JP2017174388A - 情報処理装置とそのプログラム及び会議支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】各会議参加者の情報端末からリソースへのアクセス状態の制御を自動化する。【解決手段】ネットワーク環境下で、各会議参加者の情報端末200からリソースへのアクセスを制御し、会議の進行を管理する情報処理サーバ100が、会議参加者ごとの役割、会議の進行順序、会議の段階ごとに各役割に対してアクセス可能なリソースの各情報を記憶手段105に記憶保持する。各情報端末200を使用する会議参加者の役割を役割判定手段102が判定し、記憶保持された会議の進行順序の情報に基づいて、進行状態判定手段103が会議の進行状態を判定する。その判定された役割及び進行状態と、記憶保持された会議の進行順序の各段階ごとに各役割に対してアクセス可能なリソースの情報とから、アクセス制御手段104が、情報端末200を使用する会議参加者の役割に応じて、その情報端末200からリソースへのアクセスの可否を制御する。【選択図】 図5

Description

この発明は、情報処理装置とそのプログラム及び会議支援システムに関する。
ネットワーク環境下で会議を実施し、会議参加者が操作する個々の情報端末(デバイス)と、会議で利用するリソース(サーバに蓄積されたファイルやプロジェクタなどの機器)のアクセスを制御して、会議進行をサポートするシステムが既に知られている。
例えば、特許文献1には、電子会議システムにおいて、会議制御サーバの負荷を軽減するために、会議参加者の権限が異なる複数の役割と、その役割ごとに利用できる機能を定義した表を保持し、会議参加者の役割に応じた機能を提供することが開示されている。
しかし、このような従来の会議システムでは、進行順序が決まっている会議において、利用者の負担が大きいという問題があった。例えば、複数の議題があり、議題によって説明資料や説明者が異なる会議の場合、説明者の情報端末から説明に使用するプロジェクタ等の機器や説明資料へのアクセス状態を、主催者又は説明者が手動で操作して変更する必要があった。そのため、議題が変わる度に主催者又は説明者が操作することになり、非常に手間がかかった。また、予め進行順序が決まっている研修や試験のような場合に会議システムを利用しようとしても、同じ理由で操作が煩雑であり、有効に利用できないという問題があった。
この発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、会議参加者がそれぞれ使用する情報端末から会議中に利用するリソースへのアクセス状態の制御を自動化して、システム利用者の負担を軽減することを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、ネットワーク環境下で、会議参加者がそれぞれ使用する情報端末から会議で利用するリソースへのアクセスを制御して、会議の進行を管理する情報処理装置において、上記情報端末のいずれかによって予め設定される、会議参加者ごとの役割と、会議の進行順序と、該会議の進行順序の段階ごとに各役割に対してアクセス可能なリソースの各情報を記憶保持する記憶手段と、該情報端末を使用する会議参加者の役割を判定する役割判定手段と、上記記憶手段に記憶保持された会議の進行順序の情報に基づいて会議の進行状態を判定する進行状態判定手段と、上記役割判定手段によって判定された役割と、上記進行状態判定手段によって判定された進行状態と、上記記憶手段に記憶保持された会議の進行順序の段階ごとに上記各役割に対してアクセス可能なリソースの情報とから、上記情報端末を使用する会議参加者の役割に応じて、該情報端末から上記リソースへのアクセスの可否を制御するアクセス制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明による情報処理装置は、会議支援システムにおいて、会議参加者がそれぞれ使用する情報端末から会議中に利用するリソースへのアクセス状態の制御を自動化して、システム利用者の負担を軽減することができる。
この発明による情報処理装置を用いた会議支援システムの一実施形態のハードウェア構成を示すシステム概略図である。 図1における情報処理サーバ100及び情報端末200に共通のハードウェア構成例を示すブロック図である。 情報処理サーバ100の機能構成例を示すブロック図である。 情報端末200の機能構成例を示すブロック図である。 この発明による会議支援システムの一実施形態の機能構成例を示すブロック図である。 会議主催者が情報端末200を使用して情報処理サーバ100に対して会議設定を行う手順を示すフローチャートである。 会議主催者が使用する情報端末200に表示される開催種別選択画面の例を示すイメージ図である。 同じく役割設定画面の例を示すイメージ図である。 同じくリソース設定画面の例を示すイメージ図である。 同じく進行順序設定画面の例を示すイメージ図である。 図10の画面で「開始説明」の編集が選択された場合に表示されるリソースアクセス可否設定画面の例を示すイメージ図である。 図10の画面で「議題1説明」の編集が選択された場合に表示されるリソースアクセス可否設定画面の例を示すイメージ図である。 会議参加者の役割割り振り設定画面の例を示すイメージ図である。 会議主催者が使用する情報端末200に表示される会議進行操作画面の1番目の「開始説明」の例を示すイメージ図である。 情報処理サーバ100による進行状態に応じたリソースアクセス制御の処理を示すフローチャートである。 アクセスポイントを介したリソースアクセスについて説明する図である。 主催者の情報端末200に表示されるグループワークのリソースアクセス可否設定画面の例を示すイメージ図である。 アクセスポイントを介してアクセス設定する例を示すシーケンス図である。 研修における講義中におけるリソースアクセスの状態の例を示す説明図である。 グループワークに移り、アクセスポイントに設定された各グループの代表者のみが自分のグループの資料にアクセスできる状態の例を示す説明図である。 各グループのメンバが自分の情報端末からアクセスポイントである代表者の情報端末に接続した後のリソースアクセスの状態の例を示す説明図である。 メンバの情報端末がアクセスポイントの情報端末を検知した際に、メンバの情報端末に表示する確認画面の例を示すイメージ図である。 アクセスポイントの情報端末がメンバの情報端末からアクセス要求を受けた際に、アクセスポイントの情報端末に表示する確認画面の例を示すイメージ図である。 主催者が応答対象から応答を受ける場合の説明図である。 議題説明における応答対象を設定可能なリソースアクセス可否設定画面の例を示すイメージ図である。 議題採決における応答対象を設定したリソースアクセス可否設定画面の例を示すイメージ図である。 応答対象の役割を持つ参加者の情報端末に表示される応答画面の例を示すイメージ図である。 情報処理サーバ100による進行状態に応じたリソースアクセスと応答対象の制御に関する処理のフローチャートである。 主催者の情報端末に表示される時間指定の進行状態設定画面の例を示すイメージ図である。 試験説明時のリソースアクセス状態を示す説明図である。 数学試験解答時のリソースアクセス状態を示す説明図である。 休憩時のリソースアクセス状態を示す説明図である。 英語試験解答時のリソースアクセス状態を示す説明図である。 模範解答解説時のリソースアクセス状態を示す説明図である。 アクセス権限が付与されているリソースへのアクセスが発生した際のリソースアクセス制御の例を示すシーケンス図である。 アクセス権限が付与されていないリソースへのアクセスが発生した際のリソースアクセス制御の例を示すシーケンス図である。 図36における情報端末200の表示画面の例を示す図である。 アクセス権限が付与されていないリソースへのアクセスが発生した際のリソースアクセス制御の他の例を示すシーケンス図である。 図38における情報端末200Aに表示するリソース選択画面の例を示す図である。 図38における情報端末200Bに表示するリソース選択画面の例を示す図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
この発明は、ネットワーク環境下で会議を実施し、会議参加者が使用する個々の情報端末と、会議で利用するリソースのアクセスを制御して、会議の進行を管理する情報処理装置、およびその情報処理装置を使用した会議支援システムに関する。
そして、その情報処理装置が会議管理装置の機能を有し、各会議参加者の役割と会議の進行状態を判断し、その各役割と進行状態に応じて各会議参加者が使用する情報端末からリソースへのアクセスを自動的に制御する。
ここで、「会議で利用するリソース」とは、会議管理装置の機能を有する情報処理装置に蓄積された会議資料等の情報ファイルや、プロジェクタや電子黒板等の情報機器とを含む。
また、この明細書中でいう「会議」とは、議事を行う狭義の会議だけでなく、研修会、講習会、座談会、プレゼンテーション、各種試験などを含み、複数の参加者が利用可能なリソースを使用して、情報の提示や説明、閲覧又は交換等を行う会合を総称する。
〔会議支援システムのハードウェア構成例〕
図1は、この発明による情報処理装置を用いた会議支援システムの一実施形態のハードウェア構成を示すシステム概略図である。
この会議支援システムは、情報処理サーバ100と、それと会議用ネットワーク700によって接続されている仲介装置300、及びプロジェクタ400と電子黒板500等の情報機器によって構成されている。会議用ネットワーク700には、これらの他に、プリンタやスキャナあるいはその両方の機能を有するデジタル複合機(MFP)等、会議で利用するリソースとして必要な各種の情報機器(OA機器でもある)を接続することが可能である。
