JP2021095768A - 木質柱梁接合構造 - Google Patents

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【課題】本発明は、下側木質柱の耐火性能の低下を低減することを目的とする。【解決手段】木質柱梁接合構造は、下側木質柱10と、下側木質柱10の上面に接合される金属製の仕口部材30と、仕口部材30を耐火被覆する耐火被覆材60と、仕口部材30に設けられ、下側木質柱10の上面10Uとの間に間隔を空けて配置されるとともに耐火被覆材60から突出し、鉄骨梁80が接合される金属製の継手部材70と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、木質柱梁接合構造に関する。
下側木質柱の上面に固定される鋼製の接合治具と、接合治具に接合される鉄骨梁と、接合治具を耐火被覆するコンクリート硬化体とを備える柱梁接合構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−109150号公報
特許文献1に開示された柱梁接合構造では、コンクリート硬化体から接合治具の梁取付部が突出しており、この梁取付部に鉄骨梁が接合される。ここで、特許文献1に開示された梁取付部は、下側木質柱の上面に載置されている。そのため、火災時に、鉄骨梁から梁取付部を介して下側木質柱の上面に火災熱が直接的に伝達され、下側木質柱の耐火性能が低下する可能性がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、下側木質柱の耐火性能の低下を低減することを目的とする。
請求項1に記載の木質柱梁接合構造は、下側木質柱と、前記下側木質柱の上面に接合される金属製の仕口部材と、前記仕口部材を耐火被覆する耐火被覆材と、前記仕口部材に設けられ、前記下側木質柱の前記上面との間に間隔を空けて配置されるとともに前記耐火被覆材から突出し、梁が接合される金属製の継手部材と、を備える。
請求項1に係る木質柱梁接合構造によれば、金属製の仕口部材は、下側木質柱の上面に接合される。この仕口部材は、耐火被覆材によって耐火被覆される。これにより、下側木質柱の耐火性能が高められる。
また、仕口部材には、耐火被覆材から突出する金属製の継手部材が設けられる。この継手部材には、梁が接合される。
ここで、火災時には、金属製の継手部材から仕口部材を介して下側木質柱に火災熱が伝達される。この際、継手部材が下側木質柱の上面に接触していると、継手部材から下側木質柱の上面に火災熱が直接的に伝達され、下側木質柱の耐火性能が低下する可能性がある。
これに対して本発明の継手部材は、下側木質柱の上面との間に間隔を空けて配置される。これにより、火災時に、継手部材から下側木質柱の上面に火災熱が直接的に伝達されることが抑制される。したがって、下側木質柱の耐火性能の低下を低減することができる。
請求項2に記載の木質柱梁接合構造は、請求項1に記載の木質柱梁接合構造において、下面に前記仕口部材が接合される上側木質柱を備え、前記継手部材は、前記上側木質柱の前記下面との間に間隔を空けて配置される。
請求項2に係る木質柱梁接合構造によれば、仕口部材は、上側木質柱の下面に接合される。また、継手部材は、上側木質柱の下面との間に間隔を空けて配置される。これにより、火災時に、継手部材から上側木質柱の下面に火災熱が直接的に伝達されることが抑制される。したがって、上側木質柱の耐火性能の低下を低減することができる。
請求項3に記載の木質柱梁接合構造は、請求項1又は請求項2に記載の木質柱梁接合構造において、前記耐火被覆材は、モルタル又はセルフレベリング材とされる。
請求項3に係る木質柱梁接合構造によれば、耐火被覆材が、モルタル又はセルフレベリング材とされる。
ここで、モルタル又はセルフレベリング材は、例えば、コンクリートと比較して、流動性が高い。したがって、耐火被覆材として、モルタル又はセルフレベリング材を用いることにより、耐火被覆材の施工性が向上する。
以上説明したように、本発明によれば、下側木質柱の耐火性能の低下を低減することができる。
一実施形態に係る木質柱梁接合構造が適用された下側木質柱、上側木質柱、及び鉄骨梁を示す立断面図である。 図1の2−2線断面図である。 図1の3−3線断面図である。 図1の一部拡大断面図である。
以下、図面を参照しながら、一実施形態に係る木質柱梁接合構造について説明する。
(木質柱梁接合構造)
図1には、本実施形態に係る木質柱梁接合構造が適用された下側木質柱10、上側木質柱12、及び鉄骨梁80が示されている。なお、鉄骨梁80は、梁の一例である。
(下側木質柱、上側木質柱)
