JP2021105641A - プロジェクター - Google Patents

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Hirokazu Yanagihara
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Abstract

【課題】筐体部から離れた物体と筐体部近傍の物体とを検出できるプロジェクターを提供する。【解決手段】プロジェクターは、光を出射する照明部と、照明部からの光を画像情報に応じて変調する光変調部と、光変調部からの光を投写する投写部と、照明部、光変調部及び投写部を収容する筐体部と、筐体部に設けられる第1センサーを有し、筐体部の外部における第1物体の存在を検出する第1検出部と、筐体部に設けられる第2センサーを有し、筐体部の外部における第1物体とは異なる第2物体の存在を検出する第2検出部と、を備え、第1センサーの検出範囲である第1検出範囲の中心軸を第1検出軸とし、第2センサーの検出範囲である第2検出範囲の中心軸を第2検出軸とした場合、第1検出範囲における第1検出軸に沿う方向の端部から第1センサーまでの距離は、第2検出範囲における第2検出軸に沿う方向の端部から第2センサーまでの距離よりも大きい。【選択図】図5

Description

本開示は、プロジェクターに関する。
従来、照度センサーを有する照度検出部と、異物検出センサーを有する異物検出部と、制御部と、を備えるプロジェクターが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のプロジェクターでは、照度センサーは、プロジェクターの周囲の明るさを検出する。異物検出センサーは、照度センサーの近傍に配置され、筐体部の外における異物を検出する。詳述すると、異物検出センサーは、照度センサーの周囲における異物の存在を検出する。制御部は、照度検出部によって検出された周囲の明るさに応じて、最適な照度の投写画像を投写することができるように、画像を形成及び投写する画像投写部を制御する。また、制御部は、異物検出部によって照度センサーの周囲に異物が検出された場合に、通知手段に異物の存在を使用者に通知させる。
特開2014−191014号公報
特許文献1に記載のプロジェクターでは、異物検出センサーの検出軸の向きは、照度センサーの検出軸の向きと同じであり、異物検出センサーは、照度センサーの近傍に配置されている。すなわち、特許文献1に記載のプロジェクターでは、照度センサーの検出範囲と異物検出センサーの検出範囲とは、実質的に同じである。このため、照度センサーに代えて、異物検出センサーの検出対象とは異なる物体を検出するセンサーを設けた場合でも、照度センサーに代えて設けられたセンサーと、異物検出センサーとで、同じ検出範囲内の物体しか検出できないという問題がある。
本開示の一態様に係るプロジェクターは、光を出射する照明部と、前記照明部からの光を画像情報に応じて変調する光変調部と、前記光変調部からの光を投写する投写部と、前記照明部、前記光変調部及び前記投写部を収容する筐体部と、前記筐体部に設けられる第1センサーを有し、前記筐体部の外部における第1物体の存在を検出する第1検出部と、前記筐体部に設けられる第2センサーを有し、前記筐体部の外部における前記第1物体とは異なる第2物体の存在を検出する第2検出部と、を備え、前記第1センサーの検出範囲である第1検出範囲の中心軸を第1検出軸とし、前記第2センサーの検出範囲である第2検出範囲の中心軸を第2検出軸とした場合、前記第1検出範囲における前記第1検出軸に沿う方向の端部から前記第1センサーまでの距離は、前記第2検出範囲における前記第2検出軸に沿う方向の端部から前記第2センサーまでの距離よりも大きいことを特徴とする。
一実施形態におけるプロジェクターの使用状態を説明する図。 一実施形態におけるプロジェクターの構成を示すブロック図。 一実施形態におけるプロジェクターを示す斜視図。 一実施形態におけるプロジェクターを示す斜視図。 一実施形態における人感センサー及び異物検出センサーの検出範囲と光の投写範囲との一例を示す図。 一実施形態における人感センサー及び異物検出センサーの検出範囲と光の投写範囲との一例を示す図。
以下、本開示の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
[プロジェクターの概略構成]
図1は、本実施形態におけるプロジェクター1の使用状態を説明する図である。
プロジェクター1は、図1に示すように、光源から出射された光を変調して画像情報に応じた画像を形成し、形成した画像を被投写面としてのスクリーンSCRに拡大投写する画像表示装置である。プロジェクター1は、床や台等に設置されて使用されるプロジェクターであって、画像として認識される光の投写距離が短い、いわゆる短焦点プロジェクターである。
図2は、プロジェクター1の構成を示すブロック図である。図2における矢印は、プロジェクター1内における情報の流れを概略的に示している。
プロジェクター1は、図2に示すように、筐体部2、画像投写部3、生体検出部4、異物検出部5、制御部6及び通知部7を備える。
なお、筐体部2の構成については、後に詳述する。
[画像投写部の構成]
画像投写部3は、制御部6による制御の下、画像情報に応じた画像を形成し、形成した画像を投写する。画像投写部3は、照明部31、光変調部32及び投写部33を有する。
照明部31は、図示を省略するが、光を出射する光源を有し、光変調部32を照明する。光源としては、超高圧水銀ランプ等の放電光源ランプと、LED(Light Emitting Diode)及びLD(Laser Diode)等の固体光源と、有機EL(Electro−Luminescence)等の自己発光素子と、を例示できる。
