JP2021095559A - ペースト塩化ビニル系樹脂及びその製造方法 - Google Patents

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Kazunori Watanabe
和徳 渡邉
磯田 茂紀
Shigenori Isoda
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Abstract

【課題】 本発明は高い表面強度と発泡性を備え、特に発泡壁紙用として優れた特性を有するペースト塩化ビニル系樹脂及びその製造方法を提供する。【解決手段】 重合度1200以上2200以下の塩化ビニル系ポリマー100重量部に対して、平均粒子径50nm以上1000nm以下のアクリル系樹脂0.1重量部を超えて5重量部以下、アルキルベンゼンスルホン酸塩0.05重量部以上2.5重量部以下を含むペースト塩化ビニル系樹脂。【選択図】 なし

Description

本発明は、表面強度、伸び、発泡性、表面平滑性に優れ、特に発泡壁紙用として優れた特性を有するペースト塩化ビニル系樹脂及びその製造方法に関するものである。
ペースト加工用塩化ビニル系樹脂(以下、ペースト塩ビと略記する場合もある。)は、一般に可塑剤、充填剤、安定剤又はその他の配合剤などと共に混練することにより、ペースト塩ビゾルを調製し、該ペースト塩ビゾルを使用し種々の成形加工法により壁紙、タイルカーペット、手袋などの様々な成形加工品に用いられている。
そして、壁紙用途分野においては、壁紙施工職人の人手不足や高齢化が課題となり、施工の容易な壁装材が求められている。このため、例えば、壁紙用裏打紙と樹脂層を備える壁装材においては、一般的に、製品重量が軽く取り扱いが容易な製品が好まれる。また、施工する下地の凹凸を隠蔽するために、発泡剤を用いてその厚さを厚くしたものが非常に多い。
しかしながら、発泡剤を用いて壁紙を厚くすると、壁紙の表面強度が低下し、施工時や施工後の生活における破損のリスクが高まることがある。
この課題を解決するために、例えば、高い表面強度と必要十分な厚みを備えつつ軽量化した発泡壁紙及びその製造方法が提案されている(例えば特許文献1参照。)。
特開2018−51960号公報
しかし、特許文献1に提案の発泡壁紙においては、発泡壁紙用としての塩化ビニル系樹脂、ペースト塩ビについては何ら検討のなされていないものであった。
そこで、本発明は、高い表面強度、表面平滑性と発泡性を備え、特に発泡壁紙用として適したペースト塩ビ及びその製造方法を提供することにある。
本発明者は、上記の課題について鋭意検討を重ねた結果、塩化ビニル系ポリマーに特定量のアクリル系樹脂及びアルキルベンゼンスルホン酸塩を含むペースト塩ビが極めて表面強度が高く、発泡性の良好なものとなることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、重合度1200以上2200以下の塩化ビニル系ポリマー100重量部に対して、平均粒子径50nm以上1000nm以下のアクリル系樹脂0.1重量部を超えて5重量部以下、アルキルベンゼンスルホン酸塩0.05重量部以上2.5重量部以下を含むことを特徴とするペースト塩ビ及びその製造方法に関するものである。
以下、本発明に関し詳細に説明する。
本発明のペースト塩ビは、塩化ビニル系ポリマー100重量部に対して、平均粒子径50nm以上1000nm以下のアクリル系樹脂0.1重量部を超えて5重量部以下、アルキルベンゼンスルホン酸塩0.05重量部以上2.5重量部以下を含むものである。
本発明のペースト塩ビを構成する塩化ビニル系ポリマーは、重合度が1200以上2200以下ものであり、特に表面強度と表面平滑性に優れるものとなることから重合度1200以上1800以下ものであることが好ましく、更に重合度1300以上1700以下のものであることが好ましい。ここで、重合度が1200未満である場合、表面強度に劣るものとなる。一方、重合度が2200を越えるものである場合、表面平滑性に劣るものとなる。なお、塩化ビニル系ポリマーの重合度の測定方法としては、例えばJIS K6721のウベローデ粘度計を用いて、溶液粘度測定法により重合度として算出する方法を挙げることができる。
