が足りない」がそれぞれ登録されている。これは、課題ID「001」により識別される課題が「水分量が足りない」であり、目標ID「001」の目標「生活リハビリをする」を達成する上での課題として設定されていることを示している。
図6は、実施事項情報テーブル460のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図6に示すように、実施事項情報テーブル460を記憶している。
実施事項情報テーブル460には、実施事項ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、実施事項を識別するための実施事項IDを登録するフィールド462と、その実施事項で解決しようとする課題の課題IDを登録するフィールド464と、実施事項(テキスト)を登録するフィールド466とを含んで構成されている。図6の例では、第1行目のレコードには、実施事項IDとして「001」が、課題IDとして「001」が、実施事項として「定期的な受診」がそれぞれ登録されている。これは、実施事項ID「001」により識別される実施事項が「定期的な受診」であり、課題ID「001」の課題「水分量が足りない」を解決するために必要な実施事項として設定されていることを示している。なお、課題は目標と対応づけられているので、実施事項は、目標又は希望とも間接的に対応づけられている。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
CPU30は、MPU(Micro-Processing Unit)等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図7のフローチャートに示すケア支援処理を実行する。
図7は、ケア支援処理を示すフローチャートである。
ケア支援処理は、ケア実施者等のユーザからの要求に応じて起動される処理であって、CPU30において実行されると、図7に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS100では、ケア対象者の氏名の入力が要求されると、ケア対象者の氏名が入力装置40から入力される。
図8は、複数の候補から希望を入力する場合のケア管理表を示す画面である。
次いで、ステップS102に移行して、ケア対象者の希望の入力が要求されると、希望情報テーブル400から1又は複数の希望が読み出され、図8に示すように、ケア対象者の希望の候補が表示装置44に表示される。ここで、ケア実施者は、表示された候補からいずれかを選択する。図8の例では、希望の候補として「家に帰りたい」「家での生活を続けたい」「歩けるようになりたい」が表示され、ケア実施者は、このうち例えば「家に帰りたい」を選択するものとする。希望が選択されると、ステップS104に移行して、選択された希望が入力装置40から入力される。
次いで、ステップS106に移行して、ケア対象者の家族の希望の入力が要求されると、ケア対象者の家族の希望が入力装置40から入力される。
図9は、複数の候補から目標を入力する場合のケア管理表を示す画面である。
次いで、ステップS108に移行して、目標の入力が要求されると、ステップS104で入力された希望の希望IDに対応する1又は複数の目標が目標情報テーブル420から読み出され、図9に示すように、希望を実現するための目標の候補が表示装置44に表示される。ここで、ケア実施者は、表示された候補からいずれかを選択する。図9の例では、目標の候補として「生活リハビリをする」「施設で不安なく過ごす」「家族の介護負担を軽減させる」「トイレに行けるようになる」が表示され、ケア実施者は、このうち例えば「生活リハビリをする」を選択するものとする。目標が選択されると、ステップS110に移行して、選択された目標が入力装置40から入力される。
図10は、複数の候補から課題を入力する場合のケア管理表を示す画面である。
次いで、ステップS112に移行して、課題の入力が要求されると、ステップS110で入力された目標の目標IDに対応する1又は複数の課題が課題情報テーブル440から読み出され、図10に示すように、目標を達成する上での課題の候補が表示装置44に表示される。ここで、ケア実施者は、表示された候補からいずれかを選択する。図10の例では、課題の候補として「水分量が足りない」「食事摂取量が少ない」「排便コントロールができていない」が表示され、ケア実施者は、このうち例えば「水分量が足りない」を選択するものとする。課題が選択されると、ステップS114に移行して、選択された課題が入力装置40から入力される。
図11は、複数の候補から実施事項を入力する場合のケア管理表を示す画面である。
次いで、ステップS116に移行して、実施事項の入力が要求されると、ステップS114で入力された課題の課題IDに対応する1又は複数の実施事項が実施事項情報テーブル460から読み出され、図11に示すように、課題を解決するために必要な実施事項の候補が表示装置44に表示される。ここで、ケア実施者は、表示された候補からいずれかを選択する。図11の例では、実施事項の候補として「定期的な受診」「服薬管理」「病状に合わせた食事の提供」が表示され、ケア実施者は、このうち例えば「定期的な受診」を選択するものとする。実施事項が選択されると、ステップS118に移行して、選択された実施事項が入力装置40から入力される。
次いで、ステップS120に移行して、達成期限の入力が要求されると、目標を達成する達成期限が入力装置40から入力される。
次いで、ステップS122に移行して、更新内容の入力が要求されると、前回の入力に対する更新内容が入力装置40から入力される。
次いで、ステップS124に移行して、達成率の入力が要求されると、目標の達成率(パーセンテージ)が入力装置40から入力される。
次いで、ステップS126に移行して、実現率の入力が要求されると、希望の実現率(パーセンテージ)が入力装置40から入力される。実現率は、ケア対象者又は家族からの回答に基づいて入力する。
次いで、ステップS128に移行して、希望実現履歴の入力が要求されると、希望が実現した日付けを含む希望実現履歴が入力装置40から入力される。希望実現履歴は、ケア対象者又は家族からの回答に基づいて入力する。
次いで、ステップS130に移行して、目標達成履歴の入力が要求されると、目標が達成した日付けを含む目標達成履歴が入力装置40から入力される。
次いで、ステップS132に移行して、ステップS100、S104、S106、S110、S114、S118、S120〜S130で入力された氏名、ケア対象者の希望、家族の希望、目標、課題、実施事項、達成期限、更新内容、達成率、実現率、希望実現履歴及び目標達成履歴を含むケア管理情報を記憶装置42に登録する。ケア管理情報はケア対象者ごとに登録される。
そして、ステップS134に移行して、記憶装置42のケア管理情報に基づいて、ケア対象者ごとに、氏名、ケア対象者の希望、家族の希望、目標、課題、実施事項、達成期限、更新内容、達成率、実現率、希望実現履歴及び目標達成履歴が表示装置44に表示される。例えば、図8乃至図11のケア管理表の各項目欄に、ケア管理情報の対応する各事項が表示される。
次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、ケア対象者の希望を入力し、目標情報テーブル420に基づいて、入力した希望を実現するための目標の候補を表示し、表示した目標からいずれかを入力し、課題情報テーブル440に基づいて、入力した目標を達成する上での1又は複数の課題を表示し、表示した課題からいずれかを入力し、ケア対象者の氏名、入力した希望、目標及び課題を含むケア管理情報を記憶装置42に登録し、記憶装置42のケア管理情報に基づいて、ケア対象者ごとに、氏名、希望、目標及び課題を表示する。
