JP2021097320A - 無線装置、無線システム、及び無線通信方法 - Google Patents

無線装置、無線システム、及び無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的な情報伝達を実現可能な無線装置を提供することである。【解決手段】本発明にかかる無線装置1aは、音声入力部11から入力された音声データを格納するバッファ部21と、受信側において着信を知らせる呼出音の鳴音時間に関する情報を含む呼出情報を生成する呼出情報生成部23と、呼出情報生成部23で生成された呼出情報と、バッファ部21に格納されている音声データと、を送信する送信部15と、バッファ部21に格納されている音声データを送信するタイミングを制御する送信制御部22と、を備える。送信制御部22は、呼出情報を送信後に、呼出音の鳴音時間に相当する時間が経過した後に音声データの送信を開始する制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は無線装置、無線システム、及び無線通信方法に関する。
近年、消防、警察、航空、船舶等の様々な現場において、無線装置が広く用いられている。特許文献1には、船舶等に設置される無線装置に関する技術が開示されている。特許文献1に開示されている技術では、無線装置において、呼出部は、通信の開始を要求する呼出情報を送信する。応答部は、通信相手が送信した呼出情報に対して、応答情報を送信する。通信確立部は、通信相手から応答情報を受信し、通信相手との通信を確立させる。通話処理部は、通信確立部が通信を確立させた通信相手との音声通話を実行する。
特開2014−107678号公報
特許文献1に開示されている技術では、呼出側と応答側とで通信を開始する際、まず呼出側が通信の開始を要求する呼出情報を送信する。そして、応答側は、呼出側が送信した呼出し情報に対して、応答情報を送信する。これにより、呼出側と応答側との間で通信が確立されて、音声通話が開始される。こういった呼出情報に対して応答情報を受けて音声通話が開始される半二重通信においては、応答側にとって通話の冒頭部分を聞き逃す可能性を低減することができる。また、半二重通信において、応答側に着信を知らせる呼出音は、着信したことを認知させ、受信に集中してもらうためにも有意義な機能である。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、呼出側が通信の開始を要求する呼出情報を送信した後、応答側が応答情報を送信するまで音声通話が開始されないため、効率的な情報伝達ができないという問題がある。
上記課題に鑑み本発明の目的は、効率的な情報伝達を実現可能な無線装置、無線システム、及び無線通信方法を提供することである。
本発明にかかる無線装置は、音声入力部から入力された音声データを格納するバッファ部と、受信側において着信を知らせる呼出音の鳴音時間に関する情報を含む呼出情報を生成する呼出情報生成部と、前記呼出情報生成部で生成された呼出情報と、前記バッファ部に格納されている音声データと、を送信する送信部と、前記バッファ部に格納されている音声データを送信するタイミングを制御する送信制御部と、を備え、前記送信制御部は、前記呼出情報を送信後に、前記呼出音の鳴音時間に相当する時間が経過した後に前記音声データの送信を開始する制御を行う。
本発明にかかる無線システムは、送信モジュールを有する第1の無線装置と受信モジュールを有する第2の無線装置とを備える。送信モジュールは、音声入力部から入力された音声データを格納するバッファ部と、受信側において着信を知らせる呼出音の鳴音時間に関する情報を含む呼出情報を生成する呼出情報生成部と、前記呼出情報生成部で生成された呼出情報と、前記バッファ部に格納されている音声データと、を送信する送信部と、前記バッファ部に格納されている音声データを送信するタイミングを制御する送信制御部と、を備える。受信モジュールは、前記第1の無線装置から送信された前記呼出情報と前記音声データとを受信する受信部と、前記受信した呼出情報に含まれる前記鳴音時間に応じた前記呼出音を生成する呼出音生成部と、前記音声データをデコードする音声データデコード部と、を備える。そして、前記第1の無線装置の前記送信制御部は、前記呼出情報を送信後に、前記第2の無線装置における前記呼出音の鳴音時間に相当する時間が経過した後に前記音声データの送信を開始する。
