JP7243440B2 - 通信端末、通信システム、通信方法およびプログラム - Google Patents
通信端末、通信システム、通信方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7243440B2 JP7243440B2 JP2019096390A JP2019096390A JP7243440B2 JP 7243440 B2 JP7243440 B2 JP 7243440B2 JP 2019096390 A JP2019096390 A JP 2019096390A JP 2019096390 A JP2019096390 A JP 2019096390A JP 7243440 B2 JP7243440 B2 JP 7243440B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mute
- communication
- communication terminal
- terminal
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/14—Systems for two-way working
- H04N7/141—Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
- H04N7/147—Communication arrangements, e.g. identifying the communication as a video-communication, intermediate storage of the signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/14—Systems for two-way working
- H04N7/15—Conference systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Description
(通信システムの全体構成)
図1は、第1の実施形態に係る通信システムの概略構成図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1の構成の概略を説明する。
図2は、第1の実施形態に係る通信端末のハードウェア構成の一例を示す図である。図2を参照しながら、本実施形態に係る通信端末10のハードウェア構成の詳細について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る管理システムおよびプログラム提供システムのハードウェア構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、管理システム50およびプログラム提供システム90のハードウェア構成の詳細について説明する。
図4は、第1の実施形態に係る通信端末のソフトウェア構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、本実施形態に係る通信端末10のソフトウェア構成の詳細について説明する。
図5は、第1の実施形態に係る通信システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。図5を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1の機能ブロックの構成について説明する。
図5に示すように、通信端末10は、通信部11と、操作入力受付部12と、撮像部13と、表示制御部14と、音声入力部15と、音声出力部16と、記憶・読出部17と、記憶部18と、認証要求部19と、ミュート制御部20と、ミュート確認部21と、ミュート応答部22と、を有している。
図5に示すように、管理システム50は、通信部51と、認証部52と、状態管理部53と、端末抽出部54と、端末状態取得部55と、セッション制御部56と、記憶・読出部57と、記憶部58と、を有している。記憶部58は、図3に示す補助記憶装置205によって実現され、図5に示すように、認証管理DB5001と、端末管理DB5002と、グループ管理DB5003と、セッション管理DB5004とを記憶している。以下、記憶部58に記憶されている各DBにおいて管理される各テーブルについて説明する。
図6は、認証管理テーブルの一例を示す図である。
図7は、端末管理テーブルの一例を示す図である。
図8は、グループ管理テーブルの一例を示す図である。
図9は、セッション管理テーブルの一例を示す図である。
図10は、第1の実施形態に係る通信システムにおけるコンテンツデータおよび各種管理情報を送受信するために確立されたセッションを示す図である。図10を参照しながら、通信システム1におけるコンテンツデータおよび各種管理情報を送受信するために確立されたセッションについて説明する。
図11は、第1の実施形態に係る通信システムにおける、通信端末が通話を開始するための認証処理を含む準備段階の処理の一例を示すシーケンス図である。図12は、宛先リストの表示例を示す図である。図11および図12を参照しながら、通信端末10aaが通話を開始する前の準備段階における各情報の送受信処理について説明する。なお、図11では、管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される処理が示されている。
まず、通信端末10aaのユーザが、図2に示す入力装置108に対する操作により電源をオンにすると、通信端末10aaの操作入力受付部12が、電源オンを受け付けて、通信端末10aaの電源をオンにする。
そして、通信端末10aaの認証要求部19は、上述の通信端末10aaの電源オンを契機とし、通信部11から通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログインの認証要求を示す認証要求情報、および通信端末10aaのIPアドレスを送信する。この認証要求情報には、開始要求端末としての自端末である通信端末10aaを識別するための端末ID、通信端末10aaにログインしているユーザのユーザID、およびパスワードが含まれている。端末ID、ユーザIDおよびパスワードは、通信端末10aaの記憶・読出部17によって記憶部18から読み出されて、通信部11に送られたデータである。また、通信端末10aaから管理システム50へ認証要求情報が送信される際は、受信側である管理システム50は、送信側である通信端末10aaのIPアドレスを把握することができる。
次に、管理システム50の認証部52は、通信部51を介して受信した認証要求情報に含まれているユーザIDおよびパスワードを検索キーとして、認証管理テーブル(図6参照)を検索し、認証管理テーブルに同一のユーザIDおよびパスワードが管理されているかを判断することによってユーザ認証を行う。
認証部52によって、正当な利用権限を有する通信端末10からのログインの認証要求であると判断された場合には、管理システム50の状態管理部53は、端末管理テーブル(図7参照)に、通信端末10aaの端末IDおよび端末名で示されるレコード毎に、ユーザIDおよび通信端末10aaのIPアドレスを関連付けて記憶する。これにより、端末管理テーブルには、通信端末10aaの端末ID「10aa」に、ユーザID「A_10aa」およびIPアドレス「1.2.1.3」が関連付けて管理されることになる。
続いて、状態管理部53は、通信端末10aaの稼動状態「オンライン」および通信状態「None」を設定し、端末管理テーブルに、通信端末10aaの端末IDおよび端末名で示されるレコードに、稼動状態および通信状態を関連付けて記憶する。これにより、端末管理テーブルには、通信端末10aaの端末ID「10aa」に、稼動状態「オンライン」および通信状態「None」が関連付けて管理されることになる。
