JP2021113575A - 歯車装置およびロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性や寿命の低下を抑制することのできる歯車装置およびロボットを提供する。【解決手段】歯車装置は、内歯歯車2に対して回転軸まわりに相対的に回転する可撓性を有する外歯歯車3と、外歯歯車の内周面に接触する軸受け42と、内歯歯車と外歯歯車との噛み合い位置を回転軸まわりの周方向に移動させるカム41と、を備える波動発生器4と、を有し、軸受けの外周面は、カムと接触しない状態で円形であり、外歯歯車の内周面は、波動発生器と接触しない状態で円形であり、カムと接触しない状態での軸受けの外径をd1[mm]とし、波動発生器と接触しない状態での外歯歯車の内径をd2[mm]としたとき、および、の関係を満たす。【選択図】図2

Description

本発明は、歯車装置およびロボットに関する。
ロボットアームを備えるロボットでは、例えば、ロボットアームの関節部をモーターにより駆動するが、一般に、そのモーターの回転を歯車装置により減速することが行われている。このような歯車装置として、例えば、特許文献1に開示されているような波動歯車装置が知られている。
特許文献1に記載の波動歯車装置は、円環状の内歯歯車と、内歯歯車の内側に配置されている外歯歯車と、外歯歯車の内側に嵌め込まれている楕円状輪郭の波動発生器と、を有している。そして、外歯歯車は、波動発生器によって楕円状に撓められ、楕円状の長軸方向の両端部分において内歯歯車に噛み合っている。内歯歯車と外歯歯車とは、歯数差を有しており、波動発生器を回転させると、内歯歯車と外歯歯車の噛み合い位置が周方向に移動し、内歯歯車と外歯歯車がこれらの歯数差に応じて相対回転する。
特開2002−349681号公報
しかしながら、このような波動歯車装置では、外歯歯車と波動発生器との嵌め合いがきつい場合、すなわち外歯歯車の内径と波動発生器の外径との差が過度に小さい場合には、外歯歯車と波動発生器との間へのグリースの供給が不十分となり、潤滑性が低下することにより負荷がかかり易くなる。反対に、外歯歯車と波動発生器との嵌め合いが緩い場合、すなわち外歯歯車の内径と波動発生器の外径との差が過度に大きい場合には、外歯歯車と波動発生器との接触面積が低下し、外歯歯車の外周に設けられている外歯の歯底に応力が集中し易くなる。このように、外歯歯車と波動発生器との嵌め合いが適切でなければ、過度な負荷がかり易くなり、波動歯車装置の信頼性や寿命が低下するという課題がある。
本発明の歯車装置は、内歯歯車と、
前記内歯歯車に部分的に噛み合って前記内歯歯車に対して回転軸まわりに相対的に回転する可撓性を有する外歯歯車と、
前記外歯歯車の内周面に接触する軸受けと、前記軸受けの内周面に接触し、前記内歯歯車と前記外歯歯車との噛み合い位置を前記回転軸まわりの周方向に移動させるカムと、を備える波動発生器と、を有し、
前記軸受けの外周面は、前記カムと接触しない状態で円形であり、
前記外歯歯車の内周面は、前記波動発生器と接触しない状態で円形であり、
前記カムと接触しない状態での前記軸受けの外径をd1[mm]とし、
前記波動発生器と接触しない状態での前記外歯歯車の内径をd2[mm]としたとき、
Figure 2021113575
および、
Figure 2021113575
の関係を満たす。
本発明のロボットは、第1部材と、
前記第1部材に対して回動する第2部材と、
前記第1部材に対して前記第2部材を回動させる駆動力を前記第1部材から前記第2部材へ、または、前記第2部材から前記第1部材へ伝達する上述の歯車装置と、を有することを特徴とする。
本発明の実施形態に係るロボットの概略構成を示す側面図である。 本発明の好適な実施形態に係る歯車装置を示す分解斜視図である。 図2に示す歯車装置の正面図である。 図2に示す歯車装置を模式的に示す縦断面図である。 図2に示す歯車装置における波動発生器の外周面および自然状態の外歯歯車の内周面の状態を模式的に示す図である。 外歯歯車と軸受けとの嵌め合い強さと歯車装置の寿命との関係を示すグラフである。 外歯歯車と軸受けとの嵌め合い強さと歯車装置の寿命との関係を示すグラフである。 外歯歯車と軸受けとの嵌め合い強さと歯車装置の寿命との関係を示すグラフである。
