JP2021109261A - 矩形ワークの研削方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】矩形ワークの厚さのばらつきを容易に低減することが可能な矩形ワークの研削方法を提供する。【解決手段】研削砥石を備える研削ホイールで矩形ワークを研削する矩形ワークの研削方法であって、矩形ワークの表面側に、矩形ワークに対応する形状の保護部材を固定する保護部材固定ステップと、矩形ワークの裏面側を第1保持テーブルで保持する第1保持ステップと、保護部材を研削し、保護部材に湾曲面を形成する保護部材研削ステップと、保護部材の湾曲面側を第2保持テーブルで保持する第2保持ステップと、矩形ワークの裏面側を研削し、矩形ワークの裏面側に湾曲面を形成する矩形ワーク研削ステップと、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、研削砥石を備える研削ホイールで矩形ワークを研削する矩形ワークの研削方法に関する。
IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等のデバイスが複数形成されたシリコンウェーハを分割することにより、デバイスをそれぞれ備える複数のデバイスチップが製造される。また、複数のデバイスをダイボンディング等によって所定の基板に実装した後、実装されたデバイスチップを樹脂でなる封止材(モールド樹脂)で被覆することにより、パッケージ基板が得られる。このパッケージ基板を分割することにより、パッケージ化された複数のデバイスチップを備えるパッケージデバイスが製造される。
パッケージデバイスは、携帯電話やパーソナルコンピュータに代表される様々な電子機器に搭載されるが、近年では電子機器の小型化に伴い、パッケージデバイスにも薄型化が求められている。そこで、シリコンウェーハやパッケージ基板を分割前に研削して薄化する処理が施されることがある。
被加工物の研削加工には、研削装置が用いられる。研削装置は、被加工物を保持する保持テーブルと、複数の研削砥石を備える研削ホイールが装着される研削ユニットとを備えている。保持テーブルによって被加工物を保持した状態で、保持テーブルと研削ホイールとをそれぞれ回転させつつ研削砥石を被加工物に接触させることにより、被加工物が研削され、薄化される。
研削装置は、シリコンウェーハのような円形のワークの研削だけでなく、パッケージ基板のような矩形状のワーク(矩形ワーク)の研削にも用いることができる。例えば特許文献1には、正四角形状のウェーハを研削する研削装置が開示されている。この研削装置では、ウェーハと研削砥石との接触面積に応じて保持テーブルの回転速度がサーボモータによって制御される。これにより、正四角形状のウェーハが均一に研削される。
特開2015−205358号公報
研削装置で矩形ワークを円形のワークと同様に研削すると、矩形ワークの対角線に近い領域ほど研削が進行しにくく、研削後の矩形ワークに厚さのばらつきが生じることが確認されている。矩形ワークの厚さにばらつきがあると、その後に矩形ワークを適切に加工又は搬送することが困難になったり、矩形ワークの分割によって得られたチップ(パッケージデバイス等)の寸法に誤差が生じたりする恐れがある。
また、前述の通り、矩形ワークと研削砥石との接触面積に応じて保持テーブルの回転速度を調節することにより、矩形ワークを均一に研削する試みもなされている。しかしながら、この手法では、保持テーブルが所望のタイミングに所望の回転速度で回転するように、サーボモータを高速かつ厳密に制御する必要がある。そのため、研削装置の動作の制御が複雑になり、コストも増大する。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、矩形ワークの厚さのばらつきを容易に低減することが可能な矩形ワークの研削方法の提供を目的とする。