本発明にかかる無線通信方法は、受信側において着信を知らせる呼出音の鳴音時間に関する情報を含む呼出情報を生成し、入力された音声データをバッファ部に格納し、前記生成された呼出情報と前記バッファ部に格納されている音声データとを送信する、送信工程と、前記送信工程において送信された前記呼出情報と前記音声データとを受信し、前記受信した呼出情報に含まれる前記鳴音時間に応じて前記呼出音を鳴らし、前記音声データに応じた音声を出力する、受信工程と、を備え、前記送信工程において、前記呼出情報を送信後に、前記呼出音の鳴音時間に相当する時間が経過した後に前記バッファ部に格納されている前記音声データの送信を開始する。
本発明により、効率的な情報伝達を実現可能な無線装置、無線システム、及び無線通信方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる無線装置を説明するためのブロック図である。 実施の形態1にかかる無線装置を説明するためのブロック図である。 実施の形態1にかかる無線装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施の形態2にかかる無線装置を説明するためのブロック図である。 実施の形態2にかかる無線装置を説明するためのブロック図である。 実施の形態2にかかる無線装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 関連技術にかかる無線装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1、図2は、実施の形態1にかかる無線装置を説明するためのブロック図である。図1は、送信側の無線装置1aの構成を示すブロック図であり、制御部10aに送信モジュール20を有する。図2は、受信側の無線装置1bの構成を示すブロック図であり、制御部10bに受信モジュール30を有する。図1に示す送信側の無線装置1aと図2に示す受信側の無線装置1bは、無線システムを構成している。
本実施の形態にかかる無線装置において、送信側の無線装置1aは、少なくとも図1に示す送信モジュール20を備えていればよく、受信回路等の他の構成については任意の構成とすることができる。また、本実施の形態にかかる無線装置において、受信側の無線装置1bは、少なくとも図2に示す受信モジュール30を備えていればよく、送信回路等の他の構成については任意の構成とすることができる。また、図1、図2に示す無線装置の各々が、送信モジュール20および受信モジュール30の両方を備える構成としてもよい。この場合、図1、図2に示す無線装置1a、1bは同一構成となる。
図1に示すように、無線装置1aは、制御部10a、音声入力部11、音声出力部12、表示部13、操作部14、送信部15、及び受信部16を備える。制御部10aは、送信モジュール20を備える。送信モジュール20は、バッファ部21、送信制御部22、及び呼出情報生成部23を備える。図1に示すように無線装置1aは、他の無線装置と送受信可能に構成されている。
音声入力部11は、ユーザの音声を入力し、入力された音声データを制御部10aのバッファ部21に出力する。例えば、音声入力部11は、マイクを用いて構成することができる。
音声出力部12は、受信部16で受信した、他の無線装置から送信された音声を出力する。具体的には、他の無線装置から送信された音声データを受信部16で受信し、受信した音声データを制御部10aでデコードし、デコードされた音声信号を音声出力部12から出力する。音声出力部12は、例えばスピーカやヘッドフォンを用いて構成することができる。
表示部13は、無線装置1aの各種情報を表示する。例えば、表示部13は、無線装置1aの送受信周波数情報、バッテリ残量に関する情報、各種設定画面等を表示することができる。表示部13は、例えば、液晶ディスプレイ等を用いて構成することができる。また、表示部13は、送信部15がデータ送信を実施していることを表示してもよい。この場合、表示部はLED(Light Emitting Diode)等を用いて構成することができる。例えば、データ送信を実施している間、LEDを点灯させることで、無線装置1aがデータ送信中であることをユーザに知らせることができる。