該塩化ビニル系ポリマーとしては、塩化ビニル単独重合体はもとより、共重合体であってもよくその際の共重合可能な単量体としては、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ミリスチン酸ビニル、安息香酸ビニル等のビニルエステル類;アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸等の不飽和カルボン酸またはその無水物;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル等のアクリル酸エステル類;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル等のメタクリル酸エステル類;マレイン酸エステル、フマル酸エステル、桂皮酸エステル類等の不飽和カルボン酸エステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルアミルエーテル、ビニルフェニルエーテル等のビニルエーテル類;エチレン、プロピレン、ブテン、ペンテン等のモノオレフィン類;塩化ビニリデン、スチレン及びその誘導体、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等を挙げることができる。
該塩化ビニル系ポリマーは、ペースト塩ビの一般的な重合法として知られている乳化重合法、ミクロ懸濁重合法、シード乳化重合法、シードミクロ懸濁重合法等により得られる塩化ビニル系ポリマーであってもよく、これら重合法により塩化ビニル系ポリマーラテックスを得て、得られたラテックスの水分を除去することにより得ることができる。その際に、塩化ビニル系ポリマーラテックスから水分を除去する方法としては、例えば噴霧乾燥、流動層乾燥、通気乾燥、回転乾燥、伝導加熱乾燥による方法等が挙げられ、中でも、効率よく水分を除去できることから、噴霧乾燥による方法が好ましい。
以下に、該塩化ビニル系ポリマー、塩化ビニル系ポリマーラテックスを製造する際の一例として、シードミクロ懸濁重合法による方法を示す。
シードミクロ懸濁重合法とは、1)ミクロ懸濁重合法により油溶性重合開始剤を含む塩化ビニル系ポリマーを含有する塩化ビニル系ポリマーシードラテックスを得る第一段階、2)得られたシードラテックスを塩化ビニルモノマー、又は塩化ビニルモノマーとこれと共重合可能な単量体を、脱イオン水、乳化剤、緩衝剤、必要に応じて高級アルコール等の乳化助剤の存在下で緩やかな攪拌で重合を行い、シードラテックスを肥大化させて塩化ビニル系ポリマーラテックスを得る第二段階からなる重合方法である。
ここで、塩化ビニルモノマーと共重合可能な単量体としては、上記した単量体を例示することができる また、乳化剤としては、後述するアルキルベンゼンスルホン酸塩以外に、例えばラウリル硫酸エステルナトリウム塩、ミリスチル硫酸エステル塩等のアルキル硫酸エステル塩類;ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム塩、ジヘキシルスルホコハク酸ナトリウム塩等のスルホコハク酸塩類;ラウリン酸アンモニウム塩、ステアリン酸カリウム塩等の脂肪酸塩類;ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルアリール硫酸エステル塩類等のアニオン系乳化剤,ソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート等のソルビタンエステル類;ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエステル類等のノニオン系乳化剤等の従来より知られているものを1種類又は2種類以上用いることができる。緩衝剤としては、例えばリン酸一水素アルカリ金属塩、リン酸二水素アルカリ金属塩、フタル酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、ホウ酸−苛性カリウム溶液等が挙げられる。
さらに、必要に応じて用いられる乳化助剤としては、例えばセチルアルコール、ラウリルアルコール等の高級アルコール;ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等の高級脂肪酸、そのエステル;芳香族炭化水素、高級脂肪酸炭化水素、塩素化パラフィンのようなハロゲン化炭化水素等が挙げられる。