本発明の一態様によれば、研削砥石を備える研削ホイールで矩形ワークを研削する矩形ワークの研削方法であって、該矩形ワークの表面側に、該矩形ワークに対応する形状の保護部材を固定する保護部材固定ステップと、該矩形ワークの裏面側を第1保持テーブルで保持する第1保持ステップと、該研削ホイールが装着された第1研削ユニットと該第1保持テーブルとを、該研削砥石が該第1保持テーブルの回転軸を通過するように回転させた状態で、該第1研削ユニットを該第1保持テーブル側に相対的に移動させることにより、該保護部材を研削し、該保護部材に湾曲面を形成する保護部材研削ステップと、該保護部材の該湾曲面側を第2保持テーブルで保持する第2保持ステップと、該研削ホイールが装着された第2研削ユニットと該第2保持テーブルとを、該研削砥石が該第2保持テーブルの回転軸を通過するように回転させた状態で、該第2研削ユニットを該第2保持テーブル側に相対的に移動することにより、該矩形ワークの裏面側を研削し、該矩形ワークの裏面側に湾曲面を形成する矩形ワーク研削ステップと、を備える矩形ワークの研削方法が提供される。
なお、該第1保持テーブルと該第2保持テーブルとは、同一の保持テーブルであってもよい。また、該第1研削ユニットと該第2研削ユニットとは、同一の研削ユニットであってもよい。
本発明の一態様に係る矩形ワークの研削方法では、矩形ワークの表面側に固定された保護部材を研削して保護部材に湾曲面を形成した後、保護部材の湾曲面側を保持した状態で矩形ワークの裏面側を研削する。これにより、研削装置に特殊な動作をさせることなく、研削後の矩形ワークの表面及び裏面の形状を揃えることができ、矩形ワークの厚さのばらつきが容易に低減される。
図1(A)は矩形ワークを示す斜視図であり、図1(B)は矩形ワークを示す正面図である。 保護部材が研削される際の研削装置を示す一部断面正面図である。 保持テーブルを示す斜視図である。 図4(A)は研削後の保護部材を示す斜視図であり、図4(B)は研削後の保護部材を示す正面図である。 矩形ワークが研削される際の研削装置を示す一部断面正面図である。 図6(A)は保持テーブルの保持面上の矩形ワーク及び保護部材を示す斜視図であり、図6(B)は保持テーブルの保持面上の矩形ワーク及び保護部材を示す正面図である。 図7(A)は研削後の矩形ワークを示す斜視図であり、図7(B)は研削後の矩形ワークを示す正面図である。 フレームによって支持された矩形ワーク及び保護部材を示す斜視図である。 フレームによって支持された矩形ワーク及び保護部材を保持する研削装置を示す一部断面正面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の一態様に係る実施形態を説明する。まず、本実施形態に係る矩形ワークの研削方法によって加工することが可能な矩形ワークの構成例について説明する。図1(A)は矩形ワーク11を示す斜視図であり、図1(B)は矩形ワーク11を示す正面図である。
矩形ワーク11は、後述の研削装置2(図2等参照)によって研削される面(被研削面)が矩形状(代表的には、長方形状又は正方形状)の被加工物である。例えば矩形ワーク11は、直方体状に形成され、互いに概ね平行な矩形状の表面(第1面)11a及び裏面(第2面)11bを備える板状又はブロック状の部材である。
矩形ワーク11の具体例としては、CSP(Chip Size Package)基板、QFN(Quad Flat Non-leaded package)基板等のパッケージ基板が挙げられる。例えばパッケージ基板は、IC、LSI等のデバイスを備える複数のデバイスチップを所定の基板上に実装した後、実装されたデバイスチップを樹脂層(モールド樹脂)で被覆することによって形成される。
パッケージ基板を分割することにより、パッケージ化された複数のデバイスチップを備えるパッケージデバイスが製造される。また、パッケージ基板の分割前に、パッケージ基板を研削して薄化することにより、薄型化されたパッケージデバイスが得られる。例えば、デバイスチップを覆う樹脂層が所定の厚さになるまで研削され、パッケージ基板が薄化される。
ただし、矩形ワーク11の種類、材質、構造、大きさ等に制限はない。例えば矩形ワーク11は、半導体(Si、GaAs、InP、GaN、SiC等)、ガラス、セラミックス、樹脂、金属等でなる矩形状のウェーハであってもよい。
