JP2021109231A

JP2021109231A - 下ろしやすい線材巻取装置

Info

Publication number: JP2021109231A
Application number: JP2020074389A
Authority: JP
Inventors: 周佳浩; Jiahao Chou
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2020-01-07
Filing date: 2020-04-17
Publication date: 2021-08-02
Also published as: CN110950165A; CN110950165B

Abstract

【課題】本願発明は下ろしやすい線材巻取装置を開示した。【解決手段】本体を含み、前記本体の中には線材外し空間と線材巻取空間と動力空間とが左から右へ設けられ、前記動力空間の右壁の下部には線材巻取モータが設けられ、前記線材巻取モータは動力軸と連結され、前記動力軸は前記動力空間の左壁に回転可能に設け、前記動力軸には動力歯車が装着され、前記動力空間の中部にはスプラインスリーブが設けられ、前記スプラインスリーブは前記動力空間の左右両壁に回転可能に装着され、前記スプラインスリーブの中にはスプライン棒がスライド可能に装着され、前記スプライン棒には線材巻取歯車が装着され、前記線材巻取歯車は前記動力歯車と噛み合っており、本願発明は線材の巻取作業を順調に実現できるだけでなく、リールを外さなくても、コイル状の線材をリールから外して人力的に線材出口から取り出すことができ、労力と時間を大幅に節約できる。【選択図】図１

Description

本願発明は線材の処理技術分野に関し、具体的には下ろしやすい線材巻取装置である。

線材は熱間圧延型鋼の中で断面サイズが最も小さいものであり、直径が５〜９ミリであり、計八の規格を有し、コイルの形で供給される熱間圧延円鋼の総称であり、非常に重要な材料であり，通常は盤状に巻いて保管されるため、線材が生産された後に巻取処理を行い、処理過程においてリールを出したり戻したりするのがよくあるが、リールの体積が膨大なので操作が非常に不便である。

中国特許出願公開第１０２２３７７６３号明細書

上記の技術の不足に対し、本願発明は、下ろしやすい線材巻取装置を提供することにより、上記の欠点を克服する。

上記の課題を解決するため、本願発明は以下の技術プランを採用する：本体を含み、前記本体の中には線材外し空間と線材巻取空間と動力空間とが左から右へ設けられ、前記動力空間の右壁の下部には線材巻取モータが設けられ、前記線材巻取モータは動力軸と連結され、前記動力軸は前記動力空間の左壁に回転可能に設け、前記動力軸には動力歯車が装着され、前記動力空間の中部にはスプラインスリーブが設けられ、前記スプラインスリーブは前記動力空間の左右両壁に回転可能に装着され、前記スプラインスリーブの中にはスプライン棒がスライド可能に装着され、前記スプライン棒には線材巻取歯車が装着され、前記線材巻取歯車は前記動力歯車と噛み合っており、前記動力空間の右壁の上部には下ろしモータが設けられ、前記下ろしモータには連結棒機構が装着され、前記連結棒機構は、前記下ろしモータと伝動可能に連結されている動力プーリを含み、前記動力プーリの盤面には短軸があり、前記短軸には連結棒が回転可能に装着され、前記連結棒のもう一端がスライダにある回転溝の中に回転可能に装着され、前記スライダが前記動力空間の左壁に左右へスライド可能に装着され、前記スライダの左端面には線材切り溝が形成され、前記スライダの前端面には推力溝が形成されている。

更の技術プラン、前記線材巻取空間の中には線材巻取部品が設けられ、前記線材巻取部品は左から右へ、支持軸とリールと推力盤と前記スプライン棒とを含み、前記支持軸の左端には連結溝が設けられ、前記推力盤は前記推力溝と協力でき、前記線材巻取空間と線材外しクッ管との間には、前記支持軸の上下両方に位置する二つの支持止め板が設けられ、且つ前記支持止め板が前記支持軸と回転可能に連結され、前記支持止め板は前記本体とヒンジで連結され、且つ前記支持止め板と前記本体との連結部には復位ねじりばねが設けられている。

優選の技術プランとして、前記線材外し空間の左壁の中部にはスライド棒がスライド可能に装着され、前記スライド棒の右端には線材外し棒がヒンジで連結され、且つ前記スライド棒と前記線材外し棒との連結部にはねじりばねが設けられ、前記スライド棒の左端には止め板が装着され、前記止め板と前記本体の左壁との間には復位ばねが設けられている。

