JP2021111867A - プログラム、通信方法、通信端末および通信システム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施形態に係る通信システムの概略構成図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1の全体構成の概略を説明する。
図2は、実施形態に係る通信端末のハードウェア構成の一例を示す図である。図2を参照しながら、通信端末10のハードウェア構成の詳細について説明する。
図4は、実施形態に係る管理システムおよびプログラム提供システムのハードウェア構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、管理システム50およびプログラム提供システム90のハードウェア構成の詳細について説明する。
図5は、実施形態に係る通信端末のソフトウェア構成の一例を示す図である。図5を参照しながら、通信端末10のソフトウェア構成の詳細について説明する。
図6は、実施形態に係る通信システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。図6を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1の機能ブロックの構成について説明する。
図6に示すように、通信端末10は、通信部11(第1受信部、第2受信部、受信部)と、操作入力受付部12(入力部)と、撮像部13と、表示制御部14と、音声入力部15と、音声出力部16と、記憶・読出部17と、記憶部18と、認証要求部19と、役割割当制御部20(第2要求部、第2実行部)と、役割変更制御部21(第1要求部、第1実行部、要求部、実行部)と、役割追加制御部22(第3要求部)と、役割関係変更制御部23(第4要求部)と、役割変更先変更制御部24(第5要求部)と、を有する。
図6に示すように、管理システム50は、通信部51と、認証部52と、状態管理部53と、抽出部54と、状態取得部55と、セッション制御部56と、記憶・読出部57と、記憶部58と、役割割当部59と、役割変更部60(応答部)と、参加処理部61と、役割追加部62と、役割関係変更部63と、役割変更先変更部64と、を有する。記憶部58は、図4に示す補助記憶装置205によって実現され、図6に示すように、ユーザ管理DB5001と、端末管理DB5002と、グループ管理DB5003と、セッション管理DB5004と、役割管理DB5005と、役割割当管理DB5006と、参加者管理DB5007と、役割関係管理DB5008と、役割変更先管理DB5009と、を記憶している。以下、記憶部58に記憶されている各DBにおいて管理される各テーブルについて説明する。
図7は、ユーザ管理テーブルの一例を示す図である。
図8は、端末管理テーブルの一例を示す図である。
図9は、グループ管理テーブルの一例を示す図である。
図10は、セッション管理テーブルの一例を示す図である。
図11は、役割管理テーブルの一例を示す図である。
図12は、役割割当管理テーブルの一例を示す図である。
図13は、参加者管理テーブルの一例を示す図である。
図14は、役割関係管理テーブルの一例を示す図である。
図15は、役割変更先管理テーブルの一例を示す図である。
図16は、実施形態に係る通信システムにおけるコンテンツデータおよび各種管理情報を送受信するために確立されたセッションを示す図である。図16を参照しながら、通信システム1におけるコンテンツデータおよび各種管理情報を送受信するために確立されたセッションについて説明する。
図17は、実施形態に係る通信システムの役割事前割当処理の一例を示すシーケンス図である。図18は、役割割当画面の一例を示す図である。図17および図18を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1における役割事前割当処理について説明する。
まず、ホスト端末である通信端末10のユーザには、入力装置108(またはタッチパネル318)を介して、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に、後述する役割割当画面1400を表示させるための操作を行う。
すると、通信端末10の役割割当制御部20は、役割の割り当ての対象となるグループのグループID(ここでは「G001」であるものとする)を含む事前役割割当要求(割当要求)を、通信部11を介して管理システム50へ送信する。すなわち、役割割当制御部20は、ビデオ会議に先立って参加者の役割を割り当てることを要求するための事前役割割当要求を、当該ビデオ会議の開始前に、管理システム50へ送信する。そして、管理システム50の通信部51は、事前役割割当要求を受信する。なお、対象となるグループIDは、ステップS11における役割割当画面1400の表示操作の際に、指定操作ができるものとすればよい。
管理システム50の役割割当部59は、通信部51により受信された事前役割割当要求に従い、記憶・読出部57を介して役割管理テーブル(図11参照)で規定されているすべての役割を読み出す。役割割当部59により読み出された役割は、ビデオ会議の参加者に対して割り当て可能な役割となる。
次に、役割割当部59は、記憶・読出部57を介して、役割割当管理DB5006の役割割当管理テーブル(図12参照)の内容を初期化する。
そして、役割割当部59は、記憶・読出部57を介してグループ管理テーブル(図9参照)を参照し、通信部51により受信された事前役割割当要求に含まれるグループID「G001」に関連付けられたユーザIDをすべて読み出す。
役割割当部59は、ステップS13で読み出した、参加者に対して割り当て可能なすべての役割と、ステップS15で読み出したユーザIDとを、通信部51を介して通信端末10へ送信する。そして、通信端末10の通信部11は、当該すべての役割およびユーザIDを受信する。
そして、通信端末10の表示制御部14は、通信部11により受信された役割およびユーザIDを用いて、図18に示すような役割割当画面1400(割当画面の一例)を作成し、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に表示させる。
そして、通信端末10のユーザが役割割当画面1400において各ユーザIDに対する役割を設定し、確定ボタン1400−2を押下すると、通信端末10の役割割当制御部20は、ユーザIDと、各ユーザIDに割り当てられた役割とを含む役割割当情報を、通信部11を介して管理システム50へ送信する。当該役割割当情報は、選択(設定)された役割を、対応するユーザIDに割り当てるための実行要求としての機能を有する。そして、管理システム50の通信部51は、役割割当情報を受信する。