光変調部32は、照明部31からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置を備える。光変調装置としては、液晶型の光変調装置やマイクロミラー型の光変調装置等、種々の光変調装置を例示できる。
投写部33は、光変調部32にて変調された光を投写光としてスクリーンSCRへ投写して、光変調部32によって形成された画像を表示する。投写部33は、図示を省略するが、複数又は単数の光学レンズと、光学レンズから出射された光を反射する光学ミラーと、光学レンズ及び光学ミラーを保持する保持筐体と、を有する。
なお、画像投写部3は、照明部31、光変調部32及び投写部33の他に、照明部31から入射する光を均一化する均一化部、均一化部から入射する光を複数の色光に分離する光分離部、及び、分離された色光を導光する導光部等を有していてもよい。
均一化部としては、例えば、レンズインテグレーター光学系又はロッドインテグレーター光学系を有する構成が挙げられる。光分離部としては、例えば、複数のダイクロイックミラーを組み合わせたものが挙げられる。導光部としては、例えば、導光のための光学レンズ及び光学ミラーを組み合わせたものが挙げられる。
[筐体部の構成]
図3及び図4は、プロジェクター1を示す斜視図である。詳述すると、図3は、正面部23側から見たプロジェクター1を示す斜視図である。図4は、背面部24側から見たプロジェクター1を示す斜視図である。
筐体部2は、画像投写部3、生体検出部4、異物検出部5、制御部6及び通知部7を収容し、プロジェクター1の外装を構成する。筐体部2は、天面部21、底面部22、正面部23、背面部24、左側面部25及び右側面部26を有する。
天面部21と底面部22とは、互いに反対側となる部位であり、正面部23と背面部24とは、互いに反対側となる部位である。左側面部25及び右側面部26も同様である。図1において示したプロジェクター1の使用状態では、天面部21は、上方を向き、背面部24は、スクリーンSCR又はスクリーンSCRが設置された側壁と対向する。
天面部21は、第1面に相当する。天面部21は、凹部211及び通過口214を有する。
凹部211は、底面部22側に凹むように形成されている。凹部211は、互いに対向する第1傾斜部212及び第2傾斜部213を有する。
第1傾斜部212は、凹部211において正面部23側の部位を形成する。第1傾斜部212は、天面部21において正面部23側の部位から背面部24に向かうに従って底面部22側に近接する方向に傾斜している。
第2傾斜部213は、凹部211において背面部24側の部位を形成する。第2傾斜部213は、第1傾斜部212における背面部24側の部位から背面部24に向かうに従って底面部22から離れる方向に傾斜している。
通過口214は、第1傾斜部212に位置する。通過口214は、投写部33によって投写された画像が通過する開口部である。通過口214は、可視光を通過させる透光性部材TMによって閉塞されている。なお、通過口214が位置する第1傾斜部212に連続して第2傾斜部213が設けられているのは、通過口214から出射された光が天面部21によって遮蔽されることを抑制するためである。
このような天面部21には、詳しくは後述するが、生体検出部4の人感センサー41及び異物検出部5の異物検出センサー51,52が配置されている。
なお、図3及び図4では図示を省略するが、底面部22には、複数の脚部221(図6参照)が設けられている。複数の脚部221は、プロジェクター1が設置される設置面に当接する。
以下の説明では、互いに直交する三方向を+X方向、+Y方向及び+Z方向とする。本実施形態では、+X方向を左側面部25から右側面部26に向かう方向とし、+Y方向を底面部22から天面部21に向かう方向とし、+Z方向を正面部23から背面部24に向かう方向とする。図示を省略するが、+X方向とは反対方向を−X方向とし、+Y方向とは反対方向を−Y方向とし、+Z方向とは反対方向を−Z方向とする。
[生体検出部の構成]
生体検出部4は、筐体部2の外部における第1物体としての人の存在を検出するものであり、第1検出部に相当する。例えば、生体検出部4は、通過口214を覗き込もうとする人の存在を検出する。生体検出部4は、図2に示すように、人の存在を検出する人感センサー41を有し、人感センサー41による検出結果を制御部6に出力する。
人感センサー41は、第1センサーに相当する。人感センサー41は、予め設定された検出範囲内にて生体から放出される熱である中赤外線を、焦電効果によって検出する焦電センサーによって構成されている。例えば、検出範囲内に人が侵入した場合には、人感センサー41によって人体から放出された中赤外線が検出され、これにより、検出範囲内に人が存在することが検出される。
人感センサー41は、画像投写部3による投写光の影響を受けない位置、すなわち、投写光が入射されない位置に配置されている。具体的に、人感センサー41は、図3及び図4に示すように、第1傾斜部212において+X方向における中央から+X方向の位置に設けられている。
なお、人感センサー41による検出範囲については、後に詳述する。
[異物検出部の構成]
異物検出部5は、筐体部2の外部に位置する第2物体としての異物の存在を検出するものであり、第2検出部に相当する。例えば、異物検出部5は、通過口214の少なくとも一部を覆う異物の存在を検出する。異物検出部5は、図2に示すように、異物の存在を検出する複数の異物検出センサー51,52を有し、異物検出センサー51,52による検出結果を制御部6に出力する。異物検出センサー51,52のそれぞれは、第2センサーに相当する。