操作部14は、ユーザが無線装置1aの各種操作を実施するための入力手段である。例えば、操作部14には、ユーザが無線送信を開始する際に押下するスイッチ、つまり、PTT(Push To Talk)スイッチが含まれている。
送信部15は、制御部10aから供給された送信信号を無線送信する。送信信号には、呼出情報と音声データとが含まれている。
受信部16は、他の無線装置から送信された送信信号を受信し、受信した信号を制御部10aに出力する。
制御部10aは、無線装置1aの各種制御を実施する。特に、本実施の形態にかかる無線装置1aは、送信モジュール20を備える点を特徴としている。送信モジュール20は、バッファ部21、送信制御部22、及び呼出情報生成部23を備える。
バッファ部21は、音声入力部11から入力された音声データを一時的に格納する。具体的には、音声入力部11から入力された音声データは、ADコンバータ(不図示)でアナログ信号からデジタル信号に変換された後、バッファ部21に格納される。これにより、音声入力部11から入力された音声が録音される。また、バッファ部21は、送信制御部22の制御に基づいて、音声データを送信部15に出力する。
換言すると、バッファ部21は、音声入力部11から入力された音声データが送信部15から送信される際に、所定の遅延時間を与える遅延回路としての機能を有する。バッファ部21は、例えばメモリを用いて構成されている。具体的には、バッファ部21は、FIFO(First In, First Out)方式のメモリを用いて構成することができる。
呼出情報生成部23は、受信側において着信を知らせる呼出音の鳴音時間に関する情報を含む呼出情報を生成する。つまり、呼出情報生成部23で生成される呼出情報は、受信側において鳴らす呼出音に関する情報であり、本実施の形態にかかる無線装置では、受信側において鳴らす呼出音に関する情報を送信側において決定している。呼出情報には、受信側において鳴らす呼出音の鳴音時間に関する情報が少なくとも含まれている。つまり、本実施の形態にかかる無線装置では、受信側において鳴らす呼出音の鳴音時間は、送信側において決定している。例えば、呼出情報生成部23は、呼出音の鳴音時間を受信側で認知できる所定の時間とする。また、鳴音時間の設定は、無線装置の使用者が任意に設定できるようにしてもよい。
また、呼出情報生成部23は、受信側において鳴らす呼出音の種類に関する情報を呼出情報に含めて呼出情報を生成してもよい。この場合は、受信側において鳴らす呼出音の種類が、送信側において決定される。ここで呼出音の種類とは、呼出音のメロディーの種類、アラームの種類などである。
呼出情報に含まれる鳴音時間や呼出音の種類は、送信側のユーザが予め設定するようにしてもよい。この場合は、ユーザによって設定された設定値がレジスタ(不図示)に格納される。呼出情報生成部23は、レジスタ(不図示)に格納されている設定値を読み出すことで、呼出情報を生成することができる。
送信制御部22は、バッファ部21に格納されている音声データを送信するタイミングを制御する。具体的には、送信制御部22は、呼出音の鳴音時間が経過した後に音声データの送信を開始するように制御する。つまり、送信部15は、呼出情報生成部23で生成された呼出情報と、バッファ部21に格納されている音声データとを送信可能に構成されおり、送信部15は、先に呼出情報を送信し、その後、バッファ部21に格納されている音声データを送信する。このとき、送信制御部22は、受信側において呼出音の鳴音時間に相当する時間が経過した後に音声データの送信が開始されるように、バッファ部21を制御する。
次に、図2に示す無線装置1b、つまり受信側の無線装置1bについて説明する。なお、図2に示す無線装置1bにおいて、図1で説明した送信側の無線装置1aと同一の構成要素には同一の符号を付して重複した説明は適宜省略する。
図2に示すように、無線装置1bは、受信モジュール30を備える。受信モジュール30は、呼出音生成部31と音声データデコード部32とを備える。呼出音生成部31および音声データデコード部32には、受信部16で受信された呼出情報および音声データがそれぞれ供給される。