そして、管理システム50の通信部51は、認証部52によって得られたユーザ認証の結果が示された認証結果情報を、通信ネットワーク2を介して、認証要求情報を送信してきた開始要求端末(通信端末10aa)に送信する。本実施形態では、通信端末10aaが、認証部52によって正当な利用権限を有するユーザが利用する端末であるとユーザ認証されたものとして、以下続けて説明する。
通信端末10aaにおいて、正当な利用権限を有するユーザが利用する端末であるとユーザ認証された結果が示された認証結果情報を受信すると、通信部11は、通信ネットワーク2を介して管理システム50へ、宛先リストを要求する旨が示された宛先リスト要求情報を送信する。これにより、管理システム50の通信部51は、宛先リスト要求情報を受信する。
次に、管理システム50の端末抽出部54は、開始要求端末(通信端末10aa)の端末ID「10aa」を検索キーとして、グループ管理テーブル(図8参照)を検索し、開始要求端末が通話することができる、すなわち、開始要求端末と同じグループ(ここでは、グループID「G001」のグループ)に属する宛先端末の候補の端末IDを抽出する。また、端末抽出部54は、抽出した端末IDを検索キーとして、端末管理テーブルを検索し、この端末IDに対応する端末名、すなわち宛先端末の候補の端末名を抽出する。ここでは、開始要求端末(通信端末10aa)の端末ID「10aa」に対応する宛先端末の候補(通信端末10ab、10ac、10db)のそれぞれの端末ID(「10ab」、「10ac」、「10db」)と、これらに対応する端末名(「日本 東京事業所 AB端末」、「日本 東京事業所 AC端末」、「アメリカ ワシントン事業所 DB端末」)が抽出される。
次に、管理システム50の通信部51は、端末抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末IDおよび端末名を含む宛先リスト情報を、開始要求端末(通信端末10aa)に送信する。これにより、開始要求端末(通信端末10aa)では、通信部11が宛先リスト情報を受信し、記憶・読出部17が記憶部18へ宛先リスト情報を記憶する。
また、管理システム50の端末状態取得部55は、端末抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末ID(「10ab」、「10ac」、「10db」)を検索キーとして、端末管理テーブルを検索する。そして、端末状態取得部55は、宛先端末の候補の端末ID毎に、対応する稼動状態および通信状態を読み出すことにより、宛先端末の候補(通信端末10ab、10ac、10db)それぞれの稼動状態および通信状態を取得する。
次に、通信部51は、ステップS30で使用された検索キーである端末IDと、対応する宛先端末の候補の稼動状態および通信状態とを含む状態情報を、通信ネットワーク2を介して開始要求端末に送信する。具体的には、通信部51は、検索キーとしての端末ID「10ab」と、宛先端末の候補(通信端末10ab)の稼動状態「オフライン」とを含む状態情報を、開始要求端末(通信端末10aa)に送信する。なお、稼動状態が「オフライン」の場合には、状態情報には、通信状態は含まれない。また、通信部51は、端末ID「10ac」と、宛先端末の候補(通信端末10ac)の稼動状態「オンライン」と、通信状態「None」とを含む状態情報等、宛先端末の候補すべてに対する状態情報それぞれを開始要求端末(通信端末10aa)へ送信する。
次に、開始要求端末(通信端末10aa)の記憶・読出部17は、順次、管理システム50から受信した状態情報を記憶部18に記憶する。したがって、開始要求端末(通信端末10aa)は、宛先端末の候補の状態情報を受信することで、通話することができる宛先端末の候補の現時点のそれぞれの稼動状態および通信状態を取得することができる。
次に、開始要求端末(通信端末10aa)の表示制御部14は、記憶部18に記憶されている宛先リスト情報、および宛先端末の候補の状態情報に基づいて、宛先端末の候補の稼動状態および通信状態を反映させた宛先リストを作成する。そして、表示制御部14は、図1に示すディスプレイ120aaに、所定のタイミングで図12に示すような宛先リストを表示する。
図13は、第1の実施形態に係る通信システムにおける通話の開始を要求する処理の一例を示すシーケンス図である。図13を参照しながら、通信端末10が他の通信端末10との通信の開始を要求する場合の処理を説明する。なお、図13では、すべて管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される処理が示されている。
まず、開始要求端末のユーザは、通信端末10aaの入力装置108を操作して宛先端末(通信端末10db)を選択する。
すると、通信端末10aaの通信部11は、開始要求端末(通信端末10aa)の端末ID「10aa」、および宛先端末(通信端末10db)の端末ID「10db」を含む開始要求情報を、開始要求端末のIPアドレスと共に管理システム50へ送信する。これにより、管理システム50の通信部51は、開始要求情報を受信すると共に、送信元である開始要求端末(通信端末10aa)のIPアドレス「1.2.1.3」を把握することになる。
そして、状態管理部53は、開始要求情報に含まれる開始要求端末(通信端末10aa)の端末ID「10aa」および宛先端末(通信端末10db)の端末ID「10db」に基づき、端末管理DB5002の端末管理テーブルにおいて、端末ID「10aa」および端末ID「10db」がそれぞれ含まれるレコードの通信状態のフィールド部分を変更する。具体的には、状態管理部53は、端末管理テーブルの端末ID「10aa」が含まれるレコードの通信状態を「Calling」に変更する。同様に、状態管理部53は、端末管理テーブルの端末ID「10db」が含まれるレコードの通信状態を「Ringing」に変更する。
そして、管理システム50のセッション制御部56は、開始要求端末(通信端末10aa)によって要求された宛先端末との間の通信を実行するためのセッション(コンテンツデータ用セッションsed)を識別するためのセッションID「se1」を生成する。セッション制御部56は、セッションIDを生成すると、セッションID「se1」をセッション管理テーブル(図9参照)に記憶する。
続いて、セッション制御部56は、セッション管理テーブルにおいて、セッションID「se1」が含まれるレコードの開始要求端末の端末IDおよび宛先端末の端末IDのフィールド部分に、それぞれ開始要求端末の端末ID「10aa」、宛先端末の端末ID「10db」を記憶して管理する。
次に、通信部51は、通信ネットワーク2を介して、開始要求端末(通信端末10aa)へ、セッション制御部56により生成されたセッションIDを送信する。
また、通信部51は、開始要求端末の端末ID「10aa」と、セッションID「se1」とを含む開始要求情報と、管理システム50のIPアドレスとを宛先端末へ送信する。これにより、宛先端末(通信端末10db)は、開始要求情報を受信すると共に、管理システム50のIPアドレス「1.1.1.2」を把握することになる。
図14は、第1の実施形態に係る通信システムにおける通話の開始の要求を許可する処理の一例を示すシーケンス図である。図15は、開始要求受付画面の表示例を示す図である。図14および図15を参照しながら、開始要求情報を受信した宛先端末のユーザが、入力装置108を操作することにより、開始要求端末との間の通信の開始(セッションの確立)を許可する旨の応答が受け付けられた場合の処理について説明する。