情報処理サーバ100と仲介装置300及び各情報機器は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)による会議用ネットワーク700を介して互いに通信可能であり、情報の受け渡しや連携処理をすることができる。
仲介装置300は近距離無線通信機能を持ち、会議参加者がそれぞれ使用する情報端末200と通信を行う。その近距離無線通信には、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(Wireless Fidelity)等のインタフェースを用いる。
したがって、この仲介装置300から近距離無線通信できる範囲内に存在する情報端末200が、会議用ネットワーク700上の情報機器のサービスを利用できる。そのため、この仲介装置300から近距離無線通信できる範囲を、この会議支援システムが設置される室内とするのが望ましい。
この仲介装置300はまた、破線で示す外部ネットワーク800とも接続可能であり、ネットワーク接続制御装置の機能も有する。その外部ネットワーク800は、外部インターネット900に接続され、プリントサーバ810とデジタル複合機(MFP)820等の入出力機器、さらに図示していないパーソナルコンピュータ等の情報処理装置等も接続可能である。
各情報端末200は、スマートフォンやタブレット端末のようなスマートデバイス(多機能端末)が適している。しかし、ノート型パソコン(PC)等の情報処理装置を情報端末として使用してもよい。各会議参加者がそれぞれ使用する情報端末200は、同じ種類のものである必要はないが、ウェブブラウザによる情報の閲覧機能や、ネットワークを通じた通信機能などを有することが必要である。
情報処理サーバ100は、この発明による会議管理装置の機能を有する情報処理装置である。すなわち、この情報処理サーバ100は、ネットワーク環境下で、会議参加者がそれぞれ使用する情報端末200から、会議で利用するリソースへのアクセスを制御して、会議の進行を管理する。そのため、この情報処理サーバ100は、会議資料などの情報ファイルを、会議で使用するリソースとして記憶保管して管理する。この実施形態の会議システムでは、プロジェクタ400と電子黒板500が、会議で使用するリソースとしての情報機器である。
プロジェクタ400は、ディスプレイ装置の一種で、パーソナルコンピュータやタブレット端末等の情報端末と接続することにより、その画面に表示可能な画像を、拡大してスクリーン上に投影することができる。そのスクリーンとして、電子黒板500の不使用時のボード面、あるいは白い壁等を利用することもできる。
電子黒板500は、インタラクティブホワイトボード(IWBと略称される)とも称され、各種の画像データをボード面に表示できる。この電子黒板500はさらに、そのボード面上に専用のペンで書き込まれた画像(文字を含む)を読み取って、表示画面と重ねた画像ファイルを作成して保存し、それを指定された情報端末等へ送信することもできる。
しかし、これらのプロジェクタ400及び電子黒板500は、いずれも市販の一般的なものを使用でき、この発明の実施に専用の情報機器ではない。
この会議支援システムは、会社、学校、公共施設等の会議室、研修室、教室など、あるいは貸会議室等に設置することができる。したがって、会議用ネットワーク700は、会議に使用する室内だけで使用する閉じたネットワークである。そこで、会議のセキュリティを保つために、情報処理サーバ100が会議の開始に先立って、ネットワーク接続制御装置の機能を有する仲介装置300に、外部ネットワーク800との接続を遮断させる。
そして、会議終了後、情報処理サーバ100は、保管していた情報ファイル及び会議進行順序や各参加者の役割等の情報を、全て会議の主催者の情報端末200に引き取らせるか削除する。その後、情報処理サーバ100が仲介装置300に、外部ネットワーク800との接続を再開させる。
会議用ネットワーク700が外部ネットワーク800と接続されているときには、情報端末200から仲介装置300を通して外部インターネット900上の情報にアクセスして閲覧することができる。また、情報端末200から印刷データをプリントサーバ810へ送信して、MFP820に印刷させることもできる。
〔情報処理サーバ及び情報端末のハードウェア構成例〕
図2は、図1における情報処理サーバ100及び情報端末200に共通のハードウェア構成例を示すブロック図である。
情報処理サーバ100及び情報端末200のハードウェア構成は、一般的なサーバやパーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置と同様の構成を有する。
すなわち、図2に示すように、CPU10、RAM20、ROM30、ハードディスクドライブ(HDD)40及びオペレーションI/F50と通信I/F80が、CPUバス90を介して接続されている。オペレーションI/F50には液晶ディスプレイ(LCD)60及び操作部70が接続されている。なお、「I/F」は、「インタフェース」の一般的な略称である。
CPU10は演算処理手段であり、装置全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性のメモリであり、主にCPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性メモリであり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の大容量メモリであり、オペレーションシステム(OS)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
オペレーションI/F50は、CPUバス90とLCD60及び操作部70とを接続して制御する。LCD60は、各種の情報を表示するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやタッチパネル、ポインティングデバイス等、ユーザが情報を入力するためのユーザインタフェースである。
通信I/F80は、図1に示した会議用ネットワーク700と接続して他の機器と通信するためのインタフェース、または近距離無線通信によって仲介装置300と接続するためのインタフェース、あるいはその両方が含まれる。
このハードウェア構成において、ROM30に格納されたプログラムや、HDD40もしくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体からRAM20にロードされたプログラムによって、CPU10が演算処理を行うことによってソフトウェア制御部が構成される。
そのソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、この発明の実施形態に係る情報処理サーバ100及び情報端末200の機能を実現する。
〔情報処理サーバの機能構成〕
図3は、情報処理サーバ100の機能構成を示すブロック図である。
情報処理サーバ100は、コントローラ110、ネットワークI/F120及び会議情報データベース119、履歴情報データベース117を有する。
ネットワークI/F120は、情報処理サーバ100が図1に示した会議用ネットワーク700を介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、例えばEthernet(登録商標)インタフェースが用いられる。これは、図2に示した通信I/F80に相当する。
コントローラ110は、図2に示したCPU10、RAM20、ROM30等のハードウェアと、CPU10が実行するソフトウェアとの組み合わせによって構成され、情報処理サーバ100全体を制御する制御部として機能する。すなわち、汎用のパーソナルコンピュータに、この発明によるプログラムを実行させることによって実現することができる。
そのコントローラ110は、図3に示すように、機器監視部111、コマンド解析部112、ジョブ管理部113、ネットワーク制御部114、データ管理部115及び履歴管理部116を含む。
機器監視部111は、図1に示した会議用ネットワーク700に接続されている機器の状態を監視し、それを利用できる機能を管理する。
コマンド解析部112は、情報端末200から受けたコマンド指示を解析し、機器監視部111からの利用できる機能と照らし合わせ、他の機器での処理内容をジョブ管理部113に通知する。コマンド解析部112はまた、会議情報の作成/編集、会議への参加/退出などの情報も受信し、データ管理部115に会議情報の更新を依頼する。コマンド解析部112はさらに、履歴管理部116に履歴情報の取得を依頼し、履歴情報に紐付けられている画像データの再処理を行う。
ジョブ管理部113は、コマンド解析部112により通知された処理内容から、他の機器に対するジョブ情報を構築し、ネットワーク制御部114を経由して、ジョブ要求、ジョブ応答を処理し、ジョブ管理をする。ジョブ応答で取得した画像データは、ジョブ管理部113がデータ管理部115に引き渡す。
ネットワーク制御部114は、コントローラ110において、ネットワークI/F120を介して会議用ネットワーク700に接続されている機器との情報のやり取りを制御する。
データ管理部115は、コマンド解析部112及びジョブ管理部113から受け取った会議情報及び画像データ情報を、会議情報データベース119に保存する。また、コマンド解析部112及びジョブ管理部113からの要求により、会議情報データベース119から会議情報及び画像データ情報を取得して提供する。