図3及び図4に示すように、異物検出センサー51は、第1傾斜部212に位置し、異物検出センサー52は、第2傾斜部213に位置する。詳述すると、異物検出センサー51は、第1傾斜部212において通過口214に対して−Z方向であって、−Z方向と平行で通過口214の中心を通る仮想線上に設けられている。異物検出センサー52は、第2傾斜部213において通過口214に対して+Z方向であって、上記仮想線上に設けられている。すなわち、異物検出センサー51,52は、通過口214を挟む位置に設けられている。換言すると、異物検出センサー52は、異物検出センサー51に対して通過口214を挟んで反対側に設けられている。
異物検出センサー51,52は、赤外線センサーによって構成されている。すなわち、異物検出センサー51,52は、図示を省略するが、赤外光を出射する出射部と、物体によって反射された赤外光を受光する受光部と、を有する。
異物検出センサー51の検出範囲内に異物が存在しない場合、異物検出センサー51の発光部から出射された検出光は、異物検出センサー51の受光部に入射しない。一方、検出範囲内に異物が存在する場合、異物検出センサー51の発光部から出射された検出光の少なくとも一部は、異物にて反射されて、異物検出センサー51の受光部に入射する。異物検出センサー52においても同様である。
このように、異物検出センサー51,52は、発光部から出射された検出光が受光部に入射するか否かによって、筐体部2の外部、例えば、通過口214を覆う位置に異物が存在するか否かを検出する。なお、異物検出センサー51,52は、異物が存在するか否かのみならず、異物までの距離や異物の大きさを検出することとしてもよい。
このような異物検出センサー51,52による検出範囲については、後に詳述する。
[制御部の構成]
制御部6は、演算処理回路を有し、プロジェクター1の動作を制御する。例えば、制御部6は、外部からプロジェクター1に入力する画像情報を処理し、処理した画像情報を光変調部32に出力する。また、制御部6は、照明部31を制御する。具体的に、制御部6は、ユーザーによって設定された動作モード等に応じて、照明部31から出力される光量を調整する。また、制御部6は、生体検出部4によって人の存在が検出された場合、及び、異物検出部5によって異物の存在が検出された場合の少なくともいずれかにて、照明部31を消灯する他、後述する通知部7により、人の存在及び異物の存在を通知する。
[通知部の構成]
通知部7は、LED等の固体光源を含み、筐体部2の外面に配置されたインジケーターを有する。通知部7は、例えば、生体検出部4によって人の存在が検出された場合には、制御部6による制御の下、所定の色である第1色にて点滅する。通知部7は、例えば、異物検出部5によって異物の存在が検出された場合には、制御部6による制御の下、第1色とは異なる第2色にて点滅する。通知部7は、例えば、プロジェクター1が通常に動作可能な場合には、制御部6による制御の下、第1色及び第2色とは異なる第3色にて点灯する。
なお、通知部7は、人の存在が検出された場合と異物の存在が検出された場合とで異なる音声を発する音声出力部を有するものであってもよい。また、通知部7は、人の存在又は異物の存在が検出された場合に、画像投写部3とは異なる画像投写部によって、スクリーンSCRに人の存在又は異物の存在を通知するものであってもよい。すなわち、人又は異物が存在することをユーザーに通知できれば、通知部7の構成は問わない。
[人感センサーの検出方向]
図5は、左側面部25に対向する位置からプロジェクター1を見た場合の人感センサー41の検出範囲41R、異物検出センサー51,52の検出範囲51R,52R、及び、画像投写部3による光の投写範囲PRの一例を示す図である。図5では、検出範囲41Rを点線によって示し、異物検出センサー51,52の検出範囲51R,52Rを一点鎖線によって示し、画像投写部3による光の投写範囲PRを実線によって示している。
人感センサー41は、上記のように、例えば通過口214を覗き込もうとする人の存在を検出する。このため、人感センサー41は、人感センサー41の検出方向が画像投写部3による光の投写側を向き、かつ、検出方向が画像投写部3による光の投写方向に沿うように、天面部21の第1傾斜部212に配置されている。具体的に、図5に示すように、画像投写部3による光の投写方向が+Z方向かつ+Y方向であるのに対し、人感センサー41の検出方向は、+Z方向かつ+Y方向である。すなわち、人感センサー41の検出範囲41Rの中心軸を検出軸41Xとするとき、検出軸41Xは、投写部33による光の投写方向に沿うように、人感センサー41から+Z方向かつ+Y方向に延出している。検出範囲41Rは、第1検出範囲に相当し、検出軸41Xは、第1検出軸に相当する。
なお、画像投写部3による光の投写範囲PRにおいて+X方向における投写範囲PRの中央を通る光であって、最も+Y方向に出射される光を光PR1とする。このとき、人感センサー41の検出軸41Xが投写部33による光の投写方向に沿う状態とは、例えば、光PR1の進行方向に平行な軸と検出軸41Xとの交差角が20°以下となる状態であって、検出範囲41Rにおける+Y方向の端縁が投写範囲PRにおける+Y方向の端縁よりも+Y方向に位置する状態である。
[異物検出センサーの検出方向]
