JP7333996B1 - ケア支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 経験が少ないケア実施者であってもケア対象者の希望を実現するためのケアプランの作成又はケアの実施を行うことができるケア支援システムを提供する。【解決手段】 ケア支援サーバ100は、ケア対象者の希望を実現するための目標が入力されると、複数のケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報(例えば平均達成日数)を、目標と対応づけて記憶する目標管理テーブル450から、入力した目標に対応する期間情報を取得し、取得した期間情報に基づいて入力した目標を達成できる期間の目安を提示する。【選択図】 図9

Description

本発明は、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するシステムに係り、特に、経験が少ないケア実施者であってもケア対象者の希望を実現するためのケアプランの作成又はケアの実施を行うことができるケア支援システムに関する。
従来、ケアマネージャ等のケア実施者(以下、「ケアマネ」と称す)が高齢者等のケア対象者をケアすることを支援する技術としては、例えば、特許文献1記載の技術が知られている。
特許文献1記載の技術は、組み合わせマスタと、問題点特定条件マスタと、問題点特定マスタとを予め登録しておき、ケア対象者個人のフェースシートとアセスメントテーブルを作成し、問題点特定条件マスタ上の判定期間と判定条件に該当するアセスメント値をアセスメントテーブルから取り出し、そのアセスメント値に該当する問題条件の問題点コードを組み合わせマスタから取り出し、その問題点コードに該当する問題領域と問題点項目と重みとケア目標と問題点とを問題点特定マスタの内容から特定して、順次作表するという順序で処理を行うように構成されている。これにより、いつでも必要のある時にアセスメント表の作成をすることができ、問題領域・問題点・ケースを特定し、ケアプランの作成をすることができるというものである。
特開平10-334147号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術にあっては、ケア実施者側が設定した問題点や目標をもとにケアプランが作成されるので、ケア実施の結果がケア対象者の希望に沿わないこともあった。例えば、施設で生活するのではなく家に帰りたいという希望がケア対象者にある場合、理想的には、その希望が実現できるようにケアプランが作成されるべきところ、特許文献1〔0016〕~〔0019〕に記載されているようにケア対象者の身体機能やその問題にだけ着目して画一的なケアプランを作成しては希望の実現から遠のくし、ケア対象者やその家族の満足度が低下することにつながってしまう。
一方で、そうはいっても、ケア対象者の希望を実現するためのケアプランを作成するには、上記のとおり単純に身体機能やその問題だけに着目すればよいものではなく、ケア実施者に豊富な経験が必要とされることから、経験が少ないケア実施者では作成が難しい。特に、設定した目標に対してその目標を達成するまでにかかる日数の目処(以下、「目標達成目処」と称す)を設定する場合に、その目標が達成されるまでにどれくらいの期間を設定すればよいのかは経験が少ないケア実施者では判断が難しい。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、経験が少ないケア実施者であってもケア対象者の希望を実現するためのケアプランの作成又はケアの実施を行うことができるケア支援システムを提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のケア支援システムは、ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、前記ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標に対応する前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備える。
ここで、期間の目安の提示は、例えば、期間情報に係る期間(例えば実際にかかった期間)をそのまま表示すること、丸めた期間(1.02ヶ月→1ヶ月)を表示すること、期間情報の単位(例えば、秒数→日数、日数→月数など)を変換して表示すること、定性的(2ヶ月→長い、1ヶ月→通常)に表示すること等が含まれる。
また、期間情報は、期間の統計情報であってもよいし、サンプル(個々の期間)であってもよい。後者の場合、期間目安提示手段で統計情報を生成し、生成した統計情報に基づいて期間の目安を表示してもよい。
また、期間情報記憶手段は、期間情報をあらゆる手段で且つあらゆる時期に記憶するものであり、期間情報を予め記憶してあるものであってもよいし、期間情報を予め記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって期間情報を記憶するようになっていてもよい。このことは他の記憶手段についても同様である。
また、期間情報を目標と対応づけて記憶することとしては、例えば、(1)期間情報及び目標を同一のレコードに登録するなど直接対応づけて記憶すること、(2)期間情報及び中間情報を対応づけて登録するテーブルと、目標及び中間情報を対応づけて登録するテーブルを設けるなど、中間に1又は複数の情報を介して記憶することが含まれる。すなわち、目標から期間情報を辿ることができる態様であれば、あらゆるデータ構造を採用することができる。以下、情報を対応づけて記憶する概念については同様である。
また、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。以下、発明2及び3のケア支援システムにおいて同じである。
〔発明2〕 一方、上記目的を達成するために、発明2のケア支援システムは、ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、前記ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、前記ケア対象者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標及び前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性に対応する前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備える。
〔発明3〕 一方、上記目的を達成するために、発明3のケア支援システムは、ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、前記ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、前記ケア実施者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者をケアしたケア実施者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標及び前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性に対応する前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備える。
〔発明4〕 さらに、発明4のケア支援システムは、発明1乃至3のいずれか1のケア支援システムにおいて、前記期間情報は、複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間の統計情報である。
ここで、統計情報は、最小値、平均値、中央値、最頻値等の統計値の情報である。
〔発明5〕 さらに、発明5のケア支援システムは、発明1乃至3のいずれか1のケア支援システムにおいて、前記期間情報は、ケア対象者が属する複数のグループのそれぞれについて集計した統計情報であり、前記期間情報取得手段は、前記目標入力手段で入力した目標を設定する前記ケア対象者が属するグループの前記期間情報を取得する。
ここで、グループは、例えば、ケアサービスを提供する事業者ごとに各事業者がケアサービスを提供するケア対象者のグループ(例えば、事業者Aのグループ、事業者Bのグループ、・・・)、事業者がケアサービスを提供する施設ごとに各施設を利用するケア対象者のグループ(例えば、施設Aのグループ、施設Bのグループ、・・・)、ケア実施者ごとに各ケア実施者がケアを行うケア対象者のグループ(例えば、ケア実施者Aのグループ、ケア実施者Bのグループ、・・・)等が含まれる。
以上説明したように、発明1のケア支援システムによれば、ケア対象者に設定した目標について、この目標が達成されるまでにかかった期間に関する期間情報(実績情報)に基づいて、この目標を達成するのにかかる期間の目安を提示することができるので、経験が少ないケア実施者でも目標の達成に係る期間の目処(以下、「目標達成目処」と称す)を容易に設定することができる。
また、発明2のケア支援システムによれば、ケア対象者に設定した目標について、このケア対象者と同一の又は所定関係を有する属性を有するケア対象者がこの目標を達成するまでにかかった期間に関する期間情報(実績情報)に基づいて、この目標を達成するのにかかる期間の目安を提示することができる。ここで、ケア対象者は、その性別、年齢、身体の状態等によって目標を達成するまでにかかる期間が変わってくるので、ケア対象者の属性に対応した目安を提示することで、経験が少ないケア実施者が、ケア対象者に対してより適切な目標達成目処を容易に設定することができる。
また、発明3のケア支援システムによれば、ケア対象者に設定した目標について、このケア対象者にケアを行うケア実施者の属性と同一の属性又は所定関係を有する属性を有するケア実施者がケアを行った場合にこの目標を達成するまでにかかった期間に関する期間情報(実績情報)に基づいて、この目標を達成するのにかかる期間の目安を提示することができる。ここで、ケア実施者の属性(ケア経験年数や有している資格等)によってケア対象者が目標を達成するまでにかかる期間が変わってくるので、ケア実施者の属性に対応した目安を表示することで、ケア実施者が自身の属性に合った適切な目標達成目処を容易に設定することができる。
さらに、発明4のケア支援システムによれば、期間情報を、複数のケア対象者について設定された目標が達成された期間の統計情報としたので、達成期間の平均値、中央値、最頻値等を目標を達成するのにかかる期間の目安として提示することができる。
さらに、発明5のケア支援システムによれば、期間情報を、ケア対象者が属する複数のグループのそれぞれについて集計した統計情報とし、ケア対象者に設定した目標について、このケア対象者が属するグループの統計情報に基づいて、この目標を達成するのにかかる期間の目安を提示することができる。例えば、ケアサービスを提供する事業者ごとのケア対象者のグループ、各事業者の運営する施設ごとのケア対象者のグループ、各施設のケア実施者ごとのケア対象者のグループなど、ケア対象者が所属しているグループによってケア対象者が目標を達成するまでにかかる期間が変わってくるので、所属するグループの統計情報に基づく目安を提示することで、経験が少ないケア実施者が、ケア対象者に対してより適切な目標達成目処を容易に設定することができる。