図14に示す送受信処理の開始時には、宛先端末(通信端末10db)のディスプレイ120には、開始要求情報を受信したことを示す開始要求受付画面1200-1(図15参照)が表示されている。
宛先端末(通信端末10db)の入力装置108の操作によって「はい」ボタン1200-2が押下された場合、操作入力受付部12は、開始要求端末(通信端末10aa)との間の通信の開始(セッション確立)を許可する旨の応答を受け付ける。
次に、宛先端末の通信部11は、宛先端末の端末ID「10db」、開始要求端末の端末ID「10aa」、およびセッションID「se1」が含まれる開始応答情報を、管理システム50へ送信する。
管理システム50の通信部51が開始応答情報を受信すると、状態管理部53は、開始応答情報に含まれる開始要求端末の端末ID「10aa」および宛先端末の端末ID「10db」に基づき、端末管理テーブルにおいて、端末ID「10aa」および端末ID「10db」がそれぞれ含まれるレコードの通信状態のフィールド部分を変更する。具体的には、状態管理部53は、端末管理テーブルの端末ID「10aa」が含まれるレコードの通信状態を「Accepted」に変更する。同様に、状態管理部53は、端末管理テーブルの端末ID「10db」が含まれるレコードの通信状態も「Accepted」に変更する。
次に、通信部51は、宛先端末(通信端末10db)の端末ID「10db」、およびセッションID「se1」が含まれる開始応答情報を開始要求端末(通信端末10aa)へ送信する。
開始要求端末は、この開始応答情報を受信すると、通信部11によってセッションID「se1」を管理システム50に送信することにより、セッションを確立させる。
一方、宛先端末は、通信部11によってセッションID「se1」を管理システム50に送信することにより、セッションを確立させる。
図16は、第1の実施形態に係る通信システムにおける一斉ミュートの動作を説明する図である。図16を参照しながら、特定の通信端末10から一斉ミュート指令が送信された場合の動作について説明する。
図17は、第1の実施形態に係る通信システムにおける、途中参加をする場合に他の通信端末にミュート状態を確認する動作の一例を示すシーケンス図である。図18は、第1の実施形態に係る通信システムにおける、途中参加をする場合に他の通信端末にミュート状態を確認する動作を説明する図である。図17および図18を参照しながら、ビデオ会議に途中参加する場合に他の通信端末10にミュート状態を確認する動作について説明する。なお、当該動作の前に、図16に示すように、通信端末10aa、10ab、10dbがビデオ会議に参加しており、通信端末10dbが、他の通信端末10(10aa、10ab)に対して一斉ミュート指令を送信し、当該他の通信端末10が一斉ミュート状態となっているものとする。また、通信端末10aa、10ab、10dbと同じグループの通信端末10acは、未だビデオ会議には参加していないものの、図11に示すユーザ認証が完了しているものとし、同じグループの通信端末10の情報(宛先リスト情報、状態情報)を取得しているものとする。
ビデオ会議に参加している通信端末10aa、10ab、10dbと同じグループであって当該ビデオ会議に未だ参加していない通信端末10acのユーザ(話者)は、入力装置108を介して、当該ビデオ会議に参加の要求先となる通信端末10(ここでは通信端末10aaとする)を選択して、途中参加の要求操作を行う。すると、通信端末10acの通信部11は、ビデオ会議への途中参加を要求するための参加要求情報と、自身(通信端末10ac)のIPアドレス(参加要求端末IPアドレス)と、管理システム50へ送信する(図18の(1)新たに会議に参加)。参加要求情報には、自身(通信端末10ac)の端末ID(参加要求端末ID)と、要求先となる通信端末10aaの端末ID(宛先端末ID)とが含まれる。
管理システム50の通信部51により参加要求情報が受信されると、状態管理部53は、参加要求情報に含まれる参加要求端末である通信端末10acの端末ID「10ac」および宛先端末である通信端末10aaの端末ID「10aa」に基づき、端末管理DB5002の端末管理テーブルにおいて、端末ID「10ac」および端末ID「10aa」がそれぞれ含まれるレコードの通信状態のフィールド部分を変更する。具体的には、状態管理部53は、端末管理テーブルの端末ID「10ac」が含まれるレコードの通信状態を「Calling」に変更する。同様に、状態管理部53は、端末管理テーブルの端末ID「10aa」が含まれるレコードの通信状態を「Ringing」に変更する。なお、図13で示した場合のビデオ会議のセッションを確立させるために開始要求情報が管理システム50に送信された場合(ステップS43)の通信状態の変更内容と区別するために、他の通信状態に変更するものとしてもよい。
そして、通信部51は、参加要求端末ID「10ac」およびビデオ会議のセッションを示すセッションIDを含む参加要求情報と、ミュート確認要求とを、ステップS62で受信した宛先端末ID「10aa」が示す通信端末10aaへ送信する。
宛先端末である通信端末10aaの通信部11により参加要求情報が受信されると、通信端末10aaの表示制御部14は、ディスプレイ120aaに途中参加要求を受け付けるための画面(途中参加要求受付画面)を表示させる。なお、途中参加要求受付画面は、例えば、上述の図15に示す開始要求受付画面1200-1に準じる画面であって、途中参加を要求している通信端末10acに対して途中参加を許可するか否かを促す画面であればよい。
通信端末10aaの入力装置108に対して、通信端末10acのビデオ会議への途中参加を認める操作が行われると、操作入力受付部12は、参加要求端末(通信端末10ac)のビデオ会議への途中参加を認める旨の応答を受け付ける。
また、通信端末10aaの通信部11によりミュート確認要求が受信されると、通信端末10aaのミュート応答部22は、記憶部18を参照して自身(通信端末10aa)のミュート状態(一斉ミュート状態となっているか否か)を判別(確認)する。
そして、通信端末10aaの通信部11は、参加要求情報に対する応答として、宛先端末ID「10aa」、参加要求端末ID「10ac」、およびセッションIDが含まれる参加応答情報を、管理システム50へ送信する。さらに、通信端末10aaのミュート応答部22は、ミュート確認要求に対する応答として、判別した自身のミュート状態を示すミュート状態応答を、通信部11を介して管理システム50へ送信する(図18の(3)ミュート状態応答)。なお、参加応答情報の送信と、ミュート状態応答の送信とは、必ずしも同じタイミングに行われる必要がなく、それぞれの応答の送信の準備が完了次第、個別に行われるものとしてもよい。
管理システム50の通信部51は、通信端末10aaからミュート状態応答を受信すると、参加要求端末である通信端末10acに対して、宛先端末ID「10aa」と共に、当該ミュート状態応答を中継して送信する。
通信端末10acの通信部11によりミュート状態応答および宛先端末ID「10aa」が受信されると、通信端末10acのミュート確認部21は、当該ミュート状態応答によって、宛先端末ID「10aa」により識別される通信端末10aaのミュート状態を認識する。ミュート確認部21により通信端末10aaのミュート状態が一斉ミュート状態であることが認識された場合、通信端末10acのミュート制御部20は、当該通信端末10acについても一斉ミュート状態にする(図18の(4)一斉ミュート状態)。そして、ミュート制御部20は、通信端末10acの現在のミュート状態が一斉ミュート状態となっている旨を、記憶部18に記憶させる。すなわち、この場合、通信端末10acは、一斉ミュート状態としてビデオ会議に途中参加することになる。