呼出音生成部31は、受信部16で受信された呼出情報に含まれる鳴音時間に応じた呼出音を生成する。具体的には、呼出音生成部31は、受信部16から呼出情報が供給されると、呼出情報に含まれる鳴音時間に関する情報をデコードして、呼出音の鳴音時間の値を取得する。その後、呼出音生成部31は、取得した鳴音時間の間、呼出音信号を音声出力部12に出力する。これにより、呼出情報に含まれる鳴音時間の間、音声出力部12から呼出音を鳴らすことができる。
また、呼出音生成部31は、受信部16で受信した呼出情報に呼出音の種類に関する情報が含まれている場合、この呼出音の種類に関する情報に基づいて呼出音を生成する。この場合は、受信側の無線装置1bで鳴らす呼出音の種類が、送信側の無線装置1aにおいて決定される。
例えば、呼出音生成部31には、呼出音の種類と呼出音の種類に対応するコードデータとが対応付けて格納されていてもよい。この場合、呼出音の種類に関する情報は、呼出音の種類に関するコードデータであり、呼出音生成部31は、受信した呼出音の種類に関するコードデータに対応する呼出音を生成する。なお、呼出音生成部31は、受信したコードデータに対応する呼出音がない場合、受信側の無線装置1bで設定してある呼出音を用いてもよい。
また、呼出音の種類は受信側の無線装置1bのユーザが設定するようにしてもよい。この場合は、無線装置1bのユーザによって設定された種類の呼出音が、呼出音生成部31に設定される。
音声データデコード部32は、受信部16で受信した音声データをデコードする。具体的には、音声データデコード部32は、受信部16で受信したデジタル信号の音声データをアナログ信号に変換し、アナログ信号の音声データを音声出力部12に出力する。これにより、音声出力部12から音声が出力される。
音声データデコード部32は、受信部16から音声データが供給されると、順次、音声データをデコードする。つまり、本実施の形態では、送信側の無線装置1aにおいて、受信側の呼出音の鳴音時間と音声出力開始のタイミングとが制御されているので、音声データデコード部32は、特別なタイミング制御をすることなく音声データをデコードする。
次に、本実施の形態にかかる無線装置の動作について、図3に示すタイミングチャートを用いて説明する。図3に示すタイミングチャートでは、図1に示す送信側の無線装置1aから図2に示す受信側の無線装置1bに無線信号を送信して音声通話が開始される際の動作を示している。
まず、タイミングt1において、図1に示す送信側の無線装置1aのユーザAが操作部14を押下すると、呼出情報生成部23は呼出情報を生成する。呼出情報には、受信側において着信を知らせる呼出音の鳴音時間に関する情報が含まれている。また、バッファ部21は、音声入力部11から入力された音声データを格納し始める。つまり、バッファ部21は、音声入力部11から入力された音声の録音を開始する。バッファ部21は、送信側の無線装置1aのユーザAが操作部14を押下して話している間、つまり、タイミングt5までの間、入力音声A〜Dを格納する動作を継続する。
図1に示す送信部15は、呼出情報生成部23で生成された呼出情報を受信側の無線装置1bに送信する。送信部15においてデータの送信が開始されると、表示部13は、送信部15がデータ送信中であることを示すLEDを点灯する(図3参照)。
その後、図2に示す受信側の無線装置1bは、送信側の無線装置1aから送信された呼出情報を受信すると、呼出音生成部31において呼出音の生成を開始する。つまり、呼出音生成部31は、受信した呼出情報に含まれる鳴音時間ta(図3参照)に応じた呼出音を生成する。生成された呼出音は、鳴音時間taの間、音声出力部12から出力される。またこのとき、送信側の無線装置1a(図1参照)のバッファ部21は、受信側の無線装置1bにおいて呼出音が鳴っている鳴音時間taの間においても、音声入力部11から入力された音声データの格納、つまり、音声の録音を継続して実施する(図3参照)。
その後、鳴音時間taが経過したタイミングt2において、送信側の無線装置1aの送信部15は、バッファ部21に格納されている音声データの送信を開始する。これにより、バッファ部21に格納されていた入力音声Aの音声データが受信側の無線装置1bに送信される。受信側の無線装置1bは、送信側の無線装置1aから音声データを受信すると、音声データデコード部32において音声データのデコードを開始する。これにより、受信側の無線装置1bの音声出力部12から音声Aが出力される。