実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 ケア支援サーバ100のハードウェア構成を示す図である。 (a)~(f)は、事務局管理テーブル400、加盟店管理テーブル410、事業所管理テーブル420、ケアマネ管理テーブル430、ケア対象者管理テーブル440及び目標管理テーブル450のデータ構造を示す図である。 各テーブル460~490のデータの結合関係を示す概念図である。 (a)及び(b)は、希望情報テーブル460及び目標情報テーブル470のデータ構造を示す図である。 課題情報テーブル480のデータ構造を示す図である。 実施事項情報テーブル490のデータ構造を示す図である。 統計情報計算処理を示すフローチャートである。 事業所用のログイン情報でログインした場合の利用者登録処理を示すフローチャートである。 利用者一覧画面600の一例を示す図である。 利用者新規追加画面610の一例を示す図である。 希望設定画面620の一例を示す図である。 目標設定画面630の一例を示す図である。 利用者詳細画面640の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図14は、本実施の形態を示す図である。
〔構成〕
〔ネットワークシステムの構成〕
まず、本実施の形態の構成を説明する。
図1は、本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
インターネット199には、図1に示すように、システム管理者の管理下にあるケア支援サーバ100と、システム利用者の管理下にある利用者端末200とが接続されている。
利用者端末200を利用してケア支援システムを利用する利用者は、例えば、システム管理会社(以下、「事務局」と称す)の従業員、システムに加盟している事業者の経営する企業(以下、「加盟店」と称す)の従業員、各事業者が運営するケア施設(以下、「事業所」と称す)の従業員などが該当し、それぞれ異なるアクセス権限が与えられるようになっている。
具体的に、本システムにおいては、事務局の従業員には事務局用のログイン情報(ログインID及びパスワード)が与えられ、かかるログイン情報でログインすることで、事務局従業員には、システムに加盟している全加盟店の全情報にアクセスする権限が与えられる。また、各加盟店の従業員には加盟店用のログイン情報が与えられ、かかるログイン情報でログインすることで、各加盟店の従業員には、自身の所属する加盟店及びこの加盟店に属する全事業所の全情報にアクセスする権限が与えられる。また、各事業所の従業員には事業所用のログイン情報が与えられ、かかるログイン情報でログインすることで、各事業所の従業員には、自身の所属する事業所の全情報にアクセスする権限が与えられる。
〔ケア支援サーバ100のハードウェア構成〕
図2は、ケア支援サーバ100のハードウェア構成を示す図である。
ケア支援サーバ100は、図1に示すように、制御プログラムに基づいて演算及びシステム全体を制御するCPU(Central Processing Unit)30と、所定領域に予めCPU30の制御プログラム等を格納しているROM(Read Only Memory)32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM(Random Access Memory)34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F(InterFace)38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互に且つデータ授受可能に接続されている。
I/F38には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置40と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44と、インターネット199に接続するための信号線とが接続されている。すなわち、この信号線には、インターネット199に無線又は有線で接続するためのネットワークカード等のハードウェアが接続されている。
〔利用者端末200のハードウェア構成〕
利用者端末200は、上記ケア支援サーバ100のような据え置き型を想定した端末、または、スマートフォン、タブレットなどの携帯型の端末から構成されている。後者の場合、そのハードウェア構成は、CPUと、アプリケーションソフトなどのプログラムやプログラムを実行するためのデータ等を格納しているROMと、ROM等から読み出したデータやCPUの演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAMと、付属の各種装置に対してデータの入出力を媒介するI/Fとで構成されている。これらは、データを転送するための信号線で相互に且つデータ授受可能に接続されている。各種装置としては、無線によりデータ通信を行うハードウェアが接続されている。
〔各種テーブルについて〕
次に、記憶装置42のデータ構造を説明する。
図3(a)~(f)は、事務局管理テーブル400、加盟店管理テーブル410、事業所管理テーブル420、ケアマネ管理テーブル430、ケア対象者管理テーブル440及び目標管理テーブル450のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図3(a)~(f)に示す事務局管理テーブル400、加盟店管理テーブル410、事業所管理テーブル420、ケアマネ管理テーブル430、ケア対象者管理テーブル440及び目標管理テーブル450を記憶している。
事務局管理テーブル400には、図3(a)に示すように、個人IDごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、事務局ID、事務局名、加盟店ID、加盟店数、住所(本社)、代表者氏名、電話番号、代表メールアドレス、事務局ログイン情報、作成日、更新日、その他の情報からなる主要情報が登録されている。
ここで、事務局IDは、システム管理会社(事務局)を識別するためのIDであり、事務局名は、事務局IDに対応する事務局の名称を示す情報であり、加盟店IDは、加盟登録された各加盟店(加盟企業)を識別するためのIDであり、加盟店数は、加盟登録された加盟店の総数の情報である。すなわち、加盟店IDには、各加盟店を識別するための加盟店IDの情報が含まれている。また、事務局ログイン情報は、事務局IDに対応する事務局用のログインID及びパスワードの情報である。
加盟店管理テーブル410には、図3(b)に示すように、加盟店IDごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、加盟店ID、加盟店名、関係事業所ID、住所(本社)、代表者氏名、電話番号、代表メールアドレス、加盟店ログイン情報、加盟店別目標達成数、加盟店別未達成数、加盟店別達成率統計値、加盟店別実現率統計値、クレジットカード情報、作成日、更新日、その他の情報からなる主要情報が登録されている。
ここで、加盟店名は、加盟店IDに対応する加盟店の名称を示す情報であり、運営事業所IDは、例えば加盟店IDに対応する加盟店を経営する事業者が運営する各事業所を識別するためのIDの情報である。すなわち、運営事業所IDには、加盟店を経営する事業者の運営する各事業所を識別するための事業所IDの情報が含まれている。また、加盟店ログイン情報は、加盟店IDに対応する加盟店用のログインID及びパスワードの情報である。
また、加盟店別目標達成数は、加盟店IDに対応する加盟店に属する各事業所を利用するケア対象者にそれぞれ設定された目標のうち達成された目標の総数である。ここで、達成された目標とは、完全達成(目標達成率=100%)された目標である。なお、この構成に限らず、例えば目標達成率が所定%以上(例えば、80%以上)の目標を、達成した目標とする構成としてもよい。このことは他の目標達成数についても同様である。
また、加盟店別未達成数は、加盟店IDに対応する加盟店に属する各事業所を利用するケア対象者にそれぞれ設定された目標のうち未達成の目標の総数である。ここで、未達成の目標とは、目標達成率が100%未満の目標である。なお、この構成に限らず、例えば目標達成率が100%よりも低い所定%以上の目標を「達成した目標」とした場合などは、達成率が所定%未満の目標を「未達成の目標」とする構成としてもよい。このことは他の未達成数についても同様である。
また、加盟店別達成率統計値は、加盟店IDに対応する加盟店に属する各事業所を利用するケア対象者にそれぞれ設定された目標の総数に対する目標達成数の割合を示す数値(パーセンテージ)である。例えば、加盟店に属する事業所全体のケア対象者に対して目標が100個設定されており、このうち80個の目標が完全達成しており、残り20個の目標が未達成である場合、加盟店別達成率統計値は、「80/100×100=80%」となる。
また、加盟店別自己実現率統計値(以下、「加盟店別実現率統計値」と称す)は、加盟店IDに対応する加盟店に属する各事業所を利用するケア対象者の事業所全体の自己実現率の統計値(例えば、平均値(パーセンテージ))である。例えば、統計値が平均値であれば、加盟店に属する事業所全体でケア対象者が80人いた場合、これらケア対象者の自己実現率を足し合わせて80で割ったものが加盟店別実現率統計値となる。
事業所管理テーブル420には、図3(c)に示すように、事業所IDごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、事業所ID、加盟店ID、事業所名、サービス形態、住所、代表者氏名、電話番号、代表メールアドレス、事業所ログイン情報、所属ケアマネID、所属ケアマネ数、ケア対象者ID、ケア対象者数、事業所別目標達成数、事業所別未達成数、事業所別達成率統計値、事業所別実現率統計値、作成日、更新日、その他の情報からなる主要情報が登録されている。
ここで、事業所IDは、事業所を識別するためのIDであり、事業所名は、事業所の名称を示す情報であり、所属ケアマネIDは、事業所IDに対応する事業所に所属する各ケアマネを識別するためのIDであり、所属ケアマネ数は、事業所に所属するケアマネの総数の情報である。所属ケアマネIDには、所属している各ケアマネを識別するためのケアマネIDの情報が含まれている。ケア対象者IDは、事業所を利用する各ケア対象者を識別するためのIDであり、各ケア対象者を識別するためのケア対象者IDの情報が含まれている。ケア対象者数は、事業所IDに対応する事業所を利用するケア対象者の総数を示す情報である。また、事業所ログイン情報は、事業所用のログインID及びパスワードの情報である。
また、事業所別目標達成数は、事業所IDに対応する事業所を利用するケア対象者にそれぞれ設定された目標のうち達成された目標の総数である。事業所別未達成数は、事業所IDに対応する事業所を利用するケア対象者にそれぞれ設定された目標のうち未達成の目標の総数である。事業所別達成率統計値は、事業所IDに対応する事業所を利用するケア対象者にそれぞれ設定された目標の総数に対する目標達成数の割合を示す数値(パーセンテージ)である。
また、事業所別自己実現率統計値(以下、「事業所別実現率統計値」と称す)は、事業所IDに対応する事業所を利用するケア対象者全体の自己実現率の統計値(例えば、平均値(パーセンテージ))である。
ケアマネ管理テーブル430には、図3(d)に示すように、ケアマネIDごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、ケアマネID、所属事業所ID、氏名、担当ケア対象者ID、担当ケア対象者数、ケアマネ属性情報、ケアマネ別目標達成数、ケアマネ別未達成数、ケアマネ別達成率統計値、ケアマネ別実現率統計値、作成日、更新日、その他の情報からなる主要情報が登録されている。