履歴管理部116は、データ管理部115が処理するごとに履歴情報を生成させ、履歴情報データベース117に保存する。また、コマンド解析部112からの依頼により、履歴情報データベース117から履歴情報を取得して提供する。
履歴情報データベース117は、履歴管理部116の指示により履歴情報の保存及び読み出しを行う。
会議情報データベース119は、データ管理部115の指示により会議情報と画像データ情報の保存及び読み出しを行う。
〔情報端末の機能構成〕
図4は、情報端末200の機能構成例を示すブロック図である。
この情報端末200は、図2のハードウェア構成図で説明したLCD60及び操作部70に加えて、コントローラ210、ネットワークI/F81及び近距離無線通信I/F82を含む。そのコントローラ210は、ネットワーク制御部211、操作部制御部212、表示制御部213、近距離無線通信制御部214、クライアントアプリケーション215を含む。
ネットワークI/F81は、この情報端末200が会議用ネットワーク700を介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)等のインタフェースが用いられる。しかし、このネットワークI/F81は、ケーブルによってネットワークと接続する必要がある。図1に示した会議支援システムでは、多数の会議参加者がそれぞれ情報端末200を使用することを想定しているため、この実施形態では、接続の便宜を考慮してこのネットワークI/F81は使用しない。少人数の会議の場合には、このネットワークI/F81を使用して、情報端末200をケーブルで会議用ネットワーク700に直接接続するようにしてもよい。
近距離無線通信I/F82は、この情報端末200が近距離無線通信により他の機器と通信するためのインタフェースであり、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(Wireless Fidelity)等のインタフェースが用いられる。
この実施形態では、近距離無線通信I/F82が、図1に示した仲介装置300と無線接続することにより、この情報端末200が会議用ネットワーク700に接続されることになる。ネットワークI/F81と近距離無線通信I/F82は、図2のハードウェア構成図に示した通信I/F80に含まれる。
コントローラ210は、図2に示したCPU10、RAM20、ROM30等のハードウェアと、CPU10が実行するソフトウェアとの組み合わせによって構成される。そのコントローラ210は、情報端末200全体を制御する制御部である。
ネットワーク制御部211は、ネットワークI/F81を会議用ネットワーク700に接続した場合には、ネットワークI/F81を介して入力される情報を取得し、ネットワークI/F81を介して他の機器に情報を送信する。
しかし、この実施形態では上述したように、ネットワークI/F81を会議用ネットワーク700に接続しないので、ネットワーク制御部211は動作しない。したがって、ネットワークI/F81とネットワーク制御部211は省略してもよい。
近距離無線通信制御部214は、仲介装置300と無線接続された近距離無線通信I/F82を介して入力される情報を取得すると共に、その近距離無線通信I/F82から仲介装置300を介して他の機器に情報を送信する。
操作部制御部212は、操作部70に対するユーザによる操作内容の信号を取得し、クライアントアプリケーション215等、情報端末200において動作するモジュールに入力する。
表示制御部213は、クライアントアプリケーション215のGUI(Graphical User Interface)として、この情報端末200の状態、および情報処理サーバ100から送られて来る各種の画面情報等をLCD60に表示させる。
クライアントアプリケーション215は、この情報端末200において各種の機能を提供するソフトウェアモジュールであり、各機能に対応したソフトウェア・プログラムによって構成される。この実施形態に係る会議支援システムを利用するための専用アプリケーションも、このクライアントアプリケーション215に含まれる。
〔会議支援システムの機能構成〕
図5は、この発明による会議支援システムの一実施形態の機能構成例を示すブロック図である。
この会議支援システムのハード構成は、図1に示した会議支援システムと同様であるが、簡略化して示しており、仲介装置300は図示を省略している。そのため、1台の情報端末200が会議用ネットワーク700に直接接続されているようになっている。しかし、実際には、多数の会議参加者がそれぞれ使用する各情報端末200が、近距離無線通信で接続する仲介装置300を介して、会議用ネットワーク700に接続される。
また、図1に示したプロジェクタ400及び電子黒板500を、一般化して情報機器450としている。この情報機器450には、MFPやプリンタ等の他のOA機器も含めてもよい。
図5では、この会議支援システムを構成する情報処理サーバ100、情報端末200、および情報機器450に、それぞれ最低限必要な機能構成を示している。そのうち、情報処理サーバ100の機能構成が、この発明による会議管理装置である情報処理装置の実施形態として必要な機能を示している。これは、図3に示した情報処理サーバ100の機能構成を、この発明を実現するための機能構成としてより分かりやすく示したものである。
その情報処理サーバ100は、通信手段101、役割判定手段102、進行状態判定手段103、アクセス制御手段104、および記憶手段105を有する。
通信手段101は、図3におけるネットワーク制御部114及びネットワークI/F120に相当し、会議用ネットワーク700を介して情報端末200及び情報機器450と通信する。
役割判定手段102、進行状態判定手段103、およびアクセス制御手段104は、図3におけるコントローラ110の機能であり、図2に示したCPU10のソフトウェア(プログラム)処理によって実現される。
記憶手段105は、図3におけるコントローラ110に制御される履歴情報データベース117及び会議情報データベース119に相当し、図2に示したHDD40等によって実現される。
その記憶手段105は、情報端末200のいずれか、例えば主催者の情報端末200によって予め設定される、会議参加者ごとの役割と、会議の進行順序と、該会議の進行順序の段階ごとに各役割に対してアクセス可能なリソースの各情報を記憶保持する。また、会議に使用する資料等の情報ファイルも、この記憶手段105に記憶保持させることができる。さらに、後述する表1〜表10に示すテーブルも、この記憶手段105に記憶保持する。
役割判定手段102は、各情報端末200を使用する会議参加者の役割、例えば主催者、一般参加者等を判定する。
進行状態判定手段103は、記憶手段105に記憶保持された会議の進行順序の情報に基づいて会議の進行状態を判定する。
アクセス制御手段104は、役割判定手段102によって判定された役割と、進行状態判定手段103によって判定された進行状態の情報を受け取る。アクセス制御手段104は、それらの情報と記憶手段105に記憶保持された会議の進行順序の段階ごとに各役割に対してアクセス可能なリソースの情報とから、アクセスの可否を制御する。すなわち、アクセス制御手段104は、各情報端末200を使用する会議参加者の役割に応じて、その情報端末200からリソースへのアクセスの可否を制御する。
そのリソースには、記憶手段105に記憶された会議資料等の情報ファイルと、会議用ネットワーク700に接続されているプロジェクタ400及び電子黒板500等の情報機器450を含む。
コンピュ―タを、これらの各手段として機能させるためのプログラムを提供することもできる。
情報端末200は、表示・入力手段201と記憶手段202と通信手段203を有する。表示・入力手段201は、この情報端末200を使用する会議参加者に情報を表示し、入力操作を受け付ける。これは、図4における表示制御部213とLCD60、および操作部制御部212と操作部70のキーボードやタッチパネルなどで実現される。
記憶手段202は、表示・入力手段201から入力された情報や情報処理サーバ100から仲介装置300を介して受信した情報を記憶する手段であり、図2に示したHDD40などで実現される。
通信手段203は他の機器(この実施形態では仲介装置300)と通信を行う手段であり、図4に示した近距離無線通信制御部214及び近距離無線通信I/F82に相当し、図2における通信I/F80などによって実現される。
情報機器450はOA機器でもあり、入力手段451、出力手段452、および通信手段453を有する。
入力手段は、操作者(会議参加者)の操作を受け付ける手段である。例えば、この情報機器450が図1に示した電子黒板500である場合は、そのボード面に設けられたタッチパネルとその制御部によって実現される。
出力手段452は情報を出力する手段である。例えば、この情報機器450が図1に示したプロジェクタ400である場合はその投影部であり、電子黒板500である場合はボード面の画面で実現される。
通信手段453は他の機器と通信を行う手段であり、有線または無線LAN通信などで実現される。
〔会議設定について〕
以下に、この実施形態の情報処理装置である情報処理サーバ100を含む会議支援システムの使用例について説明する。
先ず、会議主催者が情報端末200を使用して情報処理サーバ100に対して会議設定を行う。図6はその会議設定の手順を示すフローチャートである。
会議主催者が上述した会議支援システムを使用する会議を開催する場合、自分が使用する情報端末200を操作して、図6に示す手順に従って事前に会議を設定する。その設定は次の手順で行う。