これにより、ケア実施者は、ケア対象者の希望を実現するための1又は複数の目標が表示され、そのなかから目標を選択すればよく、さらに、選択した目標を達成する上での1又は複数の課題が表示され、そのなかから課題を選択すればよいので、従来に比して、経験が少ないケア実施者であってもケア対象者の希望を実現するためのケアプランを作成することができる。また、ケア対象者ごとに、氏名、希望、目標及び課題を把握することができるので、ケア対象者の希望を実現するためのケアを実施することができる。
さらに、本実施の形態では、実施事項情報テーブル460に基づいて、入力した課題を解決するために必要な1又は複数の実施事項を表示し、表示した実施事項からいずれかを入力し、ケア対象者の氏名、入力した希望、目標、課題及び実施事項を含むケア管理情報を記憶装置42に登録し、記憶装置42のケア管理情報に基づいて、ケア対象者ごとに、氏名、希望、目標、課題及び実施事項を表示する。
これにより、ケア対象者ごとに、氏名、希望、目標、課題及び実施事項を把握することができるので、ケア対象者の希望を実現するためのケアを実施することができる。
さらに、本実施の形態では、入力した目標の達成率を入力し、入力した希望の実現率を入力し、ケア対象者の氏名、入力した希望、目標、課題、実施事項、達成率及び実現率を含むケア管理情報を記憶装置42に登録し、記憶装置42のケア管理情報に基づいて、ケア対象者ごとに、氏名、希望、目標、課題、実施事項、達成率及び実現率を表示する。
これにより、ケア対象者ごとに、氏名、希望、目標、課題、実施事項、達成率及び実現率を把握することができるので、ケア対象者の希望を実現するためのケアをさらに的確に実施することができる。
さらに、本実施の形態では、入力した目標を達成する達成期限を入力し、前回の入力に対する更新内容を入力し、入力した希望が実現した日付けを含む希望実現履歴を入力し、入力した目標が達成した日付けを含む目標達成履歴を入力し、ケア対象者の氏名、入力した希望、目標、課題、実施事項、達成率、実現率、達成期限、更新内容、希望実現履歴及び目標達成履歴を含むケア管理情報を記憶装置42に登録し、記憶装置42のケア管理情報に基づいて、ケア対象者ごとに、氏名、希望、目標、課題、実施事項、達成率、実現率、達成期限、更新内容、希望実現履歴及び目標達成履歴を表示する。
これにより、ケア対象者ごとに、氏名、希望、目標、課題、実施事項、達成率、実現率、達成期限、更新内容、希望実現履歴及び目標達成履歴を把握することができるので、ケア対象者の希望を実現するためのケアをさらに的確に実施することができる。
本実施の形態において、記憶装置42は、発明1若しくは21の目標情報記憶手段、発明2の課題情報記憶手段、発明1若しくは21の実施事項情報記憶手段、又は発明1乃至4若しくは21のケア管理情報記憶手段に対応し、ステップS100は、発明1乃至4若しくは21の識別情報入力手段、又は発明21の識別情報入力ステップに対応している。また、ステップS104は、発明1乃至4若しくは21の希望入力手段、又は発明21の希望入力ステップに対応し、ステップS108は、発明1若しくは21の目標提示手段、又は発明21の目標提示ステップに対応し、ステップS110は、発明1乃至4若しくは21の目標入力手段、又は発明21の目標入力ステップに対応している。
また、本実施の形態において、ステップS112は、発明2の課題提示手段に対応し、ステップS114は、発明2の課題入力手段に対応し、ステップS116は、発明1若しくは21の実施事項提示手段、又は発明21の実施事項提示ステップに対応している。また、ステップS118は、発明1乃至4若しくは21の実施事項入力手段、又は発明21の実施事項入力ステップに対応し、ステップS120は、発明4の達成期限入力手段に対応し、ステップS122は、発明4の更新内容入力手段に対応している。
また、本実施の形態において、ステップS124は、発明3又は4の達成度入力手段に対応し、ステップS126は、発明3又は4の実現度入力手段に対応し、ステップS128は、発明4の実現時期入力手段に対応し、ステップS130は、発明4の達成時期入力手段に対応している。また、ステップS132は、発明1乃至4若しくは21のケア管理情報登録手段、又は発明21のケア管理情報登録ステップに対応し、ステップS134は、発明1乃至4若しくは21のケア管理情報提示手段、又は発明21のケア管理情報提示ステップに対応している。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。図12は、本実施の形態を示す図である。なお、以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態は、希望、目標、課題及び実施事項が対応づけられたケア管理情報に基づいて、上記第1の実施の形態における各テーブル400〜460に情報を登録する処理を示すものである。
まず、本実施の形態の構成を説明する。
記憶装置42は、1又は複数のケア管理情報を記憶している。ケア管理情報は、(1)ケア対象者又はその家族の希望、(2)その希望を実現するための目標、(3)その目標を達成する上での課題及び(4)その課題を解決するために必要な実施事項が対応づけている。また、ケア管理情報は、上記第1の実施の形態に係るケア支援装置100で希望等が入力され記録されたものであってもよいし、ケア実施者等により希望等が手入力され記録されたものであってもよいし、ケア実施者等により記入された書類についてOCR(Optical Character Recognition)等の文字認識処理を施して得られたものであってもよいし、ケア実施者等により記入された書類について画像化処理を施して得られたものであってもよい。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
CPU30は、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図12のフローチャートに示すケア支援情報登録処理を実行する。
図12は、ケア支援情報登録処理を示すフローチャートである。
ケア支援情報登録処理は、ケア実施者等のユーザからの要求に応じて起動される処理であって、CPU30において実行されると、図12に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、ユーザにより指定されたケア管理情報を記憶装置42から読み出し、ステップS202に移行する。
ステップS202では、ステップS200で読み出したケア管理情報から希望を抽出する。ここで、ケア管理情報が画像情報である場合(テキスト化されてない場合)は、OCR等の文字認識処理を施した上で希望を抽出する。以下、ステップS208、S214、S220において同様である。
次いで、ステップS204に移行して、ステップS202で抽出した希望と同一の希望が希望情報テーブル400に登録されているか否かを判定し、同一の希望が登録されていないと判定した場合(NO)は、ステップS206に移行して、新たな希望IDを発行し、発行した希望IDと対応づけて、ステップS204で抽出した希望を希望情報テーブル400に登録し、ステップS208に移行する。
ステップS208では、ステップS200で読み出したケア管理情報から目標を抽出し、ステップS210に移行して、ステップS202で抽出した希望と同一の希望が希望情報テーブル400に登録され、且つ、ステップS208で抽出した目標と同一の目標が目標情報テーブル420に登録されているか否かを判定する。その結果、同一の希望及び目標が登録されていないと判定した場合(NO)は、ステップS212に移行して、新たな目標IDを発行し、発行した目標ID及び発行又は取得した希望IDと対応づけて、ステップS208で抽出した目標を目標情報テーブル420に登録し、ステップS214に移行する。