ここで、所属事業所IDは、ケアマネIDに対応するケアマネが所属する事業所の事業所IDである。担当ケア対象者IDは、ケアマネIDに対応するケアマネがケアを担当する各ケア対象者のケア対象者IDである。また、担当ケア対象者数は、ケアマネIDに対応するケアマネがケアを担当しているケア対象者の総数の情報である。また、ケアマネ属性情報は、例えば、ケアマネの性別、年齢、ケア経験年数、取得しているケアに係る資格等の情報である。ここで、ケア経験年数については、ケアの仕事に携わってきた年数、ケア内容ごとの経験年数等の属性情報を含む。
また、ケアマネ別目標達成数は、ケアマネIDに対応するケアマネが担当するケア対象者にそれぞれ設定された目標のうち達成された目標の総数である。ケアマネ別未達成数は、ケアマネIDに対応するケアマネが担当するケア対象者にそれぞれ設定された目標のうち未達成の目標の総数である。ケアマネ別達成率統計値は、ケアマネIDに対応するケアマネが担当するケア対象者にそれぞれ設定された目標の総数に対する目標達成数の割合を示す数値(パーセンテージ)である。
また、ケアマネ別自己実現率統計値(以下、「ケアマネ別実現率統計値」と称す)は、ケアマネIDに対応するケアマネが担当するケア対象者の自己実現率の統計値(例えば、平均値(パーセンテージ))である。
ケア対象者管理テーブル440は、図3(e)に示すように、ケア対象者IDごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、ケア対象者ID、事業所ID、担当ケアマネID、希望、目標、課題、実施事項、経過情報、対象者属性情報、目標達成数、未達成数、目標達成率、自己実現率、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード情報、作成日、更新日、その他の情報からなる主要情報が登録されている。
ここで、事業所IDは、ケア対象者IDに対応するケア対象者が利用している事業所の事業所IDである。担当ケアマネIDは、ケア対象者IDに対応するケア対象者のケアを担当するケアマネのケアマネIDである。希望はケアについてのケア対象者本人又は家族の希望の設定情報であり、目標は設定された希望を実現するための1又は複数の目標の設定情報であり、課題は設定した1又は複数の目標を達成する上での希望を実現するための1又は複数の課題の設定情報であり、実施事項は設定した目標を達成するために必要な1又は複数の実施事項の設定情報であり、経過情報は、設定した1又は複数の実施事項を実施した場合の経過を示す情報である。
また、対象者属性情報は、ケア対象者の性別、年齢、要介護度、居住環境、病名、認知機能の程度、認知機能に係る症状の詳細、身体レベル、排泄の状況、食事の状況、経済レベル及び薬剤の使用状況の属性情報を含む。具体例を挙げると、病名であれば、例えば、主病名について、「認知症」、「脳疾患」、「心疾患」などが該当する。また、認知機能の程度(レベル)であれば、認知症の度合いについて、「特になし」、「軽度」、「中度」、「中重度」、「重度」などが該当する。また、身体レベルであれば、例えば、移動について、「独歩」、「杖」、「手引き歩行」、「歩行器」、「車椅子」などが該当する。また、排泄の状況であれば、例えば、排泄方法について、「トイレ」、「リハビリパンツ」、「パット」、「オムツ」、「尿瓶」などが該当する。また、食事の状況であれば、例えば、食形態について、「常食」、「一口大」、「キザミ」、「軟飯」、「ペースト」などが該当する。また、経済レベルであれば、例えば、金銭管理について、「自己管理」、「家族管理」、「安心センター」、「成年後見」、「管理者なし」などが該当する。また、薬剤の使用状態であれば、例えば、1日の服薬数について、「0~4個」、「5~9個」、「10~14個」、「15~19個」、「20個以上」などが該当する。
また、目標達成数は、設定された1又は複数の目標に対するケア対象者が達成した(例えば目標達成率100%の)目標の数であり、未達成数は、設定された1又は複数の目標に対するケア対象者が達成していない目標(例えば目標達成率100%未満の目標)の数である。目標達成率は、設定された各目標の完全達成に対してどの程度まで達成したかの割合を示す数値(パーセンテージ)である。また、自己実現率は、ケア対象者の希望の完全実現に対してどの程度まで実現したかの割合を示す数値(パーセンテージ)である。なお、自己実現率は、例えば、ケア対象者又は家族からの回答に基づいて生成してもよいし、目標との関連性から目標達成率に基づいて生成してもよい。
目標管理テーブル450は、図3(f)に示すように、目標IDごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、目標ID、累計利用者数、平均達成日数、選択確率、作成日、更新日、その他の情報からなる主要情報が登録されている。
ここで、目標IDは、目標情報テーブル470等に登録されている目標IDと同じものであり、目標を識別するためのIDである。累計利用者数は、全加盟店の全事業所を対象として、各事業所の目標IDに対応する目標が設定されたケア対象者数の累計である。累計利用者数は、例えばバッチ処理によって30分毎に集計されその集計結果が取得されるようになっている。平均達成日数は、全加盟店の全事業所を対象として、目標IDに対応する目標が設定されたケア対象者全体の各目標を達成するまでにかかった日数の平均値である。平均達成日数は、例えばバッチ処理によって所定期間ごとに再計算が行われ、その結果が取得されるようになっている。
図4は、各テーブル460~490のデータの結合関係を示す概念図である。
経験豊富なケアマネを中心にケアマネは、(1)ケア対象者の希望、(2)希望を実現するための目標の候補、(3)目標を達成する上での課題(問題点や改善すべき点)の候補、(4)目標を達成するために必要な実施事項(ケア実施者がケア対象者に対し実施する事項)の候補を予めリストアップする。
1つの希望に対しては、図4に示すように、これを実現するための1又は複数の目標を設定することができる。図4の例では、希望1に対し目標1-1、目標1-2その他の目標が設定され、希望2に対し目標2-1、目標2-2その他の目標が設定されている。希望ごとに設定すべき目標が対応するので、目標1-1、1-2、2-1、2-2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
次に、1つの目標に対しては、これを達成する上での1又は複数の課題を設定することができる。図4の例では、目標1-1に対し課題1-1-1、課題1-1-2その他の課題が設定され、目標1-2に対し課題1-2-1、課題1-2-2その他の課題が設定され、目標2-1に対し課題2-1-1、課題2-1-2その他の課題が設定され、目標2-2に対し課題2-2-1、課題2-2-2その他の課題が設定されている。目標ごとに設定すべき課題が対応するので、課題1-1-1、1-1-2、1-2-1、1-2-2、2-1-1、2-1-2、2-2-1、2-2-2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
次に、1つの課題に対しては、これを解決するために必要な1又は複数の実施事項を設定することができる。図4の例では、課題1-1-1に対し実施事項1-1-1-1、実施事項1-1-1-2その他の実施事項が設定され、課題1-1-2に対し実施事項1-1-2-1、実施事項1-1-2-2その他の実施事項が設定され、課題1-2-1に対し実施事項1-2-1-1、実施事項1-2-1-2その他の実施事項が設定され、課題1-2-2に対し実施事項1-2-2-1、実施事項1-2-2-2その他の実施事項が設定されている。また、課題2-1-1に対し実施事項2-1-1-1、実施事項2-1-1-2その他の実施事項が設定され、課題2-1-2に対し実施事項2-1-2-1、実施事項2-1-2-2その他の実施事項が設定され、課題2-2-1に対し実施事項2-2-1-1、実施事項2-2-1-2その他の実施事項が設定され、課題2-2-2に対し実施事項2-2-2-1、実施事項2-2-2-2その他の実施事項が設定されている。課題ごとに設定すべき実施事項が対応するので、実施事項1-1-1-1、1-1-1-2、1-1-2-1、1-1-2-2、1-2-1-1、1-2-1-2、1-2-2-1、1-2-2-2、2-1-1-1、2-1-1-2、2-1-2-1、2-1-2-2、2-2-1-1、2-2-1-2、2-2-2-1、2-2-2-2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
このデータ構造は、希望情報テーブル460、目標情報テーブル470、課題情報テーブル480及び実施事項情報テーブル490で実現している。
図5は、希望情報テーブル460及び目標情報テーブル470のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図5(a)及び(b)に示すように、希望情報テーブル460及び目標情報テーブル470を記憶している。
希望情報テーブル460には、図5(a)に示すように、希望ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、希望を識別するための希望IDを登録するフィールド462と、希望(テキスト)を登録するフィールド464とを含んで構成されている。図5(a)の例では、第1行目のレコードには、希望IDとして「001」が、希望として「家に帰りたい」がそれぞれ登録されている。これは、希望ID「001」により識別される希望が「家に帰りたい」であることを示している。
目標情報テーブル470には、図5(b)に示すように、目標ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、目標を識別するための目標IDを登録するフィールド472と、その目標の達成で実現しようとする希望の希望IDを登録するフィールド474と、目標(テキスト)を登録するフィールド476とを含んで構成されている。図5(b)の例では、第1行目のレコードには、目標IDとして「001」が、希望IDとして「001」が、目標として「生活リハビリをする」がそれぞれ登録されている。これは、目標ID「001」により識別される目標が「生活リハビリをする」であり、希望ID「001」の希望「家に帰りたい」を実現するための目標として設定されていることを示している。
図6は、課題情報テーブル480のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図6に示すように、課題情報テーブル480を記憶している。
課題情報テーブル480には、課題ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、課題を識別するための課題IDを登録するフィールド482と、その課題の解決で達成しようとする目標の目標IDを登録するフィールド484と、課題(テキスト)を登録するフィールド486とを含んで構成されている。図6の例では、第1行目のレコードには、課題IDとして「001」が、目標IDとして「001」が、課題として「水分量が足りない」がそれぞれ登録されている。これは、課題ID「001」により識別される課題が「水分量が足りない」であり、目標ID「001」の目標「生活リハビリをする」を達成する上での課題として設定されていることを示している。
図7は、実施事項情報テーブル490のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図7に示すように、実施事項情報テーブル490を記憶している。