1.会議の開催種別を選択する。
2.会議に必要な役割を設定する。
3.会議に使用するリソース(資料等の情報ファイル及び情報機器)を設定する。
4.会議の進行状態(タイムスケジュール等)を設定する。
5.役割に応じたリソースへのアクセス可否を設定する。
6.会議参加者に対する役割の割り振りを設定する。
ここで設定される項目は、情報処理サーバ100に予めテンプレート(雛形となるデータ)を登録しておくことができる。そのテンプレートを情報端末200に表示させて利用することによって、会議主催者が全ての項目を手操作で入力する必要がなくなる。また、テンプレートにはない新たな項目を追加できるようにするほか、テンプレートの中の一部の項目を自由に変更できるようにすることによって、目的に合った会議進行を行うことができる。また、会議の進行に合わせて会議中に設定を変更することもできる。フローチャートに示した各手順についての詳細な説明を以下に行う。
図7〜図10は、会議主催者が使用する図5に示した情報端末200の表示・入力手段201(ハード的には図2に示したLCD60)に表示される会議設定に関する画面例である。
図7は、開催種別選択画面の例を示すイメージ図である。この画面上にはタッチパネルが設けられており、各表示項目の表示位置がボタンになっていて、タッチすることによってそれを選択できる。他の表示画面についても同様である。
会議主催者は、図7の画面に表示されるテンプレートの中から、「会議」「研修」「試験」等の開催種別を選択して設定できる。また、「開催種別を編集」を選択すると、開催種別の新規追加や削除を行うことができる。
その開催種別の情報は、表1に示すように開催種別テーブルとして情報処理サーバ100の記憶手段105(図2におけるHDD40等)に記憶保持され、編集された場合はそのテーブルに編集内容が反映される。
図8は、役割設定画面の例を示すイメージ図である。
会議における役割は、図8の画面に表示される開催種別ごとのテンプレートの中から、「主催者」「書記」「議題提起者」「聴講者」等の役割を選択して設定できる。また、「役割を編集」を選択することによって、役割の追加・削除を行うことができる。
例えば、複数の議題があり、それぞれで議題提起者が異なるような場合には、議題提起者2を追加したりすることができる。「設定終了」の選択によって、そのとき表示されている各役割を設定する。
役割の情報は、表2に示すように役割テーブルとして情報処理サーバ100の記憶手段105に記憶保持され、編集された場合はそのテーブルに編集内容が反映される。
図9は、リソース設定画面の例を示すイメージ図である。
会議に使用するリソースは、図9の画面に表示される開催種別ごとのテンプレートによって、「会議資料」「議事録」「プロジェクタ」等のリソースを選択して設定できる。また、「リソースを編集」を選択することによって、リソースの追加・削除を行うことができる。例えば、会議で電子黒板を利用する場合に追加したりすることができる。
図9の画面に表示されている「設定ボタン」によってリソースを指定することができる。それによって、ファイルであればファイルパスを、情報機器であればIPアドレスなどの接続するための情報を情報処理サーバ100に登録しておくことによって、会議中にリソースへのアクセスを制御することができる。「設定終了」の選択によって、そのとき表示されている各リソースを設定する。
リソースの情報は、表3に示すようにリソーステーブルとして情報処理サーバ100の記憶手段105に記憶保持され、編集された場合はそのテーブルに編集内容が反映される。
図10は、進行順序設定画面の例を示すイメージ図である。
会議の進行順序(スケジュール)は、図10の画面に表示される開催種別ごとのテンプレートによって設定できる。この例では1番の「開始説明」から6番の「終了説明」まで6段階の項目からなる。また、「進行を編集」を選択することによって、進行順序の項目の追加・削除や進行順序の変更を行うことができる。例えば、議題3を追加したり、議題1と2の順番を入れ替えたりすることができる。そして、「設定終了」の選択によって、そのとき表示されている進行順序を設定する。
この進行順序の情報は、表4のように進行状態テーブルとして情報処理サーバ100の記憶手段105に記憶保持され、編集された場合はそのテーブルに編集内容が反映される。
図11及び図12は、リソースに対するアクセス可否設定画面の例を示すイメージ図である。
図11は、図10の画面で1番の「開始説明」の編集が選択された場合に表示されるリソースアクセス可否設定画面である。図12は、図10の画面で2番の「議題1説明」の編集が選択された場合に表示されるリソースアクセス可否設定画面である。それぞれの進行状態に対して役割ごとのリソースアクセスの可否を表形式で指定する。アクセス可は「○」で、アクセス否は「×」で指定する。
図11の画面による「開始説明」の例では、主催者、書記、聴講者ともに会議資料にアクセスできる。また、議事録を作成する書記以外は議事録にアクセスできない。開始説明時点では主催者が説明を行うので、主催者のみプロジェクタにアクセスできる。
図12の画面による「議題1説明」の例では、議題提起者が議題について説明するため、議題提起者のみプロジェクタにアクセスできる。
このようなリソースアクセス可否は、予め情報処理サーバ100にテンプレートを用意しており、それを情報端末200に表示させて設定可能にする。また、任意に編集することもできる。例えば、開始説明時に主催者ではなく書記がプロジェクタを使って説明する場合、図11の画面で書記のみプロジェクタアクセスを可能にすればよい。また「役割を編集」又は「リソースを編集」を選択することによって、役割及びリソースの追加・削除を行うことができる。「設定終了」の選択によって、そのとき表示されているリソースアクセス可否の指定状態を設定する。
そのリソースアクセス可否の情報は、表5及び表6のようにリソースアクセス可否テーブルとして情報処理サーバ100の記憶手段105に記憶保持され、編集された場合はそのテーブルに編集内容が反映される。
図10における他の進行状態、すなわち3番〜6番の項目で編集が選択された場合にも、図11、図12と同様な画面が表示され、その画面でその進行状態における役割ごとのリソースアクセスの可否を表形式で指定して設定することができる。
図13は、会議参加者の役割割り振り設定画面の例を示すイメージ図である。
会議参加者の役割割り振りは、図13の画面に表示される開催種別ごとのテンプレートによって設定できる。また、「参加者を編集」を選択することによって、参加者の追加・削除や役割の変更を行うことができる。例えば、新たな参加者を追加したり、同じ参加者の役割を変更したりできる。
参加者の役割割り振りの情報は、表7のように役割割り振りテーブルとして情報処理サーバ100の記憶手段105に記憶保持され、編集された場合はそのテーブルに編集内容が反映される。
情報処理サーバ100は、参加者ごとに固有の参加者IDを割り振り、各参加者の識別情報として用いる。また、各参加者が使用する情報端末200に固有の情報、例えばマックアドレスのような情報を、情報処理サーバ100に登録しておくことによって、参加者とその情報端末200とが対応付けられる。情報端末に固有の情報は、情報端末(デバイス)を特定できる固有情報であればよいので、マックアドレスの他IPアドレス、デバイス名称、近距離通信IDなどでもよい。
Figure 2017174388
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Figure 2017174388
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〔会議の進行〕
上述のようにして会議設定を行った後、主催者は自分が操作する情報端末200から会議開始の指示を、仲介装置300を介して情報処理サーバ100へ送信して、会議を開始する。
図14は、会議主催者が使用する情報端末200に表示される会議進行操作画面の1番目の「開始説明」の例を示すイメージ図である。
この会議進行操作画面は、情報処理サーバ100から会議各参加者すべての情報端末200に、あるいは主催者の情報端末200のみに送信される。そして、この会議進行操作画面には、現在の進行状態における各役割とその役割の割り振り、およびリソースが表示されており、各役割に対するアクセス可能なリソースが線で繋がれて表示されている。
進行状態を進める場合は、「2 議題1説明に進む」をタッチすることによって、次の進行状態である「議題1説明」に遷移し、事前に設定した「議題1説明」の各役割とリソースアクセスの表示に自動的に変更される。
会議中に役割やリソースへのアクセスを変更する必要がある場合には、適宜変更することもできる。変更操作の例として、例えば書記を田中に変更する場合、表示画面中の聴講者に含まれる田中をドラッグ&ドロップして書記に移動させることによって、田中の役割が書記に変更される。それによって、田中が使用する情報端末200が議事録にアクセス可能になる。また、書記がプロジェクタを利用することが必要になった場合、プロジェクタから伸びている線をドラッグ&ドロップして書記に繋ぎなおすことによって、書記の役割の参加者が使用する情報端末200がプロジェクタに接続される。
このように主催者は基本的に、自分が使用する情報端末200の画面上で進行状態を遷移させる操作を行うだけで、自動的にリソースアクセス設定が変化する。そのため、会議が進む度に参加者の役割を確認しながら、主催者がリソースを手動で操作する必要がない。また、会議中に急遽役割やリソース利用者が変わる場合でも、役割とリソースアクセスの簡単な変更操作を行うだけで適宜変更することができる。