また、矩形ワーク11の被研削面の形状は、必ずしも完全な矩形である必要はなく、概ね矩形であればよい。例えば、矩形ワーク11の角(被研削面の頂点)は曲面状に加工されていてもよいし、被研削面の対辺は互いに僅かに傾斜していてもよい(例えば5°以下)。また、被研削面の各辺は緩やかな曲線であってもよい。
次に、矩形ワーク11の研削方法の具体例について説明する。なお、以下では一例として、矩形ワーク11の裏面11b側に研削加工が施される場合について説明する。すなわち、矩形ワーク11の裏面11bが被研削面に相当する。
矩形ワーク11を研削する際は、まず、矩形ワーク11の表面11a側に、矩形ワーク11に対応する形状の保護部材13を固定する(保護部材固定ステップ)。例えば保護部材13は、表面(第1面)13a及び裏面(第2面)13bを備える板状又はシート状の部材である。
保護部材13の表面13aの形状は、矩形ワーク11の被研削面(裏面11b)の形状と同一であり、保護部材13は矩形ワーク11と重なるように配置される。例えば、保護部材13の裏面13b側が、接着剤を介して矩形ワーク11の表面11a側に貼付される。図1(A)及び図1(B)には、矩形ワーク11と長さ及び幅が同一である直方体状の保護部材13が矩形ワーク11に固定された例を示している。ただし、矩形ワーク11の寸法と保護部材13の寸法とは、保護部材13を矩形ワーク11に適切に固定可能な範囲内で僅かに異なっていてもよい。
保護部材13の材質は、後述の研削装置2(図2等参照)によって保護部材13を研削可能な範囲内で適宜選択される。例えば保護部材13は、樹脂、ガラス、シリコン、セラミックス等でなる高剛性の基板である。
また、保護部材13は、柔軟な保護テープ(保護シート)であってもよい。保護テープは、円形の基材と、基材上に設けられた粘着層(糊層)とを備える。基材は、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタラート等の樹脂でなり、粘着層は、エポキシ系、アクリル系、又はゴム系の接着剤等でなる。また、粘着層には、紫外線の照射によって硬化する紫外線硬化型の樹脂を用いることもできる。
なお、保護部材13の表面13a側の材質は、矩形ワーク11の被研削面側(裏面11b側)の材質と同一であることが好ましい。例えば、矩形ワーク11がパッケージ基板であり、該パッケージ基板の樹脂層(モールド樹脂)の表面が被研削面に対応する場合には、モールド樹脂と同じ樹脂でなる保護部材13を用いることが好ましい。
次に、矩形ワーク11の裏面11b側を保持し(第1保持ステップ)、保護部材13を研削する(保護部材研削ステップ)。第1保持ステップ及び保護部材研削ステップでは、研削砥石を備える研削ホイールで被加工物を研削する研削装置2が用いられる。
図2は、保護部材13が研削される際の研削装置2を示す一部断面正面図である。研削装置2は、矩形ワーク11及び保護部材13を保持する保持テーブル4A(第1保持テーブル)と、保持テーブル4Aによって保持された保護部材13を研削する研削ユニット(研削手段)12A(第1研削ユニット)とを備える。
図3は、保持テーブル4Aを示す斜視図である。保持テーブル4Aは、SUS(ステンレス鋼)等の金属、ガラス、セラミックス、樹脂等でなる円柱状の基台(本体部)6を備える。基台6の上面6a側の中央部には、上面6aから上方に突出する環状の枠部(凸部)8が設けられている。
枠部8は、矩形ワーク11の形状に対応して平面視で矩形状に形成されている。具体的には、枠部8は、矩形ワーク11を保持テーブル4A上に配置した際に、矩形ワーク11の外周部と重なるように形成される。例えば枠部8は、枠部8の輪郭(外周縁)の形状と矩形ワーク11の輪郭(外周縁)の形状とが一致するように、所定の幅で形成される。なお、枠部8は、基台6と一体に形成されてもよいし、基台6とは異なる材料で形成された後に基台6に固定されてもよい。枠部8の材質の例は基台6と同様である。
枠部8の内側には、ポーラスセラミックス等の多孔質部材でなり、基台6の上面6aから上方に突出する板状の吸引部10が設けられている。吸引部10は、枠部8の内側の形状に対応して平面視で矩形状に形成され、枠部8の内側に嵌め込まれる。この吸引部10は、保持テーブル4Aで矩形ワーク11を保持する際に矩形ワーク11を吸引する吸引領域に相当する。