実施事項情報テーブル490には、実施事項ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、実施事項を識別するための実施事項IDを登録するフィールド492と、その実施事項で解決しようとする課題の課題IDを登録するフィールド494と、実施事項(テキスト)を登録するフィールド496とを含んで構成されている。図7の例では、第1行目のレコードには、実施事項IDとして「001」が、課題IDとして「001」が、実施事項として「定期的な受診」がそれぞれ登録されている。これは、実施事項ID「001」により識別される実施事項が「定期的な受診」であり、課題ID「001」の課題「水分量が足りない」を解決するために必要な実施事項として設定されていることを示している。なお、課題は目標と対応づけられているので、実施事項は、目標又は希望とも間接的に対応づけられている。
〔動作〕
次に、本実施の形態の動作を説明する。
ケア支援サーバ100には、加盟企業の各事業所を利用するケア対象者について、
〔平均達成日数計算処理〕
CPU30は、MPU(Micro-Processing Unit)等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図8のフローチャートに示す平均達成日数計算処理を実行する。
図8は、平均達成日数計算処理を示すフローチャートである。
平均達成日数計算処理は、計算タイミングになるごとに繰り返し実行される処理であって、CPU30において実行されると、図8に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS100では、計算タイミングになったか否かを判定し、計算タイミングになったと判定した場合(Yes)は、ステップS102に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、計算タイミングになるまで判定処理を繰り返す。
ここで、計算タイミングは、例えば、設定時間(例えば、30分、1日、1週間、1ヵ月等)が経過するごとのタイミング、毎日の設定時刻になったタイミング、利用者の新規登録を検出したタイミングなどが設定される。
ステップS102に移行した場合は、ケア対象者管理テーブル440から、各ケア対象者の目標ごとの目標達成日数を取得して、ステップS104に移行する。
ステップS104では、取得した各目標の目標達成日数に基づいて、目標ごとに各目標が設定されたケア対象者全体の目標達成日数の平均日数である平均達成日数を算出して、ステップS106に移行する。
具体的に、システムに加盟している全加盟店に所属する各事業所を利用するケア対象者について、同じ目標が設定され且つこの目標が達成されているケア対象者全体の平均日数を算出する。例えば、全事業所でケア対象者の総人数が1000人であり、1000人のうち200人に対して目標ID「0001」の目標が設定されている場合、この目標については200人の平均達成日数を算出する。
ステップS106では、ステップS104で計算した各目標の平均達成日数を、目標管理テーブル450にそれぞれ登録して、一連の処理を終了する。
〔利用者登録処理〕
CPU30は、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図9のフローチャートに示す利用者登録処理を実行する。
図9は、事業所用のログイン情報でログインした場合の利用者登録処理を示すフローチャートである。また、図10は、利用者一覧画面600の一例を示す図であり、図11は、利用者新規追加画面610の一例を示す図であり、図12は、希望設定画面620の一例を示す図であり、図13は、目標設定画面630の一例を示す図である。
ここで、事業所用のログイン情報でログインすると、ログインした事業所従業員の利用する利用者端末200の表示装置に、事業所用のホーム画面(図示略)が表示される。事業所用のホーム画面は、図示省略するが、例えば、画面左上に「利用者一覧」、「ケアマネ一覧」、「お知らせ」、「事業所管理」及び「お知らせ」の各メニュー項目が縦に並べて表示された事業所用メニュー一覧と、事業所用メニュー一覧の右側に、事業所用メニュー一覧の各項目に対応する四角いボタンが横に並べて表示された事業所用メニューボタン群とを含む画面となる。
なお、利用者端末200の表示装置の種類や機能に応じて、表示されたホーム画面のメニュー一覧の「利用者一覧」の項目又はメニューボタン群の「利用者一覧」に対応するメニューボタンを指でタッチ又はマウス等の入力デバイスでクリックすることで「利用者一覧」が選択される。事業所従業員の利用する利用者端末200側にて「利用者一覧」が選択されると、利用者一覧画面の表示要求がケア支援サーバ100に送信される。
これにより、要求元の利用者端末200の表示装置には、図10に示す利用者一覧画面600が表示される。
利用者一覧画面600は、図10に示すように、上部に表示された表示絞込部601と、表示絞込部601の下側に表示された利用者追加メニュー602と、利用者追加メニュー602の下側に利用者ごとに縦に並べて表示された利用者簡易情報表示覧603_1、603_2・・・とを含む画面である。以下、利用者簡易情報表示覧603_1、603_2・・・は、区別しない場合に、単に「利用者簡易情報表示覧603」と称す。
表示絞込部601では、絞込条件を設定して設定した絞込条件で利用者一覧中の利用者(ケア対象者)を絞り込み表示することができる。
利用者簡易情報表示欄603は、各ケア対象者の簡易情報を表示する欄であり、ケア対象者の氏名、本人の希望、自己実現率、希望に対する目標、目標日付(目標達成目処)、目標達成率、目標達成目処の残り日数等を含む情報が表示されている。
なお、図10に示すように、利用者一覧画面600の左側には、事業所用メニュー一覧700が表示されている。事業所用メニュー一覧700は、いずれの画面にも常に表示されるものであり、事業所用メニュー一覧700から、いつでも所望のメニュー項目を選択できるようになっている。以下、他の画面においては、事業所用メニュー一覧700の表示を省略する。
利用者登録処理は、図10に示す「利用者一覧画面600」にて、「利用者追加メニュー602」が選択された場合に実行される処理であって、CPU30において実行されると、図9に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、利用者端末200からの表示要求に応じて、要求元の利用者端末200の表示装置に利用者新規追加画面610を表示する処理を実行する。その後、ステップS202に移行する。これにより、要求元の利用者端末200の表示装置に、例えば図11に示す利用者新規追加画面610が表示される。
具体的に、利用者新規追加画面610は、図11に示すように、利用者(ケア対象者)の氏名、性別、生年月日、住所、要介護度等の基本的な情報を入力するための基本情報入力欄611と、基本情報入力欄611の下側に表示された緊急連絡先を入力するための緊急連絡先入力欄612と、緊急連絡先入力欄612の下側に表示されたケア対象者の基礎情報を選択するための基礎情報選択欄613とを含む画面である。加えて、基礎情報選択欄613の下側に所定間隔を空けて左右に並べて表示された、「戻る」ボタン614及び「次へ」ボタン615を含む画面である。
基礎情報選択欄613では、ケア対象者の「認知」、「身体」、「排泄」、「食事」、「経済」及び「薬数」の6つの基礎情報について、それぞれ四角で囲まれた5つの選択項目が表示されており、各5つの選択項目からいずれか1つを選択できるようになっている。選択された項目は網掛け表示された状態となる。これらの情報は、対象者属性情報としてケア対象者管理テーブル440に登録される。
ステップS204では、利用者新規追加画面610にて、「次へ」ボタン615が選択(押下)されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(Yes)は、ステップS206に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、ステップS226に移行する。
ここで、「次へ」ボタン615が選択された場合は、希望設定画面620の表示要求がケア支援サーバ100に送信される。
ステップS206に移行した場合は、利用者端末200からの表示要求に応じて、要求元の利用者端末200の表示装置に希望設定画面620を表示する処理を実行する。その後、ステップS208に移行する。これにより、要求元の利用者端末200の表示装置に、例えば図12に示す希望設定画面620が表示される。
具体的に、希望設定画面620は、図12に示すように、基本情報入力欄611に入力された情報を表示する基本情報表示部621と、基本情報表示部621の下側に表示された緊急連絡先入力欄612に入力された情報を表示する緊急連絡先表示部622と、緊急連絡先表示部622の下側に表示されたケア対象者本人の希望を選択するための希望選択欄623とを含む画面である。加えて、希望選択欄623の下側に所定間隔を空けて左右に並べて表示された、「戻る」ボタン624及び「次へ」ボタン625を含む画面である。
希望選択欄623には、基本情報入力欄611に入力された情報及び基礎情報選択欄613で選択された情報に基づく希望の候補が表示される。加えて、フリー入力欄が表示される。各希望及びフリー入力欄の左側には白丸の選択ボタンが表示されており、いずれか1つを選択することで選択箇所が黒丸表示となる。
ステップS208では、「次へ」ボタン625が選択(押下)されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(Yes)は、ステップS210に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、ステップS224に移行する。
ここで、「次へ」ボタン625が選択された場合は、目標設定画面630の表示要求がケア支援サーバ100に送信される。
ステップS210に移行した場合は、利用者端末200からの表示要求に応じて、要求元の利用者端末200の表示装置に目標設定画面630を表示する処理を実行する。その後、ステップS212に移行する。これにより、要求元の利用者端末200の表示装置に、例えば図13に示す目標設定画面630が表示される。
具体的に、目標設定画面630は、図13に示すように、四角い枠内の左側に表示された目標設定欄631と、目標設定欄631の右側に表示された目標期日情報表示欄634と、目標設定欄631及び目標期日情報表示欄634の下側に所定間隔を空けて左右に並べて表示された、「戻る」ボタン638及び「保存」ボタン639とを含む画面である。
目標設定欄631は、目標選択欄632と、目標選択欄632の下側の推奨目標表示欄633とを含んでいる。
目標選択欄632では、右側の「▼」を押下することで、希望設定画面620で設定した希望に対応する目標の候補がドロップダウンリストで表示され、表示された目標のうちからいずれか1つを選択(入力)することができるようになっている。図13の例では、「家での生活を続けたい」という目標が選択(入力)された状態となっている。
推奨目標表示欄633には、設定された希望に紐づく目標のうちから選択された、推奨する目標の候補である推奨目標が最大5つ表示される。推奨目標は、選択確率の高いものから順に最大で5つが表示されるようになっている。選択確率は、目標管理テーブル450に登録された累計利用者数に基づいて計算される。例えば、設定した希望に対して9つの目標が紐づいており、それぞれ累計利用者数が20人、20人、15人、15人、10人、5人、5人、5人、5人の場合、選択確率は、20%、20%、15%、15%、10%、5%、5%、5%、5%となるので、選択確率20%、20%、15%、15%、10%に対応する5つの目標が推奨目標として選択され、選択確率の高い順に推奨目標1~5として表示される。
目標期日情報表示欄634には、開始日表示欄635と、平均達成日数表示欄636と、目標達成目処選択欄637とが含まれる。