異物検出センサー51は、異物検出センサー51の検出方向が通過口214を向くように設けられる。異物検出センサー52は、異物検出センサー52の検出方向が通過口214を向くように配置される。具体的に、図5に示すように、異物検出センサー51の検出方向は、+Z方向かつ+Y方向であり、異物検出センサー52の検出方向は、−Z方向かつ+Y方向である。すなわち、第1傾斜部212に設けられた異物検出センサー51の検出範囲51Rの中心軸を検出軸51Xとするとき、検出軸51Xは、異物検出センサー51から+Z方向かつ+Y方向に延出している。また、第2傾斜部213に設けられた異物検出センサー52の検出範囲52Rの中心軸を検出軸52Xとするとき、検出軸52Xは、異物検出センサー52から−Z方向かつ+Y方向に延出している。
なお、検出範囲51R,52Rは、異物検出センサー51の発光部から出射された検出光が異物検出センサー52の受光部には受光されないように、また、異物検出センサー52の発光部から出射された検出光が異物検出センサー51の受光部にて受光されないように設定されている。
[人感センサー及び異物検出センサーの検出限界]
異物検出センサー51,52は、例えば通過口214の少なくとも一部を閉塞する異物の存在を検出できればよい。このことから、異物検出センサー51から検出範囲51Rにおける検出軸51Xに沿う方向の端部までの距離は、比較的小さくてもよい。同様に、異物検出センサー52から検出範囲52Rにおける検出軸52Xに沿う方向の端部までの距離は、比較的小さくてもよい。
一方、人感センサー41は、例えば床又は台等の設置面上に配置されるプロジェクター1の通過口214を覗き込もうとする人の存在を検出する必要がある。このことから、人感センサー41から検出範囲41Rにおける検出軸41Xに沿う方向の端部までの距離は、比較的大きい方がよい。
このため、検出範囲41Rにおける検出軸41Xに沿う方向の端部から人感センサー41までの距離は、検出範囲51Rにおける検出軸51Xに沿う方向の端部から異物検出センサー51までの距離よりも大きい。また、検出範囲41Rにおける検出軸41Xに沿う方向の端部から人感センサー41までの距離は、検出範囲52Rにおける検出軸52Xに沿う方向の端部から異物検出センサー52までの距離よりも大きい。すなわち、人感センサー41と検出範囲41Rにおける検出軸41Xに沿う方向の端部との間の距離は、異物検出センサー51と検出範囲51Rにおける検出軸51Xに沿う方向の端部との間の距離よりも大きい。また、人感センサー41と検出範囲41Rにおける検出軸41Xに沿う方向の端部との間の距離は、異物検出センサー52と検出範囲52Rにおける検出軸52Xに沿う方向の端部との間の距離よりも大きい。換言すると、人感センサー41の最大検出距離は、異物検出センサー51,52の最大検出距離よりも大きい。なお、最大検出距離は、センサーが検出対象を検出可能な場合のセンサーからの最大の距離を示す。
[人感センサーの検出範囲]
図6は、正面部23に対向する位置からプロジェクター1を見た場合の人感センサー41の検出範囲41R、異物検出センサー51の検出範囲51R、及び、画像投写部3による光の投写範囲PRの一例を示す図である。なお、図6においても、検出範囲41Rは点線によって示され、検出範囲51Rは一点鎖線によって示され、投写範囲PRは実線によって示されている。
人感センサー41の検出範囲41Rは、図5及び図6に示すように、人感センサー41による人の存在の検出可能範囲において、画像投写部3による光の投写範囲PRよりも外側となるように設定されている。詳述すると、人感センサー41の検出範囲41Rは、検出可能範囲において、光の投写範囲PRよりも+Y方向に設定されている。また、+X方向における人感センサー41の検出範囲41Rは、検出可能範囲において、+X方向における投写範囲PRよりも大きい。すなわち、検出可能範囲において、検出範囲41Rにおける+X方向の領域は、投写範囲PRよりも+X方向に位置し、検出範囲41Rにおける−X方向の領域は、投写範囲PRよりも−X方向に位置している。
このように人感センサー41の検出範囲41Rが設定される理由の1つとして、以下の理由が挙げられる。
短焦点プロジェクターであるプロジェクター1は、図1に示したように、スクリーンSCRに対する−Y方向の位置で、かつ、スクリーンSCRに比較的近い位置に配置され得る。このようにプロジェクター1が配置される場合、人が正面部23側から通過口214を覗き込もうとする可能性がある。
これに対し、プロジェクター1では、通過口214よりも−Z方向に人感センサー41を設け、検出範囲41Rが上記のように設定されることによって、通過口214を覗き込もうとする人の存在を人感センサー41によって検出できる。換言すると、正面部23側から投写範囲PR内に入ろうとする人の存在を人感センサー41が検出できるように、検出範囲41Rは、投写範囲PRに対して+Y方向或いは−Z方向に設定されている。
なお、本実施形態では、検出範囲41Rは、投写範囲PRにおける+Y方向の端部より−Y方向の位置には設定されていない。これは、プロジェクター1とスクリーンSCRとの距離が短く、プロジェクター1に対して±X方向又は−Y方向から人が通過口214を覗き込むことが困難であるためである。しかしながら、検出範囲41Rは、投写範囲PRにおける+Y方向の端部より−Y方向の位置を含んでいてもよい。
[実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係るプロジェクター1は、以下の効果を有する。
プロジェクター1は、照明部31、光変調部32、投写部33、筐体部2、第1検出部としての生体検出部4、及び、第2検出部としての異物検出部5を備える。