以下、本発明の歯車装置およびロボットを添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
1.ロボット
図1は、本発明の実施形態に係るロボットの概略構成を示す側面図である。なお、以下では、説明の便宜上、図1中の上側を「上」、下側を「下」とも言う。また、図1中の右側にある基台の側を「基端側」、その反対側すなわちエンドエフェクター側を「先端側」とも言う。また、図1の上下方向を「鉛直方向」とし、左右方向を「水平方向」とする。
図1に示すロボット100は、例えば、精密機器やこの精密機器を構成する部品の給材、除材、搬送および組立等の作業に用いられるロボットである。ロボット100は、図1に示すように、第1部材としての基台110と、基台110に対して回動する第2部材としての第1アーム120と、第1アーム120に対して回動する第2アーム130と、作業ヘッド140と、エンドエフェクター150と、配線引き回し部160と、を有している。以下、ロボット100の各部を順次簡単に説明する。なお、「回動」とは、ある中心点に対して一方向またはその反対方向を含めた双方向に動くこと、および、ある中心点に対して回転することを含むものである。
基台110は、例えば、図示しない床面にボルトによって固定されている。また、基台110の内部には、ロボット100を統括制御する制御装置190が設置されている。また、基台110には、基台110に対して鉛直方向に沿う第1回動軸J1まわりに回動可能に第1アーム120が連結している。
また、基台110内には、第1駆動部170が設置されている。この第1駆動部170は、第1アーム120を回動させる駆動力を発生させるサーボモーター等の第1モーターであるモーター171と、モーター171の駆動力の回転を減速する第1減速機である歯車装置1と、を有する。歯車装置1の入力軸は、モーター171の回転軸に連結され、歯車装置1の出力軸は、第1アーム120に連結されている。そのため、モーター171が駆動し、その駆動力が歯車装置1を介して第1アーム120に伝達されると、第1アーム120が第1回動軸J1まわりに水平面内で回動する。
第1アーム120の先端部には、第1アーム120に対して鉛直方向に沿う第2回動軸J2まわりに回動可能に第2アーム130が連結している。第2アーム130内には、図示しないが、第2駆動部が設定されている。この第2駆動部は、前述した第1駆動部170と同様の構成となっており、第2アーム130を回動させる駆動力を発生させる第2モーターと、第2モーターの駆動力の回転を減速する第2減速機とを有する。そして、第2モーターの駆動力が第2減速機を介して第2アーム130に伝達されることにより、第2アーム130が第1アーム120に対して第2回動軸J2まわりに水平面内で回動する。
第2アーム130の先端部には、作業ヘッド140が配置されている。作業ヘッド140は、第2アーム130の先端部に同軸的に配置された図示しないスプラインナットおよびボールネジナットに挿通されたスプラインシャフト141を有している。スプラインシャフト141は、第2アーム130に対して、その軸J3まわりに回転可能であり、かつ、上下方向に移動すなわち昇降可能となっている。
第2アーム130内には、図示しないが、回転モーターおよび昇降モーターが配置されている。回転モーターの駆動力は、図示しない駆動力伝達機構によってスプラインナットに伝達され、スプラインナットが正逆回転すると、スプラインシャフト141が鉛直方向に沿う軸J3まわりに正逆回転する。一方、昇降モーターの駆動力は、図示しない駆動力伝達機構によってボールネジナットに伝達され、ボールネジナットが正逆回転すると、スプラインシャフト141が上下に移動する。
スプラインシャフト141の先端部すなわち下端部には、エンドエフェクター150が連結されている。エンドエフェクター150としては、特に限定されず、例えば、被搬送物を把持するもの、被加工物を加工するもの等が挙げられる。