図15は、情報処理サーバ100による進行状態に応じたリソースアクセス制御の処理を示すフローチャートである。
情報処理サーバ100は、表5、表6に示したリソースアクセス可否テーブルから進行状態ごとのリソースアクセス可否を判断し、表8に示すリソースアクセステーブルを作成して記憶保持しておく。
そして、会議が開始すると、情報処理サーバ100が図15の処理を開始し、進行順序の1番から、表8のリソースアクセステーブルを参照して、各役割のリソースのアクセスを設定する。その後、情報処理サーバ100は進行状態更新が指示されるのを待ち、進行状態更新が指示されると、次の進行状態があるか否かを判断する。
Figure 2017174388
そして、情報処理サーバ100が次の進行状態があると判断すると、進行順序に1を加算し、表8のリソースアクセステーブルの次の行を参照して、次の進行順序における各役割のリソースのアクセスを設定する。
情報処理サーバ100は進行状態が遷移するごとに、同様にして次の進行順序における各役割のリソースのアクセスを設定する。そして、情報処理サーバ100が進行順序の最後までリソースのアクセスを設定し、次の進行状態がないと判断した場合は、この処理を終了する。
アクセス設定は、表3のリソーステーブルと表7の役割割り振りテーブルによって実現される。例えば、主催者の佐藤の情報端末200がプロジェクタ400に接続される場合、情報処理サーバ100は、佐藤の情報端末200に入力された参加者IDと表7の情報から主催者の情報端末200であることを識別する。そして、情報処理サーバ100は表3の情報からプロジェクタへのアクセスがあることを判断し、佐藤の情報端末200を表3のIPアドレスを持つプロジェクタ400に接続させる。
また、書記である鈴木が議事録にアクセスする場合も同様で、参加者IDから鈴木の情報端末200が書記のものであることを判断し、表3のファイルパスの議事録へのアクセスを鈴木の情報端末200からのみ可能にする。
このように、情報処理サーバ100が会議参加者の役割と会議の進行状態を判断し、役割と進行状態に応じて、参加者の情報端末200からリソースへのアクセスを自動的に制御する。したがって、会議参加者がそれぞれ使用する情報端末200から会議中に利用するリソース(情報ファイルや情報機器)へのアクセス状態の制御を自動化できるので、システム利用者の負担を軽減することができる。
情報処理サーバ100の図5に示したアクセス制御手段104は、リソースが会議資料などの情報ファイルである場合に、その情報ファイルをアクセス可能な情報端末200へ送信する手段を有するとよい。
それによって、リソースが会議資料などの情報ファイルの場合に、情報処理サーバ100がそれをアクセス可能な情報端末200に送信してダウンロードさせることができ、参加者が情報端末200を操作することなく必要な情報ファイルを参照できる。
また、そのアクセス制御手段104は、リソースがプロジェクタ400や電子黒板500等の情報機器である場合に、その情報機器をアクセス可能な情報端末200と接続する手段を有するとよい。
それによって、リソースが情報機器の場合に、情報処理サーバ100がそれをアクセス可能な情報端末200に接続させるので、参加者が情報端末200を操作することなく情報機器を利用できる。例えば、会議が発表に進行したら、発表者とプロジェクタ400が自動的に接続されて会議進行がスムーズになる。
さらに、そのアクセス制御手段104は、リソースへのアクセスの可否状態を情報端末200に通知する手段を有することもできる。
その場合、会議参加者にアクセス可否を知らせることによって、会議のリソース状態を管理し易くなる。例えば、主催者の情報端末200にリソースへのアクセスの可否状態を通知することによって、主催者は誰がどの資料を見ているか、どの情報機器を利用しているかを確認しながら会議を進めることができる。
上記リソースへのアクセスの可否状態を通知する手段は、情報端末200のうち、リソースにアクセス可能な情報端末200にのみ、アクセスの可否状態を通知するようにするとよい。
アクセス不可の情報端末200にアクセス可否状態を知らせると、セキュリティ上問題があることがあるので、リソースにアクセス可能な情報端末200にのみ通知することによって、それを抑制することができる。例えば、関係者だけ閲覧できる内部資料がある場合、その内部資料と内部資料へのアクセス可否情報を、アクセス不可の参加者に知られることがなくなる。
情報処理サーバ100の図5に示した役割判定手段102は、会議参加者の役割を判定した後、情報端末200からの要求によって会議参加者の役割の判定結果を変更する手段を有することができる。
会議参加者の情報端末200からの要求で役割の判定結果を変更することで、主催者が全て管理しなくても必要なリソースアクセスを設定することができる。
その会議参加者の役割の判定結果を変更する手段は、情報端末200のうち特定の情報端末からの要求によってのみ、会議参加者の役割の判定結果を変更するとよい。
役割の判定がされた後に、例えば、主催者が使用する情報端末200からの要求によってのみ役割を変更することができる。それによって、例えば、聴講者の役割である参加者が急遽発表することになった場合、主催者の情報端末200からの要求によって、役割を発表者に変更してプロジェクタ400にアクセスできるようにすることができる。
役割判定手段102はまた、会議参加者のうち役割を判定できなかった会議参加者については特定の役割を付与する手段を有することもできる。
それによって、会議参加者の役割の判定ができなかった場合に特定の役割を割り振ることができる。例えば、会議に急遽参加した参加者はゲストの役割として、関係者だけの資料を見られないようにすることができる。
また、情報処理サーバ100の図5に示した進行状態判定手段103は、特定の役割の会議参加者が使用する情報端末200の特定動作によって会議の進行状態を判定する手段を有することができる。
それによって、特定の役割の会議参加者が使用する情報端末200の特定動作で会議を進行することができる。例えば、主催者が情報端末200を次に進める操作をして会議を次の進行状態に進めたり、発表者が発表資料のファイルを閉じる操作によって、発表を終了して会議を次の状態に進行することなどができる。
〔アクセスポイントを介したリソースアクセス〕
図16は、アクセスポイントを介したリソースアクセスについて説明する図である。
図6〜図15の実施例では、役割・リソース・進行に関する情報を会議主催者が事前設定することによって、会議進行をスムーズにするようにした。
しかし、会議によっては参加者・役割・リソースの数が多くなり、事前設定が主催者に負担になってしまう場合がある。そこで、図16〜図23によって説明する実施例では、役割の割り当てを自動化して、主催者の設定負担を減らすようにする。
例として、研修を実施する場合を考える。この研修は下記のようにグループワークを含むが、主催者である講師は参加者全員に対してグループ分けの役割設定を行う必要があり、参加者の人数が多いほど負担となってしまう。
そこで、図16に示すように、この発明の概念にアクセスポイントを追加し、これを介することで講師はアクセスポイントの設定を行うだけで会議中にグループ分けが可能になる。アクセスポイントについては以降で詳細に説明する。
研修の概要
○役割
・講師
・受講生(グループワークではグループ分けされる)
○リソース
・講義資料
・グループ資料(各グループのメンバが自分のグループの資料にのみアクセスできる)
・プロジェクタ
○進行
1講義
2グループワーク
3発表
図17は、主催者の情報端末200に表示されるグループワークのリソースアクセス可否設定画面の例を示すイメージ図である。
この図17は、図11及び図12によって説明したリソースアクセス可否設定画面に対応する画面である。ただし、図17ではアクセスポイントの設定項目が追加されている。
主催者は、この画面で「アクセスポイント」を役割として追加し、各アクセスポイントからアクセスできるリソースを設定することができる。それによって、情報処理サーバ100が表9に示すリソースアクセステーブルを作成する。このテーブルによってグループワークの進行状態にアクセスポイントが設定される。
ここで、アクセスポイントA〜Cは、図16に示した受講生のグループA〜Cにおける各代表者が使用する各情報端末200である。
Figure 2017174388
図18は、アクセスポイントを介してアクセス設定する例を示すシーケンス図である。
この図18に示すように、会議参加者は、まず自分が使用する情報端末200からアクセスポイント(A,B,Cのいずれか)を検知する。検知する方法はBluetoothやWi-Fiなどの近距離無線接続が考えられる。アクセスポイントを検知すると、そのアクセスポイントに対して自身のIDを付与してアクセス要求をする。
このIDは、情報端末200を識別する情報であればよく、表7に示した参加者IDや情報端末のIPアドレス、情報端末200のネットワーク情報(BluetoothやWi-Fiの名称又はID)等があげられる。
アクセスポイントの情報端末200は、情報処理サーバ100に対して、そのIDを付与してアクセス設定変更要求を行う。情報処理サーバ100は、アクセス要求元の情報端末200にアクセスポイントの情報端末200と同じアクセス権を付与する。
例えば研修の場合、図16に示したアクセスポイントA,B,Cに設定された各グループA,B,Cの代表者の近くに、各グループのメンバが集まると、各メンバの情報端末200が代表者の情報端末200の近距離無線を検知する。それによって、自動的にそのグループのアクセスポイントである代表者の情報端末200と同じアクセス権が付与される。