枠部8及び吸引部10の高さは、枠部8の上面8aと吸引部10の上面10aとが概ね同じ高さ位置に配置されるように設定される。そして、枠部8の上面8aと吸引部10の上面10aとによって、矩形ワーク11を保持する保持面4aが構成される。なお、保持面4aは水平方向に沿って平坦に形成される。
図2に示すように、保持面4aは、ポーラス状の吸引部10と、基台6の内部に形成された流路6b(参照)とを介して、エジェクタ等の吸引源(不図示)に接続されている。保持テーブル4Aで矩形ワーク11を保持する際は、矩形ワーク11が、吸引部10の上面10aを覆うように保持面4a上に配置される。
なお、吸引部10は非多孔質部材によって構成することもできる。例えば吸引部10は、非多孔質の金属、ガラス、セラミックス、樹脂等によって形成されてもよい。吸引部10が非多孔質部材でなる場合、吸引部10には、吸引部10を上下に貫通する複数の貫通孔が形成される。そして、保持テーブル4Aの保持面4aは、この複数の貫通孔を介して吸引源に接続される。
また、保持テーブル4Aには、保持テーブル4Aを水平方向に沿って移動させる移動機構(不図示)と、保持テーブル4Aを鉛直方向(上下方向)に概ね平行な回転軸の周りで回転させるモータ等の回転機構(不図示)とが接続されている。この移動機構及び回転機構によって、保持テーブル4Aの位置及び回転が制御される。
保持テーブル4Aの上方には、研削ユニット12Aが設けられている。研削ユニット12Aは、保持テーブル4Aの保持面4aと垂直な方向(鉛直方向)に沿って配置された円筒状のスピンドル(回転軸)14を備える。また、スピンドル14の先端部(下端部)には、金属等でなる円盤状のマウント16が固定されている。
マウント16の下面側には、保持テーブル4Aによって保持された保護部材13を研削する研削ホイール18Aが装着される。研削ホイール18Aは、ステンレス、アルミニウム等の金属や樹脂等でなりマウント16と概ね同径に形成された環状の基台20を備える。また、基台20の下面側には、例えば直方体状に形成された複数の研削砥石22が固定されている。複数の研削砥石22は、基台20の外周縁に沿って概ね等間隔で環状に配列されている。
研削砥石22は、ダイヤモンド、cBN(cubic Boron Nitride)等でなる砥粒を、メタルボンド、レジンボンド、ビトリファイドボンド等の結合材で固定することにより形成される。ただし、研削砥石22の材質、形状、構造、大きさ等に制限はなく、研削対象となる保護部材13の材質等に応じて適宜選択される。また、基台20に固定される研削砥石22の数も任意に設定できる。
スピンドル14の基端側(上端側)には、モータ等の回転駆動源(不図示)が接続されている。マウント16に装着された研削ホイール18Aは、この回転駆動源からスピンドル14を介して伝達される回転力によって、鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りで回転する。また、研削ユニット12Aには、研削ユニット12Aを鉛直方向に沿って移動(昇降)させる昇降機構(不図示)が接続されている。
さらに、研削ユニット12Aには、純水等の研削液を供給するための研削液供給路(不図示)が設けられている。保護部材13の研削中、研削液供給路から供給される研削液によって、保護部材13及び研削砥石22が冷却されるとともに、研削によって生じた屑(研削屑)が洗い流される。
第1保持ステップでは、保護部材13の表面13a側が上方に露出し、矩形ワーク11の裏面11b側が保持テーブル4Aの保持面4aに対向するように、矩形ワーク11及び保護部材13が配置される。この状態で保持面4aに吸引源の負圧を作用させると、矩形ワーク11の裏面11b側が保持テーブル4Aによって吸引保持される。
続く保護部材研削ステップでは、まず、矩形ワーク11及び保護部材13を保持した保持テーブル4Aを研削ユニット12Aの下方に移動させる。このとき、保持テーブル4Aの位置は、保持テーブル4Aの回転軸が、研削ホイール18Aを回転させた際の研削砥石22の軌道上に配置されるように調整される。