ステップS214では、ステップS200で読み出したケア管理情報から課題を抽出し、ステップS216に移行して、ステップS202で抽出した希望と同一の希望が希望情報テーブル400に登録され、且つ、ステップS208で抽出した目標と同一の目標が目標情報テーブル420に登録され、且つ、ステップS214で抽出した課題と同一の課題が課題情報テーブル440に登録されているか否かを判定する。その結果、同一の希望、目標及び課題が登録されていないと判定した場合(NO)は、ステップS218に移行して、新たな課題IDを発行し、発行した課題ID及び発行又は取得した目標IDと対応づけて、ステップS214で抽出した課題を課題情報テーブル440に登録し、ステップS220に移行する。
ステップS220では、ステップS200で読み出したケア管理情報から実施事項を抽出し、ステップS222に移行して、ステップS202で抽出した希望と同一の希望が希望情報テーブル400に登録され、且つ、ステップS208で抽出した目標と同一の目標が目標情報テーブル420に登録され、且つ、ステップS214で抽出した課題と同一の課題が課題情報テーブル440に登録され、且つ、ステップS220で抽出した実施事項と同一の実施事項が実施事項情報テーブル460に登録されているか否かを判定する。その結果、同一の希望、目標、課題及び実施事項が登録されていないと判定した場合(NO)は、ステップS224に移行して、新たな実施事項IDを発行し、発行した実施事項ID及び発行又は取得した課題IDと対応づけて、ステップS220で抽出した実施事項を実施事項情報テーブル460に登録し、一連の処理を終了する。
一方、ステップS204で、同一の希望が登録されていると判定した場合(YES)は、ステップS226に移行して、ステップS202で抽出した希望に対応する希望IDを希望情報テーブル400から取得し、ステップS208に移行する。
一方、ステップS210で、同一の希望及び目標が登録されていると判定した場合(YES)は、ステップS228に移行して、発行又は取得した希望IDに対応し、且つ、ステップS208で抽出した目標に対応する目標IDを目標情報テーブル420から取得し、ステップS214に移行する。
一方、ステップS216で、同一の希望、目標及び課題が登録されていると判定した場合(YES)は、ステップS230に移行して、発行又は取得した希望ID及び目標IDに対応し、且つ、ステップS214で抽出した課題に対応する課題IDを課題情報テーブル440から取得し、ステップS220に移行する。
一方、ステップS222で、同一の希望、目標、課題及び実施事項が登録されていると判定した場合(YES)は、一連の処理を終了する。
次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、ケア管理情報から希望、目標、課題及び実施事項を抽出し、抽出した希望と対応づけて、抽出した目標を目標情報テーブル420に登録し、抽出した目標と対応づけて、抽出した課題を課題情報テーブル440に登録し、抽出した課題と対応づけて、抽出した実施事項を実施事項情報テーブル460に登録する。
これにより、希望と対応づけられた目標、目標と対応づけられた課題及び課題と対応づけられた実施事項を得ることができる。
本実施の形態において、記憶装置42は、発明16、18、24若しくは25の目標情報記憶手段、発明16若しくは24の課題情報記憶手段、又は発明17、18若しくは25の実施事項情報記憶手段に対応し、ステップS200は、発明16乃至18、24若しくは25のケア管理情報取得手段、又は発明24若しくは25のケア管理情報取得ステップに対応している。また、ステップS202は、発明16、18、24若しくは25の希望抽出手段、又は発明24若しくは25の希望抽出ステップに対応し、ステップS208は、発明16乃至18、24若しくは25の目標抽出手段、又は発明24若しくは25の目標抽出ステップに対応している。
また、本実施の形態において、ステップS212は、発明16、18、24若しくは25の目標情報登録手段、又は発明24若しくは25の目標情報登録ステップに対応し、ステップS214は、発明16若しくは24の課題抽出手段、又は発明24の課題抽出ステップに対応している。また、ステップS218は、発明16若しくは24の課題情報登録手段、又は発明24の課題情報登録ステップに対応し、ステップS220は、発明17、18若しくは25の実施事項抽出手段、又は発明25の実施事項抽出ステップに対応している。
また、本実施の形態において、ステップS224は、発明17、18若しくは25の実施事項情報登録手段、又は発明25の実施事項情報登録ステップに対応している。
〔変形例〕
なお、上記第1及び第2の実施の形態の変形例として、次の構成を採用することができる。
〔構成1〕 この構成は、達成率又は実現率に応じて目標の候補を絞り込む構成である。目標情報テーブル420には、ケア対象者の希望と対応づけて、その希望を実現するための1又は複数の目標及びその達成難易度を登録する。図4の例では、目標情報テーブル420は、さらに、目標の達成難易度を登録するフィールドを含む。そして、ステップS108では、ケア対象者AについてステップS124で前回入力した達成率又はステップS126で前回入力した実現率が所定値以下である場合は、目標情報テーブル420に基づいて、ケア対象者AについてステップS104で入力した希望を実現するための1又は複数の目標のうち達成難易度が所定以下の目標を表示装置44に表示する。
これにより、達成率又は実現率が所定以下である場合は達成難易度が所定以下の目標が表示されるので、ケア対象者の希望の実現に近づくケアを実施することができる。
なお、構成1は、課題又は実施事項を推奨する場合にも同様に適用することができる。
〔構成2〕 この構成は、達成率又は実現率に応じて実施事項を推奨する構成である。記憶装置42は、達成率又は実現率と対応づけて実施事項を登録する実施事項情報テーブルを記憶する。実施事項としては、例えば、「入浴動作を見守る」「浴槽への移行を介助する」「浴槽内で身体を支える」等である。そして、実施事項情報テーブルに基づいて、ステップS124で入力した達成率又はステップS126で入力した実現率に応じた実施事項を表示装置44に表示する。実施事項は、例えば、更新内容に含めて記録することができる。
これにより、達成率又は実現率に応じた実施事項が表示されるので、ケア対象者の希望の実現に近づくケアを実施することができる。
〔構成3〕 この構成は、ケア対象者に対する過去のケア実績に基づいて目標を推奨する構成である。記憶装置42は、ケア対象者に対して行ったケアの実績を登録するケア実績情報テーブルを記憶する。図4の例では、目標情報テーブル420は、さらに、ケア実績又はその識別情報を登録するフィールドを含む。そして、ケア対象者Aのケア実績をケア実績情報テーブルから読み出し、ケア対象者AについてステップS104で入力した希望及び読み出したケア実績に対応する1又は複数の目標を目標情報テーブル420から読み出し、ケア対象者Aについて推奨される目標として、読み出した目標を表示装置44に表示する。例えば、過去に実施事項Xを実施したケア対象者Aに対し次の目標として目標Yが推奨される場合は、ケア実績情報テーブルにケア実績として実施事項Xを登録し、目標情報テーブル420の目標Yを実施事項Xと対応づけて登録する。
これにより、ケア対象者に対する過去のケア実績に応じてそのケア対象者に推奨される目標が表示されるので、ケア対象者の希望の実現に効果的なケアプランを作成することができる。