また、ステップS68による処理によって、管理システム50の通信部51により通信端末10aaから参加応答情報が受信されると、状態管理部53は、参加応答情報に含まれる参加要求端末ID「10ac」および宛先端末ID「10aa」に基づき、端末管理テーブルにおいて、端末ID「10ac」および端末ID「10aa」がそれぞれ含まれるレコードの通信状態のフィールド部分を変更する。具体的には、状態管理部53は、端末管理テーブルの端末ID「10ac」が含まれるレコードの通信状態を「Accepted」に変更する。同様に、状態管理部53は、端末管理テーブルの端末ID「10ac」が含まれるレコードの通信状態も「Accepted」に変更する。なお、図14で示した場合のビデオ会議のセッションの確立が許可された場合の通信状態の変更内容(ステップS54)と区別するために、他の通信状態に変更するものとしてもよい。
そして、通信部51は、宛先端末ID「10aa」、およびセッションIDが含まれる参加応答情報を、参加者情報と共に、参加要求端末である通信端末10acへ送信する。ここで、参加者情報とは、例えば、通信端末10ac以外の同じグループに含まれる通信端末10の情報(宛先リスト情報、状態情報)を含む情報である。
参加要求端末である通信端末10acは、通信部11を介して管理システム50から参加応答情報を受信することによって、ビデオ会議への途中参加の処理が完了する。ここで、上述したように、通信端末10acのビデオ会議への途中参加の処理中に、同じグループの特定の通信端末10から一斉ミュート指令が送信されることによって、途中参加の前後で通信端末10aaのミュート状態(一斉ミュート状態であるか否か)が変更されている可能性がある。そこで、本実施形態では、通信端末10acは、ビデオ会議への途中参加の処理の完了後、以下のステップS74以降で、宛先端末である通信端末10aaに対して、再度、ミュート状態の確認を行う処理をする。
通信端末10acのミュート確認部21は、通信端末10acのビデオ会議への途中参加の処理の完了後、宛先端末である通信端末10aaに対してミュート状態を再確認するためのミュート再確認要求を、参加要求端末ID「10ac」および宛先端末ID「10aa」と共に、通信部11を介して管理システム50へ送信する(図18の(2)ミュート状態確認)。
管理システム50の通信部51は、通信端末10acからミュート再確認要求を受信すると、共に受信した宛先端末ID「10aa」が示す通信端末10aaに対して、参加要求端末ID「10ac」と共に、当該ミュート再確認要求を中継して送信する。
通信端末10aaの通信部11によりミュート再確認要求が受信されると、通信端末10aaのミュート応答部22は、再度、記憶部18を参照して自身(通信端末10aa)のミュート状態(一斉ミュート状態または個別ミュート状態となっているか否か)を判別(確認)する。
そして、通信端末10aaのミュート応答部22は、ミュート再確認要求に対する応答として、判別した自身のミュート状態を示すミュート状態応答を、宛先端末ID「10aa」および参加要求端末ID「10ac」と共に、通信部11を介して管理システム50へ送信する(図18の(3)ミュート状態応答)。
管理システム50の通信部51は、通信端末10aaからミュート状態応答を受信すると、共に受信した参加要求端末ID「10ac」により識別される通信端末10acに対して、宛先端末ID「10aa」と共に、当該ミュート状態応答を中継して送信する。
通信端末10acの通信部11によりミュート状態応答および宛先端末ID「10aa」が受信されると、通信端末10acのミュート確認部21は、当該ミュート状態応答によって、宛先端末ID「10aa」により識別される通信端末10aaのミュート状態を認識する。ミュート確認部21により通信端末10aaのミュート状態が一斉ミュート状態であることが認識された場合、通信端末10acのミュート制御部20は、当該通信端末10acについても一斉ミュート状態にする(図18の(4)一斉ミュート状態)。そして、ミュート制御部20は、通信端末10acの現在のミュート状態が一斉ミュート状態となっている旨を、記憶部18に記憶させる。すなわち、この場合、通信端末10acは、一斉ミュート状態としてビデオ会議に途中参加することになる。
図19は、第1の実施形態に係る通信システムにおける一斉ミュート状態を解除する動作の一例を示すシーケンス図である。図20は、第1の実施形態に係る通信システムにおける一斉ミュート状態を解除する動作を説明する図である。図21は、一斉ミュート状態の解除の通知画面の一例を示す図である。図19~図21を参照しながら、特定の通信端末10から一斉ミュート解除指令が送信された場合の動作について説明する。
通信端末10dbの話者は、講演等を終えて通常のビデオ会議に戻すために、当該通信端末10dbの操作入力受付部12に対して、ビデオ会議の他の通信端末10(通信端末10aa、10ab、10ac)の一斉ミュート状態を解除させるための操作(一斉ミュート解除操作)を行う。以下、他の通信端末10の代表として通信端末10acを想定して説明する。一斉ミュート解除操作が行われると、通信端末10dbのミュート制御部20は、通信端末10acに対して一斉ミュート状態を解除するための一斉ミュート解除指令を、自身の端末ID「10db」と共に、通信部11を介して管理システム50に送信する(図20(b)の(1)一斉ミュート解除指令)。
管理システム50の通信部51により一斉ミュート解除指令が受信されると、端末抽出部54は、グループ管理DB5003のグループ管理テーブル(図8参照)を参照し、通信端末10dbと同じグループに属する他の通信端末10(すなわち、ビデオ会議を行っている他の通信端末10)の端末IDを取得する。
そして、通信部51は、端末抽出部54により取得された端末ID(ここでは「10ac」)により識別される通信端末10(ここでは通信端末10ac)に対して、一斉ミュート解除指令、および端末ID「10db」を送信する(図20(b)の(1)一斉ミュート解除指令)。
通信端末10acの通信部11により一斉ミュート解除指令および端末ID「10db」が受信されると、通信端末10acの表示制御部14(通知部の一例)は、ディスプレイ120に、一斉ミュート状態の解除を通知するための通知画面(例えば、図21に示す会議画面1300のミュート解除通知ダイアログボックス1310)を表示させる。これによって、通信端末10acの話者は、通信端末10dbから一斉ミュート解除指令が送信され、突然一斉ミュート状態が解除されることなく、これから一斉ミュート状態が解除されることを認識することができる。なお、上述のような通知画面による通知に加えて、音声出力部16(通知部の一例)がスピーカ115から一斉ミュート状態が解除されることを示す警告音を出力させるものとしてもよい。
そして、通信端末10acのミュート制御部20は、上述の通知画面において一斉ミュート状態の解除を許容する操作(例えば、図21に示すミュート解除通知ダイアログボックス1310のOKボタンの押下操作)が行われたとき、または、当該通知画面が表示されてから所定時間経過したとき、一斉ミュート状態を解除する(図20(b)の(2)一斉ミュート状態解除)。そして、ミュート制御部20は、通信端末10acの現在のミュート状態がミュートした状態になっていない旨を、記憶部18に記憶させる。これによって、一斉ミュートを解除して通常のビデオ会議を続けることが可能となる。