管理システム50の役割割当部59は、通信部51により受信された役割割当情報に含まれるユーザIDごとの役割を、役割割当管理テーブル(図12参照)へ登録する。図12に示す役割割当管理テーブルは、ユーザID「A_10aa」、「B_10ac」、「C_10ad」、「D_10ae」、「E_10ba」および「F_10bb」、ならびにそれ以外の参加者を示す「その他」に対して、それぞれ「司会」、「司会」、「発表者」、「発表者」、「発表者」、「発表可能者」および「聴講者」が割り当てられた状態を示す。
図19は、実施形態に係る通信端末が通話を開始するための認証処理を含む準備段階の処理の一例を示すシーケンス図である。図20は、宛先リスト画面の一例を示す図である。図19および図20を参照しながら、通信端末10aaが通話を開始する前の準備段階における各情報の送受信処理について説明する。なお、図19では、管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される処理が示されている。また、開始要求端末である通信端末10aaが含まれる会議のグループは、グループIDをキーとして当該会議に参加権限を有するユーザのユーザIDと共に、予めグループ管理テーブルに登録されているものとする。
まず、通信端末10aaのユーザが、図2に示す入力装置108(または図3に示すタッチパネル318)である電源ボタンを押下すると、通信端末10aaの操作入力受付部12が、電源オンを受け付けて、通信端末10aaの電源をオンにする。
そして、通信端末10aaの認証要求部19は、上述の通信端末10aaの電源オンを契機とし、通信部11を介して管理システム50へ、ログインの認証要求を示す認証要求情報、および通信端末10aaのIPアドレスを送信する。この認証要求情報には、開始要求端末としての自端末である通信端末10aaを識別するための端末ID「10aa」、通信端末10aaにログインしているユーザのユーザID「A_10aa」、およびパスワードが含まれている。端末ID、ユーザIDおよびパスワードは、通信端末10aaの記憶・読出部17によって記憶部18から読み出されて、通信部11に送られたデータである。また、通信端末10aaから管理システム50へ認証要求情報が送信される際は、受信側である管理システム50は、送信側である通信端末10aaのIPアドレスを把握することができる。そして、管理システム50の通信部51は、認証要求情報を受信する。
次に、管理システム50の認証部52は、通信部51を介して受信した認証要求情報に含まれているユーザIDおよびパスワードを検索キーとして、ユーザ管理テーブル(図7参照)を検索し、ユーザ管理テーブルに同一のユーザIDおよびパスワードが管理されているかを判断することによってユーザ認証を行う。
認証部52によって、正当な利用権限を有するユーザが利用する通信端末10aaからのログインの認証要求であると判断された場合には、管理システム50の状態管理部53は、端末管理テーブル(図8参照)に、通信端末10aaの端末IDおよび端末名で示されるレコード毎に、ユーザIDおよび通信端末10aaのIPアドレスを関連付けて記憶する。これにより、端末管理テーブルには、通信端末10aaの端末ID「10aa」に、ユーザID「A_10aa」およびIPアドレス「1.2.1.3」が関連付けて管理されることになる。以下、ユーザID「A_10aa」であるユーザ(参加者)を、「ユーザA_10aa」または「参加者A_10aa」のように称する場合がある。
続いて、状態管理部53は、通信端末10aaの稼動状態「オンライン」および通信状態「None」を設定し、端末管理テーブルに、通信端末10aaの端末IDおよび端末名で示されるレコードに、稼動状態および通信状態を関連付けて記憶する。これにより、端末管理テーブルには、通信端末10aaの端末ID「10aa」に、稼動状態「オンライン」および通信状態「None」が関連付けて管理されることになる。
そして、管理システム50の通信部51は、認証部52によって得られた認証の結果が示された認証結果情報を、通信ネットワーク2を介して、認証要求情報を送信してきた開始要求端末(通信端末10aa)へ送信する。そして、通信端末10aaの通信部11は、認証要求情報を受信する。本実施形態では、通信端末10aaを利用するユーザが、認証部52によって正当な利用権限を有すると認証されたものとして、以下続けて説明する。
通信端末10aaにおいて、正当な利用権限を有するユーザであると認証された結果が示された認証結果情報を受信すると、通信部11は、通信ネットワーク2を介して管理システム50へ、宛先リストを要求する旨が示された宛先リスト要求情報を送信する。そして、管理システム50の通信部51は、宛先リスト要求情報を受信する。
次に、管理システム50の抽出部54は、開始要求端末(通信端末10aa)を利用するユーザのユーザID「A_10aa」を検索キーとして、グループ管理テーブル(図9参照)を検索し、ユーザA_10aaが通話することができる、すなわち、ユーザA_10aaと同じグループに属するユーザのユーザIDを抽出する。また、抽出部54は、抽出したユーザIDを検索キーとして、端末管理テーブルを検索し、このユーザIDに対応する端末IDおよび端末名、すなわち宛先端末の候補の端末IDおよび端末名を抽出する。
次に、管理システム50の通信部51は、抽出部54によって抽出された宛先端末の候補のユーザID、端末IDおよび端末名を含む宛先リスト情報を、開始要求端末(通信端末10aa)に送信する。
これにより、開始要求端末(通信端末10aa)では、通信部11が宛先リスト情報を受信し、記憶・読出部17が記憶部18へ宛先リスト情報を記憶する。
また、管理システム50の状態取得部55は、抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末IDを検索キーとして、端末管理テーブルを検索する。そして、状態取得部55は、宛先端末の候補の端末ID毎に、対応する稼動状態および通信状態を読み出すことにより、宛先端末の候補それぞれの稼動状態および通信状態を取得する。
次に、通信部51は、各宛先端末の候補について、ステップS30で使用された検索キーである端末IDと、対応する宛先端末の候補のユーザIDと、稼動状態および通信状態(状態情報)とを、開始要求端末である通信端末10aaへ送信する。そして、通信端末10aaの通信部11は、端末ID、ユーザIDおよび状態情報の各組み合わせを受信する。なお、稼動状態が「オフライン」の場合には、状態情報には、通信状態は含まれない。