なお、構成3は、課題又は実施事項を推奨する場合にも同様に適用することができる。
〔構成4〕 この構成は、他のケア対象者に対する過去のケア実績に基づいて目標を推奨する構成である。記憶装置42は、ケア対象者の属性と対応づけて、ケア対象者に対して行ったケアの実績を登録するケア実績情報テーブルを記憶する。図4の例では、目標情報テーブル420は、さらに、ケア実績又はその識別情報を登録するフィールドを含む。そして、ケア対象者Aと同一の又は所定関係を有する属性に対応するケア実績をケア実績情報テーブルから読み出し、ケア対象者AについてステップS104で入力した希望及び読み出したケア実績に対応する1又は複数の目標を目標情報テーブル420から読み出し、ケア対象者Aについて推奨される目標として、読み出した目標を表示装置44に表示する。例えば、過去に実施事項Xを実施したケア対象者Aと同一の又は所定関係を有する属性のケア対象者Bに対し次の目標として目標Yが推奨される場合は、ケア実績情報テーブルにケア実績として実施事項Xを登録し、目標情報テーブル420の目標Yを実施事項Xと対応づけて登録する。
これにより、ケア対象者Aと同一の又は所定関係を有する属性のケア対象者Bに対する過去のケア実績に応じてケア対象者Aに推奨される目標が表示されるので、ケア対象者Aの希望の実現に効果的なケアプランを作成することができる。
なお、構成4は、課題又は実施事項を推奨する場合にも同様に適用することができる。
〔構成5〕 この構成は、他のケア実施者が行った過去のケア実績に基づいて目標を推奨する構成である。記憶装置42は、ケア実施者の属性と対応づけて、ケア実施者がケア対象者に対して行ったケアの実績を登録するケア実績情報テーブルを記憶する。図4の例では、目標情報テーブル420は、さらに、ケア実績又はその識別情報を登録するフィールドを含む。そして、ケア実施者Aと同一の又は所定関係を有する属性に対応するケア実績をケア実績情報テーブルから読み出し、ケア実施者Aがケアするケア対象者についてステップS104で入力した希望及び読み出したケア実績に対応する1又は複数の目標を目標情報テーブル420から読み出し、ケア実施者Aについて推奨される目標として、読み出した目標を表示装置44に表示する。例えば、過去に実施事項Xを実施したケア実施者Aと同一の又は所定関係を有する属性のケア実施者Bに対し次の目標として目標Yが推奨される場合は、ケア実績情報テーブルにケア実績として実施事項Xを登録し、目標情報テーブル420の目標Yを実施事項Xと対応づけて登録する。
これにより、ケア実施者Aと同一の又は所定関係を有する属性のケア実施者Bが行った過去のケア実績に応じて、ケア実施者Aがケアするケア対象者に推奨される目標が表示されるので、ケア対象者の希望の実現に効果的なケアプランを作成することができる。
なお、構成5は、課題又は実施事項を推奨する場合にも同様に適用することができる。
〔構成6〕 この構成は、達成率と実現率との差分に応じて目標を推奨する構成である。ケア対象者AについてステップS124で入力した達成率とステップS126で入力した実現率との差分又はその差分のランクが所定以下又は所定以上である場合は、目標情報テーブル420に基づいて、ケア対象者AについてステップS104で入力した希望を実現するための1又は複数の目標のうちケア対象者Aについて推奨される目標を表示装置44に表示する。例えば、目標情報テーブル420には、達成率と実現率との差分又はその差分のランクと対応づけて、ケア対象者の希望を実現するための1又は複数の目標を登録する。そして、ケア対象者AについてステップS124で入力した達成率とステップS126で入力した実現率との差分又はその差分のランクを算出し、算出した差分又はランクが所定以下又は所定以上である場合は、算出した差分又はランクに対応する1又は複数の目標を目標情報テーブル420から読み出し、ケア対象者Aについて推奨される目標として、読み出した目標を表示装置44に表示する。
これにより、達成率と実現率との差分又はその差分のランクが所定以下又は所定以上である場合は、ケア対象者に推奨される目標が表示されるので、ケア対象者の希望の実現に近づくケアを実施することができる。
なお、構成6は、課題又は実施事項を推奨する場合にも同様に適用することができる。
〔構成7〕 この構成は、構成6において、達成率と実現率との差分が大きい場合に目標を推奨する構成である。目標情報テーブル420には、ケア対象者の希望と対応づけて、その希望を実現するための1又は複数の目標及びその達成難易度を登録する。図4の例では、目標情報テーブル420は、さらに、目標の達成難易度を登録するフィールドを含む。そして、達成率と実現率との差分が所定以上である場合は、前回の入力とは達成難易度が異なる目標を表示装置44に表示する。例えば、前回の入力とは達成難易度が低い目標を表示する。
これにより、達成率と実現率との差分が所定以上である場合は、前回の入力とは達成難易度が異なる目標が表示されるので、ケア対象者の希望の実現に近づくケアを実施することができる。
なお、構成7は、課題又は実施事項を推奨する場合にも同様に適用することができる。
〔構成8A〕 この構成は、過去の実績と入力情報から目標の設定が妥当であるかどうかを判定する構成である。過去に入力された目標、課題及び達成期限を含むケア管理情報、並びに、ステップS110、S114、S120で入力した目標、課題及び達成期限に基づいて、ステップS110で入力した目標が達成できるかどうかを判定する。例えば、ステップS110、S114で入力した目標及び課題と同じ組み合わせの目標及び課題について過去に入力された目標、課題及び達成期限を含むケア管理情報を記憶装置42から読み出し、ステップS120で入力した達成期限が、読み出したケア管理情報に含まれる達成期限よりも短い場合は、ステップS110で入力した目標が達成できないと判定する。
これにより、過去の実績と入力情報から目標が達成できるかどうかが判定されるので、ケア対象者の希望の実現可能性が低いケアプランが作成されることを防止することができる。
〔構成8B〕 この構成は、過去の実績と入力情報から目標の設定が妥当であるかどうかを判定する構成である。過去に入力された目標、実施事項及び達成期限を含むケア管理情報、並びに、ステップS110、S118、S120で入力した目標、実施事項及び達成期限に基づいて、ステップS110で入力した目標が達成できるかどうかを判定する。例えば、ステップS110、S118で入力した目標及び実施事項と同じ組み合わせの目標及び実施事項について過去に入力された目標、実施事項及び達成期限を含むケア管理情報を記憶装置42から読み出し、ステップS120で入力した達成期限が、読み出したケア管理情報に含まれる達成期限よりも短い場合は、ステップS110で入力した目標が達成できないと判定する。
これにより、過去の実績と入力情報から目標が達成できるかどうかが判定されるので、ケア対象者の希望の実現可能性が低いケアプランが作成されることを防止することができる。
〔構成9〕 この構成は、達成期限の候補を表示する構成である。目標情報テーブル420の目標と対応づけて、その目標を達成する1又は複数の達成期限を登録する達成期限情報テーブルに基づいて、入力した目標を達成する達成期限の候補を表示し、表示した達成期限からいずれかを入力し、入力した達成期限を含むケア管理情報を記憶装置42に登録し、記憶装置42のケア管理情報に基づいて、ケア対象者ごとに達成期限を表示する。
これにより、ケア実施者は、選択した目標を達成する1又は複数の達成期限が表示され、そのなかから達成期限を選択すればよいので、従来に比して、経験が少ないケア実施者であってもケア対象者の希望を実現するためのケアプランを作成することができる。