また、シードミクロ懸濁重合法に用いられる塩化ビニル系ポリマーシードラテックスは、以下のようなミクロ懸濁重合法で調製することが可能である。まず、塩化ビニルモノマー、油溶性重合開始剤、界面活性剤、緩衝剤、高級アルコール、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、塩素化パラフィン等の分散助剤、必要に応じて重合度調整剤を添加してプレミックスし、ホモジナイザーにより均質化処理して油滴の調整を行なう。この際のホモジナイザーとしては、例えば、コロイドミル、振動攪拌機、二段式高圧ポンプ等を用いることができる。そして、均質化処理した液を重合器に送り、緩やかに攪拌しながら重合器内の温度を上げて重合反応を開始し、所定の転化率に達するまで重合を行なうことにより油溶性重合開始剤を含有する塩化ビニル系ポリマーシードラテックスを調整することが可能である。
その際の油溶性重合開始剤としては、10時間半減期温度30〜70℃のジアシルパーオキサイドが好ましく、そのような油溶性重合開始剤としては、例えばイソブチリルパーオキサイド、3,3,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド、オクタノイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ステアロイルパーオキサイド、コハク酸パーオキサイド等が挙げられる。
本発明のペースト塩ビを構成するアクリル系樹脂としては、アクリル系樹脂の範疇に属するものであれば如何なるものであってもよく、例えばポリメチルメタクリレート、ポリ(メチルメタクリレート−アクリル酸ブチル)共重合体、ポリ(メチルメタクリレート−アクリル酸エチル)共重合体、ポリ(メチルメタクリレート−アクリル酸オクチル)共重合体等を挙げることができ、中でも高表面強度と発泡性のバランスに優れるペースト塩ビとなることから、ガラス転移温度(Tg)が、−40℃〜50℃のアクリル系樹脂であることが好ましい。また、該アクリル系樹脂は、後述する水性アクリル樹脂エマルションを構成するアクリル系樹脂であってもよい。さらに、増粘型水性アクリル樹脂エマルションを構成するアクリル系樹脂であることが好ましい。
該アクリル樹脂は、平均粒径50nm以上1000nm以下のものであり、特に発泡性と表面強度に優れるものとなることから100nm以上400nm以下のものが好ましい。この際の平均粒径の測定方法としては、例えばレーザー回折式粒度分布測定や電子顕微鏡観察の結果より算出する方法を挙げることができる。ここで、平均粒径50nm未満である場合、ゾルとした際の粘度が高くなり、ハンドリング性に劣るものとなる。一方、1000nmを越えるものである場合、表面平滑性、強度に劣るものとなる。
そして、本発明のペースト塩ビは、アクリル系樹脂0.1重量部を超えて5重量部以下を含むものであり、特に発泡性と表面平滑性に優れるものとなることから0.3重量部以上3重量部以下であることが好ましく、更に0.8重量部以上1.5重量部以下であることが好ましい。ここで、0.1重量部以下である場合、表面平滑性に劣るものとなる。一方、5重量部を超える場合、ゾルにした際の粘度が高くなるため、ハンドリング性に課題を発生する場合がある。
本発明のペースト塩ビを構成するアルキルベンゼンスルホン酸塩としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩の範疇に属するものであれば如何なるものであってもよく、例えばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸アンモニウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアンモニウム塩等を挙げることができ、中でも表面平滑性に優れるペースト塩ビを提供することが可能となることからドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩であることが好ましい。
本発明のペースト塩ビは、アルキルベンゼンスルホン酸塩0.05重量部以上2.5重量部以下を含むものであり、特に表面平滑性、表面強度に優れるものとなることから0.5重量部以上2.0重量部以下であることが好ましく、更に0.8重量部以上1.5重量部以下を含むものであることが好ましい。そして、該アルキルベンゼンスルホン酸塩は、塩化ビニル系ポリマーを得る際の乳化剤であってもよく、塩化ビニル系ポリマー調製時の乳化剤をそのまま、または別途添加・減量することにより添加量を調整したものであってもよい。ここで、アルキルベンゼンスルホン酸塩が0.05重量部未満である場合、表面平滑性に劣るものとなる。一方、2.5重量部を越える場合、表面強度に劣るものとなる。