次に、開始要求端末(通信端末10aa)の記憶・読出部17は、順次、通信部11により受信された端末ID、ユーザID、稼動状態および通信状態を記憶部18に記憶する。したがって、開始要求端末(通信端末10aa)は、宛先端末の候補の端末状態情報(稼動状態および通信状態)を受信することで、通話することができる宛先端末の候補の現時点における稼動状態および通信状態をそれぞれ取得することができる。
次に、開始要求端末(通信端末10aa)の表示制御部14は、記憶部18に記憶されている宛先リスト情報、および宛先端末の候補の状態情報に基づいて、宛先端末の候補の稼動状態および通信状態を反映させた宛先リストを作成する。そして、表示制御部14は、通信端末10aaのディスプレイ120(またはディスプレイ317)に、所定のタイミングで宛先リストを表示する。表示された宛先リスト(宛先リスト画面1100)の例を、図20に示す。
図21は、実施形態に係る通信システムの会議の開始・参加処理の一例を示すシーケンス図である。図22は、開始要求ダイアログボックスの一例を示す図である。図23は、司会用会議画面の一例を示す図である。図24は、聴講者用会議画面の一例を示す図である。図21〜図24を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1での会議の開始・参加処理について説明する。
まず、通信端末10aaの参加者は、宛先リスト画面1100において、入力装置108(またはタッチパネル318)を介して、会議の開始を要求する宛先となる宛先端末(通信端末10ad)を選択操作し、会議を開始する操作を行う。なお、参加者は、宛先リスト画面1100において、会議の開始を要求する宛先となる宛先端末として、表示されているすべての通信端末10を選択操作して、会議を開始する操作を行ってもよい。
ホスト端末(通信端末10aa)で会議の開始を要求する操作がなされると、開始要求端末の通信部11は、会議の開始の要求を示す会議開始要求と共に、通信端末10aaの参加者のユーザID「A_10aa」、宛先端末の参加者のユーザID「C_10ad」およびホスト端末のIPアドレスを、管理システム50へ送信する。これにより、管理システム50は、通信部51により会議開始要求が受信されると、送信元である開始要求端末のIPアドレス「1.2.1.3」を把握することになる。
そして、管理システム50の状態管理部53は、端末管理テーブル(図8参照)において、会議開始要求と共に受信されたホスト端末の参加者のユーザID「A_10aa」および宛先端末の参加者のユーザID「C_10ad」がそれぞれ含まれるレコードの通信状態のフィールド部分を変更する。具体的には、状態管理部53は、端末管理テーブルのユーザID「A_10aa」を含むレコードの通信状態を「Calling」に変更する。同様に、状態管理部53は、端末管理テーブルのユーザID「C_10ad」を含むレコードの通信状態を「Ringing」に変更する。
そして、管理システム50のセッション制御部56は、ホスト端末によって要求された宛先端末との間の通信を実行するためのセッション(コンテンツデータ用セッションsed)を識別するためのセッションIDを生成して、セッション管理テーブル(図10参照)に登録する。
続いて、セッション制御部56は、セッション管理テーブルにおいて、生成したセッションIDが含まれるレコードのホスト端末の端末IDおよび宛先端末の端末IDのフィールド部分に、それぞれホスト端末(開始要求端末)の端末ID「10aa」、宛先端末の端末ID「10ad」を記憶して管理する。
次に、通信部51は、ホスト端末(通信端末10aa)へ、セッション制御部56により生成されたセッションIDを送信する。そして、通信端末10aaの通信部11は、セッションIDを受信する。
また、通信部51は、会議開始要求と共に、ホスト端末の参加者のユーザID「A_10aa」、セッションID、および管理システム50のIPアドレスを、宛先端末である通信端末10adへ送信する。これにより、宛先端末は、会議開始要求を受信すると共に、管理システム50のIPアドレス「1.1.1.2」を把握することになる。
宛先端末の通信部11が会議開始要求を受信すると、宛先端末の表示制御部14は、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に、図22に示すような会議開始要求を受信したことを示す開始要求ダイアログボックス1200−1を表示させる。図22に示す開始要求ダイアログボックス1200−1は、会議開始要求を受信した旨を示し、ホスト端末との間の通信の開始(セッションの確立)を行って会議への参加を許可するか否かを操作するためのユーザインターフェースである。ユーザは、開始要求ダイアログボックス1200−1を閲覧することにより、会議開始要求を受信したことを確認することができる。開始要求ダイアログボックス1200−1は、会議への参加を許可するための「はい」ボタン1200−2と、会議への参加を許可しないことを選択するための「いいえ」ボタン1200−3と、を含む。
宛先端末の入力装置108(またはタッチパネル318)への操作によって「はい」ボタン1200−2が押下された場合、宛先端末の操作入力受付部12は、ホスト端末との間の通信の開始(セッション確立)を行って会議へ参加する旨の操作を受け付ける。
次に、宛先端末の通信部11は、会議への参加を示す開始応答と共に、宛先端末の参加者のユーザID「C_10ad」、ホスト端末の参加者のユーザID「A_10aa」、およびセッションIDを、管理システム50へ送信する。
管理システム50の通信部51が開始応答を受信すると、状態管理部53は、端末管理テーブル(図8参照)において、開始応答と共に受信されたホスト端末の参加者のユーザID「A_10aa」および宛先端末の参加者のユーザID「C_10ad」がそれぞれ含まれるレコードの通信状態のフィールド部分を変更する。具体的には、状態管理部53は、端末管理テーブルのユーザID「A_10aa」を含むレコードの通信状態を「Accepted」に変更する。同様に、状態管理部53は、端末管理テーブルのユーザID「C_10ad」を含むレコードの通信状態を「Accepted」に変更する。
次に、通信部51は、開始応答と共に、宛先端末の参加者のユーザID「C_10ad」、およびセッションIDを、ホスト端末へ送信する。
ホスト端末は、この開始応答を受信すると、通信部11によってセッションIDを管理システム50に送信することにより、セッションを確立させる。一方、宛先端末は、通信部11によってセッションIDを管理システム50に送信することにより、セッションを確立させる。