そして、保持テーブル4Aと研削ホイール18Aとをそれぞれ所定の方向に所定の回転数で回転させる。このとき、保持テーブル4Aと研削ホイール18Aとは、研削砥石22が保持テーブル4Aの回転軸を通過するように回転する。この状態で、研削ユニット12Aを下降させ、研削ユニット12Aを保持テーブル4A側に相対的に移動させる。なお、このときの研削ユニット12Aの下降速度(送り速度)は、複数の研削砥石22が適切な力で保護部材13に押し当てられるように調整される。
研削砥石22が保護部材13の表面13a側に接触すると、保護部材13の表面13a側が研削砥石22によって削り取られて研削される。すなわち、保護部材13の表面13aは、研削砥石22によって研削される面(被研削面)に相当する。そして、保護部材13が所定の厚さになるまで薄化されると、研削が停止される。
図4(A)は研削後の保護部材13を示す斜視図であり、図4(B)は研削後の保護部材13を示す正面図である。なお、図4(B)では、研削前の保護部材13の輪郭を二点鎖線で示している。研削後の保護部材13の表面13a(被研削面)には、保護部材13の中央から外周縁に向かって研削痕(ソーマーク)13cが放射状に残存する。この研削痕13cは、回転する研削砥石22の軌跡に沿って曲線状に形成される。
ここで、矩形状の保護部材13を研削すると、保護部材13には厚さのばらつきが生じる。具体的には、保護部材13の表面13aの対角線に近い領域ほど研削が進行しにくく、研削後に厚くなりやすい。その結果、保護部材13の表面13aは、各辺の一端側から他端側に向かって下に凸状に湾曲した湾曲面となる。例えば、表面13a(湾曲面)の中央と四隅との高さ位置の差は、1μm以上15μm以下程度となる。
保護部材13のうち表面13aの対角線と重なる領域(対角線領域)では、保護部材13の他の領域と比較して、保護部材13の中央から外周縁までの距離が長い。そして、保護部材13の対角線領域が研削される際は、保護部材13の他の領域が研削される際よりも、研削砥石22が接触する保護部材13の領域(面積)が広くなる。これにより、研削砥石22にかかる負荷が増大し、研削砥石22が保護部材13を保護部材13の厚さ方向に沿って研削しにくくなる。その結果、保護部材13の対角線領域に近い領域ほど研削が進行しにくくなって保護部材13の研削量にばらつきが生じ、保護部材13の表面13aが湾曲した状態になると推察される。
次に、保護部材13の表面13a側(湾曲面側)を保持し(第2保持ステップ)、矩形ワーク11の裏面11b側を研削する(矩形ワーク研削ステップ)。第2保持ステップ及び矩形ワーク研削ステップは、例えば前述の第1保持ステップ及び保護部材研削ステップにおいて用いられた研削装置2(図2参照)によって実施される。
図5は、矩形ワーク11が研削される際の研削装置2を示す一部断面正面図である。研削装置2は、図2に示す保持テーブル4A及び研削ユニット12Aに加えて、さらに、矩形ワーク11及び保護部材13を保持する保持テーブル4B(第2保持テーブル)と、矩形ワーク11を研削する研削ユニット(研削手段)12B(第2研削ユニット)とを備える。保持テーブル4B、研削ユニット12Bの構造及び機能はそれぞれ、保持テーブル4A、研削ユニット12Aと同様である。
また、研削ユニット12Bには、矩形ワーク11を研削する研削ホイール18Bが装着される。研削ホイール18Bの構造及び機能は、図2に示す研削ホイール18Aと同様である。ただし、研削ホイール18Aと研削ホイール18Bとで、異なる研削砥石22を用いてもよい。例えば、研削砥石22の結合材の材質や、研削砥石22に含まれる砥粒の大きさ(平均粒径)は、研削ホイール18Aと研削ホイール18Bとで異なっていてもよい。
第2保持ステップでは、矩形ワーク11の裏面11b側が上方に露出し、保護部材13の表面13a側(湾曲面側)が保持テーブル4Bの保持面4aに対向するように、矩形ワーク11及び保護部材13が配置される。このとき保護部材13は、吸引部10の上面10aを覆うように保持面4a上に配置される。この状態で保持面4aに吸引源の負圧を作用させると、保護部材13の表面13a側が保持テーブル4Bによって吸引保持される。