第2アーム130内に配置された各電子部品、例えば第2モーター、回転モーター、昇降モーター等に接続される複数の配線は、第2アーム130と基台110とを連結する管状の配線引き回し部160内を通って基台110内まで引き回されている。さらに、かかる複数の配線は、基台110内でまとめられることによって、モーター171等に接続される配線とともに、基台110内に設置された制御装置190まで引き回される。
以上のようなロボット100は、第1部材としての基台110と、基台110に対して回動する第2部材としての第1アーム120と、基台110に対して第1アーム120を回動させる駆動力を基台110から第1アーム120へ、または、第1アーム120から基台110へ伝達する歯車装置1と、を有する。本実施形態では、駆動力を基台110側から第1アーム120側へ伝達する。これにより、後述するような歯車装置1の効果を享受することができ、信頼性に優れるロボット100となる。
なお、本実施形態では、第1部材が基台110であり、第2部材が第1アーム120であったが、これに限定されず、基台110、第1アーム120および第2アーム130のうちのいずれか1つを第1部材とし、他のいずれか1つを第2部材としてもよい。具体的には、例えば、第1アーム120を第1部材とし、第2アーム130を第2部材としてもよい。
2.歯車装置
図2は、本発明の好適な実施形態に係る歯車装置を示す分解斜視図である。図3は、図2に示す歯車装置の正面図である。図4は、図2に示す歯車装置を模式的に示す縦断面図である。図5は、図2に示す歯車装置における波動発生器の外周面および自然状態の外歯歯車の内周面の状態を模式的に示す図である。図6ないし図8は、それぞれ、外歯歯車と軸受けとの嵌め合い強さと歯車装置の寿命との関係を示すグラフである。なお、各図では、説明の便宜上、必要に応じて各部の寸法を適宜誇張して図示しており、各部間の寸法比は実際の寸法比とは必ずしも一致しない。
図2に示す歯車装置1は、波動歯車装置であり、例えば減速機として用いられる。この歯車装置1は、内歯歯車2と、内歯歯車2の内側に配置されているカップ型の外歯歯車3と、外歯歯車3の内側に配置されている波動発生器4と、を有している。また、図示しないが、歯車装置1の各部、具体的には、内歯歯車2と外歯歯車3との噛み合い部、外歯歯車3と波動発生器4との嵌め合い部等には、必要に応じてグリース等の潤滑剤Gが適宜配置されている。
ここで、内歯歯車2、外歯歯車3および波動発生器4のうちの一つが前述したロボット100の基台110に対して接続され、他の一つが前述したロボット100の第1アーム120に対して接続される。本実施形態では、内歯歯車2が基台110に対して固定され、外歯歯車3が第1アーム120に対して接続され、波動発生器4がモーター171の回転軸に接続される。
そのため、モーター171の回転軸が回転すると、波動発生器4は、モーター171の回転軸と同じ回転速度で回転する。そして、内歯歯車2および外歯歯車3は、互いに歯数が異なるため、互いの噛み合い位置が周方向に移動しながら、これらの歯数差に起因して回転軸である軸線aまわりに相対的に回転する。本実施形態では、内歯歯車2の歯数の方が外歯歯車3の歯数より多いため、モーター171の回転軸の回転速度よりも低い回転速度で外歯歯車3を回転させることができる。すなわち、波動発生器4を入力軸側、外歯歯車3を出力軸側とする減速機を実現することができる。
なお、内歯歯車2、外歯歯車3および波動発生器4の接続形態は、前述した形態に限定されず、例えば、外歯歯車3を基台110に対して固定し、内歯歯車2を第1アーム120に対して接続しても、歯車装置1を減速機として用いることができる。また、外歯歯車3をモーター171の回転軸に接続しても、歯車装置1を減速機として用いることができ、この場合、波動発生器4を基台110に対して固定し、内歯歯車2を第1アーム120に対して接続すればよい。また、歯車装置1を増速機として用いる場合、すなわち、モーター171の回転軸の回転速度よりも高い回転速度で外歯歯車3を回転させる場合、前述した入力側と出力側との関係を反対にすればよい。