開始日表示欄635には、新規利用者の登録日が自動で表示されるようになっている。
平均達成日数表示欄636には選択した目標に対応する平均達成日数が表示されるようになっている。具体的に、目標管理テーブル450から、目標選択欄632で選択した目標に対応する平均達成日数が取得され、取得された平均達成日数が表示される。すなわち、この平均達成日数は、ケア対象者が選択した目標を達成するまでにかかる期間の目安となる。
目標達成目処選択欄637は、ケア実施者が、選択された目標に対してケア対象者がこの目標を達成するまでの日数の目処を、「30日」、「60日」、「90日」の3つの選択ボタンのうちから選択するための選択欄である。すなわち、ケア実施者は、目標達成目処を選択する際に、平均達成日数表示欄636に表示された平均達成日数を目安(基準)にすることができる。なお、この構成に限らず、もっと細かく(例えば10日刻みに)選択できる構成、所望の数値を入力できる構成、平均達成日数をそのまま選択できる構成など他の構成としてもよい。
図13の例では、平均達成日数が「3ヶ月」となっており、目標達成目処は「90日」が選択されている。なお、目標達成目処を設定することで、この期間に達成できなかった目標は、ケア対象者にとって高すぎる目標であると判断することができる。そのため、目標達成目処は、例えば3ヶ月(90日)を最大期間としている。
ステップS212では、「保存」ボタン639が選択(押下)されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(Yes)は、ステップS214に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、ステップS222に移行する。
ここで、「保存」ボタン639が選択された場合は、これまでの入力情報がケア対象者管理テーブル440に登録されるとともに、課題設定画面(不図示)の表示要求がケア支援サーバ100に送信される。
ステップS214に移行した場合は、利用者端末200からの表示要求に応じて、要求元の利用者端末200の表示装置に課題設定画面を表示する処理を実行する。その後、ステップS216に移行する。これにより、要求元の利用者端末200の表示装置に、課題設定画面(不図示)が表示される。
課題設定画面は、設定した目標に対して1又は複数の課題を設定するための画面である。また、設定された各課題に対しては、課題を解決するために必要な1又は複数の実施事項を設定することができるようになっている。
また、図示省略するが、課題設定画面には、「戻る」ボタンと、「設定」ボタンとが表示されている。
ステップS216では、「設定」ボタンが選択(押下)されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(Yes)は、ステップS218に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、ステップS220に移行する。
ステップS218に移行した場合は、課題設定画面で入力された各種情報を、ケア対象者管理テーブル440の対応するケア対象者のレコードに登録する。その後、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
一方、ステップS216において、「設定」ボタンが選択(押下)されずにステップS220に移行した場合は、「戻る」ボタンが選択(押下)されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(Yes)は、ステップS210に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、ステップS216に移行する。
また、ステップS212において、「保存」ボタン639が選択(押下)されずにステップS222に移行した場合は、「戻る」ボタン638が選択(押下)されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(Yes)は、ステップS206に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、ステップS212に移行する。
また、ステップS208において、「次へ」ボタン625が選択(押下)されずにステップS224に移行した場合は、「戻る」ボタン624が選択(押下)されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(Yes)は、ステップS202に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、ステップS208に移行する。
また、ステップS204において、「次へ」ボタン615が選択(押下)されずにステップS226に移行した場合は、「戻る」ボタン614が選択(押下)されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(Yes)は、ステップS202に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、ステップS204に移行する。
なお、加盟店用のログイン情報でログインした場合は、加盟店用メニュー一覧及びメニューボタン群が表示される。加盟店用メニューには、事業所用のメニュー項目に加えて加盟店情報の項目が追加される。加盟店情報を選択することで登録された加盟店に関する情報の閲覧や編集を行うことができる。
図14は、利用者詳細画面640の一例を示す図である。
次に、利用者詳細画面640について説明する。
事業所従業員が利用する利用者端末200にて、図10に示す利用者一覧画面600の利用者簡易情報表示欄603の右上の「詳細」を選択することで、この利用者端末200の表示装置には、図14に示す利用者詳細画面640が表示される。
利用者詳細画面640は、図14に示すように、該当するケア対象者の基礎データ表示欄641と、設定した希望に関する希望情報の表示欄である希望情報表示欄642と、設定した希望に対して設定された第1目標に関する第1目標情報の表示欄である第1目標情報表示欄643と、第1目標に対して設定された課題に関する課題情報の表示欄である第1課題情報表示欄644と、設定した希望に対して設定された第2目標に関する第2目標情報の表示欄である第2目標情報表示欄645と、・・・とを含む画面である。
なお、図14に例示する利用者詳細画面640では、第2目標に対して設定された課題に関する課題情報の表示欄を含む以降の表示欄の表示を省いている。すなわち、設定した目標の数だけ目標情報表示欄及び課題情報表示欄が存在する。
基礎データ表示欄641には、ケア対象者の氏名及び担当ケアマネの氏名が表示されている。
希望情報表示欄642には、本人の希望と、この希望の自己実現率と、日付(希望を実現するまでの予定期間)と、「希望を編集する」ボタンと、「目標を編集する」ボタンとが表示されている。「希望を編集する」ボタンを選択することで設定した希望を編集する画面へと遷移することができ、「目標を編集する」ボタンを選択することで設定した目標を編集する画面へと遷移することができる。
第1目標情報表示欄643には、設定した希望に対する第1の目標(目標1)の内容(持病の悪化を防ぐ)、目標達成目処(90日)、目標達成目処に対する日付(2020/1/21~2020/4/21)、目標達成率(40%)、目標達成目処に対する残り日数(25日)、目標達成状況(未達成)、「目標を編集」ボタンが表示されている。
すなわち、第1目標情報表示欄643の表示内容から、ケアの実施による第1の目標に対する達成状況等を把握することができる。
第1課題情報表示欄644には、第1の目標に対して設定された2つの課題及びこれら2つの課題を解決するための実施事項の情報が表示されている。
図14の例では、第1の目標に対して、第1の課題として「状況に応じた医療やケアを受けることが出来るようになる」及び第2の課題として「身体の衛生を保つことが出来るようになる」の2つの課題が設定されている。そして、第1の課題に対して「診療、診療上の助言、服薬調整」を行うサービスを実施する実施事項と、「バイタルチェック」を行うサービスを実施する実施事項とが設定されている。また、第2の課題に対して「入浴見守り、身体確認」を行うサービスを実施する実施事項が設定されている。
第2目標情報表示欄645には、第2の目標(定期的に外出して介護負担を軽減する)について、第1目標情報表示欄643と同様の情報が表示されている。
以上説明したように、利用者詳細画面640にて、設定した希望、目標、課題及び実施事項に関する情報を確認することができる。
〔実施の形態の効果〕
次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、設定した希望を実現するための1又は複数の目標を入力すると、目標管理テーブル450から入力した目標に対応する平均達成日数を取得し、取得した平均達成日数を提示(画面表示)する。
このような構成であれば、経験が少ないケア実施者でも過去の実績情報から生成された平均達成日数を目安として目標達成目処を容易に設定することができる。また、平均達成日数は、全加盟店のケア対象者全体の設定した目標に対する目標達成日数の平均値であるので、比較的信頼性の高い(大きく外れない)期間を目標達成目処として設定することができる。
〔対応関係〕
本実施の形態において、記憶装置42は、発明1の期間情報記憶手段に対応し、平均達成日数は、発明1及び4の期間情報に対応し、ステップS210は、発明1の目標入力手段、期間情報取得手段及び期間目安提示手段に対応している。
〔変形例〕
なお、上記実施の形態においては、目標達成期間(例えば目標達成日数)の期間情報として、目標達成日数の平均値を算出し、算出した平均値(平均達成日数)を、目標を達成できる期間の目安として提示する構成としたが、この構成に限らない。例えば、期間情報として、目標達成期間の中央値、最頻値などの他の統計情報を生成し、生成した他の統計情報を、目標を達成できる期間の目安として提示する構成としてもよい。また、例えば、サンプル数が少ない場合などは、統計情報に限らず、生の期間情報を目標を達成できる期間の目安として提示する構成としてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、加盟登録された全加盟店の各事業所を利用する全ケア対象者のグループを対象として、このグループに属する同じ目標を達成したケア対象者のグループについて、目標が達成された期間に関する期間情報(例えば、目標達成期間の統計情報)を登録する構成としたが、この構成に限らない。
例えば、ケア対象者の対象者属性情報に着目し、同一の目標が設定され且つ同一の属性を有するケア対象者のグループごとに期間情報を登録する構成としてもよい。この場合に、目標管理テーブル450には、例えば、目標ID及び対象者属性(例えば年齢、性別、要介護度、身体レベル等)に対応付けて期間情報を登録する。また、新規登録するケア対象者の目標が設定された場合に、このケア対象者の対象者属性情報を取得し、取得した対象者属性情報の属性と同一の又は所定関係を有する属性に対応する期間情報(例えば平均達成日数)を目標管理テーブル450から取得し、取得した期間情報を目標を達成できる期間の目安として提示する。すなわち、ケア対象者は、その性別、年齢、身体の状態等の属性によって目標を達成するまでにかかる期間が変わってくるので、ケア対象者の属性に対応した目安を提示することで、経験が少ないケア実施者が、ケア対象者に対してより適切な目標達成目処を容易に設定することができる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、加盟登録された全加盟店の各事業所を利用する全ケア対象者のグループを対象として、このグループに属する同じ目標を達成したケア対象者のグループについて、目標が達成された期間に関する期間情報(例えば、目標達成期間の統計情報)を登録する構成としたが、この構成に限らない。