結果的に、講師は全受講生の役割設定を行う必要はなく、各アクセスポイントと代表者の指定を行うだけで、研修のグループ分けを行うことができる。
図19〜図21は、アクセスポイントへの接続でリソースアクセスが変化する流れを説明する図である。
まず、図19では講義中であり、受講生は講義資料にのみアクセスできる。図20ではグループワークに移り、アクセスポイントに設定された各グループA〜Cの代表者のみが自分のグループの資料にアクセスできる状態になる。ここで各グループのメンバが、自分の情報端末200からアクセスポイントである代表者の情報端末200に接続を行う。それによって、図21に示すように、各グループのメンバの情報端末200が、それぞれ自分のグループの資料にアクセスできるようになる。
この実施例では、情報処理サーバ100と同じネットワークに接続されている複数の情報端末200のいずれかが、図16に示したアクセスポイントA〜Cの役割を持つ情報端末200に接続した場合のため、図5に示した役割判定手段102が次の手段を有する。すなわち、アクセスポイントの役割を持つ情報端末200に接続した情報端末200を使用する会議参加者の役割を、アクセスポイントの役割を持つ情報端末200を使用する会議参加者と同じ役割に変更する。
したがって、各グループの参加者が、自分のグループのアクセスポイントの役割を持つ代表者の近くに集まって、自分の情報端末200をその代表者の情報端末200に近距離無線通信で接続すると、自動的にそのグループのアクセス権限を設定できる。
図22及び図23は、アクセスポイントの補助画面の例を示すイメージ図である。
図18に示した処理を全て自動で行うこともできるが、間違って他のアクセスポイントにアクセス要求をしてしまう懸念がある。そこで、図22と図23によってアクセスポイントの間違いを抑制する画面を説明する。
図18のシーケンスで、メンバの情報端末200がアクセスポイントの情報端末200を検知した際に、そのメンバの情報端末200に図22に示す確認画面を表示する。それによって、これからアクセス要求を行うアクセスポイントが間違っていないかどうかを確認できる。
また、図18のシーケンスで、アクセスポイントの情報端末200がメンバの情報端末200からアクセス要求を受けた際に、そのアクセスポイントの情報端末200に図23に示す確認画面を表示する。それによって、別のグループの参加者が自分のグループにアクセスする間違いを防ぐことができる。
また、情報処理サーバ100が、各アクセスポイントの情報端末と各グループメンバの情報端末との接続を記憶しておくことで、一度アクセスポイントに接続したデバイスは再起動などして接続が一時的に切れた場合でも、自動的に再接続させることができる。さらに、グループメンバが他のアクセスポイントに接続するのを抑制することができる。
そのため、情報処理サーバ100の図5に示した役割判定手段102が、会議参加者の役割の判断結果を変更した場合、その変更した役割を記憶する。そして、その会議参加者が使用する情報端末200との接続が遮断された後再接続された際に、変更した役割を再度適用する手段を有する。
それによって、通信遮断や情報端末を再起動するなどして情報処理サーバ100との接続が切れても、再接続時に自動的に変更後の状態に戻すことができる。例えば、あるグループに参加したあと接続が切れても、再接続した時にそのグループに参加している状態になる。
〔応答対象を設定する例〕
図24は、主催者が応答対象から応答を受ける場合の説明図である。
図23までの実施例では会議主催者が会議の進行状態を進めることを前提としていたが、会議によっては主催者の進行だけではスムーズにいかない場合がある。そこで、図24〜図34では進行を自動化して会議をスムーズに進行させる実施例について説明する。
例として、参加者の採決を取る会議を実施する場合を考える。この会議は下記のように参加者の内の採決者から議題に対しての採決を取るが、主催者が採決者全員の採決を確認して進行すると、主催者の負担が多く進行がスムーズに行かない。そこで、この発明の概念に応答対象を追加し、図24に示すように応答対象である採決者に応答を求めて、その応答が全て揃ったら自動的に次の進行状態に遷移することによって、会議をスムーズに進行させる。応答対象については以降で詳細に説明する。
採決会議の概要
○役割
・主催者
・書記
・採決者(議題採決で全員から採決を取る)
・聴講者
○リソース
・会議資料
・議事録
・プロジェクタ
○進行
1議題説明
2議題採決
3議題結論
図25及び図26は、会議進行状況が1番の議題説明と2番の議題採決における、リソースアクセス可否設定画面の例を示すイメージ図である。これらの画面は、図11及び図12に示したリソースアクセス可否設定画面に相当する。ただし、これらの画面では応答対象の設定項目が追加されている。そして、図25の画面では応答対象が設定されないが、図26の画面では応答対象が採決者に設定されている。
ここで役割に応答対象を設定すると、情報処理サーバ100は表10に示す応答対象テーブルを作成する。このテーブルで議題説明には応答対象がいないが、議題採決には採決者が応答対象として設定されていることが分かる。
Figure 2017174388
図27は、応答対象の役割を持つ参加者の情報端末に表示される応答画面の例を示すイメージ図である。
応答対象がいる進行状態になると、情報処理サーバ100が、応答対象の役割を持つ参加者(採決者)の情報端末200に図27に示す応答画面を表示させる。
応答対象である採決者は、この画面で「YESで応答する」又は「NOで応答する」のいずれかを選択操作することによって、情報処理サーバ100に応答を返すことができる。
例えば、採決会議の場合、議題採決の段階で採決内容に賛成(YES)か反対(NO)かの応答を返すことができる。
図28は、情報処理サーバ100による進行状態に応じたリソースアクセスと応答対象の制御に関する処理のフローチャートである。
情報処理サーバ100がこの図28に示す処理を開始すると、まず進行順序を1にして、表8に示したリソースアクセステーブルを参照して、各役割のリソースアクセスを設定する。
その後、情報処理サーバ100は、応答対象の役割があるか否かを表10の応答対象テーブルを参照して判断する。その結果応答対象の役割があると判断した場合は、全ての応答対象からの応答を待ち、全ての応答を受けた後に「次の進行状態があるか?」の判断へ進む。
情報処理サーバ100が応答対象の役割が無いと判断した場合は、進行状態更新が指示されるのを待ち、進行状態更新が指示されると、次の進行状態があるか否かを判断する。
その結果、情報処理サーバ100が次の進行状態があると判断すると、進行順序に1を加算して、次の進行順序について上述と同じ処理を繰り返す。そして、情報処理サーバ100が最後の進行順序までこの処理を行うと、次の進行状態が無いと判断し、この処理を終了する。
このようにすれば、全ての応答対象からの応答を受けると、主催者からの進行状態更新の指示を要さずに、次の進行状態に自動的に遷移する。その際、応答内容の集計を行うこともできる。
採決会議の場合、採決者全員の採決応答があった時点で自動的に議題結論に移り、採決結果を確認することができる。結果として主催者が全ての採決者から手動で採決を集める必要がなくなり、必要な応答が揃った時点ですぐに次の進行順序に進めるので、会議進行がスムーズになる。
この場合、情報処理サーバ100の図5に示した進行状態判定手段103が、情報端末200からの応答によって会議の進行状態を遷移する手段を有する。
したがって、会議参加者の情報端末200からの応答によって情報処理サーバ100が自動的に会議を進行させることができ、主催者が全て管理しなくても会議進行を行うことができる。
その情報端末200からの応答によって会議の進行状態を遷移する手段は、特定の役割の会議参加者が使用する情報端末200の一つからの応答によって、会議の進行状態を遷移するようにしてもよい。
その場合は、特定の役割の会議参加者のうちの一人でも応答したら会議を進行することができる。例えば、特定の役割が解答者で、その解答者の内で誰か一人が解答すればよい議題の進行などを自動的に行うことができる。
図28のフローチャートによって説明した例では、情報端末200からの応答によって会議の進行状態を遷移する手段は、特定の役割の会議参加者が使用する情報端末200の全てからの応答によって、会議の進行状態を遷移するようにしている。
この場合、特定の役割の全員が応答したら会議を進行することができる。例えば、応答対象が採決者の場合、その全員の応答による採決が必要な議題の進行を自動的に行うことができる。
あるいは、情報端末200からの応答によって会議の進行状態を遷移する手段は、特定の役割の会議参加者が使用する情報端末200の応答数に応じて、会議の進行状態を遷移することもできる。
この場合、特定の役割の会議参加者に応答された数に応じて会議を進行することができる。例えば10人が応答を返した時点で会議を次の進行状態に進めることなどができる。
情報端末200の図5に示した進行状態判定手段103が、特定の役割の会議参加者の情報端末200からの応答の内容を、その特定の役割の会議参加者が使用する情報端末200の全てに通知する手段を有するようにしてもよい。
この場合、どのような応答を返されたかを、同じ特定役割の他の参加者が知ることができる。
また、進行状態判定手段103が、会議参加者の情報端末200からの応答の内容に応じて会議の進行状態の判定を変えることもできる。