そして、管理システム50の参加処理部61は、役割割当管理テーブル(図12参照)を参照して、宛先端末である通信端末10adのユーザ(参加者)のユーザID「C_10ad」に対応する役割(ここでは「発表者」)を取得して確認する。
参加処理部61は、宛先端末である通信端末10adのユーザのユーザID「C_10ad」と、取得した役割「発表者」とを関連付けて、参加者管理テーブル(図13参照)に登録する。このように、参加者管理テーブルにユーザIDと役割とが関連付けられて登録されることによって、実際に会議に参加したユーザとして管理されることになる。
さらに、参加処理部61は、役割管理テーブル(図11参照)を参照し、会議に参加したユーザC_10adの役割に対応する権限の情報を読み出す。すなわち、参加処理部61は、役割管理テーブルを参照し、ユーザC_10adの役割である「発表者」に対応する権限の情報を読み出す。具体的には、当該「発表者」に対応する権限は、ユーザ自身の音声を他の通信端末10へ送信できること、ユーザ自身の映像を他の通信端末10へ送信できること、チャットを送受信できること、ファイルを送受信できること、ビデオ会議の映像を録画できないこと、参加者の情報を取得できること、および、ビデオ会議から退室できないこと、という内容の権限である。
そして、参加処理部61は、会議に参加したユーザC_10adの役割と、ステップS57で読み出した権限の情報とを含む役割権限情報を、通信部51を介して通信端末10adへ送信する。そして、通信端末10adの通信部11は、役割権限情報を受信する。
通信端末10adの表示制御部14は、通信部11により受信された役割権限情報を用いて、役割「発表者」に応じた会議画面を作成して、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に表示させる。ここで、会議画面とは、会議中に参加者が用いる画面であり、当該参加者の役割に応じて必要な機能を備える画面である。
ステップS53、S54によって開始要求端末と宛先端末との間にセッションが確立されると、管理システム50を介して互いに映像データおよび音声データが送受信され、ホスト端末および各宛先端末を含むグループ全体で、ビデオ会議が可能となる。ただし、ビデオ会議であるパネルディスカッションに参加している参加者のうち、役割が聴講者に割り振られている参加者が利用する通信端末10は、会議での議論には直接参加しないため、当該参加者の映像データおよび音声データは、他の通信端末10へ送信しない。すなわち、役割が登壇者(発表者および司会)に割り振られている参加者の映像データおよび音声データのみが、ビデオ会議全体で共有されることになる。
図25は、実施形態に係る通信システムの役割変更要求処理の一例を示すシーケンス図である。図26は、役割変更画面の一例を示す図である。図25および図26を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1において、パネルディスカッションの開催中に参加者の役割の変更を要求する役割変更要求処理について説明する。なお、パネルディスカッションに参加している通信端末10aaのユーザである参加者A_10aaの役割は「司会」であるものとし、通信端末10bbのユーザである参加者F_10bbの役割は「発表可能者」であるものとする。
パネルディスカッションにおいては、開催中に司会および発表者のような登壇者以外の聴講者の中から急遽、議論に参加してもらいたい場合が想定される。図25では、役割が「司会」である参加者A_10aaが、役割が「発表可能者」である参加者F_10bbに、発表者として登壇してもらいたいと考えたものとする。この場合、参加者A_10aaは、図23に示した司会用会議画面1300Sにおいて、入力装置108(またはタッチパネル318)を介して、参加者リストボタン1300S−15を押下操作する。
参加者A_10aaにより参加者リストボタン1300S−15が押下操作されると、通信端末10aaの役割変更制御部21は、役割の変更の開始を要求する役割変更開始指令を、通信部11を介して管理システム50へ送信する。そして、管理システム50の通信部51は、役割変更開始指令を受信する。なお、役割変更開始指令は、本発明の「変更要求」に相当する。「変更要求」は、会議の参加者の役割を変更することを要求する指令である。
管理システム50の役割変更部60は、通信部51により役割変更開始指令が受信されると、参加者管理テーブル(図13参照)を参照し、現在パネルディスカッションに参加しているすべての参加者のユーザIDおよび役割(現在の役割)を読み出す。ここでは、図13の参加者管理テーブルに示す通り、現在パネルディスカッションに参加している各参加者のユーザIDは、それぞれ「A_10aa」、「B_10ac」、「C_10ad」、「D_10ae」、「E_10ba」、「F_10bb」および「G_10cb」であり、対応する役割は、それぞれ「司会」、「司会」、「発表者」、「発表者」、「発表者」、「発表可能者」および「聴講者」であるものとする。
また、役割変更部60は、役割管理テーブル(図11参照)で規定されているすべての役割を読み出す。
また、役割変更部60は、役割関係管理テーブル(図14参照)を参照し、各役割の参加者がどの役割を変更できるのかを示す役割関係情報を読み出す。
また、役割変更部60は、役割変更先管理テーブル(図15参照)を参照し、各役割がどの役割に変更できるのかを示す役割変更先情報を読み出す。
そして、役割変更部60は、役割変更開始指令の送信元である通信端末10aaに対して、参加者の役割を変更するための図26に示す役割変更画面1500を作成させるための役割変更画面作成指令と、読み出した参加者のユーザID、役割(現在の役割)(第1役割)、役割関係情報および役割変更先情報(第2役割を含む)とを、通信部51を介して通信端末10aaへ送信する。そして、通信端末10aaの通信部11は、役割変更画面作成指令と、参加者のユーザID、役割(現在の役割)、役割関係情報および役割変更先情報とを受信する。
通信端末10aaの表示制御部14は、通信部11により受信された役割変更画面作成指令に従って、参加者のユーザID、役割(現在の役割)、役割関係情報および役割変更先情報に基づいて、図26(a)に示すような役割変更画面1500を作成して、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に表示させる。なお、役役割変更画面1500は、本発明の「変更画面」の一例である。「変更画面」は、会議に参加している参加者の役割を変更するための画面である。