例えば、ケア実施者のケアマネ属性情報に着目し、同一の目標が設定され且つ同一の属性を有するケア実施者がケアを行ったケア対象者のグループごとに期間情報を登録する構成としてもよい。この場合に、目標管理テーブル450には、例えば、目標ID及びケアマネ属性(例えば年齢、性別、ケア経験年数、所持するケア資格等)に対応付けて期間情報を登録する。また、新規登録するケア対象者の目標が設定された場合に、このケア対象者にケアを行うケア実施者のケアマネ属性情報を取得し、取得したケアマネ属性情報の属性と同一の又は所定関係を有する属性に対応する期間情報(例えば平均達成日数)を目標管理テーブル450から取得し、取得した期間情報を目標を達成できる期間の目安として提示する。すなわち、ケア対象者にケアを行うケア実施者の属性(ケア経験年数や有している資格等)によってケア対象者が目標を達成するまでにかかる期間が変わってくるので、ケア実施者の属性に対応した目安を表示することで、ケア実施者が自身の属性に合った適切な目標達成目処を容易に設定することができる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、加盟登録された複数の加盟店(事業者)の各事業所を利用する全ケア対象者のグループを対象として、このグループに属する同じ目標を達成したケア対象者のグループについて、各ケア対象者の目標が達成された期間に関する期間情報(例えば、目標達成期間の統計情報)を生成する構成としたが、この構成に限らない。例えば、全加盟店の全ケア対象者のグループではなく、下記のグループを対象として、期間情報を生成する構成としてもよい。
〔グループ1〕
グループ1は、加盟店(事業者)ごとのケア対象者のグループである。例えば、事業者Aがケアサービスを提供するケア対象者のグループ、事業者Bがケアサービスを提供するケア対象者のグループといった事業者ごとのグループである。
〔グループ2〕
グループ2は、事業者の運営する事業所(施設)ごとのケア対象者のグループである。例えば、事業者Aがケアサービスを提供する施設Aを利用するケア対象者のグループ、事業者Aがケアサービスを提供する施設Bを利用するケア対象者のグループといった施設ごとのグループである。
〔グループ3〕
グループ3は、事業所に所属するケア実施者ごとのケア対象者のグループである。例えば、ケア実施者Aがケアを行うケア対象者のグループ、ケア実施者Bがケアを行うケア対象者のグループといったケア実施者ごとのグループである。
〔グループ4〕
グループ4は、同じ希望に対してそれぞれ異なる目標が設定されたグループである。例えば、希望Aに対して目標Aが設定されたケア対象者のグループ、希望Aに対して目標Bが設定されたケア対象者のグループといったように同じ希望に対する異なる目標ごとのグループである。
〔グループ5〕
グループ5は、同じ希望に対してそれぞれ異なる課題が設定されたグループである。例えば、希望Aに対して課題Aが設定されたケア対象者のグループ、希望Aに対して課題Bが設定されたケア対象者のグループといったように同じ希望に対する異なる課題ごとのグループである。
〔グループ6〕
グループ6は、同じ希望に対してそれぞれ異なる実施事項が設定されたグループである。例えば、希望Aに対して実施事項Aが設定されたケア対象者のグループ、希望Aに対して実施事項Bが設定されたケア対象者のグループいったように同じ希望に対する異なる実施事項ごとのグループである。
〔グループ7〕
グループ7は、同じ目標に対してそれぞれ異なる課題が設定されたグループである。例えば、目標Aに対して課題Aが設定されたケア対象者のグループ、目標Aに対して課題Bが設定されたケア対象者のグループといったように同じ目標に対する異なる課題ごとのグループである。
〔グループ8〕
グループ8は、同じ目標に対してそれぞれ異なる実施事項が設定されたグループである。例えば、目標Aに対して実施事項Aが設定されたケア対象者のグループ、目標Aに対して実施事項Bが設定されたケア対象者のグループといったように同じ目標に対する異なる実施事項ごとのグループである。
〔グループ9〕
グループ9は、同じ課題に対してそれぞれ異なる実施事項が設定されたグループである。例えば、課題Aに対して実施事項Aが設定されたケア対象者のグループ、課題Aに対して実施事項Bが設定されたケア対象者のグループといったように同じ課題に対する異なる実施事項ごとのグループである。
〔グループ10〕
グループ10は、同じ実施事項に対してそれぞれ異なる課題が設定されたグループである。例えば、実施事項Aに対して課題Aが設定されたケア対象者のグループ、実施事項Aに対して課題Bが設定されたケア対象者のグループといったように同じ実施事項に対する異なる課題ごとのグループである。
〔グループ11〕
グループ11は、同じ実施事項に対してそれぞれ異なる目標が設定されたグループである。例えば、実施事項Aに対して目標Aが設定されたケア対象者のグループ、実施事項Aに対して目標Bが設定されたケア対象者のグループといったように同じ実施事項に対する異なる目標ごとのグループである。
〔グループ12〕
グループ12は、同じ実施事項に対してそれぞれ異なる希望が設定されたグループである。例えば、実施事項Aに対して希望Aが設定されたケア対象者のグループ、実施事項Aに対して希望Bが設定されたケア対象者のグループといったように同じ実施事項に対する異なる希望ごとのグループである。
〔グループ13〕
グループ13は、同じ課題に対してそれぞれ異なる目標が設定されたグループである。例えば、課題Aに対して目標Aが設定されたケア対象者のグループ、課題Aに対して目標Bが設定されたケア対象者のグループといったように同じ課題に対する異なる目標ごとのグループである。
〔グループ14〕
グループ14は、同じ課題に対してそれぞれ異なる希望が設定されたグループである。例えば、課題Aに対して希望Aが設定されたケア対象者のグループ、課題Aに対して希望Bが設定されたケア対象者のグループといったように同じ課題に対する異なる希望ごとのグループである。
〔グループ15〕
グループ15は、同じ目標に対してそれぞれ異なる希望が設定されたグループである。例えば、目標Aに対して希望Aが設定されたケア対象者のグループ、目標Aに対して希望Bが設定されたケア対象者のグループといったように同じ目標に対する異なる希望ごとのグループである。
また、この構成とした場合、上記グループ1~15について、いずれか1のグループに属する同一の目標が設定されたケア対象者のグループについて生成した期間情報を、この目標を達成できる期間の目安として提示する。
また、期間の目安を提示する構成に限らず、例えば、生成した期間情報に基づいて、各グループの評価に関する評価情報を生成する構成としてもよい。例えば、上記グループ1~15のいずれか1つのグループについて生成した期間情報に基づいて、一のグループよりも他の一のグループの方がよい(目標達成期間が短い)旨の評価情報、目標達成期間が短い要素として目標の要素が大きい旨の評価情報、目標達成期間が短い要素として課題の要素が大きい旨の評価情報、目標達成期間が短い要素として実施事項の要素が大きい旨の評価情報、目標を変更、追加又は削除すべき旨の評価情報、課題を変更、追加又は削除すべき旨の評価情報、実施事項を変更、追加又は削除すべき旨の評価情報、ケア実施者を変更、追加又は削除すべき旨の評価情報を生成する。
また、評価情報の生成に限らず、例えば、生成した期間情報に基づいて、目標達成期間に影響を与える事項を変更する構成としてもよい。例えば、目標達成期間が短くなるよう目標を変更、追加又は削除する構成、目標達成期間が短くなるよう課題を変更、追加又は削除する構成、目標達成期間が短くなるよう実施事項を変更、追加又は削除する構成、目標達成期間が短くなるようケア実施者を変更、追加又は削除する構成とする。
また、上記実施の形態及びその変形例において、AI(Artificial Intelligence)により目標を達成できる期間の目安(以下、単に「目安」と称する)の推奨(提示)を行うように構成することもできる。AIを用いた構成として、例えば、次の構成を採用することができる。
〔構成1〕 この構成は、AIにより目安を推奨する構成である。例えば、AIは、目標及び目安が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、目標を入力し、入力した目標に適合する1又は複数の目安を出力する。ここで、適合とは、例えば、学習結果からみて、入力した目標に対応するケア対象者が実現するための妥当な目安(例えば、学習された複数の目安のうち入力した目標に応じて分類される目安をいう。)が挙げられる。そして、AIが出力した目安を提示する。
また、AIは、目標、ケア対象者の属性及び目安が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、目標及びケア対象者の属性を入力し、入力した目標及びケア対象者の属性に適合する1又は複数の目安を出力する。
また、AIは、目標、ケア実施者の属性及び目安が対応づけられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、目標及びケア実施者の属性を入力し、入力した目標及びケア実施者の属性に適合する1又は複数の目安を出力する。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、希望、目標、課題及び実施事項の4つの項目の情報を選択的に入力するように構成したが、これに限らず、これら項目のうち希望を含む1又は複数の項目の情報を選択的に入力するように構成することもできる。
例えば、1つの希望に対しては、これを実現するための1又は複数の目標を設定することができる。例えば、希望1に対し目標1-1、目標1-2その他の目標が設定され、希望2に対し目標2-1、目標2-2その他の目標を設定することができる。この場合、希望ごとに設定すべき目標が対応するので、目標1-1、1-2、2-1、2-2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
次に、1つの目標に対しては、これを達成するために必要な1又は複数の実施事項を設定することができる。例えば、目標1-1に対し実施事項1-1-1、実施事項1-1-2その他の実施事項を設定し、目標1-2に対し実施事項1-2-1、実施事項1-2-2その他の実施事項を設定し、目標2-1に対し実施事項2-1-1、実施事項2-1-2その他の実施事項を設定し、目標2-2に対し実施事項2-2-1、実施事項2-2-2その他の実施事項を設定することができる。この場合、目標ごとに設定すべき実施事項が対応するので、実施事項1-1-1、1-1-2、1-2-1、1-2-2、2-1-1、2-1-2、2-2-1、2-2-2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
このデータ構造は、希望情報テーブル460、目標情報テーブル470及び実施事項情報テーブル490で実現している。実施事項情報テーブル490では、実施事項ID及び目標IDと対応づけて実施事項を登録する。また、課題情報テーブル480は不要である。
経験豊富なケア実施者を中心にケア実施者は、(1)ケア対象者の希望の候補、(2)希望を実現するための目標を達成する上での課題の候補、(3)課題を解決するために必要な実施事項の候補を予めリストアップする。