本発明のペースト塩ビは、本発明の目的・効果を逸脱しない範囲において、その他、重合開始剤、乳化剤、乳化助剤、緩衝剤、高級アルコール、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、塩素化パラフィン等の分散助剤、重合度調整剤等の塩化ビニル系ポリマー調製時において、一般的に添加される物質等を含むものであってもよい。
本発明のペースト塩ビの製造方法としては、如何なる製造方法によるものであってもよく、例えば塩化ビニル系ポリマー、アクリル系樹脂及びアルキルベンゼンスルホン酸塩を混合する方法、上記した塩化ビニル系ポリマーラテックスにアクリル系樹脂を混合し乾燥を行う方法、より効率的な方法としてアクリル系樹脂として水性アクリル樹脂エマルションを混合し乾燥を行う方法を挙げることができる。この際の水性アクリル樹脂エマルションとしては、市販品であってもよく、例えば(商品名)ポリトロンE418(旭化成(株)製)、(商品名)LX874(日本ゼオン(株)製)、ポリトロンA655(旭化成(株))、ポリトロンZ332(旭化成(株))、ポリトロンE5300(旭化成(株))、ポリトロンA655(旭化成(株))、LX851C(日本ゼオン(株))、LX851F2(日本ゼオン(株)、LX814(日本ゼオン(株))、LX855E1(日本ゼオン(株))、アロンA−7055(東亜合成(株))、アロンB−300K(東亜合成(株))、アロンB−500(東亜合成(株))、プライマルTT−615(ローム・アンド・ハース社)、プライマルTT−935(ローム・アンド・ハース社)、プライマルASE−60(ローム・アンド・ハース社)、プライマルASE−75(ローム・アンド・ハース社)、プライマルASE−95(ローム・アンド・ハース社)、プライマルRM−5(ローム・アンド・ハース社)、SNシックナーA−818(サンノプコ(株))、SNシックナーA−850(サンノプコ(株))、オステッカーV−500(日華化学(株))、レオジック250H(日本純薬(株))、レオジック835H(日本純薬(株))等を挙げることができる。中でも特に発泡性に優れるものとなることからアロンA−7055(東亜合成(株))、アロンB−300K(東亜合成(株))、アロンB−500(東亜合成(株))、プライマルTT−615(ローム・アンド・ハース社)、プライマルTT−935(ローム・アンド・ハース社)、プライマルASE−60(ローム・アンド・ハース社)、プライマルASE−75(ローム・アンド・ハース社)、プライマルASE−95(ローム・アンド・ハース社)、プライマルRM−5(ローム・アンド・ハース社)、SNシックナーA−818(サンノプコ(株))、SNシックナーA−850(サンノプコ(株))、オステッカーV−500(日華化学(株))、レオジック250H(日本純薬(株))、レオジック835H(日本純薬(株))等の増粘型水性アクリル樹脂エマルション、さらにアルカリ増粘型水性アクリル樹脂エマルション、pH2〜4のアルカリ増粘型水性アクリル樹脂エマルションであることが好ましい。また、ラテックスの乾燥方法としては、上記した塩化ビニル系ポリマーラテックスから水分を除去する方法と同様の方法を挙げることができ、中でも、効率よく水分を除去できるために、噴霧乾燥による方法が好ましい。そして、噴霧乾燥により本発明のペースト塩ビは、取り扱い性に優れる粒状物として製造することができる。
本発明のペースト塩ビは、アルキルベンゼンスルホン酸塩と粒子状アクリル系樹脂とを含むペースト塩ビであり、その形状としては如何なるものであってもよく、例えばアルキルベンゼンスルホン酸塩と粒子状アクリル系樹脂とを含むペースト塩ビ粒子を挙げることができる。
本発明のペースト塩ビは、可塑剤、充填剤、顔料、発泡剤、希釈剤、安定剤等を配合することにより、成形加工性に優れるペースト塩ビゾルとすることが可能となり、フィルム、シート、壁紙、床材、発泡シート等の各種用途に適用可能であり、特に表面平滑性、表面強度、発泡性等の要求される発泡壁紙用として特に適したものとなる。
本発明のペースト塩ビは、表面強度、表面平滑性、発泡性に優れる発泡体を提供することが可能であり、その工業的価値は非常に高いものである。
以下に、実施例より得られたペースト塩ビの評価方法を示す。