図1に示されるように、下側木質柱10の上方には、上側木質柱12が配置されている。この上側木質柱12は、後述する仕口部材30を介して下側木質柱10と接合されている。なお、上側木質柱12と下側木質柱10とは、同様の構成とされている。したがって、以下では、下側木質柱10の構成について説明し、上側木質柱12の構成については説明を省略する。
下側木質柱10は、角柱状に形成されている。また、図2に示されるように、下側木質柱10には、耐火構造が適用されている。この下側木質柱10は、荷重を支持する木質心部20と、木質心部20を耐火被覆する耐火被覆部22とを有している。
(木質心部)
木質心部20は、集成材又は無垢材等の木質材によって形成されている。また、木質心部20は、下側木質柱10の材軸方向に延びるとともに、その平断面形状が矩形状とされている。この木質心部20は、下側木質柱10が負担する荷重(長期荷重及び短期荷重)を支持可能に形成されている。
(耐火被覆部)
耐火被覆部22は、木質心部20を被覆する燃え止まり層24と、燃え止まり層24を被覆する燃え代層26とを有している。
(燃え止まり層)
燃え止まり層24は、木質心部20の外周に沿って配置されており、木質心部20の側面を全面に亘って被覆している。この燃え止まり層24は、火災時における燃え代層26の燃焼を停止(自然鎮火)させ、木質心部20の燃焼を抑制する層とされる。
燃え止まり層24は、木質心部20よりも熱容量が大きい高熱容量層(熱容量型)とされている。この燃え止まり層24は、木質心部20の外面に交互に配列された木質材24A及び硬化体24Bを有している。木質材24A及び硬化体24Bは、下側木質柱10の材軸方向に沿って配置されている。
木質材24Aは、集成材又は無垢材等によって形成されており、木質心部20の外面に接着剤等によって接合されている。一方、硬化体24Bは、例えば、モルタル、グラウト又はコンクリートを硬化させることにより形成されており、木質材24Aよりも熱容量が大きくなっている。この木質材24Aと硬化体24Bとを交互に配置することにより、燃え止まり層24全体の熱容量が、木質心部20及び燃え代層26の熱容量よりも大きくなっている。
(燃え代層)
燃え止まり層24の外側には、木質の燃え代層26が設けられている。燃え代層26は、燃え止まり層24の外周に沿って配置されており、燃え止まり層24の外面を全面に亘って被覆している。この燃え代層26は、火災時に燃焼して炭化層(断熱層)を形成することにより、木質心部20への火災熱の浸入を抑制する層とされる。
燃え代層26は、集成材又は無垢材等の木質材によって形成されており、燃え止まり層24の木質材24Aの外面に接着剤等によって接合されている。また、下側木質柱10の燃え代層26は、後述する耐火被覆材60の下部の外面を被覆している。この下側木質柱10の燃え代層26の上端部は、後述する鉄骨梁80の下側のフランジ部80Aの下面の高さに達している。また、上側木質柱12の燃え代層26は、後述する耐火被覆材60の上部の外面を被覆している。この上側木質柱12の燃え代層26の下端部は、後述する鉄骨梁80の上側のフランジ部80Aの上面の高さに達している。
なお、燃え代層26の厚み(層厚)は、下側木質柱10に求められる要求耐火性能(耐火時間)、及び燃え代層26の燃焼速度及び遮熱性能に応じて適宜設定されている。
(仕口部材)
図3に示されるように、仕口部材(束部材)30は、金属製とされている。この仕口部材30は、仕口部材本体32と、下側ベースプレート40と、上側ベースプレート50(図1参照)と、継手部材70とを有している。
仕口部材本体32は、例えば、H形鋼によって形成されている。また、仕口部材本体32は、横方向に互いに対向する一対のフランジ部34と、一対のフランジ部34を接続するウェブ部36とを有している。この仕口部材本体32の下端部には、下側ベースプレート40が設けられている。
図1に示されるように、下側ベースプレート40は、鋼板等の金属板によって形成されており、下側木質柱10の木質心部20の上面10Uに重ねられている。これにより、上側木質柱12の鉛直荷重が、下側ベースプレート40から下側木質柱10の木質心部20に伝達される。また、下側ベースプレート40の下面には、下側接合プレート(下側ガセットプレート)42が設けられている。
下側接合プレート42は、鋼板等の金属板によって形成されており、下側木質柱10の木質心部20の上面10Uに形成されたスリット状の溝に挿入されている。この下側ベースプレート40は、複数のドリフトピン44によって下側木質柱10の木質心部20に固定されている。