図27は、実施形態に係る通信システムの役割変更実行処理の一例を示すシーケンス図である。図28は、役割の変更の要求を受けた場合の画面動作を説明する図である。図29は、新たな登壇者映像が追加された司会用会議画面の一例を示す図である。図27〜図29を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1において、パネルディスカッションの開催中に参加者の役割の変更を実行する役割変更実行処理について説明する。なお、パネルディスカッションに参加している通信端末10aaのユーザである参加者A_10aaの役割は「司会」であるものとし、通信端末10bbのユーザである参加者F_10bbの役割は「発表可能者」であるものとする。
参加者A_10aaは、上述の図26に示した役割変更画面1500において、入力装置108(またはタッチパネル318)を介して、参加している参加者の役割について、変更先となる役割を設定し、確定ボタン1500−4を押下操作する。具体的には、参加者A_10aaは、役割変更画面1500において、参加者F_10bbの役割「発表可能者」を、「発表者」に変更する設定を行い、確定ボタン1500−4を押下操作する。
すると、通信端末10aaの役割変更制御部21は、役割の変更の実行を要求する役割変更実行指令、役割を変更する参加者のユーザID(ここでは「F_10bb」)、および、変更先となる役割(ここでは「発表者」)を、通信部11を介して管理システム50へ送信する。そして、管理システム50の通信部51は、役割変更実行指令、ユーザID、および変更先となる役割を受信する。なお、役割変更実行指令は、本発明の「実行要求」の一例である。「実行要求」は、参加者の役割変更を実行することを要求する指令である。
管理システム50の役割変更部60は、役割変更実行指令に従って、役割管理テーブル(図11参照)を参照し、通信部51により受信された変更先となる役割(ここでは「発表者」)に対応する権限の情報を読み出す。
そして、役割変更部60は、読み出した変更先となる役割と、対応する権限の情報とを含む役割権限情報を、通信部51を介して通信端末10bbへ送信する。この役割権限情報の送信が、変更先の役割への役割変更実行指令を受けた旨の管理システム50から通知となる。そして、通信端末10bbの通信部11は、当該役割権限情報を受信する。
通信端末10bbの通信部11により役割権限情報が受信されると、通信端末10bbの表示制御部14は、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に、図28(a)に示すような役割変更確認ダイアログボックス1600(確認画面の一例)を表示させる。図28(a)に示す役割変更確認ダイアログボックス1600は、役割の変更の要求を受けたことを通知するダイアログボックスであり、役割権限情報に含まれる権限の内容、すなわち役割を変更することによって付与される権限の内容(ここでは、参加者自身の音声を他の通信端末10へ送信できること、参加者の映像を他の通信端末10へ送信できること、およびファイルを送受信できること(ファイルを共有できること))を表示する。参加者(ここでは参加者F_10bb)は、役割変更確認ダイアログボックス1600を見ることにより、参加しているパネルディスカッションの特定の登壇者から、議論への参加を要求されたことを確認でき、さらに、参加した場合に付与される権限の内容を確認することもできる。役割変更確認ダイアログボックス1600は、役割の変更を承認するための承認ボタン1600−1と、役割の変更を拒否するためのキャンセルボタン1600−2と、を有する。すなわち、役割変更確認ダイアログボックス1600は、変更先の役割への変更を承認するか否かを確認するための画面(ダイアログボックス)として機能する。
通信端末10bbの入力装置108(またはタッチパネル318)への操作によって承認ボタン1600−1が押下された場合、通信端末10bbの役割変更制御部21は、役割の変更を承認する旨を示す承認応答を、通信部11を介して管理システム50へ送信する。そして、管理システム50の通信部51は、承認応答を受信する。
管理システム50の役割変更部60は、通信部51により承認応答が受信されると、参加者管理テーブル(図13参照)において、役割を変更する参加者のユーザID(ここでは「F_10bb」)に対応する一時変更先に、変更先となる役割(ここでは「発表者」)を登録する。これによって、参加者F_10bbの役割は、「発表可能者」から「発表者」へ変更されたものとして扱われる。
そして、役割変更部60は、変更先となる役割(ここでは「発表者」)に応じた会議画面への変更を要求する会議画面変更指令を、通信部51を介して通信端末10bbへ送信する。
通信端末10bbの表示制御部14は、通信部11により会議画面変更指令が受信されると、ステップS94で受信された役割権限情報に含まれる変更先となる役割(ここでは「発表者」)に応じた会議画面に変更して、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に表示させる。具体的には、表示制御部14は、変更先となる役割「発表者」に応じた会議画面として、図28(b)に示す発表者用会議画面1300Saに変更し、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に表示させる。
図30は、実施形態に係る通信システムの役割戻し処理の一例を示すシーケンス図である。図30を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1において、パネルディスカッションの開催中に役割が変更された参加者の役割を戻す役割戻し処理について説明する。なお、パネルディスカッションに参加している通信端末10aaのユーザである参加者A_10aaの役割は「司会」であるものとする。また、通信端末10bbのユーザである参加者F_10bbの元の役割は「発表可能者」であり、現在の役割は「発表者」であるものとする。
参加者A_10aaは、上述の図26に示した役割変更画面1500において、入力装置108(またはタッチパネル318)を介して、戻すボタン1500−5を押下操作する。
すると、通信端末10aaの役割変更制御部21は、変更した役割を元の役割に戻すことを要求する役割戻し実行指令を、通信部11を介して管理システム50へ送信する。そして、管理システム50の通信部51は、役割戻し実行指令を受信する。
管理システム50の役割変更部60は、通信部51により受信された役割戻し実行指令に従って、参加者管理テーブル(図13参照)を参照し、一時変更先に役割が登録されているレコードのユーザIDおよび役割(すなわち元の役割)を読み出す。ここでは、役割変更部60は、一時変更先に「発表者」が登録された参加者F_10aaに対応するレコードのユーザID「F_10aa」および役割(元の役割)「発表可能者」を読み出す。
