JP2021094808A5 - - Google Patents

Claims (29)

1. 表示装置を覆うカバーガラスであって、
   第１面及び前記第１面とは反対側の第２面を有する、ガラス板と、
   前記第１面側に配置された第１機能膜と、
   前記第２面側に配置された第２機能膜と、
   前記ガラス板の前記第１面側または前記第２面側のいずれか一方に配置された飛散防止膜と、
   を備えている、カバーガラス。
2. 前記飛散防止膜の厚みは、５０μｍ以上である、請求項１に記載のカバーガラス。
3. 前記飛散防止膜がフィルムによって形成され、
   前記飛散防止膜は、粘着層によって前記ガラス板に固定され、
   前記第１機能膜または前記第２機能膜は、前記飛散防止膜において前記粘着層とは反対側に積層されている、請求項１または２に記載のカバーガラス。
4. 前記フィルムは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、またはポリエステルのいずれかにより形成されている、請求項３に記載のカバーガラス。
5. 前記第１機能膜は、前記表示装置と対向するように配置される、請求項１から４のいずれかに記載のカバーガラス。
6. 前記ガラス板において、前記飛散防止膜が配置されていない側の面には、前記第１機能膜または前記第２機能膜が成膜されている、請求項１から３のいずれかに記載のカバーガラス。
7. 前記ガラス板において、前記飛散防止膜が配置されていない側の面には、前記第２機能膜が成膜されている、請求項６に記載のカバーガラス。
8. 前記第２機能膜及び前記ガラス板を透過する、波長が３４０ｎｍの光の透過率が３０％以下であり、且つ波長が３３０ｎｍの光の透過率が１％以下である、請求項７に記載のカバーガラス。
9. 前記ガラス板において、前記飛散防止膜が配置されていない側の面には、前記第１機能膜または前記第２機能膜を構成するフィルムが固定されている、請求項１から５のいずれかに記載のカバーガラス。
10. Ｆｅ₂Ｏ₃に換算した質量％で、前記ガラス板に含まれる鉄の酸化物の含有率が、０．０２０％以下である、請求項１から９のいずれかに記載のカバーガラス。
11. 前記ガラス板は、強化ガラスである、請求項１から１０のいずれかに記載のカバーガラス。
12. 前記ガラス板の厚みが３～８ｍｍである、請求項１１に記載のカバーガラス。
13. 前記ガラス板は、厚みが４～６ｍｍの熱強化ガラスである、請求項１１または１２に記載のカバーガラス。
14. 前記ガラス板は、厚みが約５ｍｍの熱強化ガラスである、請求項１１から１３のいずれかに記載のカバーガラス。
15. 前記成膜がなされた前記第１機能膜または前記第２機能膜に対し、荷重４．９Ｎ，１０００回転によるテーバー摩耗試験を実施後のヘイズ率が１．５％以下である、請求項６に記載のカバーガラス。
16. 前記成膜がなされた前記第１機能膜または前記第２機能膜の膜厚は、３００ｎｍ以下である、請求項１５に記載のカバーガラス。
17. 前記第１機能膜は、前記表示装置と対向するように配置される、請求項１から１０のいずれかに記載のカバーガラス。
18. 前記第１機能膜は、アンチグレア機能を有する、請求項１７に記載のカバーガラス。
19. 前記第１機能膜は、反射防止機能を有する、請求項１から１７のいずれかに記載のカバーガラス。
20. 前記第１機能膜は、防曇機能を有する、請求項１９に記載のカバーガラス。
21. 前記第２機能膜は、反射防止機能を有する、請求項１から２０のいずれかに記載のカバーガラス。
22. 前記第２機能膜は、防曇機能を有する、請求項２１に記載のカバーガラス。
23. 前記第２機能膜は、傷防止機能を有する、請求項２１に記載のカバーガラス。
24. 前記第２機能膜は、複数の層により構成され、
    前記複数の層の少なくとも１つが、ＴＣＯにより形成されている、請求項２３記載のカバーガラス。
25. 前記ＴＣＯの抵抗が、２０～２５０Ω／□である、請求項２４に記載のカバーガラス。
26. 前記ＴＣＯは、フッ素またはアンチモンの少なくとも１つを酸化スズにドープしたものである、請求項２４または２５に記載のカバーガラス。
27. 前記第２機能膜は、前記ガラス板とは反対側の面に配置される防曇層を有している、請求項２３に記載のカバーガラス。
28. 前記防曇層は、親水性または撥水性である、請求項２７に記載のカバーガラス。
29. 支持部材によって支持され、当該支持部材から上方に延びるように構成され、
    前記ガラス板において、前記支持部材により支持される端部から１ｍｍ以上１０ｍｍ以下離れた領域内には、前記飛散防止膜が設けられていない帯状の領域がある、請求項１から２８のいずれかに記載のカバーガラス。