仕口部材本体32の上端部には、上側ベースプレート50が設けられている。上側ベースプレート50は、鋼板等の金属板によって形成されており、上側木質柱12の木質心部20の下面12Lに重ねられている。これにより、上側木質柱12の鉛直荷重が、上側木質柱12の木質心部20から下側ベースプレート40に伝達される。また、上側ベースプレート50の上面には、上側接合プレート(上側ガセットプレート)52が設けられている。
上側接合プレート52は、鋼板等の金属板によって形成されており、上側木質柱12の木質心部20の下面12Lに形成されたスリット状の溝に挿入されている。この上側接合プレート52は、複数のドリフトピン54によって、上側木質柱12の木質心部20に固定されている。
このように構成された仕口部材30は、耐火被覆材60の内部に埋設されている。なお、仕口部材30と下側木質柱10及び上側木質柱12との接合構造は、適宜変更可能である。例えば、下側接合プレート42を省略し、下側ベースプレート40をラグスクリュー等によって下側木質柱10の上面10Uに固定しても良い。これと同様に、上側接合プレート52を省略し、上側ベースプレート50をラグスクリュー等によって上側木質柱12の下面12Lに固定しても良い。
(耐火被覆材)
耐火被覆材60は、例えば、モルタル、グラウト、コンクリート、又はセルフレベリング材等を硬化させた硬化体によって形成されている。また、耐火被覆材60の平断面形状は、下側木質柱10及び上側木質柱12と同様の矩形状とされている。
耐火被覆材60は、例えば、仕口部材30の周囲に仮設された図示しない型枠内にモルタル等を充填することにより形成される。この耐火被覆材60によって、仕口部材30が耐火被覆されている。より具体的には、耐火被覆材60によって、仕口部材本体32、下側ベースプレート40、上側ベースプレート50、及び後述する継手部材70の一部が耐火被覆されている。
なお、耐火被覆材60は、設計上、上側木質柱12の鉛直荷重、及び後述する鉄骨梁80の曲げモーメント等を負担しない。したがって、本実施形態では、耐火被覆材60には、補強筋等が埋設されていない。
耐火被覆材60の外面は、仕上材(化粧材)62によって被覆されている。図4に示されるように、仕上材62は、例えば、耐火被覆材60に頭部が埋設された木ネジ64によって耐火被覆材60に固定されている。また、仕上材62は、下側木質柱10及び上側木質柱12の燃え代層26と連続するように配置されている。
なお、耐火被覆材60に対する仕上材62の固定構造は、木ネジ64に限らず、適宜変更可能である。また、仕上材62は、省略可能である。
(継手部材)
図1に示されるように、仕口部材30には、継手部材70が設けられている。継手部材70は、例えば、鋼板等の金属板によって形成されたガセットプレートとされている。この継手部材70は、仕口部材本体32の上下方向の中間部から突出している。また、継手部材70は、縦にした状態で配置されており、仕口部材本体32のフランジ部34の外面における幅方向の中央部に溶接等によって接合されている。
継手部材70は、下側木質柱10の上面10Uとの間に間隔G1を空けて配置されている。また、継手部材70は、上側木質柱12の下面12Lとの間に間隔G2を空けて配置されている。これにより、火災時に、継手部材70を介して下側木質柱10の上面10U及び上側木質柱12の下面12Lに火災熱が直接的に伝達されることが抑制される。
継手部材70は、耐火被覆材60の上下方向の中間部から突出されている。この継手部材70の突出方向の先端側には、鉄骨梁80が接合されている。
(鉄骨梁)
鉄骨梁80は、H形鋼によって形成されている。この鉄骨梁80は、上下方向に互いに対向する一対のフランジ部80Aと、一対のフランジ部80Aを接続するウェブ部80Bとを有している。
鉄骨梁80のウェブ部80Bは、継手部材70に重ねられた状態で、ボルト82及びナット83(図3参照)によって継手部材70に接合(ピン接合)されている。これにより、鉄骨梁80が、継手部材70及び仕口部材30を介して下側木質柱10及び上側木質柱12と接合されている。
なお、鉄骨梁80は、例えば、図示しないクレーン等によって継手部材70の上方から仕口部材30の横に降ろされる。この際、鉄骨梁80の下側のフランジ部80Aが継手部材70に干渉しないように、下側のフランジ部80Aの端部に切欠き84が形成されている。
鉄骨梁80の上には、スラブ90が設けられている。スラブ90は、鉄筋コンクリート造とされており、鉄骨梁80に支持されている。また、スラブ90の端部と耐火被覆材60の仕上材62との隙間には、耐火シール92が設けられている。
(作用)
次に、本実施形態の作用について説明する。