照明部31は、光を出射する。光変調部32は、照明部31からの光を画像情報に応じて変調する。投写部33は、光変調部32からの光を投写する。筐体部2は、照明部31、光変調部32及び投写部33を収容する。生体検出部4は、筐体部2に設けられる第1センサーとしての人感センサー41を有する。生体検出部4は、筐体部2の外部における第1物体としての人の存在を検出する。異物検出部5は、筐体部2に設けられる第2センサーとしての異物検出センサー51,52を有する。異物検出部5は、筐体部2の外部における第1物体とは異なる第2物体としての異物の存在を検出する。
人感センサー41の検出範囲41R(第1検出範囲)の中心軸を検出軸41Xとし、異物検出センサー51,52の検出範囲51R,52R(第2検出範囲)の中心軸を検出軸51X,52Xとする。検出軸41Xは、第1検出軸に相当し、検出軸51X,52Xは、第2検出軸に相当する。人感センサー41から検出範囲41Rにおける検出軸41Xに沿う方向の端部までの距離は、異物検出センサー51から検出範囲51Rにおける検出軸51Xに沿う方向の端部までの距離よりも大きい。また、検出範囲41Rにおける検出軸41Xに沿う方向の端部から人感センサー41までの距離は、検出範囲52Rにおける検出軸52Xに沿う方向の端部から異物検出センサー52までの距離よりも大きい。
このような構成によれば、人感センサー41の検出範囲41Rは、異物検出センサー51,52の検出範囲51R,51Rよりも大きく、人感センサー41の最大検出距離は、異物検出センサー51,52の最大検出距離よりも大きい。これによれば、生体検出部4によって、筐体部2との距離が比較的大きい位置の人の存在を検出できる他、異物検出部5によって、筐体部2との距離が比較的小さい位置の異物の存在を検出できる。このため、筐体部2との距離がそれぞれ異なる人及び異物の存在を検出できる。そして、これにより、異物検出部5によって、通過口214に配置された異物の存在を検出でき、生体検出部4によって、通過口214を覗き込もうとする人の存在を検出できる。従って、プロジェクター1の利便性を高めることができる。
人感センサー41は、検出軸41Xが投写部33による光の投写方向に沿うように配置されている。
このような構成によれば、生体検出部4によって、投写部33による光の投写方向に位置する人の存在を検出しやすくすることができる。このため、生体検出部4によって、通過口214を覗き込もうとする人の存在を検出しやすくすることができる。
異物検出部5は、複数の異物検出センサー51,52を有する。
このような構成によれば、人感センサー41の検出範囲41Rよりも検出範囲が狭い複数の異物検出センサー51,52がプロジェクター1に設けられるので、異物の存在を検出しやすくすることができる。
複数の異物検出センサー51,52のうち、異物検出センサー51は、人感センサー41と同一面に配置されている。
このような構成によれば、人感センサー41の検出軸41X及び異物検出センサー51の検出軸51Xが略同じ方向を向くように、人感センサー41及び異物検出センサー51を配置しやすくすることができる。これにより、それぞれの検出軸41X,51Xが向く方向において、筐体部2との距離が比較的短い異物の存在を異物検出センサー51によって検出でき、筐体部2との距離が比較的長い人の存在を人感センサー41によって検出できる。従って、人の存在及び異物の存在を検出しやすくすることができる。
異物検出センサー51の検出軸51Xの向きは、異物検出センサー52の検出軸51Xの向きと異なる。
このような構成によれば、筐体部2近傍に配置された異物の存在を検出しやすくすることができる。
筐体部2は、投写部33から出射された光が通過する通過口214を有する。人感センサー41及び異物検出センサー51は、通過口214に対して投写部33による光の出射側とは反対側に位置する。異物検出センサー52は、異物検出センサー51に対して通過口214を挟んで反対側に位置している。
このような構成によれば、異物検出センサー51と、異物検出センサー52とによって、通過口214の少なくとも一部を覆う異物の存在を検出しやすくすることができる。
筐体部2は、凹部211を有する第1面としての天面部21を備える。凹部211は、通過口214が位置し、天面部21に対して傾斜する第1傾斜部212と、第1傾斜部212に対向し、第1傾斜部212に対して傾斜する第2傾斜部213と、を有する。人感センサー41及び異物検出センサー51は、第1傾斜部212に位置する。異物検出センサー52は、第2傾斜部213に位置する。
このような構成によれば、通過口214を介して投写部33から投写される光が、筐体部2の一部によって遮蔽されることを抑制できる。また、人感センサー41が第1傾斜部212に設けられていることによって、検出軸41Xが通過口214からの光の投写方向に沿うように、人感センサー41を配置しやすくすることができる。更に、異物検出センサー51が第1傾斜部212に設けられ、異物検出センサー52が第2傾斜部213に設けられるので、通過口214近傍に配置される異物の存在を検出しやすくすることができる。
異物検出センサー51,52は、通過口214に位置する異物の存在を検出する。
このような構成によれば、異物検出センサー51,52によって、通過口214の少なくとも一部を覆うように設けられた異物の存在を検出できる。これにより、例えば通知部7によって、通過口214が塞がれていることをユーザーに通知でき、プロジェクター1の汎用性を高めることができる。
人感センサー41は、人の存在を検出する焦電センサーである。異物検出センサー51,52は、人以外の異物の存在を検出する赤外線センサーである。
