JP2021099301A

JP2021099301A - アルミナ磁器絶縁材料の機械的強度測定装置

Info

Publication number: JP2021099301A
Application number: JP2020075674A
Authority: JP
Inventors: 李慶; Qing Li
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2019-12-19
Filing date: 2020-04-21
Publication date: 2021-07-01
Also published as: CN110954406B; CN110954406A

Abstract

【課題】本願発明はアルミナ磁器絶縁材料の機械的強度測定装置を開示した。【解決手段】装置本体１１を含み、前記装置本体の中には後方に開口した貫通溝２４が前記装置本体を上下に貫通するように形成され、絶縁材料２０は前記貫通溝の中に置かれて引張強度測定及び圧縮強度測定を受け、本願発明は絶縁材料に対して引張強度測定及び圧縮強度測定を行え、これらの測定の結果が明らかであり、使用も簡単で、絶縁材料の引張強度及び圧縮強度の合否を速く判断でき、材料の測定効率を向上させ、最大負荷を測定する必要がないため、材料を破壊することを避けられる。【選択図】図１

Description

本願発明は絶縁体分野に関し、具体的にはアルミナ磁器絶縁材料の機械的強度測定装置である。

絶縁体とは、電気をあまり伝導しない物質で、様々な種類を有し、セラミックス、熱絶縁体などを含み、アルミナ磁器の絶縁材料は、セラミックスの一つであり、主に機械的強度が高い場合に使用され、導線などの導体を保護する目的を達成するため、アルミナ磁器絶縁材料に対して機械的強度測定を行う必要がある。機械的強度とは、対象となる材料において、圧縮や引張などの物理的な外力に対して持つ耐久力を表す指標のことであり、既存技術では、材料に対する機械的強度測定器は使用手順が面倒で、また、材料の最大負荷を測定するため、合格した材料を破壊することはよくあり、本願発明は上記の問題を解決できる。

中国特許出願公開第１０５５３７１４１号明細書

技術問題：
既存の機械的強度測定器は使用手順が面倒で、また、材料の最大負荷を測定するため、合格した材料を破壊することはよくある。

上記の問題を解決するため、本願発明はアルミナ磁器絶縁材料の機械的強度測定装置を設計し、本願発明に記載のアルミナ磁器絶縁材料の機械的強度測定装置は、装置本体を含み、前記装置本体の中には後方に開口した貫通溝が前記装置本体を上下に貫通するように形成され、絶縁材料は前記貫通溝の中に置かれて引張強度測定及び圧縮強度測定を受け、前記絶縁材料の中には導線孔が前記絶縁材料を左右に貫通するように設置され、導線は前記導線孔を通過して前記絶縁材料に連結され、前記絶縁材料の中には互いに離れた方向に開口した挟持溝が左右対称となるように形成され、前記絶縁材料は前記挟持溝を通過して他の部材に連結され、前記絶縁材料の中には環状溝が左右対称となるように形成され、前記絶縁材料の左右両側には引張強度測定部品が対称となるように設置され、前記引張強度測定部品の中には引きロッドが四本設置され、前記引きロッドの一端が前記環状溝の中に伸びて前記絶縁材料に連結され、前記引きロッドの他端にはスライド板が連結され、前記スライド板の中には伸縮ロッドが連結され、前記貫通溝の左右両側内壁にはエアポンプが固定的に設置され、前記伸縮ロッドが前記エアポンプに空気圧により作動できるように連結され、前記エアポンプは臨界値を設定し、前記エアポンプを始動し、前記伸縮ロッドにより前記スライド板がスライドし、前記引きロッドにより前記絶縁材料が引っ張られ、前記エアポンプが臨界値に達するとき、前記絶縁材料の変形の程度によって前記絶縁材料の引張強度の値を判定し、前記貫通溝の前側内壁には伝動部品が設置され、前記装置本体の上下両側には圧縮強度測定部品が対称となるように設置され、前記伝動部品の後端がスライドラックにより両側の前記圧縮測定部品に噛み合い、前記伝動部品の中のモーターを始動し、伝動により、前記スライドラックがスライドし、さらに前記圧縮強度測定部品が駆動されて前記絶縁材料の上下両端を圧迫して圧縮強度測定を行い、前記圧縮強度測定部品の中の圧力板は前記圧縮強度測定部品と前記絶縁材料との間の圧迫力を測定することができ、前記圧力板は最大圧力値が設定される。

前記引張強度測定部品は連結孔を含み、前記連結孔が前記スライド板に環状に配列され、外に開口しており、前記引きロッドの一端が前記連結孔の中に伸び、前記引きロッドと前記連結孔の内壁とが圧縮ばねにより固定的に連結され、前記圧縮ばねの弾性力作用で、前記引きロッドが前記絶縁材料に連結される状態を保持し、前記伸縮ロッドには位置制限検出ヘッドが固定的に設置され、初期状態では、前記引きロッドと前記絶縁材料との間には作用力がなく、前記エアポンプを始動し、その後、前記伸縮ロッドにより前記スライド板がスライドし、前記スライド板が前記位置制限検出ヘッドと接触するとき、前記エアポンプを止め、この時、前記引きロッドの引張力作用で前記絶縁材料の変形程度が大きすぎ、即ち前記絶縁材料は引張強度測定に不合格であり、前記エアポンプが臨界値に達するとき、前記スライド板が前記位置制限検出ヘッドと接触していなく、この時、前記絶縁材料は引張強度測定に合格し、ここで前記エアポンプを初期状態に戻らせるために前記エアポンプを逆方向に始動する。

前記伝動部品は前記貫通溝の前側内壁に設置された伝動空間を含み、前記伝動空間の中には低速主動歯車と高速主動歯車が回転可能に設置され、前記低速主動歯車と前記高速主動歯車とが固定的に連結され、前記前記低速主動歯車と前記高速主動歯車との中にはモーター軸がスプラインにより連結され、前記伝動空間の前側内壁にはモーターが固定的に設置され、前記モーター軸の前端が前記モーター軸に伝動可能に連結され、前記低速主動歯車と前記モーター軸、及び前記高速主動歯車と前記モーター軸とが電磁ばねにより固定的に連結され、前記低速主動歯車の上端には低速従動歯車が噛み合い、前記高速主動歯車の上端には高速従動歯車が噛み合い、前記高速従動歯車と前記低速従動歯車とがスクリューにより固定的に連結され、前記伝動空間の後側内壁にはスライドガイド溝が前記伝動空間と連通するように形成され、前記スライドラックが前記スライドガイド溝の中にスライド可能に設置され、前記スライドラックの中には前方に開口したねじ穴が設置され、前記スクリューが前記ねじ穴の中に延びて前記スライドラックにねじ山により連結され、前記スライドラックの上下両端が前記圧縮強度測定部品に噛み合い、初期状態では、前記高速主動歯車と前記低速従動歯車とが噛み合っており、前記低速主動歯車と前記低速従動歯車とが噛み合っていなく、前記モーターを始動し、前記モーター軸により前記低速主動歯車と前記高速主動歯車が回転し、前記高速主動歯車が前記高速従動歯車を回転させ、前記スクリューにより前記スライドラックがスライドし、さらに前記圧縮強度測定部品が駆動され、前側の前記電磁ばねに通電することにより、前記低速主動歯車と前記高速主動歯車が前方にスライドし、この時、前記高速主動歯車が前記高速従動歯車との噛合から離脱し、この時、前記低速主動歯車が前記低速従動歯車と噛み合っており、後側の前記電磁ばねに通電することにより、前記高速主動歯車と前記低速主動歯車が後方にスライドし、この時、前記低速主動歯車と前記低速従動歯車とが噛み合っていなく、前記高速主動歯車と前記高速従動歯車とが噛み合っていなく、前記低速主動歯車と前記低速従動歯車との速度伝達比は前記高速主動歯車と前記高速従動歯車との速度伝達比より大きい。

前記スクリューと前記伝動空間の前側内壁とが緩衝ぜんまいにより固定的に連結され、前記スライドラックと前記スライドガイド溝の後側内壁とが復帰ばねにより固定的に連結され、初期状態では前記スライドラックが後限界位置にあり、この時、前記緩衝ぜんまいが捻じられた状態にあり、前記復帰ばねの作用力は前記緩衝ぜんまいの作用力より大きく、前記スクリューは前記スライドラックを前方にスライドさせて前記圧縮強度測定部品を駆動し、この時、前記復帰ばねを引っ張って前記緩衝ぜんまいを緩め、前記低速主動歯車と前記低速従動歯車とが噛み合っていなく、前記高速主動歯車と前記高速従動歯車とが噛み合っていないとき、前記復帰ばねの弾性力作用で、前記スライドラックが後方にスライドして復帰し、この時、前記緩衝ぜんまいを捻じり、さらに前記スクリューの回転すること、前記スライドラックのスライドして復帰することで発生した衝突を和らげる。

前記圧縮強度測定部品は上下対称になる歯車空間を含み、前記歯車空間が前記スライドガイド溝に連通し、前記歯車空間の中には連結歯車が回転可能に設置され、前記連結歯車が前記スライドラックに噛み合い、前記連結歯車の中には固定軸が固定的に連結され、前記歯車空間の中には揺動ロッドが回転可能に設置され、前記揺動ロッドの中には前記連結歯車に向かって開口した連結空間が設置され、前記連結歯車が前記連結空間の中に位置し、前記固定軸が前記揺動ロッドに固定的に連結され、二つの前記圧力板が前記揺動ロッドにおいて前記絶縁材料に近接した側の端面に固定的に連結され、前記スライドラックが前方にスライドするとき、前記連結歯車が駆動されて回転し、前記固定軸により前記揺動ロッドが回転し、前記圧力板により前記絶縁材料の上下両端面を圧迫し、前記圧力板が前記電磁ばねに通電できるように連結され、前記圧力板が前記絶縁材料と接触していないとき、両側の前記電磁ばねが全部通電していなく、前記圧力板が前記絶縁材料と接触した直後、前側の前記電磁ばねに通電し、前記圧力板と前記絶縁材料との間の圧力は前記圧力板の設定された最大圧力値に達するとき、後側の前記電磁ばねに通電する。

本願発明は絶縁材料に対して引張強度測定及び圧縮強度測定を行え、これらの測定の結果が明らかであり、使用も簡単で、絶縁材料の引張強度及び圧縮強度の合否を速く判断でき、材料の測定効率を向上させ、最大負荷を測定する必要がないため、材料を破壊することを避けられる。

下記に図１〜５をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する：図１は本発明装置の正面図であり、本願に記載の各方向が、図１と同じ向きに装置を見た際の方向である。

図１は本願発明の全体構成概略図図２は図１における「Ａ―Ａ」方向の構成概略図図３は図１における「Ｂ―Ｂ」方向の構成概略図図４は図３における「Ｃ―Ｃ」方向の構成概略図図５は図３における「Ｄ」部の拡大概略図

本願発明に記載のアルミナ磁器絶縁材料の機械的強度測定装置は、装置本体１１を含み、前記装置本体１１の中には後方に開口した貫通溝２４が前記装置本体１１を上下に貫通するように形成され、絶縁材料２０は前記貫通溝２４の中に置かれて引張強度測定及び圧縮強度測定を受け、前記絶縁材料２０の中には導線孔１６が前記絶縁材料２０を左右に貫通するように設置され、導線は前記導線孔１６を通過して前記絶縁材料２０に連結され、前記絶縁材料２０の中には互いに離れた方向に開口した挟持溝２３が左右対称となるように形成され、前記絶縁材料２０は前記挟持溝２３を通過して他の部材に連結され、前記絶縁材料２０の中には環状溝１５が左右対称となるように形成され、前記絶縁材料２０の左右両側には引張強度測定部品１０１が対称となるように設置され、前記引張強度測定部品１０１の中には引きロッド１４が四本設置され、前記引きロッド１４の一端が前記環状溝１５の中に伸びて前記絶縁材料２０に連結され、前記引きロッド１４の他端にはスライド板１９が連結され、前記スライド板１９の中には伸縮ロッド１３が連結され、前記貫通溝２４の左右両側内壁にはエアポンプ１２が固定的に設置され、前記伸縮ロッド１３が前記エアポンプ１２に空気圧により作動できるように連結され、前記エアポンプ１２は臨界値を設定し、前記エアポンプ１２を始動し、前記伸縮ロッド１３により前記スライド板１９がスライドし、前記引きロッド１４により前記絶縁材料２０が引っ張られ、前記エアポンプ１２が臨界値に達するとき、前記絶縁材料２０の変形の程度によって前記絶縁材料２０の引張強度の値を判定し、前記貫通溝２４の前側内壁には伝動部品１００が設置され、前記装置本体１１の上下両側には圧縮強度測定部品１０２が対称となるように設置され、前記伝動部品１００の後端がスライドラック３４により両側の前記圧縮測定部品１０２に噛み合い、前記伝動部品１００の中のモーター４０を始動し、伝動により、前記スライドラック３４がスライドし、さらに前記圧縮強度測定部品１０２が駆動されて前記絶縁材料２０の上下両端を圧迫して圧縮強度測定を行い、前記圧縮強度測定部品１０２の中の圧力板２２は前記圧縮強度測定部品１０２と前記絶縁材料２０との間の圧迫力を測定することができ、前記圧力板２２は最大圧力値が設定される。

前記引張強度測定部品１０１は連結孔１８を含み、前記連結孔１８が前記スライド板１９に環状に配列され、外に開口しており、前記引きロッド１４の一端が前記連結孔１８の中に伸び、前記引きロッド１４と前記連結孔１８の内壁とが圧縮ばね１７により固定的に連結され、前記圧縮ばね１７の弾性力作用で、前記引きロッド１４が前記絶縁材料２０に連結される状態を保持し、前記伸縮ロッド１３には位置制限検出ヘッド２５が固定的に設置され、初期状態では、前記引きロッド１４と前記絶縁材料２０との間には作用力がなく、前記エアポンプ１２を始動し、その後、前記伸縮ロッド１３により前記スライド板１９がスライドし、前記スライド板１９が前記位置制限検出ヘッド２５と接触するとき、前記エアポンプ１２を止め、この時、前記引きロッド１４の引張力作用で前記絶縁材料２０の変形程度が大きすぎ、即ち前記絶縁材料２０は引張強度測定に不合格であり、前記エアポンプ１２が臨界値に達するとき、前記スライド板１９が前記位置制限検出ヘッド２５と接触していなく、この時、前記絶縁材料２０は引張強度測定に合格し、ここで前記エアポンプ１２を初期状態に戻らせるために前記エアポンプ１２を逆方向に始動する。

前記伝動部品１００は前記貫通溝２４の前側内壁に設置された伝動空間３５を含み、前記伝動空間３５の中には低速主動歯車４２と高速主動歯車４３が回転可能に設置され、前記低速主動歯車４２と前記高速主動歯車４３とが固定的に連結され、前記前記低速主動歯車４２と前記高速主動歯車４３との中にはモーター軸４４がスプラインにより連結され、前記伝動空間３５の前側内壁にはモーター４０が固定的に設置され、前記モーター軸４４の前端が前記モーター軸４０に伝動可能に連結され、前記低速主動歯車４２と前記モーター軸４４、及び前記高速主動歯車４３と前記モーター軸４４とが電磁ばね４１により固定的に連結され、前記低速主動歯車４２の上端には低速従動歯車３７が噛み合い、前記高速主動歯車４３の上端には高速従動歯車３６が噛み合い、前記高速従動歯車３６と前記低速従動歯車３７とがスクリュー３９により固定的に連結され、前記伝動空間３５の後側内壁にはスライドガイド溝３３が前記伝動空間３５と連通するように形成され、前記スライドラック３４が前記スライドガイド溝３３の中にスライド可能に設置され、前記スライドラック３４の中には前方に開口したねじ穴３０が設置され、前記スクリュー３９が前記ねじ穴３０の中に延びて前記スライドラック３４にねじ山により連結され、前記スライドラック３４の上下両端が前記圧縮強度測定部品１０２に噛み合い、初期状態では、前記高速主動歯車４３と前記低速従動歯車３６とが噛み合っており、前記低速主動歯車４２と前記低速従動歯車３７とが噛み合っていなく、前記モーター４０を始動し、前記モーター軸４４により前記低速主動歯車４２と前記高速主動歯車４３が回転し、前記高速主動歯車４３が前記高速従動歯車３６を回転させ、前記スクリュー３９により前記スライドラック３４がスライドし、さらに前記圧縮強度測定部品１０２が駆動され、前側の前記電磁ばね４１に通電することにより、前記低速主動歯車４２と前記高速主動歯車４３が前方にスライドし、この時、前記高速主動歯車４３が前記高速従動歯車３６との噛合から離脱し、この時、前記低速主動歯車４２が前記低速従動歯車３７と噛み合っており、後側の前記電磁ばね４１に通電することにより、前記高速主動歯車４３と前記低速主動歯車４２が後方にスライドし、この時、前記低速主動歯車４２と前記低速従動歯車３７とが噛み合っていなく、前記高速主動歯車４３と前記高速従動歯車３６とが噛み合っていなく、前記低速主動歯車４２と前記低速従動歯車３７との速度伝達比は前記高速主動歯車４３と前記高速従動歯車３６との速度伝達比より大きい。

有益なように、前記スクリュー３９と前記伝動空間３５の前側内壁とが緩衝ぜんまい３８により固定的に連結され、前記スライドラック３４と前記スライドガイド溝３３の後側内壁とが復帰ばね３２により固定的に連結され、初期状態では前記スライドラック３４が後限界位置にあり、この時、前記緩衝ぜんまい３８が捻じられた状態にあり、前記復帰ばね３２の作用力は前記緩衝ぜんまい３８の作用力より大きく、前記スクリュー３９は前記スライドラック３４を前方にスライドさせて前記圧縮強度測定部品１０２を駆動し、この時、前記復帰ばね３２を引っ張って前記緩衝ぜんまい３８を緩め、前記低速主動歯車４２と前記低速従動歯車３７とが噛み合っていなく、前記高速主動歯車４３と前記高速従動歯車３６とが噛み合っていないとき、前記復帰ばね３２の弾性力作用で、前記スライドラック３４が後方にスライドして復帰し、この時、前記緩衝ぜんまい３８を捻じり、さらに前記スクリュー３９の回転すること、前記スライドラック３４がスライドして復帰することで発生した衝突を和らげる。

前記圧縮強度測定部品１０２は上下対称になる歯車空間３１を含み、前記歯車空間３１が前記スライドガイド溝３３に連通し、前記歯車空間３１の中には連結歯車２９が回転可能に設置され、前記連結歯車２９が前記スライドラック３４に噛み合い、前記連結歯車２９の中には固定軸２７が固定的に連結され、前記歯車空間３１の中には揺動ロッド２１が回転可能に設置され、前記揺動ロッド２１の中には前記連結歯車２９に向かって開口した連結空間２８が設置され、前記連結歯車２９が前記連結空間２８の中に位置し、前記固定軸２７が前記揺動ロッド２１に固定的に連結され、二つの前記圧力板２２が前記揺動ロッド２１において前記絶縁材料２０に近接した側の端面に固定的に連結され、前記スライドラック３４が前方にスライドするとき、前記連結歯車２９が駆動されて回転し、前記固定軸２７により前記揺動ロッド２１が回転し、前記圧力板２２により前記絶縁材料２０の上下両端面を圧迫し、前記圧力板２２が前記電磁ばね４１に通電できるように連結され、前記圧力板２２が前記絶縁材料２０と接触していないとき、両側の前記電磁ばね４１が全部通電していなく、前記圧力板２２が前記絶縁材料２０と接触した直後、前側の前記電磁ばね４１に通電し、前記圧力板２２と前記絶縁材料２０との間の圧力は前記圧力板２２の設定された最大圧力値に達するとき、後側の前記電磁ばね４１に通電する。

以下、図１〜５を参照して本願発明の使用手順について詳しく説明する。

初期状態では、スライドラック３４が後限界位置にあり、緩衝ぜんまい３８が捻じられた状態にあり、電磁ばね４１が通電していなく、高速主動歯車４３と高速従動歯車３６とが噛み合っており、低速主動歯車４２と低速従動歯車３７とが噛み合っていない。

使用時、絶縁材料２０を貫通溝２４の中に入れ、引きロッド１４を環状溝１５の中に伸びられるように引き、圧縮ばね１７の弾性力作用で、引きロッド１４と絶縁材料２０との連結状態を維持し、この時、エアポンプ１２を始動し、伸縮ロッド１３によりスライド板１９がスライドし、引きロッド１４により環状溝１５が引き動かされ、エアポンプ１２が臨界値に達したとき、スライド板１９が位置制限検出ヘッド２５と接触していなく、この時、絶縁材料２０は引張強度測定に合格し、エアポンプ１２が臨界値に達する前に、スライド板１９が位置制限検出ヘッド２５と接触し、この時、絶縁材料２０は引張強度測定に不合格であり、引きロッド１４と絶縁材料２０との間には作用力が存在しないまでエアポンプ１２を逆方向に始動する。

モーター４０を始動し、モーター軸４４により低速主動歯車４２と高速主動歯車４３が回転し、高速主動歯車４３が高速従動歯車３６を高速で回転させ、スクリュー３９によりスライドラック３４が高速で前方にスライドし、連結歯車２９が高速で回転し、固定軸２７により揺動ロッド２１が高速で揺れ動き、圧力板２２が絶縁材料２０と接触する時に前側の電磁ばね４１に通電し、低速主動歯車４２と高速主動歯車４３がスライドし、高速主動歯車４３が高速従動歯車３６との噛合から離脱すると同時に低速主動歯車４２が低速従動歯車３７と噛み合うようになり、この時、低速主動歯車４２が回転して低速従動歯車３７を低速で回転させ、さらにスクリュー３９、スライドラック３４、連結歯車２９及び固定軸２７により揺動ロッド２１を低速で回転させ、圧力板２２と絶縁材料２０との間の圧迫力を増やし、スライドラック３４が前方にスライドする過程に、復帰ばね３２を引っ張って緩衝ぜんまい３８を緩め、圧力板２２と絶縁材料２０との間の圧力は圧力板２２の設定された最大圧力値に達したとき、後側の電磁ばね４１に通電し、低速主動歯車４２が低速従動歯車３７との噛合から離脱し、この時高速主動歯車４３と高速従動歯車３６とが噛み合っていなく、この時、復帰ばね３２の弾性力作用で、スライドラック３４が後方にスライドして復帰し、連結歯車２９と固定軸２７により揺動ロッド２１が揺れ動き、圧力板２２が絶縁材料２０との接触から離脱し、スライドラック３４が復帰すると同時にスクリュー３９が駆動されて回転し、緩衝ぜんまい３８を捻じり、この時、緩衝ぜんまい３８の作用力で、スライドラック３４の復帰することで発生した衝突を和らげる。

絶縁材料２０を取り出し、導線を導線孔１６から通し、導線は導線孔１６をスムーズに通過すると、絶縁材料２０は圧縮強度測定に合格し、そうしないと、絶縁材料２０は圧縮強度測定に不合格である。

エアポンプ１２とモーター４０を同時に始動することができなく、引張強度測定及び圧縮強度測定を同時に行うとき、互いに影響するので測定の結果が不精確になることを避ける。

上記の方式によって、当業者は本願発明の範囲内で作業状況に基づいて様々な改変を加えられる。

中国特許出願公開第１０５５３７１４１号明細書

上記の問題を解決するため、本願発明はアルミナ磁器絶縁材料の機械的強度測定装置を設計し、本願発明に記載のアルミナ磁器絶縁材料の機械的強度測定装置は、装置本体を含み、前記装置本体の中には後方に開口した貫通溝が前記装置本体を上下に貫通するように形成され、絶縁材料は前記貫通溝の中に置かれて引張強度測定及び圧縮強度測定を受け、前記絶縁材料の中には導線孔が前記絶縁材料を左右に貫通するように設置され、導線は前記導線孔を通過し、前記絶縁材料の中には互いに離れた方向に開口した挟持溝が左右対称となるように形成され、前記絶縁材料は前記挟持溝を通過して他の部材に連結され、前記絶縁材料の中には環状溝が左右対称となるように形成され、前記絶縁材料の左右両側には引張強度測定部品が対称となるように設置され、前記引張強度測定部品の中には引きロッドが四本設置され、前記引きロッドの一端が前記環状溝の中に伸びて前記絶縁材料に連結され、前記引きロッドの他端にはスライド板が連結され、前記スライド板の中には伸縮ロッドが連結され、前記貫通溝の左右両側内壁にはエアポンプが固定的に設置され、前記伸縮ロッドが前記エアポンプに空気圧により作動できるように連結され、前記エアポンプは臨界値を設定し、前記エアポンプを始動し、前記伸縮ロッドにより前記スライド板がスライドし、前記引きロッドにより前記絶縁材料が引っ張られ、前記エアポンプが臨界値に達するとき、前記絶縁材料の変形の程度によって前記絶縁材料の引張強度の値を判定し、前記貫通溝の前側内壁には伝動部品が設置され、前記装置本体の上下両側には圧縮強度測定部品が対称となるように設置され、前記伝動部品の後端がスライドラックにより両側の前記圧縮強度測定部品に噛み合い、前記伝動部品の中のモーターを始動し、伝動により、前記スライドラックがスライドし、さらに前記圧縮強度測定部品が駆動されて前記絶縁材料の上下両端を圧迫して圧縮強度測定を行い、前記圧縮強度測定部品の中の圧力板は前記圧縮強度測定部品と前記絶縁材料との間の圧迫力を測定することができ、前記圧力板は最大圧力値が設定される。

前記伝動部品は前記貫通溝の前側内壁に設置された伝動空間を含み、前記伝動空間の中には低速主動歯車と高速主動歯車が回転可能に設置され、前記低速主動歯車と前記高速主動歯車とが固定的に連結され、前記低速主動歯車と前記高速主動歯車との中にはモーター軸がスプラインにより連結され、前記伝動空間の前側内壁にはモーターが固定的に設置され、前記モーター軸の前端が前記モーター軸に伝動可能に連結され、前記低速主動歯車と前記モーター軸、及び前記高速主動歯車と前記モーター軸とが電磁ばねにより固定的に連結され、前記低速主動歯車の上端には低速従動歯車が噛み合い、前記高速主動歯車の上端には高速従動歯車が噛み合い、前記高速従動歯車と前記低速従動歯車とがスクリューにより固定的に連結され、前記伝動空間の後側内壁にはスライドガイド溝が前記伝動空間と連通するように形成され、前記スライドラックが前記スライドガイド溝の中にスライド可能に設置され、前記スライドラックの中には前方に開口したねじ穴が設置され、前記スクリューが前記ねじ穴の中に延びて前記スライドラックにねじ山により連結され、前記スライドラックの上下両端が前記圧縮強度測定部品に噛み合い、初期状態では、前記高速主動歯車と前記低速従動歯車とが噛み合っており、前記低速主動歯車と前記低速従動歯車とが噛み合っていなく、前記モーターを始動し、前記モーター軸により前記低速主動歯車と前記高速主動歯車が回転し、前記高速主動歯車が前記高速従動歯車を回転させ、前記スクリューにより前記スライドラックがスライドし、さらに前記圧縮強度測定部品が駆動され、前側の前記電磁ばねに通電することにより、前記低速主動歯車と前記高速主動歯車が前方にスライドし、この時、前記高速主動歯車が前記高速従動歯車との噛合から離脱し、この時、前記低速主動歯車が前記低速従動歯車と噛み合っており、後側の前記電磁ばねに通電することにより、前記高速主動歯車と前記低速主動歯車が後方にスライドし、この時、前記低速主動歯車と前記低速従動歯車とが噛み合っていなく、前記高速主動歯車と前記高速従動歯車とが噛み合っていなく、前記低速主動歯車と前記低速従動歯車との速度伝達比は前記高速主動歯車と前記高速従動歯車との速度伝達比より大きい。