〔構成10〕 この構成は、達成率の候補を表示する構成である。目標情報テーブル420の目標と対応づけて、その目標の1又は複数の達成率を登録する達成率情報テーブルに基づいて、入力した目標を達成する達成率の候補を表示し、表示した達成率からいずれかを入力し、入力した達成率を含むケア管理情報を記憶装置42に登録し、記憶装置42のケア管理情報に基づいて、ケア対象者ごとに達成率を表示する。
これにより、ケア実施者は、選択した目標の1又は複数の達成率が表示され、そのなかから達成率を選択すればよいので、従来に比して、経験が少ないケア実施者であってもケア対象者の希望を実現するためのケアプランを作成することができる。
〔構成11〕 この構成は、実現率の候補を表示する構成である。目標情報テーブル420の目標と対応づけて、その目標の達成で実現しようとする希望の1又は複数の実現率を登録する実現率情報テーブルに基づいて、入力した目標を達成する実現率の候補を表示し、表示した実現率からいずれかを入力し、入力した実現率を含むケア管理情報を記憶装置42に登録し、記憶装置42のケア管理情報に基づいて、ケア対象者ごとに実現率を表示する。
これにより、ケア実施者は、選択した目標の達成で実現しようとする希望の1又は複数の実現率が表示され、そのなかから実現率を選択すればよいので、従来に比して、経験が少ないケア実施者であってもケア対象者の希望を実現するためのケアプランを作成することができる。
〔構成12〕 この構成は、希望実現履歴を作成する構成である。例えば、実現率が100%になった場合に希望が実現した日付けを含む希望実現履歴を作成し、作成した希望実現履歴を含むケア管理情報を記憶装置42に登録する。またこのとき、新たな目標の設定を促すように構成することもできる。
〔構成13〕 この構成は、目標達成履歴を作成する構成である。例えば、達成率が100%になった場合に目標が達成した日付けを含む目標達成履歴を作成し、作成した目標達成履歴を含むケア管理情報を記憶装置42に登録する。またこのとき、新たな目標の設定を促すように構成することもできる。
また、構成2〜7においては、AI(Artificial Intelligence)により推奨を行うように構成することもできる。AIを用いた構成として、例えば、次の構成を採用することができる。
〔構成14〕 この構成は、AIにより目標を提示する構成である。例えば、AIは、希望及び目標が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、希望を入力し、入力した希望に適合する1又は複数の目標を出力する。ここで、適合とは、例えば、学習結果からみて、入力した希望を実現するための妥当な目標(例えば、学習された複数の目標のうち入力した希望に応じて分類される目標をいう。以下、妥当の意味については同様である。)が挙げられる。そして、AIが出力した目標を提示する。
〔構成15〕 この構成は、AIにより課題を提示する構成である。例えば、AIは、希望、目標及び課題が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、希望及び目標のうち少なくとも1つを入力し、入力した希望等に適合する1又は複数の課題を出力する。ここで、適合とは、例えば、学習結果からみて、入力した希望を実現するための目標を達成する上での妥当な課題が挙げられる。そして、AIが出力した課題を提示する。
また例えば、AIは、希望及び課題が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、希望を入力し、入力した希望に適合する1又は複数の課題を出力する。そして、AIが出力した課題を提示する。
また例えば、AIは、目標及び課題が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、目標を入力し、入力した目標に適合する1又は複数の課題を出力する。そして、AIが出力した課題を提示する。
また例えば、AIは、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、実施事項を入力し、入力した実施事項に適合する1又は複数の課題を出力する。そして、AIが出力した課題を提示する。
また例えば、AIは、希望、目標、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、希望、目標及び実施事項のうち少なくとも1つを入力し、入力した希望等に適合する1又は複数の課題を出力する。そして、AIが出力した課題を提示する。
〔構成16〕 この構成は、AIにより実施事項を提示する構成である。例えば、AIは、希望、目標及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、希望及び目標のうち少なくとも1つを入力し、入力した希望等に適合する1又は複数の実施事項を出力する。ここで、適合とは、例えば、学習結果からみて、入力した希望を実現するための目標を達成するための妥当な実施事項が挙げられる。そして、AIが出力した実施事項を提示する。
また例えば、AIは、希望、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、希望及び課題のうち少なくとも1つを入力し、入力した希望等に適合する1又は複数の実施事項を出力する。そして、AIが出力した実施事項を提示する。
また例えば、AIは、目標、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、目標及び課題のうち少なくとも1つを入力し、入力した目標等に適合する1又は複数の実施事項を出力する。そして、AIが出力した実施事項を提示する。
また例えば、AIは、希望、目標、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、希望、目標及び課題のうち少なくとも1つを入力し、入力した希望等に適合する1又は複数の実施事項を出力する。そして、AIが出力した実施事項を提示する。
〔構成17〕 この構成は、AIにより目標及び課題を提示する構成である。例えば、AIは、希望、目標及び課題が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、希望を入力し、入力した希望に適合する1又は複数の目標及び1又は複数の課題を出力する。ここで、適合とは、例えば、学習結果からみて、入力した希望を実現するための妥当な目標及びその目標を達成する上での妥当な課題が挙げられる。そして、AIが出力した目標及び課題を提示する。
また例えば、AIは、目標、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、実施事項を入力し、入力した実施事項に適合する1又は複数の目標及び1又は複数の課題を出力する。そして、AIが出力した目標及び課題を提示する。
〔構成18〕 この構成は、AIにより目標及び実施事項を提示する構成である。例えば、AIは、希望、目標及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、希望を入力し、入力した希望に適合する1又は複数の目標及び1又は複数の実施事項を出力する。ここで、適合とは、例えば、学習結果からみて、入力した希望を実現するための妥当な目標及びその目標を達成するための妥当な実施事項が挙げられる。そして、AIが出力した目標及び実施事項を提示する。
また例えば、AIは、目標、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、課題を入力し、入力した課題に適合する1又は複数の目標及び1又は複数の実施事項を出力する。そして、AIが出力した目標及び実施事項を提示する。