このような構成によれば、投写光を覗き込もうとする人の存在を人感センサー41によって検出でき、また、筐体部2近傍の異物の存在を異物検出センサー51,52によって検出できる。そして、焦電センサーである人感センサー41によって人の存在を検出しやすくすることができ、赤外線センサーである異物検出センサー51,52によって異物の存在を検出しやすくすることができる。
[実施形態の変形]
以上、本開示を上記実施形態に基づいて説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、本開示を種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
上記実施形態では、プロジェクター1は、底面部22が鉛直方向における下方を向く姿勢にて床及び台等に設置されて利用されるとした。しかしながら、これに限らず、プロジェクター1は、例えば底面部22が上方又は側方を向く姿勢にて利用されてもよい。
上記実施形態では、第1センサーとしての人感センサー41及び第2センサーとしての異物検出センサー51,52は、通過口214が位置する天面部21に設けられるとした。具体的に、人感センサー41及び異物検出センサー51は、天面部21に位置する凹部211においてスクリーンSCRと対向し、かつ、通過口214が位置する第1傾斜部212に設けられるとした。また、異物検出センサー52は、凹部211において第1傾斜部212と対向する第2傾斜部213に設けられるとした。しかしながら、これに限らず、通過口214が天面部21及び底面部22を接続する側面部のうち、被投写面に対向する側面部に設けられている場合には、第1センサー及び第2センサーは、被投写面に対向する側面部に設けられていてもよい。すなわち、短焦点プロジェクターに限らず、いわゆるフロント投写型のプロジェクター等、他の形式のプロジェクターにも本開示を適用可能である。
また、第1センサー及び第2センサーは、筐体部2において通過口214が位置する面とは異なる面に設けられていてもよい。更に、第1センサー及び第2センサーは、筐体部2においてそれぞれ異なる面に設けられていてもよい。
上記実施形態では、第1センサーとしての人感センサー41は、筐体部2の外部における第1物体としての人の存在を検出し、第2センサーとしての異物検出センサー51,52は、筐体部2の外部における第2物体としての異物の存在を検出するとした。しかしながら、これに限らず、第1検出部が有する第1センサーの検出対象は、人の存在でなくてもよく、第2検出部が有する第2センサーの検出対象は、異物の存在でなくてもよい。
上記実施形態では、第1センサーとしての人感センサー41は、検出軸41Xが投写部33による光の投写方向に沿うように配置されるとした。しかしながら、これに限らず、第1センサーは、投写方向とは異なる方向における第1物体の存在を検出可能に配置されていてもよい。
上記実施形態では、第2センサーとしての異物検出センサーは、プロジェクター1に複数設けられるとした。すなわち、プロジェクター1が備える第2検出部としての異物検出部5は、2つの異物検出センサー51,52を有するとした。しかしながら、これに限らず、第2検出部は、1つの第2センサーを有する構成であってもよく、3以上の第2センサーを有する構成であってもよい。同様に、第1検出部としての生体検出部4は、1つの人感センサー41を有するとしたが、これに限らず、第1検出部が有する第1センサーの数は、2以上であってもよい。
上記実施形態では、第2センサーとしての異物検出センサー51の検出軸51Xの向きと、第2センサーとしての異物検出センサー52の検出軸52Xの向きとは、異なるとした。しかしながら、これに限らず、例えば、異物検出センサー51,52が、+X方向において通過口214を挟む位置に設けられている場合には、検出軸51X,52Xは、同じ方向を向いていてもよい。すなわち、検出軸の向く方向が同じとなるように、複数の第2センサーがプロジェクターに設けられていてもよい。
上記実施形態では、第2センサーとしての異物検出センサー51,52は、通過口214を挟む位置に設けられているとした。しかしながら、これに限らず、異物検出センサー51,52の検出対象が異なる場合等において、異物検出センサー51,52は、必ずしも通過口214を挟む位置に設けられていなくてもよい。すなわち、第2センサーの配置位置及び数は、特に限定されない。
上記実施形態では、筐体部2は、天面部21に凹部211を有し、通過口214、人感センサー41及び異物検出センサー51は、凹部211を構成する第1傾斜部212に配置され、異物検出センサー52は、凹部211を構成し、第1傾斜部212に対して傾斜する第2傾斜部213に配置されるとした。しかしながら、これに限らず、筐体部2は、凹部を備えなくてもよい。また、第1センサーとしての人感センサー41も、必ずしも第1傾斜部212に設けられていなくてもよく、例えば、凹部211以外の天面部21に設けられていてもよい。第2センサーとしての異物検出センサー51,52も同様である。更に、異物検出センサー51,52は、例えば通過口214を+X方向において挟むように、第1傾斜部212に設けられていてもよい。
上記実施形態では、第1センサーとしての人感センサー41は、人の存在を検出する焦電センサーであり、第2センサーとしての異物検出センサー51,52は、人以外の物体である異物の存在を検出する赤外線センサーであるとした。しかしながら、これに限らず、人感センサー41は、他の方式にて人の存在を検出するものであってもよく、異物検出センサー51,52は、他の方式にて異物の存在を検出するものであってもよい。
