JP7344831B2 - セキュリティ装置 - Google Patents
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Description
この形態のセキュリティ装置によれば、入出光面と出光面と入光面とを有する導光レンズによって、窓部を通じて筐体内に導入された第1光を受光部に入力することができ、投光部から出力された第2光を、第1光を導入する窓部を通じて筐体外に放出することができる。そのため、受光部に第1光を入力するための窓部と、投光部から出力された第2光を放出するための窓部とを別個に設けずに、一つの窓部を通じて、受光部に第1光を入力することができ、投光部から出力された第2光を放出できる。したがって、筐体外から導光レンズを視認可能な窓部の個数を低減できるので、導光レンズが目立つことを抑制できる。
(2)上記形態のセキュリティ装置において、前記導光レンズは、前記窓部と前記受光部との間に配置された第1導光部と、前記第1導光部から分岐し、前記第1導光部と前記投光部との間に配置された第2導光部とを有し、前記入出光面は、前記第1導光部の前記窓部側の端部に設けられ、前記出光面は、前記第1導光部の前記受光部側の端部に設けられ、前記入光面は、前記第2導光部の前記投光部側の端部に設けられてもよい。
この形態のセキュリティ装置によれば、入出光面と出光面とが設けられた第1導光部と、入光面が設けられた第2導光部とが分岐した導光レンズによって、窓部から導入された第1光を受光部に導くことができ、投光部から出力された第2光を窓部に導くことができる。そのため、第1光ではなく第2光が受光部に入力されることを抑制できる。
(3)上記形態のセキュリティ装置において、前記第2導光部は、前記入光面から入光した前記第2光を前記入出光面に向けて反射させる第1反射面を有してもよい。
この形態のセキュリティ装置によれば、第1反射面によって第2光を効率良く入出光面に導くことができる。
(4)上記形態のセキュリティ装置において、前記第2導光部は、前記入光面から入光した前記第2光を前記第1導光部に向けて反射させる第1反射面を有し、前記第1導光部は、前記第1反射面によって反射された前記第2光を前記入出光面に向けて反射させる第2反射面を有してもよい。
この形態のセキュリティ装置によれば、第1反射面および第2反射面によって第2光を効率良く入出光面に導くことができる。
(5)上記形態のセキュリティ装置において、前記第2導光部は、前記入光面から入光した前記第2光を前記第1導光部に向けて反射させる第1反射面を有し、前記第1導光部は、前記第1反射面によって反射された前記第2光を反射させる第2反射面と、前記第2反射面によって反射された前記第2光を前記入出光面に向けて反射させる第3反射面とを有してもよい。
この形態のセキュリティ装置によれば、第1反射面、第2反射面、および、第3反射面によって第2光を効率良く入出光面に導くことができる。
(6)上記形態のセキュリティ装置において、前記第1導光部は、前記第1導光部と前記第2導光部との接続部とは反対側に、前記第1導光部の外周に向かって突き出した凸部を有し、前記第2反射面は、前記凸部に設けられてもよい。
この形態のセキュリティ装置によれば、第2反射面が第1導光部の外周に向かって突き出した凸部に設けられるので、第2反射面から受光部に向けて第2光が拡散することを抑制できる。
(7)上記形態のセキュリティ装置において、前記出光面は、前記受光部に向かって突き出した凸レンズ状の形状を有してもよい。
この形態のセキュリティ装置によれば、出光面から出光した第1光を受光部に集光させることができるので、受光部に効率良く第1光を入力できる。
(8)上記形態のセキュリティ装置において、前記導光レンズは、前記投光部および前記受光部側にシリンドリカル凸レンズ状の円筒面を有し、前記出光面と前記入光面とは、前記円筒面に設けられ、前記受光部と前記投光部とは、前記窓部から視て、前記円筒面の中心軸に直交する方向において相互に異なる位置に配置されてもよい。
この形態のセキュリティ装置によれば、出光面が設けられた部分と入光面が設けられた部分とが分岐せずに一つの円筒面に設けられた導光レンズによって、窓部から導入された第1光を受光部に導くことができ、投光部から出力された第2光を窓部に導くことができる。
(9)上記形態のセキュリティ装置において、前記導光レンズは、前記入出光面と前記入光面との間に、前記入光面から入光した前記第2光を前記入出光面に向けて反射させる第4反射面を有してもよい。
この形態のセキュリティ装置によれば、第4反射面によって第2光を効率良く入出光面に導くことができる。
(10)上記形態のセキュリティ装置において、前記窓部から視て、前記入出光面および前記出光面の中心軸を結ぶ一直線上に前記受光部が配置されてもよい。
この形態のセキュリティ装置によれば、入出光面から入光した第1光を効率良く出光面に導くことができる。
(11)上記形態のセキュリティ装置は、前記受光部を用いて前記第1光を検出し、前記投光部からの前記第2光の出力を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記受光部を用いて前記第1光を検出する場合には、前記投光部からの前記第2光の出力を制限し、前記受光部を用いて前記第1光を検出しない場合には、前記投光部からの前記第2光の出力の制限を解除してもよい。
この形態のセキュリティ装置によれば、第1光ではなく第2光が受光部に入力されることによる誤検出を抑制できる。
本開示は、セキュリティ装置以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、光学素子、導光レンズ等の形態で実現することができる。