図2に示すように、内歯歯車2は、内歯23を有し、径方向に実質的に撓まない剛体で構成されたリング状の剛性歯車である。なお、内歯歯車2と基台110との固定方法としては、特に限定されないが、例えば、ネジ止め等が挙げられる。
外歯歯車3は、内歯歯車2の内側に挿通されている。外歯歯車3は、内歯歯車2の内歯23に噛み合う外歯33を有し、径方向に撓み変形可能な可撓性歯車である。また、外歯歯車3の歯数は、内歯歯車2の歯数よりも少ない。このように、外歯歯車3および内歯歯車2の歯数が互いに異なることにより、前述したように、歯車装置1によって減速機を実現することができる。
本実施形態では、外歯歯車3は、カップ状、すなわち、図4中の左側が底部32によって閉じられた環状をなし、その外周面に外歯33が形成されている。外歯歯車3は、一端部が開口している円筒状の胴部31と、胴部31の他端部から突出している取付部である底部32と、を有する。胴部31は、軸線aを中心とし、内歯歯車2に噛み合う外歯33を有する。底部32には、出力側の軸体、例えばモーター171の回転軸がネジ止め等により取り付けられる。
図3および図4に示すように、波動発生器4は、外歯歯車3の内側に配置され、軸線aまわりに回転可能である。そして、波動発生器4は、自然状態では円形である外歯歯車3の胴部31の横断面を長軸Laおよび短軸Lbとする楕円形または長円形に変形させて外歯33の一部を内歯歯車2の内歯23の一部に部分的に噛み合わせる。ここで、外歯歯車3および内歯歯車2は、同一の軸線aまわりに回転可能に互いに内外で噛み合わされることとなる。
波動発生器4は、カム41と、カム41の外周に装着されている軸受け42と、を有している。カム41は、軸線aまわりに回転する軸部411と、軸部411の一端部から外側に突出しているカム部412と、を有している。カム部412は、軸線aに沿った方向から見たときに、図3中の上下方向を長軸Laとする楕円形または長円形をなしている。軸受け42は、ボールベアリングであり、可撓性の内輪421および外輪423と、これらの間に配置されている複数のボール422と、を有している。なお、軸受け42は、自然状態すなわちカム41に嵌め込まれていない状態、言い換えると、組み立て前の状態では、軸線aに沿った方向から見たときに、円形をなしている。
図4に示すように、内輪421は、カム41のカム部412の外周面に嵌め込まれ、カム部412の外周面に沿って楕円形または長円形に弾性変形している。それに伴って、外輪423も楕円形または長円形に弾性変形している。外輪423の外周面424は、胴部31の内周面311に当接している。また、内輪421の外周面および外輪423の内周面は、それぞれ、複数のボール422を周方向に沿って案内させつつ転動させる軌道面となっている。また、複数のボール422は、周方向での間隔を一定に保つように、図示しない保持器により保持されている。
このような波動発生器4は、カム41が軸線aまわりに回転することに伴って、カム部412の向きが変わり、それに伴って、外輪423も変形し、内歯歯車2および外歯歯車3の互いの噛み合い位置を周方向に移動させる。なお、内輪421は、カム部412の外周面に対して固定的に設置されているため、変形状態は変わらない。内歯歯車2および外歯歯車3の互いの噛み合い位置が周方向に移動することにより、内歯歯車2および外歯歯車3の歯数差に起因して、これらが軸線aまわりに相対的に回転する。つまり、内歯歯車2が固定されている基台110に対して、外歯歯車3が固定されている第1アーム120が軸線aまわりに回動する。
以上、歯車装置1の全体構成について説明した。次に、波動発生器4と外歯歯車3との嵌め合い強さについて詳細に説明する。