また例えば、AIは、希望、目標、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、希望及び課題のうち少なくとも1つを入力し、入力した希望等に適合する1又は複数の目標及び1又は複数の実施事項を出力する。そして、AIが出力した目標及び実施事項を提示する。
〔構成19〕 この構成は、AIにより課題及び実施事項を提示する構成である。例えば、AIは、希望、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、希望を入力し、入力した希望に適合する1又は複数の課題及び1又は複数の実施事項を出力する。ここで、適合とは、例えば、学習結果からみて、入力した希望を実現するための目標を達成する上での妥当な課題及び入力した希望を実現するための目標を達成するための妥当な実施事項が挙げられる。そして、AIが出力した課題及び実施事項を提示する。
また例えば、AIは、目標、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、目標を入力し、入力した目標に適合する1又は複数の課題及び1又は複数の実施事項を出力する。そして、AIが出力した課題及び実施事項を提示する。
また例えば、AIは、希望、目標、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、希望及び目標のうち少なくとも1つを入力し、入力した希望等に適合する1又は複数の課題及び1又は複数の実施事項を出力する。そして、AIが出力した課題及び実施事項を提示する。
〔構成20〕 この構成は、AIにより目標、課題及び実施事項を提示する構成である。例えば、AIは、希望、目標、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、希望を入力し、入力した希望に適合する1又は複数の目標、1又は複数の課題及び1又は複数の実施事項を出力する。ここで、適合とは、例えば、学習結果からみて、入力した希望を実現するための妥当な目標、その目標を達成する上での妥当な課題及びその目標を達成するための妥当な実施事項が挙げられる。そして、AIが出力した目標、課題及び実施事項を提示する。
〔構成21〕 この構成は、AIにより希望、課題及び実施事項を提示する構成である。例えば、AIは、希望、目標、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、目標を入力し、入力した目標に適合する1又は複数の希望、1又は複数の課題及び1又は複数の実施事項を出力する。ここで、適合とは、例えば、学習結果からみて、入力した目標で実現しようとする妥当な希望、入力した目標を達成する上での妥当な課題及び入力した目標を達成するための妥当な実施事項が挙げられる。そして、AIが出力した希望、課題及び実施事項を提示する。
〔構成22〕 この構成は、AIにより希望、目標及び課題を提示する構成である。例えば、AIは、希望、目標、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、実施事項を入力し、入力した実施事項に適合する1又は複数の希望、1又は複数の目標及び1又は複数の課題を出力する。ここで、適合とは、例えば、学習結果からみて、入力した実施事項で達成しようとする目標で実現しようとする妥当な希望、入力した実施事項で達成しようとする妥当な目標及び入力した実施事項で解決しようとする課題が挙げられる。そして、AIが出力した希望、目標及び課題を提示する。
〔構成23〕 この構成は、AIにより希望、目標及び実施事項を提示する構成である。例えば、AIは、希望、目標、課題及び実施事項が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、課題を入力し、入力した課題に適合する1又は複数の希望、1又は複数の目標及び1又は複数の実施事項を出力する。ここで、適合とは、例えば、学習結果からみて、入力した課題の解決により達成しようとする目標で実現しようとする妥当な希望、入力した課題の解決により達成しようとする妥当な目標及び入力した課題を解決しようとする妥当な実施事項が挙げられる。そして、AIが出力した希望、目標及び実施事項を提示する。
また、上記第1及び第2の実施の形態並びにその変形例においては、ケア対象者の希望と対応づけて、その希望を実現するための1又は複数の目標を示す目標情報を目標情報テーブル420に登録し、目標情報テーブル420に基づいてケア対象者の希望を実現するための目標の候補を表示するように構成したが、これに限らず、ケア対象者の家族の希望と対応づけて、その希望を実現するための1又は複数の目標を示す目標情報を目標情報テーブル420に登録し、目標情報テーブル420に基づいてケア対象者の家族の希望を実現するための目標の候補を表示するように構成することもできる。
また、上記第1及び第2の実施の形態並びにその変形例においては、実施事項を課題と対応づけて実施事項情報テーブル460に登録したが、これに限らず、実施事項を目標と対応づけて登録することもできる。「目標を達成するために必要な実施事項」という意味では、上記第1及び第2の実施の形態は課題を介して目標と間接的に対応づけられているのに対し、本変形例は目標と直接対応づけられる。
また、上記第1及び第2の実施の形態並びにその変形例においては、希望、目標、課題及び実施事項の4つの項目の情報を登録するように構成したが、これに限らず、これら項目のうち少なくとも1つの項目の情報を登録するように構成することもできる。
また、上記第1の実施の形態及びその変形例においては、希望、目標、課題及び実施事項の4つの項目の情報を選択的に入力するように構成したが、これに限らず、これら項目のうち少なくとも1つの項目の情報を選択的に入力するように構成することもできる。例えば、次の構成を採用することができる。
図13は、各テーブル420、440、460のデータの結合関係を示す概念図である。
図13の例は、目標、課題及び実施事項を選択的に入力する構成である。
経験豊富なケア実施者を中心にケア実施者は、(1)ケア対象者の希望を実現するための目標の候補、(2)目標を達成する上での課題の候補、(3)目標を達成するために必要な実施事項の候補を予めリストアップする。
1つの目標に対しては、図13に示すように、これを達成する上での1又は複数の課題を設定することができる。図13の例では、目標1に対し課題1−1、課題1−2その他の課題が設定され、目標2に対し課題2−1、課題2−2その他の課題が設定されている。目標ごとに設定すべき課題が対応するので、課題1−1、1−2、2−1、2−2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
次に、1つの課題に対しては、これを解決するために必要な1又は複数の実施事項を設定することができる。図13の例では、課題1−1に対し実施事項1−1−1、実施事項1−1−2その他の実施事項が設定され、課題1−2に対し実施事項1−2−1、実施事項1−2−2その他の実施事項が設定され、課題2−1に対し実施事項2−1−1、実施事項2−1−2その他の実施事項が設定され、課題2−2に対し実施事項2−2−1、実施事項2−2−2その他の実施事項が設定されている。課題ごとに設定すべき実施事項が対応するので、実施事項1−1−1、1−1−2、1−2−1、1−2−2、2−1−1、2−1−2、2−2−1、2−2−2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
このデータ構造は、目標情報テーブル420、課題情報テーブル440及び実施事項情報テーブル460で実現している。目標情報テーブル420では、目標IDと対応づけて目標を登録する。また、希望情報テーブル400は不要である。