なお、送信側の無線装置1aから音声データの送信を開始するタイミングは、鳴音時間taが経過したタイミングt2以降であれば任意に設定することができる。例えば、送信側の無線装置1aは、鳴音時間taが経過したタイミングt2の後、所定の時間経過後に音声データの送信を開始してもよい。
その後、送信側の無線装置1aは、タイミングt5までの間、ユーザAの入力音声をバッファ部21に格納し続ける。また、送信側の無線装置1aの送信部15は、タイミングt3〜t7の間、バッファ部21に格納されている音声データの送信を継続する。これにより、バッファ部21に格納されていた入力音声B〜Dの音声データが受信側の無線装置1bに順次送信される。受信側の無線装置1bは、音声データデコード部32において入力音声B〜Dの音声データのデコードを実施する。これにより、受信側の無線装置1bの音声出力部12から音声B〜Dが順番に出力される。
表示部13は、ユーザAが送信操作を終了した後、送信部15が音声データの送信を継続しているタイミングt5〜t7の間、送信部15が音声データの送信を継続していることをユーザAに通知するために、LEDを点灯し続ける。
音声出力部12から音声Dが出力された後、受信側の無線装置1bのユーザBは、無線装置1aのユーザAからの呼出に応答して、無線装置1aのユーザAに音声を送信する。この場合は、無線装置1bのユーザBが送信側、無線装置1aのユーザAが受信側となる。このような動作により、無線装置1aと無線装置1bとの間で通信が確立される。
以上で説明した本実施の形態にかかる無線装置により、効率的な情報伝達を実現することができる。
すなわち、特許文献1に開示されている技術では、呼出側と応答側とで通信を開始する際、まず呼出側が通信の開始を要求する呼出情報を送信する。そして、応答側は、呼出側が送信した呼出し情報に対して、応答情報を送信する。これにより、呼出側と応答側との間で通信が確立されて、音声通話が開始される。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、呼出側が通信の開始を要求する呼出情報を送信した後、応答側が応答情報を送信するまで音声通話が開始されないため、効率的な情報伝達ができないという問題があった。
これに対して本実施の形態にかかる無線装置では、応答側つまり受信側で応答情報の送信を必要せず、音声通話を開始することができるので、効率的に情報を伝達することができる。
図7は、関連技術にかかる無線装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。図7に示す関連技術では、呼出側が通信の開始を要求した際に、その呼出しに対して応答側が応答操作をせずに通話が開始される無線装置を用いた場合の動作を示している。
図7に示す関連技術では、タイミングt101において、送信側の無線装置のユーザAが操作部を押下して通話を開始すると、送信側の無線装置は音声データの送信を開始する。受信側の無線装置は、送信側の無線装置から送信された音声データを受信すると、受信側の無線装置のユーザBに受信を通知するために、呼出音を出力する。このとき、関連技術にかかる無線装置では、音声出力部から呼出音を出力すると同時に、受信した音声も音声出力部から出力する。このため、呼出音が出力されているタイミングt101〜t102の間、つまり音声出力の冒頭部分の音声が聞き取りにくくなるという問題がある。また、受信側の無線装置のユーザBに受信を通知するため呼出音の出力を止めた場合は、音声が聞き取りにくくなるという問題は解決するが、唐突に音声の出力が開始されることから通話の冒頭部分を聞き逃す可能性がある。
これに対して本実施の形態にかかる無線装置では、音声入力部11から入力された音声データをバッファ部21に一時的に格納している。そして、受信側において呼出音の鳴音時間taが経過した後に、バッファ部21に格納されている音声データを送信部15から送信している。なお伝播遅延を考慮し、鳴音時間ta経過後、さらに所定の時間を経過した後に、バッファ部21に格納されている音声データの送信を開始してもよい。受信側において呼出音が鳴音されるタイミングは送信側では認知できないため、鳴音時間に相当する時間経過後に、バッファ部21に格納されている音声データの送信を開始してもよい。したがって、受信側において通話の冒頭部分を聞き逃す可能性を低減し、かつ通話の冒頭部分から音声を聞き取りやすくすることができる。