前述の「発明が解決しようとする課題」でも説明したように、外歯歯車3と波動発生器4との嵌め合いがきつ過ぎる場合、すなわち外歯歯車3の内径d2と波動発生器4の外径d1との差が過度に小さい場合には、外歯歯車3と波動発生器4との間への潤滑剤Gの供給が不十分となり、潤滑性が低下して歯車装置1に負荷がかかり易くなる。反対に、外歯歯車3と波動発生器4との嵌め合いが緩過ぎる場合、すなわち外歯歯車3の内径d2と波動発生器4の外径d1との差が過度に大きい場合には、外歯歯車3と波動発生器4との接触面積が低下し、外歯歯車3の外周に設けられている外歯33の歯底に応力が集中し易くなる。このように、外歯歯車3と波動発生器4との嵌め合いが適切でなければ歯車装置1に過度な負荷がかり易くなり、歯車装置1の信頼性や寿命が低下するおそれがある。
そこで、本実施形態の歯車装置1においては、内径d2と外径d1の値を適切なものとし、歯車装置1に加わる負荷を低減し、歯車装置1の信頼性や寿命の低下を抑制している。以下、内径d2と外径d1との差の適切な大きさについて説明する。
なお、図5に示すように、外歯歯車3の内周面311は、その内側に波動発生器4が嵌め合わされていない状態では、軸線a方向から見て円形をなしている。同様に、軸受け42の外周面424は、その内側にカム41が嵌め合わされていない状態では、軸線aに沿った方向から見て円形をなしている。つまり、歯車装置1の組み立て前や分解後の状態(以下、この状態を「自然状態」とも言う)では、外歯歯車3の内周面311および軸受け42の外周面424は、それぞれ、軸線a方向から見て円形をなしている。なお、「円形」とは、円と一致する形状の他、例えば、製造上生じ得る誤差等によって円から若干ずれた形状を含む意味である。
そして、前述した外歯歯車3の内径d2とは、自然状態における外歯歯車3の内径を意味し、前述した軸受け42の外径d1とは、自然状態における軸受け42の外径を意味する。なお、内径d2および外径d1の求め方としては、特に限定されず、各種計測機器を用いて内径d2および外径d1を直接計測してもよい。また、例えば、各種計測機器を用いて円周の長さを測定し、その測定結果から[直径=円周の長さ/円周率]の公式を用いて算出してもよい。特に、後者によれば、外歯歯車3の内周や軸受け42の外周が円形から若干ずれた形状となっていても、その形状を円形と仮定したときの径を求めることができる。ただし、外径d1および内径d2は、同じ方法で計測することが好ましい。
本実施形態では、外径d1および内径d2は、下記の式(1)および式(2)を共に満たす。なお、外径d1および内径d2の単位は、[mm]とする。
Figure 2021113575
Figure 2021113575
上記式(1)は、外径d1と内径d2との差の最小値を規定する式である。この式(1)を満足することにより、外歯歯車3と軸受け42との嵌め合いがきつくなり過ぎることを抑制することができる。そのため、外歯歯車3と軸受け42との間、具体的には、外歯歯車3の内周面311と軸受け42の外輪423の外周面424との間へのグリースの供給が十分になされ、外歯歯車3と外輪423との潤滑性の低下が効果的に抑制される。その結果、歯車装置1に負荷がかかり難くなり、歯車装置1の機械的特性、信頼性および寿命の低下を効果的に抑制することができる。
一方で、上記式(2)は、外径d1と内径d2との差の最大値を規定する式である。この式(2)を満足することにより、外歯歯車3と軸受け42との嵌め合いが緩くなり過ぎることを抑制することができる。そのため、外歯歯車3と軸受け42との接触部、より具体的には外歯歯車3の内周面311と軸受け42の外輪423の外周面424とが接触する部分の面積が十分に広く確保され、外歯歯車3、特に、外歯33の歯底部分への応力集中を効果的に抑制することができる。その結果、歯車装置1に局所的な負荷がかかり難くなり、歯車装置1の機械的特性、信頼性および寿命の低下を効果的に抑制することができる。
以上のように、外径d1と内径d2との差を、式(1)の最小値よりも大きく、式(2)の最大値よりも小さくすることにより、歯車装置1の機械的特性、信頼性および寿命の低下を効果的に抑制することができる。