1つの希望に対しては、これを実現するための目標を達成する上での1又は複数の課題を設定することができる。例えば、希望1に対し課題1-1、課題1-2その他の課題を設定し、希望2に対し課題2-1、課題2-2その他の課題を設定することができる。希望ごとに設定すべき課題が対応するので、課題1-1、1-2、2-1、2-2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
次に、1つの課題に対しては、これを解決するために必要な1又は複数の実施事項を設定することができる。例えば、課題1-1に対し実施事項1-1-1、実施事項1-1-2その他の実施事項を設定し、課題1-2に対し実施事項1-2-1、実施事項1-2-2その他の実施事項を設定し、課題2-1に対し実施事項2-1-1、実施事項2-1-2その他の実施事項を設定し、課題2-2に対し実施事項2-2-1、実施事項2-2-2その他の実施事項を設定することができる。課題ごとに設定すべき実施事項が対応するので、実施事項1-1-1、1-1-2、1-2-1、1-2-2、2-1-1、2-1-2、2-2-1、2-2-2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
このデータ構造は、希望情報テーブル460、課題情報テーブル480及び実施事項情報テーブル490で実現している。課題情報テーブル480では、課題ID及び希望IDと対応づけて課題を登録する。また、目標情報テーブル470は不要である。
経験豊富なケア実施者を中心にケア実施者は、(1)ケア対象者の希望の候補、(2)希望を実現するための目標の候補、(3)目標を達成する上での課題の候補を予めリストアップする。
1つの希望に対しては、これを実現するための1又は複数の目標を設定することができる。例えば、希望1に対し目標1-1、目標1-2その他の目標を設定し、希望2に対し目標2-1、目標2-2その他の目標を設定することができる。希望ごとに設定すべき目標が対応するので、目標1-1、1-2、2-1、2-2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
次に、1つの目標に対しては、これを達成する上での1又は複数の課題を設定することができる。例えば、目標1-1に対し課題1-1-1、課題1-1-2その他の課題を設定し、目標1-2に対し課題1-2-1、課題1-2-2その他の課題を設定し、目標2-1に対し課題2-1-1、課題2-1-2その他の課題を設定し、目標2-2に対し課題2-2-1、課題2-2-2その他の課題を設定することができる。目標ごとに設定すべき課題が対応するので、課題1-1-1、1-1-2、1-2-1、1-2-2、2-1-1、2-1-2、2-2-1、2-2-2は傾向や内容が共通又は類似する場合はあり得るが基本的にはそれぞれ独立のものである。
このデータ構造は、希望情報テーブル460、目標情報テーブル470及び課題情報テーブル480で実現している。実施事項情報テーブル490は不要である。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、1つの希望に対し、1又は複数の目標を対応づけて目標情報テーブル470に登録したが、これに限らず、複数の希望に対し、1又は複数の目標を対応づけて登録することもできる。すなわち、対応関係はn対m(n、mは1以上の整数)でよい。目標と課題の対応関係、課題と実施事項の対応関係及び目標と実施事項の対応関係についても同様である。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、「目標」及び「課題」と定義したが、これに限らず、「目標」を「長期目標」、「課題」を「短期目標」と定義しても同義である。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、「実施事項」と定義したが、これに限らず、「実施事項」を「施策」「サービス」「サービスメニュー」「サービス項目」「サービス内容」等と定義しても同義である。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、ネットワークシステムとして実現したが、これに限らず、単一の装置又はアプリケーションとして実現することもできる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、インターネット199からなるネットワークシステムに適用した場合について説明したが、これに限らず、例えば、インターネット199と同一方式により通信を行ういわゆるイントラネットに適用してもよい。もちろん、インターネット199と同一方式により通信を行うネットワークに限らず、任意の通信方式のネットワークに適用することができる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、ケア支援サーバ100が備える記憶装置42を利用するように構成したが、これに限らず、データベースサーバ等の外部の記憶装置を利用するように構成することもできる。
また、上記実施の形態及びその変形例において、図8及び9のフローチャートに示す処理を実行するにあたっては、ROM32に予め格納されているプログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにしてもよい。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
また、本発明は、上記実施の形態及びその変形例に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。例えば、介護に限らず、医療(リハビリや治療等)又は福祉(身体、知的、精神等)の分野において、ケア実施者がケア対象者をケア(世話、保護、介護、看護等)することを支援する場合について本発明を適用することができる。この場合、当該分野の項目に対してデータベースを構築すれば、共通のフォーマットに連動することができる。
100…ケア支援サーバ、 200…利用者端末、 30…CPU、 32…ROM、 34…RAM、 38…I/F、 40…入力装置、 42…記憶装置、 44…表示装置、 400…事務局管理テーブル、 410…加盟店管理テーブル、 420…事業所管理テーブル、 430…ケアマネ管理テーブル、 440…ケア対象者管理テーブル、 450…目標管理テーブル、 460…希望情報テーブル、 470…目標情報テーブル、 480…課題情報テーブル、 490…実施事項情報テーブル、 462、464、472~476、482~486、492~496…フィールド、 600…利用者一覧画面、 601…表示絞込部、 602…利用者追加メニュー、 603…利用者簡易情報表示欄、 610…利用者新規追加画面、 611…基本情報入力欄、 612…緊急連絡先入力欄、 613…基礎情報選択欄、 614,624,638…「戻る」ボタン、 615,625…「次へ」ボタン、 620…希望設定画面、 621…基本情報表示部、 622…緊急連絡先表示部、 623…希望選択欄、 630…目標設定画面、 631…目標設定欄、 632…目標選択欄、 633…推奨目標表示欄、 634…目標期日情報表示欄、 635…開始日表示欄、 636…平均達成日数表示欄、 637…目標達成目処選択欄、 639…「保存」ボタン、 640…利用者詳細画面、 641…基礎データ表示欄、 642…希望情報表示欄、 643…第1目標情報表示欄、 644…第1課題情報表示欄、 645…第2目標情報表示欄

Claims (22)

  1. ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    事業者がケアサービスを提供するケア対象者の属するグループ、事業者がケアサービスを提供する施設を利用するケア対象者の属するグループ又はケア実施者がケアを行うケア対象者の属するグループについて、当該グループに属する第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    事業者、施設又はケア実施者が異なる前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標及び前記第1ケア対象者が属するグループに対応する前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  2. ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    同一の希望に対し設定された目標ごとにグループ化されたグループであって、目標が異なる前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  3. ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者が前記目標入力手段で入力した目標を達成するための課題を入力する課題入力手段と、
    同一の希望に対し設定された課題ごとにグループ化されたグループであって、課題の異なる前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記課題入力手段で入力した課題及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  4. ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者が前記目標入力手段で入力した目標を達成するための実施事項を入力する実施事項入力手段と、
    同一の希望に対し設定された実施事項ごとにグループ化されたグループであって、実施事項が異なる前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記実施事項入力手段で入力した実施事項及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  5. ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者が前記目標入力手段で入力した目標を達成するための実施事項を入力する実施事項入力手段と、
    同一の実施事項に対し設定された希望ごとにグループ化されたグループであって、異なる希望の前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記実施事項入力手段で入力した実施事項及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  6. ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者が前記目標入力手段で入力した目標を達成するための課題を入力する課題入力手段と、