図14は、各テーブル400、420、460のデータの結合関係を示す概念図である。
図14の例は、希望、目標及び実施事項を選択的に入力する構成である。
経験豊富なケア実施者を中心にケア実施者は、(1)ケア対象者の希望の候補、(2)希望を実現するための目標の候補、(3)目標を達成するために必要な実施事項の候補を予めリストアップする。
1つの希望に対しては、図14に示すように、これを実現するための1又は複数の目標を設定することができる。図14の例では、希望1に対し目標1−1、目標1−2その他の目標が設定され、希望2に対し目標2−1、目標2−2その他の目標が設定されている。希望ごとに設定すべき目標が対応するので、目標1−1、1−2、2−1、2−2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
次に、1つの目標に対しては、これを達成するために必要な1又は複数の実施事項を設定することができる。図14の例では、目標1−1に対し実施事項1−1−1、実施事項1−1−2その他の実施事項が設定され、目標1−2に対し実施事項1−2−1、実施事項1−2−2その他の実施事項が設定され、目標2−1に対し実施事項2−1−1、実施事項2−1−2その他の実施事項が設定され、目標2−2に対し実施事項2−2−1、実施事項2−2−2その他の実施事項が設定されている。目標ごとに設定すべき実施事項が対応するので、実施事項1−1−1、1−1−2、1−2−1、1−2−2、2−1−1、2−1−2、2−2−1、2−2−2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
このデータ構造は、希望情報テーブル400、目標情報テーブル420及び実施事項情報テーブル460で実現している。実施事項情報テーブル460では、実施事項ID及び目標IDと対応づけて実施事項を登録する。また、課題情報テーブル440は不要である。
図15は、各テーブル400、440、460のデータの結合関係を示す概念図である。
図15の例は、希望、課題及び実施事項を選択的に入力する構成である。
経験豊富なケア実施者を中心にケア実施者は、(1)ケア対象者の希望の候補、(2)希望を実現するための目標を達成する上での課題の候補、(3)課題を解決するために必要な実施事項の候補を予めリストアップする。
1つの希望に対しては、図15に示すように、これを実現するための目標を達成する上での1又は複数の課題を設定することができる。図15の例では、希望1に対し課題1−1、課題1−2その他の課題が設定され、希望2に対し課題2−1、課題2−2その他の課題が設定されている。希望ごとに設定すべき課題が対応するので、課題1−1、1−2、2−1、2−2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
次に、1つの課題に対しては、これを解決するために必要な1又は複数の実施事項を設定することができる。図15の例では、課題1−1に対し実施事項1−1−1、実施事項1−1−2その他の実施事項が設定され、課題1−2に対し実施事項1−2−1、実施事項1−2−2その他の実施事項が設定され、課題2−1に対し実施事項2−1−1、実施事項2−1−2その他の実施事項が設定され、課題2−2に対し実施事項2−2−1、実施事項2−2−2その他の実施事項が設定されている。課題ごとに設定すべき実施事項が対応するので、実施事項1−1−1、1−1−2、1−2−1、1−2−2、2−1−1、2−1−2、2−2−1、2−2−2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
このデータ構造は、希望情報テーブル400、課題情報テーブル440及び実施事項情報テーブル460で実現している。課題情報テーブル440では、課題ID及び希望IDと対応づけて課題を登録する。また、目標情報テーブル420は不要である。
図16は、各テーブル400、420、440のデータの結合関係を示す概念図である。
図16の例は、希望、目標及び課題を選択的に入力する構成である。
経験豊富なケア実施者を中心にケア実施者は、(1)ケア対象者の希望の候補、(2)希望を実現するための目標の候補、(3)目標を達成する上での課題の候補を予めリストアップする。
1つの希望に対しては、図16に示すように、これを実現するための1又は複数の目標を設定することができる。図16の例では、希望1に対し目標1−1、目標1−2その他の目標が設定され、希望2に対し目標2−1、目標2−2その他の目標が設定されている。希望ごとに設定すべき目標が対応するので、目標1−1、1−2、2−1、2−2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
次に、1つの目標に対しては、これを達成する上での1又は複数の課題を設定することができる。図16の例では、目標1−1に対し課題1−1−1、課題1−1−2その他の課題が設定され、目標1−2に対し課題1−2−1、課題1−2−2その他の課題が設定され、目標2−1に対し課題2−1−1、課題2−1−2その他の課題が設定され、目標2−2に対し課題2−2−1、課題2−2−2その他の課題が設定されている。目標ごとに設定すべき課題が対応するので、課題1−1−1、1−1−2、1−2−1、1−2−2、2−1−1、2−1−2、2−2−1、2−2−2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
このデータ構造は、希望情報テーブル400、目標情報テーブル420及び課題情報テーブル440で実現している。実施事項情報テーブル460は不要である。
また、上記第1及び第2の実施の形態並びにその変形例においては、1つの希望に対し、1又は複数の目標を対応づけて目標情報テーブル420に登録したが、これに限らず、複数の希望に対し、1又は複数の目標を対応づけて登録することもできる。すなわち、対応関係はn対m(n、mは1以上の整数)でよい。目標と課題の対応関係、課題と実施事項の対応関係及び目標と実施事項の対応関係についても同様である。
また、上記第1及び第2の実施の形態並びにその変形例においては、「目標」及び「課題」と定義したが、これに限らず、「目標」を「長期目標」、「課題」を「短期目標」と定義しても同義である。
また、上記第1及び第2の実施の形態並びにその変形例においては、「実施事項」と定義したが、これに限らず、「実施事項」を「施策」「サービス」「サービスメニュー」「サービス項目」「サービス内容」等と定義しても同義である。
また、上記第2の実施の形態並びにその変形例においては、希望、目標、課題及び実施事項の同一の組み合わせについて重複登録しないようステップS204、S210、S216、S222の処理を設けたが、これに限らず、このような処理を設けなくてもよいし、希望、目標、課題及び実施事項のうち一部の項目についてのみこのような処理を設けてもよい。
また、上記第1及び第2の実施の形態並びにその変形例においては、単一の装置であるケア支援装置100として実現したが、これに限らず、ネットワークシステムとして実現することもできる。インターネット等のネットワークには、ケア支援サーバと、複数のユーザ端末とが接続されている。ケア支援サーバは、ケア支援装置100と同等の機能を有して構成されている。異なるのは、入力装置40による入力に代えてユーザ端末から情報を受信する点と、表示装置44による表示に代えてユーザ端末に情報を送信する点である。
また、上記第1及び第2の実施の形態並びにその変形例においては、ケア支援装置100が備える記憶装置42を利用するように構成したが、これに限らず、データベースサーバ等の外部の記憶装置を利用するように構成することもできる。