その場合、会議参加者の情報端末200からの応答内容によって会議の進行を変えることができる。例えば、複数の議題の賛否を応答によって取り、賛成が多かった方の議題を進行することができる。
〔会議進行状態の時間設定〕
図29は、主催者の情報端末に表示される時間指定の進行状態設定画面の例を示すイメージ図である。
厳密に時間を計る必要がある試験などを開催する場合、時間を進行状態遷移に利用してもよい。ここでは、受験生が会議参加者に相当し、受験生が各自の情報端末から解答用ファイルに解答を入力する電子試験を想定している。
図29は主催者の情報端末に表示される進行状態設定画面であり、主催者に相当する試験官は、この画面で進行状態の時間設定を行うことができる。この設定で無制限に設定されている場合は、試験官の操作で進行状態を遷移するが、時間が設定されている場合は設定時間が経過すると自動的に次の進行状態に遷移する。
例えば、試験を行う場合、試験説明と模範解答解説は試験官の操作で終了となるが、休憩は時間で厳密に区切ることができる。
図30〜図34は、試験におけるリソースアクセスの流れについて説明するための図である。
図30は試験説明時のリソースアクセス状態を示し、試験官は情報処理サーバ100に保管されている説明資料を、プロジェクタ400で投影しながら説明する。説明が終わると、試験管の操作で次の進行状態に移る。
図31は数学試験解答時のリソースアクセス状態を示し、受験生は情報処理サーバ100に保管されている数学解答ファイルにアクセスして解答を行う。事前に設定した60分が経過すると自動的に次の進行状態に遷移し、受験生は数学解答ファイルにアクセスできなくなる。
図32は休憩時のリソースアクセス状態を示し、試験官の情報端末200が自動的に休憩中資料(お手洗いの場所の地図など)にアクセスされ、プロジェクタ400で投影できる。事前に設定した10分が経過すると、情報処理サーバ100によって自動的に次の進行状態に遷移する。
図33は英語試験解答時のリソースアクセス状態を示し、数学と同様に、受験生は情報処理サーバ100に保管されている英語解答ファイルにアクセスして解答する。事前に設定した60分が経過すると自動的に次の進行状態に遷移し、受験生は英語解答ファイルにアクセスできなくなる。
図34は模範解答解説時のリソースアクセス状態を示し、試験管は情報処理サーバ100に保管されている模範解答ファイルにアクセスして、プロジェクタ400で投影しながら解説を行う。受験生も模範解答ファイルにアクセスできるようになり、手元の情報端末200で模範解答を確認することができる。試験管の操作によって解説が終了し、同時に試験も終了する。
上述した例では、情報処理サーバ100の図5に示した進行状態判定手段103が、時間経過によって会議の進行状態を判定する手段を有する。
それによって、設定された時間経過で自動的に会議を進行することができる。例えば、時間に厳密な試験などにおいて試験時間で進行を区切ることができる。
図35〜図37は、この発明による会議支援システムにおけるリソースアクセス制御の具体的な手順の例を説明するための図である。
図35は、アクセス権限が付与されているリソースへのアクセスが発生した際のリソースアクセス制御の例を示すシーケンス図である。リソース600には、図1に示したプロジェクタ400や電子黒板500等の情報機器、および情報処理サーバ100の記憶装置に蓄積記憶された会議資料等の情報ファイルを含む。
会議参加者2が自身のデバイスである情報端末200から利用したいリソースを選択すると、情報端末200は情報処理サーバ100に対し、デバイスIDを付与した利用要求を送信する。デバイスIDは、表7に示した参加者IDと対応したマックアドレスのように、デバイスである情報端末200を一意に表す固有情報である。
情報処理サーバ100は、その利用要求を受信すると、それに付与されたデバイスIDと表7に示したような役割割り振りテーブルの情報とから、情報端末200の利用者(会議参加者2)とその役割を判定する。そして、情報処理サーバ100は、表8に示したようなリソースアクセステーブルの情報から、判定した役割に対して、リソースへのアクセス権限が付与されているか否かを判断する。
その結果、情報処理サーバ100が、リソースへのアクセス権限が付与されていると判断すると、会議の進行状態が変更されるまで有効となるパスコードを生成してその利用者の情報端末200に対して送る。情報端末200は、そのパスコードを受信して保存する。
会議参加者2によるリソース600に対する具体的な制御要求であるリソース利用が発生した際には、その会議参加者2の情報端末200が、保存したパスコードを付与した制御要求を情報処理サーバ100に送信する。具体的な制御要求とは、例えばプロジェクタ投影や会議資料のオープン等である。
情報処理サーバ100は、パスコードが付与された制御要求を受信すると、そのパスコードが有効であることを確認し、その制御要求をトンネリングしてリソース600に送る。それによって、リソース600が要求を処理し、その処理結果を情報処理サーバ100へ送出する。情報処理サーバ100は、その処理結果を受け取ると、それをそのまま制御要求をした情報端末200へ送る。したがって、会議参加者2は情報端末200を介してリソース600を利用することが可能になる。
また、会議の進行状態が変更されるとパスコードは無効になる。その後、会議参加者2によるリソース利用が発生し、情報端末200が保存しているパスコードを付与した制御要求を情報処理サーバ100に送信すると、情報処理サーバ100はパスコードが無効であることを確認する。そして、情報処理サーバ100は情報端末200からの制御要求に対しNG応答を返すことになる。
そのため、会議参加者2は、利用したいリソース600を選択して、情報端末200から情報処理サーバ100に対し利用要求をするところから処理をやり直す必要がある。
図36、図37は、アクセス権限が付与されていないリソースへのアクセスが発生した際のリソースアクセス制御の例を示すシーケンス図と、情報端末における表示画面の例を示す図である。
図36に示すように、会議参加者2がアクセス権限が付与されていないリソース600を、自分のデバイスである情報端末200で選択すると、情報端末200は情報処理サーバ100に対し、デバイスIDを付与した利用要求を送信する。
情報処理サーバ100は、その利用要求に付与されているデバイスIDと表7に示したような役割割り振りテーブルの情報とから、その情報端末200の利用者に対してアクセス権限が付与されていないと判断する。そして、情報処理サーバ100は、その情報端末200からの利用要求に対しNG応答を返す。情報端末200では、そのNG応答を受信すると、選択されたリソースへのアクセス権限が付与されていないことをLCD60の画面に表示する。
図37の(a)は、情報端末200のLCD60(図2参照)に表示するリソース選択画面の例であり、「利用するリソースを選択してください」のメッセージと、「プロジェクタ」、「会議資料」、および「議事録」を選択するためのボタンを表示している。
そして、アクセス権限のないリソースが選択されると、図37の(b)に示すように、「リソースを利用する権限がありません」のメッセージと「確認」のボタンを表示する。
図38〜図40は、アクセス権限が付与されていないリソースへのアクセスが発生した際のリソースアクセス制御の他の例を示すシーケンス図と、情報端末における表示画面の例を示す図である。
図38は、会議参加者2A,2Bとその各情報端末200A,200Bと情報処理サーバ100との間でのシーケンス動作の例を示す図である。
図39は情報端末200AのLCDに表示する画面の例を示す図であり、図40は情報端末200BのLCDに表示する画面の例を示す図である。
情報処理サーバ100は、会議の進行状態が変更されると、会議に参加している各情報端末200A,200Bに対し、会議状態変更後に会議参加者2A,2Bがそれぞれ利用可能なリソースの一覧を通知する。
それによって、各情報端末200A,200Bでは、利用可能(アクセス権限が付与されている)と通知されたリソースのみを利用可能なリソースとして表示する。
情報端末200AのLCDには、例えば図39に示すように、「プロジェクタ」と「会議資料」のみを利用可能なリソースとして表示し、利用不可能なリソースである「議事録」は表示しない。
一方、情報端末200BのLCDには、例えば図40に示すように、「会議資料」と「議事録」のみを利用可能なリソースとして表示し、利用不可能なリソースである「プロジェクタ」は表示しない。
このようにすれば、会議参加者によりアクセス権限のないリソースが選択されることがないので、図37の(b)に示したようなNG画面が表示されるようなことがなくなる。
会議参加者とその各情報端末の数は、実際には会議の参加者数だけあることは当然である。
以上、この発明の種々の実施形態について説明してきたが、その各実施形態の各部の具体的な構成や処理の内容、表示画面等は、そこに記載したものに限るものではない。
また、この発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に記載された技術的特徴を有する以外は、何ら限定されないことは言うまでもない。
さらに、以上説明してきた実施形態の構成例、動作例及び変形例等は、適宜変更又は追加あるいは一部を削除してもよく、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施することも可能である。
2,2A,2B:会議参加者 10:CPU 20:RAM 30:ROM
40:ハードディスクドライブ(HDD) 50:オペレーションI/F