役割変更部60は、役割管理テーブル(図11参照)を参照し、ステップS113で読み出した役割(元の役割)に対応する権限の情報を読み出す。ここでは、役割変更部60は、役割「発表可能者」に対応する権限の情報を読み出す。
さらに、役割変更部60は、参加者管理テーブルにおいて、読み出した役割のレコードの一時変更先を削除する。ここでは、役割変更部60は、読み出した役割「発表可能者」のレコード(参加者F_10aaのレコード)の一時変更先「発表者」を削除する。
そして、役割変更部60は、参加者管理テーブルから読み出した役割(元の役割)と、役割管理テーブルから読み出した権限の情報とを含む役割権限情報(元の役割権限情報)を、通信部51を介して通信端末10bbへ送信する。そして、通信端末10bbの通信部11は、元の役割権限情報を受信する。
通信端末10bbの表示制御部14は、通信部11により受信された元の役割権限情報に含まれる役割(元の役割)に応じた会議画面に変更して、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に表示させる。ここでは、表示制御部14は、参加者F_10bbの元の役割「発表可能者」に応じた会議画面に変更し、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に表示させる。具体的には、役割「発表可能者」は、役割「聴講者」と比較して、ビデオ会議から退室できる権限を有さないため、表示制御部14は、上述の図24に示した聴講者用会議画面1300Aのうち退室ボタン1300A−16を含まない発表可能者用の会議画面に変更する。
図31は、実施形態に係る通信システムの役割追加・編集処理の一例を示すシーケンス図である。図32は、役割追加画面の一例を示す図である。図31および図32を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1において新たに役割を追加、または役割の権限を編集する役割追加・編集処理について説明する。
まず、ホスト端末である通信端末10のユーザは、入力装置108(またはタッチパネル318)を介して、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に、後述する役割追加画面1700を表示させるための操作を行う。
すると、通信端末10の役割追加制御部22は、役割の追加・編集を指令するための役割追加指令を、通信部11を介して管理システム50へ送信する。そして、管理システム50の通信部51は、役割追加指令を受信する。
管理システム50の役割追加部62は、通信部51により受信された役割追加指令に従い、記憶・読出部57を介して役割管理テーブル(図11参照)で規定されているすべての役割および権限の情報を読み出す。
そして、役割追加部62は、役割管理テーブルから読み出した役割と、権限の情報とを含む役割権限情報を、通信部51を介して通信端末10へ送信する。そして、通信端末10の通信部11は、役割権限情報を受信する。
通信端末10の表示制御部14は、通信部11により受信された役割権限情報に含まれる役割および権限の情報を用いて、図32に示す役割追加画面1700を作成し、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に表示させる。
そして、通信端末10のユーザは、役割追加画面1700において新たな役割および権限の内容を追加、または既に設定されている役割の権限の内容に対する編集のうち少なくともいずれかを行い、確定ボタン1700−4を押下する。すると、通信端末10の役割追加制御部22は、追加または編集のうち少なくともいずれかが行われた役割と権限の内容とを含む役割権限情報を、通信部11を介して管理システム50へ送信する。当該役割権限情報は、新たな役割、および当該役割に付与する権限の内容の登録要求としての機能も担う。そして、管理システム50の通信部51は、役割権限情報を受信する。
管理システム50の役割追加部62は、通信部51により受信された役割権限情報に、新たに追加された役割および権限の内容が含まれる場合、役割管理テーブル(図11参照)に当該役割および権限の内容を登録する。また、役割追加部62は、役割権限情報に、編集された役割の権限の内容が含まれる場合、役割管理テーブル(図11参照)に当該役割の権限の内容を更新する。
図33は、実施形態に係る通信システムの役割関係変更処理の一例を示すシーケンス図である。図34は、役割関係編集画面の一例を示す図である。図33および図34を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1において、各役割の参加者がどの役割を変更できるのかを変更(編集)する役割関係変更処理について説明する。
まず、ホスト端末である通信端末10のユーザは、入力装置108(またはタッチパネル318)を介して、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に、後述する役割関係編集画面1800を表示させるための操作を行う。
すると、通信端末10の役割関係変更制御部23は、各役割の参加者がどの役割を変更できるのかを変更(編集)するための役割関係編集指令を、通信部11を介して管理システム50へ送信する。そして、管理システム50の通信部51は、役割関係編集指令を受信する。
管理システム50の役割関係変更部63は、通信部51により受信された役割関係編集指令に従い、記憶・読出部57を介して役割関係管理テーブル(図14参照)で規定されている各役割の参加者がどの役割を変更できるのかについての役割関係情報を読み出す。
そして、役割関係変更部63は、役割関係管理テーブルから読み出した役割関係情報を、通信部51を介して通信端末10へ送信する。そして、通信端末10の通信部11は、役割関係情報を受信する。
通信端末10の表示制御部14は、通信部11により受信された役割関係情報を用いて、図34に示す役割関係編集画面1800(第1編集画面の一例)を作成し、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に表示させる。
そして、通信端末10のユーザが役割関係編集画面1800において役割関係情報の編集を行い、確定ボタン1800−2を押下すると、通信端末10の役割関係変更制御部23は、編集された役割関係情報を、通信部11を介して管理システム50へ送信する。編集された役割関係情報は、各役割の参加者がどの役割を変更できるのかについての内容の登録要求としての機能も有する。そして、管理システム50の通信部51は、編集された役割関係情報を受信する。