なお、本実施の形態において、送信側の無線装置1aは、少なくとも通信開始時に受信側の無線装置1bに呼出情報を送信すればよく、それ以降の通信において送信側の無線装置1aは呼出情報を出力しないようにしてもよい。
また、無線装置1aと無線装置1bの通信において、送信側の無線装置1aが2回目以降に呼出情報を出力する場合は、2回目以降の鳴音時間が1回目の鳴音時間よりも短くなるように呼出情報を生成してもよい。
また、無線装置1aと無線装置1bの通信が終了した後、所定の期間通信がない場合は、再度、無線装置1aと無線装置1bとで通信を開始する際に、送信側の無線装置1aから受信側の無線装置1bに呼出情報を送信するようにしてもよい。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
図4、図5は、実施の形態2にかかる無線装置を説明するためのブロック図である。図4は、送信側の無線装置2aの構成を示すブロック図であり、制御部40aに送信モジュール50を有する。図5は、受信側の無線装置2bの構成を示すブロック図であり、制御部40bに受信モジュール60を有する。図4に示す送信側の無線装置2aと図5に示す受信側の無線装置2bは、無線システムを構成している。
実施の形態2では、図4に示す送信側の無線装置2aが付加情報生成部51を備える点、及び図5に示す受信側の無線装置2bが付加情報デコード部61を備える点が、実施の形態1で説明した無線装置1a(図1参照)、無線装置1b(図2参照)と異なる。これ以外の構成については、実施の形態1で説明した無線装置1a、1bと同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複した説明は適宜省略する。
図4に示す送信側の無線装置2aが備える付加情報生成部51は、受信側の無線装置2bに送信する所定の付加情報を生成する。所定の付加情報とは、例えば、無線装置2aの位置情報、ステータス情報などであり、また、無線装置2aを使用している作業者の生体情報、作業情報などである。無線装置2a外の情報は、図示しない各種センサより得るものとする。なお、これらの付加情報は一例であり、付加情報生成部51は、これら以外の情報を付加情報として生成してもよい。また、付加情報生成部51は、付加情報の種類や量により付加情報の送信時間が変わってくることから、付加情報の種類や量に基づいて呼出情報生成部23に対して鳴音時間を定めるように制御してもよい。
付加情報生成部51は、生成した付加情報を送信部15に供給する。また、付加情報生成部51は、付加情報生成のタイミングに関する情報を呼出情報生成部23に供給する。呼出情報生成部23は、呼出音の鳴音時間が、呼出情報の送信と付加情報の送信とに必要な時間以上となるように呼出音の鳴音時間を設定する。送信部15は、呼出情報と付加情報とを送信可能に構成されている。すなわち、送信部15は、呼出情報生成部23で生成された呼出情報と、付加情報生成部51で生成された付加情報と、バッファ部21に格納されている音声データと、を送信可能に構成されている。
送信制御部22は、バッファ部21に格納されている音声データを送信するタイミングを制御する。具体的には、送信制御部22は、呼出音の鳴音時間が経過した後に音声データの送信を開始する。つまり、送信制御部22は、呼出情報生成部23で生成された呼出情報を送信し、続いて付加情報生成部51で生成された付加情報を送信した後、かつ、呼出情報生成部23が設定した鳴音時間、つまり受信側において呼出音の鳴音時間が経過した後に、音声データの送信が開始されるように、バッファ部21を制御する。
次に、図5に示す無線装置2b、つまり受信側の無線装置2bについて説明する。上述のように、図5に示す無線装置2bは、実施の形態1で説明した無線装置1bと比べて、付加情報デコード部61を備える点が異なる。