60:液晶ディスプレイ(LCD) 70:操作部 80:通信I/F
81:ネットワークI/F 82:近距離無線通信I/F 90:CPUバス
100:情報処理サーバ(情報処理装置) 101:通信手段
102:役割判定手段 103:進行状態判定手段 104:アクセス制御手段
105:記憶手段 110:コントローラ 111:機器監視部
112:コマンド解析部 113:ジョブ管理部 114:ネットワーク制御部
115:データ管理部 116:履歴管理部 117:履歴情報データベース
119:会議情報データベース 120:ネットワークI/F
200,200A,200B:情報端末 201:表示・入力手段
202:記憶手段 203:通信手段 210:コントローラ
211:ネットワーク制御部 212:操作部制御部 213:表示制御部
214:近距離無線通信制御部 215:クライアントアプリケーション
300:仲介装置(ネットワーク接続制御装置) 400:プロジェクタ
450:情報機器(OA機器) 451:入力手段 452:出力手段
453:通信手段 500:電子黒板 600:リソース
700:会議用ネットワーク 800:外部ネットワーク 810:プリントサーバ
820:デジタル複合機(MFP) 900:外部インターネット
特開2013−232819号公報

Claims (20)

  1. ネットワーク環境下で、会議参加者がそれぞれ使用する情報端末から会議で利用するリソースへのアクセスを制御して、会議の進行を管理する情報処理装置であって、
    前記情報端末のいずれかによって予め設定される、会議参加者ごとの役割と、会議の進行順序と、該会議の進行順序の段階ごとに前記各役割に対してアクセス可能なリソースの各情報を記憶保持する記憶手段と、
    前記情報端末を使用する会議参加者の役割を判定する役割判定手段と、
    前記記憶手段に記憶保持された会議の進行順序の情報に基づいて会議の進行状態を判定する進行状態判定手段と、
    前記役割判定手段によって判定された役割と、前記進行状態判定手段によって判定された進行状態と、前記記憶手段に記憶保持された会議の進行順序の段階ごとに前記各役割に対してアクセス可能なリソースの情報とから、前記情報端末を使用する会議参加者の役割に応じて、該情報端末から前記リソースへのアクセスの可否を制御するアクセス制御手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記アクセス制御手段は、前記リソースが会議資料等の情報ファイルである場合に、該情報ファイルをアクセス可能な前記情報端末へ送信する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記アクセス制御手段は、前記リソースがプロジェクタや電子黒板等の情報機器である場合に、該情報機器をアクセス可能な前記情報端末と接続する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記アクセス制御手段は、前記リソースへのアクセスの可否状態を前記情報端末に通知する手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記リソースへのアクセスの可否状態を通知する手段は、前記情報端末のうち該リソースにアクセス可能な情報端末にのみ、前記アクセスの可否状態を通知することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記役割判定手段は、前記会議参加者の役割を判定した後、前記情報端末からの要求によって前記会議参加者の役割の判定結果を変更する手段を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記会議参加者の役割の判定結果を変更する手段は、前記情報端末のうち特定の情報端末からの要求によってのみ、前記会議参加者の役割の判定結果を変更することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記役割判定手段は、前記会議参加者のうち役割を判定できなかった会議参加者については特定の役割を付与する手段を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記進行状態判定手段は、特定の役割の会議参加者が使用する情報端末の特定動作によって会議の進行状態を判定する手段を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記役割判定手段は、当該情報処理装置と同じネットワークに接続されている複数の前記情報端末のいずれかが、アクセスポイントの役割を持つ情報端末に接続した場合、該情報端末に接続した前記情報端末を使用する会議参加者の役割を、前記アクセスポイントの役割を持つ情報端末を使用する会議参加者と同じ役割に変更する手段を有することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記役割判定手段が、前記会議参加者の役割の判断結果を変更した場合、該変更した役割を記憶し、該会議参加者が使用する情報端末との接続が遮断された後再接続された際に、前記変更した役割を再度適用する手段を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理装置。
  12. 前記進行状態判定手段が、前記情報端末からの応答によって会議の進行状態を遷移する手段を有することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 前記情報端末からの応答によって会議の進行状態を遷移する手段は、特定の役割の会議参加者が使用する前記情報端末の一つからの応答によって、前記会議の進行状態を遷移することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記情報端末からの応答によって会議の進行状態を遷移する手段は、特定の役割の会議参加者が使用する前記情報端末の全てからの応答によって、前記会議の進行状態を遷移することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  15. 前記情報端末からの応答によって会議の進行状態を遷移する手段は、特定の役割の会議参加者が使用する前記情報端末の応答数に応じて、前記会議の進行状態を遷移することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  16. 前記進行状態判定手段が、前記情報端末からの応答の内容を、前記特定の役割の会議参加者が使用する前記情報端末の全てに通知する手段を有することを特徴とする請求項13から15のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  17. 前記進行状態判定手段が、前記情報端末からの応答の内容に応じて会議の進行状態の判定を変えることを特徴とする請求項12から16のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  18. 前記進行状態判定手段が、時間経過によって会議の進行状態を判定する手段を有することを特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  19. ネットワーク環境下で、会議参加者がそれぞれ使用する情報端末から会議で利用するリソースへのアクセスを制御して、会議の進行を管理するコンピュータを、
    前記情報端末のいずれかによって予め設定される、会議参加者ごとの役割と、会議の進行順序と、該会議の進行順序の段階ごとに前記各役割に対してアクセス可能なリソースの各情報を記憶保持する記憶手段、
    前記情報端末を使用する会議参加者の役割を判定する役割判定手段、
    前記記憶手段に記憶保持された会議の進行順序の情報に基づいて会議の進行状態を判定する進行状態判定手段、および
    前記役割判定手段によって判定された役割と、前記進行状態判定手段によって判定された進行状態と、前記記憶手段に記憶保持された会議の進行順序の段階ごとに前記各役割に対してアクセス可能なリソースの情報とから、前記情報端末を使用する会議参加者の役割に応じて、該情報端末から前記リソースへのアクセスの可否を制御するアクセス制御手段として機能させるためのプログラム。
  20. ネットワーク環境下で、会議参加者がそれぞれ使用する情報端末と、会議で利用するリソースと、前記情報端末から前記リソースへのアクセスを制御して会議の進行を管理する情報処理装置とを備え、
    前記情報処理装置が、
    前記情報端末のいずれかによって予め設定される、会議参加者ごとの役割と、会議の進行順序と、該会議の進行順序の段階ごとに前記各役割に対してアクセス可能なリソースの各情報を記憶保持する記憶手段と、
    前記情報端末を使用する会議参加者の役割を判定する役割判定手段と、
    前記記憶手段に記憶保持された会議の進行順序の情報に基づいて会議の進行状態を判定する進行状態判定手段と、
    前記役割判定手段によって判定された役割と、前記進行状態判定手段によって判定された進行状態と、前記記憶手段に記憶保持された会議の進行順序の段階ごとに前記各役割に対してアクセス可能なリソースの情報とから、前記情報端末を使用する会議参加者の役割に応じて、該情報端末から前記リソースへのアクセスの可否を制御するアクセス制御手段と、を有することを特徴とする会議支援システム。
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