上記実施形態では、生体検出部4及び異物検出部5のうち少なくとも1つの検出部が人又は異物の存在を検出した場合、制御部6が照明部31を消灯させる他、通知部7が、人又は異物を検出したことをユーザーに通知するとした。しかしながら、これに限らず、人又は異物が検出された場合には、制御部6が、照明部31の出射光量を低減させてもよい。また、プロジェクター1が通知部7を備えない場合等、通知部7による通知は実施されなくてもよい。なお、通知部7による通知の態様は、上記のように、インジケーターによる通知に限定されるものではない。
上記実施形態では、プロジェクター1は、被投写面としてのスクリーンSCRに画像を投写するとした。しかしながら、これに限らず、プロジェクター1の利用において、スクリーンSCRは必須の構成ではない。例えば、プロジェクター1は、屋内の壁や建物に画像を投写する態様で利用されてもよい。
[本開示のまとめ]
以下、本開示のまとめを付記する。
本開示の一態様に係るプロジェクターは、光を出射する照明部と、前記照明部からの光を画像情報に応じて変調する光変調部と、前記光変調部からの光を投写する投写部と、前記照明部、前記光変調部及び前記投写部を収容する筐体部と、前記筐体部に設けられる第1センサーを有し、前記筐体部の外部における第1物体の存在を検出する第1検出部と、前記筐体部に設けられる第2センサーを有し、前記筐体部の外部における前記第1物体とは異なる第2物体の存在を検出する第2検出部と、を備え、前記第1センサーの検出範囲である第1検出範囲の中心軸を第1検出軸とし、前記第2センサーの検出範囲である第2検出範囲の中心軸を第2検出軸とした場合、前記第1検出範囲における前記第1検出軸に沿う方向の端部から前記第1センサーまでの距離は、前記第2検出範囲における前記第2検出軸に沿う方向の端部から前記第2センサーまでの距離よりも大きいことを特徴とする。
このような構成によれば、第1センサーの検出範囲は、第2センサーの検出範囲よりも大きい。換言すると、第1センサーによる第1物体の検出可能距離は、第2センサーによる第2物体の検出可能距離よりも長い。これによれば、第1検出部によって、筐体部との距離が比較的長い位置の第1物体の存在を検出できる他、第2検出部によって、筐体部との距離が比較的短い位置の第2物体の存在を検出できる。このため、筐体部との距離がそれぞれ異なる第1物体及び第2物体の存在を検出できる。そして、例えば、第2検出部によって、筐体部において投写部によって投写される光が通過する部位に配置された異物の存在を第2物体として検出できる。また例えば、第1検出部によって、筐体部において光が通過する部位を覗き込もうとする人の存在を、第1物体として検出できる。従って、プロジェクターの利便性を高めることができる。
上記一態様では、前記第1センサーは、前記第1検出軸が前記投写部による光の投写方向に沿うように配置されていることが好ましい。
このような構成によれば、第1検出部によって、投写部による光の投写方向に位置する第1物体の存在を検出しやすくすることができる。このため、例えば、第1物体が人である場合に、第1検出部によって、筐体部において投写部によって投写された光が通過する部位を覗き込もうとする人の存在を検出しやすくすることができる。
上記一態様では、前記第2検出部は、複数の前記第2センサーを有することが好ましい。
このような構成によれば、第1センサーの検出範囲よりも検出範囲が狭い第2センサーがプロジェクターに複数設けられるので、第2物体の存在を検出しやすくすることができる。
上記一態様では、複数の前記第2センサーのうち少なくとも1つの第2センサーは、前記第1センサーと同一面に配置されていることが好ましい。
このような構成によれば、第1センサーの第1検出軸と、上記少なくとも1つの第2センサーの第2検出軸とが略同じ方向を向くように、第1センサー及び上記少なくとも1つの第2センサーを配置しやすくすることができる。これにより、それぞれの検出軸が向く方向において、筐体部との距離が比較的短い第2物体の存在を第2センサーによって検出でき、筐体部との距離が比較的長い第1物体の存在を第1センサーによって検出できる。従って、第1物体の存在及び第2物体の存在を検出しやすくすることができる。
上記一態様では、複数の前記第2センサーのうち、前記少なくとも1つの第2センサーの前記第2検出軸の向きは、前記少なくとも1つの第2センサーとは異なる他の第2センサーの前記第2検出軸の向きと異なることが好ましい。
このような構成によれば、筐体部近傍に配置された第2物体の存在を検出しやすくすることができる。
上記一態様では、前記筐体部は、前記投写部から出射された光が通過する通過口を有し、前記第1センサー及び前記少なくとも1つの第2センサーは、前記通過口に対して前記投写部による光の出射側とは反対側に位置し、前記他の第2センサーは、前記少なくとも1つの第2センサーに対して前記通過口を挟んで反対側に位置していることが好ましい。
このような構成によれば、少なくとも1つの第2センサーと、他の第2センサーとによって、通過口の少なくとも一部を覆う第2物体の存在を検出しやすくすることができる。
上記一態様では、前記筐体部は、凹部を有する第1面を備え、前記凹部は、前記通過口が位置し、前記第1面に対して傾斜する第1傾斜部と、前記第1傾斜部と対向し、前記第1傾斜部に対して傾斜する第2傾斜部と、を有し、前記第1センサー及び前記少なくとも1つの第2センサーは、前記第1傾斜部に位置し、前記他の第2センサーは、前記第2傾斜部に位置していることが好ましい。