受信部16は、送信側の無線装置2aから送信された付加情報を受信すると、受信した付加情報を付加情報デコード部61に出力する。付加情報デコード部61は、送信側の無線装置2aから送信された付加情報をデコードする。デコードされた付加情報は、例えば、外部機器62に供給される。外部機器62は例えばパーソナルコンピュータ等であり、送信側の無線装置2aから送信された付加情報をディスプレイに表示することができる。これにより、無線装置2aの位置情報、ステータス情報、無線装置2aを使用している作業者の生体情報、作業情報などを外部機器62のディスプレイに表示することができる。
次に、本実施の形態にかかる無線装置の動作について、図6に示すタイミングチャートを用いて説明する。図6に示すタイミングチャートでは、図4に示す送信側の無線装置2aから図5に示す受信側の無線装置2bに無線信号を送信して音声通話が開始される際の動作を示している。なお、図6に示すタイミングチャートは、図3に示したタイミングチャートと比べて、送信データに付加情報が付加されている点が異なる。これ以外については、図3に示したタイミングチャートと同様である。
まず、タイミングt11において、図4に示す送信側の無線装置2aのユーザAが操作部14を押下すると、呼出情報生成部23は呼出情報を生成する。また、付加情報生成部51は、受信側の無線装置2bに送信する所定の付加情報を生成する。呼出情報生成部23は呼出情報を生成する際に、呼出音の鳴音時間tcが、呼出情報および付加情報の送信に必要な時間tb以上となるように、呼出音の鳴音時間tcを設定する。
また、バッファ部21は、音声入力部11から入力された音声データを格納し始める。つまり、バッファ部21は、音声入力部11から入力された音声の録音を開始する。バッファ部21は、送信側の無線装置2aのユーザAが操作部14を押下して話している間、つまり、タイミングt15までの間、入力音声A〜Dを格納する動作を継続する。
送信部15は、呼出情報生成部23で生成された呼出情報、及び付加情報生成部51で生成された付加情報を受信側の無線装置2bに送信する。
その後、図5に示す受信側の無線装置2bは、送信側の無線装置2aから送信された呼出情報を受信すると、呼出音生成部31において呼出音の生成を開始する。つまり、呼出音生成部31は、受信した呼出情報に含まれる鳴音時間tcに応じた呼出音を生成する。生成された呼出音は、鳴音時間tcの間、音声出力部12から出力される。また、付加情報デコード部61は、送信側の無線装置2aから送信された付加情報をデコードする。例えば、デコードされた付加情報は、外部機器62に供給される。
その後、鳴音時間tcが経過したタイミングt12において、送信側の無線装置2aの送信部15は、バッファ部21に格納されている音声データの送信を開始する。これにより、バッファ部21に格納されていた入力音声Aの音声データが受信側の無線装置2bに送信される。受信側の無線装置2bは、送信側の無線装置2aから音声データを受信すると、音声データデコード部32において音声データのデコードを開始する。これにより、受信側の無線装置2bの音声出力部12から音声Aが出力される。
以降の動作については、図3に示したタイミングチャートと同様であるので重複した説明は省略する。
本実施の形態にかかる無線装置では、呼出情報に加えて付加情報を送信しているので、送信側の無線装置から受信側の無線装置に様々な付加情報を送信することができる。また、受信側の無線装置で呼出音を鳴らしている間に、送信側の無線装置から受信側の無線装置に付加情報を送信するので、呼出音の鳴音時間を有効に活用することができ、効率的な情報伝達を実現することができる。
また、本実施の形態にかかる無線装置においても、音声入力部11から入力された音声データをバッファ部21に一時的に格納している。そして、受信側において呼出音の鳴音時間tcが経過した後に、バッファ部21に格納されている音声データを送信部15から送信している。したがって、受信側において呼出音と音声とが重なって出力されることを抑制することができる。よって、受信側において通話の冒頭部分を聞き逃す可能性を低減しかつ通話の冒頭部分から音声を聞き取りやすくすることができる。
以上、本発明を上記実施の形態に即して説明したが、本発明は上記実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
1a、1b 無線装置