なお、外径d1および内径d2は、上記の式(1)の関係を満足していればよいが、さらに、下記の式(3)を満足することが好ましい。これにより、上述した効果がより顕著となる。すなわち、外歯歯車3の内周面311と軸受け42の外輪423の外周面424との間へのグリースの供給がより十分になされ、外歯歯車3と外輪423との潤滑性の低下が効果的に抑制される。その結果、歯車装置1に負荷がよりかかり難くなり、歯車装置1の機械的特性、信頼性および寿命の低下をより効果的に抑制することができる。
Figure 2021113575
また、外径d1および内径d2は、上記の式(2)の関係を満足していればよいが、さらに、下記の式(4)を満足することが好ましく、下記の式(5)を満足することがより好ましい。これにより、上述した効果がより顕著となる。すなわち、外歯歯車3と軸受け42との接触部の面積がより十分に広く確保され、外歯歯車3、特に、外歯33の歯底部分への応力集中をより効果的に抑制することができる。その結果、歯車装置1に局所的な負荷がよりかかり難くなり、歯車装置1の機械的特性、信頼性および寿命の低下をより効果的に抑制することができる。
Figure 2021113575
Figure 2021113575
次に、以下に示すいくつかの具体例に基づいて上記の式(1)ないし(5)の根拠を示す。
第1の実施例として、内歯歯車2の外径がφ60mm、内歯歯車2の内径および外歯歯車3の外径がφ44mm、減速比が50の歯車装置1を組み立てて運転させた。また、運転条件として、入力軸回転数が3000rpm、平均負荷トルクが25Nm、ピークトルクが70Nmにて連続運転させた。そして、歯車装置1が破損するまでの入力軸総回転数を寿命として測定した。このような測定を、外径d1と内径d2の関係を変えて複数回行った結果を図6に示す。なお、外歯歯車3の内径d2および軸受け42の外径d1は、それぞれ、組み立て前の状態において、エアーマイクロメーターにて円周方向を45°で分割した4方向の内径を測定し、これらの平均値を算出することにより測定した。
図6や下記の表1および表2に示すように、上記の式(1)および式(2)を満足することにより、歯車装置1の寿命を十分に長く確保することができる。特に、式(1)で規定される値を超えてしまうと、そこから歯車装置1の寿命が急峻に低下することが分かり、式(2)で規定される値を超えてしまうと、そこから歯車装置1の寿命が急峻に低下することが分かる。以上のことから、上記式(1)および(2)を満足することにより、歯車装置1の寿命が長くなることが分かる。さらには、上記の式(3)を満足することにより、歯車装置1の寿命がより長くなることが分かる。また、上記の式(4)を満足することにより、歯車装置1の寿命がより長くなり、上記の式(5)を満足することにより、歯車装置1の寿命がさらに長くなることが分かる。
Figure 2021113575
Figure 2021113575
なお、内歯歯車2の内径および外歯歯車3の外径がφ35mm以上、φ50mm未満程度であれば、上述した第1の実施例とほぼ同様の測定結果となった。また、それよりも小さいサイズにおいても、式(1)および式(2)を満足することにより、歯車装置1の寿命が長くなり、式(3)、式(4)および式(5)のいずれかを満足することにより、歯車装置1の寿命がより長くなることが分かった。
第2の実施例として、内歯歯車2の外径がφ75mm、内歯歯車2の内径および外歯歯車3の外径がφ57mm、減速比が80の歯車装置1を組み立てて運転させた。また、運転条件として、入力軸回転数が3000rpm、平均負荷トルクが60Nm、ピークトルクが160Nmにて連続運転させた。そして、歯車装置1が破損するまでの入力軸総回転数を寿命として測定した。このような測定を、外径d1と内径d2の関係を変えて複数回行った結果を図7に示す。なお、外歯歯車3の内径d2および軸受け42の外径d1は、それぞれ、前述した第1の実施形態と同様の方法で測定した。