図22は、第1の実施形態の変形例に係る通信システムにおける、特定の通信端末に対してミュート状態が確認できない場合に他の通信端末に確認する動作を説明する図である。図22を参照しながら、本変形例に係る通信システム1において、ビデオ会議に途中参加する場合に他の通信端末10にミュート状態を確認する動作について説明する。
第2の実施形態に係る通信システムについて、第1の実施形態に係る通信システム1と相違する点を中心に説明する。第1の実施形態では、ビデオ会議に参加している通信端末10が、自身のミュート状態(ミュートしていない状態、個別ミュート状態、一斉ミュート状態等)を自身で管理していることを前提に説明した。本実施形態では、ビデオ会議に参加している各通信端末10のミュート状態を、管理システム50が管理する場合について説明する。なお、本実施形態に係る通信システムの全体構成、ならびに管理システムおよび通信端末のハードウェア構成は、第1の実施形態で説明した構成と同様である。
図23は、第2の実施形態に係る通信システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。図23を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1aの機能ブロックの構成について説明する。なお、本実施形態では、通信システム1aに含まれる管理システムを「管理システム50a」と称し、通信端末の総称を「通信端末10a」と称するものとして説明する。
図23に示すように、通信端末10aは、通信部11と、操作入力受付部12と、撮像部13と、表示制御部14と、音声入力部15と、音声出力部16と、記憶・読出部17と、記憶部18と、認証要求部19と、ミュート制御部20aと、ミュート確認部21aと、を有している。なお、通信部11、操作入力受付部12、撮像部13、表示制御部14、音声入力部15、音声出力部16、記憶・読出部17、記憶部18および認証要求部19の動作は、第1の実施形態と同様である。
図23に示すように、管理システム50aは、通信部51と、認証部52と、状態管理部53と、端末抽出部54と、端末状態取得部55と、セッション制御部56と、記憶・読出部57と、記憶部58と、ミュート管理部59と、ミュート応答部60と、を有している。記憶部58は、図3に示す補助記憶装置205によって実現され、図23に示すように、認証管理DB5001と、端末管理DB5002と、グループ管理DB5003と、セッション管理DB5004とを記憶している。なお、通信部51、認証部52、状態管理部53、端末抽出部54、端末状態取得部55、セッション制御部56、記憶・読出部57および記憶部58の動作は、第1の実施形態と同様である。また、認証管理DB5001に含まれる認証管理テーブル、グループ管理DB5003に含まれるグループ管理テーブル、および、セッション管理DB5004に含まれるセッション管理テーブルの構成は、第1の実施形態と同様である。
図24は、第2の実施形態の端末管理テーブルの一例を示す図である。図24を参照しながら、本実施形態の端末管理テーブルについて、上述の第1の実施形態の図7に示した端末管理テーブルとの相違点を中心に説明する。
図25は、第2の実施形態に係る通信システムにおける一斉ミュートの動作を説明する図である。図25を参照しながら、特定の通信端末10aから一斉ミュート指令が送信された場合の動作について説明する。
図26は、第2の実施形態に係る通信システムにおける、途中参加をする場合に他の通信端末にミュート状態を確認する動作の一例を示すシーケンス図である。図27は、第2の実施形態に係る通信システムにおける、途中参加をする場合に他の通信端末にミュート状態を確認する動作を説明する図である。図26および図27を参照しながら、ビデオ会議に途中参加する場合に他の通信端末10aにミュート状態を確認する動作について説明する。なお、当該動作の前に、図25に示すように、通信端末10aa、10ab、10dbがビデオ会議に参加しており、通信端末10dbが、他の通信端末10a(10aa、10ab)に対して一斉ミュート指令を送信し、当該他の通信端末10aが一斉ミュート状態となっているものとする。また、通信端末10aa、10ab、10dbと同じグループの通信端末10acは、未だビデオ会議には参加していないものの、図11に示すユーザ認証が完了しているものとし、同じグループの通信端末10aの情報(宛先リスト情報、状態情報)を取得しているものとする。
ビデオ会議に参加している通信端末10aa、10ab、10dbと同じグループであって当該ビデオ会議に未だ参加していない通信端末10acのユーザ(話者)は、入力装置108を介して、当該ビデオ会議に参加の要求先となる通信端末10a(ここでは通信端末10aaとする)を選択して、途中参加の要求操作を行う。すると、通信端末10acの通信部11は、ビデオ会議への途中参加を要求するための参加要求情報と、自身(通信端末10ac)のIPアドレス(参加要求端末IPアドレス)と、管理システム50aへ送信する(図27の(1)新たに会議に参加)。参加要求情報には、自身(通信端末10ac)の端末ID(参加要求端末ID)と、要求先となる通信端末10aaの端末ID(宛先端末ID)とが含まれる。
管理システム50aの通信部51により参加要求情報が受信されると、状態管理部53は、参加要求情報に含まれる参加要求端末である通信端末10acの端末ID「10ac」および宛先端末である通信端末10aaの端末ID「10aa」に基づき、端末管理DB5002の端末管理テーブルにおいて、端末ID「10ac」および端末ID「10aa」がそれぞれ含まれるレコードの通信状態のフィールド部分を変更する。具体的には、状態管理部53は、端末管理テーブルの端末ID「10ac」が含まれるレコードの通信状態を「Calling」に変更する。同様に、状態管理部53は、端末管理テーブルの端末ID「10aa」が含まれるレコードの通信状態を「Ringing」に変更する。なお、上述の図13で示した場合のビデオ会議のセッションを確立させるために開始要求情報が管理システム50aに送信された場合(ステップS43)の通信状態の変更内容と区別するために、他の通信状態に変更するものとしてもよい。
そして、管理システム50aの通信部51は、参加要求端末ID「10ac」およびビデオ会議のセッションを示すセッションIDを含む参加要求情報を、ステップS102で受信した宛先端末ID「10aa」が示す通信端末10aaへ送信する。
管理システム50aの通信部51によりミュート確認要求が受信されると、管理システム50aのミュート応答部60は、端末管理テーブル(図24参照)を参照して、ステップS102で受信した宛先端末ID「10aa」が示す通信端末10aaのミュート状態(一斉ミュート状態となっているか否か)を判別(確認)する。
そして、管理システム50aのミュート応答部60は、ミュート確認要求に対する応答として、判別した通信端末10aaのミュート状態を示すミュート状態応答を、宛先端末ID「10aa」と共に、通信部51を介して通信端末10acへ送信する(図27の(3)ミュート状態応答)。
通信端末10acの通信部11によりミュート状態応答および宛先端末ID「10aa」が受信されると、通信端末10acのミュート確認部21aは、当該ミュート状態応答によって、宛先端末ID「10aa」により識別される通信端末10aaのミュート状態を認識する。ミュート確認部21aにより通信端末10aaのミュート状態が一斉ミュート状態であることが認識された場合、通信端末10acのミュート制御部20aは、当該通信端末10acについても一斉ミュート状態にする(図27の(4)一斉ミュート状態)。すなわち、この場合、通信端末10acは、一斉ミュート状態としてビデオ会議に途中参加することになる。