優選の技術プランとして、前記線材外し空間の上壁の後部と中部にはそれぞれプーリ溝とカム溝とが形成され、前記プーリ溝と前記カム溝との中にはそれぞれ伝動プーリとカムが設けられ、前記伝動プーリと前記カムとはそれぞれ連結軸の両端に装着され、前記連結軸は本体の中に回転可能に設けられ、前記伝動プーリは伝送ベルトによって動力プーリと連結され、前記カム溝の下方には線材止めピンがスライド可能に設けられ、前記線材止めピンと前記本体との間にはばねが設けられている。

本願発明は線材の巻取作業を順調に実現できるだけでなく、リールを外さなくても、コイル状の線材をリールから外して人力的に線材出口から取り出すことができ、労力と時間を大幅に節約できる。

下記に図１〜３をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する：図１は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図１の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。

図１は本願発明の下ろしやすい線材巻取装置の構成模式図図２は図１におけるＡ―Ａ方向の構成模式図図３は連結機構６０１の構成模式図

本願発明の下ろしやすい線材巻取装置は、本体１を含み、前記本体１の中には線材外し空間１５と線材巻取空間１１と動力空間２とが左から右へ設けられ、前記動力空間２の右壁の下部には線材巻取モータ３が設けられ、前記線材巻取モータ３は動力軸４と連結され、前記動力軸４は前記動力空間２の左壁に回転可能に設け、前記動力軸４には動力歯車５が装着され、前記動力空間２の中部にはスプラインスリーブ８が設けられ、前記スプラインスリーブ８は前記動力空間２の左右両壁に回転可能に装着され、前記スプラインスリーブ８の中にはスプライン棒７がスライド可能に装着され、前記スプライン棒７には線材巻取歯車６が装着され、前記線材巻取歯車６は前記動力歯車５と噛み合っており、前記動力空間２の右壁の上部には下ろしモータ２１が設けられ、前記下ろしモータ２１には連結棒機構６０１が装着され、前記連結棒機構６０１は、前記下ろしモータ２１と伝動可能に連結されている動力プーリ２２を含み、前記動力プーリ２２の盤面には短軸２３があり、前記短軸２３には連結棒２４が回転可能に装着され、前記連結棒２４のもう一端がスライダ２５にある回転溝２６の中に回転可能に装着され、前記スライダ２５が前記動力空間２の左壁に左右へスライド可能に装着され、前記スライダ２５の左端面には線材切り溝２８が形成され、前記スライダ２５の前端面には推力溝２７が形成されている。

好ましくは、前記線材巻取空間１１の中には線材巻取部品６０２が設けられ、前記線材巻取部品６０２は左から右へ、支持軸１３とリール９と推力盤１０と前記スプライン棒７とを含み、前記支持軸１３の左端には連結溝１４が設けられ、前記推力盤１０は前記推力溝２７と協力でき、前記線材巻取空間１１と線材外しクッ管１２との間には、前記支持軸１３の上下両方に位置する二つの支持止め板３０が設けられ、且つ前記支持止め板３０が前記支持軸１３と回転可能に連結され、前記支持止め板３０は前記本体１とヒンジで連結され、且つ前記支持止め板３０と前記本体１との連結部には復位ねじりばね３１が設けられている。

好ましくは、前記線材外し空間１５の左壁の中部にはスライド棒１７がスライド可能に装着され、前記スライド棒１７の右端には線材外し棒１５がヒンジで連結され、且つ前記スライド棒１７と前記線材外し棒１５との連結部にはねじりばね１６が設けられ、前記スライド棒１７の左端には止め板１８が装着され、前記止め板１８と前記本体１の左壁との間には復位ばね１９が設けられている。

好ましくは、前記線材外し空間１２の上壁の後部と中部にはそれぞれプーリ溝３３とカム溝３５とが形成され、前記プーリ溝３３と前記カム溝３５との中にはそれぞれ伝動プーリ３２とカム３６が設けられ、前記伝動プーリ３２と前記カム３６とはそれぞれ連結軸３４の両端に装着され、前記連結軸３４は本体１の中に回転可能に設けられ、前記伝動プーリ３２は伝送ベルト２９によって動力プーリ２２と連結され、前記カム溝３５の下方には線材止めピン３７がスライド可能に設けられ、前記線材止めピン３７と前記本体１との間にはばね３８が設けられている。

初期状態では、スライダ２５は一番右の位置にあり、線材止めピン３７はカム３６の高所と接触し、かつ一番低い場所に位置し、ばね３８は引っ張られる状態にあり、復位ばね１９とねじりばね１６と復位ねじりばね３１とはすべて正常状態にある。

線材巻取の作業を始める時、線材巻取モータ３が始動され、動力軸４を回転させることにより、動力歯車５を回転させ、線材巻取歯車６を回転させ、そして、スプライン棒７を回転させ、スプラインスリーブ８を回転させると同時に、リール９を回転させることにより、線材の巻取処理を実現する。