図7に示すように、上記の式(1)および式(2)を満足することにより、歯車装置1の寿命を十分に長く確保することができる。特に、式(1)で規定される値を超えてしまうと、そこから歯車装置1の寿命が急峻に低下することが分かり、式(2)で規定される値を超えてしまうと、そこから歯車装置1の寿命が急峻に低下することが分かる。以上のことから、上記式(1)および(2)を満足することにより、歯車装置1の寿命が長くなることが分かる。さらには、上記の式(3)を満足することにより、歯車装置1の寿命がより長くなることが分かる。また、上記の式(4)を満足することにより、歯車装置1の寿命がより長くなり、上記の式(5)を満足することにより、歯車装置1の寿命がさらに長くなることが分かる。
なお、内歯歯車2の内径および外歯歯車3の外径がφ50mm以上、φ65mm未満程度であれば、上述した第2の実施例とほぼ同様の測定結果となった。
第3の実施例として、内歯歯車2の外径がφ100mm、内歯歯車2の内径および外歯歯車3の外径がφ73mm、減速比が80の歯車装置1を組み立てて運転させた。また、運転条件として、入力軸回転数が3000rpm、平均負荷トルクが130Nm、ピークトルクが350Nmにて連続運転させた。そして、歯車装置1が破損するまでの入力軸総回転数を寿命として測定した。このような測定を、外径d1と内径d2の関係を変えて複数回行った結果を図8に示す。なお、外歯歯車3の内径d2および軸受け42の外径d1は、それぞれ、前述した第1の実施形態と同様の方法で測定した。
図8に示すように、上記の式(1)および式(2)を満足することにより、歯車装置1の寿命を十分に長く確保することができる。特に、式(1)で規定される値を超えてしまうと、そこから歯車装置1の寿命が急峻に低下することが分かり、式(2)で規定される値を超えてしまうと、そこから歯車装置1の寿命が急峻に低下することが分かる。以上のことから、上記式(1)および(2)を満足することにより、歯車装置1の寿命が長くなることが分かる。さらには、上記の式(3)を満足することにより、歯車装置1の寿命がより長くなることが分かる。また、上記の式(4)を満足することにより、歯車装置1の寿命がより長くなり、上記の式(5)を満足することにより、歯車装置1の寿命がさらに長くなることが分かる。
なお、内歯歯車2の内径および外歯歯車3の外径がφ65mm以上、φ80mm未満程度であれば、上述した第2の実施例とほぼ同様の測定結果となった。また、それよりも大きいサイズにおいても、式(1)および式(2)を満足することにより、歯車装置1の寿命が長くなり、式(3)、式(4)および式(5)のいずれかを満足することにより、歯車装置1の寿命がより長くなることが分かった。
以上のように、歯車装置1のサイズによらず、上記の式(1)および式(2)を満足することにより、歯車装置1の寿命を効果的に向上させることができる。
以上、歯車装置1について説明した。このような歯車装置1は、前述したように、内歯歯車2と、内歯歯車2に部分的に噛み合って内歯歯車2に対して回転軸である軸線aまわりに相対的に回転する可撓性を有する外歯歯車3と、外歯歯車3の内周面311に接触する軸受け42と、軸受け42の内周面に接触し、内歯歯車2と外歯歯車3との噛み合い位置を回転軸である軸線aまわりの周方向に移動させるカム41と、を備える波動発生器4と、を有する。また、軸受け42の外周面424は、カム41と接触しない状態で円形であり、外歯歯車3の内周面311は、波動発生器4と接触しない状態で円形であり、カム41と接触しない状態での軸受け42の外径をd1[mm]とし、波動発生器4と接触しない状態での外歯歯車3の内径をd2[mm]としたとき、上記の式(1)および式(2)の関係を満たす。
式(1)を満足することにより、外歯歯車3と軸受け42との嵌め合いがきつくなり過ぎることを抑制することができる。そのため、外歯歯車3と軸受け42との間へのグリースの供給が十分になされ、外歯歯車3と外輪423との潤滑性の低下が効果的に抑制される。その結果、歯車装置1に負荷がかかり難くなり、歯車装置1の機械的特性、信頼性および寿命の低下を効果的に抑制することができる。一方で、式(2)を満足することにより、外歯歯車3と軸受け42との嵌め合いが緩くなり過ぎることを抑制することができる。そのため、外歯歯車3と軸受け42との接触部の面積が十分に広く確保され、外歯歯車3への応力集中を効果的に抑制することができる。その結果、歯車装置1に局所的な負荷がかかり難くなり、歯車装置1の機械的特性、信頼性および寿命の低下を効果的に抑制することができる。以上のように、式(1)および式(2)を満足することにより、歯車装置1の機械的特性、信頼性および寿命の低下を効果的に抑制することができる。