<塩化ビニル系ポリマーの重合度>
JIS K6721のウベローデ粘度計を用いて、溶液粘度測定法により重合度を算出した。
<発泡倍率>
得られたペースト塩ビを発泡体として以下の(1)式により算出した。
発泡倍率=(発泡体の厚み−原反の厚み)/原反の厚み (1)
<表面平滑性>
得られたペースト塩ビを発泡体とし、その表面平滑性を目視で観察評価した。
表面平滑性の評価基準を以下に示す。
○:表面が平滑。
×:表面が粗い。
<表面強度>
壁紙工業会制定の規格「表面強化壁紙性能規定」に準拠した試験により、引っ掻き時の表面の破損状態を目視判定した。評価基準を以下に示す。
○:表面層の破れが見えるが紙等の裏打材が見えない
×:表面が破けて紙等の裏打材が明らかに見える
合成例1
1mステンレス製オートクレーブに脱イオン水360kg、塩化ビニルモノマー300kg、過酸化ラウロイル5.7kg及び15重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩水溶液30kgを仕込み、ホモジナイザーを用いて3時間循環し均質化処理を行なった後、反応系の温度を45℃に上げて重合を開始した。重合系の圧力が低下した後、未反応塩化ビニルモノマーを回収し、固形分含有率35重量%、平均粒子径0.55μm、塩化ビニル系ポリマーに対して2重量%の過酸化ラウロイルを含有する塩化ビニル系ポリマーシードラテックス(a)を得た。
合成例2
1mステンレス製オートクレーブに脱イオン水400kg、塩化ビニルモノマー350kg、16重量%ラウリン酸カリウム水溶液2kg及び16重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩水溶液5kgを仕込み、反応系の温度を60℃に上げて重合を開始した。重合系の圧力が低下した後、未反応塩化ビニルモノマーを回収し、固形分含有率40重量%、平均粒子径0.15μmである塩化ビニル系ポリマーシードラテックス(b)を得た。
製造例1
2.5Lステンレス製オートクレーブに脱イオン水610g、塩化ビニルモノマー730g、5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩水溶液0.8g、合成例1により得られた平均粒子径0.55μmのシードラテックス(a)を塩化ビニルモノマー100重量部に対し4重量部、合成例2により得られた平均粒子径0.15μmのシードラテックス(b)を塩化ビニルモノマー100重量部に対し7重量部仕込み、この反応混合物の温度を45℃に上げて重合を開始した。重合を開始してから重合を終了までの間、塩化ビニルモノマーに対し0.7重量部の5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩水溶液を連続的に添加した。重合圧が45℃における塩化ビニルモノマーの飽和蒸気圧から0.28MPaまで降下したときに重合を停止し、未反応塩化ビニルモノマーを回収し、平均粒子径が1.4μmで、重合度が1650の塩化ビニル系ポリマーラテックスを得た。
実施例1
製造例1により得られた塩化ビニル系ポリマーラテックス(平均粒子径:1.4μm、重合度:1650)1kgに、水性アクリル樹脂エマルション(旭化成(株)、商品名:ポリトロンE418、平均粒子径0.14μm)を4g(塩化ビニル系樹脂100重量部に対して1重量部相当)添加してから攪拌し、回転円盤式のスプレードライヤーを用い、熱風温度160℃、出口温度55℃で噴霧乾燥し、ペースト塩ビを得た。
得られたペースト塩ビは、塩化ビニルポリマー100重量部に対し平均粒子径140nmのアクリル樹脂1重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩0.9重量部を含むものであった。
得られたペースト塩ビ100重量部に対し、可塑剤としてジイソノニルフタレート((株)ジェイ・プラス、グレード工業用)40重量部、充填剤として炭酸カルシウム(三共精粉(株)、商品名一級)20重量部、顔料として酸化チタン(テイカ(株)、商品名JR600A)15重量部、発泡剤(大塚化学(株)、商品名AZウルトラ1050)3重量部、希釈剤(JX日鉱日石(株)、商品名N10)10重量部、安定剤(大協化成工業(株)、商品名LFX88)3重量部を用い、ディゾルバーを用いて混練し、ペースト塩ビゾルを得た。