10a、10b 制御部
11 音声入力部
12 音声出力部
13 表示部
14 操作部
15 送信部
16 受信部
20 送信モジュール
21 バッファ部
22 送信制御部
23 呼出情報生成部
30 受信モジュール
31 呼出音生成部
32 音声データデコード部

Claims (6)

  1. 音声入力部から入力された音声データを格納するバッファ部と、
    受信側において着信を知らせる呼出音の鳴音時間に関する情報を含む呼出情報を生成する呼出情報生成部と、
    前記呼出情報生成部で生成された呼出情報と、前記バッファ部に格納されている音声データと、を送信する送信部と、
    前記バッファ部に格納されている音声データを送信するタイミングを制御する送信制御部と、を備え、
    前記送信制御部は、前記呼出情報を送信後に、前記呼出音の鳴音時間に相当する時間が経過した後に前記音声データの送信を開始する制御を行うことを特徴とする、
    無線装置。
  2. 前記受信側に送信する所定の付加情報を生成する付加情報生成部を更に備え、
    前記送信部は、前記呼出情報と前記付加情報とを送信し、
    前記呼出情報生成部は、前記呼出音の鳴音時間が、前記呼出情報および前記付加情報の送信に必要な時間以上となるように前記呼出音の鳴音時間を設定する、
    請求項1に記載の無線装置。
  3. 音声入力部から入力された音声データを格納するバッファ部と、
    受信側において着信を知らせる呼出音の鳴音時間に関する情報を含む呼出情報を生成する呼出情報生成部と、
    前記呼出情報生成部で生成された呼出情報と、前記バッファ部に格納されている音声データと、を送信する送信部と、
    前記バッファ部に格納されている音声データを送信するタイミングを制御する送信制御部と、を備える送信モジュールを有する第1の無線装置と、
    前記第1の無線装置から送信された前記呼出情報と前記音声データとを受信する受信部と、
    前記受信した呼出情報に含まれる前記鳴音時間に応じた前記呼出音を生成する呼出音生成部と、
    前記音声データをデコードする音声データデコード部と、を備える受信モジュールを有する第2の無線装置と、を備え、
    前記第1の無線装置の前記送信制御部は、前記呼出情報を送信後に、前記第2の無線装置における前記呼出音の鳴音時間に相当する時間が経過した後に前記音声データの送信を開始する制御を行う、
    無線システム。
  4. 前記第1の無線装置は、前記第2の無線装置に送信する所定の付加情報を生成する付加情報生成部を更に備え、
    前記第1の無線装置の前記送信部は、前記呼出情報と前記付加情報とを送信し、
    前記第2の無線装置は、前記第1の無線装置から送信された前記付加情報をデコードする付加情報デコード部を更に備え、
    前記第1の無線装置の前記呼出情報生成部は、前記呼出音の鳴音時間が、前記呼出情報および前記付加情報の送信に必要な時間以上となるように前記呼出音の鳴音時間を設定する、
    請求項3に記載の無線システム。
  5. 受信側において着信を知らせる呼出音の鳴音時間に関する情報を含む呼出情報を生成し、
    入力された音声データをバッファ部に格納し、
    前記生成された呼出情報と前記バッファ部に格納されている音声データとを送信する、送信工程と、
    前記送信工程において送信された前記呼出情報と前記音声データとを受信し、
    前記受信した呼出情報に含まれる前記鳴音時間に応じて前記呼出音を鳴らし、
    前記音声データに応じた音声を出力する、受信工程と、を備え、
    前記送信工程において、前記呼出情報を送信後に、前記呼出音の鳴音時間に相当する時間が経過した後に前記バッファ部に格納されている前記音声データの送信を開始する、
    無線通信方法。
  6. 前記送信工程において所定の付加情報を更に生成し、前記呼出情報と前記付加情報とを送信し、
    前記呼出情報を生成する際に、前記呼出音の鳴音時間が、前記呼出情報および前記付加情報の送信に必要な時間以上となるように前記呼出音の鳴音時間を設定する、
    請求項5に記載の無線通信方法。
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