管理システム50の役割関係変更部63は、通信部51により受信された編集された役割関係情報を、役割関係管理テーブル(図14参照)に対して書込み(更新)を行う。
図35は、実施形態に係る通信システムの役割変更先変更処理の一例を示すシーケンス図である。図36は、役割変更先編集画面の一例を示す図である。図35および図36を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1において、各役割がどの役割に変更できるのかを変更(編集)する役割変更先変更処理について説明する。
まず、ホスト端末である通信端末10のユーザは、入力装置108(またはタッチパネル318)を介して、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に、後述する役割変更先編集画面1900を表示させるための操作を行う。
すると、通信端末10の役割変更先変更制御部24は、各役割がどの役割に変更できるのかを変更(編集)するための役割変更先編集指令を、通信部11を介して管理システム50へ送信する。そして、管理システム50の通信部51は、役割変更先編集指令を受信する。
管理システム50の役割変更先変更部64は、通信部51により受信された役割変更先編集指令に従い、記憶・読出部57を介して役割変更先管理テーブル(図15参照)で規定されている各役割がどの役割に変更できるのかについての役割変更先情報を読み出す。
そして、役割変更先変更部64は、役割変更先管理テーブルから読み出した役割変更先情報を、通信部51を介して通信端末10へ送信する。そして、通信端末10の通信部11は、役割変更先情報を受信する。
通信端末10の表示制御部14は、通信部11により受信された役割変更先情報を用いて、図36に示す役割変更先編集画面1900(第2編集画面の一例)を作成し、ディスプレイ120(またはディスプレイ317)に表示させる。
そして、通信端末10のユーザが役割変更先編集画面1900において役割変更先情報の編集を行い、確定ボタン1900−2を押下すると、通信端末10の役割変更先変更制御部24は、編集された役割変更先情報を、通信部11を介して管理システム50へ送信する。編集された役割変更先情報は、各役割がどの役割に変更できるのかについての内容の登録要求としての機能も有する。そして、管理システム50の通信部51は、編集された役割変更先情報を受信する。
管理システム50の役割変更先変更部64は、通信部51により受信された編集された役割変更先情報を、役割変更先管理テーブル(図15参照)に対して書込み(更新)を行う。
図37は、実施形態に係る通信端末のWebアプリを利用する場合のソフトウェア構成の一例を示す図である。図37を参照しながら、通信端末10のソフトウェア構成の別形態について説明する。
2 通信ネットワーク
2a〜2d LAN
2ab、2cd 専用線
2e、2f 基地局
2i インターネット
10、10aa、10ab、10ad、10ba、10bb、10ca、10cb、10da、10db、10ea、10eb 通信端末
11 通信部
12 操作入力受付部
13 撮像部
14 表示制御部
15 音声入力部
16 音声出力部
17 記憶・読出部
18 記憶部
19 認証要求部
20 役割割当制御部
21 役割変更制御部
22 役割追加制御部
23 役割関係変更制御部
24 役割変更先変更制御部
50 管理システム
51 通信部
52 認証部
53 状態管理部
54 抽出部
55 状態取得部
56 セッション制御部
57 記憶・読出部
58 記憶部
59 役割割当部
60 役割変更部
61 参加処理部
62 役割追加部
63 役割関係変更部
64 役割変更先変更部
70、70a〜70d、70ab、70cd ルータ
90 プログラム提供システム
101 CPU
102 ROM
103 RAM
105 補助記憶装置
106 メディア
107 メディアドライブ
108 入力装置
110 バスライン
111 ネットワークI/F
112 カメラ
112c ケーブル
113 撮像素子I/F
114 マイク
114c ケーブル
115 スピーカ
115c ケーブル
116 音声入出力I/F
119 ディスプレイI/F
120、120aa、120bb、120ca、120db ディスプレイ
120c ケーブル
201 CPU
202 ROM
203 RAM
205 補助記憶装置
206 記録メディア
207 メディアドライブ
208 ディスプレイ
209 ネットワークI/F
210 バスライン
211 キーボード
212 マウス
213 DVD
214 DVDドライブ
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 EEPROM
306 メディア
307 メディアI/F
308 GPS受信部
310 バスライン
311 遠距離通信回路
311a アンテナ
312 CMOS
313 撮像素子I/F
314 マイク
315 スピーカ
316 音入出力I/F
317 ディスプレイ
318 タッチパネル
1010 作業領域
1020 OS
1040 ブラウザ
1100 宛先リスト画面
1100−1 ユーザID表示領域
1100−2 端末ID表示領域
1100−3 端末名表示領域
1100−4a オフラインアイコン
1100−4b 通話可能アイコン
1100−4c 通話中アイコン
1200−1 開始要求ダイアログボックス
1200−2 「はい」ボタン
1200−3 「いいえ」ボタン
1300A 聴講者用会議画面
1300A−1 登壇者映像
1300A−13 共有ファイル一覧ボタン
1300A−16 退室ボタン
1300S 司会用会議画面
1300Sa 発表者用会議画面
1300S−1 登壇者映像
1300S−2 自映像
1300S−3 追加登壇者映像
1300S−11 映像切替スイッチ
1300S−12 音声切替スイッチ
1300S−13 ファイル共有ボタン
1300S−14 録画ボタン
1300S−15 参加者リストボタン
1400 役割割当画面
1400−1a〜1400−1g 役割選択部
1400−2 確定ボタン
1400−3 役割一覧表示領域
1500 役割変更画面
1500−1a〜1500−1e 役割表示部
1500−2 変更可能役割表示部
1500−2a 変更先役割表示ボタン
1500−2b 変更先役割プルダウン
1500−3 その他参加者表示部
1500−3a その他参加者表示ボタン
1500−4 確定ボタン
1500−5 戻すボタン
1600 役割変更確認ダイアログボックス
1600−1 承認ボタン
1600−2 キャンセルボタン
1700 役割追加画面