図1は、第1実施形態におけるセキュリティ装置10を備えるセキュリティシステム100の概略構成を示す説明図である。本実施形態では、セキュリティシステム100は、セキュリティ装置10の他に、コントローラ110と、センサ120と、警報ランプ130と、警報ブザー140とを備えている。セキュリティシステム100は、動作モードとして、保安モードと通常モードとを有している。保安モード時にセンサ120によって、例えば、家屋内の異常が検出された場合、コントローラ110は、予め契約された警備会社200に異常が検出されたことを通報するとともに、警報ランプ130を点灯させ、警報ブザー140を鳴動させる。
図5は、第2実施形態におけるセキュリティ装置10bの概略構成を示す第1の断面図である。図6は、第2実施形態におけるセキュリティ装置10bの概略構成を示す第2の断面図である。図7は、第2実施形態における導光レンズ50bの構成を示す斜視図である。図5には、図3と同じ方向から視たセキュリティ装置10bの断面が表されており、図6には、図5とは異なる方向から視たセキュリティ装置10bの断面が表されている。第2実施形態のセキュリティ装置10bでは、導光レンズ50bに、第1導光部60bから分岐した第2導光部が設けられていないことが第1実施形態と異なる。その他の構成については、特に説明しない限り、第1実施形態と同じである。
(C1)図8は、他の実施形態の導光レンズ50cの構成を模式的に示す説明図である。上述した第1実施形態のセキュリティ装置10では、導光レンズ50には、第2光LT2を反射する第3反射面56が設けられている。これに対して、導光レンズ50cには、第3反射面56が設けられていなくてもよい。例えば、図8に示すように、入光面53から入光した第2光LT2が第2導光部70cに設けられた第1反射面54によって、第1導光部60cに設けられた第2反射面55に向けて反射された後、直接、入出光面51に向かうように第1導光部60cおよび第2導光部70cが構成されてもよい。
Claims (11)
- セキュリティ装置であって、
窓部を有する筐体と、
前記筐体内に配置され、第1光が入力される受光部と、
前記筐体内に配置され、第2光を出力する投光部と、
前記窓部と、前記受光部および前記投光部との間に設けられた導光レンズと、
を備え、
前記導光レンズは、
前記窓部を通じて、前記第1光を入光させ、前記第2光を出光させる入出光面と、
前記受光部に対向し、前記第1光を出光させる出光面と、
前記投光部に対向し、前記第2光を入光させる入光面と、
を有する、セキュリティ装置。 - 請求項1に記載のセキュリティ装置であって、
前記導光レンズは、前記窓部と前記受光部との間に配置された第1導光部と、前記第1導光部から分岐し、前記第1導光部と前記投光部との間に配置された第2導光部とを有し、
前記入出光面は、前記第1導光部の前記窓部側の端部に設けられ、
前記出光面は、前記第1導光部の前記受光部側の端部に設けられ、
前記入光面は、前記第2導光部の前記投光部側の端部に設けられる、セキュリティ装置。 - 請求項2に記載のセキュリティ装置であって、
前記第2導光部は、前記入光面から入光した前記第2光を前記入出光面に向けて反射させる第1反射面を有する、セキュリティ装置。 - 請求項2に記載のセキュリティ装置であって、
前記第2導光部は、前記入光面から入光した前記第2光を前記第1導光部に向けて反射させる第1反射面を有し、
前記第1導光部は、前記第1反射面によって反射された前記第2光を前記入出光面に向けて反射させる第2反射面を有する、セキュリティ装置。 - 請求項2に記載のセキュリティ装置であって、
前記第2導光部は、前記入光面から入光した前記第2光を前記第1導光部に向けて反射させる第1反射面を有し、
前記第1導光部は、前記第1反射面によって反射された前記第2光を反射させる第2反射面と、前記第2反射面によって反射された前記第2光を前記入出光面に向けて反射させる第3反射面とを有する、セキュリティ装置。 - 請求項4または請求項5に記載のセキュリティ装置であって、
前記第1導光部は、前記第1導光部と前記第2導光部との接続部とは反対側に、前記第1導光部の外周に向かって突き出した凸部を有し、
前記第2反射面は、前記凸部に設けられる、セキュリティ装置。 - 請求項2から請求項6のいずれか一項に記載のセキュリティ装置であって、
前記出光面は、前記受光部に向かって突き出した凸レンズ状の形状を有する、セキュリティ装置。 - 請求項1に記載のセキュリティ装置であって、
前記導光レンズは、前記投光部および前記受光部側にシリンドリカル凸レンズ状の円筒面を有し、
前記出光面と前記入光面とは、前記円筒面に設けられ、
前記受光部と前記投光部とは、前記窓部から視て、前記円筒面の中心軸に直交する方向において相互に異なる位置に配置される、セキュリティ装置。 - 請求項8に記載のセキュリティ装置であって、
前記導光レンズは、前記入出光面と前記入光面との間に、前記入光面から入光した前記第2光を前記入出光面に向けて反射させる第4反射面を有する、セキュリティ装置。 - 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のセキュリティ装置であって、
前記窓部から視て、前記入出光面および前記出光面の中心軸を結ぶ一直線上に前記受光部が配置される、セキュリティ装置。 - 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のセキュリティ装置であって、
前記受光部を用いて前記第1光を検出し、前記投光部からの前記第2光の出力を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記受光部を用いて前記第1光を検出する場合には、前記投光部からの前記第2光の出力を制限し、
前記受光部を用いて前記第1光を検出しない場合には、前記投光部からの前記第2光の出力の制限を解除する、セキュリティ装置。
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