図1に示されるように、本実施形態によれば、金属製の仕口部材30は、下側木質柱10の上面10Uに接合されている。この仕口部材30は、耐火被覆材60によって耐火被覆されている。これにより、下側木質柱10の耐火性能が高められる。
また、仕口部材30には、耐火被覆材60から突出する金属製の継手部材70が設けられている。この継手部材70には、鉄骨梁80が接合されている。
ここで、火災時には、金属製の継手部材70から仕口部材30を介して下側木質柱10に火災熱が伝達される。この際、継手部材70が下側木質柱10の上面10Uに接触していると、継手部材70から下側木質柱10の上面10Uに火災熱が直接的に伝達され、下側木質柱10の耐火性能が低下する可能性がある。
これに対して実施形態の継手部材70は、下側木質柱10の上面10Uとの間に間隔G1を空けて配置されている。これにより、火災時に、継手部材70から下側木質柱10の上面10Uに火災熱が直接的に伝達されることが抑制される。したがって、下側木質柱10の耐火性能の低下を低減することができる。
また、仕口部材30は、上側木質柱12の下面12Lに接合されている。この継手部材70は、上側木質柱12の下面12Lとの間に間隔G2を空けて配置されている。これにより、火災時に、継手部材70から上側木質柱12の下面12Lに火災熱が直接的に伝達されることが抑制される。したがって、上側木質柱12の耐火性能の低下も低減することができる。
さらに、モルタル、グラウト、及びセルフレベリング材は、例えば、コンクリートと比較して、流動性が高い。したがって、耐火被覆材60として、モルタル、グラウト、又はセルフレベリング材を用いることにより、耐火被覆材60の施工性が向上する。
さらにまた、耐火被覆材60として、石こう系のセルフレベリング材を用いることにより、火災時における石こう中の結晶水の熱分解によって、耐火被覆材60の温度上昇が抑制される。したがって、耐火被覆材60の耐火性能が向上する。
しかも、耐火被覆材60は、設計上、上側木質柱12の鉛直荷重、及び後述する鉄骨梁80の曲げモーメント等を負担しない。したがって、耐火被覆材60に埋設する補強筋等を省略し、又は低減することができる。したがって、耐火被覆材60の施工性が向上する。
(変形例)
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、耐火被覆材60に補強筋等が埋設されていない。しかし、耐火被覆材60には、必要に応じて補強筋等が埋設されても良い。
また、上記実施形態では、仕口部材30の仕口部材本体32がH形鋼によって形成されている。しかし、仕口部材本体は、例えば、I形鋼、C形鋼、又は鋼管等によって形成されても良い。
また、上記実施形態の下側木質柱10及び上側木質柱12は、耐火被覆部22として、燃え止まり層24及び燃え代層26を有している。しかし、燃え止まり層24及び燃え代層26の一方は、省略可能である。また、耐火被覆部22を省略し、下側木質柱10及び上側木質柱12を無耐火構造としても良い。
また、上記実施形態では、仕口部材30の上に上側木質柱12が立てられる。しかし、例えば、構造物の最上階等では、上側木質柱12は省略可能である。
また、上記実施形態では、継手部材70に接合される梁が、鉄骨梁80とされている。しかし、継手部材70に接合される梁は、例えば、木造(木質梁)又は鉄筋コンクリート造等であっても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 下側木質柱
10U 上面(下側木質柱の上面)
12 上側木質柱
12L 下面(上側木質柱の下面)
30 仕口部材
60 耐火被覆材
70 継手部材
80 鉄骨梁(梁)
G1 間隔(下側木質柱の上面と継手部材との間隔)
G2 間隔(上側木質柱の下面と継手部材との間隔)

Claims (3)

  1. 下側木質柱と、
    前記下側木質柱の上面に接合される金属製の仕口部材と、
    前記仕口部材を耐火被覆する耐火被覆材と、
    前記仕口部材に設けられ、前記下側木質柱の前記上面との間に間隔を空けて配置されるとともに前記耐火被覆材から突出し、梁が接合される金属製の継手部材と、
    を備える木質柱梁接合構造。
  2. 下面に前記仕口部材が接合される上側木質柱を備え、
    前記継手部材は、前記上側木質柱の前記下面との間に間隔を空けて配置される、
    請求項1に記載の木質柱梁接合構造。
  3. 前記耐火被覆材は、モルタル又はセルフレベリング材とされる、
    請求項1又は請求項2に記載の木質柱梁接合構造。
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