1700−1 役割権限表示領域
1700−2 新規役割追加領域
1700−2a 選択プルダウン
1700−3 役割追加ボタン
1700−4 確定ボタン
1700−5 役割削除ボタン
1800 役割関係編集画面
1800−1 役割関係表示領域
1800−1a 選択プルダウン
1800−2 確定ボタン
1900 役割変更先編集画面
1900−1 役割変更先表示領域
1900−1a 選択プルダウン
1900−2 確定ボタン
5001 ユーザ管理DB
5002 端末管理DB
5003 グループ管理DB
5004 セッション管理DB
5005 役割管理DB
5006 役割割当管理DB
5007 参加者管理DB
5008 役割関係管理DB
5009 役割変更先管理DB
A 通信アプリ
WA プログラム
Claims (10)
- 他の通信端末と、ネットワークを介して音声および映像を送受信することによりビデオ会議による通話が可能な通信端末であるコンピュータに、
前記ビデオ会議の開催中に、参加者の役割の変更要求を、該ビデオ会議を制御する管理システムへ送信する第1要求部と、
前記ビデオ会議の参加者の役割である第1役割と、変更先として変更可能な役割である第2役割とを、前記管理システムから受信する第1受信部と、
前記第1役割に対応させて前記第2役割を表示する変更画面を表示装置に表示させる表示制御部と、
前記変更画面において、前記参加者の役割について、前記第1役割から入力部により選択された前記第2役割への変更の実行要求を前記管理システムへ送信する第1実行部と、
して機能させるためのプログラム。 - 前記表示制御部は、前記管理システムによって前記実行要求に応じて前記参加者の役割が前記第2役割へ変更された場合、該第2役割に応じた会議画面を前記表示装置に表示させる請求項1に記載のプログラム。
- 前記表示制御部は、他の通信端末で選択された前記第2役割への変更の実行要求を受けた旨を前記管理システムから通知された場合、該第2役割への変更を承認するか否かを確認する確認画面を、前記表示装置に表示させる請求項1または2に記載のプログラム。
- 前記ビデオ会議の開始前に、参加者の役割の割当要求を前記管理システムへ送信する第2要求部と、
前記管理システムから、前記ビデオ会議の参加者の識別情報と、該参加者に対して割り当て可能なすべての役割の情報とを受信する第2受信部と、
して、さらに機能させ、
前記表示制御部は、前記識別情報に対応付けて役割を選択可能に表示する割当画面を前記表示装置に表示させ、
前記割当画面において、前記参加者の役割として、前記入力部により選択された役割を割り当てる実行要求を前記管理システムへ送信する第2実行部として、さらに機能させるための請求項1〜3のいずれか一項に記載のプログラム。 - 前記表示制御部は、新たに追加する役割の入力、および該役割に対応する1以上の権限について付与するか否かを選択入力が可能な役割追加画面を、前記表示装置に表示させ、
前記役割追加画面において、前記入力部を介して入力された新たな役割、および該役割に付与する権限の内容の登録要求を、前記管理システムへ送信する第3要求部として、さらに機能させるための請求項1〜4のいずれか一項に記載のプログラム。 - 前記表示制御部は、各役割の参加者がどの役割を変更できるのかを選択可能に表示する第1編集画面を前記表示装置に表示させ、
前記第1編集画面において、前記入力部を介して入力された、各役割の参加者がどの役割を変更できるのかについての内容の登録要求を、前記管理システムへ送信する第4要求部として、さらに機能させるための請求項1〜5のいずれか一項に記載のプログラム。 - 前記表示制御部は、各役割がどの役割に変更できるのかを選択可能に表示する第2編集画面を前記表示装置に表示させ、
前記第2編集画面において、前記入力部を介して入力された、各役割がどの役割に変更できるのかについての内容の登録要求を、前記管理システムへ送信する第5要求部として、さらに機能させるための請求項1〜6のいずれか一項に記載のプログラム。 - 他の通信端末と、ネットワークを介して音声および映像を送受信することによりビデオ会議による通話が可能な通信端末の通信方法であって、
前記ビデオ会議の開催中に、参加者の役割の変更要求を、該ビデオ会議を制御する管理システムへ送信する要求ステップと、
前記ビデオ会議の参加者の役割である第1役割と、変更先として変更可能な役割である第2役割とを、前記管理システムから受信する受信ステップと、
前記第1役割に対応させて前記第2役割を表示する変更画面を表示装置に表示させる表示制御ステップと、
前記変更画面において、前記参加者の役割について、前記第1役割から入力部により選択された前記第2役割への変更の実行要求を前記管理システムへ送信する実行ステップと、
を有する通信方法。 - 他の通信端末と、ネットワークを介して音声および映像を送受信することによりビデオ会議による通話が可能な通信端末であって、
前記ビデオ会議の開催中に、参加者の役割の変更要求を、該ビデオ会議を制御する管理システムへ送信する要求部と、
前記ビデオ会議の参加者の役割である第1役割と、変更先として変更可能な役割である第2役割とを、前記管理システムから受信する受信部と、
前記第1役割に対応させて前記第2役割を表示する変更画面を表示装置に表示させる表示制御部と、
前記変更画面において、前記参加者の役割について、前記第1役割から入力部により選択された前記第2役割への変更の実行要求を前記管理システムへ送信する実行部と、
を備えた通信端末。 - 他の通信端末と、ネットワークを介して音声および映像を送受信することによりビデオ会議による通話が可能な通信端末と、前記ビデオ会議を制御する管理システムと、を有するである通信システムであって、
前記通信端末は、
前記ビデオ会議の開催中に、参加者の役割の変更要求を、該ビデオ会議を制御する管理システムへ送信する要求部と、
前記ビデオ会議の参加者の役割である第1役割と、変更先として変更可能な役割である第2役割とを、前記管理システムから受信する受信部と、
前記第1役割に対応させて前記第2役割を表示する変更画面を表示装置に表示させる表示制御部と、
前記変更画面において、前記参加者の役割について、前記第1役割から、入力部により選択された前記第2役割への変更の実行要求を前記管理システムへ送信する実行部と、
を備え、
前記管理システムは、
前記変更要求に応じて、前記第1役割と、前記第2役割とを、前記通信端末へ送信する応答部と、
前記実行要求に応じて、前記参加者の役割を前記第1役割から、前記入力部により選択された前記第2役割に変更する変更部と、
を備えた通信システム。
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