JP2021105457A5 - - Google Patents

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上記目的を達成するため、請求項1に記載の冷凍サイクル装置は、
冷媒を圧縮する圧縮機(11)と、
圧縮機から吐出された冷媒を放熱かつ凝縮させる放熱部(12)と、
放熱部から流出した冷媒の流れを分岐させる第1分岐部(13a)と、
第1分岐部にて分岐された一方の冷媒を減圧させる第1絞り(23a)と、
第1分岐部にて分岐された他方の冷媒を減圧させる可変絞り機構である第1減圧部(16a)と、
第1減圧部から流出した冷媒を凝縮または蒸発させる熱交換部(8)と、
熱交換部から流出した冷媒の流れを分岐させる第2分岐部(13c)と、
第2分岐部で分岐された一方の冷媒を圧縮機の吸入側へ導く吸入側通路(21d)と、
第2分岐部にて分岐された他方の冷媒の流れを分岐させる第3分岐部(13iと、
第3分岐部にて分岐された一方の冷媒を減圧させる第2絞り3b)と、
第1絞りにて減圧された冷媒、および第2絞りにて減圧された冷媒の気液を分離するレシーバ(15)と、
レシーバから流出した液相冷媒を分岐させる第4分岐部(13f)と、
第4分岐部にて分岐された一方の冷媒を第1分岐部と第1減圧部との間に導く出口側通路(21b)と、
第4分岐部にて分岐された他方の冷媒を減圧させる第2減圧部(16b、16c)と、
第2減圧部にて減圧された冷媒を蒸発させる第1蒸発部(19、20、24)と、
第3分岐部にて分岐された他方の冷媒を減圧させる第3減圧部(16dと、
第3減圧部にて減圧された冷媒を蒸発させる第2蒸発部(24、20と、
第1分岐部からの冷媒の流出先を、第1絞り側および第1減圧部側のいずれかに切り替える第1切替部(14a、14b)と、
吸入側通路を開閉する第2切替部(14c)とを備える。
これによると、第2絞り3b)および第3減圧部(16dの減圧作用によって、第3減圧部(16dへ流入する冷媒を過冷却液相冷媒とすることができる。したがって、第3減圧部(16dに気液二相冷媒が流入することを抑制できる。
圧縮機11の吐出口には、室内凝縮器12の冷媒入口側が接続されている。室内凝縮器12は、室内空調ユニット40のケーシング41内に配置されている。室内凝縮器12は、圧縮機11から吐出された高圧冷媒と、空気とを熱交換させて、高圧冷媒を放熱かつ凝縮させる凝縮部(換言すれば放熱部)である。換言すると、室内凝縮器12は、圧縮機11から吐出された高圧冷媒を熱源として空気を加熱する加熱部である。
本実施形態では、第1継手13a、第3継手13c、第6継手13f、第7継手13g、および第9継手13iが、分岐部として機能可能に接続されている。第2継手13b、第5継手13e、および第8継手13hが、合流部として機能可能に接続されている。第1継手13aは第1分岐部である。第3継手13cは第2分岐部である。第9継手13iは第3分岐部である。第6継手13fは第4分岐部である。
第1開閉弁14aは、第1継手13aの一方の流出口からレシーバ15の入口へ至る入口側通路21aを開閉する電磁弁である。第1開閉弁14aは第1切替部である。第1開閉弁14aは、制御装置50から出力される制御電圧によって、その開閉作動が制御される。冷凍サイクル装置10は、第3開閉弁14cを備えている。第2開閉弁14b、第3開閉弁14cおよび第4開閉弁14dの基本的構成は、第1開閉弁14aと同様である。
第1固定絞り23a(換言すれば第1絞り)は、レシーバ15へ流入する冷媒を減圧させる第1減圧部である。第1固定絞り23aは、入口側通路21aのうち、第1継手13aの一方の流出口からレシーバ15の入口へ至る範囲に配置されている。このような第1固定絞り23aとしては、オリフィス、キャピラリチューブ等を採用することができる。