そして、ミュート制御部20aは、一斉ミュート状態にした場合には、その旨を通知するミュート完了通知を管理システム50aへ送信する(図27の(5)ミュート完了通知)。
管理システム50aのミュート管理部59は、通信端末10acから通信部51を介してミュート完了通知を受信すると、端末管理テーブル(図24参照)の通信端末10acに対応するミュート状態を、一斉ミュート状態として反映する(図27の(6)ミュート状態管理)。
一方、宛先端末である通信端末10aaの通信部11により参加要求情報が受信されると、通信端末10aaの表示制御部14は、ディスプレイ120aaに途中参加要求を受け付けるための画面(途中参加要求受付画面)を表示させる。なお、途中参加要求受付画面は、例えば、上述の図15に示す開始要求受付画面1200-1に準じる画面であって、途中参加を要求している通信端末10acに対して途中参加を許可するか否かを促す画面であればよい。
通信端末10aaの入力装置108に対して、通信端末10acのビデオ会議への途中参加を認める操作が行われると、操作入力受付部12は、参加要求端末(通信端末10ac)のビデオ会議への途中参加を認める旨の応答を受け付ける。
そして、通信端末10aaの通信部11は、参加要求情報に対する応答として、宛先端末ID「10aa」、参加要求端末ID「10ac」、およびセッションIDが含まれる参加応答情報を、管理システム50aへ送信する。
管理システム50aの通信部51により通信端末10aaから参加応答情報が受信されると、状態管理部53は、参加応答情報に含まれる参加要求端末ID「10ac」および宛先端末ID「10aa」に基づき、端末管理テーブルにおいて、端末ID「10ac」および端末ID「10aa」がそれぞれ含まれるレコードの通信状態のフィールド部分を変更する。具体的には、状態管理部53は、端末管理テーブルの端末ID「10ac」が含まれるレコードの通信状態を「Accepted」に変更する。同様に、状態管理部53は、端末管理テーブルの端末ID「10ac」が含まれるレコードの通信状態も「Accepted」に変更する。なお、図14で示した場合のビデオ会議のセッションの確立が許可された場合の通信状態の変更内容(ステップS54)と区別するために、他の通信状態に変更するものとしてもよい。
そして、通信部51は、宛先端末ID「10aa」、およびセッションIDが含まれる参加応答情報を、参加者情報と共に、参加要求端末である通信端末10acへ送信する。ここで、参加者情報とは、例えば、通信端末10ac以外の同じグループに含まれる通信端末10aの情報(宛先リスト情報、状態情報)を含む情報である。
参加要求端末である通信端末10acは、通信部11を介して管理システム50aから参加応答情報を受信することによって、ビデオ会議への途中参加の処理が完了する。ここで、上述したように、通信端末10acのビデオ会議への途中参加の処理中に、同じグループの特定の通信端末10aから一斉ミュート指令が送信されることによって、途中参加の前後で通信端末10aaのミュート状態(一斉ミュート状態であるか否か)が変更されている可能性がある。そこで、本実施形態では、通信端末10acは、ビデオ会議への途中参加の処理の完了後、以下のステップS116以降で、宛先端末である通信端末10aaのミュート状態について、再度確認を行う処理をする。
通信端末10acのミュート確認部21aは、通信端末10acのビデオ会議への途中参加の処理の完了後、宛先端末である通信端末10aaに対してミュート状態を再確認するためのミュート再確認要求を、参加要求端末ID「10ac」および宛先端末ID「10aa」と共に、通信部11を介して管理システム50aへ送信する(図27の(2)ミュート状態確認)。
管理システム50aの通信部51によりミュート再確認要求が受信されると、管理システム50aのミュート応答部60は、再度、端末管理テーブル(図24参照)を参照して、受信した宛先端末ID「10aa」が示す通信端末10aaのミュート状態(一斉ミュート状態となっているか否か)を判別(確認)する。
そして、管理システム50aのミュート応答部60は、ミュート再確認要求に対する応答として、判別した通信端末10aaのミュート状態を示すミュート状態応答を、宛先端末ID「10aa」と共に、通信部51を介して通信端末10acへ送信する(図27の(3)ミュート状態応答)。
通信端末10acの通信部11によりミュート状態応答および宛先端末ID「10aa」が受信されると、通信端末10acのミュート確認部21aは、当該ミュート状態応答によって、宛先端末ID「10aa」により識別される通信端末10aaのミュート状態を認識する。ミュート確認部21aにより通信端末10aaのミュート状態が一斉ミュート状態であることが認識された場合、通信端末10acのミュート制御部20aは、当該通信端末10acについても一斉ミュート状態にする(図27の(4)一斉ミュート状態)。すなわち、この場合、通信端末10acは、一斉ミュート状態としてビデオ会議に途中参加することになる。
そして、ミュート制御部20aは、一斉ミュート状態にした場合には、その旨を通知するミュート完了通知を管理システム50aへ送信する(図27の(5)ミュート完了通知)。
管理システム50aのミュート管理部59は、通信端末10acから通信部51を介してミュート完了通知を受信すると、端末管理テーブル(図24参照)の通信端末10acに対応するミュート状態を、一斉ミュート状態として反映する(図27の(6)ミュート状態管理)。
2 通信ネットワーク
2a~2d LAN
2ab、2cd 専用線
2i インターネット
10、10a、10aa、10ab、10ac、10ba、10bb、10ca、10cb、10da、10db 通信端末
11 通信部
12 操作入力受付部
13 撮像部
14 表示制御部
15 音声入力部
16 音声出力部
17 記憶・読出部
18 記憶部
19 認証要求部
20、20a ミュート制御部
21、21a ミュート確認部
22 ミュート応答部
30ab、30cb PC
50、50a 管理システム
51 通信部
52 認証部
53 状態管理部
54 端末抽出部
55 端末状態取得部
56 セッション制御部
57 記憶・読出部
58 記憶部
59 ミュート管理部
60 ミュート応答部
70、70a~70d、70ab、70cd ルータ
90 プログラム提供システム
101 CPU
102 ROM
103 RAM
105 補助記憶装置
106 メディア
107 メディアドライブ
108 入力装置
110 バスライン
111 ネットワークI/F
112 カメラ
112c ケーブル
113 撮像素子I/F
114 マイク
114c ケーブル
115 スピーカ
115c ケーブル
116 音声入出力I/F
117 USB I/F
119 ディスプレイI/F
120、120aa、120ba、120bb、120ca、120da、120db ディスプレイ
120c ケーブル
201 CPU
202 ROM
203 RAM
205 補助記憶装置
206 記録メディア
207 メディアドライブ
208 ディスプレイ
209 ネットワークI/F
210 バスライン
211 キーボード
212 マウス
213 DVD
214 DVDドライブ
215 USB I/F
1010 作業領域
1020 OS
1040 ブラウザ
1100-2 端末ID
1100-3 端末名
1100-4a オフラインアイコン
1100-4b 通話可能アイコン
1100-4c 通話中アイコン
1200-1 開始要求受付画面
1200-2 「はい」ボタン
1200-3 「いいえ」ボタン
1300 会議画面
1310 ミュート解除通知ダイアログボックス
5001 認証管理DB
5002 端末管理DB
5003 グループ管理DB