図6(A)は保持テーブル4Bの保持面4a上の矩形ワーク11及び保護部材13を示す斜視図であり、図6(B)は保持テーブル4Bの保持面4a上の矩形ワーク11及び保護部材13を示す正面図である。保護部材13は、保持面4aに倣うように保持テーブル4Bによって保持される。
具体的には、保護部材13は、表面13aが保持面4a(水平面)に沿うように変形する。その結果、変形前(保持前)の保護部材13の表面13aにおける湾曲が、保護部材13の裏面13bに反映され、保護部材13は裏面13bが湾曲面となった状態で保持される。なお、変形前の保護部材13の湾曲面(表面13a)と、変形後の保護部材の湾曲面(裏面13b)とは、概ね同一形状となる。
また、矩形ワーク11の表面11a側は、保護部材13の裏面13b側に固定されている。そのため、矩形ワーク11は、表面11aが保護部材13の裏面13bに沿うように変形する。その結果、矩形ワーク11の表面11a及び裏面11bは、保護部材13の湾曲面(裏面13b)と概ね同一形状(下に凸状)となる。そして、矩形ワーク11は、中央部が四隅の領域よりも下方に配置されるように湾曲した状態となる。
続く矩形ワーク研削ステップでは、まず、矩形ワーク11及び保護部材13を保持した保持テーブル4Bを研削ユニット12Bの下方に移動させる。このとき、保持テーブル4Bの位置は、保持テーブル4Bの回転軸が、研削ホイール18Bを回転させた際の研削砥石22の軌道上に配置されるように調整される。
そして、保持テーブル4Bと研削ホイール18Bとをそれぞれ所定の方向に所定の回転数で回転させる。このとき、保持テーブル4Bと研削ホイール18Bとは、研削砥石22が保持テーブル4Bの回転軸を通過するように回転する。この状態で、研削ユニット12Bを下降させ、研削ユニット12Bを保持テーブル4B側に相対的に移動させる。
研削砥石22が矩形ワーク11の裏面11b側に接触すると、矩形ワーク11の裏面11b側が研削砥石22によって削り取られて研削される。すなわち、矩形ワーク11の裏面11bは、研削砥石22によって研削される面(被研削面)に相当する。そして、矩形ワーク11が所定の厚さになるまで薄化されると、研削が停止される。
図7(A)は研削後の矩形ワーク11を示す斜視図であり、図7(B)は研削後の矩形ワーク11を示す正面図である。なお、図7(B)では、研削前の矩形ワーク11の輪郭を二点鎖線で示している。研削後の矩形ワーク11の裏面11b(被研削面)には、矩形ワーク11の中央から外周縁に向かって研削痕(ソーマーク)11cが放射状に残存する。この研削痕11cは、回転する研削砥石22の軌跡に沿って曲線状に形成される。
矩形ワーク11を研削すると、保護部材研削ステップにおける保護部材13(図4(A)及び図4(B)参照)と同様、矩形ワーク11には厚さのばらつきが生じる。その結果、矩形ワーク11の裏面11bは、各辺の一端側から他端側に向かって下に凸状に湾曲した湾曲面となる。
ここで、矩形ワーク研削ステップでは、研削後の矩形ワーク11の裏面11b(被研削面)の形状が、保護部材13の裏面13b(湾曲面)の形状に対応するように、矩形ワーク11の加工条件を設定する。具体的には、矩形ワーク11の裏面11bと保護部材13の裏面13bとが同一形状となるように、研削ユニット12Bの下降速度(送り速度)、保持テーブル4B及び研削ユニット12Bの回転速度、研削砥石22の結合材の材質、研削砥石22の砥粒の粒径等が設定される。
例えば、矩形ワーク11の裏面11b側の材質と保護部材13の材質とが同一である場合には、矩形ワーク研削ステップでは保護部材研削ステップと同一の加工条件で矩形ワーク11を研削する。一方、矩形ワーク11の裏面11b側の材質と保護部材13の材質とが異なる場合には、矩形ワーク11の裏面11b(被研削面)の形状が保護部材13の裏面13bの形状と同一になるように、加工条件が変更される。
例えば、研削ユニット12Bの下降速度を下げることにより、研削後の矩形ワーク11の裏面11bの湾曲が緩和される。矩形ワーク研削ステップにおける具体的な加工条件は、例えば、予め研削ユニット12Bで矩形ワーク11と同じ材質のテスト用ワークを研削した結果(テスト加工の結果)に基づいて選定できる。