得られたペースト塩ビゾルを、予め180℃で5秒加熱した難燃紙上に0.14mmの厚みでコーティングし、180℃で12秒加熱することにより、原反を得た。
得られた原反の厚みを測定した後、230℃で35秒加熱することにより発泡体を得た。その後、得られた発泡体の厚みを測定し、発泡倍率、表面平滑性、セル構造を評価した。試験結果を表1に示す。発泡倍率は5.8倍であり、表面平滑性、表面強度に優れるものであった。
実施例2
製造例1により得られた塩化ビニル系ポリマーラテックス(平均粒子径:1.4μm、重合度:1650)1kgに、水性アクリル樹脂エマルション(日本ゼオン(株)、商品名:LX874、平均粒子径0.39μm)を4g(塩化ビニル系樹脂100重量部に対して1重量部相当)添加してから攪拌し、回転円盤式のスプレードライヤーを用い、熱風温度160℃、出口温度55℃で噴霧乾燥し、ペースト塩ビを得た。
得られたペースト塩ビは、塩化ビニルポリマー100重量部に対し平均粒子径390nmのアクリル樹脂1重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩0.9重量部を含むものであった。
実施例1と同様の方法によりペースト塩ビゾルを調製し、発泡体としての評価を行った。発泡倍率、表面平滑性、セル構造を評価した。試験結果を表1に示した。発泡倍率は5.7倍であり、表面平滑性、表面強度に優れるものであった。
実施例3
製造例1により得られた塩化ビニル系ポリマーラテックス(平均粒子径:1.4μm、重合度:1650)1kgに、水性アクリル樹脂エマルション(旭化成(株)、商品名:ポリトロンE902S、平均粒子径0.24μm)を4g(塩化ビニル系樹脂100重量部に対して1重量部相当)添加してから攪拌し、回転円盤式のスプレードライヤーを用い、熱風温度160℃、出口温度55℃で噴霧乾燥し、ペースト塩ビを得た。
得られたペースト塩ビは、塩化ビニルポリマー100重量部に対し平均粒子径240nmのアクリル樹脂1重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩0.9重量部を含むものであった。
実施例1と同様の方法によりペースト塩ビゾルを調製し、発泡体としての評価を行った。発泡倍率、表面平滑性、セル構造を評価した。試験結果を表1に示した。発泡倍率は5.4倍であり、表面平滑性、表面強度に優れるものであった。
Figure 2021095559
比較例1
水性アクリル樹脂エマルション4gの代わりに40gとした以外は、実施例2と同様の方法により塩化ビニル系樹脂を得た。
得られた塩化ビニル系樹脂は、塩化ビニル系ポリマー100重量部に対しアクリル樹脂10重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩0.9重量部を含むものであった。
実施例1と同様の方法により塩化ビニル系樹脂ゾルを調製し、発泡体としての評価を試みたが、粘度が高くコーティングすることができなかった。
比較例2
製造例1により得られた塩化ビニル系ポリマーラテックス(平均粒子径:1.4μm、重合度:1650)1kgを回転円盤式のスプレードライヤーを用い、熱風温度160℃、出口温度55℃で噴霧乾燥し、塩化ビニル系樹脂を得た。
実施例1と同様の方法により塩化ビニル系樹脂ゾルを調製し、発泡体としての評価を行った。発泡倍率、表面平滑性、セル構造を評価した。試験結果を表2に示した。表面平滑性に劣るものであった。
比較例3
水性アクリル樹脂エマルション4gの代わりに粉末アクリル樹脂(平均粒子径300μm)4gを用いた以外は、実施例1と同様の方法により塩化ビニル系樹脂を得た。
得られた塩化ビニル系樹脂は、塩化ビニル系ポリマー100重量部に対し平均粒径300μmのアクリル樹脂0.9重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩0.9重量部を含むものであった。
実施例1と同様の方法により塩化ビニル系樹脂ゾルを調製し、発泡体としての評価を試みたが、粘度が高くコーティングすることができなかった。
比較例4
水性アクリル樹脂エマルション4gの代わりに粉末アクリル樹脂(平均粒子径350μm)40gを用いた以外は、実施例1と同様の方法により塩化ビニル系樹脂を得た。
得られた塩化ビニル系樹脂は、塩化ビニル系ポリマー100重量部に対し平均粒子径350μmのアクリル樹脂10重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩0.9重量部を含むものであった。