5004 セッション管理DB
A 通信アプリ
WA プログラム
Claims (11)
- 他の通信端末と、ネットワークを介して音声信号を送受信することにより通話が可能な通信端末であって、
開催中のビデオ会議に途中参加するときに、前記ビデオ会議に参加している他の通信端末について、該ビデオ会議に参加している各通信端末のうち1の通信端末を除いてミュートした状態である一斉ミュート状態であるか否かを確認するミュート確認部と、
前記ミュート確認部により前記他の通信端末が一斉ミュート状態となっていることが確認された場合、前記通信端末に対しても一斉ミュート状態にするミュート制御部と、
を備えた通信端末。 - 前記ミュート確認部は、前記通信端末が前記ビデオ会議に途中参加した後、該ビデオ会議に参加している他の通信端末に対して、再度、一斉ミュート状態であるか否かを確認し、
前記ミュート制御部は、前記ミュート確認部による再度の確認により前記他の通信端末が一斉ミュート状態となっていることが確認された場合、前記通信端末に対しても一斉ミュート状態にする請求項1に記載の通信端末。 - 前記ミュート確認部は、前記通信端末が前記ビデオ会議に途中参加した後にミュート状態を再度確認した他の通信端末から、前記ミュート状態を取得できない場合、該他の通信端末とは別の通信端末であって該ビデオ会議に参加している通信端末に、再度、一斉ミュート状態であるか否かを確認する請求項2に記載の通信端末。
- 前記ミュート確認部は、前記ビデオ会議に参加している他の通信端末に対して直接、一斉ミュート状態であるか否かを確認し、
前記ビデオ会議に参加している他の通信端末から、前記通信端末のミュート状態を確認する要求を受けた場合、該通信端末のミュート状態を判別して、該ミュート状態を該他の通信端末へ応答するミュート応答部を、さらに備えた請求項1~3のいずれか一項に記載の通信端末。 - 前記ミュート確認部は、各通信端末のミュート状態を管理している管理システムに対して、前記ビデオ会議に参加している他の通信端末のミュート状態が一斉ミュート状態であるか否かを確認する請求項1~3のいずれか一項に記載の通信端末。
- 前記ミュート制御部は、前記ミュート確認部により他の通信端末が一斉ミュート状態となっていることが確認された場合、前記通信端末に対しても一斉ミュート状態にし、一斉ミュート状態にした旨の通知を、前記管理システムに送信する請求項5に記載の通信端末。
- 前記ビデオ会議に参加している特定の通信端末から一斉ミュート状態を解除するための一斉ミュート解除指令を受信した場合に、該一斉ミュート状態の解除の通知を行う通知部を、さらに備え、
前記ミュート制御部は、前記通知部により一斉ミュート状態の解除の通知が行われた後、該一斉ミュート状態を解除する請求項1~6のいずれか一項に記載の通信端末。 - 他の通信端末とネットワークを介して音声信号を送受信することにより通話が可能な通信端末と、前記通信端末と前記他の通信端末との通話を制御する管理システムと、を有する通信システムであって、
前記通信端末は、
開催中のビデオ会議に途中参加するときに、前記ビデオ会議に参加している他の通信端末について、該ビデオ会議に参加している各通信端末のうち1の通信端末を除いてミュートした状態である一斉ミュート状態であるか否かを、各通信端末のミュート状態を管理している前記管理システムに対して確認するミュート確認部を、備え、
前記管理システムは、
前記ミュート確認部から、前記他の通信端末のミュート状態を確認する要求を受けた場合、該他の通信端末のミュート状態を判別して、該ミュート状態を前記通信端末へ応答するミュート応答部を、備え、
前記通信端末は、
前記ミュート応答部から前記他の通信端末が一斉ミュート状態となっている旨の応答を受信した場合、前記通信端末に対しても一斉ミュート状態にするミュート制御部を、さらに備えた通信システム。 - 他の通信端末と、ネットワークを介して音声信号を送受信することにより通話が可能な通信端末の通信方法であって、
開催中のビデオ会議に途中参加するときに、前記ビデオ会議に参加している他の通信端末について、該ビデオ会議に参加している各通信端末のうち1の通信端末を除いてミュートした状態である一斉ミュート状態であるか否かを確認するミュート確認ステップと、
前記他の通信端末が一斉ミュート状態となっていることを確認した場合、前記通信端末に対しても一斉ミュート状態にするミュート制御ステップと、
を有する通信方法。 - 他の通信端末とネットワークを介して音声信号を送受信することにより通話が可能な通信端末と、前記通信端末と前記他の通信端末との通話を制御する管理システムと、を有する通信システムの通信方法であって、
開催中のビデオ会議に途中参加するときに、前記ビデオ会議に参加している他の通信端末について、該ビデオ会議に参加している各通信端末のうち1の通信端末を除いてミュートした状態である一斉ミュート状態であるか否かを、各通信端末のミュート状態を管理している前記管理システムに対して確認するミュート確認ステップと、
前記他の通信端末のミュート状態を確認する要求を受けた場合、該他の通信端末のミュート状態を判別して、該ミュート状態を前記通信端末へ応答するミュート応答ステップと、
前記他の通信端末が一斉ミュート状態となっている旨の応答を受信した場合、前記通信端末に対しても一斉ミュート状態にするミュート制御ステップを、
有する通信方法。 - 他の通信端末と、ネットワークを介して音声信号を送受信することにより通話が可能な通信端末であるコンピュータに、
開催中のビデオ会議に途中参加するときに、前記ビデオ会議に参加している他の通信端末について、該ビデオ会議に参加している各通信端末のうち1の通信端末を除いてミュートした状態である一斉ミュート状態であるか否かを確認するミュート確認ステップと、
前記他の通信端末が一斉ミュート状態となっていることが確認した場合、前記通信端末に対しても一斉ミュート状態にするミュート制御ステップと、
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019096390A JP7243440B2 (ja) | 2019-05-22 | 2019-05-22 | 通信端末、通信システム、通信方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019096390A JP7243440B2 (ja) | 2019-05-22 | 2019-05-22 | 通信端末、通信システム、通信方法およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020191567A JP2020191567A (ja) | 2020-11-26 |
JP7243440B2 true JP7243440B2 (ja) | 2023-03-22 |
Family
ID=70616957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019096390A Active JP7243440B2 (ja) | 2019-05-22 | 2019-05-22 | 通信端末、通信システム、通信方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7243440B2 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050213731A1 (en) | 2001-12-31 | 2005-09-29 | Polycom, Inc. | Conference endpoint instructing conference bridge to mute participants |