    同一の課題に対し設定された希望ごとにグループ化されたグループであって、異なる希望の前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記課題入力手段で入力した課題及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  7. ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    同一の目標に対し設定された希望ごとにグループ化されたグループであって、異なる希望の前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  8. ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    事業者がケアサービスを提供するケア対象者の属するグループ、事業者がケアサービスを提供する施設を利用するケア対象者の属するグループ又はケア実施者がケアを行うケア対象者の属するグループについて、当該グループに属する第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    事業者、施設又はケア実施者が異なる前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性及び前記第1ケア対象者が属するグループに対応する前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  9. ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    同一の希望に対し設定された目標ごとにグループ化されたグループであって、目標が異なる前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  10. ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者が前記目標入力手段で入力した目標を達成するための課題を入力する課題入力手段と、
    前記第1ケア対象者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    同一の希望に対し設定された課題ごとにグループ化されたグループであって、課題の異なる前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記課題入力手段で入力した課題、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  11. ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者が前記目標入力手段で入力した目標を達成するための実施事項を入力する実施事項入力手段と、
    前記第1ケア対象者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    同一の希望に対し設定された実施事項ごとにグループ化されたグループであって、実施事項が異なる前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記実施事項入力手段で入力した実施事項、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  12. ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者が前記目標入力手段で入力した目標を達成するための実施事項を入力する実施事項入力手段と、
    前記第1ケア対象者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    同一の実施事項に対し設定された希望ごとにグループ化されたグループであって、異なる希望の前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記実施事項入力手段で入力した実施事項、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  13. ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者が前記目標入力手段で入力した目標を達成するための課題を入力する課題入力手段と、
    前記第1ケア対象者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    同一の課題に対し設定された希望ごとにグループ化されたグループであって、異なる希望の前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記課題入力手段で入力した課題、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  14. ケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    同一の目標に対し設定された希望ごとにグループ化されたグループであって、異なる希望の前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  15. ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    事業者がケアサービスを提供するケア対象者の属するグループ、事業者がケアサービスを提供する施設を利用するケア対象者の属するグループ又はケア実施者がケアを行うケア対象者の属するグループについて、当該グループに属する第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者をケアするケア実施者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    事業者、施設又はケア実施者が異なる前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者をケアしたケア実施者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性及び前記第1ケア対象者が属するグループに対応する前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  16. ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者をケアするケア実施者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    同一の希望に対し設定された目標ごとにグループ化されたグループであって、目標が異なる前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者をケアしたケア実施者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  17. ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者が前記目標入力手段で入力した目標を達成するための課題を入力する課題入力手段と、
    前記第1ケア対象者をケアするケア実施者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    同一の希望に対し設定された課題ごとにグループ化されたグループであって、課題の異なる前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者をケアしたケア実施者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記課題入力手段で入力した課題、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  18. ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者が前記目標入力手段で入力した目標を達成するための実施事項を入力する実施事項入力手段と、
    前記第1ケア対象者をケアするケア実施者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    同一の希望に対し設定された実施事項ごとにグループ化されたグループであって、実施事項が異なる前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者をケアしたケア実施者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記実施事項入力手段で入力した実施事項、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  19. ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者が前記目標入力手段で入力した目標を達成するための実施事項を入力する実施事項入力手段と、
    前記第1ケア対象者をケアするケア実施者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    同一の実施事項に対し設定された希望ごとにグループ化されたグループであって、異なる希望の前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者をケアしたケア実施者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記実施事項入力手段で入力した実施事項、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  20. ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者が前記目標入力手段で入力した目標を達成するための課題を入力する課題入力手段と、
    前記第1ケア対象者をケアするケア実施者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    同一の課題に対し設定された希望ごとにグループ化されたグループであって、異なる希望の前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者をケアしたケア実施者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記課題入力手段で入力した課題、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  21. ケア実施者がケア対象者をケアすることを支援するケア支援システムであって、
    第1ケア対象者又はその家族の希望を実現するための1又は複数の目標を入力する目標入力手段と、
    前記第1ケア対象者をケアするケア実施者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    同一の目標に対し設定された希望ごとにグループ化されたグループであって、異なる希望の前記グループごとに、当該グループに属する1又は複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間に関する期間情報を、当該目標及び当該ケア対象者をケアしたケア実施者の属性と対応づけて記憶する期間情報記憶手段から、前記目標入力手段で入力した目標、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に係る属性と同一の又は所定関係を有する属性及び前記第1ケア対象者又はその家族の希望に対応するグループの前記期間情報を取得する期間情報取得手段と、
    前記期間情報取得手段で取得した期間情報に基づいて、前記目標入力手段で入力した目標を達成できる期間の目安を提示する期間目安提示手段とを備えることを特徴とするケア支援システム。
  22. 請求項1乃至21のいずれか1項において、
    前記期間情報は、複数の前記ケア対象者について設定された目標が達成された期間の統計情報であることを特徴とするケア支援システム。
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