上記の加工条件で矩形ワーク11を研削すると、研削後の矩形ワーク11の表面11aと裏面11bとが互いに平行な状態となり、矩形ワーク11の厚さが概ね均一になる。すなわち、研削後の矩形ワーク11の厚さのばらつきが低減される。そして、矩形ワーク11の研削が完了した後、矩形ワーク11から保護部材13が除去される。
矩形ワーク研削ステップの実施後、矩形ワーク11には、所定の加工(切削加工又はレーザー加工による分割等)や洗浄等の処理が施される。なお、保護部材13の除去後に矩形ワーク11が湾曲している場合には、例えば矩形ワーク11を押圧し、湾曲が解消されるように矩形ワーク11の形状を矯正した上で、加工、洗浄等の処理を実施してもよい。
以上の通り、本実施形態に係る矩形ワークの研削方法では、矩形ワーク11の表面11a側に固定された保護部材13を研削して保護部材13に湾曲面を形成した後、保護部材13の湾曲面側を保持した状態で矩形ワーク11の裏面11b側を研削する。これにより、研削装置2に特殊な動作をさせることなく、研削後の矩形ワーク11の表面11a及び裏面11bの形状を揃えることができ、矩形ワーク11の厚さのばらつきが容易に低減される。
なお、上記実施形態では、研削装置2が備える保持テーブル4A及び研削ユニット12A(図2参照)を用いて保護部材研削ステップが実施され、研削装置2が備える保持テーブル4B及び研削ユニット12B(図5参照)を用いて矩形ワーク研削ステップが実施さる具体例を説明した。ただし、保護部材研削ステップ及び矩形ワーク研削ステップの実施方法はこれに限定されない。
例えば、保護部材研削ステップと矩形ワーク研削ステップとで共通の保持テーブル及び研削ユニットを用いてもよい。この場合には、保持テーブル4A,4Bとして同一の保持テーブルが用いられ、研削ユニット12A,12Bとして同一の研削ユニットが用いられる。また、保護部材研削ステップと矩形ワーク研削ステップとは、異なる研削装置によって実施されてもよい。この場合には、保持テーブル4A及び研削ユニット12Aを備えた保護部材研削用の研削装置と、保持テーブル4B及び研削ユニット12Bを備えた矩形ワーク研削用の研削装置とが用いられる。
また、上記実施形態では、矩形ワーク11及び保護部材13が直接保持テーブル4A,4Bによって保持される具体例について説明したが、矩形ワーク11及び保護部材13の保持方法はこれに限定されない。例えば、矩形ワーク11及び保護部材13は、テープを介して環状のフレームによって支持された状態で、保持テーブル4A,4Bによって保持されてもよい。
図8は、環状のフレーム17によって支持された矩形ワーク11及び保護部材13を示す斜視図である。例えば、第1保持ステップの実施前に、矩形ワーク11の裏面11b側の全体を覆うことが可能な径をもつ円形のテープ15が、矩形ワーク11の裏面11b側に貼着される。テープ15は、例えばポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタラート等の樹脂でなる基材上に、ゴム系やアクリル系の粘着層(糊層)を形成することによって得られる柔軟なフィルムである。
テープ15の外周部には、環状のフレーム17が貼付される。フレーム17は、内部に矩形ワーク11を収容可能な円形の開口17aを備える。そして、矩形ワーク11は、開口17aの内側に配置された状態で、テープ15を介してフレーム17によって支持される。
図9は、フレーム17によって支持された矩形ワーク11及び保護部材13を保持する研削装置2を示す一部断面正面図である。研削装置2は、保持テーブル4A(図2参照)及び保持テーブル4B(図5参照)とは構造が異なる保持テーブル30を備える。
保持テーブル30は、SUS(ステンレス鋼)等の金属、ガラス、セラミックス、樹脂等でなる円柱状の基台(本体部)32を備える。基台32の上面32a側の中央部には、円柱状の凹部(溝)32bが形成されている。この凹部32bには、ポーラスセラミックス等の多孔質部材でなる円盤状の吸引部34が嵌め込まれる。