また、上記第1及び第2の実施の形態並びにその変形例において、図7及び図12のフローチャートに示す処理を実行するにあたっては、ROM32に予め格納されているプログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにしてもよい。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
また、本発明は、上記第1及び第2の実施の形態並びにその変形例に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。例えば、介護に限らず、医療(リハビリや治療等)又は福祉(身体、知的、精神等)の分野において、ケア実施者がケア対象者をケア(世話、保護、介護、看護等)することを支援する場合について本発明を適用することができる。この場合、当該分野の項目に対してデータベースを構築すれば、共通のフォーマットに連動することができる。
100…ケア支援装置、 30…CPU、 32…ROM、 34…RAM、 38…I/F、 40…入力装置、 42…記憶装置、 44…表示装置、 400…希望情報テーブル、 420…目標情報テーブル、 440…課題情報テーブル、 460…実施事項情報テーブル、 402、404、422〜426、442〜446、462〜466…フィールド

Claims (6)

  1. ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    前記ケア対象者又はその家族の希望、前記希望を実現するための目標、及び前記目標を達成する上での前記希望を実現するための課題のうち少なくとも1つの情報を入力する入力手段と、
    前記ケア対象者又はその家族の希望、当該希望を実現するための目標、及び当該目標を達成する上での当該希望を実現するための課題のうち前記入力手段の入力情報に対応する情報を含む少なくとも2つの情報が対応づけられたケア管理情報に基づいて学習を行った学習済みモデルを用いて、前記入力手段の入力情報から、当該学習済みモデルの学習の基となった前記希望、前記目標又は前記課題のうち当該入力情報以外のものを推定する推定手段と、
    前記推定手段で推定した情報を提示する提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  2. ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    前記ケア対象者又はその家族の希望、前記希望を実現するための目標、及び前記目標を達成するために必要な実施事項のうち少なくとも1つの情報を入力する入力手段と、
    前記ケア対象者又はその家族の希望、当該希望を実現するための目標、及び当該目標を達成するために必要な実施事項のうち前記入力手段の入力情報に対応する情報を含む少なくとも2つの情報が対応づけられたケア管理情報に基づいて学習を行った学習済みモデルを用いて、前記入力手段の入力情報から、当該学習済みモデルの学習の基となった前記希望、前記目標又は前記実施事項のうち当該入力情報以外のものを推定する推定手段と、
    前記推定手段で推定した情報を提示する提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  3. ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    前記ケア対象者又はその家族の希望、前記希望を実現するための目標、前記目標を達成する上での前記希望を実現するための課題、及び前記目標を達成するために必要な実施事項のうち少なくとも1つの情報を入力する入力手段と、
    前記ケア対象者又はその家族の希望、当該希望を実現するための目標、当該目標を達成する上での当該希望を実現するための課題、及び当該目標を達成するために必要な実施事項のうち前記入力手段の入力情報に対応する情報を含む少なくとも2つの情報が対応づけられたケア管理情報に基づいて学習を行った学習済みモデルを用いて、前記入力手段の入力情報から、当該学習済みモデルの学習の基となった前記希望、前記目標、前記課題又は前記実施事項のうち当該入力情報以外のものを推定する推定手段と、
    前記推定手段で推定した情報を提示する提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  4. ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援方法であって、
    入力手段が、前記ケア対象者又はその家族の希望、前記希望を実現するための目標、及び前記目標を達成する上での前記希望を実現するための課題のうち少なくとも1つの情報を入力する入力ステップと、
    推定手段が、前記ケア対象者又はその家族の希望、当該希望を実現するための目標、及び当該目標を達成する上での当該希望を実現するための課題のうち前記入力ステップの入力情報に対応する情報を含む少なくとも2つの情報が対応づけられたケア管理情報に基づいて学習を行った学習済みモデルを用いて、前記入力ステップの入力情報から、当該学習済みモデルの学習の基となった前記希望、前記目標又は前記課題のうち当該入力情報以外のものを推定する推定ステップと、
    提示手段が、前記推定ステップで推定した情報を提示する提示ステップとを含むことを特徴とするケア支援方法。
  5. ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援方法であって、
    入力手段が、前記ケア対象者又はその家族の希望、前記希望を実現するための目標、及び前記目標を達成するために必要な実施事項のうち少なくとも1つの情報を入力する入力ステップと、
    推定手段が、前記ケア対象者又はその家族の希望、当該希望を実現するための目標、及び当該目標を達成するために必要な実施事項のうち前記入力ステップの入力情報に対応する情報を含む少なくとも2つの情報が対応づけられたケア管理情報に基づいて学習を行った学習済みモデルを用いて、前記入力ステップの入力情報から、当該学習済みモデルの学習の基となった前記希望、前記目標又は前記実施事項のうち当該入力情報以外のものを推定する推定ステップと、
    提示手段が、前記推定ステップで推定した情報を提示する提示ステップとを含むことを特徴とするケア支援方法。
  6. ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援方法であって、
    入力手段が、前記ケア対象者又はその家族の希望、前記希望を実現するための目標、前記目標を達成する上での前記希望を実現するための課題、及び前記目標を達成するために必要な実施事項のうち少なくとも1つの情報を入力する入力ステップと、
    推定手段が、前記ケア対象者又はその家族の希望、当該希望を実現するための目標、当該目標を達成する上での当該希望を実現するための課題、及び当該目標を達成するために必要な実施事項のうち前記入力ステップの入力情報に対応する情報を含む少なくとも2つの情報が対応づけられたケア管理情報に基づいて学習を行った学習済みモデルを用いて、前記入力ステップの入力情報から、当該学習済みモデルの学習の基となった前記希望、前記目標、前記課題又は前記実施事項のうち当該入力情報以外のものを推定する推定ステップと、
    提示手段が、前記推定ステップで推定した情報を提示する提示ステップとを含むことを特徴とするケア支援方法。
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