JP2009231949A (ja) | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Univ Of Aizu | マルチメディア会議システム、アプリケーションサーバ、混合パターン決定方法および混合パターン決定用プログラム |
JP2009253625A (ja) | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Ntt Bizlink Inc | 情報収集・テレビ会議実施制御装置、情報収集・テレビ会議実施制御方法、情報収集・テレビ会議実施制御プログラムおよびテレビ会議システム |
JP2012257185A (ja) | 2010-07-29 | 2012-12-27 | Ricoh Co Ltd | 遠隔通信端末、音声入力部の登録方法およびプログラム |
JP2012257186A (ja) | 2010-07-29 | 2012-12-27 | Ricoh Co Ltd | コミュニケーション端末およびプログラム |
US20150085064A1 (en) | 2013-09-25 | 2015-03-26 | Dell Products L.P. | Systems and methods for managing teleconference participant mute state |
JP2015219844A (ja) | 2014-05-21 | 2015-12-07 | 株式会社リコー | セッション制御システム、通信端末、通信システム、プログラム、及びセッション制御方法 |
JP2016092480A (ja) | 2014-10-30 | 2016-05-23 | 株式会社リコー | 情報処理装置、呼び出し方法、プログラム、コミュニケーションシステム |
-
2019
- 2019-05-22 JP JP2019096390A patent/JP7243440B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050213731A1 (en) | 2001-12-31 | 2005-09-29 | Polycom, Inc. | Conference endpoint instructing conference bridge to mute participants |
JP2009231949A (ja) | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Univ Of Aizu | マルチメディア会議システム、アプリケーションサーバ、混合パターン決定方法および混合パターン決定用プログラム |
JP2009253625A (ja) | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Ntt Bizlink Inc | 情報収集・テレビ会議実施制御装置、情報収集・テレビ会議実施制御方法、情報収集・テレビ会議実施制御プログラムおよびテレビ会議システム |
JP2012257185A (ja) | 2010-07-29 | 2012-12-27 | Ricoh Co Ltd | 遠隔通信端末、音声入力部の登録方法およびプログラム |
JP2012257186A (ja) | 2010-07-29 | 2012-12-27 | Ricoh Co Ltd | コミュニケーション端末およびプログラム |
US20150085064A1 (en) | 2013-09-25 | 2015-03-26 | Dell Products L.P. | Systems and methods for managing teleconference participant mute state |
JP2015219844A (ja) | 2014-05-21 | 2015-12-07 | 株式会社リコー | セッション制御システム、通信端末、通信システム、プログラム、及びセッション制御方法 |
JP2016092480A (ja) | 2014-10-30 | 2016-05-23 | 株式会社リコー | 情報処理装置、呼び出し方法、プログラム、コミュニケーションシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020191567A (ja) | 2020-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5949272B2 (ja) | 通信システムおよびプログラム | |
JP5998383B2 (ja) | 伝送管理システム、伝送システム、伝送管理方法、及びプログラム | |
JP6019920B2 (ja) | 管理システムおよびプログラム | |
JP5919695B2 (ja) | セッション制御システム、伝送システム、及びプログラム | |
JP6051782B2 (ja) | 通信システムおよびプログラム | |
JP6201299B2 (ja) | 通信システム、通信方法およびプログラム | |
JP7400231B2 (ja) | 通信システム、情報処理装置、通信方法およびプログラム | |
JP6492562B2 (ja) | 伝送システム、伝送管理装置およびプログラム | |
JP7501584B2 (ja) | 通信端末、通信システム、通信方法およびプログラム | |
JP7247672B2 (ja) | 通信端末、通信システム、通信方法およびプログラム | |
JP7456162B2 (ja) | プログラム、通信方法、通信端末および通信システム | |
JP7243440B2 (ja) | 通信端末、通信システム、通信方法およびプログラム | |
EP3101583A1 (en) | Management system, program, and management method | |
JP7272223B2 (ja) | プログラム、通信方法、通信端末および通信システム | |
JP7318461B2 (ja) | 通信システム、通信端末、通信方法、通信端末のプログラムおよびアプリケーションプログラム | |
JP7327119B2 (ja) | 通信システム、通信端末、通信方法およびプログラム | |
JP7326771B2 (ja) | 通信端末、通信システム、通信方法およびプログラム | |
JP7363421B2 (ja) | プログラム、通信方法、通信端末および通信システム | |
JP7207019B2 (ja) | 通信端末、通信システム、ログ記録方法、プログラム | |
JP7196573B2 (ja) | 通信端末、通信システム、通信方法およびプログラム | |
JP7160126B2 (ja) | 第二の管理システム、プログラム、通信方法、システム | |
TWI413413B (zh) | 網路視訊會議設備及其進行網路視訊會議之方法 | |
JP6128177B2 (ja) | 伝送システム、伝送方法、及びプログラム | |
JP6589436B2 (ja) | 通信システム、通信管理方法、及びプログラム | |
JP5392431B2 (ja) | 接続制御システム、伝送システム、接続制御システム用プログラム、及び、接続制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230220 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7243440 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |