JP2021098487A - シフト装置 - Google Patents
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Abstract
Description
パネル20は、略上下方向を板厚方向とした矩形板状に形成されて、車両のセンタコンソール等に設置されている。パネル20の前部における左右方向中央部には、後述するシフトレバー30のシャフト34を挿通させるための円形状のパネル開口部21が貫通形成されている。
シフトレバー30は、シャフトホルダ32と、シャフト34と、を含んで構成されている。シャフトホルダ32は、全体として上下方向を軸方向とした略円筒状に形成されており、シャフトホルダ32の軸方向中間には、ホルダ側連結孔32Aが前後方向に貫通形成されている。また、シャフト34は、上下方向を軸方向とした略円柱状に形成されており、シャフト34の軸方向中間部には、シャフト側連結孔34Aが前後方向に貫通形成されている。そして、シャフト34がシャフトホルダ32内に挿入されて、ホルダ側連結孔32A及びシャフト側連結孔34Aに、前後方向を軸方向とした支持ピン36が挿入されている。これにより、シャフトホルダ32とシャフト34とが連結されている。
図2〜図5に示されるように、上ホルダ40は、パネル20の下側に配置されて、パネル20に保持されている。上ホルダ40は、下側へ開放された略半球状の椀形に形成されている。すなわち、上ホルダ40は、上側から見た平面視で、略円形状に形成されており、左右方向から見て、径方向外側へ向かうに従い下側へ曲線状に傾斜している。また、上ホルダ40の上面及び下面は、仮想中心点CPを中心とした球面状に形成されている。つまり、上側から見た平面視で、上ホルダ40が、パネル開口部21と同軸上に配置されている。
下ホルダ50は、樹脂材によって構成されている。下ホルダ50は、上ホルダ40と同様に、下側へ開放された略半球状の椀形に形成されて、上ホルダ40の下側に配置されている。すなわち、下ホルダ50は、上側から見た平面視で、略円形状に形成されており、左右方向から見て、径方向外側へ向かうに従い下側へ曲線状に傾斜している。また、下ホルダ50の上面及び下面は、仮想中心点CPを中心とした球面状に形成されている。つまり、上側から見た平面視で、下ホルダ50が、上ホルダ40と同軸上に配置されており、仮想中心点CPから下ホルダ50までの距離が、仮想中心点CPから上ホルダ40までの距離よりも小さく設定されている。これにより、上ホルダ40と下ホルダ50との間には、隙間Gが形成されている。
図2〜図6に示されるように、カバー60は、上ホルダ40及び下ホルダ50と同様に、下側へ開放された略半球状の椀形に形成されている。また、カバー60の上面及び下面は、仮想中心点CPを中心とした球面状に形成されており、カバー60は、上ホルダ40と下ホルダ50との間の隙間Gに配置されて、下ホルダ50によって支持されている。つまり、上側から見た平面視で、カバー60が、上ホルダ40及び下ホルダ50と同軸上に配置されており、仮想中心点CPからカバー60まで距離が、仮想中心点CPから上ホルダ40までの距離よりも小さく、仮想中心点CPから下ホルダ50までの距離よりも大きく設定されている。
次に、本実施の形態の作用及び効果について説明する。
30 シフトレバー(シフト部材)
34 シャフト
40 上ホルダ
41 上ホルダ連結部
43 上側開口部
50 下ホルダ
51 下ホルダ連結部
53 下側開口部
54 スリット(被係合部)
55 スリット連結部
56 受け部
60 カバー
61 挿通部
62 係合リブ(係合部)
63 突起部
Claims (5)
- 上下方向に延在されたシャフトを有すると共に、平面視で第1方向及び前記第1方向に交差する第2方向に揺動可能に構成されたシフト部材と、
下側へ開放された椀形に形成され、前記シャフトが挿通された上側開口部を中央部に有する上ホルダと、
前記上ホルダの下側に配置され、下側へ開放された椀形に形成され、前記シャフトが挿通された下側開口部を中央部に有すると共に、前記上ホルダの下面に沿って前記第2方向に揺動可能に前記上ホルダに連結された下ホルダと、
前記上ホルダと前記下ホルダとの間に配置され、下側へ開放された椀形に形成され、前記上側開口部を閉塞すると共に、前記シャフトが挿通された挿通部を中央部に有し、前記シフト部材と連動して前記上ホルダの下面に沿って揺動するカバーと、
を備え、
前記カバーが、前記挿通部に対して前記カバーの径方向外側において、前記第1方向に相対揺動可能に且つ前記第2方向に一体揺動可能に前記下ホルダに連結されているシフト装置。 - 前記カバー及び前記下ホルダの一方には、前記カバー及び前記下ホルダの他方側へ突出され且つ前記第1方向に延在された係合部が形成され、
前記カバー及び前記下ホルダの他方には、前記第1方向に延在され且つ前記係合部が前記第1方向に相対移動可能に挿入された被係合部が形成されており、
前記第2方向において、前記係合部が前記被係合部に係合している請求項1に記載のシフト装置。 - 前記係合部は、前記カバーに形成され、前記被係合部は、前記下ホルダに形成されたスリットとして構成されており、
前記下ホルダは、前記係合部を支持するバネ性を有する受け部を有しており、
前記受け部は、前記スリットの下側において前記下ホルダの下面に沿って前記第1方向に延在され、前記受け部の長手方向両端部が、前記下ホルダに連結されており、
前記受け部が、前記係合部を上側へ付勢している請求項2に記載のシフト装置。 - 前記カバーの外周部には、上側へ突出して前記上ホルダに当接された突起部が形成されている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のシフト装置。
- 前記上ホルダの外周部には、前記第1方向の端部において、下側へ延出された上ホルダ連結部が形成され、
前記下ホルダの外周部には、前記第1方向の端部において、下側へ延出された下ホルダ連結部が形成されており、
前記下ホルダ連結部が、前記上ホルダ連結部に前記第1方向を軸方向として回転可能に支持されている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のシフト装置。
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JP2019232320A Active JP7426226B2 (ja) | 2019-12-24 | 2019-12-24 | シフト装置 |
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Citations (6)
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2019
- 2019-12-24 JP JP2019232320A patent/JP7426226B2/ja active Active
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