下ろす作業を始める時、線材巻取モータ３の回転が止まることにより、リール９の回転を止め、下ろしモータ２１が始動され、動力プーリ２２を回転させ、短軸２３を回転させ、連結棒２４を揺動させ、スライダ２５を左方にスライドさせ、推力盤を左方にスライドさせ、リール９を左方にスライドさせると同時に、支持止め板３０が推力により左方に揺動することで、リール９が線材外し空間１２に入り、線材外し棒１５と連結溝１４とを連結し、線材外し棒１５を左方にスライドさせ、スライド棒１７を左方にスライドさせて復位ばね１９を引っ張り、動力プーリ２２が回転すると同時に伝送ベルト２９によって伝動プーリ３２を回転させ、連結軸３４を回転させ、カム３６を回転させ、線材止めピン３７を上下にスライドさせる。

リール９が左方に移動するとカム３６が回転し、ばね３８は縮まり、線材止めピン３７は上方に移動し、リール９が左方へ一番左に移動すると、線材止めピン３７は一番低い場所に戻ってリール９にある線材を押さえ、そして、リール９は右方に移動し、線材は線材止めピン３７によって線材外し空間１２の中に止められ、リール９は線材巻取空間１１に戻った後、復位ばね１９が縮まり、スライド棒１７は右方に移動し、線材外し棒１５は連結溝１４から離れ、線材外し棒１５は線材の重力によって下方に揺動し、線材を線材外し空間１２の下端にある荷物台に落とし、線材外し棒１５はねじりばね１６によって元の位置に戻る。

上記方式により、本分野の当業者は本願発明の範囲内で作動状況に応じて各種な改変を加えられる。

Claims

本体を含み、前記本体の中には線材外し空間と線材巻取空間と動力空間とが左から右へ設けられ、前記動力空間の右壁の下部には線材巻取モータが設けられ、前記線材巻取モータは動力軸と連結され、前記動力軸は前記動力空間の左壁に回転可能に設け、前記動力軸には動力歯車が装着され、前記動力空間の中部にはスプラインスリーブが設けられ、前記スプラインスリーブは前記動力空間の左右両壁に回転可能に装着され、前記スプラインスリーブの中にはスプライン棒がスライド可能に装着され、前記スプライン棒には線材巻取歯車が装着され、前記線材巻取歯車は前記動力歯車と噛み合っており、前記動力空間の右壁の上部には下ろしモータが設けられ、前記下ろしモータには連結棒機構が装着され、前記連結棒機構は、前記下ろしモータと伝動可能に連結されている動力プーリを含み、前記動力プーリの盤面には短軸があり、前記短軸には連結棒が回転可能に装着され、前記連結棒のもう一端がスライダにある回転溝の中に回転可能に装着され、前記スライダが前記動力空間の左壁に左右へスライド可能に装着され、前記スライダの左端面には線材切り溝が形成され、前記スライダの前端面には推力溝が形成されていることを特徴とする下ろしやすい線材巻取装置。
前記線材巻取空間の中には線材巻取部品が設けられ、前記線材巻取部品は左から右へ、支持軸とリールと推力盤と前記スプライン棒とを含み、前記支持軸の左端には連結溝が設けられ、前記推力盤は前記推力溝と協力でき、前記線材巻取空間と線材外しクッ管との間には、前記支持軸の上下両方に位置する二つの支持止め板が設けられ、且つ前記支持止め板が前記支持軸と回転可能に連結され、前記支持止め板は前記本体とヒンジで連結され、且つ前記支持止め板と前記本体との連結部には復位ねじりばねが設けられていることを特徴とする請求項１に記載の下ろしやすい線材巻取装置。
前記線材外し空間の左壁の中部にはスライド棒がスライド可能に装着され、前記スライド棒の右端には線材外し棒がヒンジで連結され、且つ前記スライド棒と前記線材外し棒との連結部にはねじりばねが設けられ、前記スライド棒の左端には止め板が装着され、前記止め板と前記本体の左壁との間には復位ばねが設けられていることを特徴とする請求項１に記載の下ろしやすい線材巻取装置。
前記線材外し空間の上壁の後部と中部にはそれぞれプーリ溝とカム溝とが形成され、前記プーリ溝と前記カム溝との中にはそれぞれ伝動プーリとカムが設けられ、前記伝動プーリと前記カムとはそれぞれ連結軸の両端に装着され、前記連結軸は本体の中に回転可能に設けられ、前記伝動プーリは伝送ベルトによって動力プーリと連結され、前記カム溝の下方には線材止めピンがスライド可能に設けられ、前記線材止めピンと前記本体との間にはばねが設けられていることを特徴とする請求項２に記載の下ろしやすい線材巻取装置。