JP2021102979A5 - - Google Patents

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Z軸ヒンジ装置4は、図2(a)に示すように、第1取付部材17と第2取付部材18を腹合わせに閉じた0度閉成状態から、図2(b)に示すように、第1取付部材17と第2取付部材18を水平に開いた180度開成状態を経て、図2(c)に示すように、第1取付部材17と第2取付部材18を背中合わせに開いた360度開成状態へ操作することができる。第1取付部材17は、第1ヒンジシャフト11の一端に固定された取付部材17Aと第1ヒンジシャフト11の他端に固定された取付部材17Bとを有する。第2取付部材18は、第2ヒンジシャフト12の一端に固定された取付部材18Aと第1ヒンジシャフト11の他端に固定された取付部材18Bとを有する。第1ヒンジシャフト11と第2ヒンジシャフト12は、図3に示すように、連結部材20を構成する一対の中央連結部材21,22と側部連結部材23,24よって、平行状態でともに回転自在に連結されている。取付部材17A,17Bと取付部材18A,18Bには、それぞれ取付孔17a,17bと取付孔18aと18bが設けられている。尚、図3において、指示記号11m、11n及び12m、12nで示されたものは、図5に示されたように、第1ヒンジシャフト11と第2ヒンジシャフト12の各両端部11d、11e及び12d、12eを挿入係合させる取付孔である。
図3に示すように、カバー27は、孔23bに挿入した取付ネジ23aを側部連結部材23の雌ネジ23cに締め付けて側部連結部材23に固定されることにより、側部連結部材23と中央連結部材21とを位置決めして一体に組み立てている。カバー28は、孔24bに挿入した取付ネジ24aを側部連結部材24の雌ネジ24cに締め付けて側部連結部材24に固定されることにより、側部連結部材24と中央連結部材22とを位置決めて一体に組み立てている。尚、図3において、指示記号23d、23e及び24d、24eで示されたものは、第1ヒンジシャフト11と第2ヒンジシャフト12の各両端部を軸受けする軸受孔である。
実施形態1に係る第1ヒンジシャフト11と第2ヒンジシャフト12の外径は長径部の部分が1.4mmである。第1ベルト部材25と第2ベルト部材26は、例えば厚さ0.04mmのステンレスシートを用いて一方(第1ヒンジシャフト11側)は略S字形状、他方(第2ヒンジシャフト12側)は略逆S字形状の相似形状に巻取部材13と14に巻き付けられている。第1ヒンジシャフト11と第2ヒンジシャフト12は、断面円形状の回転軸部11a,12aの外径部分は1.8mm、扁平軸部11b,11c・12b,12cの部分の長径部分は1.4mm、短径部分は1mmである。さらに、巻取部材13,14,15,16の外径も突起部の部分を除いて2.7mmである。寸法は、必ずしも以上の数値に限定されるものではないが、このように、本願発明に係る第1ヒンジシャフト11と第2ヒンジシャフト12の径と巻取部材13,14,15,16の径は小さく、かつベルト部材の厚さも極めて薄いもので構成されており、Z軸ヒンジ装置の小型化とこのZ軸ヒンジ装置を取り付けた電子機器の薄型化に寄与しているものである。図8に示すように、第1ベルト部材25は、両端部に係合孔25a,25bを有し、係合孔25a,25bの間に回転方向に連続したスリット25cを有している。第2ベルト部材26は、両端部に係合孔26a,26bを有し、係合孔26a,26bの間に回転方向に連続したスリット26cを有している。
次に、ベルト部材とヒンジシャフトの係合手段であるが、実施形態1のものは、ヒンジシャフト側に係合させた巻取部材の外周に設けた突起と、ベルト部材の側に設けた係合孔とで構成してあるが、これを図7の(b)に示したように、スリットを省略したベルト部材25Bとしたり、ある程度の厚さを有するベルト部材の場合には、図7(c)に示した実施形態3のように、ベルト部材25Cの両端側に折り曲げて設けた係止部25d、25eとしたりしたものも考えられる。図示は省略するが、巻取部材側に設けた係止部に挿入係合させる係合溝、或はスリットとしても良い。さらに実施形態1のものは、係止突起が巻取部材の外周に4個設けられたものが示されているが、これを1個~3個としてもよく、放射状に5個以上の複数個設けたものとすることができる。
図9に示すように、第1テンション調整機構31は、第1ベルト部材25の上下に一対のレバー部材32,33を配置している。一対のレバー部材32,33は、図3に示すように、孔32b,33bに取付ネジ32a,33aを挿入して、中央連結部材21の雌ネジ32c,33cに締め付けることにより、中央連結部材21に取付けられる。その際に取付ネジ32a,33aを支点にレバー部材32,33を回動させて押圧位置P32、P33を押圧させ、第1ベルト部材25に張力を付与しつつ中央連結部材21に固定されるものである。
図12と図13はベルト部材に対するテンション調整機構の他の実施形態を示す。図面によれば、図12はその要部の部分の分解斜視図であり、図13は組立てた状態の一部拡大断面図である。図13には第1テンション調整機構44が記載されており、第2テンション調整機構49は図示を省略してある。この実施形態のものの実施形態1のものとの違いは、実施形態1のZ軸ヒンジ装置4は、レバー部材32,33・36,37が取付ネジ32a、33a・36a、37aを支点に旋回して第1ベルト部材25及び第2ベルト部材26の各テンションを調整するように構成されているが、この実施形態のテンション調整機構60において、各テンション調整部材55,56及び57,58は、その軸方向に渡って設けた長孔55b、56b及び57b、58b内に取付ネジ55a,56a及び57a、58aを挿通させることにより、取付ネジ55a,56a及び57a,58aに対して上下方向へスライドしてベルト部材53のテンションを調整することができるようになっている点である。さらに、この実施形態のものは、中央連結部材54にテンション調整部材55,56の両サイドに当接して当該テンション調整部材55,56の揺動を防止するガイド片54a,54a・54b,54bが設けられている。このように構成すると、各取付ネジ55a,56aと各ガイド片54a,54a・54b,54bの間でテンション調整部材55,56の姿勢が安定し、永年使用の後においてもベルト部材53に緩みが生ずるのを有効に防止できるものである。しかし、このものに限定されない。省略することも可能である。
尚、図13において、指示記号49と50のものは、第1ヒンジシャフトと第2ヒンジシャフトであり、指示記号51と52のものは巻取部材であり、指示記号53のものはベルト部材である。その動作機能については実施形態1のものと同じであるので、説明を省略する。ベルト部材53のテンション調整は、取付ネジ55a,56aを緩めてテンション調整部材55,56を上下方向へスライドさせて、押圧位置P55,P56でベルト部材53を押して当該ベルト部材53のテンションの微調整を行うものである。この際に、図示を省略するが、調節ネジをカバー59へ取り付けて、図13に示したように、テンション調整部材55,56を上下方向へスライドさせることによって、押圧位置P55,P56でベルト部材53を押して当該ベルト部材53のテンションの微調節を行うことができるものである。
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