本願発明に記載のアルミナ磁器絶縁材料の機械的強度測定装置は、装置本体１１を含み、前記装置本体１１の中には後方に開口した貫通溝２４が前記装置本体１１を上下に貫通するように形成され、絶縁材料２０は前記貫通溝２４の中に置かれて引張強度測定及び圧縮強度測定を受け、前記絶縁材料２０の中には導線孔１６が前記絶縁材料２０を左右に貫通するように設置され、導線は前記導線孔１６を通過し、前記絶縁材料２０の中には互いに離れた方向に開口した挟持溝２３が左右対称となるように形成され、前記絶縁材料２０は前記挟持溝２３を通過して他の部材に連結され、前記絶縁材料２０の中には環状溝１５が左右対称となるように形成され、前記絶縁材料２０の左右両側には引張強度測定部品１０１が対称となるように設置され、前記引張強度測定部品１０１の中には引きロッド１４が四本設置され、前記引きロッド１４の一端が前記環状溝１５の中に伸びて前記絶縁材料２０に連結され、前記引きロッド１４の他端にはスライド板１９が連結され、前記スライド板１９の中には伸縮ロッド１３が連結され、前記貫通溝２４の左右両側内壁にはエアポンプ１２が固定的に設置され、前記伸縮ロッド１３が前記エアポンプ１２に空気圧により作動できるように連結され、前記エアポンプ１２は臨界値を設定し、前記エアポンプ１２を始動し、前記伸縮ロッド１３により前記スライド板１９がスライドし、前記引きロッド１４により前記絶縁材料２０が引っ張られ、前記エアポンプ１２が臨界値に達するとき、前記絶縁材料２０の変形の程度によって前記絶縁材料２０の引張強度の値を判定し、前記貫通溝２４の前側内壁には伝動部品１００が設置され、前記装置本体１１の上下両側には圧縮強度測定部品１０２が対称となるように設置され、前記伝動部品１００の後端がスライドラック３４により両側の前記圧縮強度測定部品１０２に噛み合い、前記伝動部品１００の中のモーター４０を始動し、伝動により、前記スライドラック３４がスライドし、さらに前記圧縮強度測定部品１０２が駆動されて前記絶縁材料２０の上下両端を圧迫して圧縮強度測定を行い、前記圧縮強度測定部品１０２の中の圧力板２２は前記圧縮強度測定部品１０２と前記絶縁材料２０との間の圧迫力を測定することができ、前記圧力板２２は最大圧力値が設定される。

前記伝動部品１００は前記貫通溝２４の前側内壁に設置された伝動空間３５を含み、前記伝動空間３５の中には低速主動歯車４２と高速主動歯車４３が回転可能に設置され、前記低速主動歯車４２と前記高速主動歯車４３とが固定的に連結され、前記低速主動歯車４２と前記高速主動歯車４３との中にはモーター軸４４がスプラインにより連結され、前記伝動空間３５の前側内壁にはモーター４０が固定的に設置され、前記モーター軸４４の前端が前記モーター軸４０に伝動可能に連結され、前記低速主動歯車４２と前記モーター軸４４、及び前記高速主動歯車４３と前記モーター軸４４とが電磁ばね４１により固定的に連結され、前記低速主動歯車４２の上端には低速従動歯車３７が噛み合い、前記高速主動歯車４３の上端には高速従動歯車３６が噛み合い、前記高速従動歯車３６と前記低速従動歯車３７とがスクリュー３９により固定的に連結され、前記伝動空間３５の後側内壁にはスライドガイド溝３３が前記伝動空間３５と連通するように形成され、前記スライドラック３４が前記スライドガイド溝３３の中にスライド可能に設置され、前記スライドラック３４の中には前方に開口したねじ穴３０が設置され、前記スクリュー３９が前記ねじ穴３０の中に延びて前記スライドラック３４にねじ山により連結され、前記スライドラック３４の上下両端が前記圧縮強度測定部品１０２に噛み合い、初期状態では、前記高速主動歯車４３と前記低速従動歯車３６とが噛み合っており、前記低速主動歯車４２と前記低速従動歯車３７とが噛み合っていなく、前記モーター４０を始動し、前記モーター軸４４により前記低速主動歯車４２と前記高速主動歯車４３が回転し、前記高速主動歯車４３が前記高速従動歯車３６を回転させ、前記スクリュー３９により前記スライドラック３４がスライドし、さらに前記圧縮強度測定部品１０２が駆動され、前側の前記電磁ばね４１に通電することにより、前記低速主動歯車４２と前記高速主動歯車４３が前方にスライドし、この時、前記高速主動歯車４３が前記高速従動歯車３６との噛合から離脱し、この時、前記低速主動歯車４２が前記低速従動歯車３７と噛み合っており、後側の前記電磁ばね４１に通電することにより、前記高速主動歯車４３と前記低速主動歯車４２が後方にスライドし、この時、前記低速主動歯車４２と前記低速従動歯車３７とが噛み合っていなく、前記高速主動歯車４３と前記高速従動歯車３６とが噛み合っていなく、前記低速主動歯車４２と前記低速従動歯車３７との速度伝達比は前記高速主動歯車４３と前記高速従動歯車３６との速度伝達比より大きい。