また、前述したように、歯車装置1は、上記の式(3)を満足することが好ましい。これにより、上述の効果がより顕著となり、歯車装置1の機械的特性、信頼性および寿命の低下をより効果的に抑制することができる。
また、前述したように、歯車装置1は、上記の式(4)を満足することが好ましく、上記の式(5)を満足することがさらに好ましい。これにより、上述の効果がより顕著となり、歯車装置1の機械的特性、信頼性および寿命の低下をより効果的に抑制することができる。
以上、本発明の歯車装置およびロボットを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
また、前述した実施形態では、水平多関節ロボットについて説明したが、本発明のロボットは、これに限定されず、例えば、ロボットの関節数は任意であり、また、垂直多関節ロボットにも適用可能である。
また、前述した実施形態では、歯車装置が有する外歯歯車がカップ状(有底筒状)をなす場合を例に説明したが、これに限定されず、例えば、外歯歯車は、ハット状(つば付き筒状)をなしていてもよい。外歯歯車がハット状をなす場合、外歯歯車は、胴部の他端部から径方向外側に延びているフランジ部を取付部として有する。
1…歯車装置、2…内歯歯車、23…内歯、3…外歯歯車、31…胴部、311…内周面、32…底部、33…外歯、4…波動発生器、41…カム、411…軸部、412…カム部、42…軸受け、421…内輪、422…ボール、423…外輪、424…外周面、100…ロボット、110…基台、120…第1アーム、130…第2アーム、140…作業ヘッド、141…スプラインシャフト、150…エンドエフェクター、160…配線引き回し部、170…第1駆動部、171…モーター、190…制御装置、G…潤滑剤、J1…第1回動軸、J2…第2回動軸、J3…軸、La…長軸、Lb…短軸、a…軸線、d1…外径、d2…内径

Claims (5)

  1. 内歯歯車と、
    前記内歯歯車に部分的に噛み合って前記内歯歯車に対して回転軸まわりに相対的に回転する可撓性を有する外歯歯車と、
    前記外歯歯車の内周面に接触する軸受けと、前記軸受けの内周面に接触し、前記内歯歯車と前記外歯歯車との噛み合い位置を前記回転軸まわりの周方向に移動させるカムと、を備える波動発生器と、を有し、
    前記軸受けの外周面は、前記カムと接触しない状態で円形であり、
    前記外歯歯車の内周面は、前記波動発生器と接触しない状態で円形であり、
    前記カムと接触しない状態での前記軸受けの外径をd1[mm]とし、
    前記波動発生器と接触しない状態での前記外歯歯車の内径をd2[mm]としたとき、
    Figure 2021113575
    および、
    Figure 2021113575
    の関係を満たす歯車装置。
  2. Figure 2021113575
    の関係を満たす請求項1に記載の歯車装置。
  3. Figure 2021113575
    の関係を満たす請求項1または2に記載の歯車装置。
  4. Figure 2021113575
    の関係を満たす請求項1または2に記載の歯車装置。
  5. 第1部材と、
    前記第1部材に対して回動する第2部材と、
    前記第1部材に対して前記第2部材を回動させる駆動力を前記第1部材から前記第2部材へ、または、前記第2部材から前記第1部材へ伝達する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の歯車装置と、を有するロボット。
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