実施例1と同様の方法により塩化ビニル系樹脂ゾルを調製し、発泡体としての評価を試みたが、粘度が高くコーティングすることができなかった。
比較例5
2.5Lステンレス製オートクレーブ中に脱イオン水610g、塩化ビニルモノマー730g、5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.8g、合成例1により得られた平均粒子径0.55μmのシードラテックス(a)を塩化ビニルモノマー100重量部に対し4重量部、合成例2により得られた平均粒子径0.15μmのシードラテックス(b)を塩化ビニルモノマー100重量部に対し7重量部仕込み、この反応混合物の温度を6℃に上げて重合を開始した。重合を開始してから重合を終了までの間、塩化ビニルモノマーに対し0.7重量部の5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを連続的に添加した。重合圧が64℃における塩化ビニルモノマーの飽和蒸気圧から0.51MPaまで降下したときに重合を停止し、未反応塩化ビニルモノマーを回収し、平均粒子径が1.5μmで、重合度が830の塩化ビニル系樹脂ラテックスを得た。
得られた塩化ビニル系樹脂ラテックス(平均粒子径:1.4μm、重合度:830)1kgに、水性アクリル樹脂エマルション(旭化成(株)、商品名:ポリトロンE418、平均粒子径0.14μm)を4g(塩化ビニル系樹脂100重量部に対して1重量部相当)添加してから攪拌し、回転円盤式のスプレードライヤーを用い、熱風温度160℃、出口温度55℃で噴霧乾燥し、塩化ビニル系樹脂を得た。
得られた塩化ビニル系樹脂は、塩化ビニルポリマー100重量部に対し平均粒子径140nmのアクリル樹脂1重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩0.9重量部を含むものであった。
実施例1と同様の方法により塩化ビニル系樹脂ゾルを調製し、発泡体としての評価を行った。発泡倍率、表面平滑性、セル構造を評価した。試験結果を表2に示した。表面強度が低いものであった。
比較例6
2.5Lステンレス製オートクレーブ中に脱イオン水610g、塩化ビニルモノマー800g、5重量%ラウリル硫酸ナトリウム0.5g、合成例1により得られた平均粒子径0.55μmのシードラテックス(a)を塩化ビニルモノマー100重量部に対し4重量部仕込み、この反応混合物の温度を48℃に上げて重合を開始した。重合を開始してから重合を終了までの間、塩化ビニルモノマーに対し0.7重量部の5重量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを連続的に添加した。重合圧が48℃における塩化ビニルモノマーの飽和蒸気圧から0.50MPaまで降下したときに重合を停止し、未反応塩化ビニルモノマーを回収し、平均粒子径が1.6μmで、重合度が1650の塩化ビニル系樹脂ラテックスを得た。
得られた塩化ビニル系樹脂ラテックス(平均粒子径:1.6μm、重合度:1650)1kgに、水性アクリル樹脂エマルション(旭化成(株)、商品名:ポリトロンE418、平均粒子径0.14μm)を4g(塩化ビニル系樹脂100重量部に対して1重量部相当)添加してから攪拌し、回転円盤式のスプレードライヤーを用い、熱風温度160℃、出口温度55℃で噴霧乾燥し、塩化ビニル系樹脂を得た。
得られた塩化ビニル系樹脂は、塩化ビニルポリマー100重量部に対し平均粒子径140nmのアクリル樹脂1重量部を含むものであった。
実施例1と同様の方法により塩化ビニル系樹脂ゾルを調製し、発泡体としての評価を行った。発泡倍率、表面平滑性、セル構造を評価した。試験結果を表2に示した。表面平滑性、表面強度に劣るものであった。
Figure 2021095559
実施例4
製造例1により得られた塩化ビニル系ポリマーラテックス(平均粒子径:1.4μm、重合度:1650)1kgに、増粘型水性アクリル樹脂エマルション(東亜合成(株)、商品名:アロンB−300K、平均粒子径0.15μm)を4g(塩化ビニル系樹脂100重量部に対して1重量部相当)添加してから攪拌し、回転円盤式のスプレードライヤーを用い、熱風温度160℃、出口温度55℃で噴霧乾燥し、ペースト塩ビを得た。