このような構成によれば、筐体部が、通過口が位置する第1傾斜部と、第1傾斜部に対向し、かつ、第1傾斜部に対して傾斜する第2傾斜部とを有する凹部を有することによって、通過口を介して出射される光が、筐体部の一部によって遮蔽されることを抑制できる。また、第1センサーが第1傾斜部に設けられていることによって、第1センサーの検出軸が、通過口からの光の進行方向に沿うように、第1センサーを配置しやすくすることができる。更に、第2センサーが、第1傾斜部及び第2傾斜部のそれぞれに設けられるので、通過口近傍に配置される第2物体の存在を検出しやすくすることができる。
上記一態様では、前記第2センサーは、前記通過口に位置する異物の存在を検出することが好ましい。
このような構成によれば、第2センサーによって、通過口の少なくとも一部を覆うように設けられた異物の存在を検出できる。これにより、例えばプロジェクターが通知手段を有する場合には、通過口が塞がれていることをユーザーに通知でき、プロジェクターの汎用性を高めることができる。
上記一態様では、前記第1センサーは、前記第1物体である人の存在を検出する焦電センサーであり、前記第2センサーは、前記第2物体であって人以外の異物の存在を検出する赤外線センサーであることが好ましい。
このような構成によれば、投写された光を覗き込もうとする人の存在を第1センサーによって検出でき、また、筐体部近傍に配置された異物の存在を第2センサーによって検出できる。そして、焦電センサーである第1センサーによって人の存在を検出しやすくすることができ、赤外線センサーである第2センサーによって異物の存在を検出しやすくすることができる。
1…プロジェクター、2…筐体部、21…天面部、211…凹部、212…第1傾斜部、213…第2傾斜部、214…通過口、22…底面部、23…正面部、24…背面部、25…左側面部、3…画像投写部、4…生体検出部(第1検出部)、41…人感センサー(第1センサー)、41R…検出範囲、41X…検出軸、5…異物検出部(第2検出部)、51,52…異物検出センサー(第2センサー)、51R,52R…検出範囲、51X,52X…検出軸。

Claims (9)

  1. 光を出射する照明部と、
    前記照明部からの光を画像情報に応じて変調する光変調部と、
    前記光変調部からの光を投写する投写部と、
    前記照明部、前記光変調部及び前記投写部を収容する筐体部と、
    前記筐体部に設けられる第1センサーを有し、前記筐体部の外部における第1物体の存在を検出する第1検出部と、
    前記筐体部に設けられる第2センサーを有し、前記筐体部の外部における前記第1物体とは異なる第2物体の存在を検出する第2検出部と、を備え、
    前記第1センサーの検出範囲である第1検出範囲の中心軸を第1検出軸とし、前記第2センサーの検出範囲である第2検出範囲の中心軸を第2検出軸とした場合、前記第1検出範囲における前記第1検出軸に沿う方向の端部から前記第1センサーまでの距離は、前記第2検出範囲における前記第2検出軸に沿う方向の端部から前記第2センサーまでの距離よりも大きいことを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
    前記第1センサーは、前記第1検出軸が前記投写部による光の投写方向に沿うように配置されていることを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
    前記第2検出部は、複数の前記第2センサーを有することを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項3に記載のプロジェクターにおいて、
    複数の前記第2センサーのうち少なくとも1つの第2センサーは、前記第1センサーと同一面に配置されていることを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項3又は請求項4に記載のプロジェクターにおいて、
    複数の前記第2センサーのうち、前記少なくとも1つの第2センサーの前記第2検出軸の向きは、前記少なくとも1つの第2センサーとは異なる他の第2センサーの前記第2検出軸の向きと異なることを特徴とするプロジェクター。
  6. 請求項5に記載のプロジェクターにおいて、
    前記筐体部は、前記投写部から出射された光が通過する通過口を有し、
    前記第1センサー及び前記少なくとも1つの第2センサーは、前記通過口に対して前記投写部による光の出射側とは反対側に位置し、
    前記他の第2センサーは、前記少なくとも1つの第2センサーに対して前記通過口を挟んで反対側に位置していることを特徴とするプロジェクター。
  7. 請求項6に記載のプロジェクターにおいて、
    前記筐体部は、凹部を有する第1面を備え、
    前記凹部は、
    前記通過口が位置し、前記第1面に対して傾斜する第1傾斜部と、
    前記第1傾斜部と対向し、前記第1傾斜部に対して傾斜する第2傾斜部と、を有し、
    前記第1センサー及び前記少なくとも1つの第2センサーは、前記第1傾斜部に位置し、
    前記他の第2センサーは、前記第2傾斜部に位置していることを特徴とするプロジェクター。
  8. 請求項6又は請求項7に記載のプロジェクターにおいて、
    前記第2センサーは、前記通過口に位置する異物の存在を検出することを特徴とするプロジェクター。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のプロジェクターにおいて、
    前記第1センサーは、前記第1物体である人の存在を検出する焦電センサーであり、
    前記第2センサーは、前記第2物体であって人以外の異物の存在を検出する赤外線センサーであることを特徴とするプロジェクター。
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