凹部32bの深さと吸引部34の厚さとは、概ね同一に設定される。そのため、基台32の上面32aと吸引部34の上面34aとは概ね同じ高さ位置に配置される。そして、基台32の上面32aと吸引部34の上面34aとによって、矩形ワーク11又は保護部材13を保持する保持面30aが構成される。なお、保持面30aは水平方向に沿って平坦に形成される。
保持面30aは、ポーラス状の吸引部34と、基台32の内部に形成された流路32cとを介して、エジェクタ等の吸引源(不図示)に接続されている。また、保持テーブル30の周囲には、フレーム17を把持して固定する複数のクランプ36が設けられている。
保持テーブル30で矩形ワーク11を保持する際は、保持面30a上に矩形ワーク11が配置されるとともに、フレーム17が複数のクランプ36によって固定される。この状態で、保持面30aに吸引源の負圧を作用させると、矩形ワーク11がテープ15を介して保持テーブル30によって吸引保持される。そして、矩形ワーク11に固定されている保護部材13が、研削ユニット12Aによって研削される(保護部材研削ステップ)。
なお、保持テーブル30は、第2保持ステップ及び矩形ワーク研削ステップにおいても用いることができる。この場合には、保護部材13の表面13a側にテープ15が貼付され、保護部材13の表面13a側がテープ15を介して保持テーブル30で保持される(第2保持ステップ)。そして、保護部材13に固定されている矩形ワーク11の裏面11b側が、研削ユニット12Bによって研削される(矩形ワーク研削ステップ)。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 矩形ワーク
11a 表面(第1面)
11b 裏面(第2面)
11c 研削痕(ソーマーク)
13 保護部材
13a 表面(第1面)
13b 裏面(第2面)
13c 研削痕(ソーマーク)
15 テープ
17 フレーム
17a 開口
2 研削装置
4A,4B 保持テーブル
4a 保持面
6 基台(本体部)
6a 上面
6b 流路
8 枠部(凸部)
8a 上面
10 吸引部
10a 上面
12A,12B 研削ユニット(研削手段)
14 スピンドル(回転軸)
16 マウント
18A,18B 研削ホイール
20 基台
22 研削砥石
30 保持テーブル
30a 保持面
32 基台(本体部)
32a 上面
32b 凹部(溝)
32c 流路
34 吸引部
34a 上面
36 クランプ

Claims (3)

  1. 研削砥石を備える研削ホイールで矩形ワークを研削する矩形ワークの研削方法であって、
    該矩形ワークの表面側に、該矩形ワークに対応する形状の保護部材を固定する保護部材固定ステップと、
    該矩形ワークの裏面側を第1保持テーブルで保持する第1保持ステップと、
    該研削ホイールが装着された第1研削ユニットと該第1保持テーブルとを、該研削砥石が該第1保持テーブルの回転軸を通過するように回転させた状態で、該第1研削ユニットを該第1保持テーブル側に相対的に移動させることにより、該保護部材を研削し、該保護部材に湾曲面を形成する保護部材研削ステップと、
    該保護部材の該湾曲面側を第2保持テーブルで保持する第2保持ステップと、
    該研削ホイールが装着された第2研削ユニットと該第2保持テーブルとを、該研削砥石が該第2保持テーブルの回転軸を通過するように回転させた状態で、該第2研削ユニットを該第2保持テーブル側に相対的に移動することにより、該矩形ワークの裏面側を研削し、該矩形ワークの裏面側に湾曲面を形成する矩形ワーク研削ステップと、を備えることを特徴とする矩形ワークの研削方法。
  2. 該第1保持テーブルと該第2保持テーブルとは、同一の保持テーブルであることを特徴とする請求項1記載の矩形ワークの研削方法。
  3. 該第1研削ユニットと該第2研削ユニットとは、同一の研削ユニットであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の矩形ワークの研削方法。
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