Claims

装置本体を含み、前記装置本体の中には後方に開口した貫通溝が前記装置本体を上下に貫通するように形成され、絶縁材料は前記貫通溝の中に置かれて引張強度測定及び圧縮強度測定を受け、前記絶縁材料の中には導線孔が前記絶縁材料を左右に貫通するように設置され、導線は前記導線孔を通過して前記絶縁材料に連結され、前記絶縁材料の中には互いに離れた方向に開口した挟持溝が左右対称となるように形成され、前記絶縁材料は前記挟持溝を通過して他の部材に連結され、
前記絶縁材料の中には環状溝が左右対称となるように形成され、前記絶縁材料の左右両側には引張強度測定部品が対称となるように設置され、前記引張強度測定部品の中には引きロッドが四本設置され、前記引きロッドの一端が前記環状溝の中に伸びて前記絶縁材料に連結され、前記引きロッドの他端にはスライド板が連結され、前記スライド板の中には伸縮ロッドが連結され、前記貫通溝の左右両側内壁にはエアポンプが固定的に設置され、前記伸縮ロッドが前記エアポンプに空気圧により作動できるように連結され、
前記貫通溝の前側内壁には伝動部品が設置され、前記装置本体の上下両側には圧縮強度測定部品が対称となるように設置され、前記伝動部品の後端がスライドラックにより両側の前記圧縮測定部品に噛み合い、
前記圧縮強度測定部品の中の圧力板は前記圧縮強度測定部品と前記絶縁材料との間の圧迫力を測定することができることを特徴とするアルミナ磁器絶縁材料の機械的強度測定装置。
前記引張強度測定部品は連結孔を含み、前記連結孔が前記スライド板に環状に配列され、外に開口しており、前記引きロッドの一端が前記連結孔の中に伸び、前記引きロッドと前記連結孔の内壁とが圧縮ばねにより固定的に連結され、前記圧縮ばねの弾性力作用で、前記引きロッドが前記絶縁材料に連結される状態を保持し、前記伸縮ロッドには位置制限検出ヘッドが固定的に設置されていることを特徴とする請求項１に記載のアルミナ磁器絶縁材料の機械的強度測定装置。
前記伝動部品は前記貫通溝の前側内壁に設置された伝動空間を含み、前記伝動空間の中には低速主動歯車と高速主動歯車が回転可能に設置され、前記低速主動歯車と前記高速主動歯車とが固定的に連結され、前記前記低速主動歯車と前記高速主動歯車との中にはモーター軸がスプラインにより連結され、前記伝動空間の前側内壁にはモーターが固定的に設置され、前記モーター軸の前端が前記モーター軸に伝動可能に連結され、
前記低速主動歯車と前記モーター軸、及び前記高速主動歯車と前記モーター軸とが電磁ばねにより固定的に連結され、前記低速主動歯車の上端には低速従動歯車が噛み合い、前記高速主動歯車の上端には高速従動歯車が噛み合い、前記高速従動歯車と前記低速従動歯車とがスクリューにより固定的に連結され、
前記伝動空間の後側内壁にはスライドガイド溝が前記伝動空間と連通するように形成され、前記スライドラックが前記スライドガイド溝の中にスライド可能に設置され、前記スライドラックの中には前方に開口したねじ穴が設置され、前記スクリューが前記ねじ穴の中に延びて前記スライドラックにねじ山により連結され、前記スライドラックの上下両端が前記圧縮強度測定部品に噛み合うことを特徴とする請求項１に記載のアルミナ磁器絶縁材料の機械的強度測定装置。
前記スクリューと前記伝動空間の前側内壁とが緩衝ぜんまいにより固定的に連結され、前記スライドラックと前記スライドガイド溝の後側内壁とが復帰ばねにより固定的に連結されていることを特徴とする請求項３に記載のアルミナ磁器絶縁材料の機械的強度測定装置。
前記圧縮強度測定部品は上下対称になる歯車空間を含み、前記歯車空間が前記スライドガイド溝に連通し、前記歯車空間の中には連結歯車が回転可能に設置され、前記連結歯車が前記スライドラックに噛み合い、前記連結歯車の中には固定軸が固定的に連結され、前記歯車空間の中には揺動ロッドが回転可能に設置され、前記揺動ロッドの中には前記連結歯車に向かって開口した連結空間が設置され、前記連結歯車が前記連結空間の中に位置し、前記固定軸が前記揺動ロッドに固定的に連結され、二つの前記圧力板が前記揺動ロッドにおいて前記絶縁材料に近接した側の端面に固定的に連結され、
前記圧力板が前記電磁ばねに通電できるように連結されていることを特徴とする請求項１に記載のアルミナ磁器絶縁材料の機械的強度測定装置。