第2開閉弁14bは、第1継手13aの他方の流出口から第2継手13bの一方の流入口へ至る外気側通路21cを開閉する電磁弁である。第2開閉弁14bは第1切替部である。第2継手13bの他方の流入口には、レシーバ15の冷媒出口側が接続されている。レシーバ15の冷媒出口と第2継手13bの他方の流入口とを接続する出口側通路21bには、第6継手13fおよび第1逆止弁17aが配置されている。
暖房用膨張弁16aは、少なくとも暖房モードの冷媒回路に切り替えられた際に、レシーバ15から流出した冷媒を減圧させるとともに、下流側へ流出させる冷媒の流量を調整する第1減圧部である。
室外熱交換器18は、暖房用膨張弁16aから流出した冷媒と、図示しない外気ファンから送風された外気とを熱交換させる熱交換器である。室外熱交換器18は、暖房用膨張弁16aから流出した冷媒の状態により、冷媒を凝縮させる凝縮部として機能したり、冷媒を蒸発させる蒸発部として機能したりする熱交換部である。室外熱交換器18は、駆動装置室内の前方側に配置されている。このため、車両走行時には、室外熱交換器18に走行風を当てることができる。
第3開閉弁14cは、第3継手13cの一方の流出口から第4継手13dの第1の流入口へ至る吸入側通路21dを開閉する電磁弁である。第3開閉弁14cは第2切替部である。第4継手13dの流出口には、圧縮機11の吸入口側が接続されている。第3逆止弁17cは、第3継手13cの一方の流出口側から第4継手13dの第1の流入口側へ冷媒が流れることを許容し、第4継手13dの第1の流入口側から第3継手13cの一方の流出口へ冷媒が流れることを禁止している。第2逆止弁17bは、室外熱交換器18の冷媒出口側から第9継手13iの流入口側へ冷媒が流れることを許容し、第9継手13iの流入口側から室外熱交換器18の冷媒出口側へ冷媒が流れることを禁止している。
第9継手13iの一方の流出口には、第2固定絞り23bを介して、第5継手13eの他方の流入口側が接続されている。第2固定絞り23b(換言すれば第2絞り)は、レシーバ15へ流入する冷媒を減圧させる第1減圧部である。第2固定絞り23bは、第9継手13iの一方の流出口から第5継手13eの他方の流入口へ至る範囲に配置されている。このような第2固定絞り23bとしては、オリフィス、キャピラリチューブ等を採用することができる。
第1機械式膨張弁16dは、少なくとも全席冷房モードの冷媒回路に切り替えられた際に、第9継手13iの他方の流出口から流出した冷媒を減圧させるとともに、下流側へ流出させる冷媒の流量を調整する第減圧部である。第1機械式膨張弁16dは、後席側蒸発器24の近傍に配置されている。
では、本実施形態の冷凍サイクル装置10におけるレシーバ15内の冷媒の状態を点Lqで示している。図4では、比較例の冷凍サイクル装置におけるレシーバ15内の冷媒の状態を点Lqexで示している。
本実施形態の冷凍サイクル装置10では、第1固定絞り23aを備えているので、レシーバ15内の冷媒の圧力が、冷媒を凝縮させる熱交換部(暖房モードでは室内凝縮器12)における高圧冷媒の圧力よりも低くなる。このため、図4に示すように、本実施形態の冷凍サイクル装置10の点Lqの冷媒の圧力は、比較例の冷凍サイクル装置の点Lqexの冷媒の圧力よりも低い圧力になる。
この効果は、他の運転モードでも得ることができる。例えば、冷房モードでは、室外熱交換器18が、冷媒を凝縮させる熱交換部となり、室内蒸発器19が、冷媒を蒸発させる熱交換部となる。

Claims (10)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機(11)と、
    前記圧縮機から吐出された冷媒を放熱かつ凝縮させる放熱部(12)と、
    前記放熱部から流出した冷媒の流れを分岐させる第1分岐部(13a)と、
    前記第1分岐部にて分岐された一方の冷媒を減圧させる第1絞り(23a)と、
    前記第1分岐部にて分岐された他方の冷媒を減圧させる可変絞り機構である第1減圧部(16a)と、