得られたペースト塩ビは、塩化ビニルポリマー100重量部に対し平均粒子径150nmのアクリル樹脂1重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩0.9重量部を含むものであった。
実施例1と同様の方法によりペースト塩ビゾルを調製し、発泡体としての評価を行った。発泡倍率、表面平滑性、セル構造を評価した。試験結果を表3に示した。発泡倍率は6.2倍であり、表面平滑性、表面強度に優れるものであった。
実施例5
製造例1により得られた塩化ビニル系ポリマーラテックス(平均粒子径:1.4μm、重合度:1650)1kgに、増粘型水性アクリル樹脂エマルション(東亜合成(株)、商品名:アロンB−300K、平均粒子径0.15μm)を2g(塩化ビニル系樹脂100重量部に対して0.5重量部相当)添加してから攪拌し、回転円盤式のスプレードライヤーを用い、熱風温度160℃、出口温度55℃で噴霧乾燥し、ペースト塩ビを得た。
得られたペースト塩ビは、塩化ビニルポリマー100重量部に対し平均粒子径150nmのアクリル樹脂1重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩0.9重量部を含むものであった。
実施例1と同様の方法によりペースト塩ビゾルを調製し、発泡体としての評価を行った。発泡倍率、表面平滑性、セル構造を評価した。試験結果を表3に示した。発泡倍率は6.0倍であり、表面平滑性、表面強度に優れるものであった。
実施例6
製造例1により得られた塩化ビニル系ポリマーラテックス(平均粒子径:1.4μm、重合度:1650)1kgに、増粘型水性アクリル樹脂エマルション(東亜合成(株)、商品名:アロンB−500、平均粒子径0.15μm)を2g(塩化ビニル系樹脂100重量部に対して0.5重量部相当)添加してから攪拌し、回転円盤式のスプレードライヤーを用い、熱風温度160℃、出口温度55℃で噴霧乾燥し、ペースト塩ビを得た。
得られたペースト塩ビは、塩化ビニルポリマー100重量部に対し平均粒子径150nmのアクリル樹脂1重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩0.9重量部を含むものであった。
実施例1と同様の方法によりペースト塩ビゾルを調製し、発泡体としての評価を行った。発泡倍率、表面平滑性、セル構造を評価した。試験結果を表3に示した。発泡倍率は6.3倍であり、表面平滑性、表面強度に優れるものであった。
Figure 2021095559
本発明のペースト塩ビは、発泡性を備え、高い表面強度、表面平滑性を提供するものであり、特に発泡壁紙用として優れた特性を有することから、その産業的価値は極めて高いものである。

Claims (7)

  1. 重合度1200以上2200以下の塩化ビニル系ポリマー100重量部に対して、平均粒子径50nm以上1000nm以下のアクリル系樹脂0.1重量部を超えて5重量部以下、アルキルベンゼンスルホン酸塩0.05重量部以上2.5重量部以下を含むことを特徴とするペースト塩化ビニル系樹脂。
  2. アルキルベンゼンスルホン酸塩が、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸アンモニウム塩及びドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアンモニウム塩からなる群より選択される少なくとも1種以上であることを特徴とする請求項1に記載のペースト塩化ビニル系樹脂。
  3. 発泡壁紙用であることを特徴とする請求項1又は2に記載のペースト塩化ビニル系樹脂
  4. アクリル系樹脂が、増粘型アクリル系樹脂であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のペースト塩化ビニル系樹脂。
  5. 塩化ビニル系ポリマーラテックスとアクリル系樹脂を混合し、乾燥を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のペースト塩化ビニル系樹脂の製造方法。
  6. アクリル系樹脂が、水性アクリル樹脂エマルションであることを特徴とする請求項5に記載のペースト塩化ビニル系樹脂の製造方法。
  7. 噴霧乾燥器にて乾燥を行うことを特徴とする請求項5又は6に記載のペースト塩化ビニル系樹脂の製造方法。
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