    前記第1減圧部から流出した冷媒を凝縮または蒸発させる熱交換部(8)と、
    前記熱交換部から流出した冷媒の流れを分岐させる第2分岐部(13c)と、
    前記第2分岐部で分岐された一方の冷媒を前記圧縮機の吸入側へ導く吸入側通路(21d)と、
    前記第2分岐部にて分岐された他方の冷媒の流れを分岐させる第3分岐部(13iと、
    前記第3分岐部にて分岐された一方の冷媒を減圧させる第2絞り3b)と、
    前記第1絞りにて減圧された冷媒、および前記第2絞りにて減圧された冷媒の気液を分離するレシーバ(15)と、
    前記レシーバから流出した液相冷媒を分岐させる第4分岐部(13f)と、
    前記第4分岐部にて分岐された一方の冷媒を前記第1分岐部と前記第1減圧部との間に導く出口側通路(21b)と、
    前記第4分岐部にて分岐された他方の冷媒を減圧させる第2減圧部(16b、16c)と、
    前記第2減圧部にて減圧された冷媒を蒸発させる第1蒸発部(19、20、24)と、
    記第3分岐部にて分岐された他方の冷媒を減圧させる第3減圧部(16dと、
    前記第3減圧部にて減圧された冷媒を蒸発させる第2蒸発部(24、20と、
    前記第1分岐部からの冷媒の流出先を、前記第1絞り側および前記第1減圧部側のいずれかに切り替える第1切替部(14a、14b)と、
    前記吸入側通路を開閉する第2切替部(14c)とを備える冷凍サイクル装置。
  2. 前記第3分岐部で分岐されて前記第3減圧部および前記第2蒸発部を流れる冷媒の流れを遮断することのできる遮断部(14dを備える請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記遮断部は、前記第3減圧部と一体化されている請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
  4. 前記第3減圧部へ流入する冷媒の過冷却度が所定値以下となった場合、冷媒の流れを遮断するように前記遮断部を制御する制御部(50)を備える請求項2または3に記載の冷凍サイクル装置。
  5. 前記制御部は、前記圧縮機の冷媒吐出能力が所定能力以下になった場合、前記過冷却度が所定値以下となったと判定する請求項4に記載の冷凍サイクル装置。
  6. 前記第3減圧部は、冷媒の温度および圧力に応じて変形する感温部と、前記感温部の変形に応じて変位して絞り開度を変化させる機械的機構とを有する膨張弁である請求項1ないし5のいずれか1つに記載の冷凍サイクル装置。
  7. 前記第2減圧部は、冷媒の温度および圧力とは無関係に絞り開度を変更可能な膨張弁である請求項1ないし5のいずれか1つに記載の冷凍サイクル装置。
  8. 車両用空調装置に適用される冷凍サイクル装置であって、
    前記第1蒸発部は、前記第2減圧部にて減圧された冷媒と車室内前席側へ送風される空気とを熱交換させる前席側蒸発器(19)であり、
    前記第2蒸発部は、前記第3減圧部にて減圧された冷媒と車室内後席側へ送風される空気とを熱交換させる後席側蒸発器(24)である請求項1ないし7のいずれか1つに記載の冷凍サイクル装置。
  9. 車両に適用される冷凍サイクル装置であって、
    前記第1蒸発部は、前記第2減圧部にて減圧された冷媒と車室内前席側へ送風される空気とを熱交換させる前席側蒸発器(19)であり、
    前記第2蒸発部は、車両に搭載された機器を冷却する冷却用蒸発器(20である請求項1ないし7のいずれか1つに記載の冷凍サイクル装置。
  10. 前記第3減圧部にて減圧された冷媒が前記レシーバを通ることなく前記第2蒸発部に流入する請求項1ないし9のいずれか1つに記載の冷凍サイクル装置。
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